JP2003284766A - イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置 - Google Patents

イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置

Info

Publication number
JP2003284766A
JP2003284766A JP2002290678A JP2002290678A JP2003284766A JP 2003284766 A JP2003284766 A JP 2003284766A JP 2002290678 A JP2002290678 A JP 2002290678A JP 2002290678 A JP2002290678 A JP 2002290678A JP 2003284766 A JP2003284766 A JP 2003284766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ions
ion generator
display panel
display device
negative ions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002290678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4293772B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Izumi
良弘 和泉
Yasukuni Yamane
康邦 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002290678A priority Critical patent/JP4293772B2/ja
Priority to CN03102919A priority patent/CN1434427A/zh
Priority to DE10302376A priority patent/DE10302376A1/de
Priority to US10/348,763 priority patent/US7031134B2/en
Publication of JP2003284766A publication Critical patent/JP2003284766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4293772B2 publication Critical patent/JP4293772B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T23/00Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/14Plasma, i.e. ionised gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/16Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using physical phenomena
    • A61L9/22Ionisation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の健康に配慮した機能(例えば、空気
清浄機能や殺菌機能)を有する表示装置および電子装置
を提供する。 【解決手段】 表示装置は、表示パネル12と、正イオ
ンおよび負イオンを発生するイオン発生装置14とを有
する。正イオンおよび負イオンの働きにより、表示面お
よび表示装置の周囲の空気中の微生物を死滅させたり、
有害な有機物質(悪臭のもと又は環境ホルモンなど)を
分解・除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置および電
子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1990年以降、液晶表示装置(LC
D)、プラズマ表示装置(PDP)、EL表示装置とい
ったフラットパネル表示装置(FPD)の開発が活発に
行なわれている。これらの表示装置は、特徴である省ス
ペース性を活かしながら、近年では、AV用やOA用、
医療画像用、各種情報提供用として、住宅やオフィスの
ほか病院施設、レストランやホテルなどの公共施設など
への設置が急速に進んでいる。
【0003】また、タッチパネル方式のATM装置や案
内装置に代表されるように、表示した情報に応答する形
式でユーザが情報を入力する、あるいは、ユーザの入力
情報に応答して情報を表示する機能を備えた電子装置
や、あるいは公共施設などの案内板として用いられる表
示装置が普及している。
【0004】一方、近年、居住環境の高気密化に伴う空
気環境の汚染は、例えば、アレルギーや喘息の患者の増
加を引き起こし、人々の健康に大変深刻な影響を与えて
いる。このため、人体に有害な空気中の浮遊物(微生物
や悪臭の原因になる有機物質など)を取り除き、健康で
快適な生活を送りたいという要望が強くなっている。ま
た、当然ながら、病院施設内の病室、診断室、手術室に
おいては、このような要望は一層強い。
【0005】これらの要望に応えるため、屋内や貯蔵室
内等の汚染物質を空気ともに吸引し、各種のフィルタに
より吸着または分解して除去する空気清浄機、空気調和
機などの空調装置が開発されている。しかしながら、こ
れらの空調装置は、長期の使用によりフィルタの交換等
のメンテナンスが不可欠であり、しかも、フィルタの特
性が充分でないため、満足のいく性能が得られていな
い。
【0006】これに対し、イオン発生装置を用いて、空
気中のイオン濃度を増加させる空調装置も開発されてい
る。しかし、これまでに市販されていた空調装置は負イ
オンのみを発生させるものであり、人間をリラックスさ
せる効果はある程度期待できるものの、例えば空気中の
浮遊菌の積極的な除去についてはほとんど効果が認めら
れていない。
【0007】また、特許文献1には、空気清浄機能付き
表示装置が開示されているが、集塵埃機能を有するだけ
で、空気中の浮遊菌を除去することはできない。
【0008】
【特許文献1】特開平11−316550号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これまで、表示装置や
表示装置を備えた電子装置(ATMやパソコンなど)に
ついては、利用者の健康を配慮した機能が付加されたも
のは開発されていなかった。例えば、医療現場で用いら
れる表示装置では、殺菌のために表示面をアルコールで
消毒する習慣も見られ、これは、表示装置の衛生管理に
人手が掛かるというだけでなく、表示装置に不良を発生
させる原因となる場合もあった。
【0010】本発明は、上記の諸点に鑑みてなされたも
のであり、利用者の健康に配慮した機能(例えば、空気
清浄機能や殺菌機能)を有する表示装置および電子装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による表示装置
は、表示パネルと、正イオンおよび負イオンを発生する
イオン発生装置とを有することを特徴とする。正イオン
および負イオンは、クラスタイオンであることが好まし
い。本発明による表示装置は、正イオンおよび負イオン
の働きにより、表示面および表示装置の周囲の空気中の
微生物を死滅させたり有害な有機物質(悪臭のもと又は
環境ホルモンなど)を分解・除去する。なお、微生物と
は、細菌(または生菌)、真菌およびウィルスを含む。
微生物を死滅させることを単に殺菌と呼ぶこともある。
【0012】前記正イオンはH+(H2O)m(mは任意
の自然数)を含み、前記負イオンはO2 -(H2O)n(n
は任意の自然数)を含み、前記正イオンと前記負イオン
とが反応してH22(過酸化水素分子)またはOHラジ
カル(「・OH」と表記することもある)を生成するこ
とが好ましい。
【0013】ある好ましい実施形態において、前記イオ
ン発生装置は、雰囲気中の水を電離することによって、
前記正イオンおよび前記負イオンを発生する。
【0014】前記イオン発生装置は、放電によって雰囲
気中の水を電離する構成を採用することができる。放電
は例えば高周波によるプラズマ放電を利用することがで
きる。
【0015】前記正イオンおよび前記負イオンはそれぞ
れ酸素分子イオンのクラスタを含んでもよい。酸素分子
イオンのクラスタは例えば空気中でコロナ放電を起こす
ことによって生成することができる。
【0016】前記正イオンおよび前記負イオンは、前記
表示パネルの表示面に供給されることが好ましい。ま
た、前記正イオンおよび前記負イオンは、使用者の頭上
に供給されることが好ましい。前記正イオンおよび前記
負イオンが前記表示パネルおよび使用者の頭上の両方に
供給される構成としてもよい。
【0017】流気を発生させる機構をさらに有し、前記
正イオンおよび前記負イオンは前記流気によって移送さ
れる構成としてもよい。前記流気を発生させる機構とし
て、ファンを用いてもよいし、熱源からの放熱による対
流を利用する機構を用いても良い。例えばPDPやプロ
ジェクタのように、表示装置が放熱ファンを有する場合
は、イオンを移送するためのファンを別途設ける必要は
無く、放熱ファンを利用することができる。
【0018】前記イオン発生装置が前記表示パネルのO
N/OFF動作と連動してON/OFF動作するように
構成しても良いし、あるいは、前記表示パネルのON/
OFF動作と独立してON/OFF動作するように構成
してもよい。勿論、前記イオン発生装置は、前記表示パ
ネルのON/OFF動作と連動して動作する第1動作モ
ードと、前記表示パネルのON/OFF動作と独立して
ON/OFF動作する第2動作モードとが切り替えられ
る構成としてもよい。
【0019】雰囲気ガスを定量分析する環境分析素子を
さらに有し、前記表示パネルは、前記環境分析素子から
出力される分析結果を表示することができる構成として
もよい。あるいは、前記分析結果を表示するインジケー
タを別途設けても良い。
【0020】前記イオン発生装置は、前記正イオンと前
記負イオンとの発生比率を変化させることができる構成
とすることができる。
【0021】前記イオン発生装置は、前記正イオンより
も前記負イオンを多く発生させるリフレッシュモードで
動作することができとともに、前記表示パネルは前記イ
オン発生装置が前記リフレッシュモードで動作している
間は環境映像を表示する構成としてもよい。
【0022】前記表示パネルは、液晶表示パネル、プラ
ズマ表示パネルおよびEL表示パネルからなる群から選
択され得る。
【0023】本発明による電子装置は、表示パネルと、
前記表示パネルに表示すべきデータを供給する回路を含
む制御装置と、正イオンおよび負イオンを発生するイオ
ン発生装置とを有し、前記正イオンおよび負イオンが前
記表示パネルに供給されることを特徴とする。すなわ
ち、イオン発生装置は、表示パネルと一体に設けられる
必要は無い。
【0024】前記正イオンはH+(H2O)m(mは任意
の自然数)を含み、前記負イオンはO2 -(H2O)n(n
は任意の自然数)を含み、前記正イオンと前記負イオン
とが反応してH22またはOHラジカルを生成すること
が好ましい。
【0025】ある好ましい実施形態において、前記イオ
ン発生装置は、雰囲気中の水を電離することによって、
前記正イオンおよび前記負イオンを発生する。
【0026】前記イオン発生装置は、放電によって雰囲
気中の水を電離する構成を採用することができる。放電
は例えば高周波によるプラズマ放電を利用することがで
きる。
【0027】前記正イオンおよび前記負イオンはそれぞ
れ酸素分子イオンのクラスタを含んでもよい。酸素分子
イオンのクラスタは例えば空気中でコロナ放電を起こす
ことによって生成することができる。
【0028】前記正イオンおよび前記負イオンは前記表
示パネルに供給されることが好ましい。前記正イオンお
よび前記負イオンは使用者の頭上に供給されることが好
ましい。前記正イオンおよび前記負イオンが前記表示パ
ネルおよび使用者の頭上の両方に供給される構成として
もよい。
【0029】ある実施形態において、電子装置は、流気
を発生させる機構をさらに有し、前記正イオンおよび前
記負イオンは前記流気によって移送される。
【0030】ある実施形態において、前記制御装置およ
び前記イオン発生装置を収容する筐体を有し、前記流気
を発生させる機構は前記筐体内に設けられている。
【0031】前記流気を発生させる機構として、ファン
を用いてもよいし、熱源からの放熱による対流を利用す
る機構を用いても良い。前記ファンは制御装置の放熱フ
ァンを兼ねることができる。
【0032】使用者によって情報が入力される入力装置
をさらに有し、前記正イオンおよび前記負イオンは、前
記入力装置にも供給されることが好ましい。ある好まし
い実施形態において、前記入力装置は、前記表示パネル
と一体に形成されたタッチパネルである。
【0033】イオン発生装置を有する電子装置は、表示
装置を有しないものであっても良い。表示パネルに代え
て、例えば、ガラス窓や半透明な太陽電池パネルなどに
正イオンおよび負イオンを供給する構成としてもよい。
さらには、使用者が手で触れる、あるいは口を近づけて
音声で入力する装置、特に公共施設に設置される電子装
置の入力装置に、正イオンおよび負イオンを供給する構
成としてもよい。このような構成を採用することによっ
て、電子装置の周辺の空気や入力装置の表面を清浄化を
清浄化(殺菌や消臭など)することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態の表示装置および表示装置を備える電子装
置の構成と機能を説明するが、本発明は以下の実施形態
に限定されるものではない。
【0035】図1は、本発明によるイオン発生装置を備
えた表示装置の構成を模式的に示す断面図である。
【0036】表示装置10は、表示パネル12と、イオ
ン発生装置14と、ファン16とを有している。表示パ
ネル10は、例えば、PDPであり、ファン16はPD
P用の放熱ファンである。イオン発生装置14は、正イ
オンおよび負イオンを発生し、これらの正イオンおよび
負イオンはファン16によって発生される流気によって
移送され、ノズル18を介して表示パネル10の表示面
に供給される。表示装置10の大きさ等によっては、フ
ァン16によって生成される流気の一部はそのまま背面
から排出されても良い。この場合、イオン発生装置14
から発生したクラスタイオンが一緒に排出されるように
構成することが好ましい。イオン発生装置14を複数設
けても良いし、排出経路を制限する構造を設けても良
い。また、表示装置を動作させていない期間にも、イオ
ン発生装置14(およびファン16)だけを動作させる
ようにしても良い。
【0037】まず、本発明の実施形態の表示装置および
表示装置を備えた電子装置に好適に用いられるイオン発
生装置の構成とその動作を説明する。イオン発生装置と
しては、本願出願人による特願2001−148809
号、野島他、第10回インテリジェント材料シンポジウ
ム講演要旨集、p.56〜p.57(2001.3.1
5)、西川他、平成12年電気学会、基礎・材料・共通
部門大会、講演要旨集p.229〜p.234(200
0)に記載されているものを好適に用いることができ
る。
【0038】図2は、イオン発生装置14の構成を模式
的に示す断面図である。イオン発生装置14は、一方の
端部が閉じられた円筒形の誘電体であるガラス管21
と、ガラス管21の外周面に沿って設けられた接地電極
23と、ガラス管21の内周面に沿って設けられた印加
電極22とを備えており、印加電極22には高周波回路
4が接続されている。
【0039】ガラス管21は、例えば厚さ1mmのパイ
レックス(登録商標)であり、接地電極23および印加
電極22は、多数の貫通孔を有する電極であり、例えば
メッシュ状のSUS304シートを用いることができ
る。
【0040】接地電極23を接地電位として、印加電極
22には高周波回路4により交流電圧(電圧:1kV〜
3kV、周波数:数kHzから数十kHz)が印加され
る。印加電極22に交流高電圧を印加すると、メッシュ
状の接地電極23の端面が強電界になる。このため、接
地電極23からプラズマ放電が起こり、空気中の水分子
(および酸素分子)が電離され、正イオンおよび負イオ
ンが生成される。
【0041】例えば、交流電圧として、周波数を15k
Hz、実効値を1.1kVおよび1.4kVとしたと
き、ガラス管21の周面から20cmの位置で、約20
0,000〜400,000個/cm3の正イオンと負
イオンが同時に測定された。イオン濃度の測定装置に
は、(株)ダン科学製空気イオンカウンタ(型番83−
1001B)を用いた。また、上記の結果は、移動度が
1cm2/sec以上の小イオンについて求めたもので
あり(以下の実験についても同じ)、ガラス管21の周
面から遠ざかるにつれて低下する。
【0042】プラズマ放電により空気中の水分子が電離
することによって生成した水素イオン(H+)は、図3
(a)に示すように、溶媒和エネルギーにより空気中の
水分子とクラスタリングを形成して、組成式:H+(H2
O)mで表される正クラスタイオンを形成する。また、
プラズマ放電により空気中の酸素分子または水分子が電
離することによって生成された酸素イオン(O2 -)は、
図3(b)に示すように、溶媒和エネルギーにより空気
中の水分子とクラスタリングを形成して、組成式:O2 -
(H2O)nで表される負クラスタイオンを形成する。な
お、mおよびnはそれぞれ任意の自然数を表す。
【0043】この正および負クラスイオン(これらを総
称して「両性クラスタイオン」と称することもある。)
は、以下に示すメカニズムより殺菌作用(および有害有
機物質の分解作用)を示す。この作用は、いずれか一方
の極性のイオン(クラスタイオン)では得られず、両極
性のクラスタイオンが共存するときに得られ、両極性の
クラスタイオンの数が同程度のときに最も顕著に表れ
る。
【0044】図4に示すように、表示パネルの表示面お
よび居住空間に送出された正負イオンは、表示面および
空気中に浮遊している菌を取り囲む。両性のクラスタイ
オンは菌の表面で、下記の式(1)〜式(3)に示す化
学反応によって、活性種である過酸化水素(H22)ま
たは水酸基ラジカル(・OH)を生成する。ここで、式
(1)〜式(3)において、m、m'、n、n'は任意の
自然数である。この活性種の分解作用によって、殺菌さ
れる。
【0045】 H+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
【0046】 H+(H2O)m+H+(H2O)m'+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n' → 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
【0047】 H+(H2O)m+H+(H2O)m'+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n' → H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
【0048】上記イオン発生装置14によって発生した
両性クラスタイオンを表示装置に取り付けたファン等に
よって十分に排出させると、例えば、図5に示すよう
に、空気中の菌を殺菌することができる。図5から分か
るように、1時間で約90%の菌を殺菌することができ
る。この結果は、細菌(例えば大腸菌)および真菌につ
いてほぼ同様であった。なお、雰囲気温度は25℃で、
相対湿度42%とし、ここでは、菌の濃度は、ドイツB
iotest社製RCSエアサンプラーを用いて測定し
た。
【0049】両性クラスタイオンは殺菌作用だけでな
く、下記の表1に示すように、居住空間に存在する種々
の有害有機物質を分解し、無害化することができる。な
お、ガスの種類によってその効果は異なり、完全に分解
できないものもある。
【0050】
【表1】
【0051】図6に、他のイオン発生装置14aの断面
構造を模式的に示す。図6に示したイオン発生装置14
aは、円筒形の誘電体であるガラス管1と、ガラス管1
の外周面に沿って設けられた接地電極2と、ガラス管1
の内周面に沿って設けられた印加電極3とを有してい
る。
【0052】ガラス管1は、例えば、内径10mm、厚
さ1.3mm、長さ150mmのパイレックス管であ
る。接地電極2は、例えば、線径0.23mm、目開き
数30メッシュ、長さ100mmのメッシュ状のSUS
304シートを用いることができる。印加電極3は、例
えば、厚さ0.8mm、長さ80mmの板状のSUS3
04で形成されている。
【0053】接地電極2と印加電極3との間には高周波
回路4が接続されており、高周波回路4により印加電極
3に交流電圧を印加することによって、接地電極2から
プラズマ放電が起こり、上記と同様に、両性のクラスタ
イオンを発生することができる。
【0054】例えば、高周波回路4により、印加電極3
に、周波数が22kHzで、実効電圧を1.3kVから
1.8kVに可変して印加し、イオン発生装置14aの
周面から10cmの位置のイオン濃度を測定した。イオ
ン発生装置14aに対してイオン濃度測定装置と反対側
には送風機を設置し、風速3m/secで送風して測定
を行なった。
【0055】イオン濃度を測定した結果、印加電極3に
電圧を印加しないときは、正イオンおよび負イオンのイ
オン濃度はそれぞれ約300個/cm3であった。印加
する交流電圧を増加して1.52kV以上になると、イ
オン発生装置14aからのイオンの発生が明確に確認さ
れた。印加する電圧が1.6kVでそれぞれ約10,0
00個/cm3以上、1.8kVでそれぞれ約300,
000個/cm3以上となり、印加する電圧の増加に伴
ってイオン濃度が上昇することが確認された。また、浮
遊菌に対する十分な殺菌効果を得るためには、イオン濃
度が約10,000個/cm3以上であることが好まし
いことがわかった。
【0056】図7に示すイオン発生装置14bを用いる
こともできる。イオン発生装置14bは、平板状の誘電
体であるガラス板21aと、ガラス板21aを間に互い
に対向するように配置された接地電極23aと印加電極
22aとを有している。ガラス板21aは、例えば厚さ
3mmのパイレックス板であり、接地電極23aおよび
印加電極22aはメッシュ状のステンレス(SUS30
4)シートから形成される。接地電極23aを接地電位
として、印加電極22aに高周波回路4から交流電圧を
印加することによって、接地電極23aからプラズマ放
電が起こり、上記と同様に、両性のクラスタイオンを発
生することができる。
【0057】例えば、周波数20kHz、実効値3kV
の交流電圧を印加した際には、イオン発生装置14aの
ガラス板21aの表面から10mmの位置で、約60,
000〜70,000個/cm3の正イオンと負イオン
が同時に測定された。
【0058】イオン発生装置14bは、平板状の誘電体
(ガラス板21a)を用いているので、図2および図6
に示したイオン発生装置14および14aに比べて、接
地電極23aおよび印加電極22aの形成やメンテナン
スを容易にすることができる利点がある。また、接地電
極23aおよび印加電極22aと誘電体との密着性がよ
くなるため、イオン発生装置の信頼性を向上させること
ができる。
【0059】上述したイオン発生装置は、表示装置や電
子装置の大きさや用途に応じて、その大きさや動作条件
(印加電圧および/または周波数)を設定すればよい。
大型のPDP、プロジェクタやCRTなどでは、ファン
を用いてクラスタイオンを積極的に排出、拡散させるこ
とによって、表示面の表面やその近傍だけだけでなく、
表示装置の周囲の空気を十分に清浄化することができ
る。
【0060】また、パーソナルコンピュータ用の表示装
置や、液晶テレビなどは、1つの居住空間に多数配置さ
れ利用されることが多く、このような場合には、個々の
表示装置の空気清浄機能が低くとも、全体として、その
居住空間の空気を十分に清浄化することも可能である。
【0061】このように、本発明の実施形態による表示
装置や電子装置は、表示面、およびその近傍や周辺の空
気を清浄にする機能を備えているので、表示装置を清浄
に保つとともに、その周辺の空気を清浄化することがで
きる。従って、特に、病院施設のように菌や有害物質を
除去するニーズが高い場所で利用される表示装置や電子
装置として好適に利用され得る。
【0062】さらに、上述のイオン発生装置が発生する
クラスタイオンは、空気清浄機能に加えて、除電機能を
有する。従来のCRTのように、表示パネルの表面は静
電気によって帯電しやすく、その結果、埃や化学物質を
静電吸着するという問題がしばしば発生する。クラスタ
イオンを表示パネルに供給することによって、表示面の
帯電を防止(除電)することができるとともに、表示面
の近傍に浮遊している有機物質を除去することができる
ので,表示面への有機物質の付着を防ぐことができる。
従って、表示面を清浄に保つことができるので、表示装
置のメンテナンス作業を簡略化し、不良の発生要因を低
減することができる。
【0063】また、負イオンは人間をリラックスさせる
効果を有していることが知られている。上述のイオン発
生装置は、印加電圧の周波数によって、正イオンと負イ
オンとの発生比率を変えることができる。
【0064】例えば、図2または図6に示した円筒型イ
オン発生装置を用いて、2つの周波数:16.8kHz
および25.8kHzについて、印加電圧を変えて、発
生したイオン濃度を調べた結果を図8に示す。
【0065】図8から明らかなように、印加電圧(実効
値)が2kV以上であると、周波数に依存せず、正負ほ
ぼ同量のイオンが発生するのに対し、印加電圧が2kV
未満のときには、周波数が16.8kHzとすると、正
イオンよりも負イオンが多く発生する。
【0066】この現象を利用して、清浄化効果を得たい
状況下では、正負両方のイオンを多く発生させるように
動作させ、清浄化効果よりもリフレッシュ効果を得たい
状況下では、負イオンを多く発生させるように動作させ
ることができる。
【0067】この動作の切替えは、利用者によって任意
に行なっても良いし、表示装置または電子装置に雰囲気
ガスを定量分析する環境分析素子を設け、この環境分析
素子からの分析結果に基づいて自動的に切り替わるよう
にしてもよい。また、表示装置に環境分析素子の分析結
果を表示させる構成としてもよい。勿論、分析結果を表
示するインジケータを別途設けても良い。また、例え
ば、パーソナルコンピュータのような電子装置にイオン
発生装置を設けた場合には、別途設けた分析素子からの
分析結果を通信によって受け取り、その結果に基づい
て、イオン発生装置の動作を制御する構成を採用しても
良い。
【0068】なお、イオン発生装置がオゾンを発生する
ことがあり、このオゾン発生量が多いと人体に悪影響を
及ぼすことがある。これを防止するために、イオン発生
装置の近傍あるいは排出口付近にオゾンセンサを設け、
オゾンの発生量を所定値以下に調整するように、イオン
発生装置の動作を制御することが好ましい(例えば、上
記特願2001−148809号参照)。
【0069】さらに、パーソナルコンピュータ用の表示
装置のように、その装置が利用されていない期間も動作
している表示装置においては、イオン発生装置の動作が
リフレッシュモードに切り替わるのに応じて、環境映像
を表示するように構成してもよい。このとき、環境映像
(森林の映像や特殊映像)に合せて、環境音楽や環境音
声(川のせせらぎや野鳥の声)などを流すようにしても
良い。勿論、利用者によって予め登録された任意の映像
や音を再生するようにしてもよい。表示装置の動作の切
替えは、イオン発生装置の動作と連動させてもよいし、
独立させてもよい。さらに、連動モードと独立モードを
利用者が切り替える構成としても良い。これらの動作モ
ードを切り替えるための電気回路には、公知の種々の回
路を用いることができる。
【0070】次に、イオン発生装置を備えた表示装置お
よび表示装置を備えた電子装置の具体例を示す。
【0071】図9(a)および(b)は、それぞれ本実
施形態の液晶表示装置30および30'を模式的に示
す。
【0072】図9(a)に示した液晶表示装置30は液
晶パネル32とイオン発生装置(不図示)とを備えてい
る。表示パネル32が有するバックライトの熱によって
発生する流気を利用して、イオン発生装置から発生した
両極性クラスタイオンをノズル38を介して、表示面に
供給する。勿論、液晶パネル32の背面にファンを設け
て、積極的に流気を生成しても良い。
【0073】図9(b)に示した液晶表示装置30'
は、表示面の下部にスリット38'を有しており、ここ
らから両極性クラスタイオンを表示面に供給する。クラ
スタイオンは、表示面の熱による気流によって表示面の
上方に拡散する。
【0074】勿論、液晶表示装置に限られず、有機EL
表示装置やFED表示装置など種々の表示装置に用いる
ことができる。なお、液晶表示装置にイオン発生装置を
設けると、バックライト用の電源装置を僅かに改変する
だけで、イオン発生装置用の電圧を生成できるという利
点がある。
【0075】図10は、本実施形態による電子装置の一
例である、ノート型のパーソナルコンピュータ40を模
式的に示す。
【0076】パーソナルコンピュータ40は、表示パネ
ル(表示装置)42と、表示パネル42に表示すべきデ
ータを供給する回路を含む制御装置(パーソナルコンピ
ュータ本体)52とを有している。制御装置52の筐体
の中にイオン発生装置が収納されている。制御装置52
の内部に設けられたファン(不図示)によって生成され
た流気を利用して、両極性クラスタイオンがノズル58
から表示パネル42に供給される構成を有している。
【0077】図11に示すノート型のパーソナルコンピ
ュータ40’は、表示パネル(表示装置)42の上部に
イオン送風口59が設けられており、そこから両極性ク
ラスタイオンの流気(風)が上前面に噴出されるように
なっている。流気がパーソナルコンピュータ40’の使
用者の顔に直接かかると、使用者は眼が乾くなどの不快
感を得るため、意図的に使用者の頭上に両極性クラスタ
イオンが供給されるように流気を生成することが好まし
い。なお、頭上に両極性クラスタイオンが供給されて
も、十分な量の両極性クラスタイオンを供給すれば、使
用者の周辺に自然に降下し、使用者の周辺を効果的に清
浄化することができる。
【0078】なお、イオン送風口59から両極性クラス
タイオンを効果的に噴出するために、更にファンなどの
流気発生装置を設けても良い。また、イオン送風口59
から十分な量の両極性クラスタイオンを表示パネル42
に供給できる場合等においては、ノズル58を省略して
もよい。
【0079】図12は、表示装置(表示パネル)62を
備えるATM60を模式的に示している。
【0080】ATM60の内部にイオン発生装置および
ファン(いずれも不図示)が設けられており、イオン発
生装置から発生した両極性クラスタイオンがノズル68
を介して表示面に供給される構成を有している。表示装
置62はタッチパネル方式の入力装置を兼ねている。利
用者は、表示装置62に表示された情報に応答するよう
にして、所望の情報を表示面に形成されている入力装置
から入力する。このATM60のように、多くの人が直
接接触する装置においては、衛生管理が望まれるが、従
来は人手に頼っていた。しかしながら、本実施形態のA
TM60は、両極性クラスタイオンの清浄化作用によ
り、表示面すなわち入力装置の表面が常に清浄に保たれ
る。
【0081】また、図13に示すATM60’のよう
に、装置の上部にイオン送風口69を設け、そこから両
極性クラスタイオンの流気(風)が上前面に噴出される
ように構成していもよい。流気がATM60’の使用者
の顔に直接かかると、使用者は眼が乾くなどの不快感を
得るため、意図的に使用者の頭上に両極性クラスタイオ
ンが供給されるように流気を生成することが好ましい。
なお、頭上に両極性クラスタイオンが供給されても、十
分な量の両極性クラスタイオンを供給すれば、使用者の
周辺に自然に降下し、使用者の周辺を効果的に清浄化す
ることができる。イオン送風口69を設ける位置は図示
の例に限られず、使用者の頭上に効果的に両極性クラス
タイオンを供給できる位置であればよい。
【0082】なお、イオン送風口69から両極性クラス
タイオンを効果的に噴出するために、更にファンなどの
流気発生装置を設けても良いし、大型の装置の場合等、
必要に応じて、更にイオン発生装置を設けても良い。ま
た、イオン送風口69から十分な量の両極性クラスタイ
オンを表示パネル62に供給できる場合等においては、
ノズル68を省略してもよい。
【0083】また、上述した種々の表示装置について
も、その表示面にタッチパネル方式の入力装置を設け、
対話形式で情報をやり取りすることによって情報表示を
行なうものが開発されており、公共施設の案内表示等に
既に用いられている。本発明は、そのような表示装置ま
たは表示装置を備えた電子装置に好適に用いられる。
【0084】なお、イオン発生装置として、プラズマ放
電を利用して空気中の水分子を電離することによって正
負両極性のクラスタイオンを発生す装置を例示したが、
コロナ放電を用いて酸素分子を電離することによって酸
素分子クラスタイオンを生成するイオン発生装置(例え
ば日新EM社から販売されているサンクラスタ)のよう
なものを用いることができる。
【0085】上述のイオン発生装置による清浄化機能
は、勿論、表示装置を有しない種々の電子装置に適用す
ることもできる。例えば、ガラス窓や半透明な太陽電池
パネルなどに正イオンおよび負イオンを供給する構成と
してもよい。さらには、使用者が手で触れる、あるいは
口を近づけて音声で入力する装置、特に公共施設に設置
される電子装置の入力装置に好適に用いられる。イオン
発生装置を設けることによって、電子装置の周辺の空気
や入力装置の表面を清浄化(殺菌や消臭など)すること
ができる。
【0086】表示装置や電子装置に設けるイオン発生装
置の位置や数は、特に制限は無く、用途に応じて適宜設
定される。また、両極性クラスタイオンを供給する位置
は、表示パネルおよび/または使用者の頭上が好ましい
が、種々の装置の使用形態に応じて適宜設定すればよ
い。
【0087】
【発明の効果】本発明によると、利用者の健康に配慮し
た機能(例えば、空気清浄機能や殺菌機能)を有する表
示装置および電子装置が提供される。
【0088】本発明による表示装置および電子装置は、
表示面やその周辺を清浄に保つことができるともに、表
示面を除電する効果を有し得る。本発明による装置は、
病院施設内などの衛生に対するニーズの高い場所をはじ
め、公共施設など多くの人が利用する場所や、オフィス
や家庭において快適な利用環境を提供することができる
とともに、装置のメンテナンスを簡略化することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の表示装置10を模式的に示
す断面図である。
【図2】本発明の表示装置および電子装置に好適に用い
られるイオン発生装置の構造を模式的に示す図である。
【図3】(a)および(b)は、イオン発生装置によっ
て生成されたクラスタイオンの構造を模式的に示す図で
ある。
【図4】両極性クラスタイオンの細菌作用を説明するた
めの模式図である。
【図5】両極性クラスタイオンによる浮遊菌を殺菌する
効果を示すグラフである。
【図6】本発明の表示装置および電子装置に好適に用い
られる他のイオン発生装置の構造を模式的に示す図であ
る。
【図7】本発明の表示装置および電子装置に好適に用い
られる他のイオン発生装置の構造を模式的に示す図であ
る。
【図8】イオン発生装置による負イオンおよび正イオン
の発生濃度の違いを説明するためのグラフである。
【図9】(a)および(b)は、本発明の実施形態の液
晶表示装置を模式的に示す図である。
【図10】本発明の実施形態のパーソナルコンピュータ
を模式的に示す図である。
【図11】本発明の実施形態の他のパーソナルコンピュ
ータを模式的に示す図である。
【図12】本発明の実施形態のATMを模式的に示す図
である。
【図13】本発明の実施形態の他のATMを模式的に示
す図である。
【符号の説明】
1、21 ガラス管 2、23、23a 接地電極 3、22、22a 印加電極 12、42、62 表示パネル 14,14a、14b イオン発生装置 16 ファン 18 ノズル 59、69 イオン送風口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 105 F24F 11/02 105Z G09F 9/00 301 G09F 9/00 301 H01T 23/00 H01T 23/00 Fターム(参考) 3L061 BC04 BC07 BD03 4C080 AA09 BB02 BB05 CC01 QQ17 4D054 AA11 BA19 CA20 EA01 EA11 5G435 AA11 BB05 BB06 BB12 EE49 LL03

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと、正イオンおよび負イオン
    を発生するイオン発生装置とを有する表示装置。
  2. 【請求項2】 前記正イオンはH+(H2O)m(mは任
    意の自然数)を含み、前記負イオンはO2 -(H2O)
    n(nは任意の自然数)を含み、前記正イオンと前記負
    イオンとが反応してH22またはOHラジカルを生成す
    る、請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記イオン発生装置は、雰囲気中の水を
    電離することによって、前記正イオンおよび前記負イオ
    ンを発生する、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記イオン発生装置は、放電によって雰
    囲気中の水を電離する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記正イオンおよび前記負イオンはそれ
    ぞれ酸素分子イオンのクラスタを含む、請求項1に記載
    の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記正イオンおよび前記負イオンは、前
    記表示パネルの表示面に供給される、請求項1から5の
    いずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記正イオンおよび前記負イオンは、使
    用者の頭上に供給される、請求項1から6のいずれかに
    記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 流気を発生させる機構をさらに有し、前
    記正イオンおよび前記負イオンは前記流気によって移送
    される、請求項1から7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記流気を発生させる機構はファンを含
    む、請求項8に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記イオン発生装置は、前記表示パネ
    ルのON/OFF動作と連動してON/OFF動作し得
    る請求項1から9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記イオン発生装置は、前記表示パネ
    ルのON/OFF動作と独立してON/OFF動作し得
    る請求項1から9のいずれかに記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記イオン発生装置は、前記表示パネ
    ルのON/OFF動作と連動して動作する第1動作モー
    ドと、前記表示パネルのON/OFF動作と独立してO
    N/OFF動作する第2動作モードとが切り替えられ
    る、請求項1から11のいずれかに記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 雰囲気ガスを定量分析する環境分析素
    子をさらに有し、前記表示パネルは、前記環境分析素子
    から出力される分析結果を表示することができる請求項
    1から12のいずれかに記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記分析結果を表示するインジケータ
    を有する請求項13に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記イオン発生装置は、前記正イオン
    と前記負イオンとの発生比率を変化させることができ
    る、請求項1から14のいずれかに記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記イオン発生装置は、前記正イオン
    よりも前記負イオンを多く発生させるリフレッシュモー
    ドで動作することができとともに、前記表示パネルは前
    記イオン発生装置が前記リフレッシュモードで動作して
    いる間は環境映像を表示する、請求項1から15のいず
    れかに記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記表示パネルは、液晶表示パネル、
    プラズマ表示パネルおよびEL表示パネルからなる群か
    ら選択される請求項1から16のいずれかに記載の表示
    装置。
  18. 【請求項18】 表示パネルと、前記表示パネルに表示
    すべきデータを供給する回路を含む制御装置と、正イオ
    ンおよび負イオンを発生するイオン発生装置とを有し、
    前記正イオンおよび負イオンが前記表示パネルに供給さ
    れる、電子装置。
  19. 【請求項19】 前記正イオンはH+(H2O)m(mは
    任意の自然数)を含み、前記負イオンはO2 -(H2O)n
    (nは任意の自然数)を含み、前記正イオンと前記負イ
    オンとが反応してH22またはOHラジカルを生成す
    る、請求項18に記載の電子装置。
  20. 【請求項20】 前記イオン発生装置は、雰囲気中の水
    を電離することによって、前記正イオンおよび前記負イ
    オンを発生する、請求項18または19に記載の電子装
    置。
  21. 【請求項21】 前記イオン発生装置は、放電によって
    雰囲気中の水を電離する、請求項20に記載の電子装
    置。
  22. 【請求項22】 前記正イオンおよび前記負イオンは酸
    素分子イオンを含む、請求項18に記載の電子装置。
  23. 【請求項23】 前記正イオンおよび前記負イオンは前
    記表示パネルに供給される、請求項18から22のいず
    れかに記載の電子装置。
  24. 【請求項24】 前記正イオンおよび前記負イオンは使
    用者の頭上に供給される、請求項18から23のいずれ
    かに記載の電子装置。
  25. 【請求項25】 流気を発生させる機構をさらに有し、
    前記正イオンおよび前記負イオンは前記流気によって移
    送される、請求項18から24のいずれかに記載の電子
    装置。
  26. 【請求項26】 前記制御装置および前記イオン発生装
    置を収容する筐体を有し、前記流気を発生させる機構は
    前記筐体内に設けられている、請求項25に記載の電子
    装置。
  27. 【請求項27】 前記流気を発生させる機構はファンを
    含む、請求項25または26に記載の電子装置。
  28. 【請求項28】 使用者によって情報が入力される入力
    装置をさらに有し、前記正イオンおよび前記負イオン
    は、前記入力装置にも供給される、請求項18から27
    のいずれかに記載の電子装置。
  29. 【請求項29】 前記入力装置は、前記表示パネルと一
    体に形成されたタッチパネルである請求項28に記載の
    電子装置。
JP2002290678A 2002-01-23 2002-10-03 イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置 Expired - Fee Related JP4293772B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002290678A JP4293772B2 (ja) 2002-01-23 2002-10-03 イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置
CN03102919A CN1434427A (zh) 2002-01-23 2003-01-21 包括离子发生器和电子设备的显示装置
DE10302376A DE10302376A1 (de) 2002-01-23 2003-01-22 Anzeigevorrichtung und elektronisches Gerät mit einer solchen
US10/348,763 US7031134B2 (en) 2002-01-23 2003-01-23 Display device including ion generator and electronic appliance

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013736 2002-01-23
JP2002-13736 2002-01-23
JP2002290678A JP4293772B2 (ja) 2002-01-23 2002-10-03 イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003284766A true JP2003284766A (ja) 2003-10-07
JP4293772B2 JP4293772B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=26625608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002290678A Expired - Fee Related JP4293772B2 (ja) 2002-01-23 2002-10-03 イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7031134B2 (ja)
JP (1) JP4293772B2 (ja)
CN (1) CN1434427A (ja)
DE (1) DE10302376A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282455A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Sharp Corp 揮発性化学物質捕集装置及び電子機器
JP2011043963A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Nec Personal Products Co Ltd 電子機器
JP2011053251A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Nec Computertechno Ltd ディスプレイ防塵装置、ディスプレイ防塵方法およびディスプレイ防塵プログラム
JP2011248605A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Laurel Bank Mach Co Ltd 店舗システム
WO2012066996A1 (ja) * 2010-11-16 2012-05-24 シャープ株式会社 表示装置
JP2013103193A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Sharp Corp 水浄化装置
WO2015181950A1 (ja) * 2014-05-30 2015-12-03 三菱電機株式会社 空気清浄機
JP2017023682A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 エスエムアイ カンパニー リミテッド 陰イオン発散部を用いた計数器収納型紙幣消毒機
KR20190143352A (ko) * 2018-06-20 2019-12-30 장기현 환기 겸용 실내 공기청정기
KR20220144684A (ko) * 2021-04-20 2022-10-27 주식회사 칸트 방역기능을 갖는 터치영상기기 및 이의 동작방법

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2001280189B2 (en) * 2000-08-28 2006-12-07 Sharp Kabushiki Kaisha Air refining device and ion generator used for the device
KR200340512Y1 (ko) * 2000-12-27 2004-02-05 샤프 가부시키가이샤 저장고 및 냉장고
US7190579B2 (en) * 2004-06-29 2007-03-13 International Business Machines Corporation Data processing system with air purifying device
TWI251852B (en) * 2004-09-27 2006-03-21 Quanta Storage Inc Display device and control method for anion generator
KR20060041392A (ko) * 2004-11-08 2006-05-12 삼성전자주식회사 디스플레이장치
KR100575164B1 (ko) * 2004-11-08 2006-04-28 삼성전자주식회사 디스플레이장치
KR100714719B1 (ko) * 2004-12-03 2007-05-04 삼성전자주식회사 이동하면서 공기를 청정하는 방법 및 장치
CN100350347C (zh) * 2005-01-07 2007-11-21 广明光电股份有限公司 具有负离子产生功能的显示装置及控制方法
US20060256518A1 (en) * 2005-05-13 2006-11-16 Long-Kun Yu Structure and method of a data processing product with anion function
KR100643391B1 (ko) * 2005-07-27 2006-11-10 삼성전자주식회사 디스플레이장치
US7333317B2 (en) * 2005-08-25 2008-02-19 International Business Machines Corporation Portable ionizer
CN101677420B (zh) * 2008-09-18 2012-10-10 周纪昌 带负离子的耳麦***
US8139354B2 (en) * 2010-05-27 2012-03-20 International Business Machines Corporation Independently operable ionic air moving devices for zonal control of air flow through a chassis
CN103663991A (zh) * 2012-08-31 2014-03-26 昆山冠益玻璃有限公司 电晕机台面
JP2014092334A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Sharp Corp 空気調和システム
US8917488B2 (en) 2013-01-25 2014-12-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Dust control for electronic devices
CN104143294A (zh) * 2014-07-24 2014-11-12 捷星显示科技(福建)有限公司 一种纳米水离子显示装置
US9843169B2 (en) 2015-01-21 2017-12-12 Filt Air Ltd Bipolar ionizer with external ion imbalance indicator
CN104795000B (zh) * 2015-04-07 2017-10-24 汪坚 一种带有空气净化功能的led显示屏
DK3120875T3 (en) * 2015-07-20 2017-08-28 Hilgenberg GmbH IONIZATION DEVICE
DE102015220285A1 (de) * 2015-10-19 2017-04-20 BSH Hausgeräte GmbH Peripheriegerät, Haushaltsgerät mit einem Peripheriegerät sowie Verfahren zum Betreiben eines Peripheriegerätes
CN110379326B (zh) * 2019-08-06 2021-07-30 壹星光电科技(深圳)有限公司 一种新型显示屏组件
US11253805B1 (en) * 2021-06-24 2022-02-22 Jones Deal LLC Apparatus and system for indoor airborne pathogen control
DE102021127875A1 (de) * 2021-10-26 2023-04-27 Krömker Holding GmbH Vorrichtung zur Ionisierung von Umgebungsluft

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144721A (ja) * 1984-01-06 1985-07-31 Canon Inc 画像形成装置
DE3442798A1 (de) 1984-11-23 1986-05-28 Tandberg Data A/S, Oslo Anordnung zum erzeugen negativer ionen an einer anzeigeeinheit
US4757422A (en) * 1986-09-15 1988-07-12 Voyager Technologies, Inc. Dynamically balanced ionization blower
JPH05266298A (ja) * 1992-03-18 1993-10-15 Hitachi Ltd 自動機
TW290453B (ja) * 1993-12-30 1996-11-11 Toto Ltd
CN2230019Y (zh) 1994-04-02 1996-06-26 付兴民 一种产生空气维生素的空调器
JPH07296086A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Fujitsu Ltd 自動取引装置
KR0148053B1 (ko) * 1995-05-12 1998-09-15 김광호 액정 표시 소자의 후면 광원 구동 제어 장치 및 그 방법
CA2192016C (en) * 1995-12-08 2003-07-22 Masayuki Ohki Method of handling electronic money in automatic cash handling machine
US5883934A (en) * 1996-01-16 1999-03-16 Yuugengaisya Youzen Method and apparatus for controlling ions
JPH10241556A (ja) 1997-02-24 1998-09-11 Furukawa Electric Co Ltd:The プラズマディスプレイの冷却装置
JPH10258115A (ja) 1997-03-18 1998-09-29 Toto Ltd 負イオン発生装置
JPH11316550A (ja) 1998-05-06 1999-11-16 Ntt Data Corp 空気清浄機能付き表示装置
JP2000156183A (ja) 1998-06-29 2000-06-06 Samsung Sdi Co Ltd 陰イオン発生手段が備えられたディスプレ―システム
DE19861078C2 (de) * 1998-09-29 2001-05-03 Schott Glas Gaskochgerät
US6683255B2 (en) 2000-01-28 2004-01-27 3M Innovative Properties Company Extruded polytetrafluoroethylene foam
JP3680121B2 (ja) 2000-05-18 2005-08-10 シャープ株式会社 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
JP3450287B2 (ja) * 2000-10-02 2003-09-22 シャープ株式会社 空気清浄機
JP3503619B2 (ja) * 2001-06-27 2004-03-08 アンデス電気株式会社 イオン測定器
JP3624349B2 (ja) * 2001-07-11 2005-03-02 アンデス電気株式会社 マイナスイオン発生装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8238779B2 (en) 2008-05-26 2012-08-07 Sharp Kabushiki Kaisha Volatile chemical substance catching device and electronic apparatus
JP2009282455A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Sharp Corp 揮発性化学物質捕集装置及び電子機器
JP2011043963A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Nec Personal Products Co Ltd 電子機器
JP2011053251A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Nec Computertechno Ltd ディスプレイ防塵装置、ディスプレイ防塵方法およびディスプレイ防塵プログラム
JP2011248605A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Laurel Bank Mach Co Ltd 店舗システム
US8976319B2 (en) 2010-11-16 2015-03-10 Sharp Kabushiki Kaisha Display device comprising an ion-generating device and a guiding mechanism that can selectively guide air from a fan
WO2012066996A1 (ja) * 2010-11-16 2012-05-24 シャープ株式会社 表示装置
JP2013103193A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Sharp Corp 水浄化装置
WO2015181950A1 (ja) * 2014-05-30 2015-12-03 三菱電機株式会社 空気清浄機
JP2017023682A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 エスエムアイ カンパニー リミテッド 陰イオン発散部を用いた計数器収納型紙幣消毒機
KR20190143352A (ko) * 2018-06-20 2019-12-30 장기현 환기 겸용 실내 공기청정기
KR102086286B1 (ko) * 2018-06-20 2020-03-06 장기현 환기 겸용 실내 공기청정기
KR20220144684A (ko) * 2021-04-20 2022-10-27 주식회사 칸트 방역기능을 갖는 터치영상기기 및 이의 동작방법
KR102484426B1 (ko) * 2021-04-20 2023-01-04 주식회사 칸트 방역기능을 갖는 터치영상기기 및 이의 동작방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN1434427A (zh) 2003-08-06
US20030137794A1 (en) 2003-07-24
DE10302376A1 (de) 2003-08-07
JP4293772B2 (ja) 2009-07-08
US7031134B2 (en) 2006-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4293772B2 (ja) イオン発生装置を備えた表示装置、および電子装置
JP3680121B2 (ja) 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
CN201551620U (zh) 离子扩散装置及离子产生盒
CN107152729A (zh) 一种空气消毒净化装置
JP4718639B2 (ja) イオン発生カートリッジ
JP3770782B2 (ja) イオン発生装置を備えた空気清浄機及び空気調和機
US20230241280A1 (en) Multi-function air purifing and sterilizing system
JP2002224211A (ja) 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
JP2003153995A (ja) 殺菌・脱臭装置
JP5774119B2 (ja) 微生物・ウイルスの捕捉・不活化方法
KR101043967B1 (ko) 출입구 공기 정화장치
Matys et al. Disinfectants and devices for surface and air disinfection in dental offices
JP2005076906A (ja) 空気調節装置
TW589200B (en) Deodorizing device
JP2005089171A (ja) イオン発生装置付きエレベータ
JP5840888B2 (ja) イオン送出装置及びそれを備えた電気機器
JP2002319471A (ja) イオン発生素子及びそれを備えた装置
CN206739463U (zh) 一种空气消毒净化装置
JP2004000606A (ja) 殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置
JP4075869B2 (ja) 浄化装置
KR102222474B1 (ko) 비말 내 부유 미생물 살균기
JP2002085544A (ja) イオン発生装置及びそれを備えた空気清浄機並びに空気調和機
JP2002075588A (ja) イオン発生装置及びそれを備えた空気清浄機並びに空気調和機
JP2004160383A (ja) 空気清浄活性器
JP5774936B2 (ja) イオン送出装置及びそれを備えた電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees