JP2003274556A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

Info

Publication number
JP2003274556A
JP2003274556A JP2002006004A JP2002006004A JP2003274556A JP 2003274556 A JP2003274556 A JP 2003274556A JP 2002006004 A JP2002006004 A JP 2002006004A JP 2002006004 A JP2002006004 A JP 2002006004A JP 2003274556 A JP2003274556 A JP 2003274556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
control device
power control
data
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002006004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3866979B2 (ja
Inventor
Keizo Kamiya
敬三 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO STANDARD KK
Original Assignee
TOYO STANDARD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO STANDARD KK filed Critical TOYO STANDARD KK
Priority to JP2002006004A priority Critical patent/JP3866979B2/ja
Publication of JP2003274556A publication Critical patent/JP2003274556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3866979B2 publication Critical patent/JP3866979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/46Improving electric energy efficiency or saving
    • F24F11/47Responding to energy costs

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デマンドコントロールの効果を数値的に把握
できる電力制御装置を提供する。 【解決手段】 電力機器2それぞれに接続されて、当該
電力機器2の動作を強制的に遮断してデマンドコントロ
ールを実現する電力制御装置1である。電源投入後、無
限ループ状に繰り返し実行されるメイン処理(ST1〜
ST9)と、一定時間毎に開始されるタイマ割り込み処
理(ST20〜ST28)とを有し、タイマ割込み処理
は、電力機器に供給される瞬時電流を検出する第1処理
ST21と、第1処理において有意な値が検出された場
合には、その回数を累積的に計数する第2処理ST23
と、第1処理において有意な電力が検出されなかった場
合には、現在が強制遮断中か否かに応じて、それぞれの
回数を累積的に計数する第3処理ST26,ST27と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デマンド制御によ
って使用電力量を削減できる電力制御装置に関し、特
に、使用電力量の削減量を簡易に知ることのできる電力
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各企業が電力会社に支払う一ヶ月の電気
料金は、基本料金(契約電気料金)と使用電力料金とを
加算して算出される。ここで使用電力料金とは、電力会
社の取引メータによって計測された一ヶ月単位の使用電
力量であるが、基本料金は、実量制契約、トランス契
約、大口電力契約の違いによってそれぞれ異なる算定方
法を採っている。
【0003】実量制契約とは、契約電力設備が60kW
以上、500kW未満の場合に適用されるものであり、
その月を含んだ過去12ヶ月間における30分間の使用
電力の最大値によって、各月の契約電力の決まる方式で
ある。なお、この電力の最大値を最大需要電力(デマン
ド)といい、このデマンド値によって電気料金の基本料
金が決定されることになる。
【0004】一方、トランス契約とは、受電設備のトラ
ンス容量の大きさによって契約電力が決まる方式であ
り、平成12年5月段階では契約電力設備が60kW未
満の場合に適用されるが、平成14年までには、契約電
力設備が60kW未満でも一律に定量制に移行する計画
になっている。
【0005】また、大口電力契約とは、契約電力設備が
500kW以上の場合に適用されるものであり、この場
合には、使用電力の最大ピークを測定してユーザと電力
会社との協議により契約電気料金が決定される。但し、
協議によって決定されたデマンド契約値を超過した場合
には、1.5倍の超過金が発生し、契約値のアップとな
るようになっている。
【0006】したがって、何れの契約方式を採る場合で
も、最大需要電力(デマンド)を低く抑えることは極め
て重要である。そこで、デマンド制御装置として各種の
装置が提案されており、例えば、特許第3037939
号による装置は、多くの企業に採用され好評を博してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザによっ
ては、本装置を用いると空調機器が余りに円滑に運転さ
れるため、本当に電力使用量が削減できているか不安に
なることもあった。ここで、取引メータの位置において
デマンド制御装置の動作状況を把握することも考えられ
るが、これでは、デマンド制御の対象外の機器も含めて
使用電力量を把握することになり正確性に欠けるという
問題がある。また、正確に省電力量を把握しようとする
余り、データの収集や集計が煩雑では実用性に欠けるこ
とになる。
【0008】本発明は、上記の実情に鑑みてなされたも
のであって、データ収集や集計が簡単でありながら、デ
マンド制御の効果を正確に数値的に把握できる電力制御
力装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、電力機器それぞれに接続されて、当該電
力機器の動作を強制的に遮断してデマンド制御する電力
制御装置であって、電源投入後、無限ループ状に繰り返
し実行されるメイン処理と、前記メイン処理を中断させ
て一定時間毎に開始されるタイマ割り込み処理とを有
し、前記タイマ割込み処理は、前記電力機器に供給され
る瞬時電力を実質的に検出する第1処理と、第1処理に
おいて有意な値が検出された場合には、その回数を累積
的に計数する第2処理と、第1処理において有意な電力
が検出されなかった場合には、現在が強制遮断中か否か
に応じて、それぞれの回数を累積的に計数する第3処理
とを備えている。
【0010】本発明において、瞬時電力を実質的に検出
するとは、電力値を直接的に検出する場合に限らず、電
流値や電圧値から間接的に電力値を検出する場合も含む
趣旨である。何れにしても、本発明では、第1処理にお
いて有意な値が検出された回数と、検出されなかった回
数が、それぞれ累積的に計数され、しかも、第1処理が
一定時間毎に行われるので、制御対象となる電力機器の
運転状況を正確に把握することができる。これらの点
は、以下の発明においても同様である。
【0011】また、本発明は、電力機器それぞれに接続
されて、当該電力機器の動作を強制的に遮断してデマン
ド制御する電力制御装置であって、電源投入後、無限ル
ープ状に繰り返し実行されるデマンド制御処理と、前記
デマンド制御処理とは直接関係することなく一定時間毎
に開始されるタイマ割り込み処理とを有し、前記タイマ
割込み処理において、前記電力機器の稼働時間及び強制
遮断時間を計測し、この計測結果に基づく情報を不揮発
性の記憶素子に記憶するようにしている。
【0012】本発明において、不揮発性の記憶素子と
は、電源が遮断された後も記憶内容を保持する素子であ
る。好ましくは、任意に着脱可能な記憶素子であり、具
体的にはICカード(ICメモリを内蔵したカード型記
憶媒体)やメモリカードなどが該当する。なお、メモリ
カードとは、切手サイズのICカードの総称で、デジタル
カメラやデジタル録音機、携帯端末に組み込まれる超小
型の記憶媒体としても使用されている。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、実施例に基づいて、この発
明を更に詳細に説明する。図1は、実施例に係る電力制
御装置1と、電力制御装置1によってデマンド制御され
る電力機器2との接続関係を図示したものである。ま
た、図4は、電力制御装置1の正面図であり、ケースを
開けた状態を図示している。
【0014】制御対象となる電力機器2は、特に限定さ
れるものではないが、典型的には、冷凍機や空調機であ
り、図1には、200Vの3相交流電圧R,S,Tを受
けて運転されるコンプレッサーのモーターMCと、モー
ターMCの運転を強制的に停止させるリレーReとが図
示されている。また、この電力制御装置1は、電力機器
2の運転状況を30分ごとに不揮発性メモリ(EEPR
OM)に記録しており、必要に応じて、RS232Cポ
ートを通して、他のコンピュータ機器(ノートパソコン
など)に記録内容を伝送するようになっている。そし
て、ノートパソコンでは、電力機器2の運転状況を集計
して、延べ消費電力や、本装置の制御によって節電でき
た延べ節電量や、延べ稼働時間などの情報を生成するよ
うにしている。
【0015】電力制御装置1の内部構成は、図2のブロ
ック図に示す通りであり、交流100V(または200
V)を受けて直流電圧に変換する電源部3と、コンプレ
ッサーの運転状態を把握する状態監視部4と、コンプレ
ッサーの運転状態を表示する運転表示部5と、電力制御
装置1を動作させるか否かを設定する設定スイッチ6
と、この電力制御装置1が制御モードにあるか非制御モ
ードにあるかを表示する状態表示部7と、コンプレッサ
ーが再起動して何分間かは必ず非制御モードにするが、
その非制御モードを維持する持続時間を設定するフィー
ドバック時間設定部8と、デマンドコントロールの制御
率を設定する制御率設定部9と、制御対象の電力機器2
に内蔵されたリレーReを制御することよってコンプレ
ッサーのモーターMCをON/OFF制御するコンプレ
ッサー制御部10と、この装置全体の動作を制御する中
央演算部11とで構成されている。
【0016】状態監視部4は、具体的には、モーターM
Cに供給される3相交流の電流値を検出する電流検出器
Seであり、中央演算部11は、検出された電流値に基
づいてコンプレッサーが運転状態であるか否かが判定さ
れる。運転表示部5は、電力制御装置1の正面図(図
4)に示すように、具体的にはLEDランプ5であり、
制御対象であるコンプレッサーが動作状態であれば、L
EDランプが緑色に点灯し、停止状態であればLEDラ
ンプが消灯するようになっている。
【0017】設定スイッチ6は、この実施例ではディッ
プスイッチ部12の左端のスイッチ6であり(図4)、
この電力制御装置1を使用する場合にはON側(下側)
に、使用しない場合にはOFF側(上側)に設定するよ
うになっている。状態表示部7は、赤色のLEDランプ
7であり、電力制御装置1のケースを閉じた状態でも目
視できる位置に設けられている。そして、電力制御装置
1の動作状態が制御モードであれば0.1秒間隔で点滅
し、非制御モードであれば2秒間隔で点滅するようにな
っている。
【0018】フィードバック時間設定部8は、この実施
例では可変抵抗であり、その抵抗値に基づいて、3分〜
15分位の範囲内で、コンプレッサー再起動後における
非制御状態の持続時間を設定するようになっている。制
御率設定部9は、例えば、多段階の切替えスイッチで構
成されており、その切替え位置に応じて、10%制御、
15%制御などの制御率を設定するようになっている。
なお、10%制御とは、所定の条件を満たせば、3分間
だけコンプレッサーを停止させる制御であり、30分間
に1回の割合で制御モードに突入する通常の場合には、
10%の期間が省電力モードとなる。また、15%制御
では、4.5分間だけコンプレッサーを停止させるの
で、30分間に1回の割合で制御モードに突入する通常
の場合には、15%の期間が省電力モードとなる。
【0019】また、ディップスイッチ部12の一つは、
制御回数を切り換えるスイッチCHGになっており、通
常の場合には、これを上側に設定して30分間に1回の
割合で制御モードに突入するようにしている。一方、ス
イッチCHGを下側に設定すると、30分間に2回の割
合で制御モードに突入するようになり、この状態で制御
率設定部9を10%の位置に設定すれば、15分間に1
回の割合で制御モードに突入し、3分間だけコンプレッ
サーを停止させることになる。このように、スイッチC
HGを下側に設定すると省電力の効果は大きくなる。
【0020】ディップスイッチ12の右4つは、機器番
号を2進数で設定する番号スイッチNUMであり、例え
ば、1つの部屋を複数個の冷凍機で冷房しているような
場合に、各冷凍機が同時に制御モードに突入しないよう
にしている。なお、図4の端子台13に関して説明を補
足すると、交流電圧の入力端子R,Tと、リレーReへ
の出力端子Routと、電流検出器からの入力端子Sinに
は、それぞれ外部からの配線が接続されている。
【0021】図3は、中央演算部11の具体的構成を示
すブロック図である。中央演算部11は、図2に示す装
置各部5〜9との間でデータの送受を行うパラレルデー
タ入出力部20と、制御プログラムを格納するROM(R
ead Only Memory)21と、主に制御プログラムの作業エ
リアとして機能するRAM(Random Access Memory)22
と、電流検出器Seからのデータに基づく運転履歴デー
タを記憶するEEPROM23と、割込み信号を生成す
ると共に計時機能を果たすタイマ24と、必要に応じて
外部パソコンとシリアルデータの送受を行うシリアル通
信部25と、電流検出器Seからの信号を受けてデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ26と、ROMに記
憶された制御プログラムにしたがって一連の処理を行う
CPU27とで構成されている。
【0022】ここでEEPROM(Electrically Erasa
ble and Programmable Read Only Memory)23とは、
電源遮断後も記憶内容を保持する不揮発性メモリのう
ち、電気的な消去及び書込みが可能なフラッシュメモリ
を意味している。このフラッシュメモリ23は、個別の
セクタ(ブロック)に対して単独でデータを消去可能で
あるので、例えば、半年間の運転履歴データを蓄積した
後は、最古のデータを蓄積するセクタから順に上書き使
用するようにしている。
【0023】EEPROM23に蓄積される運転履歴デ
ータは、30分(一時限)ごとに運転状況をまとめたも
のである。具体的には、延べ稼働時間TIME、消費電
力量W、本装置によって切断された延べ強制遮断時間C
UT、空調機の温度制御に基づく延べ停止時間CTLを
一時限分についてまとめている(図7(b)参照)。延
べ稼働時間は、電流検出器Seから有意なデータの得ら
れた時間を累積したものであり正確に測定可能である。
例えば、図7(b)の場合には、τ1+τ2+τ3が延べ
稼働時間となる。
【0024】消費電力量は、電流検出器Seから得られ
た電流値iと供給電圧値Vから算出したものであり、Σ
V×iとして正確な値を得ることができる。また、停止
時間CTLは、電流検出器Seから有意なデータが得ら
れなかった時間のうち、強制遮断していない時間の総和
として正確に算出することが可能となる。
【0025】続いて、以上の構成の電力制御装置1が空
調機をデマンド制御する場合について動作内容を説明す
る。なお、電力制御装置1が非動作状態(設定スイッチ
6がOFF)の場合には、空調機自らの温度調節機構に
基づいて、コンプレッサーの動作が制御されており、図
9に示すように、コンプレッサーが自己停止と再起動と
を繰り返している。
【0026】電力制御装置1の動作は、電源投入後、無
限ループ状に繰り返される主プログラム(図5、図6)
と、タイマ24からの割込み信号に基づいて1.0秒間
隔で開始されるタイマ割込みプログラム(図7(a))
と、タイマ24からの0.1秒間隔の割込み信号によっ
てA/Dコンバータを動作させ電流検出器Seの信号を
取得するデータ入力プログラム(不図示)と、ノートパ
ソコンなどからシリアル信号を受信すると処理が開始さ
れる受信割込みプログラム(図8(a))と、本装置か
ら1バイトデータのシリアル送信が完了すれば処理が開
始される送信割込みプログラム(図8(b))とで構成
されている。
【0027】最初に、タイマ割込み処理から説明する。
先に説明したように、タイマ24からは1.0秒間隔で
割込みパルスが供給されており、割込みパルスを受けた
CPUは、そのときの処理(図5の主プログラムの処
理)を中断して図7(a)に示す割込み処理を開始す
る。タイマ割込み処理では、レジスタの退避処理の後
(ST20)、先ず電流センサSeからの電流測定値i
を取得する(ST21)。電流センサSeからの信号
は、0.1秒間隔のデータ入力処理によってA/Dコン
バータ26によってデジタル変換されRAM22に記憶
されているので、10回分の有意なデータが存在するこ
とを条件に、例えば、その平均値を電流値iとして取得
する。
【0028】次に、その電流値iが有意に算出されたか
否かを判定し(ST22)、i≠0であれば変数TIM
Eをインクリメント(+1)する。変数TIMEはコン
プレッサーの延べ稼働時間を算出するための変数であ
り、電流センサSeからの有意な電流測定値iが検出さ
れたことから、コンプレッサーが稼働中であると判断し
て変数値を一つ増加させたのである。なお、タイマ割込
みは1.0秒間隔であるので、TIME×1.0秒の演
算によって延べ稼働時間が算出される。
【0029】次に、電流測定値iに、コンプレッサーに
供給されている電圧Vを掛け合わせて求めた電力値V×
iを変数Wに加算する(ST24)。変数Wは、使用電
力量を積算するための変数であり、電流センサSeから
の有意な電流測定値iが検出されたことから、使用電力
量を増加させたのである。
【0030】一方、ステップST22の判定で、電流測
定値iがゼロであると判定された場合には、現在、強制
遮断中であるか否かが判定される(ST25)。後述す
るように、本装置では、所定条件下リレー接点を開放し
てコンプレッサーの動作を強制的に遮断するが(図6の
ST12)、現在が、その強制遮断中か否かが判定され
る。いま強制遮断中であれば、強制遮断状態の延べ時間
算出用の変数CUTを+1し(ST26)、強制遮断中
でなければ、空調機による温度制御による電源遮断であ
ると判断して、温調遮断状態の延べ時間算出用の変数C
TLを+1する(ST27)。
【0031】そして、最後に、一時限(30分)の時間
を管理しているタイマ変数Tを+1した後(ST2
8)、退避しておいたレジスタの値を復帰させて(ST
29)割込み処理を終える。
【0032】続いて、図5を参照して電力制御装置1の
電源投入時から主プログラムについて説明する。電源投
入から30分間、電力制御装置1は必ず非制御モードな
り、リレー接点はCLOSEの状態となる(ST1〜ST
2)。つまり、空調機は、動作開始後の30分間につい
ては、デマンドコントロールを受けることがなく、自ら
の温度調節機構に基づいて、コンプレッサーの動作を制
御している。なお、ディップスイッチ部12のスイッチ
DMをOFF状態にすれば、このST1〜ST2の処理
が省略されるようになっている。
【0033】次に、タイマ変数Tをゼロリセットすると
共に(ST3)、タイマ割込み処理で更新されるその他
の変数W,CUT,CTL,TIMEも初期設定して
(ST4)、電力制御装置1を制御モードに突入させる
(ST5)。なお、各変数W,CUT,CTL,TIM
Eの用途については更に後述する。
【0034】図6に示すように、制御モードでは、先
ず、コンプレッサーの再起動から所定時間だけ経過して
いるか否かが判定される(ST10)。ここで、再起動
から経過すべき時間は、フィードバック時間設定部8に
よって設定された値であり典型的には3分である。
【0035】したがって、典型的には、ST10の処理
でコンプレッサーの再起動から3分以上経過しているか
否かが判定され、経過していなければ3分間だけ待機す
ることになる。このような処理(ST10)を設けてい
るので、再起動の直後であるにも係わらずコンプレッサ
ーが停止され、そのため、室温が制御温度から大きくズ
レてしまうようなことが防止される。なお、コンプレッ
サーの再起動のタイミングは、電流検出器Seの出力変
化から知ることができる。
【0036】コンプレッサーの再起動から3分以上経過
していることが確認されたら、次に、電流検出器Seの
出力に基づいて、コンプレッサーが動作中である否かが
判定される(ST11)。ここで、コンプレッサーが動
作状態であれば、制御率設定部9によって設定された一
定時間Tだけリレー接点をOPENにして、コンプレッ
サーを強制的に停止させる(ST12)。なお、10%
制御時には3分間、10%制御時には4.5分間、コン
プレッサーが停止されて送風状態となり、その後でリレ
ー接点はON状態に戻される。
【0037】一方、ステップST11の判定の結果、コ
ンプレッサーが非動作状態(自己停止状態)であれば、
コンプレッサーが再起動されるのを待ち、再起動されて
から更に3分経過してから、一定時間Tだけリレー接点
をOPENにしてコンプレッサーを強制的に停止させる
(ST12)。なお、上記したステップST11の処理
では、「コンプレッサーの再起動からN分以上経過した
か」のみを判定しているが、「N分経過後であって、か
つM分経過前であるか」を判定して、M分以上経過して
いる場合は、ステップST12の処理に移行させても良
い。
【0038】このような処理とすると、自己停止の直前
に、コンプレッサーが強制停止させることがなく、上記
した一定時間Tだけ、確実に省電力状態をすることがで
きる。また、制御モードに突入した時にコンプレッサー
が動作状態であるか否かに係わらず、コンプレッサーが
もう一度再起動されるのを待ち、その再起動からN分経
過後にリレー接点をOPENにしても良い。なお、過去
15分間以上、圧縮機が停止状態であれば、再起動から
20分経過後に、一定時間だけコンプレッサーの動作を
停止させる(ST14)。
【0039】以上のようにして制御モードの動作が終了
すると、リレー接点をON状態にして非制御モードに移
行させ(ST6)、タイマ変数Tの値に基づいてST3
の処理から30分経過しているか否かが判定され(ST
7)、30分経過すればST8の処理に移行する。な
お、ディップスイッチCUTが下側に設定されているとき
には、ST7の処理において、15分経過かしたか否か
が判定される。
【0040】このようにして、30分か又は15分の経
過が確認されたら、次に、タイマ割込み処理によって順
次更新されている変数W,CUT,CTL,TIMEの
値を読み出して必要な記憶処理を行う。具体的には、変
数Wの値を1/3600倍して、当該30分間(一時
限)の使用電力量としてその値をEEPROM23に記
憶する(ST8)。なお、W/3600を当該30分間
の使用電力量とするのは、1.0秒間の使用電力量[k
Wh]は、V×i/(60×60)=V×i/3600
[kWh]となり、当該30分間の総量はΣ(V×i)
/3600となるからである。
【0041】また、延べ強制遮断時間を算出している変
数CUTと、空調機の温度制御による延べ停止時間を算
出している変数CTLと、延べ稼働時間を算出している
変数TIMEの値を、それぞれ前記W/3600の値と
関連させてEEPROM23に記憶して(ST9)、ス
テップST3の処理に戻る。なお、CUT(秒)、CT
L(秒)、及びTIME(秒)の値が実際の延べ遮断時
間と延べ停止時間と延べ稼働時間である。
【0042】電力制御装置1の動作内容は以上の通りで
あるが、電力制御装置1には、ディップスイッチNUMに
よって、それぞれ異なる機器番号が付されている。そし
て、機器番号0の機器は、電源投入後直ちにST1の処
理を開始し、機器番号1の機器は、電源投入後待機時間
T1の後にST1の処理を開始し、機器番号iの機器
は、電源投入後待機時間T1×iの後にST1の処理を
開始するようになっている(ST0)。したがって、一
つの部屋をi台の機器で冷暖房しているような場合に
も、i台の機器が同時に制御モードに突入して、部屋の
温度が大きく変化するような弊害が生じない。
【0043】以上説明した通り、電力制御装置1では、
30分を一時限として、適宜にコンプレッサーを強制遮
断しつつ、EEPROM23に運転履歴データを記憶さ
れている。このように、この装置では運転履歴データが
不揮発性のメモリに記憶されるので、電源遮断後も確実
にデータを保持することができる。そして、必要時に
は、その運転履歴データをノートパソコンなどに伝送で
きるようになっている。
【0044】図8は、運転履歴データの伝送のための処
理プログラムを例示したフローチャートである。この実
施例では、シリアル通信部25が、シリアルデータを1
バイト受信し終わるとCPU27に対して受信割込みが
生じ、一方、シリアル通信部25が、1バイト分のシリ
アルデータを送信し終わるとCPU27に送信割込みが
生じるようになっている。
【0045】先ず、図8(a)の受信割込みから説明す
る。ノートパソコンには、データ取得用のソフトがイン
ストールされており、運転履歴データを取得するに際し
て、履歴データの始期(開始日)と終期(最終日)とを
含んだ管理データを、RS232Cポートを介して送信
するように構成されている。なお、これらは文字データ
(例えばASCIIデータ)で送信することにする。そ
して、1バイトデータを電力制御装置1のシリアル通信
部25が受信する毎に、CPU27は、そのとき実行中
の処理を中断して、図8(a)の受信割込み処理が開始
する。
【0046】受信割込み処理では、先ずレジスタが退避
された後(ST31)、受信されたデータが最終データ
であるか否かが判定される(ST32)。なお、履歴デ
ータの始期や終期などの受信データは、文字データで送
信されるので、文字データ以外の適当な制御データによ
って送信データの終了を知らせることができる。
【0047】ステップST32の判定の結果、文字デー
タを受信している場合には、それを順次メモリの受信バ
ッファ領域に格納し(ST33)、レジスタを復帰させ
た後(ST34)割込み処理を終える。このような受信
処理を何回か繰り返すと、やがて、ノートパソコンから
送信完了を示す制御データが送信されてくるので、その
場合には、受信バッファ領域のデータを解析して、送信
すべき運転履歴データを準備する(ST35)。
【0048】具体的には、EEPROM23に記憶され
ている運転履歴データのうち、送信すべきデータを特定
することになる。なお、図8(c)は、ノートパソコン
から要求された運転履歴データ列と、メモリのアドレス
を指示するポインタPNTと、要求されたデータの最終
アドレスENDとの関係を模式的に図示したものであ
る。
【0049】送信すべきデータの準備が完了すれば、C
PU27は、1バイトデータをノートパソコンに向けて
送信した後、割込み処理を終える(ST37)。なお、
1バイトデータはシリアル信号に変換されつつ1ビット
毎に送信されるが、8ビットのデータの送信が完了すれ
ば、CPUには送信完了割込みが生じるようになってい
る。
【0050】図8(b)は、送信完了割込みによる処理
プログラムを例示したものである。先に説明した最初の
1バイトデータの送信が完了してCPUに割込みがかか
ると、CPU27は、そのとき実行中の処理を中断し
て、先ず、レジスタを退避させる(ST41)。そし
て、ポインタPNTの値が最終アドレスENDを越えて
いないかを判定して(ST42)、PNT≦ENDなら
蓄積されている運転履歴データのうちポインタPNTの
指示する1バイトを出力する(ST43)。なお、この
データは、シリアル通信部25からシリアルデータとし
てノートパソコンに伝送される。
【0051】次に、ポインタPNTを+1して更新した
後(ST44)、レジスタを復帰させて割込み処理を終
える(ST45)。その後、1バイトのシリアルデータ
の伝送が完了すると、送信完了割込みが生じるので、ス
テップST41〜45の処理を繰り返す。このようにし
て、運転履歴データを1バイト毎にノートパソコンに伝
送すると、やがてPNT>ENDとなるので(ST4
2)、その場合にはデータを送信することなく処理を終
える。その結果、それ以降は送信完了割込みが生じるこ
とはない。
【0052】このように電力制御装置1に蓄積された運
転履歴データは、必要に応じて何時でも他の機器に伝送
できるので、受信した運転履歴データを適宜に編集すれ
ば、制御対象の電力機器2において具体的にどの程度の
節電があったのか一目瞭然に把握することが可能とな
る。図11は、制御対象となる電力機器の1ヶ月間の稼
働時間状況を一覧表にしたものである。稼働時間は変数
TIMEの値、制御時間は変数CUTの値、停止時間は
変数CTLの値に基づくものであり、それぞれ30分間
に累積された計数値と、割込み間隔である10秒との積
が記載されている。
【0053】図12は、稼働電力量とデマンド制御によ
って軽減されて電力量とを1ヶ月分集計して図示した一
覧表である。稼働電力量は、変数Wの値に基づくもので
あり、30分間に実際に使用された電力量[KWh]を
測定値に基づいて図示したものである。一方、制御電力
量は、もし本装置を用いなければ消費されたであろう電
力量である。具体的には、当該30分間の実際の使用電
力量Pと、実際の稼働時間t(秒)とに基づいて、平均
使用電力量P/tを求め、これに上記制御時間(変数C
UTの値)を掛けた値として算出されている。
【0054】以上、本発明の実施例について具体的に説
明したが、具体的な記載内容は何ら本発明を限定するも
のではない。特に、RS232Cポートを用いた運転履
歴データの送受信の具体的内容は、適宜に改良されるの
は勿論であり、RS232Cポートも一例を例示したも
のに過ぎない。
【0055】また、上記の実施例では、不揮発性メモリ
としてEEPROM(特にフラッシュメモリ)を使用し
たが、いわゆるメモリカードを使用するのも好適であ
る。ここで、メモリカードとは、切手サイズのICカー
ドの総称であるが、着脱自在であるので、ノートパソコ
ンを接続することなく運転履歴データを収集できるので
極めて好適である。図10は、メモリカードを使用する
実施例を図示したものであり、第1実施例のようにシリ
アル通信部を設ける必要がない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ収集や集計が簡単でありながら、デマンドコント
ロールの効果を正確に数値的に把握できる電力制御力装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電力制御装置と制御対象となる電
力機器との接続関係を図示したものである。
【図2】図1の電力制御装置の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】図2の中央演算部を詳細に示すブロック図であ
る。
【図4】図1の電力制御装置の正面図である。
【図5】電力制御装置のメイン処理を説明するフローチ
ャートである。
【図6】図5の一部を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図7】電力制御装置のタイマ割込み処理を説明するフ
ローチャートである。
【図8】電力制御装置の受信割込み処理と送信完了割込
み処理を説明するフローチャートである。
【図9】無制御状態の空調機器の動作を説明するタイム
チャートである。
【図10】第2実施例に係る中央演算部を示すブロック
図である。
【図11】運転状況を集計して示す一覧表である。
【図12】運転状況を集計して示す一覧表である。
【符号の説明】
2 電力機器 1 電力制御装置 ST1〜ST9 メイン処理 ST20〜ST28 タイマ割り込み処理 ST21 第1処理 ST23 第2処理 ST26,ST27 第3処理

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力機器それぞれに接続されて、当該電
    力機器の動作を強制的に遮断してデマンド制御する電力
    制御装置であって、 電源投入後、無限ループ状に繰り返し実行されるメイン
    処理と、前記メイン処理を中断させて一定時間毎に開始
    されるタイマ割り込み処理とを有し、 前記タイマ割込み処理は、前記電力機器に供給される瞬
    時電力を実質的に検出する第1処理と、第1処理におい
    て有意な値が検出された場合には、その回数を累積的に
    計数する第2処理と、第1処理において有意な電力が検
    出されなかった場合には、現在が強制遮断中か否かに応
    じて、それぞれの回数を累積的に計数する第3処理とを
    備えることを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電力制御装置は、前記電力機器が動
    作状態に移行して一定時間以上を経過するまでは強制遮
    断しないようになっている請求項1に記載の電力制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2処理では、前記第1処理によっ
    て検出された検出値を、過去の検出値に累積的に加算す
    る処理を更に含んでいる請求項1又は2に記載の電力制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1処理による計数結果、及び、前
    記第3処理による計数結果は、所定時間毎に不揮発性メ
    モリに記憶されるようになっている請求項1〜3の何れ
    かに記載の電力制御装置。
  5. 【請求項5】 外部機器との通信部を更に備え、前記外
    部機器からの指令に基づいて前記不揮発性メモリのデー
    タを読み出して前記外部機器に伝送するようになってい
    る請求項4に記載の電力制御装置。
  6. 【請求項6】 電力機器それぞれに接続されて、当該電
    力機器の動作を強制的に遮断してデマンド制御する電力
    制御装置であって、 電源投入後、無限ループ状に繰り返し実行されるデマン
    ド制御処理と、前記デマンド制御処理とは直接関係する
    ことなく一定時間毎に開始されるタイマ割り込み処理と
    を有し、 前記タイマ割込み処理において、前記電力機器の稼働時
    間及び強制遮断時間を計測し、この計測結果に基づく情
    報を不揮発性の記憶素子に記憶するようにしている電力
    制御装置。
JP2002006004A 2002-01-08 2002-01-15 電力制御装置 Expired - Fee Related JP3866979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002006004A JP3866979B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-15 電力制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001813 2002-01-08
JP2002-1813 2002-01-08
JP2002006004A JP3866979B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-15 電力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003274556A true JP2003274556A (ja) 2003-09-26
JP3866979B2 JP3866979B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=29217792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002006004A Expired - Fee Related JP3866979B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-15 電力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3866979B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032072A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Suntech Co Ltd 消費電力制御装置、冷却システム及び消費電力制御方法
KR101495158B1 (ko) 2007-12-13 2015-02-24 엘지전자 주식회사 전력량계 통신 에러시 멀티에어컨 시스템 보호 방법 및장치
JP2015094548A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 三菱電機エンジニアリング株式会社 空調機の電力抑制システム
JP2015094581A (ja) * 2014-09-26 2015-05-18 三菱電機エンジニアリング株式会社 空調機の電力抑制システム
JP2015183936A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 三菱電機株式会社 空気調和機、および空気調和機の制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495158B1 (ko) 2007-12-13 2015-02-24 엘지전자 주식회사 전력량계 통신 에러시 멀티에어컨 시스템 보호 방법 및장치
JP2010032072A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Suntech Co Ltd 消費電力制御装置、冷却システム及び消費電力制御方法
JP2015094548A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 三菱電機エンジニアリング株式会社 空調機の電力抑制システム
JP2015183936A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 三菱電機株式会社 空気調和機、および空気調和機の制御方法
JP2015094581A (ja) * 2014-09-26 2015-05-18 三菱電機エンジニアリング株式会社 空調機の電力抑制システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3866979B2 (ja) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6437540B2 (en) Battery pack
US20030205995A1 (en) Method for displaying information concerning power consumption and electronic device
US7304454B2 (en) Information processing apparatus for setting charge-start criteria level based on power supply drive history
US9291477B2 (en) Sampling energy meter reading system using demand response of energy prices for a power saving mode
US20080088240A1 (en) Starter for a gas discharge light source
JP2003274556A (ja) 電力制御装置
EP2423615B1 (en) Air conditioner
JPH11215700A (ja) デマンドコントロール方法および装置
JPH11136876A (ja) 鉛蓄電池の充電方法
CN112032949B (zh) 空调蓄热控制方法
CN116973757A (zh) 一种基于电池校准仪的电池容量校准方法及相关设备
JP2006162213A (ja) 空調用遠隔制御装置
JP2001197662A (ja) 電力量計算装置、電力量計算方法および電力量情報の処理システム
JP3519321B2 (ja) 蓄熱運転制御方法
JP4038860B2 (ja) 充電装置
JP3290644B2 (ja) 電力制御装置
JP3350153B2 (ja) メモリ効果検出方法及び装置、充電方法及び装置並びに携帯型ファクシミリ装置
CN112032943B (zh) 空调蓄热控制方法
CN219181205U (zh) 一种电池放电***、装置及设备
KR19980079780A (ko) 2차 전지의 충전 제어 방법 및 장치
JP2001257010A (ja) 二次電池状態判定方法およびその装置
JP3543078B2 (ja) デマンド制御装置
CN112032953B (zh) 空调蓄热控制方法
CN112032957B (zh) 空调蓄热控制方法
CN112032952B (zh) 空调蓄热控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees