JP2003273910A - ルータ装置 - Google Patents

ルータ装置

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JP2003273910A
JP2003273910A JP2002073677A JP2002073677A JP2003273910A JP 2003273910 A JP2003273910 A JP 2003273910A JP 2002073677 A JP2002073677 A JP 2002073677A JP 2002073677 A JP2002073677 A JP 2002073677A JP 2003273910 A JP2003273910 A JP 2003273910A
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routing engine
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JP2002073677A
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English (en)
Inventor
Mariko Suemitsu
真理子 末光
Takahiro Yoshida
享弘 吉田
Kazunori Kamaike
計紀 蒲池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータ装置のルーティングエンジンの処理負
担を軽減する。 【解決手段】 ルーティングエンジン部10は、パケッ
トの宛先及び送信元の情報に基づいて、最適経路を探索
・決定し、この最適経路をメッセージに作成し、経路制
御部20に送信する。経路制御部20は、受信したメッ
セージに含まれる最適経路情報を経路テーブル21に登
録する。ルーティングエンジン部10は、メッセージの
作成にあたって、メッセージとして送信可能な件数分の
パケットの最適経路情報をまとめて送信することによ
り、メッセージ送信処理に要する時間を短縮し、その他
のパケットの送受信処理や最適経路探索処理への影響を
軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータ装置に関
し、更に詳しくは、パケットの情報に基づいてパケット
の最適経路を探索し、決定した最適経路に基づいてパケ
ットの通信経路を制御するルータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ルータ装置は、パケットの最適経路を探
索し決定するルーティングエンジンと、決定された最適
経路を受信し、これを経路テーブルに保存し、保存した
最適経路の情報に基づいてパケットの通信経路を制御す
る経路制御部とを有する。
【0003】ルーティングエンジンは、所定のソフトウ
エアに基づいて作動し、ネットワークを経由してパケッ
トを送受信する。ルーティングエンジンは、パケットを
受信すると、そのパケットの宛先及び送信元を記述した
ヘッダ情報に基づいて、パケットの最適経路を計算す
る。パケットの最適経路が求まると、その最適経路の情
報は、メッセージに作成され、ルーティングエンジンか
ら経路制御部に送信される。経路制御部は、受信した最
適経路の情報を経路テーブルに書き込み、その経路テー
ブルに従って、パケットの通信経路を制御する。ルータ
装置によるこのような処理は、例えば特開平11−32
082号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ルータ装置のルーティングエンジンでは、受信するパケ
ット数が増加すると、それにつれて経路制御部に送信す
るメッセージの回数が増え、その送信処理の負担が増大
するため、パケットの送受信処理や最適経路の探索処理
等に影響を及ぼすという問題があった。
【0005】本発明は、上記に鑑み、パケットの最適経
路を探索し決定するルーティングエンジンを有するルー
タ装置を改良し、より処理効率が高いルーティングエン
ジンを有するルータ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のルータ装置は、パケットの情報に基づいて
パケットの最適経路を探索し決定するルーティングエン
ジンと、決定した最適経路の情報を受信して登録し、該
最適経路に基づいてパケットの通信経路を制御する経路
制御部とを備えるルータ装置において、前記ルーティン
グエンジンは、複数のパケットの最適経路を決定した後
に、該複数のパケットの最適経路の情報をまとめたメッ
セージを前記経路制御部に送信することを特徴とする。
【0007】本発明のルータ装置のルーティングエンジ
ンは、1つのパケットの最適経路を決定した後に、その
最適経路の情報をすぐに送信することなく、次のパケッ
トの最適経路を探索し決定する。複数の、例えば、所定
数のパケットの最適経路が決定した後に、その最適経路
をメッセージに作成しこれを経路制御部に送信する。
【0008】従来のルーティングエンジンでは、1つの
パッケージの最適経路が求まると、その都度、最適経路
の情報をメッセージとして作成し、これを経路制御部に
送信する処理を行っていた。この送信処理が負担となっ
て、最適経路を探索する処理やパッケージを送受信する
処理に影響を与えていた。本発明のルーティングエンジ
ンでは、複数のパッケージの最適経路の情報を1つのメ
ッセージにまとめて送信するので、その処理負担が軽減
し、他の処理に掛ける時間を増やすことが出来る。
【0009】本発明のルータ装置の好ましい例では、前
記ルーティングエンジンは、所定数のパケットの最適経
路をまとめて経路制御部に送信する。この所定数として
は、例えば、1つのメッセージにまとめて送信可能な数
が選ばれる。この場合、最適経路情報の送信及び登録の
効率が最も高くなる。
【0010】上記に代えて、或いは、上記に加えて、前
記ルーティングエンジンは、所定時間内に受信した複数
のパケットの最適経路を1つのメッセージにまとめて経
路制御部に送信することも出来る。受信するパケットの
数が少ない場合には、このように所定時間内のメッセー
ジをまとめることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態例に係るルータ装置を示す。ル
ータ装置は、ルーティングエンジン部10及び経路制御
部20からなる。ルータ装置は、1台のコンピュータに
よって構成しそのソフトウエアで双方の機能を実現して
もよく、或いは、各機能毎に別のコンピュータで構成し
てもよい。
【0012】ルーティングエンジン部10は、ネットワ
ーク30経由で経路情報を含むパケット(ルーティング
パケット)を送受信する。ルーティングエンジン部20
は、予め通信経路の静的情報及び動的情報を収集してお
り、これらの情報、並びに、各パケットに付された宛先
情報及び発信元情報を参照し、ルーティングプロトコル
の持つ経路決定プロセスに基づいて、各パケットの最適
経路を個々に探索し、決定する機能を有する。決定した
最適経路は、複数のパケットの最適経路が1つのメッセ
ージにまとめられ、経路制御部20に送信される。
【0013】経路制御部20は、経路テーブル21を備
えており、ルーティングエンジン部10から送信された
メッセージを受信し、各パケットの最適経路情報を経路
テーブル21に登録する登録処理を行う。経路テーブル
21に登録された最適経路情報は、他のルータ装置との
間で相互に参照可能である。経路制御部20は、更に、
受信した最適経路の登録可否の情報をメッセージに作成
し、ルーティングエンジン部10に通知する機能を有す
る。
【0014】図2は、上記ルータ装置の処理を示すフロ
ーチャートである。ルーティングエンジン部10は、順
次に受信するルーティングパケットについて、そのパケ
ットの宛先及び送信元を示すヘッダ情報、並びに、通信
経路の情報を参照し、ルーティングプロトコルの経路決
定プロセスによって、パケットの最適経路を探索し、決
定する(ステップS1)。最適経路が決定されたパケッ
トは、送信メッセージ作成プロセスに移され、最適経路
情報を記述したメッセージが作成される(S2)。送信
メッセージ作成プロセスは、そのメッセージが一括送信
可能な件数に達しているか否かを判断し(S3)、一括
送信可能な件数に達するまで、順次に最適経路が決定し
たパケットの最適経路情報を追加する(S4)。
【0015】送信メッセージ作成プロセスは、メッセー
ジ内の最適経路の件数が一括送信可能な件数に達する
と、そのメッセージを経路制御部20に送信する(S
5)。経路制御部20は、メッセージを受け取ると、メ
ッセージに含まれるパケットの最適経路情報を、経路テ
ーブル21に登録処理する(S6)。最適経路が、現在
使用できない不適切な経路や、パケット転送が著しく遅
延している輻輳経路を含んでいるときには、そのパケッ
トの登録処理は行われない。経路制御部20は、登録処
理の結果をメッセージに作成し、ルーティングエンジン
部10に送信する(S7)。
【0016】ルーティングエンジン部10は、登録結果
のメッセージを受信すると(S8)、受信メッセージか
ら、送信した最適経路が全て正常に登録されたか否かを
確認する(S9)。ルーティングエンジン部10は、経
路が全て正常に登録された旨が確認できれば、ステップ
S1に戻り、再び最適決定プロセスに移行し、未だ経路
が決定していないルーティングパケットについての処理
を行う。また、登録処理の結果メッセージに、登録に失
敗した経路が存在していると判断すると(S9)、その
失敗要因から、リトライの可能性を判断する(S1
0)。
【0017】例えば、送信した最適経路が現在使用でき
ない通信経路を含んでいれば、リトライ不可能と判断し
てメッセージを破棄する(S11)。また、送信した経
路が輻輳経路である場合には、リトライ可能と判断す
る。ステップS10でリトライ可能と判断し、且つ、そ
のリトライ回数が所定数未満の場合には(S12)、ス
テップS2に戻り、経路登録が失敗したパケットを送信
メッセージ作成プロセスに送り、経路登録が失敗したパ
ケットのみを集めたメッセージを作成する。メッセージ
を受診した経路制御部20は、それに基づいて再び登録
処理を行い(S6)、その結果メッセージをルーティン
グエンジン部10に送信する(S7)。
【0018】ルーティングエンジン部10は、リトライ
が正常に行われたか否かを判断し(S9)、正常に行わ
れた場合にはステップS1に戻る。また、登録処理に再
び失敗した経路については、またリトライ可能か否かを
判断し(S10)、リトライ可能で且つリトライ回数が
所定未満であれば(S12)、再度失敗したパケットの
経路をメッセージの作成プロセスに送る。リトライ回数
が所定以上であれば(S12)、決定された最適経路は
不適切であるとして、破棄される。
【0019】上記実施形態例のルータ装置では、探索・
決定された複数の最適経路の情報を、まとめて登録する
ことにより、経路登録の回数を削減し、ルーティングエ
ンジン部10及び経路制御部30における処理負担を軽
減するものである。
【0020】一般に、経路情報を登録するには、上記の
ように、ルーティングエンジン部が、最適経路の情報を
メッセージに作成し、経路制御部に送信している。この
メッセージの送信には少なからぬ時間を要するので、従
来は、ルーティングエンジン部におけるパケットの送受
信処理や最適経路計算等の他の処理に影響を及ぼしてい
た。本実施形態例では、上記のように、最適経路を複数
のパケットについてまとめて登録し、その登録回数を削
減することから、ルーティングエンジン部10で行う他
の処理への影響を抑えるものである。
【0021】なお、上記実施形態例では、メッセージと
して一括送信が可能な件数の最適経路をまとめて1つの
メッセージとする例を示したが、特にこれに限らず、そ
の一括送信可能件数以内であれば、所定数はいかように
も定められる。また、場合に応じて、所定の時間内に受
信したパケットをまとめて1つのメッセージとすること
も出来る。通信経路は、どのような通信路を利用しても
よく、例えばインタネットでもよい。
【0022】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のルータ装置は、上記実施形
態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形
態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本
発明の範囲に含まれる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のルータ
装置によると、複数のパケットの最適経路をまとめて1
つのメッセージとして送信し、登録を行うので、ルーテ
ィングエンジン部におけるメッセージ送信のための処理
負担が軽減し、ルーティングエンジン部における他の処
理が効率的に行われる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るルータ装置のブロ
ック図。
【図2】図1のルータ装置の処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10:ルーティングエンジン部 20:経路制御部 21:経路テーブル 30:通信経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲池 計紀 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA01 HA08 HD03 KA01 LB05 LE13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットの情報に基づいてパケットの最
    適経路を探索し決定するルーティングエンジンと、決定
    した最適経路の情報を受信して登録し、該最適経路に基
    づいてパケットの通信経路を制御する経路制御部とを備
    えるルータ装置において、 前記ルーティングエンジンは、複数のパケットの最適経
    路を決定した後に、該複数のパケットの最適経路をまと
    めたメッセージを前記経路制御部に送信することを特徴
    とするルータ装置。
  2. 【請求項2】 前記ルーティングエンジンは、所定数の
    パケットの最適経路を1つのメッセージにまとめて送信
    する、請求項1に記載のルータ装置。
  3. 【請求項3】 前記ルーティングエンジンは、所定時間
    内に受信した複数のパケットの最適経路を1つのメッセ
    ージにまとめて送信する、請求項1又は2に記載のルー
    タ装置。
JP2002073677A 2002-03-18 2002-03-18 ルータ装置 Pending JP2003273910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580418B2 (en) 2003-12-17 2009-08-25 Nec Corporation Network, router device, route updating suppression method used for the same, and program thereof
CN103647721A (zh) * 2013-12-12 2014-03-19 常州面包电子科技有限公司 一种集成运动计时功能的无线路由器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580418B2 (en) 2003-12-17 2009-08-25 Nec Corporation Network, router device, route updating suppression method used for the same, and program thereof
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