JP2003262675A - シンチレータパネル及びそれを用いた放射線検出装置 - Google Patents

シンチレータパネル及びそれを用いた放射線検出装置

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JP2003262675A JP2002065469A JP2002065469A JP2003262675A JP 2003262675 A JP2003262675 A JP 2003262675A JP 2002065469 A JP2002065469 A JP 2002065469A JP 2002065469 A JP2002065469 A JP 2002065469A JP 2003262675 A JP2003262675 A JP 2003262675A
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Satoshi Okada
岡田  聡
Kazumi Nagano
和美 長野
Katsuro Takenaka
克郎 竹中
Tomoyuki Tamura
知之 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンチレータの耐湿向上と耐ノイズ性の向上 【構成】 シンチレータを構成するに必要な導電性部材
(金属反射膜など)の周りを定電位に固定された導電材
で覆い、光が透過するセンサーパネルとの間の導電材を
透明にする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用X線診断装
置、非破壊検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レントゲン撮影のデジタル化が加
速しており、各社からX線エリアセンサーが発表されて
いる。その方式もダイレクト方式(X線を直接電気信号
に変換して読み取るタイプ)とインダイレクト方式(X
線を一旦可視光に変換して可視光を電気信号に変換して
読み取るタイプ)の2つに大別される。
【0003】図12は、一般的なX線デジタルラジオグ
ラフィーの断面図である。図中、21は基板、この上部
にはアモルファスシリコンを用いた複数の光電変換部2
2、TFT部23を形成しており、窒化シリコン等より
なる保護層25−aとPIよりなる保護層25−bで光
電変換部22及びTFT部23を保護している。24は
電極引き出しパッド部で、ここに図示しないACFを介
してTABを接続、外部回路部に接続している。また、
光電変換部22、TFT部23、及び電極引出しパッド
部24は、図示しない配線によって回路に従い結ばれて
いる。上部の1はガラスよりなる基材、3はポリイミド
よりなる保護層で、Al薄膜よりなる反射層2を後述の
蛍光体層より隔離している。柱状の蛍光体よりなる蛍光
体層4は有機樹脂等よりなる保護層5によって、外部と
の間を耐湿保護されている。Al薄膜よりなる反射層2
は、蛍光体層4から光電変換部と反対側へ向かった光を
反射させ、光電変換部へ導くために設けた反射層であ
り、周囲の保護層3によって絶縁されているため、電気
的には浮いた状態となっている。これら21〜26から
構成されるセンサーパネル200と1〜5で構成される
シンチレータは透明接着剤26により貼り合わせられて
おり、封止部27によって耐湿封止されている。このよ
うにセンサーパネル200とシンチレータ100とを接
着剤26を介して貼り合わせる構造は、センサーパネル
200の素子構成やシンチレータ100の蛍光体構成の
制約を受けることなく、さまざまなものを用途に応じて
組み合わせることを可能としている。
【0004】図面上部から入射したX線が保護層5、基
材1、保護層3、及び反射層2を透過し、蛍光体層4で
吸収された後、蛍光体層4により吸収され、蛍光体層4
は可視光を発光する。発光した光が光電変換部22に到
達し、光電変換部が電気信号に変換、TFT部23でス
イッチングし、配線を通して接続された外部回路で読み
出すことで、入射するX線情報を2次元のデジタル画像
に変換するものである。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】このような構造を
取った場合、静電気や外部の電磁界の影響により、反射
層として設けたアルミ薄膜の電位が変化してしまい、光
電変換部22やTFT部23、更には配線部の電極の電
位を変化させることとなり、それがノイズとなって、画
像品質を悪くすることがわかった。提案(整理番号42
82037)では、この問題を解決する一つの方法とし
て、アルミ層2上の保護層5の一部を破り、そこに電極
を接続して定電位に落とす方法を開示したが、保護層5
を破るがゆえの耐湿性の低下を招くことも判明した。
【0006】このようなことを鑑み、本発明の目的は、
シンチレータに電気的に浮いた電極が存在しても耐湿性
を損なうことなく、その影響をセンサーパネルに与えな
い構造、つまりノイズに強い構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、導電性材料1を含む波長変換体であっ
て、波長変換体側の導電性材料1と反対側に無機導電性
材料2、導電性材料1側の波長変換体側と反対側に無機
導電性材料3を載置し、無機導電性材料2と無機導電性
材料3が電気的に接続されているシンチレータパネルと
した。また、無機導電性材料2は、透明である必要があ
り、波長変換体の変換された後、発生する電磁波のフォ
トンエネルギー(eV)のピーク値よりも広いバンドギ
ャップ(eV)を有するものである。導電性材料1が1
層以上であり、金属反射膜を含むものである。波長変換
体が放射線を可視光に変換する蛍光体であって、アルカ
リハライド材料を母体とする材料である。
【0008】上記のシンチレータパネルを光電変換パネ
ルに貼り合わせ、導電性材料3又は導電性材料2を装置
の定電位に接続してなる放射線検出装置も提供するもの
である。光電変換パネルは、複数の光電変換素子を表面
に配置しており、光電変換素子が、MIS型又はPIN
型構造である。
【0009】このことによって、シンチレータパネルの
表裏に存在する無機の導電性材料2及び3が耐湿性とノ
イズ耐性を高めることが可能となった。
【0010】
【発明の実施の形態】本構成の基本思想は、シンチレー
タを構成するに必要な導電部材(金属反射層など)の周
りを定電位に固定された無機の導電材で覆うというもの
である。光が透過するセンサーパネルとの間の導電材は
透明にするというものである。
【0011】図1に、その概略断面図を示す。この構成
は、図12の従来の構成に対し、シンチレータの周りに
無機透明電極6を追加し、それをGNDに接続したもの
となっている。アルミ薄膜2はGNDに接続されていな
いが、周りを電極で覆っているため、静電気による電位
変化を起こしにくい構造となった。たとえ、静電気によ
り電位が変化しても、その影響を透明電極によって抑制
することが可能となっている。また、外部の電磁界の影
響で、アルミ薄膜の電位が振動しても、その影響を抑制
することも可能となる。
【0012】図2には、本構成の詳細断面を、図3に
は、等価回路を示す。
【0013】大きくはアモルファスシリコンを用いたM
IS型フォトセンサー部3と、同材料を用いたTFT部
4よりなる。31はクロム等よりなる下部電極で31−
aがセンサー下部電極、31−bがTFTゲート電極で
ある。32は窒化膜等よりなる絶縁膜で32−aはMI
Sセンサーの絶縁膜、32−bはTFT用ゲート絶縁膜
である。33はアモルファスシリコン等よりなる活性で
33−aはセンサー用の活性層、33−bはTFT用の
活性層である。34はマイクロクリスタルシリコン等よ
りなるn型オーミックコンタクト層で34−aはセンサ
ー用上部電極として働き、34−bはオーミックコンタ
クト層として働いている。35はアルミ等よりなる上電
極で、35−aはバイアス電極、35−bはドレイン電
極、35−Cはソース電極(シグナル電極)である。3
5−bのドレイン電極と31−aのセンサー下電極はコ
ンタクトしている。これらと基板1でセンサーパネル2
00を構成している。その上部は、シンチレータ200
−aの構成部で、透明電極6でアルミ薄膜2を絶縁物
(基板1、保護層5、保護層3、蛍光体4)を介してサ
ンドイッチにした構成になっている。図1で示した通
り、上下の透明電極6は図示しない部分で連続体となっ
ており、図示しない構成によってGNDに接続されてい
る。GND接続方法は後述する。このGND電極と上部
の電極35−a、35−b、35−Cが容量結合してい
る。71及び72はそれぞれ、35−b、35−cが透
明電極6との間で結合する容量を故意的に図示したもの
である。
【0014】図面上部からセンサーパネル100に入射
したシンチレータ200−bからの光はセンサー活性層
33−aで吸収され、ここでフォトン数に相当するキャ
リアを発生する。このキャリアを蓄積することによるセ
ンサー下部電極31−aの電位変化を、TFT4でスイ
ッチングすることによってソース電極(シグナル電極)
につないだアンプによって読み取り、光信号とするもの
である。TFTのスイッチングはゲート電極31−bの
バイアスを変化させることによって行っている。通常、
この構造にした場合のTFTのVthは1.0〜2.0
V程度なので、offにする場合は、ゲート電極32−
bには0Vを、onにする場合には10V程度をバイア
スする。このような光電変換部3とTFT部4を2次元
に並べることによって2次元アナログ情報をデジタル画
像に変換するものである。
【0015】等価回路を図3に示す。51は、センサー
活性層33−aによって形成されるキャパシター部、5
2は、センサー絶縁膜32−aによって形成されるキャ
パシター部であり、この51と52によってMIS型フ
ォトセンサー部が形成されており、22に対応してい
る。61はシグナルラインAで35−bに対応、53は
TFT部で23に対応している。54はバイアスライン
で35−aに対応、57はバイアス用の電源、55はシ
グナルラインBで35−cに対応、58はアンプ、56
はゲートライン、60はシグナル読み出し装置、59は
ゲートドライブ装置である。71及び72はそれぞれ、
シグナルラインA、Bが透明電極6との間で結合する容
量を故意的に図示したものである。この図の中では、蛍
光板は図示していない。ここで、簡単に駆動を説明す
る。最初、バイアス用電源57よりリフレッシュ電圧を
投入し、バイアスライン54を通して、51及び52の
キャパシターをリフレッシュしておく。その後、同じく
バイアス用電源57よりバイアス電圧に切り替えた状態
で、X線を放射し、蛍光体からの可視光を51部に当て
ると、その光に相当した量の電子・ホール対(キャリ
ア)が発生する。このキャリアをキャパシター51及び
52に蓄積した状態でゲートライン56より一定電圧を
投入すると、TFT53が導通し、相当の電荷(微弱)
がシグナルライン55に流れる。これをアンプ58によ
って増幅し、シグナル読み出し装置60で信号処理を行
うことによって、信号出力を取り出すことができる。本
センサーは非常に微弱な信号を取り扱う回路になってい
るため、外部からのノイズの影響を受けやすいものと言
える。図面では、便宜上3×3のピクセルで表現した
が、実際は、縦、横方向ともN×Mピクセルとすること
が可能である。
【0016】この時、容量結合分71及び72が存在す
るため、仮に透明電極側で時間的な電位変化が発生する
と信号にそれが冗長されることになるが、透明電極が安
定なGNDに落ちているため、このようなノイズは抑制
されることになる。ちなみに従来例では、容量結合成分
71及び72は、電気的に浮いたアルミ薄膜との間で存
在していたといえる。
【0017】構造上は、透明導電材料だけで周囲を覆っ
てもいいし、透明が必要ない部分に関しては、他の導電
材料を用い、透明導電材料とつなぎ合わせる構造にして
も本発明の思想を損なうものではない。
【0018】両面を無機の導電体で覆うねらいは、耐湿
性を向上させることと、周囲からの静電気や電磁波など
の影響を極力抑えることである。両面に導電体が存在す
れば、電磁波シールド効果も高まることが実験データか
ら明らかになっている。また、無機材料の透湿性は有機
材料よりも低いため、できる限り外部とのパス(外部→
有機材料→蛍光体)の開口部を狭くするためにも有効で
ある。たとえば、基板に有機材料などを用いた場合はそ
の効果は顕著である。より好適には、全ての周囲を完全
に無機導電材料で覆うとよい。こういった耐湿構造は潮
解性の高いアルカリハライド蛍光体を用いる場合では特
に有効である。
【0019】透明電極としては、母体成分としてIn
(Eg=3.5〜4.0eV)、ZnO(Eg=
3.3eV)、SnO(Eg=3.4〜3.8eV)
などがあり、代表的な材料として、InにSnを
ドープしたITOやZnOにAlをドープしたAZO
(ZAOと表記される書籍もある)などがある。この他
CdSnO(Eg=2.1〜2.9eV)、AgS
bO(Eg=3.1eV)、CdGeO(Eg=
3.2eV)などのような材料も適用可能である。特
に、アモルファスシリコンを用いた光電変換部での感度
領域は500nm(E=2.60eV)〜700nm
(E=1.86eV)の波長領域にあるため、この範囲
にピーク波長を有する蛍光体を用いることになるので、
上記透明導電材料は、フォトンエネルギー以上のバンド
ギャップエネルギーを有している。これらは、スパッタ
リング法、イオンプレーティング法、CVD法(化学気
相法)、スプレーパイロリシス法、レーザーアブレーシ
ョン法、ディップコーティング法などの方法で形成でき
る。図7には、シンチレータにITOをスパッタリング
法によって形成する断面図と平面図を示す。この例で
は、シンチレータの両面に同時にITOを形成する様子
を示した。図7−bのように、シンチレータ基板1の端
辺をチャック44で支え、図7−aに示した通り、両面
にITOターゲットを配置し、プラズマ43−1、43
−2を発生させてスパッタリングを行う。このとき、チ
ャック44接触部分にはITO膜は形成されないが、そ
の他の部分は端辺であっても膜が回り込んで形成される
ため、表裏のITO膜はつながる。図8はより完全に全
周囲をITO膜で覆う方法を示した。図8−aのように
先に蛍光体層4側をITOターゲット42側に向け、プ
ラズマ43を発生させてスパッタリングを行う。その
後、シンチレータを反転させて、裏側を同様にスパッタ
リングする。こうすれば、全周囲を完全に透明導電膜で
覆うことが可能である。
【0020】図4から6は定電位への落とし方を示した
断面図である。接続用配線としては、金属箔のラミネー
トシート(フレキシブルケーブルも含む)、導電テー
プ、バネなどの材料がある。接続用配線材料と導電体と
の接続方法としては、ACFによる圧着、導電性接着剤
による固定、導電性粘着材による固定、ネジによる固定
などの方法がある。図4−aは、接続用配線として金属
箔のラミネートシート(PETフィルム9とアルミ箔
8)、接続方法として導電性接着剤(7−a、7−b)
を用いた例を示している。シャーシ15はマグネシウム
合金などの軽量合金材料を用いている。図4−bは、シ
ャーシ側15の接続をネジによって行った例である。図
5は、導電性テープ(導電性基台11と導電性粘着材1
0)で接続した例、図6は板バネ12で接続した例を示
している。板バネを用いる場合は、透明導電膜を破壊し
ないよう圧力を調整する必要がある。
【0021】
【実施例1】図1に好適な実施例を示す。本例では、基
板1にアモルファスカーボン材料を用い、反射用Al薄
膜の表裏に保護層3−a、3−bを設けている。透明導
電膜としてはITOを全周囲に蒸着しており、外部と蛍
光体とのパス(外部→有機材料5→蛍光体4)は無機材
料6によって完全に遮断されている。透明導電膜の内部
には導電材料として、Al薄膜2とアモルファスカーボ
ン1の2層が存在する構成になっている。シャーシ15
との接続は、Alラミネートフィルムを用い、シンチレ
ータ側とは導電性接着剤で、シャーシ側とはネジで接続
している。GNDに落ちたシャーシからAlラミネート
フィルムを介してITOに接続されている。
【0022】この構造により、蛍光体4に対する耐湿性
の強化とセンサーパネル200に対する耐ノイズ性の向
上を達成した。
【0023】
【実施例2】図2に好適な実施例を示す。本例でも、基
板1にアモルファスカーボン材料を用い、反射用Al薄
膜の表裏に保護層3−a、3−bを設けている。透明導
電膜としてはITOを蛍光体面側から蒸着し、基板1の
端面で基板1と接続している。この例でもITOは基板
1の端面と周囲の僅かな剥き出し部との間で接してお
り、外部と蛍光体とのパス(外部→有機材料5→蛍光体
4)は無機材料6と1によって完全に遮断されている。
透明導電膜の内部には導電材料として、Al薄膜が存在
する構成になっている。シャーシ15との接続は、板バ
ネを用い、シンチレータ側とは押し付け固定で、シャー
シ側とはネジで接続している。GNDに落ちたシャーシ
から板バネを介してITOに接続されている。
【0024】この構造により、蛍光体4に対する耐湿性
の強化とセンサーパネル200に対する耐ノイズ性の向
上を達成した。
【0025】実施例1に比べ、ITOを成膜する工程を
簡略することを可能にしている。
【0026】
【実施例3】図3は好適な実施例を示す。本例でも、基
板1にアモルファスカーボン材料を用い、反射用Al薄
膜の表裏に保護層3−a、3−bを設けている。透明導
電膜としてはITOを蛍光体面側から蒸着し、基板1の
端面で基板1と接続しているが、実施例2と違い、有機
の保護層5を形成する前にITO6を形成した。この例
でもITOは基板1の端面と周囲の僅かな剥き出し部と
の間で接しており、外部と蛍光体とのパス(外部→有機
材料5→蛍光体4)は無機材料6と1によって完全に遮
断されている。透明導電膜の内部には導電材料として、
Al薄膜が存在する構成になっている。シャーシ15と
の接続は、導電性テープ8、9を用い、シンチレータ側
とは押し付け固定で、シャーシ側とはネジで接続してい
る。GNDに落ちたシャーシ15から導電性テープ8、
9を介してアモルファスカーボンからなる基板1に接続
されている。
【0027】この構造により、蛍光体4に対する耐湿性
の強化とセンサーパネル200に対する耐ノイズ性の向
上を達成した。
【0028】実施例2に比べ、シンチレータ貼り合わせ
時にITOが破壊されにくい構造となっている。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、シンチレータの耐湿性
を損なうことなく、ノイズに強いシンチレータ構造及び
放射線検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図である。
【図2】実施形態の詳細断面図である。
【図3】実施形態の等価回路図である。
【図4】実施形態のGND接続方法の断面図である。
【図5】実施形態のGND接続方法の断面図である。
【図6】実施形態のGND接続方法の断面図である。
【図7】実施形態の透明導電膜形成方法の断面図であ
る。
【図8】実施形態の透明導電膜形成方法の断面図であ
る。
【図9】実施例1の断面図である。
【図10】実施例2の断面図である。
【図11】実施例3の断面図である。
【図12】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 金属反射層 3 保護層 4 蛍光体層 5 有機の保護層 6 透明導電膜 7 導電性接着層 8 金属箔 9 ラミネート用有機フィルム 10 導電性粘着材 11 導電性フィルム 12 バネ 15 シャーシ 16 ネジ 21 基板 22 光電変換部 23 TFT部 24 配線パッド部 25 保護層 26 接着層 27 封止部 100 シンチレータ 200 センサーパネル 31 下電極 32 絶縁層 33 活性層 34 オーミックコンタクト層 35 上電極 41 ホルダー 42 ITOターゲット 43 プラズマ領域 44 チャック 51 キャパシター部 52 キャパシター部 53 TFT部 54 バイアスライン 55 シグナルラインB 56 ゲートライン 57 バイアス電源 58 アンプ 59 ゲートドライブ装置 60 シグナル読み出し装置 61 シグナルラインA 71 ドレイン電極とITOとの間の結合容量 72 ソース電極とITO戸の間の結合容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 克郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田村 知之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE01 EE29 FF02 GG16 GG19 JJ05 JJ09 5F088 AA03 AA04 AB05 BB03 BB07 HA15 LA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料1を含む波長変換体であっ
    て、波長変換体側の導電性材料1と反対側に無機導電性
    材料2、導電性材料1側の波長変換体側と反対側に無機
    導電性材料3を載置し、無機導電性材料2と無機導電性
    材料3が電気的に接続されているシンチレータパネル。
  2. 【請求項2】 無機導電性材料2が波長変換体の変換さ
    れた後、発生する電磁波のフォトンエネルギー(eV)
    のピーク値よりも広いバンドギャップ(eV)を有する
    1項記載のシンチレータ。
  3. 【請求項3】 導電性材料1が1層以上である1項記載
    のシンチレータパネル。
  4. 【請求項4】 導電材料1が金属反射膜を含む1項及び
    3項記載のシンチレータパネル。
  5. 【請求項5】 波長変換体が放射線を可視光に変換する
    蛍光体である1項記載のシンチレータパネル。
  6. 【請求項6】 波長変換体がアルカリハライド材料を母
    体とする材料である1項及び5項記載のシンチレータパ
    ネル。
  7. 【請求項7】 1項から6項記載のシンチレータパネル
    を光電変換パネルに貼り合わせ、導電性材料3又は導電
    性材料2を装置の定電位に接続してなる放射線検出装
    置。
  8. 【請求項8】 光電変換パネルが、複数の光電変換素子
    を表面に配置している7項記載の放射線検出装置。
  9. 【請求項9】 光電変換素子が、MIS型又はPIN型
    構造を有する7項及び8項記載の放射線検出装置。
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