JP2003261198A - 飲料充填ボトルの製造方法 - Google Patents

飲料充填ボトルの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボトルの口部外周の洗浄を極めて短時間に行な
うことができ、しかも、口部の外周面に連続する一条の
螺条が形成されいても円滑に且つ確実に洗浄を行なうこ
とができる飲料充填ボトルの製造方法を提供する。 【解決手段】飲料をボトルの口部から注入して充填する
飲料充填工程14を設ける。次に、ボトルの口部の外周
面を露出させた状態でボトルを密封する中栓を取り付け
る中栓取付工程15を設ける。続いて、ボトルの口部の
外周面を洗浄する口部洗浄工程16を設け、その後、ボ
トルの口部にキャップを冠着して封止するキャップ冠着
工程17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトルの内部に飲
料が封入されてなる飲料充填ボトルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の飲料充填ボトルは、先ず、ボト
ルの口部からその内部に飲料が注入充填され(飲料充填
工程)、次いでボトルの口部にキャップが冠着される
(キャップ冠着工程)ことによって製造される。そして
その後に、飲料充填工程においてボトルの口部の外周に
付着した飲料が洗浄される(口部洗浄工程)。飲料充填
工程においてボトルの内部に飲料が注入されるとき、飲
料が飛散してボトルの口部外周面に付着することがあ
る。このため、キャップ冠着工程の後に口部洗浄工程を
設け、キャップの上から洗浄水や熱水をシャワーリング
して、ボトルの口部外周面に付着した飲料を洗い流すこ
とが行なわれている。キャップ冠着工程の後に口部洗浄
工程を行なうことにより、ボトルは洗浄に先立ってキャ
ップにより封止され、洗浄水のボトル内部への侵入が防
止される。
【0003】ところで、この種のボトルに冠着されるキ
ャップは、円形状の天板と該天板の周縁から下方に延び
る円筒状のスカート部とにより構成され、該スカート部
の内周面に形成された螺条を、ボトルの口部外周に形成
された螺条に螺合させることによってボトルの口部に冠
着される。このため、口部洗浄工程を行なたとき、キャ
ップとボトルとの螺条間に洗浄水を円滑に流入させるこ
とが困難であり、口部に付着する飲料を確実に洗い流す
ことができないおそれがある。
【0004】そこで、従来、図5に示すように、ボトル
30の口部31の外周面の螺条32に交差して上下方向
に延びる複数の縦溝33をボトル30の口部31の外周
面に形成しておくことが行なわれている。これにより、
図5において図示省略したキャップの下端側とボトル3
0の口部31との間からのシャワーリングした時に螺条
32間への洗浄水の流入が促されるようにしたものが知
られている。しかし、縦溝33により洗浄水の流入が促
されるものの、縦溝33以外の位置において螺着状態と
された螺条32間はその隙間が狭く、その隙間にも確実
に洗浄水を流入させるためには比較的長時間を要する不
都合がある。
【0005】また、この種のボトルとして、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)製のものが挙げられるが、
近年、PETボトルにおいては、その口部31を白化さ
せることによって耐熱性を向上させることが行なわれ
る。しかし、口部31に前記縦溝33を設けることによ
って螺条32が不連続となるので、白化させる際の口部
31の加熱変形によって各螺条32に位置ずれが生じ、
螺条32としての精度が低下するのでキャップの螺着が
困難となる。そのため、口部31を白化させるボトルに
おいては前記縦溝33を形成することができず、縦溝3
3によって洗浄水の流入を促すような手段が採用できな
い不都合がある。
【0006】そこで、図6に示すように、キャップ35
のスカート部36に、該スカート部36を貫通して形成
された洗浄用孔37を設けると共に、キャップ35の内
側に形成された螺条38に交差して上下方向に延びる複
数の縦溝39を形成したものが知られている(例えば特
開平10−152156号公報参照)。これによって、
洗浄用孔37を介してキャップ35と図6において図示
省略したボトルの口部との間にシャワーリングによる洗
浄水を送り込むことができ、キャップ35の内側に形成
された縦溝39により洗浄水の流動を促すことができ
る。そして、ボトルの口部には図5示のような縦溝33
が不要になるので、ボトルの口部の螺条は連続する一条
のものでも口部の洗浄が可能となる。
【0007】しかし、前記洗浄用孔37は、キャップ3
5内側への塵埃の侵入等を防止するためにその孔形状を
あまり大きく形成することができない。このため、比較
的小さな洗浄用孔37を介して洗浄水を流入させなけれ
ばならず、確実に洗浄水を流入させるためには比較的長
時間を要する不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、ボトルの口部外周の洗浄を極めて短時間
に行なうことができ、しかも、口部の外周面に連続する
一条の螺条が形成されていても円滑に且つ確実に洗浄を
行なうことができる飲料充填ボトルの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、ボトルの内部に飲料が封入されてなる
飲料充填ボトルの製造方法において、飲料を合成樹脂製
ボトルの口部からその内部に注入して充填する飲料充填
工程と、飲料が充填された前記ボトルの口部に、該ボト
ルの口部の外周面を露出させた状態で該ボトルを密封す
る中栓を取り付ける中栓取付工程と、前記中栓により密
封された前記ボトルの口部の外周面を洗浄する口部洗浄
工程と、洗浄された前記ボトルの口部にキャップを冠着
して封止するキャップ冠着工程とを備えることを特徴と
する。
【0010】本発明によれば、先ず、前記飲料充填工程
によってボトル内部に飲料が充填される。飲料は、ボト
ルの口部を介してボトルの内部に注入される。次いで、
前記中栓取付工程によってボトルの口部に中栓が取り付
けられる。該中栓は、ボトルの口部の外周面を露出させ
た状態で該ボトルを密封する形状のものが採用される。
続いて、口部洗浄工程によってボトルの口部の外周面が
洗浄される。このとき、ボトルの口部には中栓が取り付
けられて該ボトルが密封されているので、ボトルの内部
に洗浄水が入ることなく口部を洗浄することができる。
しかも、前記中栓による密封状態のボトルの口部は、キ
ャップが未冠着であってその外周面が露出しているので
ボトルの口部に付着する飲料を極めて容易に洗い流すこ
とができ、従来のようにキャップを冠着した後に洗浄す
る場合に比べて、洗浄時間を飛躍的に短縮させることが
できる。その後、前記キャップ冠着工程によってボトル
の口部にキャップが冠着される。
【0011】このように、本発明によれば、キャップ冠
着工程に先立って口部洗浄工程が行なわれることによ
り、ボトルの口部を確実に洗浄することができるだけで
なく、洗浄効率を飛躍的に向上させることができる。
【0012】また、本発明においては、前記ボトルは可
撓性を有する合成樹脂によって形成されており、前記中
栓取付工程においては、飲料が充填された前記ボトルを
押圧変形させて該ボトルの容量を所定量減少させ、次い
で、前記ボトルを押圧変形させた状態を維持して前記ボ
トルの口部に前記中栓を取り付け、その後、前記口部洗
浄工程に先立って前記ボトルの押圧を解除して該ボトル
の内圧を低下させることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、中栓の取り付けに先立っ
て、ボトルを押圧変形させ、この状態を維持してボトル
の口部に中栓を取り付る。そして、中栓を取り付けた後
に、ボトルの押圧を解除する。こうすることによって、
中栓はボトルの内圧の低下に伴って口部に吸引状態とさ
れ、中栓の取り付け状態が極めて強固となる。これによ
り、洗浄中における中栓の外れを確実に防止することが
でき、例えば洗浄水の水量や水圧を上げることができる
ので、洗浄時間を一層短縮して極めて効率の良い洗浄を
行なうことができる。
【0014】また、本発明は、口部が白化されたポリエ
ステル樹脂製ボトルに好適な飲料充填ボトルの製造方法
を提供する。即ち、本発明は、前記キャップ冠着工程に
先立って前記口部洗浄工程を行なうので、ボトルの口部
外周面が露出した状態で洗浄が行なわれ、従来のような
ボトルの口部外周面の螺条に交差する縦溝を全く不要と
することができる。従って、本発明によれば、ボトルの
口部外周面の螺条が連続して一条とされている口部が白
化されたポリエステル樹脂製ボトルを良好に洗浄するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態による飲料充填ボトル
の製造方法の流れを示すブロック図、図2は本実施形態
における中栓取付工程を示す説明図、図3は本実施形態
における口部洗浄工程及びキャップ冠着工程を示す説明
図、図4は飲料充填ボトルの口部を縦断面視して示す説
明図である。
【0016】本実施形態において製造される飲料充填ボ
トル1は、図4に一部を示すように、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)ボトル2の内部に飲料が充填さ
れ、キャップ3により封止されてなるものである。PE
Tボトル2は口部4の外周面に連続する一条の螺条5が
形成されており、該口部4は耐熱性を向上させるために
白化されている。
【0017】また、図4に示すように、飲料充填ボトル
1の口部4には、合成樹脂製(例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等)の中栓6が嵌挿され、その上から
キャップ3が冠着されている。該中栓6は、PETボト
ル2の口部4の上縁全周にわたって当接して該口部4を
閉塞する口部4の外径より大径の円盤状の閉塞部7を備
えている。更に、該閉塞部7には、口部4に着脱自在に
嵌挿して該閉塞部7による閉塞状態を維持する円筒状の
中足8が一体に設けられている。該中足8の外周には環
状の凸部9が形成されており、該凸部9がPETボトル
2の口部4の内周に圧接して摩擦係合することにより、
PETボトル2の口部4からの不用意な抜け出しが防止
される。
【0018】前記キャップ3は、図4に示すように、円
形状の天板11と該天板11の周縁から下方に延びる円
筒状のスカート部12とを備えている。該スカート部1
2の内周面には、PETボトル2の口部4に形成された
螺条5に螺着する螺条5が形成されている。また、天板
11とスカート部12との境界位置の内側には、前記中
栓6の閉塞部7の周縁に解除不能に係合する中栓係合部
13が形成されていることが好ましい。これによって、
飲料充填ボトル1を開封する際に、キャップ3の中栓係
合部13に前記中栓6の閉塞部7の周縁が係止されてキ
ャップ3と共に中栓6が取り外されるようにすることが
できる。
【0019】次に、本実施形態の飲料充填ボトルの製造
方法の流れを図1を参照して説明する。先ず、飲料充填
工程14によってPETボトル2内に飲料が注入され
る。飲料は、飲料充填工程14の図示しない前工程にお
いて、加熱殺菌処理された後に常温に冷却されている。
次いで、中栓取付工程15によりPETボトル2の口部
4に中栓6が取り付けられる。続いて、口部洗浄工程1
6によってPETボトル2の口部4が洗浄される。そし
て、キャップ冠着工程17によりPETボトル2の口部
4にキャップ3が取り付けられる。
【0020】次に、前記中栓取付工程15乃至キャップ
冠着工程17について、図2及び図3を参照して詳しく
説明する。
【0021】前記中栓取付工程15においては、図2
(a)に示すように、PETボトル2が搬送路18に沿
って搬送され、PETボトル2の胴部19には押圧手段
20が当接される。次いで、図2(b)に示すように、
搬送路18上のPETボトル2の胴部19が押圧手段2
0によって所定の圧力で押圧される。これにより、PE
Tボトル2は胴部19がくびれるように変形し、押圧さ
れた分の容量が減少し、ヘッドスペースが小さくなる。
更に、PETボトル2の口部4の上方には、中栓6を保
持した中栓保持手段21が対向する。該中栓保持手段2
1は図示しない昇降手段により昇降される。そして、図
2(c)に示すように、押圧手段20によって押圧変形
された状態が維持され、中栓保持手段21が下降してP
ETボトル2の口部4に中栓6が取り付けられる。
【0022】なお、中栓6の取り付け直前には、PET
ボトル2の口部4内方に向かって、窒素ガス、炭酸ガ
ス、或いはスチーム等のブローを行ない、PETボトル
2内部の空気を不活性ガスに置換して酸素を除去するこ
とにより、飲料の酸化を防止する処理を行なっておくこ
とが好ましい。
【0023】次いで、図2(d)に示すように、押圧手
段20によるPETボトル2の胴部19の押圧が解除さ
れ、中栓保持手段21が中栓6の保持を解除して上昇さ
れる。押圧手段20による押圧が解除されたPETボト
ル2の胴部19はその復元力によって内圧が低下する。
このため、中栓6がPETボトル2の口部4に吸引され
た状態となり、中栓6の嵌挿状態が一層強固とされる。
その後、PETボトル2は搬送路18に沿って搬送さ
れ、前記口部洗浄工程16が行なわれる。
【0024】前記口部洗浄工程16においては、図3
(a)に示すように、PETボトル2の口部4に向かっ
て複数のノズル22から洗浄水を噴射するシャワーリン
グが行なわれる。PETボトル2の口部4の外周面に
は、前記飲料充填工程14を行なった際に飛散した飲料
が付着している場合があるが、口部4に付着した飲料は
シャワーリングによって洗浄される。しかも、PETボ
トル2の口部4はキャップ3が未冠着の状態であって口
部4の外周面が露出状態であるので、シャワーリングに
よって口部4に付着した飲料を短時間で確実に洗浄する
ことができる。しかも、PETボトル2の内圧低下に伴
って中栓6が強固な取り付け状態とされPETボトル2
は確実に密封されているので、例えば、シャワーリング
の水圧を高めることによって洗浄効率を飛躍的に向上さ
せることができる。
【0025】該口部洗浄工程16によって口部4が洗浄
されたPETボトル2は、前記キャップ冠着工程17に
移行する。該キャップ冠着工程17においては、先ず、
図3(b)に示すように、搬送路18上のPETボトル
2の口部4の上方に、中栓6を保持したキャップ冠着手
段23が対向する。該キャップ冠着手段23は図示しな
い昇降手段により昇降される。
【0026】そして、図3(c)に示すように、キャッ
プ冠着手段23が下降してPETボトル2の口部4にキ
ャップ3が取り付けられる。このとき、PETボトル2
の口部4には中栓6を取り外すことなくキャップ3が冠
着される。これによって、PETボトル2内に飲料が封
止され、飲料充填ボトル1が形成される。次いで、図3
(d)に示すように、キャップ冠着手段23がキャップ
3の保持を解除して上昇され、飲料充填ボトル1が搬送
路18の下流に払い出される。
【0027】なお、本実施形態の前記中栓取付工程15
においては、PETボトル2の胴部19を押圧変形させ
た状態を維持して中栓6を取り付ける方法を示したが、
中栓6がPETボトル2の口部4に強固に嵌合する場合
には、PETボトル2の胴部19を押圧変形させること
なく中栓6を取り付けことも可能である。
【0028】また、前記口部洗浄工程16とキャップ冠
着工程17との間に、図示しないが、例えば、エアブロ
ー等によって洗浄後のPETボトル2の口部4を乾燥さ
せる乾燥工程を設けてもよい。
【0029】更に、本実施形態においては、口部4を白
化させたPETボトル2によって飲料充填ボトル1を形
成した。これにより、口部4の螺条5の精度を低下させ
ることなく白化させるために連続する一条の螺条5が形
成されていても確実に洗浄できることを示したが、本発
明は、口部4の白化が不要な他のボトルであっても確実
な口部の洗浄が行なえるので、他のボトルによる飲料充
填ボトルの製造を極めて効率良く行なうことができる。
【0030】また、本実施形態によって製造される飲料
充填ボトル1は、PETボトル2の胴部19を押圧変形
させた状態を維持して中栓6が取り付けられ、その状態
で更にキャップ3によって封止されるので、例えば、飲
料充填ボトル1の販売時にホットベンダーやホットウォ
ーマーによる加温保管を行なっても、飲料充填ボトル1
の胴部は過剰に膨出することがない。これにより、ホッ
トベンダーやホットウォーマーの搬送ガイドの詰まり
や、飲料充填ボトル1の外観が悪化することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による飲料充填ボトルの製造
方法の流れを示すブロック図。
【図2】本実施形態における中栓取付工程を示す説明
図。
【図3】本実施形態における口部洗浄工程及びキャップ
冠着工程を示す説明図。
【図4】飲料充填ボトルの口部の説明的縦断面図。
【図5】ボトルの口部の外観を示す説明図。
【図6】従来のキャップを示す説明図。
【符号の説明】
1…飲料充填ボトル、2…PETボトル(合成樹脂製ボ
トル・ポリエステル樹脂製ボトル)、3…キャップ、4
…口部、6…中栓、14…飲料充填工程、15…中栓取
付工程、16…口部洗浄工程、17…キャップ冠着工
程。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨澤 克正 埼玉県岩槻市上野4−5−15 北海製罐株 式会社技術本部内 Fターム(参考) 3E079 AB01 GG01 GG02 3E080 AA01 BB02 CC03 CF15 FF11 FF20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトルの内部に飲料が封入されてなる飲料
    充填ボトルの製造方法において、 飲料を合成樹脂製ボトルの口部からその内部に注入して
    充填する飲料充填工程と、 飲料が充填された前記ボトルの口部に、該ボトルの口部
    の外周面を露出させた状態で該ボトルを密封する中栓を
    取り付ける中栓取付工程と、 前記中栓により密封された前記ボトルの口部の外周面を
    洗浄する口部洗浄工程と、 洗浄された前記ボトルの口部にキャップを冠着して封止
    するキャップ冠着工程とを備えることを特徴とする飲料
    充填ボトルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記ボトルは可撓性を有する合成樹脂によ
    って形成されており、 前記中栓取付工程においては、飲料が充填された前記ボ
    トルを押圧変形させて該ボトルの容量を所定量減少さ
    せ、次いで、前記ボトルを押圧変形させた状態を維持し
    て前記ボトルの口部に前記中栓を取り付け、その後、前
    記口部洗浄工程に先立って前記ボトルの押圧を解除して
    該ボトルの内圧を低下させることを特徴とする請求項1
    記載の飲料充填ボトルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記ボトルは、口部が白化されたポリエス
    テル樹脂製ボトルであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の飲料充填ボトルの製造方法。
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Cited By (4)

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