JP2003280069A - ストロボ調光方法、ストロボ調光回路及びストロボ装置 - Google Patents

ストロボ調光方法、ストロボ調光回路及びストロボ装置

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JP2003280069A
JP2003280069A JP2002078904A JP2002078904A JP2003280069A JP 2003280069 A JP2003280069 A JP 2003280069A JP 2002078904 A JP2002078904 A JP 2002078904A JP 2002078904 A JP2002078904 A JP 2002078904A JP 2003280069 A JP2003280069 A JP 2003280069A
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JP
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light emission
discharge tube
light
strobe
control means
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JP2002078904A
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English (en)
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Tatsuo Miyataka
立夫 宮高
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Tocad Energy Co Ltd
Original Assignee
Tocad Energy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータによる調光制御時のス
トロボ発光の明るさを一定にすること。 【解決手段】 マイクロコンピュータにより放電管の発
光をオン、オフしてその発光量を制御する際に、ハイレ
ベルで放電管の発光開始の指示を与え、ローレベルで前
記放電管の発光停止指示を与える発光信号を発光制御回
路に出力するが、この発光信号の前記ハイレベルの期間
とローレベルの期間を可変して、前記放電管の明るさを
一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのシャッタ
ーに連動して発光するストロボ装置に係り、特にストロ
ボ発光時の発光量を制御するストロボ調光回路及びスト
ロボ調光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラに装着して使用するス
トロボ装置は調光回路を搭載しており、この調光回路に
よって適正露出の撮影が出来るようにストロボ発光量を
調光する制御が行われている。
【0003】従来のストロボ調光回路にはストロボ発光
した際の被写体からの反射光の強さにより適正露出が得
られる明るさにストロボ発光量をフィードバック制御す
るものがあるが、この方式では部品点が多くコストアッ
プ要因になるため、予め設定したプログラムに基づい
て、フィードフォーワード的にストロボ発光量を制御し
て適正露出が得られる明るさに被写体をストロボ照射す
るものがある。
【0004】この後者の方式の従来例では、予め設定し
たプログラムに基づいて、マイクロコンピュータ(マイ
コン)からストロボ調光回路の発光制御回路に予め設定
したプログラムに基づいて、図3(a)に示すような同
一パルス形状の発光信号を等間隔で出力して放電管の発
光を図3(b)に示すようにパルス的に行うことによ
り、放電管の発光量を調光制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図3
(a)に示すような同一パルス形状の発光信号を発光制
御回路に与えた場合、放電管2の発光波形は図3(b)
に示す如く、うねりができて一定にならないため、発光
時の明るさが一定にならず、これでは、適正露光の撮影
を安定に行うことができないという問題があった。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、マイクロコンピ
ュータによる調光制御時のストロボ発光の明るさを一定
にすることができるストロボ調光回路、ストロボ調光方
法及びこのストロボ調光回路を搭載したストロボ装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
請求項1の手段は、放電管の発光開始及び発光停止を制
御する発光制御手段を備えたストロボへ装置の前記放電
管の発光量を制御するストロボ調光方法において、前記
発光制御手段にハイレベルで放電管の発光開始の指示を
与え、ローレベルで前記放電管の発光停止指示を与える
発光信号であって前記ハイレベルの期間とローレベルの
期間を可変することにより、前記放電管の明るさを一定
にする発光信号をマイクロコンピュータから前記発光制
御手段に出力することを特徴とする。
【0008】請求項2の手段は、放電管の発光開始及び
発光停止を制御する発光制御手段を備えたストロボへ装
置の前記放電管の発光量を制御するストロボ調光回路に
おいて、前記発光制御手段にハイレベルで放電管の発光
開始の指示を与え、ローレベルで前記放電管の発光停止
指示を与える発光信号であって前記ハイレベルの期間と
ローレベルの期間を可変することにより、前記放電管の
明るさを一定にする発光信号を前記発光制御手段に出力
するマイクロコンピュータを具備することを特徴とす
る。
【0009】請求項3の手段は、放電管と、電池の電圧
を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路の昇圧電圧を整流
した電圧で充電されるメインコンデンサと、前記メイン
コンデンサの電荷を前記放電管を通して放電させる発光
開始制御及び前記メインコンデンサの前記放電管への放
電を停止させる発光停止制御を行う発光制御手段と、前
記発光制御手段にハイレベルで放電管の発光開始の指示
を与え、ローレベルで前記放電管の発光停止指示を与え
る発光信号であって前記ハイレベルの期間とローレベル
の期間を可変することにより、前記放電管の明るさを一
定にする発光信号を前記発光制御手段に出力するマイク
ロコンピュータとを具備することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るストロボ装置の構成例を示したブロック図である。
但し、従来例と同一部分には同一符号を用いて説明す
る。ストロボ装置は、放電管2の発光を制御する発光制
御回路1、放電電流が流れることにより発光する放電管
(Xe管)2、放電管2の放電を起動するためのトリガ
極3、放電管2を流れる電流をオン、オフするIGBT
4、放電管2に流す電荷を蓄積するメインコンデンサ
5、昇圧回路8へ電源を供給する電池6、電池6の電圧
を昇圧する昇圧回路(高圧充電回路)8、昇圧回路8の
昇圧電圧を整流する整流ダイオード9、調光制御などの
個別制御や装置全体の制御を行うマイクロコンピュータ
(マイコン)10、マイコン10に調光レベルなどの各
種設定値を入力する操作部11、露光レベルや装置のモ
ードなどを表示する表示部(LCD)12を有してい
る。
【0011】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。本例のストロボ装置を例えばデジタルカメラ(図示
せず)などに装着してストロボ撮影を行う場合、撮影者
はデジタルカメラのF値、絞り、シャッタースピードな
どを考量して、操作部11から露光レベルをマイコン1
0に入力する。マイコン10は入力された露光レベルな
どを表示部12に表示すると共に、前記露光レベルに対
応するメモリ101の中の調光プログラムを選択する。
【0012】一方、昇圧回路8は電池6の電圧を昇圧
し、この昇圧電圧は整流ダイオード9により整流されて
メインコンデンサ5を充電する。その後、デジタルカメ
ラのレリーズボタンが押されると、マイコン10はこれ
を検知して上記したプログラムを実行し、図2(a)に
示すようなハイレベルの発光信号200を発光制御回路
1に出力する。
【0013】これにより、発光制御回路1は放電管2の
トリガ極3にトリガ電圧を印加すると共に、IGBT4
をオンにするため、メインコンデンサ5の電荷が放電管
2及びIGBT4を通して流れ、放電管2が図2(b)
に示すような発光波形にて発光する。
【0014】その後、発光信号200がローレベルにな
ると、発光制御回路1はIGBT4をオフするため、放
電管2へのメインコンデンサ5の放電が停止され、図2
(b)に示すように発光が停止される。その後、発光信
号200が再度ハイレベルになると、発光制御回路1は
IGBT4をオンにするため、メインコンデンサ5の電
荷が放電管2に放電され、放電管2が発光する。以降、
上記動作の繰り返しにより、図2(a)に示したような
発光信号200のハイレベルの期間に対応して放電管2
が発光し、ローレベルの期間に対応して放電管2の発光
が停止される。
【0015】ここで、マイコン10から出力される発光
信号200は図2(a)に示すように、そのハイレベル
期間(パルス幅)及びローレベル期間(パルス間隔)を
適切に設定することにより、放電管2の発光波形を制御
して、発光時の明るさが一定になるように制御してい
る。即ち、従来の一定の波形の発光信号を等間隔で発生
した場合に暗くなるところは発光信号200のハイレベ
ル期間を長くしたり、或いはローレベル期間を短くし、
逆に明るくなるところはハイレベル期間を短くしたり、
或いはローレベル期間を長くするなどして、放電管2の
発光時の明るさを一定にしている。尚、放電管2の発光
時の明るさのうねりは所定の傾向があるため、マイコン
10がこのうねりをキャンセルするような発光信号20
0を出力するようなプログラムが露光レベル毎にメモリ
101に記憶してある。
【0016】本実施の形態によれば、マイコン10によ
り放電管2の光量を制御する際に、マイコン10から出
力される発光信号200のパルス幅及びパルス間隔を放
電管2の発光時の明るさが一定になるように可変するこ
とにより、マイコン10による放電管2の調光制御時の
明るさを一定にすることができ、適正露出の撮影を安定
に行うことができる。また、放電管2の光量を制御する
のにハードウェアを用いることなく、ソフトウェアで制
御するため、装置の部品点数を減らしてストロボ調光回
路の回路規模を小さくできると共に、ストロボ装置を安
価にすることができる。特にマイコン10はストロボ装
置の制御に従来から用いられているため、調光制御用に
新たにマイコンを搭載する必要はなく、極めて安価にス
トロボ調光回路を製造することができるようになる。
【0017】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ことなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的
な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態に
よっても実施することができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、マイクロコンピュータから出力する発光信号のパ
ルス幅及びパルス間隔を可変することにより、マイクロ
コンピュータよる調光制御時のストロボ発光の明るさを
一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るストロボ装置の構
成例を示したブロック図である。
【図2】図1に示したマイコンから出力される発光信号
及び放電管の発光波形を示した図である。
【図3】従来のマイコンから出力される発光信号及び放
電管の発光波形を示した図である。
【符号の説明】
1 発光制御回路 2 放電管 3 トリガ極 4 IGBT 5 メインコンデンサ 6 電池 8 昇圧回路 9 整流ダイオード 10 マイクロコンピュータ 11 操作部 12 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管の発光開始及び発光停止を制御す
    る発光制御手段を備えたストロボへ装置の前記放電管の
    発光量を制御するストロボ調光方法において、 前記発光制御手段にハイレベルで放電管の発光開始の指
    示を与え、ローレベルで前記放電管の発光停止指示を与
    える発光信号であって前記ハイレベルの期間とローレベ
    ルの期間を可変することにより、前記放電管の明るさを
    一定にする発光信号をマイクロコンピュータから前記発
    光制御手段に出力することを特徴とするストロボ調光方
    法。
  2. 【請求項2】 放電管の発光開始及び発光停止を制御す
    る発光制御手段を備えたストロボへ装置の前記放電管の
    発光量を制御するストロボ調光回路において、 前記発光制御手段にハイレベルで放電管の発光開始の指
    示を与え、ローレベルで前記放電管の発光停止指示を与
    える発光信号であって前記ハイレベルの期間とローレベ
    ルの期間を可変することにより、前記放電管の明るさを
    一定にする発光信号を前記発光制御手段に出力するマイ
    クロコンピュータを具備することを特徴とするストロボ
    調光回路。
  3. 【請求項3】 放電管と、 電池の電圧を昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路の昇圧電圧を整流した電圧で充電されるメ
    インコンデンサと、 前記メインコンデンサの電荷を前記放電管を通して放電
    させる発光開始制御及び前記メインコンデンサの前記放
    電管への放電を停止させる発光停止制御を行う発光制御
    手段と、 前記発光制御手段にハイレベルで放電管の発光開始の指
    示を与え、ローレベルで前記放電管の発光停止指示を与
    える発光信号であって前記ハイレベルの期間とローレベ
    ルの期間を可変することにより、前記放電管の明るさを
    一定にする発光信号を前記発光制御手段に出力するマイ
    クロコンピュータと、 を具備することを特徴とするストロボ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008959A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. 調光ストロボユニット、及び調光ストロボユニットを有する撮像装置、及び調光ストロボユニットを有するカメラ付き携帯式通信装置

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WO2006008959A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. 調光ストロボユニット、及び調光ストロボユニットを有する撮像装置、及び調光ストロボユニットを有するカメラ付き携帯式通信装置

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