JP2003263521A - 二次著作物作成及び再生装置 - Google Patents

二次著作物作成及び再生装置

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JP2003263521A
JP2003263521A JP2002062114A JP2002062114A JP2003263521A JP 2003263521 A JP2003263521 A JP 2003263521A JP 2002062114 A JP2002062114 A JP 2002062114A JP 2002062114 A JP2002062114 A JP 2002062114A JP 2003263521 A JP2003263521 A JP 2003263521A
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JP
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JP2002062114A
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Ryuichi Yamamoto
隆一 山本
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二次著作物の作成や再生の際に、二次著作物に
含まれる一次著作物に係る一次著作物著作者等の権利の
管理を従来に比べ確実にまた容易に行う二次著作物作成
及び再生装置を提供する。 【解決手段】一次著作物を利用して作成された二次著作
物を再生するための装置(利用者のコンピュータ12)
であって、一次著作物を示す一次著作物データ22と、
一次著作物に対して編集者のコンピュータ11でなされ
た編集内容を示す追加部26とを含む二次著作物ファイ
ル30から、一次著作物データ22と追加部26とを取
り出し、取り出された一次著作物データ22と追加部2
6とに基づいて二次著作物を示すデータを合成し、再生
する二次著作物再生装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次著作物(原著
作物)を、作り直すことによって作成する二次著作物を
作成又は再生する際に用いて好適な二次著作物の作成及
び再生装置作に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットにおけるデジタル
コンテンツの著作物の流通において、著作物の不正利用
を防ぐしくみが整いつつある。しかし、著作物の二次利
用に関するしくみとなるといくつかの課題が存在する。
その課題の一つに著作物の編集の課題がある。基本的に
著作物が編集される場合、元の著作物(以下一次著作物
と呼ぶ)は形を変え新たなコンテンツ(以下二次著作物
と呼ぶ)となる。そして、二次著作物には一次著作物に
ある著作権が存在していくことになる。この二次著作物
の流通には編集した者が責任を負う事になるため、一次
著作物の著作者の管理からはずれてしまう。そのため、
一次著作物の著作者としては、二次著作物の不正流通等
の不安が常につきまとう。これが、著作物の二次利用に
よるビジネスの発展を妨げる要因の一つといえる。
【0003】すなわち、他の著作物を利用した創作物で
ある二次著作物は、個人使用などの場合を除いて、その
利用に関して原著作者の許諾が必要であり、許諾された
範囲でのみ原著作物を利用した創作がなされている。コ
ンピュータを用いた二次著作物の作成は、原著作物を示
すデータ自身、すなわち、元コンテンツ自身にそのまま
編集を加えていくことによって、新たなコンテンツ(二
次著作物)が作成されている。また、編集した二次著作
物の管理は、一次著作物著作者の責任の範囲を外れ、二
次著作物の作成者である編集者の責任となってしまう。
そのため、一次著作物著作者は、二次著作物に含まれる
一次著作物による著作権の管理が困難であることが多か
った。
【0004】例えば、一次著作物著作者は、一次著作物
を表すデータに暗号鍵を用いた暗号化処理を行ってお
き、特定の編集者に対して暗号鍵を渡すことで、一次著
作物の利用を管理することは可能である。ただし、二次
著作物に掛けた暗号が解かれてしまった場合や、編集者
による著作権の管理が不十分である場合には、一次著作
物著作者が権利を有する部分を含むすべてがフリーの状
態になってしまうことも考えられる。
【0005】また、編集によって作成された新たなコン
テンツは、1つのコンテンツでありながら、元コンテン
ツの内容と編集内容が混在したものであるため、権利の
境目を明確化することが困難であった。
【0006】一方、二次著作物を作成する者にとって
も、一次著作者から著作物の利用許諾を受けることや、
二次著作物を再生等して利用する利用者に提供する場合
に、二次著作物に含まれる一次著作物に係る権利を管理
することは容易なことではなく、効率的にそれらの手続
きや管理が行えるようにすることが求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を考慮してなされたものであって、二次著作物の作成や
再生の際に、二次著作物に含まれる一次著作物に係る一
次著作物著作者等の権利の管理を、従来に比べより確実
に、あるいはより容易に行うことができる二次著作物作
成及び再生装置を提供することを目的とする。さらに、
本発明は、他の態様としての二次著作物作成及び再生方
法、並びにプログラム及び記録媒体を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、一次著作物を利用して作成
された二次著作物を再生するための装置であって、一次
著作物を示す一次著作物データと、一次著作物に対して
なされた編集内容を示す追加データとを含む二次著作物
データから、一次著作物データと追加データとを取り出
す取り出し手段と、取り出し手段によって取り出された
一次著作物データと追加データとに基づいて、再生可能
な二次著作物を示すデータを合成する合成手段とを備え
ることを特徴とする。請求項2記載の発明は、前記一次
著作物データが暗号化処理されたデータであって、前記
取り出し手段が、記録媒体又は通信回線を用いて一次著
作物データの復号化に用いる鍵を取得する手段と、取得
した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号化手
段を有していることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記一次著作物デ
ータと追加データとが異なる暗号鍵を用いて暗号化処理
されたデータであって、前記取り出し手段が、記録媒体
又は通信回線を用いて一次著作物データの復号化に用い
る鍵及び追加データの復号化に用いる鍵を取得する手段
と、取得した各鍵を用いて一次著作物データ及び追加デ
ータを復号化する復号化手段を有していることを特徴と
する。請求項4記載の発明は、前記二次著作物データが
暗号化処理されたデータであって、前記取り出し手段
が、記録媒体又は通信回線を用いて二次著作物データの
復号化に用いる鍵を取得する手段と、取得した鍵を用い
て二次著作物データを復号化する復号化手段を有してい
ることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、一次著作物を利用
して二次著作物を作成するための装置であって、一次著
作物を示すものであって暗号化処理された一次著作物デ
ータを入力する入力手段と、記録媒体又は通信回線を用
いて一次著作物データの復号化に用いる鍵を取得する鍵
取得手段と、取得した鍵を用いて一次著作物データを復
号化する復号化手段と、復号化された一次著作物データ
を編集する編集手段と、編集手段によって一次著作物に
対してなされた編集内容を示す追加データを作成する追
加データ作成手段と、復号化処理される前の暗号化処理
された一次著作物データと、追加データ作成手段によっ
て作成された追加データとを組み合わせて、二次著作物
を示すデータである二次著作物データを作成する二次著
作物データ作成手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、前記追加データ又
は前記二次著作物データの少なくとも一方に対して暗号
化処理を行う暗号化処理手段を備えていることを特徴と
する。請求項7記載の発明は、前記追加データが、一次
著作物データと二次著作物データとの画素値又は音響デ
ータ値の差分で表現されていることを特徴とする。請求
項8記載の発明は、前記追加データが、前記編集手段に
よる編集手順を示す記述で表現されていることを特徴と
する。請求項9記載の発明は、前記追加データが、前記
編集手段による一次著作物データのデータ量を変化させ
る編集内容についての記述と、一次著作物データに対し
て該記述に対応する変化を与えたものと二次著作物デー
タとの画素値又は音響データ値の差分で表現されている
ことを特徴とする。
【0012】請求項10記載の発明は、前記状態の変化
についての記述が、編集前の一次著作物データと編集後
の二次著作物データとの間で検出された変化に基づいて
表現されていることを特徴とする。請求項11記載の発
明は、前記状態の変化についての記述が、前記編集手段
による一次著作物データのデータ量を変化させる編集内
容及び一次著作物データの一部又は全部に対してなされ
たの座標変換についての過程を示す記述を含んでいるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項12記載の発明は、通信回線を介し
て受信した要求に応じて前記暗号化処理手段がなした暗
号を復号化するための鍵を、所定の課金処理を行ってか
ら要求元へ提供する課金手段を備えていることを特徴と
する。
【0014】請求項13記載の発明は、一次著作物を利
用して作成された二次著作物を再生するための方法であ
って、一次著作物を示す一次著作物データと、一次著作
物に対してなされた編集内容を示す追加データとを含む
二次著作物データから、一次著作物データと追加データ
とを取り出す取り出し過程と、取り出し過程で取り出さ
れた一次著作物データと追加データとに基づいて、再生
可能な二次著作物を示すデータを合成する合成過程とを
含むことを特徴とする。請求項14記載の発明は、一次
著作物を利用して二次著作物を作成するための方法であ
って、一次著作物を示すものであって暗号化処理された
一次著作物データを入力する入力過程と、記録媒体又は
通信回線を用いて一次著作物データの復号化に用いる鍵
を取得する鍵取得過程と、取得した鍵を用いて一次著作
物データを復号化する復号化過程と、復号化された一次
著作物データを編集する編集過程と、編集過程で一次著
作物に対してなされた編集内容を示す追加データを作成
する追加データ作成過程と、復号化処理される前の暗号
化処理された一次著作物データと、追加データ作成過程
で作成された追加データとを組み合わせて、二次著作物
を示すデータである二次著作物データを作成する二次著
作物データ作成過程とを含むことを特徴とする。
【0015】請求項15記載の発明は、コンピュータに
よって一次著作物を利用して作成された二次著作物を再
生するために用いるプログラムであって、一次著作物を
示す一次著作物データと、一次著作物に対してなされた
編集内容を示す追加データとを含む二次著作物データか
ら、一次著作物データと追加データとを取り出す取り出
し手順と、取り出し手順で取り出された一次著作物デー
タと追加データとに基づいて、再生可能な二次著作物を
示すデータを合成する合成手順とをコンピュータに実行
させるためのプログラムである。請求項16記載の発明
は、コンピュータによって一次著作物を利用して二次著
作物を作成するために用いるプログラムであって、一次
著作物を示すものであって暗号化処理された一次著作物
データを入力する入力手順と、記録媒体又は通信回線を
用いて一次著作物データの復号化に用いる鍵を取得する
鍵取得手順と、取得した鍵を用いて一次著作物データを
復号化する復号化手順と、復号化された一次著作物デー
タを編集する編集手順と、編集手順で一次著作物に対し
てなされた編集内容を示す追加データを作成する追加デ
ータ作成手順と、復号化処理される前の暗号化処理され
た一次著作物データと、追加データ作成手順で作成され
た追加データとを組み合わせて、二次著作物を示すデー
タである二次著作物データを作成する二次著作物データ
作成手順とをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムである。
【0016】請求項17記載の発明は、一次著作物を示
す一次著作物データと、一次著作物に対してなされた編
集内容を示す追加データとを含む二次著作物データか
ら、一次著作物データと追加データとを取り出す取り出
し手順と、取り出し手順で取り出された一次著作物デー
タと追加データとに基づいて、再生可能な二次著作物を
示すデータを合成する合成手順とを含み、コンピュータ
によって一次著作物を利用して作成された二次著作物を
再生するために用いるプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。請求項18記載の発
明は、一次著作物を示すものであって暗号化処理された
一次著作物データを入力する入力手順と、記録媒体又は
通信回線を用いて一次著作物データの復号化に用いる鍵
を取得する鍵取得手順と、取得した鍵を用いて一次著作
物データを復号化する復号化手順と、復号化された一次
著作物データを編集する編集手順と、編集手順で一次著
作物に対してなされた編集内容を示す追加データを作成
する追加データ作成手順と、復号化処理される前の暗号
化処理された一次著作物データと、追加データ作成手順
で作成された追加データとを組み合わせて、二次著作物
を示すデータである二次著作物データを作成する二次著
作物データ作成手順とを含み、コンピュータによって一
次著作物を利用して二次著作物を作成するために用いる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
【0017】なお、本願において、著作物とは、著作に
よって作られるものすべてを意味するものとし、最も狭
義に解釈する場合にも、著作権法上で定義される思想ま
たは感情を創作的に表現したもので、文芸・学術・美術
または音楽の範囲に属するものをすべて含むものを意味
するものとする。また、一次著作物(原著作物)は、二
次著作物を創作(作成)する際に利用される著作物を意
味するものとし、原著作物あるいは他の原著作物等の著
作物を利用して創作された他の二次著作物も含むものと
する。また、二次著作物とは、著作物を作り直すこと
(アレンジすること)によって創作(あるいは作成)し
たものを意味するものとし、最も狭義に解釈する場合に
も、著作物を翻訳し、編曲し、もしくは変形し、または
脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した
著作物を言うものとする。
【0018】また、本願が主に処理対象とする一次著作
物及び二次著作物は、コンピュータによって処理可能な
形態に数値化された著作物であるが、その数値化、入力
方法、や出力方法、及び入力又は出力形態はコンピュー
タやコンピュータの周辺装置が処理又は入出力対象とす
るすべての形態を含むものとする。なお、数値化した著
作物の具体例としては、画像(静止画、動画)や音響信
号を所定の記録媒体に記録可能、あるいは通信回線を介
して伝送可能に処理したものや、ホームページを記述し
たソースデータ、スクリプト、プログラム等の処理手順
を記述した文字データ等である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の二次著作
物作成及び再生装置における情報の流れを説明するため
のブロック図である。
【0020】図1において、一次著作者のコンピュータ
10、編集者(二次著作者)のコンピュータ11、及び
利用者のコンピュータ12〜13は、インターネット等
の図示していないネットワークを介して接続されたのコ
ンピュータであって、それぞれ一次著作者、編集者、及
び利用者によって操作される。この場合、一次著作者
は、画像や音響データの一次著作物である一次著作物デ
ータ22の著作者である。編集者は、一次著作物データ
22を利用、編集して二次著作物を創作し、それを二次
著作物ファイル30として各利用者に提供する二次著作
物の著作者である。
【0021】一次著作者のコンピュータ10は、一次著
作物データ22を暗号A23で暗号化した(あるいは暗
号鍵A23で暗号化した(以下、同様))一次著作物フ
ァイル24を編集者のコンピュータ11に対して提供す
るとともに、編集者や各利用者からの要求に応じて暗号
A23による暗号を解除するための鍵21を提供する情
報提供装置として機能する。
【0022】編集者のコンピュータ11は、一次著作物
データ22を編集するための編集装置としての機能を備
えるともに、一次著作物データ22を編集した二次著作
物データを、一次著作物データ22を暗号A23で暗号
化したデータと、編集内容を表すデータである追加部2
6(特許請求の範囲の記載における追加データに対応す
るもの)を暗号B27で暗号化したデータとの組み合わ
せによって構成されたデータ(二次著作物ファイル)2
8を暗号C29で暗号化した二次著作物ファイル30を
編集装置としての機能によって作成し、それを情報提供
装置としての機能によって各利用者に対して提供する。
編集者のコンピュータ11は、また、各利用者からの要
求に応じて暗号B27及び暗号C29による暗号を解除
するための鍵25を提供する機能を有している。
【0023】利用者のコンピュータ12〜14は、編集
者のコンピュータ11又は他の利用者のコンピュータ1
2〜14にアクセスして二次著作物ファイル30を取得
する再生装置としての一機能を有する。利用者のコンピ
ュータ12〜14は、また、再生装置としての他の機能
であって、二次著作物ファイル30が利用する暗号A2
3による暗号、暗号B27による暗号、及び暗号C29
による暗号を解除するための各鍵21、25を、コンピ
ュータ10又はコンピュータ11に要求して取得すると
ともに、取得した鍵21、25によって各暗号を解く機
能を有している。利用者のコンピュータ12〜14は、
さらに、二次著作物ファイル30に含まれる一次著作物
データ22と、追加部26とを合成する機能と、合成の
結果得られた一次著作物を編集した結果としての二次著
作物データを表示、印刷等出力する機能を有している。
【0024】なお、図1では、一次著作物ファイル24
の流れ(S10)と二次著作物ファイル30の流れ(S
12、S15、S18)(一次著作物を示す一次著作物
データと二次著作物を示す二次著作物データは、画像
(静止画又は動画)データ、音響データ、又は文字情報
からなるマルチメディアデータであり、コンテンツと呼
ばれる。)を太実線で表し、暗号A解除のライセンス要
求の流れ(S11、S13、S16、S19)を破線で
表し、そして、暗号B,暗号C解除のライセンス要求の
流れ(S14、S17、S20)を鎖線で表している。
【0025】次に、図2を参照して、図1に示す利用者
のコンピュータ12における二次著作物ファイル30内
のコンテンツの再生処理の流れについて説明する。この
場合図1を参照して説明したように、一次著作者のコン
ピュータ10は情報提供装置100として機能し、二次
著作者のコンピュータ11は情報提供装置及び編集装置
200として機能し、そして、利用者のコンピュータ1
2は再生装置300として機能するものとする。また、
情報提供装置100は、課金処理機能400を備え、情
報提供装置・編集装置200は、課金処理機能401を
備えている。
【0026】利用者がコンテンツの再生イベントを実行
すると(S30)、再生装置300が情報提供装置・編
集装置200に対して暗号Cの解除鍵を要求する(S3
1)。情報提供装置・編集装置200は、課金処理機能
401にて暗号C解除のライセンスに要する課金処理を
行った後、再生装置300に対して暗号Cの解除鍵を送
信する(S32)。再生装置300は、取得した暗号C
の解除鍵を用いて、二次著作物ファイル30を復号化
し、復号化した二次著作物ファイル28のデータを得る
(S33)。ここで、二次著作物ファイル30に含まれ
る一次著作物データ22の暗号化処理の内容(暗号A)
と、解除鍵の取得先等の情報、及び追加部26の暗号化
処理の内容(暗号B)を知ることが可能になる。
【0027】次に、再生装置300は、情報提供装置・
編集装置200に対して暗号Bの解除鍵を要求する(S
34)。情報提供装置・編集装置200は、課金処理機
能401にて暗号B解除のライセンスに要する課金処理
を行った後、再生装置300に対して暗号Bの解除鍵を
送信する(S35)。再生装置300は、取得した暗号
Bの解除鍵を用いて、復号化した二次著作物ファイル2
8内の追加部26になされた暗号鍵Bによる暗号化処理
を復号し、追加部26を得る(S33)。
【0028】次に、再生装置300は、情報提供装置1
00に対して暗号Aの解除鍵を要求する(S37)。情
報提供装置100は、課金処理機能400にて暗号A解
除のライセンスに要する課金処理を行った後、再生装置
300に対して暗号Aの解除鍵を送信する(S38)。
再生装置300は、暗号Aの解除鍵を用いて一次著作物
データ22に対してなされた暗号Aによる暗号Aを解い
て、一次著作物データ22を復号化する。そして、一次
著作物データ22と追加部26のデータに基づいて二次
著作物データを合成し、コンテンツを再生する(S3
9)。
【0029】次に、図3を参照して図2に示す情報提供
装置・編集装置200内の編集装置201の構成例につ
いて説明する。編集装置201は、一次著作物をセキュ
アな環境において編集を行い、一次著作物22と編集に
よる追加部26からなる二次著作物ファイル30を作成
する装置である。編集中に一時的に作成されているコン
テンツは編集終了後、保存されずに消滅されるようにな
っている。
【0030】編集装置201に入力される一次著作物
(あるいは一次著作物データ)22は、著作権を有して
いるコンテンツである。多くの場合、例えばこの図に暗
号A23として示すように、著作権を侵害されないよう
に暗号化されていることが多い。編集装置201から出
力される二次著作物ファイル30は、一次著作物22と
追加部26からなるファイルである。再生装置300に
よって、一次著作物22と追加部26を合成することに
よって、再生することができる。追加部26だけの情報
では、コンテンツを再生することはできない。追加部2
6は、再生装置30で、一次著作物22から二次著作物
を作成するために必要なことが書かれたデータである。
【0031】暗号解除ライセンス501は、著作物を編
集もしくは再生するための許可を意味し、暗号化されて
いる場合は、例えば通信回線を介して解除鍵の提供先に
アクセスし、所定の課金処理に必要な情報の入力等を行
うことで、その暗号を解除する方法を取得できるように
なる。
【0032】暗号解除機能210は、暗号化されている
著作物の暗号を解除する機能である。編集機能220
は、コンテンツを編集する機能である。編集機能220
には、権利が侵害されないように、例えば編集中に一時
的に作成されているコンテンツが編集終了後、保存され
ずに消滅されるといったセキュアな環境で編集ができる
機能を持たす必要がある。
【0033】追加部記述機能230は、再生側で、一次
著作物から二次著作物を作成することが可能となるよう
な記述を作成する機能である。追加部記述機能230に
おいても、権利が侵害されないセキュアな環境で処理す
る必要がある。編集機能220及び追加部記述機能23
0によって、一次著作物22になされた編集内容を示す
追加部26の内容が決定され、暗号化機能240にて必
要に応じて暗号化処理が行われる。
【0034】暗号化機能 240は、追加部26や
二次著作物ファイル30の権利の侵害されないようにし
たい場合、追加部26や二次著作物ファイル30を暗号
化する機能である。本実施形態では、追加部26に対し
て暗号Bによる暗号を行ったり、暗号Bで暗号化された
追加部26と暗号Aで暗号化された一次著作物22から
なる二次著作物ファイル28に対して、さらに暗号Bと
異なる暗号Cによる暗号処理を行うことができるように
なっている。
【0035】次に、図2に示す再生装置300の構成に
ついて、図4を参照して説明する。再生装置300は、
追加部26を用いて一次著作物22から二次著作物50
を組み立て、二次著作物を再生する装置である。再生装
置300においても、権利が侵害されないセキュアな環
境で再生する必要がある。つまり、再生したコンテンツ
は、例えば他のコンピュータへ再生可能な形態での複写
等ができないようにするといった権利を侵害されないよ
うにするしくみを機能としてもっておくことが望まし
い。
【0036】暗号解除機能310は、暗号A,B,Cの
解除ライセンス60を入手して、各ファイルの復号処理
を行い、合成機能320に対して復号化された一次著作
物22と追加部26の各データを引き渡す。次に、合成
機能320によって、追加部26に記述されている内容
をもとに、例えば図3の編集装置201の編集機能22
0によってなされたものと同一の編集内容を再現するこ
とで、一次著作物22から二次著作物50が組み立てら
れる。
【0037】次に、図5を参照して、図3の追加部記述
機能230の構成例について説明する。図5に示す追加
部記述機能230aは、最終形態差分記述方式と呼ぶ追
加部作成方法によって追加部26aを作成する。この場
合、図1等の追加部26に対応する追加部26aは、状
態変化記述51と、差分記述(圧縮)52bから構成さ
れる。差分記述52a(あるいはそれを圧縮した差分記
述(圧縮)52b)は、画像であれば画素値、音響であ
れば音響データ値の比較対象との差分となる。
【0038】次に状態変化検出機能231について説明
する。編集によって、画像のサイズ、フレーム数、サン
プル数等データ量を変化させるような処理が生じた場
合、元のコンテンツと編集後のコンテンツの差分を単純
にとることができなくなる。状態変化検出機能231
は、そのような、単純に差分をとれなくなるような操作
によって状態が変わること(状態変化と呼ぶことにす
る)を検出し、その変化に応じて差分を取る対象を変化
させられるようにするための情報を記録する機能であ
る。すなわち、状態変化検出機能231は、一次著作物
と最終的につくられた二次著作物(編集途中での状態は
関係なし)との状態変化を検出し、一次著作物の状態を
二次著作物の状態に変化させるために必要な情報を示す
記述を作成する機能である。作成される記述は、それに
よって一次著作物の状態を二次著作物の状態と同じにす
ることができる最小限ものにすることが望ましい。
【0039】なお、差分が取れるような操作は状態変化
とは呼ばないこととする。すなわち、本願において「状
態変化」とは、単純に2つのコンテンツ(一次著作物と
二次著作物)の差分がとれなくなるような変化のことを
意味するものとする。
【0040】データ数の変化、表現ビットの変化等が主
な状態変化になる。例えば、画面サイズの変化は、縦横
2倍にするとデータ数が4倍となり、差分を取る対象が
なくなるデータが生じてしまう。そのため、画面サイズ
の変化は状態変化である。フレーム数の変化は、動画に
おいての話であるが、一次著作物が1秒間に15フレー
ム存在するようなコンテンツであったとして、編集者が
もっとフレーム数を増やそうとしてそれぞれのフレーム
の間に1つづつフレームを作り1秒間に30フレームの
二次著作物を作成したとすると、新しく作成したフレー
ムの分だけ差分を取る対象がなくなるデータが生じてし
まう。そのためフレーム数の変化も状態変化となる。
【0041】サンプル数の変化は、音響においての話
で、フレーム数の変化と同様な変化である。表現ビット
の変化というのは、画素値等が8ビット(256階調)で
表現されていたものが、編集後、6ビット(64階調)で
表現されるようになる場合であり、このような場合も、
単純に差分を取れなくなってしまうため、状態変化とな
る。ただし、RGB(三原色)や輝度等の変化はデータ数
が変わるのではなく、値が変わるだけであるため状態変
化ではない。例えば、編集作業でRGBや輝度等の色情報
を変更する処理が複数回行われた場合、色情報は次々と
変更されていくが、本実施の形態では、色情報はきまっ
た表現ビットのなかでの数値が変わっているだけに過ぎ
ないということを利用して、過程の色情報の変化に依存
せず、最初と最後の色情報の差分を取ることだけで完全
に二次著作物を表現することが一つの特徴となってい
る。
【0042】また、状態変化検出機能231は、必ずし
も各編集段階ですべての状態変化を検出する必要はな
い。さらに、途中の履歴をすべて記述するのではなく、
一次著作物と二次著作物の状態を比較して、一次著作物
の状態を二次著作物の状態へ変化させるのに必要な記述
のみを記述するようにすることもできる。ただし、各編
集段階ですべての状態変化を検出するようにしたり、検
出した情報を単純な履歴としてすべて記録するようにし
てもよい。例えば、編集操作として画面サイズを縦横2
倍にしてその後、また縦横2倍にして、その後、縦横1
/4にしたとすると結局画面サイズ変化は元のサイズと
同じになる。本実施の形態では、一次著作物の状態を二
次著作物の状態に変化させることを目的としているた
め、この例の場合では、状態変化記述には何も記述され
ないことになる。つまり、編集途中での状態変化に関係
なく、出来上がった最終形態との状態変化を記述するこ
とで十分なのである。それを実現させるためには、例え
ば、一次著作物と最終形態である二次著作物との状態変
化記述を作成する際に、各編集段階で状態変化を検出
し、検出した状態変化のなかから最終的に必要となる状
態変化のみを選択したり、あるいは複数の状態変化を1
つにまとめるような編集をしたりすることで、状態変化
の記述を作成することができる。このようにすることで
状態変化記述には、編集過程で行われたすべての状態変
化が記述されているのではなく、必要最低限の記述が書
かれることになる。これによって、復元する際に無駄な
処理を増やすことが防止される。
【0043】図5に示す場合、状態変化検出機能231
は、一次著作物の状態を編集操作完了物の状態に変化さ
せるためにはどのような操作を行うべきかを検出し、行
うべき操作を状態変化記述51として記述する。編集途
中の状態変化を生じさせる操作をすべて検出する必要は
ない。編集操作完了物50は、二次著作物とまったく同
じ画像もしくは音響データである。状態変化機能232
は、一次著作物の状態を状態変化記述51をもとに、編
集操作完了物50と差分がとれるような状態に変化させ
る機能である。
【0044】差分検出機能233は、編集操作完了物5
0と、一次著作物22の状態が等しくなったときに、一
次著作物22の状態変化後のものと編集操作完了物50
の差分を検出する機能である。差分検出機能233は、
検出した差分を差分記述ファイル52aに記述する。
【0045】不正操作検出機能234は、不正な操作に
よって、二次著作物中から一次著作物をそのままとりだ
すことができてしまわないようにする機能である。例え
ば二次著作物の画素値すべてを0等の固定値にするとい
ったような場合、すなわち、二次著作物として同一色で
塗りつぶしたような画像を作成した場合、あるいは一定
のパターンで複数の色で塗りつぶしたような画像を作成
した場合、差分自体が一次著作物と同一のデータとなっ
てしまったり、あるいは差分を表すデータに対して簡単
な編集操作を行うことで一次著作物と同一もしくはほぼ
同一の画像を得ることが可能になってしまう。不正操作
検出機能234は、このような場合に対する対策として
設けられたものである。差分と一次著作物が同一な物に
なってしまうと、差分は一次著作物の著作者の管理から
外れてしまうため問題になる。そこで、差分と一次著作
物の間の類似具合を検出し、類似と判断した場合はデー
タを削除するといった処理を行うのが不正操作検出機能
234である。不正操作検出機能234は、差分記述5
2aと一次著作物22との類似比較を行うことで不正操
作が行われているかどうかを検出し、類似と判断した場
合は、これまで作成されたデータをすべて削除(61)
する。
【0046】圧縮機能235は、画像や音響と同じよう
に、差分(差分記述52a)にも冗長があるため、圧縮
が可能となるので、その圧縮を行う機能である。
【0047】また、図6に、図5の追加部記述機能23
0aの構成例に対応する再生装置300aの構成を示
す。図6において、図4及び図5に示すものと同一の構
成には同一の符号を付けている。図4の合成機能320
は、この場合、状態変化機能321と、伸長機能322
と、差分合成機能323から構成されている。状態変化
機能321は、図5の状態変化機能232と同様の機能
を有するものである。伸張機能322は、圧縮された差
分記述52bを元に戻す機能である。差分合成機能32
3は、差分記述52aを用いて、状態変化後一次著作物
から二次著作物50を作成する機能である。
【0048】図5の追加部記述機能230aによる追加
部作成手順は次のとおりである。 状態変化検出機能231において、一次著作物22と
編集操作完了物50を比較して、状態変化記述51を作
成する。状態変化機能232において、状態変化記述
51を用いて一次著作物22の状態を編集操作完了物5
0と同じ状態に合わせる。
【0049】差分検出機能233において、編集操作
完了物50と状態変化後一次著作物53との画素値もし
くは音響データ値の差分を検出し、差分記述52aを作
成する。不正操作検出機能234において、差分記述
52aと一次著作物22との類似比較を行う。類似と判
断した場合は、これまで作成されたデータをすべて削除
する。圧縮機能235において、差分記述52aを圧
縮する。状態変化記述51と圧縮した差分記述52b
から追加部ファイル26aを作成する。
【0050】一方、図6に示す再生装置300aによる
再生手順は次の通りである。状態変化機能321にお
いて、状態変化記述51を用いて一次著作物22の状態
を二次著作物50と同じ状態に合わせる。伸張機能3
22において、圧縮されていた差分記述52bを元に戻
す。差分合成機能323において、差分記述52aを
用いて状態変化後一次著作物53から二次著作物50を
作成し再生する。
【0051】図5及び図6を参照して説明した構成によ
る最終形態差分記述方式の特徴・利点・効果は次のとお
りである。この構成によれば、状態変化記述が一次著作
物から最終形態への最低限の状態変化のみであるため、
編集ステップの数に対して、再生時の負荷があまり影響
を受けない。また、編集ステップ数にほとんど影響を受
けないため、情報量が発散する恐れがない。また、差分
記述の圧縮方式にもよるが、基本的には再生操作の負荷
は軽い。
【0052】次に、図7を参照して、図3の追加部記述
機能230の他の構成例について説明する。図7に示す
追加部記述機能230bは、編集手順記述方式と呼ぶ追
加部作成方法によって追加部26bを作成する。この場
合、図1等の追加部26に対応する追加部26bは、編
集操作の履歴をすべて記述したファイルである。
【0053】編集操作イベント62とは、図3の編集機
能220が行う編集操作の1ステップに対応する。編集
操作手順記述機能236は、編集機能220が行った編
集操作と同じ編集操作を再生装置300が行えるよう
に、編集操作内容を追加部26bに記述する機能であ
る。
【0054】追加部作成手順は次の通りである。編集
中、編集操作イベント62が起きるごとに編集操作手順
記述機能236により、編集操作内容が追加部(中間)
ファイル54に記述される。最終的に作成される追加
部26bには、編集機能220において行われた操作す
べてが記述されていることになる。
【0055】一方、再生手順は、編集機能220と同
等の操作ができる機能をもった再生装置において、追加
部26bの記述をもとに再生装置で一次著作物22を編
集し直して再生する。
【0056】編集手順記述方式の特徴・利点・効果は、
再生装置において、編集装置と同様に編集し直すことで
二次著作物を再生する方式であることである。ステップ
数の少ない編集操作において、効果的な方式である。
【0057】次に、図8を参照して、図3の追加部記述
機能230のさらに他の構成例について説明する。図8
に示す追加部記述機能230cは、状態変化・座標変換
記述型差分記述方式と呼ぶ追加部作成方法によって追加
部26cを作成する。この場合、図1等の追加部26に
対応する追加部26cは、状態変化・座標変換記述55
と、差分記述(圧縮)52dから構成されている。差分
記述52c(あるいはそれを圧縮した差分記述(圧縮)
52d)は、画像であれば画素値、音響であれば音響デ
ータ値の比較対象との差分となる。なお、図5等に示す
構成と同一の構成には同一の符号を付けている。
【0058】この構成において、座標変換とは、平行移
動や回転、拡大、縮小等の座標変換を意味するものとす
る。座標変換を行った場合、コンテンツ自身の内容は変
わるが、コンテンツのどこかに以前の情報が残っている
ことになる。座標変換は、本願における状態変化ではな
い。したがって、状態変化の場合と異なり、座標変換を
考慮しなくても差分は取れる。ただし、座標変換を考慮
することで差分を小さくすることができる。そこで、座
標変換に関する編集操作についてもそれを記録すること
で、差分値のさらなる縮小をはかるものである。
【0059】状態変化・座標変換記述機能238は、編
集作業において、状態変化や座標変換が行われるごとに
その操作内容を状態変化・座標変換記述(中間)57に
記述する機能である。状態変化・座標変換記述(中間)
57は、中間データであり、最終的なデータが状態変化
・座標変換記述55になる。
【0060】状態変化・座標変換機能238は、一次著
作物を状態変化・座標変換記述55を用いて、二次著作
物50との差分が少ない状態変化・座標変換後一次著作
物56に変化させる機能である。
【0061】図8に示す構成による追加部作成手順は次
の通りである。編集中、状態変化・座標変換操作をす
るたびにその内容を状態変化・座標変換記述(中間)5
7に追加していき、最終的にすべての状態変化・座標変
換操作が記述された状態変化・座標変換記述55が作成
される。状態変化・座標変換機能238において、状
態変化・座標変換記述55を用いて、座標変換を加えな
がら一次著作物22の状態を編集操作完了物50の状態
と同じ状態の状態変化・座標変換後一次著作物56にす
る。
【0062】編集操作完了物50と状態変化・座標変
換後一次著作物56との画素値もしくは音響データ値の
差分を検出し、差分記述52cを作成する。不正操作
検出機能234において、差分記述52cと一次著作物
22との類似比較を行う。類似と判断した場合は、これ
まで作成されたデータをすべて削除する。圧縮機能2
35において、差分記述52cを圧縮する。そして、
状態変化・座標変換記述55と差分記述(圧縮)52d
から追加部26cを作成する。
【0063】一方、再生手順は次の通りである。図6に
示すような構成において、状態変化・座標変換機能
(図6の状態変化機能321と同じ配置)で、状態変化
・座標変換記述55を用いて、座標変換を加えながら一
次著作物22の状態を二次著作物50と同じ状態に合わ
せる。伸張機能において、圧縮されていた差分記述5
2dを元に戻す。差分合成機能において、差分記述5
2cを用いて状態変化・座標変換後一次著作物56(図
6の状態変化後一次著作物53と同じ配置)から二次著
作物50を作成し再生する。
【0064】この構成による編集手順記述方式の特徴・
利点・効果は、編集過程におけるすべての状態変化・座
標変換を記述しているため、状態変化・座標変換後の一
次著作物と編集操作完了物との差分を小さくし、差分記
述の情報量を減らすことが可能となることである。
【0065】次に、12個の画素データからなる一次著
作物22(図9)を例にして、図3の編集装置201に
よる編集例について具体的に説明する。図10に、この
説明の場合に編集の結果得られる二次著作物(編集操作
完了物)50の例を示す。
【0066】図11は、図9の一次著作物22から図1
0の二次著作物50までの編集途中のデータを示す図で
ある。この例では、画面サイズを縦横2倍し、色(数
値)を換え(変更部分に網掛けして図示している)、太
線の四角で囲まれた部分を180度回転(座標変換)
し、そして、さらに色を変える編集を行う場合の一例を
示している。
【0067】図12は、図11に示す編集を行った場合
の図5の追加部記述機能230aによる追加部記述例を
説明するための図である。状態変化としては、画面サイ
ズの縦横2倍の変更が記録される。そして、差分記述5
2aは、図13に示すようになる。図13の差分記述5
2aは、図12の状態変化後の各画素の値と、図10の
二次著作物50の各画素の値との差分値で作成されてい
る。
【0068】また、図14は、図8の追加部記述機能2
30cを用いる場合の状態変化・座標変化後一次著作物
56の一例を示す図であり、図15は、図8の追加部記
述機能230cによる差分記述52cの一例を示す図で
ある。
【0069】また、図17〜図20に、図16に示すよ
うな編集を行った場合の動作例を示す。図16に示す例
では、編集操作として、 画面サイズを縦横2倍、
ボールを消す、太陽を平行移動、タイヤを追加、
雲を追加する編集を行っている。
【0070】なお、図17は、図5の追加部記述機能2
30aを用いる場合の図3の編集装置201による編集
例を説明するための図であり、図18は図17の二次著
作物ファイル28aを再生する場合の図6の再生装置3
00aの動作例を説明するための図である。図19は、
図8の追加部記述機能230cを用いる場合の図3の編
集装置201による編集例を説明するための図であり、
図20は図19の二次著作物ファイル28bを再生する
場合の図4の再生装置300の動作例を説明するための
図である。他の図に同一の構成がある場合には互いに同
一の符号を付け、また対応する構成のみがあるが場合に
は同一の数字に異なる英字を添えて示している。
【0071】以上説明したように、本発明によれば、一
次著作物を二次著作物の中に暗号化された状態でそのま
ま存在させることが可能になる。また、二次著作物の中
でも一次著作物を一次著作物著作者の責任で保護するこ
とができることによって、編集者に対して不安を持たず
に編集させる一次著作物を提供することができる。ま
た、そのことによって著作物の二次利用という領域にお
いてビジネスの発展につながる効果が得られる。
【0072】また、編集者が二次著作物の管理に対する
意識が低く、管理が不十分で二次著作物の暗号が解かれ
てしまった場合においても、一次著作物が自由に利用さ
れることはない。また、編集された二次著作物を再生す
る場合に一次著作物の著作者の許可を必要とするため、
二次著作物に対しても一次著作物著作者が権利を主張す
ることが可能となる。また、一次著作物と追加部を別に
することで、編集者が追加部に対して権利を主張するこ
とが可能となる。また、権利の境目が明確になる。
【0073】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、各機能を通信回線(通信
網)を介して分散したり、あるいは統合したり、あるい
は、暗号解除のライセンスの管理を1又は所定数のサー
バで集中して管理できるようにする変更が可能である。
また、本発明の構成は、コンピュータ及びその周辺装置
と、コンピュータで実行可能なプログラムによって構成
することができる。そのプログラムは、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体や通信回線を介して配布すること
が可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、二次著作物データを、
一次著作物を示す一次著作物データと、一次著作物に対
してなされた編集内容を示す追加データとから形成する
ようにしたので、二次著作物データから一次著作物のデ
ータを区分して容易に管理できるようになる。また、二
次著作物データ中に一次著作物データを暗号化されたデ
ータとして含ませることができるようにしたので、二次
著作物に含まれる一次著作物に係る一次著作物著作者等
の権利の管理を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における情報の流れを
説明するためのブロック図である。
【図2】 図1に示す利用者のコンピュータ12におけ
る二次著作物データの再生手順を説明するためのシーケ
ンスチャートである。
【図3】 図2に示す情報提供装置・編集装置200内
の編集装置201の構成例を示すブロック図である。
【図4】 図2に示す再生装置300の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】 図3の追加部記述機能230の構成例(追加
部記述機能230a)を示すブロック図である。
【図6】 図5の追加部記述機能230aの構成例に対
応する再生装置300a(図2の再生装置300に対
応)を示すブロック図である。
【図7】 図3の追加部記述機能230の他の構成例
(追加部記述機能230b)を示すブロック図である。
【図8】 図3の追加部記述機能230のさらに他の構
成例(追加部記述機能230c)を示すブロック図であ
る。
【図9】 図3の編集装置201による編集例を説明す
るために用いる一次著作物22の一例を示す図である。
【図10】 図3の編集装置201による編集例を説明
するために用いる二次著作物50の一例を示す図であ
る。
【図11】 図3の編集装置201による編集例を説明
するために用いる一次著作物22から二次著作物50ま
での編集途中のデータの一例を示す図である。
【図12】 図5の追加部記述機能230aによる追加
部記述例を説明するために用いる状態変化後一次著作物
53の一例を示す図である。
【図13】 図5の追加部記述機能230aによる追加
部記述例を説明するために用いる差分記述52aの一例
を示す図である。
【図14】 図8の追加部記述機能230cによる追加
部記述例を説明するために用いる状態変化・座標変化後
一次著作物56の一例を示す図である。
【図15】 図8の追加部記述機能230cによる追加
部記述例を説明するために用いる差分記述52cの一例
を示す図である。
【図16】 図3の編集装置201による編集例を説明
するために用いる一次著作物22から二次著作物50ま
での編集途中のデータの一例を示す図である。
【図17】 図5の追加部記述機能230aを用いる場
合の図3の編集装置201による編集例を説明するため
の図である。
【図18】 図17の二次著作物ファイル28aを再生
する場合の図6の再生装置300aの動作例を説明する
ための図である。
【図19】 図8の追加部記述機能230cを用いる場
合の図3の編集装置201による編集例を説明するため
の図である。
【図20】 図19の二次著作物ファイル28bを再生
する場合の図4の再生装置300の動作例を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
201 編集装置 300 再生装置 24 一次著作物ファイル 30 二次著作物ファイル 26 追加部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次著作物を利用して作成された二次著
    作物を再生するための装置であって、 一次著作物を示す一次著作物データと、一次著作物に対
    してなされた編集内容を示す追加データとを含む二次著
    作物データから、一次著作物データと追加データとを取
    り出す取り出し手段と、 取り出し手段によって取り出された一次著作物データと
    追加データとに基づいて、再生可能な二次著作物を示す
    データを合成する合成手段とを備えることを特徴とする
    二次著作物再生装置。
  2. 【請求項2】 前記一次著作物データが暗号化処理され
    たデータであって、 前記取り出し手段が、記録媒体又は通信回線を用いて一
    次著作物データの復号化に用いる鍵を取得する手段と、
    取得した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号
    化手段を有していることを特徴とする請求項1記載の二
    次著作物再生装置。
  3. 【請求項3】 前記一次著作物データと追加データとが
    異なる暗号鍵を用いて暗号化処理されたデータであっ
    て、 前記取り出し手段が、記録媒体又は通信回線を用いて一
    次著作物データの復号化に用いる鍵及び追加データの復
    号化に用いる鍵を取得する手段と、取得した各鍵を用い
    て一次著作物データ及び追加データを復号化する復号化
    手段を有していることを特徴とする請求項1記載の二次
    著作物再生装置。
  4. 【請求項4】 前記二次著作物データが暗号化処理され
    たデータであって、 前記取り出し手段が、記録媒体又は通信回線を用いて二
    次著作物データの復号化に用いる鍵を取得する手段と、
    取得した鍵を用いて二次著作物データを復号化する復号
    化手段を有していることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の二次著作物再生装置。
  5. 【請求項5】 一次著作物を利用して二次著作物を作成
    するための装置であって、 一次著作物を示すものであって暗号化処理された一次著
    作物データを入力する入力手段と、 記録媒体又は通信回線を用いて一次著作物データの復号
    化に用いる鍵を取得する鍵取得手段と、 取得した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号
    化手段と、 復号化された一次著作物データを編集する編集手段と、 編集手段によって一次著作物に対してなされた編集内容
    を示す追加データを作成する追加データ作成手段と、 復号化処理される前の暗号化処理された一次著作物デー
    タと、追加データ作成手段によって作成された追加デー
    タとを組み合わせて、二次著作物を示すデータである二
    次著作物データを作成する二次著作物データ作成手段と
    を備えることを特徴とする二次著作物作成装置。
  6. 【請求項6】 前記追加データ又は前記二次著作物デー
    タの少なくとも一方に対して暗号化処理を行う暗号化処
    理手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の二
    次著作物作成装置。
  7. 【請求項7】 前記追加データが、一次著作物データと
    二次著作物データとの画素値又は音響データ値の差分で
    表現されていることを特徴とする請求項5又は6記載の
    二次著作物作成装置。
  8. 【請求項8】 前記追加データが、前記編集手段による
    編集手順を示す記述で表現されていることを特徴とする
    請求項5又は6記載の二次著作物作成装置。
  9. 【請求項9】 前記追加データが、前記編集手段による
    一次著作物データのデータ量を変化させる編集内容につ
    いての記述と、一次著作物データに対して該記述に対応
    する変化を与えたものと二次著作物データとの画素値又
    は音響データ値の差分で表現されていることを特徴とす
    る請求項5又は6記載の二次著作物作成装置。
  10. 【請求項10】 前記状態の変化についての記述が、編
    集前の一次著作物データと編集後の二次著作物データと
    の間で検出された変化に基づいて表現されていることを
    特徴とする請求項9記載の二次著作物作成装置。
  11. 【請求項11】 前記状態の変化についての記述が、前
    記編集手段による一次著作物データのデータ量を変化さ
    せる編集内容及び一次著作物データの一部又は全部に対
    してなされたの座標変換についての過程を示す記述を含
    んでいることを特徴とする請求項9記載の二次著作物作
    成装置。
  12. 【請求項12】 通信回線を介して受信した要求に応じ
    て前記暗号化処理手段がなした暗号を復号化するための
    鍵を、所定の課金処理を行ってから要求元へ提供する課
    金手段を備えていることを特徴とする請求項6記載の二
    次著作物作成装置。
  13. 【請求項13】 一次著作物を利用して作成された二次
    著作物を再生するための方法であって、 一次著作物を示す一次著作物データと、一次著作物に対
    してなされた編集内容を示す追加データとを含む二次著
    作物データから、一次著作物データと追加データとを取
    り出す取り出し過程と、 取り出し過程で取り出された一次著作物データと追加デ
    ータとに基づいて、再生可能な二次著作物を示すデータ
    を合成する合成過程とを含むことを特徴とする二次著作
    物再生方法。
  14. 【請求項14】 一次著作物を利用して二次著作物を作
    成するための方法であって、 一次著作物を示すものであって暗号化処理された一次著
    作物データを入力する入力過程と、 記録媒体又は通信回線を用いて一次著作物データの復号
    化に用いる鍵を取得する鍵取得過程と、 取得した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号
    化過程と、 復号化された一次著作物データを編集する編集過程と、 編集過程で一次著作物に対してなされた編集内容を示す
    追加データを作成する追加データ作成過程と、 復号化処理される前の暗号化処理された一次著作物デー
    タと、追加データ作成過程で作成された追加データとを
    組み合わせて、二次著作物を示すデータである二次著作
    物データを作成する二次著作物データ作成過程とを含む
    ことを特徴とする二次著作物作成方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータによって一次著作物を利
    用して作成された二次著作物を再生するために用いるプ
    ログラムであって、 一次著作物を示す一次著作物データと、一次著作物に対
    してなされた編集内容を示す追加データとを含む二次著
    作物データから、一次著作物データと追加データとを取
    り出す取り出し手順と、 取り出し手順で取り出された一次著作物データと追加デ
    ータとに基づいて、再生可能な二次著作物を示すデータ
    を合成する合成手順とをコンピュータに実行させるため
    のプログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータによって一次著作物を利
    用して二次著作物を作成するために用いるプログラムで
    あって、 一次著作物を示すものであって暗号化処理された一次著
    作物データを入力する入力手順と、 記録媒体又は通信回線を用いて一次著作物データの復号
    化に用いる鍵を取得する鍵取得手順と、 取得した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号
    化手順と、 復号化された一次著作物データを編集する編集手順と、 編集手順で一次著作物に対してなされた編集内容を示す
    追加データを作成する追加データ作成手順と、 復号化処理される前の暗号化処理された一次著作物デー
    タと、追加データ作成手順で作成された追加データとを
    組み合わせて、二次著作物を示すデータである二次著作
    物データを作成する二次著作物データ作成手順とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 一次著作物を示す一次著作物データ
    と、一次著作物に対してなされた編集内容を示す追加デ
    ータとを含む二次著作物データから、一次著作物データ
    と追加データとを取り出す取り出し手順と、 取り出し手順で取り出された一次著作物データと追加デ
    ータとに基づいて、再生可能な二次著作物を示すデータ
    を合成する合成手順とを含み、コンピュータによって一
    次著作物を利用して作成された二次著作物を再生するた
    めに用いるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 一次著作物を示すものであって暗号化
    処理された一次著作物データを入力する入力手順と、 記録媒体又は通信回線を用いて一次著作物データの復号
    化に用いる鍵を取得する鍵取得手順と、 取得した鍵を用いて一次著作物データを復号化する復号
    化手順と、 復号化された一次著作物データを編集する編集手順と、 編集手順で一次著作物に対してなされた編集内容を示す
    追加データを作成する追加データ作成手順と、 復号化処理される前の暗号化処理された一次著作物デー
    タと、追加データ作成手順で作成された追加データとを
    組み合わせて、二次著作物を示すデータである二次著作
    物データを作成する二次著作物データ作成手順とを含
    み、コンピュータによって一次著作物を利用して二次著
    作物を作成するために用いるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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