JP2003275620A - 遠心分離機用スイングロータ - Google Patents

遠心分離機用スイングロータ

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JP2003275620A JP2003069269A JP2003069269A JP2003275620A JP 2003275620 A JP2003275620 A JP 2003275620A JP 2003069269 A JP2003069269 A JP 2003069269A JP 2003069269 A JP2003069269 A JP 2003069269A JP 2003275620 A JP2003275620 A JP 2003275620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、マイクロプレートを用いて遠
心分離する遠心分離用ロータにおいて、マイクロプレー
トを高遠心加速度下で使用できるようにして、遠心分離
効率を向上することである。 【解決手段】マイクロプレートが載置される面を段差の
ある面で構成し、中央に設けた凸部でマイクロプレート
の試料注入穴部の裏底面と接触させて裏底面を受けるよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試料を内蔵するマイ
クロプレートを遠心分離機用スイングロータに装着する
ためのマイクロプレート用アダプタ及びそれを備えたス
イングロータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】実公昭57−934号まずマイクロプレ
ートについて図12を用いて説明する。マイクロプレー
ト4の使用形態は、例えば、血液等の体液に反応試薬を
滴下した上で遠心分離機に掛けられたり、中間工程とし
て遠心分離工程を含む組織培養分野や遺伝子工学分野に
おける様々な実験に使用されたりしている。このような
マイクロプレート4は、一般にポリスチレンやポリプロ
ピレン等のプラスチック材料からなり、モールド成形に
より形成されている。寸法は縦約130mm、横約90
mm、高さ約10〜50mm程度の箱形の容器であり、
その上面部には試料を注入するための多数の小さな凹状
の試料注入穴部5が縦横整然と設けられている。マイク
ロプレート4には上下に重ねた場合のことを考慮して、
マイクロプレート4の箱形外形壁7の下部に切欠部8を
設けている。この切欠部8の寸法はマイクロプレート4
の上面部の寸法とほぼ一致しており、これにより上下に
重ねられたマイクロプレート4相互間の位置ずれを防止
している。この切欠部8はマイクロプレート4のプレー
ト底面9よりも低い位置に設けなければ、マイクロプレ
ート4を上下に重ねてた場合の相互間の位置ずれを防止
することができないため、結果として、マイクロプレー
ト4の箱形外形壁7はプレート底面9よりも低い位置ま
で延在する構成となっている。
【0003】次に上記したマイクロプレート4内の試料
を遠心分離するための遠心分離機用ロータについて説明
する。このようなマイクロプレート遠心分離用ロータ
は、例えば実公昭57−934号公報にも示されている
が、本説明においては図10及び11を用いて説明す
る。図10はスイング式のロータの外観斜視図、図11
は図10に示すスイングロータに装着されている金属製
アダプタの外観斜視図である。図10において、ロータ
は、基本的にはロータボディ1、バケット2から構成さ
れており、図示していない遠心分離機によりロータボデ
ィ1に回転力が付与され、この回転力起因する遠心力に
よりバケット2が外方向にスイングして、バケット2に
保持された試料に遠心加速度を付加する構成である。
【0004】このようなスイングロータをマイクロプレ
ート4に内蔵された試料の分離に使用するために、バケ
ット2に金属製のアダプタ3を装着することが一般的で
ある。アダプタ3はバケット2に対してガタが無いよう
に保持される外形寸法となっており、更にアダプタ3に
は、マイクロプレート4を保持したときにマイクロプレ
ート4とのガタを無くすために、マイクロプレート4の
外周を保持する折り曲げ部12、13が設けられてい
る。アダプタ3はステンレス鋼板やアルミ板等の金属製
板を加工されることで製作されており、その底部11は
平坦である。
【0005】このようなアダプタ3に上記したマイクロ
プレート4を装填すると、図12に示す構成となる。上
記したように、マイクロプレート4の箱形外形壁7はプ
レート底面9よりも低い位置まで延在する構成となって
おり、更にアダプタ3の底部11は平坦に構成されてい
るため、マイクロプレート4とアダプタ3の間には隙間
部10が存在していた。このような状態で通常、回転数
は約2,000rpm、最大遠心加速度は700×g程
度で使用されているのが普通である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、マイクロプレー
トを利用して、人体の健康に関する諸症状の検査や組織
培養分野における様々な実験が盛んに行われるようにな
り、検査や実験の中間工程で必要となる遠心分離工程の
効率向上が求められている。遠心分離工程の効率向上
は、ローを回転させる回転数を上昇させることによって
遠心加速度を大きくすることで達成できる。
【0007】しかし、上記のように構成されたロータを
効率向上のために回転数を上昇させると、マイクロプレ
ート4の試料注入穴部5の郡部とは箱形外形壁7との境
界部6から試料注入穴部5の郡部が陥没する形で破損し
てしまい、遠心分離目的を達成できない。この原因は、
マイクロプレート4に遠心加速度による遠心荷重が加わ
った際、マイクロプレート4のプレート底面9とアダプ
タ3の底部11の間に隙間部10が存在するため、試料
注入穴部5が遠心荷重により隙間部10側に撓み、結果
的に試料注入穴部5の郡部と箱形外形壁7の境界部6に
大きな曲げモーメントが加わり、境界部6が破損に至る
ものである。出願人の試験によれば、市販されている通
常のマイクロプレート4を試験したところ、約1,00
0×g(重力加速度の1,000倍)で、境界部6の破
損が発生した。マイクロプレート4の材質は、一般にポ
リスチレンが多く用いられており、ポリスチレンの特性
である強度的に脆いということも前記破損の一因であ
る。
【0008】遠心分離機用ロータは、高い遠心加速度を
発生させるので、バケット2に保持されるアダプタ3を
含む被分離物は軽量であるほど、遠心荷重を小さくで
き、ロータボデイ、バケットの負担が軽くなり設計上有
利になる。また、バケットは回転軸に対して対称に設置
されており、対向するバケットの質量バランス及びその
重心位置バランスに配慮する必要がある。もし、マイク
ロプレートの位置がずれて保持されて回転された場合
は、ロータが大きく振動して回転し、遠心機を破損させ
ることが有り遠心分離目的を達成できなくなる。
【0009】本発明の目的は、上記した欠点を無くし、
現状のマイクロプレートを装着した遠心分離機用ロータ
をより高遠心加速度下で使用できるようにして、遠心分
離工程の効率向上を達成することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、遠心分離機の回転軸によって回転される
ロータ本体と、該ロータ本体の回転に伴って発生する遠
心力により外方向にスイングするバケットと、該バケッ
トに保持されるマイクロプレートを有する遠心分離用ロ
ータにおいて、上記マイクロプレートは、箱形容器の上
面に設けられた多数の試料注入用凹部と、上面から下方
に延在し、上記箱形容器の外周を形成する箱形外形壁と
を有し、上記マイクロプレートが載置される面は、上記
多数の試料注入用凹部の底面と接触する第1の面と、上
記外形壁と対抗し、第1の面とは高さが異なる第2の面
とより形成したことにある。
【0011】本発明の他の特徴は、上記箱形外形壁の底
部を、上記多数の試料注入用凹部の底部の高さと異なる
ように構成したことにあり、更には、上記箱形外形壁の
底部を、上記第2の面と接触するように構成したことに
ある。
【0012】本発明の他の特徴は、上記第1の面を弾性
体又はプラスチックより構成したことにある。
【0013】本発明の他の特徴は、上記マイクロプレー
トを、中央部が高く、周辺部が低い凸状をしたパッドの
上面に載置したことにあり、更にはパッドを弾性体又は
プラスチックより構成したことにある。本発明の他の特
徴は以下の説明により更に明確になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例になるマイクロ
プレート用アダプタを図1及び図2により説明する。図
1は本発明の一実施例を示すアダプタ3の外観斜視図、
図2は図1に示すアダプタ3とマイクロプレート4を組
み合わせた縦断側面図である。
【0015】図において、アダプタ3には、その内形寸
法にほぼ等しい外形寸法を有するパッド14が装着され
ている。パッド14は、ゴム等の弾性体やプラスチック
で形成され、その底面部においてアダプタ3に接着され
ている。パッド14の構成は、その中央部にマイクロプ
レート4のプレート底面9と接触する高さを有する上面
部16を有し、外周部にはマイクロプレート4の箱形外
形壁7の下面と接触する高さを有する段差部15を有す
る。
【0016】このように構成されたパッド14を装着し
たアダプタ3にマイクロプレート4を載置し、ロータボ
ディ1のバケット2に装填して遠心分離作業を行うと、
遠心力によりアダプタ3を含んだバケット2が揺動し、
結果として図2において下方向の遠心力が発生する。こ
の遠心力がマイクロプレート4に作用するが、マイクロ
プレート4のプレート底面9はパッド14の上面部16
により遠心方向に受けられており、更にマイクロプレー
ト4の箱形外形壁7はパッド14の段差部15で受けら
れているため、試料注入穴部5の郡部と箱形外形壁7の
境界部6及びその他の部分に大きな曲げモーメントが加
わることがなく、結果として従来に比較して高遠心力に
耐えうる構成となる。このように構成されたアダプタ3
を使用して、市販のマイクロプレート4の回転試験をし
たところ、2,000×gまで問題なく遠心加速度を付
加することができ、従来のアダプタに比較して2倍の遠
心加速度に耐えられることを確認できた。
【0017】なお、本実施例においては、パッド14を
アダプタ3に接着する構成としたが、これを単に載置す
るのみの構成とし、マイクロプレート4を遠心分離機に
装着する場合と、他のものを遠心分離機に装着する場合
とでパッド14を取り外して使用する構成としても、同
様の効果が得られることは明らかである。また、本実施
例においては、パッド14とアダプタ3を別部品とした
が、アダプタ3の底部11の形状を上記したパッド14
のような構成としても同等の効果を得られる。
【0018】次に、本発明になるマイクロプレート用ア
ダプタの第2の実施例を図3を用いて説明する。アダプ
タ3は上述したようにロータボディ1のバケット2に装
着して使用されるものであるため、アダプタ3の重量は
より小さいほうがロータボディ1に掛かる遠心力を小さ
くすることができ、設計上有利になる。従って、第1の
実施例として図1及び図2に示したパッド14をより軽
くすることが望ましい。このことに鑑みて、図3に示す
第2の実施例では、減肉部17を有するパッド14をア
ダプタ3に接着した構成としている。減肉部17は、ア
ダプタ3の質量を軽減するためのものであるので、減肉
方法は、マイクロプレート4の曲げモーメントによる破
損を起こさないように配慮しながら、有る程度自由であ
る。この減肉部17により、マイクロプレート4のプレ
ート底面9を受けている部分と受けていない部分がで
き、それら部分間において曲げモーメントが加わるが、
従来に比較すると、プレート底面9を受けていない部分
は小さくなることから、従来よりも高遠心力に耐えうる
構成となる。また、図3の構成においては、マイクロプ
レート4の箱形外形壁7をパッド14により受けていな
いが、箱形外形壁7の部分の重量は、試料を注入された
試料注入穴部5近傍に比較して小さいものであるから、
箱形外形壁7の部分の遠心加速度は試料注入穴部5近傍
よりも小さくなり、これにより従来構成で発生していた
境界部6の破壊は起こりにくくなっている。
【0019】次に、本発明になるマイクロプレート用ア
ダプタの第3の実施例を図4及び図5を用いて説明す
る。第3の実施例は上述した第2の実施例と比較して、
パッド14の外周部に段差部15を設けた点で異なって
いる。段差部15の外周面となるパッド側面19はアダ
プタ3の内径寸法と同じか若しくは若干大きく構成され
ている。これにより、第2の実施例ではパッド14をア
ダプタ15に接着しているのに対し、第3の実施例では
パッド側面19により、パッド14とアダプタ3の位置
決め固定ができるので、必ずしも接着する必要のない構
成となっている。また、第3の実施例においても、マイ
クロプレート4の箱形外形壁7をパッド14により受け
ていないが、これは第2の実施例と同じ理由による。
【0020】次に本発明になるマイクロプレート用アダ
プタの第4の実施例を図6を用いて説明する。第4の実
施例は、第1の実施例と比較して、パッド14にプレー
ト押え部20を設けた点で大きく異なっている。パッド
14に設けられたプレート押え部20はパッド14とマ
イクロプレート4の相対異動を規制するものであり、こ
れにより、マイクロプレート4をパッド14に対してよ
り確実に所定の場所に載置することができる。また、こ
の図6には、プレート押え部20がマイクロプレート4
の外周を押えている構成を開示したが、プレート押え部
20はマイクロプレート4の箱形外形壁7の内側を押え
る構成としても良い。
【0021】次に本発明になるマイクロプレート用アダ
プタの第5の実施例を図7を用いて説明する。アダプタ
3とパッド14を別部品として構成すると、マイクロプ
レート4を重ねた状態で遠心分離機に掛けることが可能
となる。図7に示すように、まずアダプタ3の底部に上
述したようなパッド14を載置し、その上にマイクロプ
レート14を載置する。更にその上にパッド14を載置
することで、2枚目のマイクロプレート14を載置する
ことが可能となる。
【0022】次に本発明になるマイクロプレート用アダ
プタの第6の実施例を図8を用いて説明する。図8は図
7に示したパッド14の構成を変形させたものである。
図8に示すパッド14はその下面にマイクロプレート4
の上面の大きさとほぼ同等の大きさのパッド凹部21を
設けている。このように構成されたパッド14を使用し
て、第5の実施例と同様にマイクロプレート4を重ねる
と、図8の示すようになる。図8の構成を見ると分かる
ように、マイクロプレート4の上に載置されるパッド1
4は、そのパッド凹部21によりマイクロプレート4の
上面を保持し、パッド14とマイクロプレート4の相対
移動を規制している。このようなパッド凹部21を有す
るパッド14をアダプタ3に載置すると、アダプタ3の
底部11が平坦であることから、パッド14とアダプタ
3との間に隙間部22が生じる。この隙間部22を有す
る状態で遠心分離機にかけると、その遠心加速度により
パッド凹部21に曲げモーメントが発生するが、パッド
14をゴム等の弾性体で構成すればパッド14自身の弾
性力により曲げモーメントは吸収することができる。ま
た、隙間部22をなくするために、最下位置に載置され
るパッド14は底部の平坦なもの(例えば図1〜図7に
示されるもの)とし、マイクロプレート4の上に載置さ
れるパッド14はパッド凹部21を有する構成とするこ
ともできる。
【0023】次に本発明になるマイクロプレート用アダ
プタの第7の実施例を図9を用いて説明する。図9は、
アダプタ3の底面の形状を上記したパッド14の上面形
状と同様にして、マイクロプレート4のプレート底面9
をアダプタ3により直接受ける構成とし、更にマイクロ
プレート4を重ねた状態で遠心分離機に掛けることを可
能とするために、アダプタ3の折り曲げ部12,13と
同等の幅の係合溝23を、折り曲げ部12,13の下方
に設けている。なお、本実施発明においてはアダプタ3
を上述したように構成したが、アダプタ3ではなくパッ
ド14を同様に構成し、アダプタ3に装着する構成とし
ても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロプレートが載
置される面を段差のある面で構成し、中央の凸部でマイ
クロプレートの試料注入穴部の裏底面を受ける構成とし
たので、試料を内蔵するマイクロプレートを従来よりも
高い遠心加速度下に置くことを可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる第1の実施例を示すアダプタを示
す外観斜視図。
【図2】図1のアダプタとマイクロプレートを組み合わ
せた状態を示す縦断側面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示すアダプタとマイク
ロプレートを組み合わせた状態を示す縦断側面図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す縦断側面図。
【図5】第4のアダプタの外観斜視図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す縦断側面図。
【図7】本発明の第5の実施例を示す縦断側面図。
【図8】本発明の第6の実施例を示す縦断側面図。
【図9】本発明の第7の実施例を示す縦断側面図。
【図10】従来のロータを示す外観斜視図。
【図11】従来のアダプタを示す外観斜視図。
【図12】従来のアダプタに保持されたマイクロプレー
トを示す縦断側面図。
【符号の説明】
1はロータボディ、2はバケット、3はアダプタ、4マ
イクロプレート、5は試料注入穴、14はパッドであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 厳 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G052 AA29 AA30 AD26 DA01 ED17 JA07 4C077 AA12 BB04 DD30 4D057 AA03 AC01 AD01 AE11 BA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠心分離機の回転軸によって回転されるロ
    ータ本体と、該ロータ本体の回転に伴って発生する遠心
    力により外方向にスイングするバケットと、該バケット
    に保持されるマイクロプレートを有する遠心分離用ロー
    タにおいて、上記マイクロプレートは箱形容器の上面に
    設けられた多数の試料注入用凹部と、上面から下方に延
    在し、上記箱形容器の外周を形成する箱形外形壁とを有
    し、上記マイクロプレートが載置される面は、上記多数
    の試料注入用凹部の底面と接触する第1の面と、上記外
    形壁と対抗し、第1の面とは高さが異なる第2の面とよ
    りなることを特徴とする遠心分離機用ロータ。
  2. 【請求項2】請求項1において上記箱形外形壁の底部
    は、上記多数の試料注入用凹部の底部の高さと異なるこ
    とを特徴とする遠心分離機用ロータ。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記箱形外形壁の底部
    は、上記第2の面と接触していることを特徴とする遠心
    分離機用ロータ。
  4. 【請求項4】請求項1において第1の面は弾性体又はプ
    ラスチックよりなることを特徴とする遠心分離用機ロー
    タ。
  5. 【請求項5】請求項1において上記マイクロプレート
    は、中央部が高く、周辺部が低い凸状をしたパッドの上
    面に載置されることを特徴とする遠心分離機用ロータ。
  6. 【請求項6】請求項5においてパッドは弾性体又はプラ
    スチックよりなることを特徴とする遠心分離機用ロー
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010083679A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 F Hoffmann La Roche Ag ロボット式貯蔵装置

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