JP2003271812A - 家電利用支援システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家電機器の利用に際し、地球環境保全に対す
るインセンティブを喚起するような家電利用支援システ
ムを提供する。 【解決手段】 検出部５０が家電機器の利用状況を検出
して、状況判定部５２が、家電機器の利用状況が環境に
対して良好であるか否かを判断する。例えば、エアコン
の設定温度を前日から変更した場合、その変更が環境に
対して良好なものかどうかが判断される。良好な利用で
ある場合には、ポイント生成部５４が、その程度に応じ
たポイントを生成する。ポイント管理部５６が、ポイン
トに応じてユーザに節電を喚起させるメッセージや画像
を生成し、ユーザの通信端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ホームネットワー
クに接続された家電機器を管理する技術に関し、特に、
使用電力の節約に関して家電機器の利用を支援する技術
に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、家電機器を接続した家電ネットワ
ークシステムに関する研究が盛んに行われており、その
実現に必要な様々な技術や規格が提案されている。家電
ネットワークシステムの実現により、複数の家電機器を
協調動作させることや、屋外からの機器操作を可能とす
るなど、ユーザに利便性を提供する様々な可能性が期待
されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】現在、地球温暖化など
の環境問題が深刻化しているが、地球環境保全の観点か
ら、日々の生活におけるエネルギー消費量を減らすこと
は非常に大切である。しかしながら、人はそのことを認
識してはいるものの日々の生活ではとかく忘れがちであ
り、地球環境のために節電を行うという意識は一般家庭
において高いとはいえない。そこで、家電機器のユーザ
に節電に対するインセンティブを与え、環境に対する意
識を高めさせることのできるシステムの開発が望まし
い。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一つの態様による家電利用支援システム
は、家電機器の利用状況を検出する検出部と、その利用
状況をもとに家電機器が環境に対して良好に利用されて
いるか否かを判断する状況判定部と、良好に利用されて
いる場合に、その程度に応じたポイントを生成するポイ
ント生成部と、その家電機器のユーザに対してポイント
に応じた処理を行うポイント管理部とを備える。ポイン
ト管理部が行う処理は、ポイントに応じて節電に対する
インセンティブを家電機器のユーザに与えるような画
像、音声またはテキストを生成することや、ユーザの電
気料金を割安にするなどの処理を含む。このようなポイ
ント管理部の処理を受け、ユーザは、自身の電力の使用
が地球環境に影響を与えていることを認識し、自発的に
地球環境の保全に貢献しなければならないという意識を
高めていくことが期待される。

【０００５】家電機器がホームネットワークに接続され
ている場合、ホームサーバが、家電機器の使用電力を統
合管理して、家電利用支援システムとしての機能を実現
してもよい。また、各家電機器が自身の利用状況を検出
する検出部を備え、ユーザの通信端末が各家電機器から
その利用状況を受け取り、ポイントの生成およびポイン
トに応じた処理を行ってもよく、この場合には、各家電
機器および通信端末が協同して家電利用支援システムと
しての機能を実現することが可能である。

【０００６】また、本発明の別の態様による家電利用支
援システムは、家電機器を統合管理するホームサーバ
と、家電機器の電気使用状況を管理する電力管理サーバ
とを備えた家電利用支援システムであって、前記ホーム
サーバと前記電力管理サーバとはネットワークにより接
続されており、前記ホームサーバは、家電機器の利用状
況を検出する検出部を備え、また電力管理サーバは、前
記検出部により検出された利用状況をネットワークを介
して受けて、その家電機器が環境に対して良好に利用さ
れているか否かを判断する状況判定部と、良好に利用さ
れている場合に、その程度に応じたポイントを生成する
ポイント生成部と、家電機器のユーザに、生成したポイ
ントに応じたフィードバックを行うポイント処理部とを
有する。例えば電力管理サーバは、１日の使用電力の平
準化を目的として、電力の使用負荷が集中する時間帯に
使用電力が少なかったユーザに対してフィードバックを
行い、その時間帯における家電機器の過度の利用を控え
させるようなインセンティブをユーザに与えることを可
能とする。ポイント処理部は、そのユーザの電気料金を
割安にすることによりフィードバックを行ってもよい。

【０００７】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体などの間
で変換したものもまた、本発明の態様として有効であ
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の第１の実施の形
態に係る家電利用支援システムを実現するための家電ネ
ットワークシステム１００を示す図である。ここでは、
エアコン２０ａ、冷蔵庫２０ｂ、ＴＶ２０ｃなどの複数
の家電機器（以下、符号「２０」で代表させることがあ
る）およびホームサーバ１０が、ホームネットワーク３
０を介して接続されている。ホームネットワーク３０
は、有線または無線により複数の家電機器２０およびホ
ームサーバ１０を接続する。通信端末４０は、ＰＤＡや
携帯電話など通信機能を備えた端末であり、ホームサー
バ１０との間で通信を行う。家電利用支援システムを実
現する環境には図１に例示した家電ネットワークシステ
ム１００以外にも様々なものが考えられ、例えば、家庭
の電気使用量を管理する配電盤が存在する場合には、こ
の配電盤と通信端末４０とが互いに通信できる環境であ
ればよい。この場合、ホームサーバ１０は存在しなくて
もよく、通信端末４０は配電盤に対して電気使用量を問
い合わせ、配電盤は通信端末に対して電気使用量を回答
する機能を有していればよい。また、各家電機器２０が
自身の電気使用量を管理する機能を有している場合に
は、通信端末４０と各家電機器２０との間で通信が確立
できる環境であってもよい。

【０００９】図２は、本発明の第１の実施の形態に係る
家電利用支援システム２００の機能ブロック図である。
この家電利用支援システム２００は、検出部５０、状況
判定部５２、ポイント生成部５４、ポイント管理部５６
および格納部６０を備える。格納部６０は、家電機器２
０の過去の利用状況を記録する利用状況格納部６２、利
用状況に応じて付与されたポイントを記録するポイント
格納部６４、およびユーザにメッセージを伝達するキャ
ラクタを格納するキャラクタ格納部６６を有する。図１
を参照して、家電利用支援システム２００の機能は、ホ
ームサーバ１０に備えられてもよく、また通信端末４０
に備えられてもよい。さらには、この家電利用支援シス
テム２００の機能は、その一部が家電機器２０に備えら
れ、残りがホームサーバ１０あるいは通信端末４０、ま
たはその双方に備えられてもよい。前述したように、こ
の家電利用支援システム２００はホームサーバ１０が存
在しない環境であっても実現することが可能であり、そ
の場合には、電気使用量を管理する配電盤（図示せず）
と通信端末４０とで、この家電利用支援システム２００
を実現してもよい。以下では、家電利用支援システム２
００を実現する環境を代表して、ホームサーバ１０がこ
の家電利用支援システム２００の機能を備える場合につ
いて説明する。

【００１０】検出部５０が、各家電機器２０からその使
用状態を示すデータを受け取り、利用状況を検出する。
例えば、使用状態を示すデータとは、家電機器２０の設
定温度や使用電流を示すデータなどであり、検出する利
用状況とは、その設定温度で利用した時間や消費電力な
どである。状況判定部５２は、その利用状況をもとに、
それぞれの家電機器２０が環境に対して良好に利用され
ているか否かを判断する。利用状況格納部６２は各家電
機器２０の過去の利用履歴を保持しており、状況判定部
５２は、この利用履歴に基づいて、今回の利用が過去の
利用に比べて環境に良好なものであったか否かを判断す
る。ここで、この判断周期については任意に設定するこ
とが可能であり、１月ごとに判断するものであっても、
また毎日判断するものであってもよい。例えば、状況判
定部５２が冬期におけるエアコン２０ａの利用状況を判
断するとき、前日の設定温度が３０度であり、本日の設
定温度が２６度である場合には、本日のエアコン２０ａ
の利用が環境に対して良好なものであると判断する。

【００１１】以上は、ユーザ自身による過去の利用状況
との比較を行うものであるが、他人の利用状況との比較
を行うことも可能である。この場合、利用状況格納部６
２は他人による平均的な利用状況を家電機器２０ごとに
格納していることが好ましい。他人の利用状況は、ホー
ムネットワーク３０の外部に存在するサーバより供給さ
れてもよく、この外部サーバは、複数のユーザから家電
機器の利用状況を受取り、所定の期間ごとに平均化して
おくのが好ましい。エアコン２０ａの冬期における利用
状況の判断を例にとると、他人の平均設定温度が２８度
であって、自己の設定温度が２６度である場合には、状
況判定部５２は、このユーザのエアコン２０ａの利用が
環境に対して良好なものであると判断する。

【００１２】さらに、自己や他人との比較だけでなく、
自然環境を加味した利用状況の判断を行うことも可能で
ある。エアコン２０ａの冬期における利用状況の判断に
際して、状況判定部５２が、エアコン作動前の室温（以
下、単に室温という）とエアコン２０ａの設定温度との
差分を検出する。室温は、エアコン２０ａに内蔵された
温度センサにより検知され、室温データとしてエアコン
２０ａの使用状態とともに状況判定部５２に供給されて
もよい。状況判定部５２は、利用状況格納部６２に記録
されている過去における室温と設定温度との差と、今回
の室温と設定温度との差を比較する。状況判定部５２
は、例えば、過去において室温と設定温度との差が２０
度であったのに、今回はその差が１５度である場合に
は、ユーザが普段以上に低い温度にエアコン２０ａの温
度を設定していることを認識して、このエアコン２０ａ
の利用が環境に対して良好なものであると判断する。

【００１３】以上のように、状況判定部５２は、自己の
過去の利用状況や他人の利用状況、さらには自然環境を
基準として、今回の家電機器２０の利用状況を判断する
ことを可能とする。以上は、状況判定部５２がそれぞれ
の基準を単独に利用した場合について説明したが、これ
らの基準を組み合わせて、環境に対する家電機器２０の
利用状況の良し悪しを判断してもよい。この状況判定部
５２は、利用状況の判断の後、その良し悪しの程度を示
すデータを生成し、ポイント生成部５４に供給する。こ
のデータは、例えば前回よりも５度低くエアコン２０ａ
の温度を設定していることを示すデータなどであってよ
く、家電機器２０ごとに生成されることが好ましい。

【００１４】ポイント生成部５４は、家電機器２０が環
境に対して良好に利用されている場合に、その程度に応
じたポイントを生成する。環境に対して好ましくない利
用の場合には、その程度に応じたマイナスのポイントを
生成してもよい。ポイントは、家電機器２０ごとにそれ
ぞれ独自の基準に基づいて生成されるのが好ましい。ポ
イント生成部５４は、生成したポイントをポイント格納
部６４に記録する。

【００１５】ポイント管理部５６は、家電機器２０のユ
ーザに対して、ポイントに応じた処理を行う。具体的に
は、ポイント管理部５６が、ポイントに応じて、節電に
対するインセンティブを与えるような画像、音声または
テキストを生成する。画像としては、例えば最近の家電
機器２０の利用状況やポイントの取得状況を示したグラ
フであったり、環境に対する良好な家電機器２０の利用
を仮想的な植樹になぞらえ、木が成長していく様子や木
の本数が増えていく様子を表現したアニメーションであ
ってもよい。音声やテキストの例としては、環境に対す
る良好な家電機器２０の利用に対してユーザを賞賛・激
励するようなものであってもよい。この処理は、ポイン
ト格納部６４に蓄積された総ポイントに基づいて行われ
てもよく、また今回生成されたポイントに基づいて行わ
れてもよい。生成された画像、音声、テキストは、ユー
ザの通信端末４０に供給される。ユーザは、キャラクタ
格納部６６に格納されているキャラクタを予め選択して
おき、ポイント管理部５６は、そのキャラクタを用いた
画像を生成して、ユーザの通信端末４０に送信してもよ
い。

【００１６】図３は、通信端末４０の表示画面に表示さ
れるイメージ例を示す図である。この表示画面には、節
電に対するインセンティブを喚起するように、キャラク
タがユーザを賞賛している様子が示されている。また、
木が自然環境を想起させるものであることを利用して、
ユーザの環境に対する意識を高めるように、取得したポ
イントに応じて仮想的な木が画面上に植えられていく様
子が示されている。ユーザは、キャラクタからの賞賛・
激励や、増えていく木の本数などを見て、自分が環境保
全に貢献していることを感覚的に認識し、節電に対する
意識を一層高めることが可能となる。

【００１７】この第１の実施の形態では、家電利用支援
システム２００の機能をホームサーバ１０に持たせるこ
ととして説明したが、これは例示であって、この機能は
家電ネットワークシステム１００における別の構成に持
たせることも可能である。

【００１８】一つの変形例として、通信端末４０が、家
電利用支援システム２００の機能を備えていてもよい。
この場合、通信端末４０は、各家電機器２０から使用状
態を示すデータを受け取り、利用状況を検出する。家電
機器２０は、通信端末４０に対して無線でデータを送信
する機能を有することが好ましい。それから、上述した
ように、通信端末４０は、この利用状況が環境に対して
良好なものであるか否かを判定し、ユーザに対して節電
に対するインセンティブを与えるようなメッセージや画
像を表示画面やスピーカから出力する。通信端末４０
は、家電機器２０の使用電力を管理する配電盤から家電
機器２０の使用状態または利用状況を受け取り、ポイン
トの生成およびポイントに応じた処理を行ってもよい。
また、別の変形例としては、各家電機器２０が表示画面
やスピーカを有し、自身の利用状況が環境に対して良好
なものであるか否かを判断して、ユーザに対してメッセ
ージや画像を出力してもよい。また、ホームサーバ１０
自身が表示画面やスピーカを有して、ユーザにメッセー
ジや画像を出力してもよい。

【００１９】図４は、本発明の第２の実施の形態に係る
家電利用支援システムを実現するためのネットワークシ
ステム３００を示す図である。このネットワークシステ
ム３００においては、家電ネットワークシステム１００
が、インターネットなどのネットワーク９０を介して電
力管理サーバ８０に接続されている。電力管理サーバ８
０は、例えば電力会社などにより管理されるものであ
り、家電ネットワークシステム１００から、家電機器２
０それぞれの利用状況を受け付けて、家電機器２０ごと
にその利用が環境に良好なものであるか否かを判断する
機能を有する。

【００２０】図５は、本発明の第２の実施の形態に係る
家電利用支援システム４００の機能ブロック図である。
この家電利用支援システム４００は、ネットワーク９０
を介して接続されたホームサーバ１０と電力管理サーバ
８０とで構成される。ホームサーバ１０は、検出部４１
０、ポイント管理部４１２、送受信部４１４およびキャ
ラクタ格納部４１６を有する。検出部４１０、ポイント
管理部４１２およびキャラクタ格納部４１６は、それぞ
れ図２において説明した検出部５０、ポイント管理部５
６およびキャラクタ格納部６６と同一または同様の機能
および動作を実現する。また、電力管理サーバ８０は、
送受信部４２０、状況判定部４２２、ポイント生成部４
２４、ポイント処理部４２６および格納部４４０を有す
る。格納部４４０は、利用状況格納部４４２とポイント
格納部４４４を有する。状況判定部４２２、ポイント生
成部４２４、利用状況格納部４４２およびポイント格納
部４４４は、それぞれ図２において説明した状況判定部
５２、ポイント生成部５４、利用状況格納部６２および
ポイント格納部６４と同一または同様の機能および動作
を実現する。

【００２１】まず、ホームサーバ１０において、検出部
４１０が各家電機器２０の利用状況を検出し、その利用
状況を送受信部４１４から電力管理サーバ８０に送信す
る。電力管理サーバ８０は、送受信部４２０でこの利用
状況を受け取り、状況判定部４２２が、家電機器２０が
環境に対して良好に利用されているか否かを判断する。
この状況判定部４２２は、所定の時間帯における利用状
況の判断を行ってもよい。例えば、状況判定部４２２
は、夏期の昼間から夕方にかけて電力会社における消費
電力がピークに達する時間帯に、家電機器２０の利用の
環境に対する良し悪しを使用電力量に応じて判断しても
よい。ピークの時間帯における節電が実行されれば、電
力会社における１日の使用電気量を平準化して、電力供
給量を一定に保つことが可能となる。このことにより、
ピーク時に新たな火力発電所などを作動する必要をなく
したり、作動した場合であって発電量を少なくするなど
の効果が期待できる。

【００２２】家電機器２０が良好に利用されている場
合、ポイント生成部４２４がその程度に応じたポイント
を生成する。このポイントは、送受信部４２０からホー
ムサーバ１０に送信され、ポイント管理部４１２が、節
電を奨励するようなメッセージまたは画像を生成して、
通信端末４０に送信してもよい。また、生成されたポイ
ントは、ポイント処理部４２６に供給されてもよく、ポ
イント処理部４２６は、ポイントに応じたフィードバッ
クをユーザに対して行ってもよい。具体的には、電力消
費の平準化に貢献した対価として、電気料金を下げるな
どの特典をユーザに与えてもよい。また、この特典が得
られる旨を、送受信部４２０を介してホームサーバ１０
に送信し、ポイント管理部４１２が、この旨をユーザの
通信端末４０に供給してもよい。

【００２３】以上、本発明をいくつかの実施の形態をも
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範
囲にあることは当業者に理解されるところである。

【００２４】例えば、第２の実施の形態に係る家電利用
支援システム４００において、電力管理サーバ８０が状
況判定部４２２およびポイント生成部４２４を有してい
るが、ホームサーバ１０が、これらの構成を有していて
もよい。また、家電利用支援システム４００において、
家電ネットワークシステム１００側の構成としてホーム
サーバ１０のみが示されているが、通信端末４０または
家電機器２０が、ホームサーバ１０に代わって、家電利
用支援システム４００の機能の一部を実現する構成を有
してもよい。

【００２５】

【発明の効果】本発明によると、家電機器の利用に際し
て、環境保全に対する意識を高めるようなメッセージま
たは画像をユーザに供給する家電利用支援システムを提
供することが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 第１の実施の形態に係る家電利用支援システ
ムを実現するための家電ネットワークシステムを示す図
である。

【図２】 第１の実施の形態に係る家電利用支援システ
ムの機能ブロック図である。

【図３】 通信端末の表示画面に表示されるイメージ例
を示す図である。

【図４】 第２の実施の形態に係る家電利用支援システ
ムを実現するためのネットワークシステムを示す図であ
る。

【図５】 第２の実施の形態に係る家電利用支援システ
ムの機能ブロック図である。

【符号の説明】

１０・・・ホームサーバ、２０・・・家電機器、３０・
・・ホームネットワーク、４０・・・通信端末、５０・
・・検出部、５２・・・状況判定部、５４・・・ポイン
ト生成部、５６・・・ポイント管理部、８０・・・電力
管理サーバ、１００・・・家電ネットワークシステム、
２００・・・家電利用支援システム、３００・・・ネッ
トワークシステム、４００・・・家電利用支援システ
ム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１Ｄ (72)発明者 松岡 継文 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 3L060 AA03 AA08 CC02 CC10 DD06 EE01 5K048 AA16 BA12 DA05

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 家電機器の利用状況を検出する検出部
   と、 その利用状況をもとに、家電機器が環境に対して良好に
   利用されているか否かを判断する状況判定部と、 良好に利用されている場合に、その程度に応じたポイン
   トを生成するポイント生成部と、 その家電機器のユーザに対してポイントに応じた処理を
   行うポイント管理部とを備えることを特徴とする家電利
   用支援システム。
2. 【請求項２】 前記ポイント管理部は、ポイントに応じ
   て、節電に対するインセンティブを与えるような画像、
   音声またはテキストを生成することを特徴とする請求項
   １に記載の家電利用支援システム。
3. 【請求項３】 家電機器を統合管理するホームサーバ
   と、家電機器の電気使用状況を管理する電力管理サーバ
   とを備えた家電利用支援システムであって、前記ホーム
   サーバと前記電力管理サーバとはネットワークにより接
   続されており、 前記ホームサーバは、家電機器の利用状況を検出する検
   出部を備え、 前記電力管理サーバは、 前記検出部により検出された利用状況を受けて、その家
   電機器が環境に対して良好に利用されているか否かを判
   断する状況判定部と、 良好に利用されている場合に、その程度に応じたポイン
   トを生成するポイント生成部と、 家電機器のユーザに対して、生成したポイントに応じた
   フィードバックを行うポイント処理部とを有することを
   特徴とする家電利用支援システム。