JP2003271668A - 構造化データ管理プログラム及び方法並びに装置 - Google Patents

構造化データ管理プログラム及び方法並びに装置

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JP2003271668A
JP2003271668A JP2002073204A JP2002073204A JP2003271668A JP 2003271668 A JP2003271668 A JP 2003271668A JP 2002073204 A JP2002073204 A JP 2002073204A JP 2002073204 A JP2002073204 A JP 2002073204A JP 2003271668 A JP2003271668 A JP 2003271668A
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Hidekazu Nishizawa
秀和 西澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検索条件の発行回数を削減でき、検索時間を削
減できる。 【解決手段】本発明の構造化データ管理プログラム3
は、コンピュータ1に、階層的なデータ構造を持つ構造
化データ9を解析し、構造化データ9を複数のノードが
階層的に接続されたノード形式で表す機能5と、複数の
ノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノードのID
と親ノードの名称との関連付けを行いノード間の関係を
管理するためのテーブルT1に、ノード形式で表された
ノード関係に基づいて構造化データ9に含まれている情
報を登録する機能6とを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばXML(eX
tensible Markup Language)やSGML(Standard Gen
eralized Markup Language)などで記述された階層的な
データ構造を持つ構造化データをリレーショナルデータ
ベースで管理するための構造化データ管理プログラム及
び方法並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構造化データは、複数のノードが階層的
に接続されたノード形式で表すことができる。
【0003】構造化データのノードをテーブルの一行に
対応させてマッピングを行った場合、XPathのように、
構造化データのルートからノードを順にたどり、目的の
ノードを検索する方法が用いられる。
【0004】XPathにおいては、「あるノードNを基点
として、ノードNの子ノードCであり、かつこの子ノー
ドCが特定の子ノードを持っているようなノードCを見
つける」というような検索条件が与えられる機会が頻繁
に発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のXPathなどによ
る検索方法では、検索するノードの深さに比例してテー
ブルに対するアクセス回数が増え、検索時間も増える。
【0006】例えば、上記のような「あるノードNを基
点として、ノードNの子ノードCであり、かつこの子ノ
ードCが特定の子ノードを持っているようなノードCを
見つける」というような検索条件が与えられたとする。
また、ノードNの子ノードが10個あり、各子ノードが
さらに10個の子ノードを持つとする。
【0007】この場合、XPathなどによる検索方法で
は、最大10×10個のノードを順にたどって目的のノ
ードを見つける検索処理が必要になる。さらに、この検
索処理は、目的のノードの深さ分だけ繰り返すことにな
り、多大な検索時間を要する。
【0008】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、構造化データのノードの検索を効率化し、
検索時間の短縮を図る構造化データ管理プログラム及び
方法並びに装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0010】第1の発明の構造化データ管理プログラム
は、コンピュータに、階層的なデータ構造を持つ構造化
データを解析し、構造化データを複数のノードが階層的
に接続されたノード形式で表す機能と、複数のノードの
ID毎に親ノードのIDと親の親ノードのIDと親ノー
ドの名称との関連付けを行いノード間の関係を管理する
ためのテーブルに、ノード形式で表されたノード関係に
基づいて構造化データに含まれている情報を登録する機
能とを実現させる。
【0011】第2の発明の構造化データ管理プログラム
は、コンピュータに、構造化データを複数のノードが階
層的に接続されたノード形式で表した場合の任意のノー
ドの指定と、任意のノードに対する親ノードの名称の指
定と、任意のノードに対する親の親ノードのIDの指定
とを受け付ける機能と、複数のノードのID毎に親ノー
ドのIDと親の親ノードのIDと親ノードの名称との関
連付けを行いノード間の関係を管理するためのテーブル
から、指定された任意のノードと親ノードの名称と親の
親ノードのIDとに対して関連付けされている親ノード
のIDを検索する機能とを実現させる。
【0012】上記第1及び第2の発明を利用することに
より、「あるノードNを基点として、ノードNの子ノー
ドCであり、かつこの子ノードCが特定の子ノードを持
っているようなノードCを見つける」という検索を行う
ための検索条件の指定が一回でよく、検索効率を向上さ
せることができる。
【0013】上記第1及び第2の発明の構造化データ変
換プログラム又はこのプログラムを記録した記録媒体を
コンピュータに適用することにより、コンピュータ上で
構造化データ管理方法が実施される。
【0014】上記第1及び第2の発明で実現される機能
と同様の動作を実現する手段を構造化データ管理装置に
備えることにより、同様の作用効果を得ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0016】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、「あるノードNを基点として、ノードNの子ノー
ドCであり、かつこの子ノードCが特定の子ノードを持
っているようなノードCを見つける」という検索条件が
与えられた場合に、リレーショナルデータベースに対し
て一回の検索条件の発行で目的のノードCを検索するた
めの方法を実施するプログラム及びシステムについて説
明する。
【0017】図1は、本実施の形態に係る構造化データ
管理システムを例示するブロック図である。
【0018】構造化データ管理システム1は、記録媒体
2に記録されている構造化データ管理プログラム3を読
み込んで実行する。構造化データ管理システム1は、リ
レーショナルデータベース4をアクセスする。
【0019】リレーショナルデータベース4は、テーブ
ルT1を格納する。このテーブルT1は、列項目として
「ノードID」「親ノードID」「祖父ノード(親の親
ノード)ID」「親ノード名称」「属性名」「属性値」
「テキストデータ」などを持つ。
【0020】構造化データ変換プログラム3は、ノード
認識機能5、登録機能6、条件受付機能7、検索機能8
を構造化データ管理システム1に実現させる。
【0021】ノード認識機能5は、XML等により記述
された構造化データ9を、複数のノードが階層的に接続
されたノード形式で表す。ノードのタイプ(種別)に
は、主に、エレメントノード、属性ノード、テキストノ
ードなどがある。
【0022】登録機能6は、ノード形式で表された構造
化データに基づいて、各ノードID毎に、関連する親ノ
ードID、祖父ノードID、親ノード名称をテーブルT
1に登録する。また、登録機能6は、そのノードIDの
示すのノードのタイプが属性ノードの場合には属性名及
び属性値をテーブルT1に登録し、テキストノードの場
合にはテキストデータをテーブルT1に登録する。登録
機能6は、一つのノードをテーブルT1における一つの
行にマッピングする。
【0023】条件受付機能7は、検索条件を受け付け
る。例えば、条件受付機能7は、「あるノードNを基点
とし、ノードNの子ノードCであり、かつこの子ノード
Cが特定の子ノードを持っているようなノードCを見つ
ける」という検索条件を受け付ける。
【0024】検索機能8は、検索条件に基づいて検索を
実行し、検索結果を返す。
【0025】検索機能8は、例えば検索条件が「あるノ
ードNを基点として、ノードNの子ノードCであり、か
つこの子ノードCが特定の子ノードを持っているような
ノードCを見つける」の場合、該当する行をテーブルT
1から求め、この行に含まれているノードCのノードI
Dを検索結果として返す。
【0026】ここで、列項目「祖父ノードID」「親ノ
ード名称」を設けないテーブルT2と本実施の形態のよ
うに列項目「祖父ノードID」「親ノード名称」を設け
たテーブルT1との検索コストについて、双方を比較し
つつ説明する。
【0027】まず、列項目「祖父ノードID」「親ノー
ド名称」を設けないテーブルT2の検索コストについて
説明する。
【0028】図2に示すように、構造化データ9は階層
的な構造を持つノードの集合として表すことができる。
この例では、構造化データ9のタグ名がエレメントノー
ドとして表され、属性名と値が属性ノードとして表さ
れ、テキストデータがテキストノードとして表されてい
る。各ノードは階層的に接続されている。各ノードに
は、連番でノードID「1」〜「9」が付される。
【0029】ノード間の関係は、図3に示すように、親
ノード、長男ノード、末っ子ノード、兄ノード、弟ノー
ドで表すことができる。また、XMLデータの場合に
は、あるノードが属性ノードやテキストノードを持つ場
合がある。
【0030】構造化データ9のノード毎に、図3に示す
リンク情報をテーブルT2の一行にマッピングし、リレ
ーショナルデータベース4に格納する。
【0031】表1は、上記図2に示す構造化データ9を
図3に示すノードの関係にしたがってテーブルT2にマ
ッピングした結果を示す。
【0032】
【表1】
【0033】テーブルT2の列「ノードID」「親ノー
ドID」「長男ノードID」「末っ子ノードID」「兄
ノードID」「弟ノードID」には、それぞれの関係を
持つリンク先のノードのIDが配置される。
【0034】例えば、ノードID「2」のノード「A」
の親ノードはノード「Document」である。このため、ノ
ードID「2」の行の「親ノードID」の値は「1」と
なる。ノード「A」の長男ノードはノード「B」である
ため、ノード「A」を示すノードID「2」の行の「長
男ノードID」の値は「3」となる。ノード「A」の末
っ子ノードはノードID「8」のノード「C」であるた
め、ノードID「2」の行の「末っ子ノードID」の値
は「8」となる。他の場合も同様である。
【0035】テーブルT2の列「type」には、ノードの
タイプを表す記号が配置される。ノードのタイプ「D」
はドキュメントノード、「E」はエレメントノード、
「A」は属性ノード、「T」はテキストノードを表す。
【0036】テーブルT2の列項目には、さらに「ノー
ド名称」「属性名」「属性値」「テキストデータ」があ
る。
【0037】「ノード名称」には、ノードの名称が配置
される。例えば、ノードID「2」の行の「ノード名
称」の値は「A」となる。同様に、ノードID「3」の
行の「ノード名称」の値は「B」、ノードID「6」
「8」の行の「ノード名称」の値は「C」となる。
【0038】「属性名」には、属性ノードを示すノード
IDの行において、属性名称が配置される。例えば、ノ
ードID「4」及び「5」の行の「属性情報」の値は、
それぞれ「a」及び「b」となる。
【0039】「属性値」には、属性ノードを示すノード
IDの行において、属性の値が配置される。例えば、ノ
ードID「4」及び「5」の行の「属性値」の値は、そ
れぞれ「1」及び「2」となる。
【0040】「テキストデータ」には、テキストノード
を示すノードIDの行において、テキストデータが配置
される。例えば、ノードID「7」及び「9」の行の
「テキストデータ」の値は、それぞれ「code1」及び「c
ode2」となる。
【0041】XMLに対する検索方法として、XPathに
よりノードを指定し、検索条件に適合するノードを検索
する方法がある。
【0042】XPathでは、ノードを指定するために、ル
ートノードから目的のノードまでのパス上のノード名を
列記する。
【0043】例えば、上記図2におけるノードID
「2」のノードは、「/A」で表される。また、ノードI
D「3」のノードは、「/A/B」で表される。
【0044】また、「/A/C」と表した場合には、ノード
ID「6」「8」のノードを示すことになる。
【0045】特に、ノードID「6」のノードを指定す
る場合には、「/A/C[text()=’code1’]」のように、ノ
ード「C」に条件を付ける。この例では、ノード「C」
が「code1」というテキストデータを持つ旨の条件が加
えられている。
【0046】同様に、「/A/B[@a=’1’]」とした場合に
は、ノード「B」が属性「a=’1’」を持つ旨の条件が
加えられたことになる。
【0047】一般には、XPathで示されるノードを検索
する場合には、あるノードを基点として、その子ノード
の中から条件に適合する子ノードを検索し、検索したノ
ードを基点として同様の作業を繰り返し、これにより目
的のノードを検索する。
【0048】例えば、「/A/B」で示されるノードを検索
するためには、まず「/A」で示されるノード「A」を検
索し、次に、検索したノード「A」を基点として「/B」
で示されるノード「B」を検索する。
【0049】テーブルT2に対する検索では、「ノード
ID「2」のノードが親ノードであり、かつノード名が
Bの行」をテーブルT2から検索する。この検索におけ
る検索条件は、以下の擬似SQL1で表すことができ
る。
【0050】
【数1】
【0051】ところが、「/B[@a=’1’]」で示されるノ
ードを検索する場合には、さらに擬似SQL1で検索し
た結果得られた個々のノードに対して、「検索されたノ
ードIDを親ノードIDとして持ち、かつ属性名「a」
及び属性値「1」を持つノード」をテーブルT2から検
索する必要がある。
【0052】また、「/C[text()=’code1’]」で示され
るノードを検索する場合、さらに擬似SQL1で検索し
た結果得られた個々のノードに対して、「検索されたノ
ードIDを親ノードIDとして持ち、かつテキストデー
タ「code1」を持つノード」をテーブルT2から検索する
必要がある。
【0053】このため最初に検索されたノード「A」を
基点とし、子ノードの数だけ検索条件を発行してノード
「B」を検索する必要があり、検索コストがかかる。
【0054】また、ノードに属性やテキストデータの条
件を指定して検索する場合、2階層に渡ってノードを走
査する必要がある。
【0055】次に、本実施の形態に係る列項目「祖父ノ
ードID」「親ノード名称」を設けたテーブルT1の検
索コストについて説明する。
【0056】このテーブルT1では、各ノードに対し
て、2階層上のノード間の関係を示す情報を付け加える
ことで、検索条件(SQL文)を発行回数の削減を可能
としている。
【0057】本実施の形態においては、任意のノードI
Dに対し、祖父ノードID、親ノード名称とを関連付け
てテーブルT1に登録する。すなわち、テーブルT1に、
「祖父ノードID」「親ノード名称」の列を設ける。
【0058】表2は、検索効率の向上を図るために列項
目「祖父ノードID」「親ノード名称」を追加したテー
ブルT1の一例である。
【0059】
【表2】
【0060】このテーブルT1を用いて、ノード「A」
を基準として「/B[@a=’1’]」にあたるノード「B」を
検索する場合には、祖父ノードID「2」、かつ親ノー
ド名称「B」、かつ属性名「a」及び属性値「1」を持
つノードの親ノードIDを検索する。
【0061】この検索における検索条件は、以下の擬似
SQL2で表すことができる。
【0062】
【数2】
【0063】この擬似SQL2によって返される結果
は、ノードID「3」となる。
【0064】同様に、表2を用いてノード「A」を基準
として「/C[text()=’code1’]」にあたるノード「B」
を検索する擬似SQL3は以下のように表される。
【0065】
【数3】
【0066】この擬似SQL3によって返される結果
は、ノードID「6」となる。
【0067】このように、テーブルT1を用いることに
より、擬似SQLを1回発行するのみでノード「A」の
子ノードの検索を行うことができ、検索コストを大幅に
削減できる。
【0068】以下に、XMLデータ9からテーブルT1
にマッピングするためのアルゴリズムについて説明す
る。
【0069】マッピングは、XMLデータ9からノード
の階層構造へのマッピングと、ノードの階層構造からテ
ーブルへのマッピングへの2段階で行われる。
【0070】XMLデータ9からノードへのマッピング
は、Document Object Model(W3C標準の規格)で行える
ため、この説明については省略し、ノードからテーブル
1へのマッピングについて説明する。
【0071】マッピングは、一つのノードをテーブルT
1の一行に変換する操作を、階層全体のノードに対して
順次行う。
【0072】図4は、ノードのマッピングを行う順序の
一例を示す図である。ルートノードからマッピングを開
始し、属性ノード、子ノード、弟ノードの順序でノード
をたどってマッピングを繰り返し、各ノードをテーブル
1の一行にマッピングする。
【0073】図5は、構造化データ9のノードをテーブ
ルT1にマッピングするための処理の一例を示すフロー
チャートである。
【0074】ステップS1では、ID変数を定義し、初
期値を1とする。なお、ID変数は、ノードIDを表
し、ノードをテーブルT1の一行にマッピングする毎に
1が加算される。
【0075】ステップS2では、ルートノードを基点と
して処理P1を実行する。この処理P1の実行により、ル
ートノードについてのマッピングに続いて再帰的に他の
ノードについてのマッピングが実行される。
【0076】図6は、処理P1を示すフローチャートで
ある。
【0077】処理P1におけるステップS3では、テー
ブルT1に新しい行を作成する。
【0078】ステップS4では、ID変数の値をテーブ
ルの「ノードID」列に記述する。
【0079】ステップS5では、マッピング対象ノード
のノードタイプをテーブルT1の「type」列に記述す
る。
【0080】そして、ステップS6〜S9によりマッピ
ング対象のノードの情報をテーブルT1の一行に記述す
る。
【0081】ステップS6では、マッピング対象のノー
ドがテキストノードの場合に、親ノードのエレメント
名、祖父ノードのIDの値を、それぞれテーブルTの
「親ノード名称」列、「祖父ノードID」列に記述す
る。
【0082】ステップS7では、マッピング対象のノー
ドの親ノードのIDの値、兄ノードのIDの値を、それ
ぞれテーブルT1の「親ノードID」列、「兄ノードI
D」列に記述する。
【0083】ステップS8では、マッピング対象のノー
ドが属性ノードを持つか否かを調べる。マッピング対象
のノードが属性ノードを持つ場合には、ステップS9が
実行される。
【0084】ステップS9では、個々の属性ノードに対
し、処理P2を実行する。
【0085】この処理P2は、任意の属性ノードについ
て、ノードID、ノードタイプ、親のエレメントノード
のID、直前の属性ノードのID、直後の属性ノードの
IDをテーブルに記述するための処理である。
【0086】全ての属性ノードに対して処理P2を実行
した後、ステップS10により、先頭の属性ノードのI
DをテーブルTの「属性ノードID」列に記述する。
【0087】属性ノードについてのマッピング処理P2
が終了すると、マッピング対象のノードが子ノードを持
つ場合、この子ノードに対して処理P1が再帰的に実行
され、続いてマッピング対象のノードが弟ノードを持つ
場合、この弟ノードに対して処理P1が再帰的に実行さ
れる。
【0088】ステップS11では、マッピング対象のノ
ードが子ノードを持つか否かを調べる。マッピング対象
のノードが子ノードを持つ場合には、ステップS12が
実行される。
【0089】ステップS12では、ID変数に1を加
え、テーブルT1の「長男ノードID」列にID変数の
値を記述する。
【0090】ステップS13では、子ノードに対し、マ
ッピング対象のノードのIDを親ノードのIDとし、兄
ノードのIDを0とし、処理P1を実行する。
【0091】ステップS14では、マッピング対象のノ
ードが弟ノードを持つか否かを調べる。マッピング対象
のノードが弟ノードを持つ場合には、ステップS15が
実行される。
【0092】ステップS15では、ID変数に1を加
え、テーブルT1の「弟ノードID」列にID変数の値
を記述する。
【0093】ステップS16では、弟ノードに対し、マ
ッピング対象のノードに対する親ノードのIDを弟ノー
ドに対する親ノードのIDとし、マッピング対象のノー
ドのIDを弟ノードに対する兄ノードのIDとし、処理
1を実行する。
【0094】ステップS17では、テーブルT1の親ノ
ードの行に対して「長男ノードID」列にマッピング対
象のノードのIDを記述する。
【0095】以上の処理P1が終了すると、呼び出し元
に処理が戻される。
【0096】図7は、処理P1から呼び出される属性ノ
ードのマッピング処理P2を示すフローチャートであ
る。
【0097】処理P2におけるステップS18では、テ
ーブルT1に新しい行を作成し、「type」列に属性ノー
ドを示す「A」を記述する。
【0098】ステップS19では、ID変数に1を加
え、テーブルT1の「弟ノードID」列にID変数の値
を記述する。
【0099】ステップS20では、テーブルT1の「親
ノードID」列に親ノードのIDの値を記述する。
【0100】ステップS21では、マッピング対象の属
性ノードについての親ノードのエレメント名、祖父ノー
ドのIDの値を、それぞれテーブルT1の「親ノード名
称」列、「祖父ノードID」列に記述する。
【0101】ステップS22では、マッピング対象の属
性ノードの直前に属性ノードがあれば、その直前の属性
ノードのIDを「兄ノードID」列に記述し、また直前
の属性ノードの行であり「弟ノードID」列にマッピン
グ対象の属性ノードのIDを記述する。
【0102】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、構造化データ9をテーブルT 1に変換して管理す
ることにより、検索条件の発行回数を削減でき、検索時
間を削減できる。
【0103】例えば、「あるノードNを基点とし、ノー
ドNの子ノードCであり、かつその子ノードCが特定の
子ノードを持つノード」という検索を行う場合に、リレ
ーショナルデータベース4に対する検索条件を1回発行
するのみで目的のノードを検索できる。
【0104】なお、本実施の形態における構造化データ
管理プログラム3の機能は、複数のコンピュータ上に分
散され、互いに連携しつつ動作してもよい。また、各機
能5〜8を自由に組み合わせてもよく、また各機能5〜
8を複数の機能に分割してもよい。
【0105】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態で説明した構造化データ管
理システム1及び構造化データ管理プログラム3理シス
テムを検索サービスに適用する場合の具体例について説
明する。
【0106】図8は、構造化データ管理システム1及び
構造化データ管理プログラム3の具体的適用例を示すブ
ロック図である。なお、以下の説明において上記図1と
同一の要素については同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0107】検索サービス提供者10の運用する構造化
データ管理システム1は、例えばインターネット等のネ
ットワーク11に接続されたサーバであり、構造化デー
タ管理プログラム3を実行する。構造化データ管理シス
テム1は、構造化データ9をテーブル形式に変換したテ
ーブルT1を格納するデータベース4をアクセスする。
【0108】データ登録者12は、ブラウザ13などを
利用してネットワーク11を介して構造化データ管理シ
ステム1にアクセスし、構造化データ9を送信する。す
ると、構造化データ管理プログラム3のノード認識機能
5及び登録機能6によってその内容がテーブルT1にマ
ッピングされる。
【0109】検索者14は、ブラウザ15などを利用し
てネットワーク11を介して構造化データ管理システム
1に対して検索条件を与える。すると、検索条件が構造
化データ管理プログラム3の条件受付機能7によって受
け付けられ、その検索条件を満たす情報が検索機能8に
よってテーブルT1から取出される。検索者14のブラ
ウザ15は、検索結果を表示する。
【0110】本実施の形態において、データ登録者12
は容易に自己の提供したい情報をデータベース4に登録
でき、検索者14は容易に自己の求める情報を取得でき
る。
【0111】検索サービス提供者10は、データ登録者
12からデータ登録料を徴収してもよく、検索者14か
らデータ検索料を徴収してもよく、これにより利益を得
ることができる。
【0112】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
検索条件の発行回数を削減でき、検索時間を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る構造化データ
管理システムを例示するブロック図。
【図2】構造化データを階層的な構造を持つノードの集
合で表した一例を示す図。
【図3】ノード間の関係を示す図。
【図4】ノードのマッピングを行う順序の一例を示す
図。
【図5】構造化データのノードをテーブルにマッピング
するための処理の一例を示すフローチャート。
【図6】ルートノードを基点として各ノードをテーブル
にマッピングするための処理の一例を示すフローチャー
ト。
【図7】属性ノードのマッピング処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る構造化データ
管理システム及び構造化データ管理プログラムの具体的
適用例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…構造化データ管理システム 2…記録媒体 3…構造化データ管理プログラム 4…リレーショナルデータベース 5…ノード認識機能 6…登録機能 7…条件受付機能 8…検索機能 9…構造化データ 10…検索サービス提供者 11…ネットワーク 12…データ登録者 13、15…ブラウザ 14…検索者 T1…テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに、 階層的なデータ構造を持つ構造化データを解析し、前記
    構造化データを複数のノードが階層的に接続されたノー
    ド形式で表す機能と、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルに、前記ノード形式
    で表されたノード関係に基づいて前記構造化データに含
    まれている情報を登録する機能とを実現させるための構
    造化データ管理プログラム。
  2. 【請求項2】 コンピュータに、 前記構造化データを複数のノードが階層的に接続された
    ノード形式で表した場合の任意のノードの指定と、前記
    任意のノードに対する親ノードの名称の指定と、前記任
    意のノードに対する親の親ノードのIDの指定とを受け
    付ける機能と、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルから、指定された前
    記任意のノードと前記親ノードの名称と前記親の親ノー
    ドのIDとに対して関連付けされている親ノードのID
    を検索する機能とを実現させるための構造化データ管理
    プログラム。
  3. 【請求項3】 コンピュータにより、階層的なデータ構
    造を持つ構造化データを管理する方法であって、 前記構造化データを解析し、前記構造化データを複数の
    ノードが階層的に接続されたノード形式で表し、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルに、前記ノード形式
    で表されたノード関係に基づいて前記構造化データに含
    まれている情報を登録することを特徴とする構造化デー
    タ管理方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータにより、階層的なデータ構
    造を持つ構造化データを管理する方法であって、 前記構造化データを複数のノードが階層的に接続された
    ノード形式で表した場合の任意のノードの指定と、前記
    任意のノードに対する親ノードの名称の指定と、前記任
    意のノードに対する親の親ノードのIDの指定とを受け
    付け、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルから、指定された前
    記任意のノードと前記親ノードの名称と前記親の親ノー
    ドのIDとに対して関連付けされている親ノードのID
    を検索することを特徴とする構造化データ管理方法。
  5. 【請求項5】 階層的なデータ構造を持つ構造化データ
    を管理する構造化データ管理装置において、 前記構造化データを解析し、前記構造化データを複数の
    ノードが階層的に接続されたノード形式で表す手段と、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルに、前記ノード形式
    で表されたノード関係に基づいて前記構造化データに含
    まれている情報を登録する手段とを具備したことを特徴
    とする構造化データ管理装置。
  6. 【請求項6】 階層的なデータ構造を持つ構造化データ
    を管理する構造化データ管理装置において、 前記構造化データを複数のノードが階層的に接続された
    ノード形式で表した場合の任意のノードの指定と、前記
    任意のノードに対する親ノードの名称の指定と、前記任
    意のノードに対する親の親ノードのIDの指定とを受け
    付ける手段と、 前記複数のノードのID毎に親ノードのIDと親の親ノ
    ードのIDと親ノードの名称との関連付けを行いノード
    間の関係を管理するためのテーブルから、指定された前
    記任意のノードと前記親ノードの名称と前記親の親ノー
    ドのIDとに対して関連付けされている親ノードのID
    を検索する手段とを具備したことを特徴とする構造化デ
    ータ管理装置。
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