JP2003259215A - 映像変換装置およびその実行のためのプログラム - Google Patents

映像変換装置およびその実行のためのプログラム

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JP2003259215A JP2002050666A JP2002050666A JP2003259215A JP 2003259215 A JP2003259215 A JP 2003259215A JP 2002050666 A JP2002050666 A JP 2002050666A JP 2002050666 A JP2002050666 A JP 2002050666A JP 2003259215 A JP2003259215 A JP 2003259215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDAや携帯電話機などの表示画面の小さな映
像受信端末で配信映像を再生した場合、映像全体の表示
サイズが縮小されるため、ニュース番組のヘッドライン
文字部分、スポーツ番組のスコア文字部分、映画の字幕
文字部分などの文字表示についても同様に縮小されてし
まい、視聴者が文字部分の表示内容を認識することが困
難になる。 【解決手段】 本発明の映像変換装置は、映像の中に出
現するキャプションや字幕などの文字部分に対し、別に
指定し映像変換情報部に格納される制御パラメータに従
って画像を切り出し、サイズ変換または元のサイズを保
持した画像と、原画像または原画像をサイズ変換した画
像とを多重化して出力する映像変換機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像中に出現する
文字部分に対して所定の加工を実施する映像変換装置に
関するものであり、特にTV映像などの表示サイズの大き
な映像を表示サイズの小さな受信端末で再生する場合で
も、文字部分の適切な視聴を可能にするための技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平7-336618(西暦1995年12月22日公
開)には、TV受信機側で映像サイズの変換を実施して表
示する際、文字部分が表示画面外に隠れてしまうことを
避けるため、文字サイズを保持したまま表示位置のみを
表示画面内に変更するための手法が記載されている。特
開平9-83965(西暦1997年3月28日公開)には、TV受信機側
で文字情報を画面に多重して表示する際、背景の輝度レ
ベルの影響で見え難くならないように太文字へ変換して
表示する手法が記載されている。特開2000-50217(西暦2
000年2月18日公開)には、TV 受信機において本来、異な
る画面で表示されるように構成された文字放送番組と通
常の番組を1つの映像に多重して表示する手法が記載さ
れている。特開2000-278622(西暦2000年10月6日公開)お
よび特開2000-350117(西暦2000年12月15日公開)には、
画面上に表示する字幕文字の表示形式やタイミングなど
の指示情報を視聴者がTV受信機に予め指定しておき、そ
の指示情報に従って字幕文字と映像とを多重して表示す
る手法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の技術に示
した特開平7-336618、特開平9-83965、特開2000-5021
7、特開2000-278622、特開2000-350117の各手法は、い
ずれも画面に表示する文字がテキスト情報として、映像
信号と共にTV放送局から送られてくることを前提とした
文字放送に対応するための手法である。文字放送に対応
していない映像受信端末では、従来技術の機能を利用す
ることは不可能である。さらに、通常のTV番組をPDA(Pe
rsonal Digital Assistance)や携帯電話機などの表示画
面の小さな映像受信端末で映像を再生した場合、映像全
体の表示サイズが縮小されるため、文字放送以外の元々
映像信号の中に含まれているニュース番組のヘッドライ
ン文字部分、スポーツ番組のスコア文字部分、映画の字
幕文字部分などについても同様に縮小されてしまい、視
聴者が文字部分の表示内容を認識することが困難になる
という課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためのものであり、表示画面の小さな映像受信
端末を用いて映像を再生した場合でも、映像受信端末側
に特別な機構や機能を追加することなく、映像中に出現
する文字の表示内容を容易に認識することが可能な手段
を提供することを目的としている。本願発明のうち代表
的なものを概説すれば、映像情報の入力を行う入力部
と、上記映像情報の映像変換情報を記憶する記憶部と、
上記映像情報の処理を制御する制御部と、処理された映
像情報を出力する出力部を備えた映像変換装置であっ
て、上記制御部が、上記入力部に入力された映像情報中
の画像から上記映像変換情報に従って所定領域を切り出
し、切り出した画像を拡大若しくは縮小変換して変換さ
れた画像を上記入力された映像情報と多重化して、出力
部に出力する処理を制御することを特徴とする映像変換
装置を開示する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明における映像変換装
置の実施の形態について説明する。
【0006】図1は、本発明の映像変換装置100の構成
を示す図である。
【0007】TV放送局113から送られて来るTV番組の映
像情報(音声を含む)は、映像入力部101を経由して一時
記憶媒体102に格納される。映像変換部103は、一時記憶
媒体102に格納された映像情報を順次読み出して、原画
像のサイズ変換、文字画像部分の切り出しとサイズ変
換、多重化などを実施する部分であり、それらの変換操
作は映像変換情報部106に予め格納された映像変換情報
に基づいて実施される。映像出力部108は、映像変換部1
03によって変換された映像情報を携帯電話用無線回線、
インターネットなどの外部公衆網111へ送出する機能、
または映像記憶媒体107に対する入出力の機能を有する
部分である。外部公衆網111へ送出された映像情報は、
外部公衆網111に接続されたPDA、携帯電話機など複数の
映像受信端末112へ配信される。映像変換情報部106は、
映像変換の対象となる番組を特定するための放送チャネ
ル、番組開始時間などを示す番組情報、画像サイズ変換
の指標となる映像サイズ情報、映像中の複数の文字部分
に対する映像変換を実施する際に、その場所を特定する
座標などを示す領域別変換情報などを格納する部分であ
る。操作部105は、映像変換情報部106に格納される映像
変換情報について入力、編集などの操作を行う部分であ
る。映像記録媒体107は、映像変換後の映像を保存する
部分であり、保存済みの映像は、読み出して外部公衆網
111へ送出することも出来る。データ入出力部110は、デ
ータ通信装置114を介して接続されたサーバや別の映像
変換装置に対して、映像変換情報および変換済みの保存
映像について、入力、送信、交換などの処理を行う部分
である。タイマ109は、日付および時刻をカウントする
機能を持ち、映像変換情報に基づく映像変換処理の開始
動作および停止動作を判定するために用いる。制御部10
4は、映像変換装置100の各処理部が適切に動作するため
の制御管理機能を持つ部分である。尚、本願に開示され
る映像変換は情報記憶手段に格納されるプログラムを上
記制御部が読み出すことによって実行することも可能で
ある。
【0008】図2は、映像変換部103の構成を示す図であ
る。
【0009】映像入力部101から入力された映像情報(音
声情報を含む)は、一旦、一時記憶媒体102へ時系列に格
納される。一時記憶媒体102に格納された映像情報は、1
枚の画像(フレーム)毎に映像変換部に取り込まれ、映像
情報は原画像部200へ格納される。また、このフレーム
と同じ時刻に再生されるべき音声情報は、音声部210へ
格納される。原画像は、スケーリング1部202によって映
像変換情報で示される出力映像サイズ208に従い画像サ
イズ変換を実施した後、多重部204へ送られる。音声情
報は、変換などの処理は実施せずに、そのまま多重部20
4へ送られる。画像切り出し部201は、映像変換情報で示
される原座標205に従い、原画像の中で文字情報が存在
する所定領域の画像を切り出して格納する部分である
(以下、この画像を切り出し画像と称する)。文字検出部
206は、切り出し画像における輝度情報を調べることに
より、文字情報の有無を判定する部分である。文字有り
と判定された場合は、スケーリング2部203によって映像
変換情報で示される拡大比率207に従い、切り出した画
像サイズの変換を実施し、多重部204へ送られる。文字
無しと判定された場合は、切り出し画像サイズの変換は
実施せず、多重部204へも送らない。多重部204は、映像
変換情報で示される多重座標209に従い、スケーリング1
部202から送られた変換後の原画像の上に、スケーリン
グ2部203から送られた変換後の切り出し画像を重ねて1
つの画像に合成し、さらに音声部210から送られた音声
情報と多重して、1本の映像情報に変換する部分であ
る。多重された映像情報は、映像出力部108によって外
部公衆網111へ送出される。ここで、映像変換情報の原
座標205、拡大比率207、出力映像サイズ208、多重座標2
09は、予め映像変換情報部106に格納された情報であ
り、制御部104によって適宜参照されるものである。
【0010】図3は、映像変換情報300の内容を示す図で
ある。
【0011】ID(301)は、1つの映像変換情報300毎に付
けられる任意の記号列であり、特定の番組向けの情報と
して分類する場合や、複数の映像変換情報300の中から
ある特定の映像変換情報300を抽出する場合などに用い
る。動作モード302は、映像情報の入力元および出力先
の組合せを指定するコードである。入出力デバイス情報
303は、動作モード302と連動して決定される情報であ
り、入力デバイス309と出力デバイス310のそれぞれに該
当デバイス機器を指し示す所定のコードで構成する。番
組情報304は、映像変換処理の対象となるTV放送のチャ
ンネル311、番組タイトル名312で構成する。チャンネル
311は数値、番組タイトルはテキストで指定する。日時
情報305は、映像変換処理の開始日付313、開始時刻314
および映像変換処理を行う時間長315で構成する。開始
日時は西暦の年月日を示すコード、開始時刻と時間長は
時分秒を示すコードで指定する。映像サイズ情報306
は、入力映像サイズ316と出力映像サイズ317で構成し、
それぞれ水平方向と垂直方向の画素数を指定する。変換
領域数307は、映像変換処理の対象となる領域の数であ
り、数値で指定する。ここで言う領域とは、映像画面中
の字幕などの文字が表示される部分のことである。画面
中に複数の文字表示領域が存在する場合、その全てを変
換対象として設定することも可能である。一方、変換対
象の領域数を任意の数に制限することも可能である。領
域別変換情報308は、映像変換処理に使用するパラメー
タグループである。変換領域数307で指定した数のパラ
メータグループが用意され、同図の例では、変換領域1
(332)と変換領域2(333)の情報がこれに該当する。1つ
のパラメータグループは、表示優先順位322、原座標32
3、多重座標324、拡大比率325、分割表示制御326で構成
する。表示優先順位322は、映像変換後の画像を多重化
する際、変換領域に重なりが生じた場合、どの領域を優
先的に前面表示させるかを示す数値であり、数値が小さ
い程、優先順位が高いことを示す。原座標323は、原画
像から画像を切り出す領域を示す座標であり、原点座標
と終点座標を示すコードで設定する。多重座標324は、
スケーリング後の切り出し画像をスケーリング後の原画
像へ多重する位置を示す座標であり、原点座標と終点座
標を示す座標を示すコードで設定する。拡大比率325
は、原画像から切り出した画像に対する水平方向および
垂直方向のサイズ変換比率であり、数値で指定する。分
割表示制御326は、領域を複数個に分割して表示する制
御の有無を示す数値であり、分割表示制御有りの場合は
1、無しの場合は0を設定する。分割表示制御326は、文
字情報が多いなどの理由で、スケーリング後の切り出し
画像が多重座標324に設定した領域内に収まらない場
合、領域を複数個に分割して表示する処理を実施する。
【0012】図4は、映像変換情報300の動作モード302
と入出力デバイス情報303の関係を示す図である。
【0013】図4(a)の動作モード401(302)は、映像情報
の入力元および出力先の組合せを指定する情報である。
入力デバイス402(309)には、映像変換部103への映像入
力元となるデバイス機器を特定する識別番号が設定され
る。出力デバイス403(310)は、映像変換部103からの映
像出力先となるデバイス機器を特定する識別番号が設定
される。図4(b)は、映像変換装置100が持つ入力デバイ
ス410と識別番号の関係を示した入力デバイス登録情報4
08である。図4(c)は、映像変換装置100が持つ出力デバ
イス413と識別番号の関係を示した出力デバイス登録情
報411である。図4(a)では、例えば、動作モード401(30
2)がmode0(404)の場合、入力デバイス402(309)は識別番
号DI00なので外部映像入力部(101)が選択され、出力デ
バイス403(310)は識別番号DO00なので外部映像出力部(1
08)が選択される。
【0014】図5は、映像変換情報300の映像サイズ情報
306の設定内容を示す図である。
【0015】図5(a)は、原画像500である入力映像のサ
イズを示す図であり、画像の水平方向の画素数XL(502)
と垂直方向の画素数XY(503)で表す。図5(b)は、変換画
像504である出力映像のサイズを示す図であり、画像の
水平方向の画素数XS(505)と垂直方向の画素数YS(506)で
表す。
【0016】図6は、映像変換情報300の変換領域数307
の設定内容を示す図である。
【0017】図6(a)は、原画像600に対して1個の変換
領域を設定する例であり、同図の場合は画面左上の時刻
表示領域601の1か所が変換対象領域となる。図6(b)は、
原画像602に対して2個の変換領域を設定する例であり、
同図の場合は画面左上の時刻表示領域603と画面中央の
「◆臨時ニュース◆」という文字表示領域604の2か所が
変換対象領域となる。
【0018】図7は、領域別変換情報308の原座標323の
設定内容を示す図である。
【0019】原画像全体の領域は、原点ポイント700と
終点ポイント701の組合せで表現する。同図の例では、
ポイント情報の(xl0,yl0)-(xl1,yl1)が原画像全体の領
域を表している。変換対象領域702の原座標323も同様
に、変換対象領域の原点ポイント703と終点ポイント704
の組合せで表現する。
【0020】図8は、領域別変換情報308の拡大比率325
の設定内容を示す図である。
【0021】図8(a)に示した原画像800の時刻表示領域
の切り出し画像801を拡大する場合の例として、図8(b)
に示すように、その拡大比率802(325)は、切り出し画像
801に対する水平方向の拡大比率kwiと垂直方向の拡大比
率kheの組合せで表現する。切り出し画像801を拡大比率
(kwi,khe)に基づいてスケーリング(拡大変換)を実施す
ることにより、スケーリング後の切り出し画像803が生
成される。
【0022】図9は、領域別変換情報308の多重座標324
の設定内容を示す図である。
【0023】変換画像全体の領域は、原画像領域の場合
と同様に原点ポイント901と終点ポイント902の組合せで
表現する。同図の例では、ポイント情報の(xs0,ys0)-(x
s1,ys1)が変換画像全体の領域を表している。スケーリ
ング後の切り出し画像903を変換画像900へ多重する場
合、多重領域の座標は、原点ポイント904と終点ポイン
ト905の組合せで表現する。
【0024】図10は、映像変換装置100による映像変換
動作の一例を示す図である。
【0025】同図では、野球中継画面のスコア表示部分
に対して映像変換動作を実施する例を示す。TV番組にお
ける野球などのスポーツ中継では、スコア表示がTV画面
上の特定位置に固定表示されることが一般的である。こ
の習慣を利用して、予め原画像1000のスコア表示部分10
01を変換領域332として設定し、映像変換後でもスコア
表示の内容が認識可能となるように、適度な拡大比率32
5を設定しておく。番組が始まると映像変換装置100の映
像変換部103は、原画像全体をそのままサイズ変更した
スケーリング画像1(1002)とスコア表示部分1001をサイ
ズ変更したスケーリング画像2(1003)を生成し、この2つ
の画像を多重することで変換画像1004が出力される。同
図の例では、野球中継全体の映像サイズは小さくなる
が、スコア表示の内容を充分認識することが可能な映像
を配信することが出来る。
【0026】図11は、映像変換装置100による映像変換
動作の別の一例を示す図である。
【0027】同図では、原画像1100の中の変換領域数が
2つの場合における映像変換動作の実施例を示す。この
例の変換領域は、画面左上の時刻表示領域1101と画面中
央の「◆臨時ニュース◆」という文字表示領域1102であ
り、この2つの領域が切り出し画像の対象となる。2つの
切り出し画像は、別に設定する映像変換情報300の領域
別変換情報308を参照して映像変換を行い、それぞれス
ケーリング画像2-a(1104)とスケーリング画像2-b(1105)
に変換される。原画像1100は、映像変換情報300の出力
映像サイズ317を参照してスケーリング画像1(1103)に変
換され、このスケーリング画像1(1103)の上にスケーリ
ング画像2-a(1104)とスケーリング画像2-b(1105)を多重
して、変換画像1106を出力する。切り出し画像を多重す
る位置は、図2で説明したように、映像変換情報300の多
重座標209が参照される。
【0028】図12は、映像変換の実行中を示すマークを
画面上に表示する例を示す図である。
【0029】切り出し画像の多重による映像変換が実施
されていることを視聴者に対して認識させる手段とし
て、変換画像1200の任意の位置に映像変換の実行中を示
すマーク(以下、映像変換マーク1201と称する)を表示す
る。これにより、原画像をそのままスケーリングした画
像と、切り出し画像の多重による映像変換が実施された
画像とを、視聴者が容易に認識できるようになる。同図
の例では、画面右上に映像変換マーク1201を表示してい
るが、表示位置は任意で良く、場面によって表示位置を
変更しても良い。また、映像変換マーク1201自体も任意
の記号、文字、形状であっても良い。
【0030】図13は、映像変換動作において分割表示制
御を実施する場合の例を示す図である。
【0031】原画像の変換領域に表示される文字数が多
い場合、映像変換後の画像にも全ての文字が表示される
ようにスケーリングのみによって映像変換を行うと、変
換画像面積の大部分を多重した切り出し画像が占めてし
まい、元の映像が隠れてしまうという弊害が生じる恐れ
がある。分割表示制御は、この様な弊害を避けるため
に、変換画像上に切り出し画像を多重する領域を一定の
面積に制限し、切り出し画像を所定の数に分割して表示
を行うための制御を実施することが出来る。図13(a)
は、映像変換情報300の分割表示制御1300(221)の設定内
容を示す図である。分割表示制御有り1301にする場合は
「1」、分割表示制御無し1302にする場合は「0」を設定
する。図13(b)は、分割表示制御有りの場合に出力され
る変換画像の一例を示す図である。変換画像1303の領域
(xs0,sy0)-(xs1,xy1)の中に、切り出し画像を多重する
領域を、予め多重座標1304(209)として設定する。この
例の多重座標1304は、原点ポイント1306と終点ポイント
1307で示す領域である。この多重座標1304の領域に、切
り出し画像1305の全体を数回に分割して表示する。分割
表示制御の対象となる切り出し画像の個数に制限はな
く、映像変換情報300に設定された変換領域の全てに対
して設定することが可能である。
【0032】図14は、分割表示制御における表示範囲の
一例を示す図である。
【0033】図14(a)は、分割表示前の表示文字全体140
0の一例、図14(b)は、分割表示後の表示範囲の一例を示
している。この例は、分割表示前の表示文字全体1400が
3段であることを利用して、3回に分割して変換画像に多
重する動作を示している。表示文字全体1400に対して垂
直方向1404に分割を行い、その中の1つの分割画像1405
を上段から順次、変換画像に多重する。図14(b)の例の
場合、分割画像1(1401)、分割画像2(1402)、分割画像3
(1403)の順で変換画像に多重する。各分割画像を多重す
るタイミングは、本来、表示文字全体1400が表示される
時間内で調整する。
【0034】図15は、分割表示制御を実施した変換画像
の出力の一例を示す図である。
【0035】同図は、図14に示した表示文字の例を使用
して変換画像の流れを示している。第1に、図14の分割
画像1(1401)を多重した変換画像1(1500)を出力、第2
に、図14の分割画像2(1402)を多重した変換画像2(1501)
を出力、第3に、図14の分割画像3(1403)を多重した変換
画像3(1502)を出力するという順番で映像変換動作を行
う。
【0036】図16は、映像変換時における表示優先順位
322による動作の一例を示す図である。
【0037】映像変換情報300の領域別変換情報308に含
まれる表示優先順位322は、映像変換時に複数の切り出
し画像を多重化する際、変換領域に重なりが生じた場
合、どの切り出し画像を優先的に前面表示させるかを示
す数値であり、数値が小さい程、優先順位が高いことを
示す情報である。例えば、時刻表示領域1602の表示優先
順位322が「2」、「◆臨時ニュース◆」という文字表示
領域の表示優先順位322が「1」という設定の映像の場
合、映像変換後の出力画像は同図の様に、表示優先順位
322が小さい数値である「◆臨時ニュース◆」という文
字表示領域が一番手前に表示された変換画像となる。
【0038】図17は、映像変換部103における文字検出
部206の動作の一例を示す図である。
【0039】文字検出部206は、変換領域(切り出し画
像)の輝度情報を調べることにより、文字情報の有無を
判定する部分である。文字有りと判定された場合は、ス
ケーリング2部203によって映像変換情報で示される拡大
比率207に従い、変換領域から切り出した画像のサイズ
変換を実施し、多重部204へ送られる。文字無しと判定
された場合は、切り出し画像のサイズ変換は実施せず、
多重部204へも送らない。図17(a)に文字検出動作の流れ
を示す。まず、映像入力部101から画像を入力(1700)
し、ある変換領域nの全体の輝度平均値Yavを計算(1701)
する。次に、予め設定された輝度しきい値Yav'を読み出
し(1702)、計算した輝度平均値Yavと比較(1703)する。
比較の結果により、変換領域nの映像変換の実行または
中断を判定(1704)する。具体的には、輝度平均値Yavが
輝度しきい値Yav'以上であれば映像変換を実行し、輝度
しきい値Yav'以下であれば映像変換を中断する。図17
(b)は、文字検出動作の一例を示す図である。同図は、
ある映像変換期間(1706)に入力される映像(1709)の、あ
る変換領域nの文字の有無 (1707)による映像変換動作の
実行または中断(1708)の関係を示している。映像変換の
実施期間中(1710)において、入力映像(1709)がP1(1716)
からPn(1720)まで入力されると仮定する。ここで、P1(1
716)からP3(1717)の入力映像に文字表示があって、文字
検出部206により文字有りと判定した場合は、入力映像P
1(1716)からP3(1717)の変換領域nにおける映像変換を実
行する。一方、P4(1718)からP5(1719)の入力映像に文字
表示が無く、文字検出部206により文字無しと判定した
場合は、入力映像P4(1718)からP5(1719)の変換領域nに
おける映像変換を中断する。以後、映像変換期間の終了
まで、入力映像1709の変換領域nにおける文字の有無を
判定し、変換領域nの映像変換の実行または中断を制御
する。
【0040】図18は、映像変換装置100の全体動作のフ
ローチャートを示す図である。
【0041】まず、装置が電源ON状態になったならば、
初期化を実行(1800)した後、待機状態となる。待機状態
では、映像変換情報(300)の日時情報(305)とタイマ(10
9)を参照して、登録された予約動作開始日時に達するま
で待つ(1801)。予約動作開始日時に達したならば、該当
する映像変換情報を全て読み出し(1802)と、予約動作終
了日時に達したか否かの判定を行う(1803)。ここで、予
約動作終了日時に達していなければ、以後の映像変換動
作の実行に移るが、その前段で動作モードを調べ、変換
済み保存映像を配信するモードか否かを判定する(180
4)。動作モードが、変換済み保存映像を配信するモード
である場合は、映像記録媒体(107)に保存されている変
換済み映像の外部配信を実行する(1811)。動作モード
が、通常の映像変換を実行するモードである場合は、映
像変換情報(300)に指定した変換動作の指示に従い、映
像入力(1805)と映像変換(1806)を実行する。次に、映像
変換後の出力として、外部配信動作が指定されているか
否かを判定(1807)し、外部配信動作有りの場合は変換映
像の外部配信動作を実行(1808)し、無しの場合は変換映
像の外部配信動作をスキップする。さらに、変換映像の
保存動作が指定されているか否かを判定(1809)し、保存
動作有りの場合は映像記録媒体107への保存動作を実行
(1810)し、無しの場合は保存動作をスキップする。この
後、再度、予約動作終了日時に達したか否かの判定(180
3)へ戻り、まだ予約動作終了日時に達していない場合は
上記の動作手順を繰り返して実行し、予約動作終了日時
に達した場合は、再び待機状態に戻る(1801)。この待機
状態において、装置が電源OFF状態になったならば、動
作全体を終了する(1812)。
【0042】図19は、映像変換装置100における映像変
換部103の動作のフローチャートを示す図である。
【0043】まず、映像入力部101を介して一時記憶媒
体102に格納されている入力映像の中から1枚分の画像Mi
nを取得する(1900)。次に、画像Minをスケーリング1部2
02によりスケーリングを実行して画像Mscに変換する(19
01)。次に、映像変換情報300の中の変換領域数307を読
み出してhnに設定し、ループカウンタnを1に設定する。
次に、変換領域nの文字検出を実行(1903)し、文字が有
るか否かの判定を行う(1904)。文字有りと判定した場合
は、画像Minから変換領域nの画像Cinを切り出し(190
5)、スケーリング2部203により画像Cinのスケーリング
を実行し、画像Csc(n)を出力する。一方、文字無しと判
定した場合は、変換領域nの画像切り出しとスケーリン
グをスキップする。次に、ループカウンタnに1を加算(1
907)した後、ループカウンタnが変換領域数hnを超えた
か否かを判定する(1908)。まだ、超えていない場合は、
再度、変換領域nの文字検出実行(1903)へ戻り、上記の
手順を繰り返す。ループカウンタnが変換領域数hnを超
えた場合は、以後の画像の多重動作に移る。多重動作で
は、映像変換情報300の中の表示優先順位322を参照し、
表示優先順位の低い画像Csc(n)から順番に画像Mscと多
重化(1909)し、最終的に多重化した結果の画像Moutを出
力する(1910)。
【0044】図20は、複数の映像変換装置100における
映像変換情報300の共有運用を示す図である。
【0045】映像変換情報300は、映像変換装置100の操
作部105により単独で入力および編集が可能な構成とな
っている。一方、ある第1の映像変換装置100で作成した
映像変換情報を第2、第3の映像変換装置100へ配信する
ことにより、一つの映像変換情報300を共有化すること
も可能である。同図は、映像変換装置1(2000)で作成し
た複数の映像変換情報2004をサーバ2005へ蓄積してお
き、外部公衆網に接続された別の映像変換装置2(200
1)、映像変換装置3(2002)、映像変換装置n(2003)など
が、サーバ2005に蓄積された映像変換情報2004を取得
し、これを利用してそれぞれが映像変換動作を実行する
例である。この構成を応用すれば、TV放送局が自局の番
組毎に最適な映像変換情報をサーバに用意し、映像変換
装置100を持つユーザがインターネットなどのネットワ
ーク経由でダウンロードして使用するなどの利用形態が
考えられる。これにより、ユーザ自身が映像変換情報を
登録する手間が省けると共に、TV番組に最適な映像変換
情報を簡単に取得できることによって、希望するTV番組
に対して、最適かつ容易に映像変換動作を実行すること
が可能になる。
【0046】図21は、映像変換装置100と他の機器との
接続関係の一例を示す図である。
【0047】映像変換装置100は、映像入力手段としてT
V受信機2100を接続する。また、別の映像入力手段とし
て、ケーブルTVなどの有線放送、或いはビデオデッキな
ど、任意の記録媒体に保存された映像を再生する映像再
生装置と接続しても良い(図示せず)。変換映像出力手段
として、無線配信を行うための無線送信機2001、インタ
ーネットなどの外部公衆網2103へ配信を行うためのネッ
トワーク通信装置2102を接続する。また、映像変換装置
100で作成した映像変換情報300を別の映像変換装置へ配
信またはサーバなどへ保存する場合、前者はデータ入出
力部110に接続されたデータ通信装置、後者はデータ入
出力部110に接続されたサーバがそれぞれ使用される(図
示せず)。
【0048】図22は、映像変換装置100と映像受信端末1
12を使用した運用形態の一例を示す図である。
【0049】図21でも示したように、映像変換装置2200
は、映像入力手段としてTV放送局2201から発せられた番
組を受信するためのTV受信機2202と接続する。変換映像
出力手段として、無線送信機2205やネットワーク通信装
置2203と接続し、外部公衆網2204へ配信する。無線送信
機2205を経由する場合は、外部公衆網2204との間に無線
の中継局1(2206)を経由する。外部公衆網2204は、イン
ターネット、公衆電話回線網、衛生通信網などを利用す
るものとするが、本発明では、その通信方式に制限を設
けるものではない。同図のPDA(2208)、動画表示機能付
きの携帯電話2209が映像受信端末112に該当する。PDA(2
208)および携帯電話2209は、外部公衆網と接続し、映像
変換装置100から配信された映像を受信して再生する。
尚、同図に示した携帯電話2209の場合は、中継局2(220
7)を介して外部公衆網との接続を実施する。以上のよう
に、本願は、TV放送などの映像を表示部のサイズが小さ
い携帯型受信端末向けの映像に変換する場合に、TV放送
局などの映像供給源から送出された音声を含む映像情報
を入力するための映像入力部と、入力した映像情報を一
時的に格納するための一時記憶媒体と、映像中のキャプ
ションや字幕などの文字部分について切り出し、拡大、
原画像との多重など所定の変換を実施するための映像変
換部と、外部公衆網を介して接続された映像受信端末に
対して変換後の映像情報を出力するための映像出力部
と、映像変換に関する制御パラメータを格納するための
映像変換情報部と、映像変換後の映像情報を格納するた
めの映像記憶媒体と、映像変換情報や変換後の映像情報
についてデータ通信装置を介して外部と送受信を行うた
めのデータ入出力部と、映像変換情報を入力および編集
するための操作部と、映像変換処理の開始日時および終
了日時の判定基準とするためのタイマ部と、前記各部に
対し適切な制御を実施するための制御部とで構成し、映
像の中に出現するキャプションや字幕などの文字部分に
対し、別に指定し映像変換情報部に格納される制御パラ
メータに従って画像を切り出し、サイズ変換または元の
サイズを保持した画像と、原画像または原画像をサイズ
変換した画像とを多重化して出力する映像変換機能を備
えたことを特徴とする映像変換装置を開示する。さら
に、上記装置は入力した原画像若しくは入力した原画像
をサイズ変換した画像と、原画像の所定の文字画像部分
を切り出してサイズ変換を行った1個または複数個の画
像とを多重して出力する。尚、原画像の所定の文字画像
部分を切り出してサイズ変換を行う際に、該画像部分に
文字表示が有るか否かを判定し、文字表示が有る場合
は、該画像部分対する映像変換を実施し、文字表示が無
い場合は、該画像部分対する映像変換を実施しない手段
も設ける。又、原画像の所定の文字画像部分を切り出し
てサイズ変換を行った複数個の画像と、原画像または原
画像をサイズ変換した画像との多重は、映像変換情報に
設定された表示優先順位の順番に従って多重する順番を
制御し、表示優先順位が最も高く設定された文字画像が
一番前面に表示されるように出力したり、原画像の所定
の文字画像部分を切り出してサイズ変換を行った画像に
表示文字数が多い場合、画像を多重する領域を一定の面
積に制限し、切り出した画像を所定の数に分割して表示
を行うための制御を実施する手段も備える。
【0050】尚、特定のTV番組用に作成した複数の映像
変換情報群をサーバに一元管理し、他の映像変換装置か
らの要求によって映像変換情報を配信するようにしても
よく、映像の入力元としてTV受信機と接続し、変換映像
の出力先としてインターネットや電話回線などの外部公
衆網と接続するために無線送信機やネットワーク通信装
置と接続し、入力映像を所定の手順で映像変換した後、
外部公衆網へ出力する実施例も開示する。
【0051】
【発明の効果】本発明の映像変換装置を用いれば、表示
画面の小さな映像受信端末で映像を再生した場合でも、
映像受信端末側に特別な機構や機能を追加することな
く、映像中に出現する文字の表示内容を容易に認識する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像変換装置の構成を示す図。
【図2】映像変換部の構成を示す図。
【図3】映像変換情報の内容を示す図。
【図4】映像変換情報の動作モードと入出力デバイス情
報の関係を示す図。
【図5】映像変換情報の映像サイズ情報の設定内容を示
す図。
【図6】映像変換情報の変換領域数の設定内容を示す
図。
【図7】領域別変換情報の原座標の設定内容を示す図。
【図8】領域別変換情報の拡大比率の設定内容を示す
図。
【図9】領域別変換情報の多重座標の設定内容を示す
図。
【図10】映像変換装置による映像変換動作の一例を示
す図。
【図11】映像変換装置による映像変換動作の別の一例
を示す図。
【図12】映像変換の実行中を示すマークを画面上に表
示する例を示す図。
【図13】映像変換動作において分割表示制御を実施す
る場合の例を示す図。
【図14】分割表示制御における表示範囲の一例を示す
図。
【図15】分割表示制御を実施した変換画像の出力の一
例を示す図。
【図16】映像変換時における表示優先順位による動作
の一例を示す図。
【図17】映像変換部における文字検出部の動作の一例
を示す図。
【図18】映像変換装置の全体動作のフローチャートを
示す図。
【図19】映像変換装置における映像変換部の動作のフ
ローチャートを示す図。
【図20】複数の映像変換装置における映像変換情報の
共有運用を示す図。
【図21】映像変換装置と他の機器との接続関係の一例
を示す図。
【図22】映像変換装置と映像受信端末を使用した運用
形態の一例を示す図。
【符号の説明】
100…映像変換装置、101…映像入力部、102…映像記憶
媒体、103…映像変換部、104…制御部、105…操作部、1
06…映像変換情報部、107…映像記憶媒体、108…映像出
力部、109…タイマ部、110…データ入出力部、111…外
部公衆網、112…映像受信端末、113…TV放送局、114…
データ通信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 G09G 5/36 520E 520M Fターム(参考) 5B057 CD05 CE09 CH01 CH11 DA08 5C023 AA02 AA06 AA16 AA18 BA01 BA11 BA16 CA01 CA05 CA08 DA04 DA08 5C082 AA02 BA02 BA12 BA27 BB13 CA32 CA54 CA55 CB01 MM10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像情報の入力を行う入力部と、上記映像
    情報の映像変換情報を記憶する記憶部と、上記映像情報
    の処理を制御する制御部と、処理された映像情報を出力
    する出力部を備えた映像変換装置であって、上記制御部
    は、上記入力部に入力された映像情報中の画像から上記
    映像変換情報に従って所定領域を切り出し、上記切り出
    した画像を拡大若しくは縮小変換し、上記変換された画
    像を上記入力された映像情報と多重化し、上記出力部に
    出力する処理を制御することを特徴とする映像変換装
    置。
  2. 【請求項2】上記制御部は、上記入力された映像情報を
    構成する画像についても縮小若しくは拡大変換して、上
    記切り出した画像と多重化する処理を制御することを特
    徴とする請求項1記載の映像変換装置。
  3. 【請求項3】上記制御部は上記映像変換情報に規定され
    る所定領域に文字表示が有るか否かを判定し、文字表示
    が有る場合は上記画像変換を実施し、文字表示が無い場
    合は、該画像部分対する映像変換を実施しない処理をさ
    らに制御することを特徴とする請求項1若しくは2のい
    ずれかに記載の映像変換装置。
  4. 【請求項4】上記映像変換情報は表示優先順位に関する
    情報を有し、上記制御部は上記多重化される画像が上記
    優先順位に関する情報に従って表示画面に表示されるよ
    うに上記多重化を行う処理を制御することを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載の映像変換装置。
  5. 【請求項5】上記制御部は、上記切り出し画像中の表示
    文字数が多い場合、上記切り出した画像を分割し、画像
    を多重する領域を一定の面積に制限して上記制限面積内
    に上記各分割画像を時間をずらして表示する処理を制御
    することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    映像変換装置。
  6. 【請求項6】上記制御部は、上記映像変換の実行中に所
    定のマークを変換映像の画面上に表示させるための情報
    を出力する処理を制御することを特徴とする請求項1乃
    至5の何れかに記載の映像変換装置。
  7. 【請求項7】映像情報の入力手段と情報記憶手段を有す
    る情報機器に映像変換方法を実行させるためのプログラ
    ムであって、上記映像変換方法は、上記入力手段を用い
    て映像情報を入力し、上記記憶手段若しくは上記コンピ
    ュータに接続される記憶手段に記憶される映像変換情報
    にアクセスし、上記映像情報中の画像から上記映像変換
    情報に従って所定領域を切り出し、上記切り出した領域
    を拡大若しくは縮小変換し、上記変換した画像を上記入
    力された映像情報と多重して出力することを特徴とする
    プログラム。
  8. 【請求項8】ネットワークを介して複数の情報端末に接
    続されるサーバであって、上記サーバは、映像情報と該
    映像情報の映像変換情報を蓄積する情報記録手段と情報
    処理手段を有し、上記情報処理手段は上記情報端末から
    の要求に応じて上記ネットワークを介して上記映像情報
    と上記映像変換情報を配信し、上記映像変換情報は、上
    記映像情報中の変換領域数と該各領域の座標と多重座標
    と拡大比率に関する情報を有するものであることを特徴
    とするサーバ。
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