JP2003263264A - 文字入力装置、および文字入力方法 - Google Patents

文字入力装置、および文字入力方法

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JP2003263264A
JP2003263264A JP2002064645A JP2002064645A JP2003263264A JP 2003263264 A JP2003263264 A JP 2003263264A JP 2002064645 A JP2002064645 A JP 2002064645A JP 2002064645 A JP2002064645 A JP 2002064645A JP 2003263264 A JP2003263264 A JP 2003263264A
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button
key
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group
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Tomokazu Murakami
智一 村上
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キーの数が少ない小型の入力装置を用いた、持
ち運びに便利で、しかもわかりやすく高速に文字を入力
することのできる入力装置および入力方式を提供する。 【解決手段】複数のキーを同時に押す同時打鍵方式を採
用することによって、文字入力時のキーの打鍵回数を少
なくし、さらにキーをグループ化して打鍵タイミングの
処理を行うことによって、わかりやすく高速な入力方式
を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字・記号・シンボ
ルを入力する文字入力装置、および文字入力方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文書の作成、電子メールによる通信、コ
ンピュータ・機器を制御するためのコマンド入力など、
コンピュータや機械を操作するためには、文字・記号・
シンボルを入力するインタフェースが必要である。これ
まで、PC(PersonalComputer)やワ
ードプロセッサなどの装置では、行列状に配置したキー
ボード上のボタン(キー)に対して、一つのキーに一つ
あるいは二つ程度の文字を割り当てて入力するキーボー
ドが用いられており、キーの数は通常50個以上と多
い。一般的なPCで用いられるキーの配列は、ASCI
I配列やJIS配列と呼ばれる規格で定められており、
キーの数から106/109キーボードなどと呼ばれ
る。
【0003】また一方で、電話帳機能としてアルファベ
ットや漢字・かな文字を入力可能な携帯電話が多く開発
され、さらに近年、携帯電話を用いて電子メールを交換
したり、インターネットにアクセスしたりできるサービ
スも普及している。このような携帯電話の例では、一つ
のボタンに対してアルファベットや日本語のかな文字が
三つ以上割り当てられ、ボタンを何度か押すことによっ
て文字を選択して入力するしくみ等が採用されている。
この場合、ボタンの数は通常12個程度だが、一つの文
字を入力するのに同じボタンを数回押すことになる。
【0004】その他にも、ディスプレイ上にソフトキー
ボードを表示し、ジョイスティックなどを用いて文字を
選択して入力する方法や、特殊なペンを用いて文字をな
ぞって入力する方法などがある。
【0005】一般にこうした入力装置は、入力デバイス
と、入力解釈方式の組合せによって文字入力が実現され
ている。入力デバイスとしては、106/109キーボ
ード、テンキー、ジョイスティック、カード型キーボー
ド、指型キーボード等がある。指型キーボードは、使用
者が手の各指先に器具を装着して入力を行うもので、こ
れらの器具によって指先の加速度の変化や、物体との接
触、関節角の変化、爪先の血流の変化等を判定して文字
の入力を行う。
【0006】一方、入力された信号をどのように文字・
シンボル・コマンドとして解釈するかという入力解釈方
式は、大きく二つに分けられる。一つは、一つのキーに
対していくつかのシンボルを割り当てる方法であり、も
う一つは、同時打鍵方式、和音入力方式(chord
keyboard)等と呼ばれる、複数のキーを同時に
押すことによって一つのシンボルを入力する方法であ
る。コンピュータや機械を操作するための入力装置は、
それぞれの用途にあった入力デバイスと入力解釈方式を
組み合わせて実現されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】既存のPC用キーボー
ドは、キーの数が多く持ち運びに適さないという問題点
があった。PC用キーボードを用いる場合、文字を入力
する時の打鍵回数(キーを押す回数)は少なくて済む
が、キーの数が非常に多いため、PDA(Person
al Digital Assistant)や携帯電
話のような持ち運ぶための機器では非常に使いにくい。
【0008】一方で、携帯電話等での文字入力では、キ
ーの数は少ないが一つの文字を入力するのにキーを何度
も押さなければならないという問題点があった。さら
に、主に親指のみを使って入力を行うため、入力の効率
が悪いという点もある。
【0009】またこれ以外にも、指型キーボードや片手
用キーボード等のキー数の少ない装置において、単語の
意味解釈を行ったり、同時打鍵方式を採用したりするこ
とによって入力を行う方法もあるが、これらの入力方式
では、同時に押すキーの数が多い、一定の時間内にキー
を複数回押さなければならない、高速に入力できない、
入力方法がわかりにくい等の問題点があった。
【0010】例えば特開2001−255987では、
右手キーと左手キーを用いて文字入力を行う装置が示さ
れているが、この方式は右手キーと左手キーを順に押
し、ボタンが離された時点で処理を行う方式であるた
め、高速に入力することが難しいという問題点があっ
た。また、同時打鍵による文字の入力や、同時打鍵のタ
イミング処理等は考慮されていない。さらに、文字確定
が右手キーの場合と左手キーの場合がある点や、同じキ
ーを押す場合でも押す順番によって入力される文字が異
なり、ボタンのON/OFFパターンと文字が一対一に
対応しない点などから、入力方式がわかりにくいという
問題点もあった。
【0011】このように、キーの数が少なく持ち運びに
便利で、文字を打つためにキーを打鍵する回数が少な
く、高速に、かつわかりやすく入力することのできる入
力装置が要求されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、一
つ以上のボタンからなるボタングループが複数集まった
入力装置を用いて、各ボタングループにおいて複数のキ
ーを同時に押す同時打鍵のタイミング処理を行い、各ボ
タングループのボタンパターンの組合せによって文字・
記号・シンボルの入力を行う入力装置を提案する。この
方式では、ある一定のボタングループをトリガとするこ
とによって高速入力を行うことが可能であり、また、ボ
タンのON/OFFパターンと文字が一対一に対応する
ため、わかりやすい入力方法となっている。
【0013】従って本発明の目的は、同時打鍵方式によ
ってキー数の少ない文字入力を可能にするとともに、入
力の複雑さをキーのグループ化よって解消し、持ち運び
に便利で、高速に、しかもわかりやすく入力することの
できる文字入力装置、および文字入力方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、文字・記号・シンボルを入力する装置として、一つ
以上のボタンからなるボタングループと、上記ボタング
ループのボタンのうち一つが押された、または複数が同
時に押された、または一つも押されていないことを判定
するボタンタイミング処理部と、一つ以上の上記ボタン
タイミング処理部の出力するボタンパターンのタイミン
グを判定するグループタイミング処理部と、上記グルー
プタイミング処理部の出力するボタンパターンの組合せ
を文字・記号・シンボルに変換して出力するパターン変
換部からなる、文字入力装置を用いる。
【0015】前記ボタンタイミング処理部は、ボタング
ループのボタンのうち最初にボタンが押された時刻から
一定時間内に、上記ボタングループの他のボタンが押さ
れたか否かを判定し、ボタンパターンを確定する。
【0016】前記グループタイミング処理部は、ある特
定のボタングループのボタンパターンが確定された時点
で、全てのボタングループのボタンパターンを確定し、
上記ボタンパターンの組合せによって文字・記号・シン
ボルを入力する。
【0017】文字・記号・シンボルを入力する装置であ
って、一つ以上のボタンからなるボタングループのボタ
ンのうち一つが押された、または複数が同時に押され
た、または一つも押されていないことによって構成され
るボタンパターンについて、複数のボタングループの示
すボタンパターンの組合せによって文字・記号・シンボ
ルを入力する文字入力装置を用いる。
【0018】前記ボタンパターンの組合せとして、上記
ボタンパターンの組合せと文字・記号・シンボルが一対
一に対応する組合せを用いる。
【0019】前記ボタングループとして、第1のボタン
グループに含まれるボタンのうち一つが押された、また
は複数が同時に押された、または一つも押されていない
ことによって第1のボタンパターンを指定し、第2のボ
タングループに含まれるボタンのうち一つが押された、
または複数が同時に押された、または一つも押されてい
ないことによって第2のボタンパターンを指定し、文字
・記号・シンボルを行列状に配置したテーブルにおい
て、第1のボタンパターンと第2のボタンパターンによ
って、テーブルの文字・記号・シンボルを指定して入力
する文字入力装置を用いる。
【0020】文字・記号・シンボルを入力する方法とし
て、一つ以上のボタンからなるボタングループにおい
て、一つ以上のボタンが同時に押されたかどうかを判定
し、ボタンパターンを出力する第1のステップと、一つ
以上のボタングループから出力されるボタンパターンの
タイミングを判定する第2のステップと、ボタンパター
ンの組合せを文字・記号・シンボルに変換して出力する
第3のステップからなる文字入力方法を用いる。
【0021】前記一つ以上のボタンからなるボタングル
ープにおいて、一つ以上のボタンが同時に押されたかど
うかを判定しボタンパターンを出力するステップとは、
上記ボタングループのボタンのうち最初にボタンが押さ
れた時刻から一定時間内に、上記ボタングループの他の
ボタンが押されたか否かを判定し、ボタンパターンを確
定するステップである。
【0022】前記一つ以上のボタングループから出力さ
れるボタンパターンのタイミングを判定するステップと
は、ある特定のボタングループのボタンパターンが確定
された時点で、全てのボタングループのボタンパターン
を確定し、ボタンパターンの組合せを出力するステップ
である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に本発明による入力装置の構
成の一例を示す。本発明における入力装置は、一つ以上
のボタン(キー)からなるボタングループが複数集まっ
た装置として構成される。ボタングループは一定のボタ
ンの集まりである。また、各ボタングループにおいて同
時打鍵のタイミング処理が行われ、各ボタングループの
示すボタンパターンの組合せによって、文字・記号・シ
ンボルを入力する。
【0024】ボタンパターンとは、ボタングループの各
ボタンが、押されたか、押されていないかを示すON/
OFFのパターンである。ある一定のボタングループを
トリガボタンとし、このグループの同時打鍵処理が行わ
れた時に、全てのボタングループのボタンパターンを確
定し、これを文字・記号・シンボルに変換する。
【0025】本発明におけるキーのグループはいくつあ
ってもよいが、以下、左手キーと右手キーの二つのグル
ープからなる入力装置について説明する。左手キーは、
L1キー(101)、L2キー(102)、L3キー
(103)、L4キー(104)、L5キー(105)
から成る。右手キーは、R1キー(106)、R2キー
(107)、R3キー(108)、R4キー(10
9)、R5キー(110)から成る。左手キーの5つの
ボタンがボタングループを形成し、ボタン入力部(11
1)に対応する。右手キーの5つのボタンが別のボタン
グループを形成し、ボタン入力部(113)に対応す
る。ボタン入力部はそれぞれのボタングループのボタン
が押されたか押されていないかを一定時間毎にチェック
し、各ボタンのON/OFFの信号をそれぞれボタンタ
イミング処理部(112),(114)に出力する。
【0026】ボタンタイミング処理部(112),(1
14)は、それぞれボタン入力部(111),(11
3)から入力された、各ボタンの時間単位のON/OF
F信号から、各ボタンが押されたか押されていないか、
あるいはどのボタンが同時に押されたか等のタイミング
処理を行い、ボタングループのボタンパターンを決定す
る。
【0027】例えば、ボタンタイミング処理部(11
1)では、左手キーのタイミング処理を行い、L1キー
(101)、L2キー(102)が押されていて、その
他のキーが押されていない場合には、L1[ON],L
2[ON],L3[OFF],L4[OFF],L5
[OFF]のようなボタンパターンを出力する。ボタン
が同時に押されたかどうかの判定に関しては、同じボタ
ングループ内において、あるボタンが押されてから一定
時間内に他のボタンが押されたかどうかをチェックし、
一定時間内に押されたボタンを同時に押されたと判定す
る。同時打鍵に関するタイミング処理の詳細については
後述する。
【0028】グループタイミング処理部(115)は各
ボタングループのボタンパターンに関するタイミング処
理を行う。ボタンタイミング処理部(112),(11
4)から出力されたボタンパターンは、グループタイミ
ング処理部(115)によって、ボタンパターンの入力
された時刻と順番から、ボタンパターンの組合せとして
決定される。
【0029】例えば、あるボタングループをトリガとし
た場合、このボタングループの同時打鍵が行われた時点
で全てのボタングループについて現在のボタンパターン
をチェックし、これをボタンパターンの組合せとして決
定する。右手キーをトリガとする場合には、グループタ
イミング処理部(115)は、右手キーのボタンタイミ
ング処理部(114)によってボタンパターンが確定さ
れたことを検知して、左手キーのボタンパターンを左手
キーのボタンタイミング処理部(112)から取得し、
ボタンパターンの組合せを確定する。
【0030】ボタングループをトリガとするのではな
く、特定のボタンをトリガに割り当ててもよい。例えば
R4キー(109)を右キーのボタングループから除外
し、このボタンが押された時に、全てのボタングループ
のボタンパターンを決定するようにしてもよい。グルー
プタイミング処理の詳細については後述する。
【0031】パターン変換部(116)は、グループタ
イミング処理部によって決定されたボタンパターンの組
合せを文字・記号・シンボルに変換して出力する。例え
ば、文字を行列状のテーブルに並べ、左手キーで指定さ
れたボタンパターンによって行を、右手キーで指定され
たボタンパターンによって列を指定し、文字を選択す
る。文字の決定方法については後述する。文字・記号と
しては、アルファベットやひらがな、カタカナ等のかな
文字、漢字等、一般に用いられる文字・記号を用いてよ
い。シンボルとしては、音符や通信符号等を用いてよ
い。かな漢字変換等のコマンドを割り当ててもよい。
【0032】パターン変換部(116)から出力され
た、文字・記号・シンボル等は、PC・その他の処理装
置(117)へ伝送される。PC・その他の処理装置
(117)としては、一般のコンピュータやゲーム機、
制御装置等を用いてよい。FEP(Front End
Processor)などのソフトウェア処理装置に
よって、かな漢字変換などの処理が行われてもよい。
【0033】これらの処理部は、文字・記号・シンボル
をコンピュータ等に入力するためのインタフェースとし
ての処理単位をブロック化したものであって、ソフトウ
ェア等によって実現されてもよい。
【0034】図2に本発明による入力装置の他の構成例
を示す。図2は図1に示したボタン入力部(111),
(113)のボタン配置の例を示したものである。文字
を入力する際には、左手および右手で同時にキーを押
し、ボタンパターンを指定して入力を行う。左手キーと
右手キーは同じキーボード上にあってもよいし、別々に
分かれていてもよい。左手キーと右手キーはそれぞれボ
タングループを形成する。
【0035】左手でL1キー(101)、L2キー(1
02)、L3キー(103)、L4キー(104)、L
5キー(105)のうち、一つまたはいくつかを同時に
押す。右手でR1キー(106)、R2キー(10
7)、R3キー(108)、R4キー(109)、R5
キー(110)のうち、一つまたはいくつかを同時に押
す。左手キーを押してから右手キーを押してもよいし、
左手キーと右手キーを同時に押してもよい。例えばL1
キー(101)、L2キー(102)、L3キー(10
3)、L4キー(104)、L5キー(105)を、そ
れぞれ左手の人差し指、中指、薬指、小指、親指で操作
する。また、R1キー(106)、R2キー(10
7)、R3キー(108)、R4キー(109)、R5
キー(110)を、それぞれ右手の人差し指、中指、薬
指、小指、親指で操作する。複数のキーが同時に押され
たかどうかの判定については後述する。
【0036】文字の入力にグループ内のいくつかのキー
を用いて、その他のキーを別の用途に用いてもよい。例
えば、L1キー(101)、L2キー(102)、L3
キー(103)とR1キー(106)、R2キー(10
7)、R3キー(108)を用いて文字を入力し、L4
キー(104)、R4キー(109)を用いてカーソル
移動を制御し、L5キー(105)、R5キー(11
0)を用いてかな漢字変換、モード変換、スペース入力
などを行ってもよい。既存のPC用キーボードの一部に
対して、これらのキーを割り当てることによって、この
装置を実現してもよい。
【0037】図3に本発明による入力装置の他の構成例
を示す。図3は図2に示した入力装置において、左手キ
ーと右手キーを同じキーボード上にまとめたものであ
る。このようにそれぞれグループ化されたキーを同じキ
ーボード上に配置してもよい。この例では、グループ化
されているL1キー(101)、L2キー(102)、
L3キー(103)、L4キー(104)、L5キー
(105)のうち、一つまたはいくつかを同時に押し、
その後、R1キー(106)、R2キー(107)、R
3キー(108)、R4キー(109)、R5キー(1
10)のうち、一つまたはいくつかを同時に押すという
順序で入力を行う。
【0038】図4に本発明による入力装置の他の構成例
を示す。図4は使用者が、指先に指先キー入力装置(4
01)を装着して入力を行う入力装置である。指先キー
入力装置(401)は入力判定部(402)と無線通信
素子(403)からなる。入力判定部(402)は、タ
ッチセンサ、振動センサ、光センサ等を用いることによ
り、指先が物体に触れたことを検知してキー入力を判定
する。この例では、左手としてL1キー(101)、L
2キー(102)、L3キー(103)、L4キー(1
04)、L5キー(105)を示したが、右手にも同様
の装置を装着して入力すればよい。
【0039】無線通信素子(403)は、各指先キー入
力装置の信号を無線通信装置(404)と通信すること
により、キーの入力を接続されたコンピュータに伝え
る。ここでは無線通信の方式を示したが有線で通信を行
ってもよい。これにより、キーボードを使わずにいつで
もどこでも文字等を入力することのできる入力装置を提
供できる。
【0040】図5に本発明による入力装置の他の構成例
を示す。図5は本発明による入力装置をPDAに応用し
た例である。PDAのような小型携帯端末では、従来の
PC用のキーボードを用いることは現実的ではない。本
発明による入力装置では、キーの数を少なくできるた
め、図5に示すような形でボタンを配置することによ
り、ディスプレイ画面(501)を見ながら効率的に文
字入力をすることが可能となる。例えば、例えばL1キ
ー(101)、L2キー(102)、L3キー(10
3)をそれぞれ人差し指、中指、薬指で操作し、L4キ
ー(104)、L5キー(105)を親指で操作する。
また、R1キー(106)、R2キー(107)、R3
キー(108)をそれぞれ人差し指、中指、薬指で操作
し、R4キー(109)、R5キー(110)を親指で
操作する。
【0041】図6に本発明によるアルファベットの入力
方法の一例を示す。図6は左手キーと右手キーの組合せ
によってアルファベットを入力するための表を示してい
る。これを用いて、文字の決定方法について説明する。
ここでは右手キーをトリガとして、右手キーが同時打鍵
されたと判定された時、左手キーのうち押されているキ
ーを判定して、右手キーと左手キーのボタンパターンを
確定し、この組合せによって入力を行うものとする。
【0042】この例では、アルファベットを7文字ずつ
「行」として分け、a行、h行、o行、v行を左手キー
で選択し、右手キーで文字を決定する。a行はa,b,
c,d,e,f,gであり、h行はh,i,j,k,
l,m,nであり、o行はo,p,q,r,s,t,u
であり、v行はv,w,x,y,z,”,”,”.”で
ある。
【0043】図6の表において、二重線で示されるボタ
ンが押すボタンを示している。例えば、”a”の入力
は、まず左手キーは何も押さずに、次に右手キーのR1
キーを押す。”f”の入力は、左手キーは何も押さず
に、右手キーのR1キーとR3キーを同時に押す。”
h”の入力は、まず左手キーのL1キーを押し、次に右
手キーのR1キーを押す。同様に図6に示される表のよ
うに入力することによって文字入力が可能である。右手
キーと左手キーを同時に押してもよいし、順番に押して
もよい。
【0044】図6に示す表は入力できる文字の一部を示
したものであり、この他に同様に数字や記号を表に配置
して入力してもよい。かな漢字変換等のコマンドを割り
当ててもよい。このように、アルファベット、文字、数
字、記号を一定の順番に並べて表に入れ、左手キーと右
手キーで行と列を指定することによって、非常に多くの
種類の文字を少ないキー数のキーボードで入力可能とな
る。
【0045】例えば右手キーをトリガとする場合、左手
キーの数をn、右手キーの数をmとすると、入力できる
文字・記号・シンボルの数は、2n×(2m−1)通り
である。右手キーと左手キーのボタンをそれぞれ1ビッ
トを表現する2進数と考え、これらの数値の組合せによ
って文字を入力すると考えてもよい。アルファベットで
入力し、その後かな漢字変換して漢字等を入力してもよ
い。また、この方式は、表の行列の各要素に対して文字
・記号・シンボルを一つ一つ当てはめれば、右手キーと
左手キーによって指定されるボタンパターンに対して文
字・記号・シンボルが一対一に対応するため、覚えやす
くわかりやすい入力方式となる。同時打鍵のタイミング
処理については後述する。
【0046】図7に本発明による、かな文字の入力方法
の一例を示す。図7は左手キーと右手キーの組合せによ
って、かな文字を入力するための表を示している。これ
を用いて、文字の決定方法について説明する。ここでは
前述の例と同様に、右手キーをトリガとして入力する例
を示す。
【0047】図7の表において、二重線で示されるボタ
ンが押すボタンを示している。この例では、日本語のひ
らがなのかな文字を母音と子音の要素に分けて指定し入
力する。子音を行、母音を段として示す。例えば、
「あ」の入力は、子音が「あ」行で、母音が「あ」段で
あるから、まず左手キーは何も押さずに、次に右手キー
のR1キーを押す。「け」は子音が「か」行、母音が
「え」段であるから、まず左手キーのL1キーを押し、
次に右手キーのR1キーとR2キーを同時に押す。同様
に図7に示される表のように入力することによって文字
入力が可能である。右手キーと左手キーを同時に押して
もよいし、順番に押してもよい。
【0048】図7の表は入力できる文字の一部を示した
ものであり、この他に同様に数字や記号を表に配置して
入力してもよい。文字を母音と子音の要素に分ける方法
は、一般的なローマ字入力の方法を用いればよい。ま
た、「を」を「わ」行「お」段、「ん」を「わ」行
「う」段に割り当てる等、一般的なローマ字入力で指定
できない文字や記号に関しては、表の空いている部分に
適宜割り振ればよい。かな文字を入力し、その後かな漢
字変換して、カタカナ、漢字等を入力してもよい。同時
打鍵のタイミング処理については後述する。
【0049】図8に本発明による、かな文字の入力方法
の一例を示す。図8は図7と同様に左手キーと右手キー
の組合せによって、かな文字を入力するための表を示し
ている。図8は図7の表に対して、よりわかりやすくな
るように、子音の要素と左手キーのボタンパターンの対
応関係を入れ替えた例を示している。
【0050】図9に本発明による、文字入力方法の一例
を示す。まずステップ(901)において、ユーザのボ
タン押下動作が行われ、ボタン入力部が、ボタンが押さ
れたことを検出する。ボタンの入力は各ボタン毎に独立
に検出される。次にステップ(902)に進む。
【0051】ステップ(902)では、ボタンタイミン
グ処理を行う。各ボタングループ毎に、ボタングループ
に含まれるボタンが同時に押されたかどうかを判定し、
ボタンパターンを出力する。同じボタングループ内にお
いて、あるボタンが押されてから一定時間内に他のボタ
ンが押されたかどうかをチェックし、一定時間内に押さ
れたボタンを同時に押されたと判定する。同時打鍵に関
するタイミング処理の詳細については後述する。次にス
テップ(903)に進む。
【0052】ステップ(903)では、グループタイミ
ング処理を行う。各ボタングループから入力されるボタ
ンパターンについて、入力された時刻と順番から、ボタ
ンパターンの組合せを決定する。例えば、あるボタング
ループをトリガとした場合、このボタングループの同時
打鍵が行われた時点で全てのボタングループについて現
在のボタンパターンをチェックし、これをボタンパター
ンの組合せとして決定する。グループタイミング処理の
詳細については後述する。次にステップ(904)に進
む。
【0053】ステップ(904)では、パターン変換処
理を行う。グループタイミング処理によって決定された
ボタンパターンの組合せを文字・記号・シンボルに変換
して出力する。例えば、前述の図6、図7、図8の表の
ように文字を行列状のテーブルに並べ、ボタンパターン
を指定することによって行と列を指定し、文字・記号・
シンボルを選択する。次にステップ(905)に進む ステップ(905)では、文字・記号・シンボルの出力
を行う。パターン変換によって得られた文字・記号・シ
ンボル等は、PC・その他の処理装置へ伝送される。F
EP(Front End Processor)など
のソフトウェア処理装置によって、かな漢字変換などの
処理が行われてもよい。次にステップ(906)におい
て、文字入力処理を終了する。
【0054】以上のような手順によって、文字入力処理
が行われ、ユーザのボタン入力が文字・記号・シンボル
へと変換されて入力される。
【0055】図10に本発明による、ボタンタイミング
処理とグループタイミング処理の一例を示す。図10に
示すタイミング処理は、ボタンタイミング処理部(11
2),(114)、グループタイミング処理部(11
5)および、ステップ(902),(903)において
行われる処理について、ボタンのON/OFFと処理と
の関係を、横軸を時間軸として示したものである。ここ
では、右手キーと左手キーからなる入力装置において、
右手キーがトリガとして設定されている例について説明
する。図中において各ボタンにおけるパルスを示す線の
上側が、ボタンが押されている状態(ON)であり、線
の下側が、ボタンが離されている状態(OFF)であ
る。
【0056】図10の例では、右手キーに関しては、ボ
タンタイミング処理による同時打鍵の判定が行われる。
左手キーに関しては、グループタイミング処理によっ
て、左手キーのボタンが一度押されたら、右手キーによ
ってトリガがかかるまではONの状態として保たれる。
【0057】まず、時刻(1001)において左手キー
のL1キーが押され、そのまま押された状態になってい
る。次に時刻(1002)において、L2キーが一度押
され、すぐに離されている。次に、時刻(1003)に
おいて右手キーのR1キーが押された状態になり、時刻
(1004)においてR2キーが一度押され、すぐに離
されている。ここで右手キーにおいて、同時に打鍵した
と判断するための時間間隔をT1とおく。右手キーにお
いて最初にキーが押された時刻である時刻(1003)
からT1だけ時間が経った時刻を時刻(1005)とす
ると、この時刻(1005)において同時打鍵の判定を
行う。すなわち、時刻(1003)から時刻(100
5)までにR1キーとR2キーは押されているので、R
1キーとR2キーは同時に押されたと判定される。
【0058】またさらに右手キーがトリガとなっている
ので、時刻(1005)においてグループタイミング処
理が行われ、左手キーのボタンがチェックされる。ここ
では、時刻(1005)までにL1キーとL2キーが押
されているので、L1キーとL2キーがONと判定され
る。このようにして、時刻(1005)において左手キ
ーと右手キーのボタンパターンが確定され、左手キーの
ボタンパターンは、L1[ON],L2[ON],L3
[OFF]となり、右手キーのボタンパターンは、R1
[ON],R2[ON],R3[OFF]となる。
【0059】次に、連続してL1キーが押されたままの
状態で、新たに時刻(1006)においてR3キーが押
された場合を考える。時刻(1006)からT1だけ時
間が経った時刻を時刻(1007)とすると、この時刻
(1007)において同時打鍵の判定と、グループタイ
ミング処理が行われる。左手キーに関しては、L1キー
が押されたままの状態であるので、ボタンパターンはL
1[ON],L2[OFF],L3[OFF]となり、
右手キーに関しては、R3キーだけが押されたので、ボ
タンパターンはR1[OFF],R2[OFF],R3
[ON]となる。
【0060】図11に本発明による、ボタンタイミング
処理とグループタイミング処理の他の一例を示す。図1
1の例では、右手キーに関しては、図10と同様にボタ
ンタイミング処理による同時打鍵の判定が行われる。一
方、左手キーに関しては、図10の例がトリガがかかる
までONの状態として保たれるのに対し、図11の例で
は、右手キーによってトリガがかかった時点でボタン押
されているかどうかによって、ボタンパターンが決定さ
れる。
【0061】まず、時刻(1101)において左手キー
のL1キーが押され、そのまま押された状態になってい
る。次に時刻(1102)において、L2キーが一度押
され、すぐに離されている。次に、時刻(1103)に
おいて右手キーのR1キーが押された状態になってい
る。ここで前述の例と同様に、右手キーにおいて同時に
打鍵したと判断するための時間間隔をT1とおく。時刻
(1103)からT1だけ時間が経った時刻を時刻(1
104)とすると、この時刻(1104)において同時
打鍵の判定とグループタイミング処理が行われる。右手
キーに関しては、R1キーだけが押されたと判定され
る。グループタイミング処理として左手キーのボタンが
チェックされる。ここでは、時刻(1104)の時点で
L1キーは押された状態になっているが、L2キーとL
3キーは押された状態になっていない。L2キーは一度
押されているが、この場合は無視される。従って、時刻
(1104)において左手キーと右手キーのボタンパタ
ーンが確定され、左手キーのボタンパターンは、L1
[ON],L2[OFF],L3[OFF]となり、右
手キーのボタンパターンは、R1[ON],R2[OF
F],R3[OFF]となる。
【0062】次に、連続してL1キーとR1キーが押さ
れたままの状態で、新たに時刻(1105)においてR
2キーが押された場合を考える。時刻(1105)から
T1だけ時間が経った時刻を時刻(1106)とする
と、この時刻(1106)において同時打鍵の判定と、
グループタイミング処理が行われる。右手キーに関して
は、R1キーとR2キーが同時に押されたと判定され
る。左手キーに関しては、L1キーが押されたままの状
態であるので、L1キーがONと判定される。従ってこ
の時、ボタンパターンは左手キーがL1[ON],L2
[OFF],L3[OFF]となり、右手キーがR1
[ON],R2[ON],R3[OFF]となる。
【0063】次に、連続してL1キーが押されたままの
状態で、新たに時刻(1109)においてL2キーが押
され、さらに時刻(1107)においてR3キーが押さ
れた場合を考える。時刻(1107)からT1だけ時間
が経った時刻を時刻(1108)とすると、この時刻
(1108)において同時打鍵の判定と、グループタイ
ミング処理が行われる。右手キーに関しては、R3キー
だけが押されたと判定される。左手キーに関しては、L
1キーが押されたままの状態であるのでL1キーがON
と判定され、さらにL2キーも押されているのでL2キ
ーもONと判定される。従ってこの時、ボタンパターン
は左手キーがL1[ON],L2[ON],L3[OF
F]となり、右手キーがR1[OFF],R2[OF
F],R3[ON]となる。
【0064】図12に本発明による、ボタンタイミング
処理とグループタイミング処理の他の一例を示す。図1
2の例では、右手キーと同様に左手キーに関しても同時
打鍵の判定を行う。左手キーにおいて同時に打鍵したと
判断するための時間間隔をT2とおく。図12の例で
は、右手キーと左手キーがそれぞれ同時打鍵の判定を行
うことによってボタンパターンを確定し、さらに右手キ
ーによってトリガがかかった時点で、最終的なボタンパ
ターンの組合せが決定される。
【0065】まず、時刻(1201)において左手キー
のL1キーが押され、そのまま押された状態になってい
る。次に時刻(1202)において、L2キーが一度押
され、すぐに離されている。ここで、左手キーにおいて
ボタンタイミング処理が行われる。最初にボタンの押さ
れた時刻(1201)からT2だけ時間が経った時刻を
時刻(1203)とすると、この時刻(1203)にお
いて同時打鍵の判定が行われ、時刻(1203)までに
L2キーが押されているので、L1キーとL2キーが同
時に押されたと判定される。この時点で左手キーのボタ
ンパターンは確定されるので、時刻(1204)におい
てL3キーが押されても、このキーは無視される。また
はこの操作によって左手キーのボタンパターンをリセッ
トしてもよい。
【0066】一方で、時刻(1206)において右手キ
ーのR1キーが押された状態になっている。次に、時刻
(1205)においてR2キーが一度押され、すぐに離
されている。前述の例と同様に、時刻(1206)から
T1だけ時間が経った時刻を時刻(1207)とする
と、この時刻(1207)において同時打鍵の判定とグ
ループタイミング処理が行われる。右手キーは、時刻
(1207)までにR1キーとR2キーが押されている
ので、R1キーとR2キーが同時に押されたと判定され
る。グループタイミング処理としては、時刻(120
3)において確定した左手キーのボタンパターンが参照
される。従って、時刻(1207)において左手キーと
右手キーのボタンパターンが最終的に確定され、左手キ
ーのボタンパターンは、L1[ON],L2[ON],
L3[OFF]となり、右手キーのボタンパターンは、
R1[ON],R2[ON],R3[OFF]となる。
【0067】次に、L3キーとR3キーがほぼ同時に押
された場合を考える。時刻(1208)において右手キ
ーのR3キーが押され、すぐに左手キーのL3キーが時
刻(1210)において押されたとする。時刻(120
8)からT1だけ時間が経った時刻を時刻(1209)
とすると、この時刻(1209)において同時打鍵の判
定と、グループタイミング処理が行われる。右手キーに
関しては、R3キーだけが押されたと判定される。左手
キーに関しては、L3キーが押された時刻(1210)
からT2時間が経っていなかったとしても、右手キーの
トリガによって同時打鍵処理が行われる。ここでは、L
3キーのみが押されているので、L3キーがONと判定
される。さらにグループタイミング処理が行われ、左手
キーと右手キーのボタンパターンが確定される。この場
合のボタンパターンは、左手キーがL1[OFF],L
2[OFF],L3[ON]となり、右手キーがR1
[OFF],R2[OFF],R3[ON]となる。
【0068】このように、タイミング処理として様々な
方式を応用することが可能であり、高速に入力可能な方
式にしたい場合や、わかりやすい入力方式にしたい場合
など、用途に合わせてタイミング処理を変更することが
可能である。本発明では、同時打鍵のタイミング処理を
行うことと、トリガとなるボタングループを明確にする
ことにより、高速でわかりやすい入力方式を可能にして
いる。
【0069】以上のように本発明による入力装置は、上
記の例も含め、パソコン等のコンピュータへの入力、テ
レビ等の家電装置への入力、PDA等の携帯機器への入
力、自動車等の乗り物への運転しながらの入力等に利用
可能であるが、用途はこれらに限らない。入力方法が他
人に見えにくいので、パスワード入力にも適する。右手
キーでドレミファソラシの音階、左手キーでオクターブ
や和音の指定をするなど、楽器等の音楽機器への入力に
も適する。左手キーをレバーで代用し、右手キーをゲー
ム用のボタンに割当て、ゲーム機等への入力を行っても
よい。この場合、レバーでの同時打鍵は、素早くレバー
を複数の方向に入れること等によって実現できる。
【0070】
【発明の効果】本発明における同時打鍵方式と、キーの
グループ化を用いた処理方式を用いることにより、キー
の数やキーを押す回数が多いといった既存の入力装置の
問題点を解決し、キーの数が少ない小型の入力装置を用
いて、持ち運びに便利で、しかもわかりやすく高速に文
字を入力することのできる入力装置および入力方式を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いる入力装置のブロック
図。
【図2】本発明の他の実施例で用いる入力装置の説明
図。
【図3】本発明の他の実施例で用いる入力装置の説明
図。
【図4】本発明の他の実施例で用いる入力装置の説明
図。
【図5】本発明の他の実施例で用いる入力装置の説明
図。
【図6】本発明の一実施例の入力方法の説明図。
【図7】本発明の一実施例の入力方法の説明図。
【図8】本発明の一実施例の入力方法の説明図。
【図9】本発明の一実施例の入力方法における処理フロ
ー図。
【図10】本発明で用いるタイミング処理の一例を示す
説明図。
【図11】本発明で用いるタイミング処理の他の例を示
す説明図。
【図12】本発明で用いるタイミング処理の他の例を示
す説明図。
【符号の説明】
101…L1キー、102…L2キー、103…L3キ
ー、104…L4キー、105…L5キー、106…R
1キー、107…R2キー、108…R3キー、109
…R4キー、110…R5キー、111,113…ボタ
ン入力部、112,114…ボタンタイミング処理部、
115…グループタイミング処理部、116…パターン
変換部、117…PC・その他の処理装置、401…指
先キー入力装置、402…入力判定部、403…無線通
信素子、404…無線通信装置、501…ディスプレイ
画面。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字・記号・シンボルを入力する装置であ
    って、一つ以上のボタンからなるボタングループと、上
    記ボタングループのボタンのうち一つが押された、また
    は複数が同時に押された、または一つも押されていない
    ことを判定するボタンタイミング処理部と、一つ以上の
    上記ボタンタイミング処理部の出力するボタンパターン
    のタイミングを判定するグループタイミング処理部と、
    上記グループタイミング処理部の出力するボタンパター
    ンの組合せを文字・記号・シンボルに変換して出力する
    パターン変換部とを備えることを特徴とする文字入力装
    置。
  2. 【請求項2】前記ボタンタイミング処理部は、ボタング
    ループのボタンのうち最初にボタンが押された時刻から
    一定時間内に、上記ボタングループの他のボタンが押さ
    れたか否かを判定し、ボタンパターンを確定することを
    特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 【請求項3】前記グループタイミング処理部は、ある特
    定のボタングループのボタンパターンが確定された時点
    で、全てのボタングループのボタンパターンを確定し、
    上記ボタンパターンの組合せによって文字・記号・シン
    ボルを入力することを特徴とする請求項1記載の文字入
    力装置。
  4. 【請求項4】文字・記号・シンボルを入力する装置であ
    って、一つ以上のボタンからなるボタングループのボタ
    ンのうち一つが押された、または複数が同時に押され
    た、または一つも押されていないことによって構成され
    るボタンパターンについて、複数のボタングループの示
    すボタンパターンの組合せによって文字・記号・シンボ
    ルを入力することを特徴とする文字入力装置。
  5. 【請求項5】前記ボタンパターンの組合せとして、上記
    ボタンパターンの組合せと文字・記号・シンボルが一対
    一に対応することを特徴とする請求項4記載の文字入力
    装置。
  6. 【請求項6】前記ボタングループとして、第1のボタン
    グループに含まれるボタンのうち一つが押された、また
    は複数が同時に押された、または一つも押されていない
    ことによって第1のボタンパターンを指定し、第2のボ
    タングループに含まれるボタンのうち一つが押された、
    または複数が同時に押された、または一つも押されてい
    ないことによって第2のボタンパターンを指定し、文字
    ・記号・シンボルを行列状に配置したテーブルにおい
    て、第1のボタンパターンと第2のボタンパターンによ
    って、テーブルの文字・記号・シンボルを指定して入力
    することを特徴とする請求項4記載の文字入力装置。
  7. 【請求項7】文字・記号・シンボルを入力する方法であ
    って、一つ以上のボタンからなるボタングループにおい
    て、一つ以上のボタンが同時に押されたかどうかを判定
    し、ボタンパターンを出力する第1のステップと、一つ
    以上のボタングループから出力されるボタンパターンの
    タイミングを判定する第2のステップと、ボタンパター
    ンの組合せを文字・記号・シンボルに変換して出力する
    第3のステップからなることを特徴とする文字入力方
    法。
  8. 【請求項8】前記一つ以上のボタンからなるボタングル
    ープにおいて、一つ以上のボタンが同時に押されたかど
    うかを判定しボタンパターンを出力するステップとは、
    上記ボタングループのボタンのうち最初にボタンが押さ
    れた時刻から一定時間内に、上記ボタングループの他の
    ボタンが押されたか否かを判定し、ボタンパターンを確
    定するステップであることを特徴とする請求項7記載の
    文字入力方法。
  9. 【請求項9】前記一つ以上のボタングループから出力さ
    れるボタンパターンのタイミングを判定するステップと
    は、ある特定のボタングループのボタンパターンが確定
    された時点で、全てのボタングループのボタンパターン
    を確定し、ボタンパターンの組合せを出力するステップ
    であることを特徴とする請求項7記載の文字入力方法。
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