JP2003273765A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2003273765A
JP2003273765A JP2002069141A JP2002069141A JP2003273765A JP 2003273765 A JP2003273765 A JP 2003273765A JP 2002069141 A JP2002069141 A JP 2002069141A JP 2002069141 A JP2002069141 A JP 2002069141A JP 2003273765 A JP2003273765 A JP 2003273765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
antenna element
electronic device
electric field
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002069141A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Shimoda
一晴 下田
Koichi Kobayashi
浩一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002069141A priority Critical patent/JP2003273765A/ja
Publication of JP2003273765A publication Critical patent/JP2003273765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、無線通信に最適な筐体の向きを容易
に知ることができ、無線通信環境を良好に維持できる電
子機器の提供を目的とする。 【解決手段】電子機器は、無線通信用のアンテナ素子17
を内蔵した筐体10を有している。この筐体10の外方に露
出された上面11および下面12に、アンテナ素子の放射電
界の向きを示す表示部20,61が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信用のアン
テナ素子を内蔵した電子機器に係り、特にアンテナ素子
の放射電界の向きをユーザに意図的に明示するための構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信機能を備えた携帯形の電
子機器が種々提供されている。この種の電子機器は、例
えばバックの中あるいはスーツのポケット等に収納し、
ホスト機器としてのパーソナルコンピュータとの間でBl
uetooth(商標)の近距離無線通信方式を利用してデー
タの授受を行うようになっている。
【0003】このような電子機器では、携帯性や使い勝
手が最も重要視される傾向にあり、それ故、電子機器の
外郭となる筐体が薄くコンパクトに形成されている。そ
れとともに、無線通信用のアンテナ素子は筐体の内部に
収納されており、筐体の外に飛び出す突起物を極力無く
す工夫がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電子
機器では、アンテナ素子が筐体に内蔵されているので、
このアンテナ素子の位置を筐体の外部から測り知ること
ができない。しかも、近距離無線通信方式を採用した電
子機器は、送受信用ポートのような送受信方向を筐体の
外から判別し得るような視覚的な構造物が存在しない。
【0005】このため、特に無線電波が指向性を有する
場合に、筐体を外から見ただけでは、この筐体の如何な
る方向に放射電界が存在するのかを知ることができな
い。したがって、無線通信を実行するに際して、筐体の
中でも電界強度の弱い面を送受信対象に向けてしまうこ
とがあり得る。
【0006】この結果、送受信感度が低下したり、送受
信ができなくなる虞があり、無線通信の安定性が損なわ
れてしまう。さらに、通信不能の状態に陥った場合に、
ユーザはその原因を特定できずに困惑することがあり、
電子機器の使い勝手が悪くなる。
【0007】本発明の目的は、無線通信に最適な筐体の
向きを容易に知ることができ、無線通信環境を良好に維
持できる電子機器を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電子機器は、無線通信用のアンテナ素
子を内蔵した筐体を有するとともに、この筐体の外面に
上記アンテナ素子の放射電界の向きを示す表示部を設け
たことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、無線通信を実行するに
当って、ユーザは、表示部を基に筐体の如何なる方向に
放射電界が存在するのか否かを知ることができる。この
ため、無線通信に最適な筐体の向きを容易に認識するこ
とができ、電子機器の使い勝手が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、電子機器としての携帯形外部記憶装置に適用した図
1ないし図4にもとづいて説明する。
【0011】図1は、携帯形外部記憶装置1の使用環境
の一例を開示している。図1に示すように、携帯形外部
記憶装置1の通信相手は、パーソナルコンピュータ2、
ポータブルゲームマシン3、デジタルビデオカメラ4お
よびPDA(Personal Digital Assistant)5のような情報
処理装置である。本実施の形態の場合、携帯形外部記憶
装置1および通信相手としての情報処理装置2〜5は、
夫々近距離無線通信方式の一種であるBluetooth(商
標)の無線通信モジュールを搭載しており、この無線通
信モジュールを介してデータの送受信が行われるように
なっている。
【0012】例えばデジタルビデオカメラ4とパーソナ
ルコンピュータ2との間で画像データを授受する場合
は、まず、デジタルビデオカメラ4と携帯形外部記憶装
置1との間で無線通信により画像データを授受し、この
画像データを携帯形外部記憶装置1に保存する。この
際、デジタルビデオカメラ4と携帯形外部記憶装置1
は、Bluetooth(商標)の無線通信モジュールによる無
線通信が可能な距離(最大100m程度)の範囲内に位
置させる必要がある。
【0013】次に、携帯形外部記憶装置1をパーソナル
コンピュータ2に対し上記無線通信モジュールによる無
線通信が可能な距離内に近づける。これにより、無線通
信モジュールのリンクが自動的に確立し、携帯形外部記
憶装置1に保存された画像データがパーソナルコンピュ
ータ2に転送される。
【0014】図2ないし図4に示すように、上記携帯形
外部記憶装置1は、合成樹脂製の筐体10を有してい
る。筐体10は、上壁10a、下壁10b、左右の側壁
10c、前壁10dおよび後壁10eを有する偏平な四
角い箱形をなしている。この筐体10は、例えばスーツ
のポケットやバッグに収納して持ち運べるように、その
幅寸法Wが73mm、奥行き寸法Dが110mmおよび厚み寸
法Tが23mmに設定されている。
【0015】上壁10aおよび下壁10bは、筐体10
の厚み方向に向かい合うように互いに平行に配置されて
いる。これら上壁10aおよび下壁10bは、夫々筐体
10の幅方向および奥行き方向に広がるような矩形状を
なしている。上壁10aは、第1の外面としての平坦な
上面11を有している。下壁10bは、第2の外面とし
ての平坦な下面12を有している。これら上面11およ
び下面12は、筐体10の外方に露出されている。
【0016】図4に示すように、筐体10は、プリント
配線板13、記録媒体としてのハードディスク駆動装置
14および電源としてのバッテリ15を収容している。
プリント配線板13、ハードディスク駆動装置14およ
びバッテリ15は、筐体10の厚み方向に積層した状態
で配置されている。
【0017】ハードディスク駆動装置14は、プリント
配線板13とバッテリ15との間に介在されている。こ
のハードディスク駆動装置14は、中継基板16を介し
てプリント配線板13に電気的に接続されている。
【0018】プリント配線板13は、筐体10の上壁1
0aと平行に配置されている。プリント配線板13は、
上壁10aの略全面に亘るような大きさを有し、このプ
リント配線板13の一端部は、筐体10の前壁10dに
隣接されている。プリント配線板13は、上記無線通信
モジュールを搭載している。この無線通信モジュール
は、無線通信用のアンテナ素子17を有している。アン
テナ素子17は、プリント配線板13の一端部に実装さ
れ、筐体10の前壁10dと隣り合っている。
【0019】アンテナ素子17としては、例えば積層形
のチップアンテナが用いられている。このチップアンテ
ナは、放射電界の指向性が強い。このため、本実施形態
の場合は、図2ないし図4に矢印で示すように、アンテ
ナ素子17の電界は、主に筐体10の前壁10dから放
射されるようになっており、この前壁10dに対応する
部分の電界強度が強くなっている。
【0020】図2および図3に示すように、筐体10の
上面11および下面12に夫々アンテナ素子17の放射
電界の向きを示す表示部20が形成されている。表示部
20は、放射電界の放射方向を暗示する山形の記号20
aと、「送受信方向」と表示された文字20bとの組み
合わせからなっている。記号20aと文字20bは、筐
体10の奥行き方向に互いに並べて配置されている。こ
の表示部20は、例えば筐体10の上面11および下面
12に印刷したり、あるいは表面に記号20aや文字2
0bを印刷した透明なシールを貼りつけることで、筐体
10の上面11および下面12に位置される。
【0021】さらに、表示部20の記号20aは、上面
11および下面12の中でも前壁10dに隣り合う端部
に位置されている。このため、記号20aは、アンテナ
素子17に対応するように位置されており、このことを
携帯形外部記憶装置1の取り扱い説明書に記載しておけ
ば、記号20aの位置からアンテナ素子17が筐体10
内の如何なる位置に存在するのかを特定することができ
る。
【0022】また、本実施形態の場合、例えばバッテリ
15の残量やハードディスク駆動装置14が作動中であ
るか否かのような携帯形外部記憶装置1の動作状況は、
筐体10の上面11の中央部に設置された液晶表示パネ
ル21を通じて表示されるようになっている。
【0023】このような構成の携帯形外部記憶装置1に
よると、外部に露出された筐体10の上面11および下
面12に、夫々アンテナ素子17の放射電界の向きを暗
示する記号20aと、送受信方向と表示された文字20
bがマーキングされている。このため、例えば携帯形外
部記憶装置1とパーソナルコンピュータ2との間で無線
通信によりデータの授受を実行する場合に、ユーザは、
表示部20を見ることで、筐体10の如何なる方向に放
射電界が位置するのかを容易に知ることができる。
【0024】したがって、表示部20が通信相手を指向
するような向きに筐体10を設置することで、この筐体
10がBluetooth(商標)による無線通信を実行する上
で最適な向きとなり、通信感度や通信安定性が向上する
使用環境を得ることができる。
【0025】さらに、表示部20は、筐体10の上面1
1および下面12の両面に存在するので、筐体10の姿
勢に左右されることなく表示部20を視覚的に認識する
ことができ、使い勝手が良好となる。
【0026】加えて、上記構成によれば、表示部20の
記号20aがアンテナ素子17に対応する位置にあるの
で、この記号20aから筐体10に内蔵されたアンテナ
素子17の位置を把握することができる。このため、ア
ンテナ素子17が携帯形外部記憶装置1の周囲に位置す
る他の部材によって遮られないような姿勢に筐体10を
設置することが可能となり、安定した無線通信を実行で
きる。
【0027】それとともに、例えば通信感度が悪かった
り、無線通信が不可能な場合に、ユーザは、筐体10の
表示部20を見ることで、その原因が筐体10の向きに
あるのか否かを知ることができる。言い換えれば、表示
部20によって示される放射電界の向きが通信相手から
大きく外れていた場合、ユーザは、無線通信がうまく出
来ない原因が筐体10の向きにあると特定することがで
きる。
【0028】このため、表示部20が通信相手を指向す
るように筐体10の向きを変えるといった、通信状態を
改善するための作業に直ちに移行することができる。よ
って、従来のように無線通信が不調な原因が分からずに
困惑することもなく、使い勝手が良好となる。
【0029】なお、本発明において、アンテナ素子17
の放射電界の向きを暗示する記号20aは、上記第1の
実施の形態に特定されるものではない。
【0030】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
表示部20を開示している。この表示部20は、アンテ
ナ素子17の放射電界の広がり方向を暗示する記号30
aを有している。この記号30aは、放射電界の広がり
具合を複数の円弧状の曲線31の組み合わせによって表
示している。
【0031】さらに、図6は、本発明の第3の形態に係
る表示部20を開示している。この表示部20は、アン
テナ素子17の放射電界の向きを暗示する記号40aを
有している。この記号40aは、アンテナ素子17を示
す図柄41と、放射電界の広がり具合を表示する複数の
円弧状の曲線42とを含んでいる。
【0032】図7は、本発明の第4の実施の形態を開示
している。
【0033】この第4の実施の形態は、例えば第1の実
施の形態に記載された表示部20の記号20aを立体化
したものである。図7に示すように、筐体10は、その
上面11および下面12から突出する断面半円形の複数
の凸部51を有している。これら凸部51は、記号20
aを立体的に表示している。
【0034】このような構成によれば、筐体10の上面
11および下面12の凸部51は、記号20aを立体的
に表示しているので、ユーザは、指先Fを凸部51に押
し付けた時の感触から記号20aの形を思い浮かべるこ
とができる。このため、指先Fに伝わる突部51の感触
に基づいて、筐体10の姿勢およびアンテナ素子17の
放射電界の向きを判別することができる。
【0035】したがって、例えば携帯形外部記憶装置1
をバッグに収納して使用する時に、この携帯形外部記憶
装置1をバッグから取り出して記号20aや文字20b
を目視しなくとも放射電界の向きが明らかとなり、その
分、使い勝手が向上する。
【0036】図8は、本発明の第5の実施の形態を開示
している。
【0037】この第5の実施の形態は、表示部61に関
する事項が上記第1の実施の形態と相違しており、それ
以外の携帯形情報記憶装置1の基本的な構成は、上記第
1の実施の形態と同様である。
【0038】図8に示すように、表示部61は、アンテ
ナ素子17の放射電界の向きを視覚的に示す第1の領域
61aと、放射電界の向きを立体的に示す第2の領域6
1bとを含んでいる。第1および第2の領域61a,6
1bは、筐体10の奥行き方向に互いに並べて配置され
ている。第1の領域61aは、「送受信方向」と表示さ
れた文字62を有している。この文字62は、例えば筐
体10の下面12に印刷したり、あるいは表面に文字6
2を印刷したシールを貼りつけることで、筐体10の下
面12に位置されている。
【0039】第2の領域62は、凸部63を有してい
る。凸部63は、筐体10の下面12から突出されてい
る。凸部63は、第1の領域61と筐体10の前壁10
dとの間に位置されている。凸部63は、筐体10を平
面的に見た時に三角形状をなしており、その頂面63a
が視認性を高めるため筐体10とは異なる色に着色され
ている。
【0040】さらに、凸部63は、頂面63aを取り囲
む第1ないし第3の縁部64a〜64cを有している。
第1ないし第3の縁部64a〜64cは、筐体10の下
面12から張り出している。第1の縁部64aは、筐体
10の前壁10dに隣接した位置において、この前壁1
0dと平行に配置されている。第2および第3の縁部6
4b,64cは、下面12の中央から前壁10dの方向
に進むに従い互いに遠ざかる方向に傾斜されている。
【0041】そのため、凸部63は、アンテナ素子17
の放射電界の向きに沿って拡開された形状を有してい
る。
【0042】このような構成によると、表示部61の第
2の領域61bは、筐体10の下面12から突出する凸
部63を有し、この凸部63の第2および第3の縁部6
4b,64cは、アンテナ素子17の放射電界の向きに
沿って互いに遠ざかる方向に傾斜されている。そのた
め、凸部63の頂面63aは、放射電界の向きを示すよ
うな三角形状となり、この頂面63aを目視することで
アンテナ素子17の放射電界の向きを認識することがで
きる。
【0043】さらに、凸部63の第1ないし第3の縁部
64a〜64cに指先Fを押し付ければ、ユーザは、指
先Fに伝わる感触から凸部63の形状を思い浮かべるこ
とができ、この感触に基づいて筐体10の姿勢およびア
ンテナ素子17の放射電界の向きを判別することができ
る。
【0044】したがって、例えば携帯形外部記憶装置1
をバッグに収納して使用する時に、この携帯形外部記憶
装置1をバッグから取り出して文字62や凸部63の頂
面63aを目視しなくとも放射電界の向きが明らかとな
り、その分、使い勝手が向上するといった利点がある。
【0045】図9は、本発明の第6の実施の形態を開示
している。
【0046】この第6の実施の形態は、筐体10の下面
12に上記第5の実施の形態の凸部63の代わりに凹部
71を形成したものであり、それ以外の表示部61の構
成は、上記第5の実施の形態と同様である。
【0047】図9に示すように、凹部71は、筐体10
を平面的に見た時に三角形状をなしている。凹部71の
底面71aは、視認性を高めるため筐体10とは異なる
色に着色されている。凹部71は、底面71aを取り囲
む第1ないし第3の縁部72a〜72cを有している。
第1ないし第3の縁部72a〜72cは、筐体10の下
面12に対し窪んでいる。第1の縁部72aは、筐体1
0の前壁10dに隣接した位置において、この前壁10
dと平行に配置されている。第2および第3の縁部72
b,72cは、下面12の中央から前壁10dの方向に
進むに従い互いに遠ざかる方向に傾斜されている。
【0048】そのため、凹部71は、アンテナ素子17
の放射電界の向きに沿って拡開された形状を有してい
る。
【0049】このような構成によると、表示部61の第
2の領域61bは、筐体10の下面12から窪んだ凹部
71を有し、この凹部71の第2および第3の縁部72
b,72cは、アンテナ素子17の放射電界の向きに沿
って互いに遠ざかる方向に傾斜されている。そのため、
凹部71の底面71aは、放射電界の向きを示すような
三角形状となり、この底面71aを目視することでアン
テナ素子17の放射電界の向きを認識することができ
る。
【0050】さらに、凹部71の第1ないし第3の縁部
72a〜72cに指先Fを押し付ければ、ユーザは、指
先Fに伝わる感触から凹部71の形状を思い浮かべるこ
とができ、この感触に基づいて筐体10の姿勢およびア
ンテナ素子17の放射電界の向きを判別することができ
る。
【0051】したがって、例えば携帯形外部記憶装置1
をバッグに収納して使用する時に、この携帯形外部記憶
装置1をバッグから取り出して文字62や凹部71の底
面71aを目視しなくとも放射電界の向きが明らかとな
り、使い勝手が良好となる。
【0052】なお、上記第1の実施の形態では、筐体の
上面および下面の両面に表示部を設置したが、本発明は
これに限らず、上面又は下面のいずれか一方に表示部を
設置しても良い。
【0053】さらに、上記第1の実施の形態では、通信
相手から送られるデータをハードディスク駆動装置に格
納したが、このデータを格納する記憶媒体は、ハードデ
ィスク駆動装置に特定されるものではない。例えばハー
ドディスク駆動装置の代わりに、光ディスク駆動装置、
フロッピー(登録商標)ディスク駆動装置あるいはフラ
ッシュメモリを内蔵したメモリカードを用いても良い。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ユーザ
は、筐体の如何なる方向にアンテナ素子の放射電界が位
置するのかを容易に認識することができる。したがっ
て、通信感度や通信安定性が向上する使用環境を確実に
得ることができ、使い勝手が良好となるといった利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯形外部記
憶装置の使用環境を概略的に説明する図。
【図2】アンテナ素子と表示部との位置関係を筐体の上
面の方向から見た携帯形外部記憶装置の平面図。
【図3】アンテナ素子と表示部との位置関係を筐体の下
面の方向から見た携帯形外部記憶装置の平面図。
【図4】(A)は、図2のA−A線に沿う断面図。(B)
は、図4の(A)のB−B線に沿う断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る携帯形外部記
憶装置の平面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る携帯形外部記
憶装置の平面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態において、記号を形
作る凸部に指先を接触させた状態を示す断面図。
【図8】(A)は、本発明の第5の実施の形態に係る携
帯形外部記憶装置の側面図。(B)は、本発明の第5の
実施の形態に係る携帯形外部記憶装置の平面図。
【図9】(A)は、本発明の第6の実施の形態に係る携
帯形外部記憶装置の側面図。(B)は、本発明の第6の
実施の形態に係る携帯形外部記憶装置の平面図。
【符号の説明】
10…筐体 17…アンテナ素子 20,61…表示部 61a,61b…領域(第1の領域、第2の領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA04 AC32 BA03 CA04 FA14 FA43 FA46 FB01 5K011 AA01 AA06 JA01 KA12 5K027 AA11 CC08 FF01 FF22 5K067 AA34 BB21 EE02 EE10 EE35 KK02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、この筐体の内部に収容された無
    線通信用のアンテナ素子と、 上記筐体の外面に設けられ、上記アンテナ素子の放射電
    界の向きを示す表示部と、を備えていることを特徴とす
    る電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記アンテナ
    素子は、上記筐体の端部に位置され、上記表示部は、上
    記アンテナ素子に対応する位置に設置されていることを
    特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記表示部は、放射電界の向きを示す記号又は記号と文
    字の組み合わせであることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記記号の少
    なくとも一部は、上記放射電界の向きを形状的に示すよ
    うに立体化されていることを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかの記
    載において、上記筐体は、第1の外面とこの第1の外面
    の反対側に位置された第2の外面とを有し、上記表示部
    は、上記第1の外面および第2の外面の少なくともいず
    れか一方に備えられていることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 筐体と、 この筐体の内部に収容された無線通信用のアンテナ素子
    と、 上記筐体の外方に露出された部分に設けられ、上記アン
    テナ素子の放射電界の向きを立体的に示す形状を有する
    表示部と、を備えていることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記表示部
    は、上記筐体から突出された凸部であることを特徴とす
    る電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項6の記載において、上記表示部
    は、上記筐体を凹ませた凹部であることを特徴とする電
    子機器。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし請求項8のいずれかの記
    載において、上記筐体は、第1の外面とこの第1の外面
    の反対側に位置された第2の外面とを有し、これら第1
    および第2の外面は、夫々上記筐体の幅方向および奥行
    き方向に広がる大きさを有するとともに、上記表示部
    は、上記第1の外面および第2の外面の少なくともいず
    れか一方に備えられていることを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 筐体と、 この筐体の内部に収容された無線通信用のアンテナ素子
    と、 上記筐体の外面に設けられ、上記アンテナ素子の放射電
    界の向きを視覚的に示す領域と、上記放射電界の向きを
    立体的に示す領域とを有する表示部と、を備えているこ
    とを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、上記表示
    部の二つの領域は、互いに並べて配置されていることを
    特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項6および請求項10
    のいずれかの記載において、上記アンテナ素子は、少な
    くとも一つの情報処理装置との間で無線通信を実行する
    とともに、上記筐体は、上記情報処理装置で処理される
    データを格納する記憶媒体を内蔵していることを特徴と
    する電子機器。
JP2002069141A 2002-03-13 2002-03-13 電子機器 Pending JP2003273765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069141A JP2003273765A (ja) 2002-03-13 2002-03-13 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069141A JP2003273765A (ja) 2002-03-13 2002-03-13 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003273765A true JP2003273765A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29200073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069141A Pending JP2003273765A (ja) 2002-03-13 2002-03-13 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003273765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193583A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Panasonic Corp アンテナ付き竪樋
CN107610728A (zh) * 2017-09-14 2018-01-19 长沙准光里电子科技有限公司 新型便携式计算机互联网数据传输存储器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193583A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Panasonic Corp アンテナ付き竪樋
CN107610728A (zh) * 2017-09-14 2018-01-19 长沙准光里电子科技有限公司 新型便携式计算机互联网数据传输存储器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3373563B1 (en) Camera behind a display screen
JP4991122B2 (ja) 電子機器
US8512152B2 (en) Hand-held game apparatus and housing part of the same
US5936619A (en) Information processor
JP2004310659A (ja) 情報処理装置
KR102668961B1 (ko) 벤딩 특성을 갖는 배선 부재 및 이를 포함하는 전자 장치
JP2003140773A (ja) 無線通信デバイスおよび情報処理装置
WO2016190425A1 (ja) 画像形成装置
JP2006260973A (ja) 電池ユニット
EP0793163B1 (en) Portable computer
US10671178B2 (en) Keyboard device and system operation method
US20020036896A1 (en) Electronic apparatus capable of being loaded with IC card having antenna built-in
KR102664692B1 (ko) 플렉시블 디스플레이 및 카메라를 포함하는 전자 장치
JP2006260255A (ja) 電子機器
EP2722927B1 (en) Information processing apparatus with loop-shaped antenna
CN117223277A (zh) 包括铰链盖的电子装置
JP2003273765A (ja) 電子機器
CN116018800A (zh) 包括支撑件的电子装置
JP4185588B2 (ja) 画像表示装置
KR102544860B1 (ko) 안테나 클립 및 이를 포함하는 전자장치
US20080298875A1 (en) Modular workboard thermal printer system
JP3719432B2 (ja) 電子機器
JP5271041B2 (ja) 情報処理装置
JP2003273622A (ja) 電子機器
JP3788838B2 (ja) 無線通信機能を有する携帯形情報機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116