JP2003265810A - コマンド通信装置 - Google Patents

コマンド通信装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主基板とサブ基板を通信線で接続した遊技機
において、受信先から信号を受取ることなく、ノイズ状
況を的確に判断し状況に応じたノイズ対策をするコマン
ド通信装置を提供する。 【解決手段】 シリアル通信線31で繋いだ主基板1と
サブ基板2を備えて通信信号を主基板からサブ基板の方
向に単方向通信することによりコマンドを伝達する遊技
機において、主基板1に、ノイズ検知器13と判断部1
4を備え、シリアル通信線31の主基板側端子とノイズ
検知器を接続して、シリアル通信線31の電気信号から
ノイズ状態を検知してノイズの大きさもしくはノイズの
頻度に基づいてノイズレベルを判定し、判定したノイズ
レベルに見合った通信速度あるいは繰返し送信回数など
を設定してコマンド信号をサブ基板2に伝送すると共
に、ノイズレベル情報をコマンド信号に付加してサブ基
板1に通知し、対応する適切な処理を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式の遊技機に
おいて制御信号を伝達する通信線に発生する電磁ノイズ
を抑制したコマンド通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコなどの弾球式遊技機やパチスロ
などの回胴式遊技機では、液晶表示装置や入力装置、音
響装置など遊技の趣興をより高めるための役物が設けら
れている。このため、遊技機の運転を制御する制御装置
に加えて、上記役物装置を制御するための制御基板を設
けて、相互間を通信線で接続して使用している。一般
に、遊技機は遊技島と呼ばれる狭い領域に密集して設置
され、遊技盤の役物などに多数用いられているスイッ
チ、モータ、ソレノイド、ランプなどの電機部品が電磁
波ノイズを発生させる原因となる。また、弾球式遊技機
のための遊技島では、遊技島内に遊技球が循環する長い
循環路が形成されおり、経路中に球磨き機が設置されて
いるため、その経路を遊技球が転動して摩擦したり球磨
き器等で磨かれるために帯電する。
【0003】このように、遊技機は静電気や電磁波のノ
イズが常時発生する場所に設置され、主制御盤とサブ制
御盤の間に渡した通信線がノイズを誘導しやすいため、
ノイズの影響を無視することができない。また、不正な
競技者が発生する電磁波による誤動作なども防止できる
ことが好ましい。なお、遊技機をギャンブル化させない
ため、遊技機のハードウエアとソフトウエアには様々な
規制があって、特に入賞確率の制御を行う主制御盤に対
しては外部から信号を与えることができないようにする
ため、サブ制御盤から通信信号を受けられないようにし
ている。したがって、サブ制御盤で受取る信号を返送さ
せてノイズの影響を確認するような一般的な方法を採用
することはできない。
【0004】従来のコマンド通信装置は、図4に示すよ
うに、遊技機に設置された主基板とサブ基板をパラレル
通信線で接続して単方向通信するようになっていた。主
基板上の制御装置により生成されるコマンドを通信部で
電気信号に変換し送信部から出力バッファを介してパラ
レル通信線に供給する。一方、サブ基板はパラレル通信
線から電気信号を受信バッファに取込んで受信部に送
り、通信部でシリアル化してコマンド信号に変換し、復
元したコマンドをそれぞれの制御回路に伝達する。筐体
やドアに搭載されたそれぞれの機器は、コマンドによっ
て決められたプログラムに従って稼働して、遊技者に色
々な情報を伝達したり、楽しい雰囲気を醸成して遊技者
の趣興を増進させたりする。
【0005】パラレル通信線を使用するときは、1個の
周辺機器制御回路毎に12心とか20心の平行電線ケー
ブルが必要であり、コネクタの設置や接続に要する作業
工数が大きくなる。なお、近年複雑で巧妙な演出が好ま
れるため、必要な通信線心数はますます大きくなる傾向
がある。従来、遊技機内で発生する電磁ノイズにより回
路基板間の通信におけるデータ誤りを防止するため、イ
ベントの発生から次のイベントの発生まで同じコマンド
を繰返し送ったり、通信チェック用コマンドBCC(bl
ock check character)を用いて受信側で対照確認する
ようにしたりする方法が用いられてきた。
【0006】特に、単方向通信によることを前提として
個々の心毎にノイズが存在しても正しいコマンドを復元
するようにするためには、多数回コマンド信号を送って
多数決原理で正しいコマンドを推定する方法などを採用
することになる。したがって、これらの処理を行うため
の回路構成が複雑になり、またこれらをソフトウエアで
実現するときにはソフトウエアの構造が複雑になる問題
があった。また、多心の通信ケーブルは各線心毎に外部
の電磁波ノイズに影響されるので、通信ケーブルにある
電気信号中のノイズ自体を観察しようとすると、線心毎
に検出器を設ける必要があり実用的ではなかった。
【0007】なお、たとえば、特開平11−33311
1は、制御回路の不正な改竄を簡単に見破れるように回
路板を透明カバーで囲うようにした発明を開示したもの
であるが、この文献には、種々の対象に使用される制御
回路基板を、共通アースした導電部材の裏側に組み上げ
ることにより、前面の役物で発生する電磁波ノイズや外
側から不正に当てられる電磁波を遮断することが記載さ
れている。しかし、上記引用の発明は、制御基板同士を
接続するケーブルが電磁波ノイズに影響されてコマンド
の誤伝送の原因になりやすいことを認識したものではな
く、またその対策を講ずるものでもない。また、電磁波
を発生する電気部品が制御回路の前方に設置されている
場合の対策を講じるものであって、たとえばパチスロの
ように通信線の両側に存在するような配置を有する遊技
機における対策は十分ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、主基板とサブ基板を通信線で接続
した遊技機において、受信先から信号を受取ることな
く、通信線に誘導されるノイズの状況を的確に判断し状
況に応じて対策を取るようなコマンド通信装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコマンド通信装置は、シリアル通信線で繋
いだ主基板とサブ基板を備えて通信信号を主基板からサ
ブ基板の方向に単方向通信することによりコマンドを伝
達する遊技機において、主基板に、ノイズ検知器と判断
部を備え、ノイズ検知器でシリアル通信線をノイズ検知
器に並列接続しシリアル通信線に乗ったノイズを検出
し、判断部でノイズの水準を判定することを特徴とす
る。本発明のコマンド通信装置によれば、シリアル通信
線の主基板側端子とノイズ検知器が直接的に接続されて
いるため、シリアル通信線に誘導されるノイズをそのま
まノイズ検知器に取込んで評価することができるので、
通信線に影響を与えるノイズ水準を簡単に判定すること
ができる。
【0010】なお、主基板とサブ基板を接続する通信
は、従来パラレル信号線を使用していたが、シリアル通
信線で接続するようにすることにより検査やメンテナン
スに利点があるのみならず、組立て工数やコストが低減
し、さらに将来に対する拡張性も大きいことは、本願出
願人の出願に係る特開平11−309264により開示
されている通りである。本発明では、シリアル通信線で
主基板とサブ基板を接続するようにしたため、上記利点
に加えて、信号線が大幅に減少しノイズの監視を行う対
象が1対の信号線になり、また通信線上のノイズを直接
的に検知することから、簡易な装置により簡単にノイズ
水準を評価することができる。なお、通信用インターフ
ェースにはRS−422規格など複数接続が認められる
ものに準拠したものを採用することが好ましい。
【0011】本発明のコマンド通信装置においては、主
基板でシリアル通信線上の電気信号に含まれるノイズ成
分の大きさに基づいて複数の段階に分類してノイズ水準
を判定し、結果をサブ基板に伝送するようにしてもよ
い。ノイズ水準は、ノイズの大きさもしくは発生頻度に
基づいて判定する。ノイズ水準の表現は必要の程度に従
って単純化してさしつかえない。たとえば、ノイズ水準
を大中小の3段階に区別するものとすれば、コマンド信
号中に2ビットを確保することにより、主基板の制御回
路で判定したノイズ水準をサブ基板側に伝達することが
できる。
【0012】主基板は、判定したノイズ水準に基づいて
コマンド信号が的確に伝送できるように処理する。伝送
処理としては、ノイズレベルが高いほど通信速度を遅く
して誤りが少なくなるように調整してもよく、同じ通信
信号の伝送を繰返す回数を調整するようにしてもよい。
なお、サブ基板は、主基板から知らされたノイズ水準に
基づいて、受取ったコマンド信号の処理を行う。たとえ
ば、主基板が通信速度の変化によりノイズ水準の変化に
対応する場合は、サブ基板は伝送されたノイズ水準に基
づいて通信速度変化に対応した処理を行うようにすれば
よい。また、コマンドを繰返し送信するようにする場合
は、サブ基板は受信したコマンドを多数決原理により判
断するが、ノイズ水準の通知を受けて多数とする数を決
めることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例に基
づき図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の
コマンド通信装置を示すブロック図、図2は本実施例に
用いるコマンド構成を説明する図面、図3は本実施例に
おけるノイズレベルの表現法を示す表、図4は従来のコ
マンド通信装置の構成図である。
【0014】本実施例のコマンド通信装置は、図1に示
すように、主基板1に、制御部11とその他の図示しな
い回路と送信ユニット16を有する通信部12と送信ド
ライバ15に加えて、ノイズ検知器13と判断部14を
備える。サブ基板2には、ドアに搭載される各種機器を
制御する図示しない制御回路などと、受信ユニット23
を有する通信部21と受信ドライバ22を備える。
【0015】主基板の送信ドライバ15とサブ基板の受
信ドライバ22はシリアル通信線31で接続されてい
る。また、シリアル通信線31が接続された端子はノイ
ズ検出器13と接続されていて、シリアル通信線31の
電気信号が直接にノイズ検知器13に入力するようにな
っている。なお、遊技を進行するために必要なスイッチ
類やセンサなどでドア側に取付けられたものは、別の通
信路を介して筐体側の主基板に信号取込みが行われる。
【0016】制御部11は、遊技機で遊戯されるゲーム
を司り、入賞確率の制御、入賞や外れの判定、その他ゲ
ームの実体部分を制御し、ゲームの展開に応じてイベン
トを決定しそれに必要なコマンドを選択して、コマンド
に対応するビット配列を形成して通信部12に供給す
る。通信部12は、制御部11から供給されたコマンド
を表すビット配列を電気信号に変換し、送信ユニット1
6で電気信号に変換して送信ドライバ15に送出す。送
信ドライバ14はコマンドを表す電気信号を送信ユニッ
ト16から受取りシリアル信号に変換してシリアル通信
路31に送り出す。
【0017】ノイズ検知器13は、シリアル通信線31
を伝播する電気信号を入力して、電気波形からシリアル
通信線31に誘導されたノイズの状態を評価する計器で
ある。ノイズレベルは、ノイズの大きさや発生頻度など
に基づいて評価することができる。また、ノイズ水準の
表現は必要の程度に従って単純化してさしつかえない。
たとえば、通信用インターフェースについて定められた
ノイズの大きさに関する保証値を用いて、一定時間ごと
に保証値の10%以上の大きさのノイズが出現する場合
にノイズレベル大と判定し、保証値以上かつ10%未満
の大きさのノイズが出現するときにノイズレベル中と判
定し、保証値以下のものしか出現しないときにノイズレ
ベル小と判定するようにしてもよい。
【0018】あるいは、特定レベルを超えるノイズの出
現頻度を観察して、たとえば1分間当り30秒以上の時
間ノイズが観察されるときにノイズレベル大、10秒以
上30秒未満の時間観察されたときにノイズレベル中、
10秒以下であればノイズレベル小と判定してもよい。
制御部11は、ノイズ状況の判定結果に基づいて信号処
理を行い、コマンド信号に処理方法を指定する情報を載
せてサブ基板2側に送信させる。たとえば、ノイズ水準
を大中小の3段階に区別するものとすれば、コマンド信
号中に2ビットを確保することにより、主基板の制御回
路で判定したノイズ水準をサブ基板側に伝達することが
できる。
【0019】サブ基板2の受信ドライバ22は、シリア
ル通信線31から供給される電気信号をコマンドを表す
電気信号に変換し、通信部21の受信ユニット23に供
給する。受信ユニット23は、コマンドを表す電気信号
からビット配列のコマンドを復元して図示しない各機器
用制御回路に送出す。機器制御回路はコマンドに対応し
て指定されるプログラムに従って、ランプ、液晶表示装
置、スピーカなどを駆動して遊技者に情報を伝達しある
いはゲームの雰囲気を盛上げるように演出する。なお、
ノイズ状況に合わせた通信処理が行われるときは、コマ
ンド信号に添付されるノイズ情報に基づいて、予め決め
られた処理法を用いてコマンドの復元を行う。
【0020】以下、本実施例のコマンド通信装置を用い
た処理方法について、さらに具体的に説明する。コマン
ド通信装置は、シリアル通信線31を通して主基板1か
らサブ基板2にコマンド信号を伝送するが、通信線はノ
イズに対する絶縁が難しくしかも長い経路を有するの
で、ノイズに比較的影響されやすく、基板を十分保護し
ても通信線を介して誤情報をサブ基板に伝達することに
なりやすい。しかし、本実施例のコマンド通信装置で
は、主基板1からサブ基板2に伝送するシリアル通信線
31の端子から導線が直接にノイズ検知器13に接続さ
れている。したがって、シリアル通信線31中の電気信
号が電磁波ノイズにより影響を受けると、ノイズを含む
電気信号が同時にノイズ検知器13に入力する。
【0021】そこで、ノイズ検知器13はシリアル通信
線31の電気信号を測定してノイズを検出することがで
きる。検出したノイズは大きさと持続時間あるいは頻度
の情報として判断部14に送出され、ここでノイズ水準
を判定する。ノイズ状況の判定は、細かく行うこともで
きるが、通信の確実性を確保することを目的とする場合
は、たとえばノイズ水準が大きい、小さい、あるいは中
間的であるという3段階程度に分類することでも十分で
ある。
【0022】本実施例では、ノイズの大きさもしくは発
生頻度でノイズ状況を判定するものとし、たとえば通信
用インターフェースについて定められたノイズの保証値
を用いて、一定時間ごとに保証値の10%以上の大きさ
のノイズが出現する場合にノイズレベル大と判定し、保
証値以上かつ10%未満の大きさのノイズが出現すると
きにノイズレベル中と判定し、保証値以下のものしか出
現しないときにノイズレベル小と判定する。あるいは、
特定レベルを超えるノイズの出現頻度を観察して、たと
えば1分間当り30秒以上の時間ノイズが観察されると
きにノイズレベル大、10秒以上30秒未満の時間観察
されたときにノイズレベル中、10秒以下であればノイ
ズレベル小と判定してもよい。判定結果は、制御部11
に伝送される。
【0023】制御部11は、判断部14で判定されたノ
イズ水準に応じた処理を行う。たとえば、ノイズレベル
が大であるときはコマンドを5回繰返し送信し、ノイズ
レベルが中のときはコマンドを3回送信し、ノイズレベ
ルが小のときは1回送信して、受信側が多数決原理を用
いた判定により正しい情報を復元できるようにする。あ
るいは、通信速度を調整することによりノイズの影響を
排除するようにしてもよい。たとえば、ノイズレベルが
小であるときは比較的高速な通信速度を選択し、ノイズ
レベルが中のときは通信速度を中程度に変更し、ノイズ
レベルが大のときは通信速度を十分低速のものにして正
しくコマンドが伝達できるようにすることができる。
【0024】さらに、主基板1はノイズレベル情報をコ
マンドに組込んでサブ基板2に送信し、サブ基板2がノ
イズレベルに応じて受信信号の構成を判定して正しく処
理を行えるようにする。たとえば、多数回同じコマンド
が送られるときには、サブ基板2は多数決原理に基づい
て正しいコマンドを判定しなければならないが、サブ基
板2は主基板1から知らされたノイズレベルに従ってコ
マンドの繰返し数を判定して元のコマンドを復元する。
また、通信速度を選択する場合は、選択された通信速度
に合わせた復元処理を行う必要がある。
【0025】本実施例において使用されるコマンド構成
は、図2に示すように普通に使用されるコマンドの最後
にノイズレベルデータを加えた形になっている。なお、
ノイズレベルデータは、ノイズレベルを2値数で表現す
るもので、たとえば大中小の3段階で評価する場合に
は、図3に示すように2ビットで表すことができる。コ
マンドは内容によって必要とするビット数が異なるが、
簡単のためバイト単位で増減するものとし、第1バイト
にコマンド長を指定する情報を含めるようになってい
る。また、既存の通信手順や回路素子をできるだけ活用
するために、ノイズレベルデータを加えて送信するコマ
ンド信号全体をバイト単位で構成することが好ましい。
【0026】このように、コマンドにノイズデータを取
込むようにしたので、余分なコマンド通信を必要としな
い。なお、パラレル通信線を用いた装置に対して本発明
の技術的思想を適用する場合には通信線の心数だけの誤
り検出回路を必要とすることになるが、本実施例のコマ
ンド通信装置は、シリアル通信線を使用するため、通信
線に発生するコマンド誤りを検出するための回路が1式
あれば足りるので、極めて容易に使用することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコマンド
通信装置は、遊技機内のノイズ状態を的確に把握して、
ノイズレベルに応じた処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド通信装置の1実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例に用いるコマンド構成例を説明する図
面である。
【図3】本実施例におけるノイズレベルの表現法の例を
示す表である。
【図4】従来のコマンド通信装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 主基板 11 制御部 12 通信部 13 ノイズ検知器 14 判断部 15 送信ドライバ 16 送信ユニット 2 サブ基板 21 通信部 22 受信ドライバ 23 受信ユニット 31 シリアル通信線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル通信線で繋いだ主基板とサブ基
    板を備えて、主基板に設けられた制御部で発生するコマ
    ンド信号を主基板からサブ基板の方向に単方向通信する
    ことによりコマンドを伝達する遊技機において、前記主
    基板にノイズ検知器と判断部を備え前記シリアル通信線
    を該ノイズ検知器に並列接続して、該ノイズ検知器が前
    記シリアル通信線における雑音レベルを検出し、前記判
    断部が該検出された雑音レベルの程度に基づいて、前記
    シリアル通信線のノイズ水準を判定することを特徴とす
    るコマンド通信装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ水準は前記雑音の大きさに基
    づいて複数の段階に分類して判定し、判定の結果を前記
    サブ基板に伝送することを特徴とする請求項1記載のコ
    マンド通信装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ水準は所定の通信時間毎に所
    定のレベルを超えたノイズが占める割合に基づいて複数
    の段階に分類して判定し、判定の結果を前記サブ基板に
    伝送することを特徴とする請求項1記載のコマンド通信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記判定したノイズ水準に基づいて通信
    速度を調整することを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載のコマンド通信装置。
  5. 【請求項5】 前記サブ基板は前記伝送されたノイズ水
    準に基づいて、通信速度変化に対応した処理を行うこと
    を特徴とする請求項4記載のコマンド通信装置。
  6. 【請求項6】 前記判定したノイズ水準に基づいて同じ
    通信信号の伝送を繰返し行う回数を調整することを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載のコマンド通信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記サブ基板は前記伝送されたノイズ水
    準に基づいて、通信信号の繰返し回数に対応した処理を
    行うことを特徴とする請求項6記載のコマンド通信装
    置。
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