JP2003257362A - 瞬時始動回路の蛍光灯電極 - Google Patents

瞬時始動回路の蛍光灯電極

Info

Publication number
JP2003257362A
JP2003257362A JP2003041950A JP2003041950A JP2003257362A JP 2003257362 A JP2003257362 A JP 2003257362A JP 2003041950 A JP2003041950 A JP 2003041950A JP 2003041950 A JP2003041950 A JP 2003041950A JP 2003257362 A JP2003257362 A JP 2003257362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil structure
coil
cylindrical member
discharge lamp
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003041950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003257362A5 (ja
Inventor
Thomas F Soules
トマス・エフ・スーレ
Igor V Lisitsyn
イゴール・ブイ・リシチン
Zsolt Buday
ツォルト・ブダイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2003257362A publication Critical patent/JP2003257362A/ja
Publication of JP2003257362A5 publication Critical patent/JP2003257362A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/70Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/04Electrodes; Screens; Shields
    • H01J61/06Main electrodes
    • H01J61/067Main electrodes for low-pressure discharge lamps
    • H01J61/0672Main electrodes for low-pressure discharge lamps characterised by the construction of the electrode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/04Manufacture of electrodes or electrode systems of thermionic cathodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】寿命が改善された蛍光灯を提供する。 【解決手段】蛍光灯(10)は、第1、第2及び第3の
マンドレル(45、46、50)を使用してコイル(3
0)を巻き付けることにより形成される。第3のマンド
レルは少なくとも1.0mmの直径を有する。コイルは
1インチ当たり少なくとも80の巻き数(TPI)を示
すように第2のマンドレルに巻き付けられる。第3のマ
ンドレルは従来のコイルにおけるマンドレルより大きい
ため、従来のコイルで塗布できる電子放出物質(32)
より約50%多い量を使用できる。この結果、約0.8
6mmの直径を有するコイルの場合より1.25mmの
直径の場合で約50%ランプ寿命が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に蛍光灯に関
し、特に、瞬時始動回路と共に使用するための低圧水銀
蒸気放電蛍光灯の陰極に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、蛍光灯は、紫外線光によ
り励起されると蛍光を発する蛍光体粉末で内面を被覆さ
れたガラス管を含む。ガラス管は希ガス(アルゴン、ネ
オン及びクリプトンなど)と、少量の水銀で充満されて
おり、相対的に低い圧力で動作する。ガラス管の内部に
は電極が装着されている。電極は電子放出物質の混合
物、通常はバリウム、カルシウム及びストロンチウムの
炭酸塩から成る混合物で被覆されている。これらの炭酸
塩は、活性化されると対応する酸化物から成るセラミッ
ク物質に変換される。ランプの点灯中、電子放出物質は
電子を放出する。電子は電圧によりガラス管内部を進む
ように加速されて、最終的には水銀原子と衝突し、それ
により、水銀原子を電離させ、励起する。水銀原子が正
常状態に戻るとき、可視領域と紫外線領域の双方で水銀
のスペクトル線に対応する光子が発生され、その結果、
ガラス管の内面の蛍光体被覆膜が励起されて発光する。
蛍光灯は白熱灯に代わるプラグイン照明器具として広く
受け入れられるようになってきている。
【0003】蛍光灯を始動する場合、電極からの電子放
出を誘起する方法はいくつかある。第1の方法では、フ
ィラメント電極に電流を通すことにより電極を加熱す
る。そのような蛍光灯を「予熱」蛍光灯と呼んでも良
い。予熱蛍光灯を初期始動する間、スイッチとして動作
するスタータバルブが閉成し、その結果、電極が短絡さ
れる。2つの電極に電流が流れ、それにより電極は予熱
される。これで電極は電子の放出を受けやすくなる。電
極が加熱されるための適切な時間が経過した後、スター
タバルブは開成する。そこで、2つの電極の間に電位が
印加されると、電極間に電子流が発生し、その後にラン
プは動作する。始動を目的として、当初、相対的に高い
電圧が印加される。その後、正規動作中より低い電圧が
使用される。蛍光灯の損傷を防止するために、印加電圧
と動作電圧との差を吸収するように、蛍光灯と直列にリ
アクタンスが配置されている。安定器として知られる装
置の中にこのリアクタンス、適切な変圧器、コンデン
サ、並びにその他に始動及び動作のために必要とされる
部品が含まれている。
【0004】第2の始動方法においては、電極を予熱せ
ず、蛍光灯の放電を開始させるのに十分な高い電圧が蛍
光灯に印加される。一般に今日使用されているいわゆる
「瞬時始動」回路は、通常、この始動方法を採用してい
る。そのような瞬時始動蛍光灯は、電極を加熱する旧来
の安定器よりエネルギー効率の点ではるかに優れている
安定器を使用する。電極に電流が流れないため、瞬時始
動蛍光灯の電極は1つしか端子をもたなくて良い。しか
し、蛍光灯を瞬時始動安定器又はその他の安定器といず
れと組み合わせても使用できるように、2つの端子を設
けても良い。電極を予熱せずに電流の流れを誘起するた
めに、通常、きわめて高い始動電圧(例えば、500〜
800Vまで)が高周波数で印加される。高い始動電圧
は特殊な瞬時始動安定器により供給される。
【0005】第3の種類の蛍光灯は「急速始動」蛍光灯
として知られている。急速始動安定器は、電極を加熱す
るための適切な電圧と電流を絶えず供給する変圧器巻線
を含む。電極の加熱によって、安定器内に存在する2次
巻線からの印加電圧のみを使用して電極から電極へ相対
的に速くアークを発生させることができる。
【0006】部品や、頻繁に使用される精巧な密閉取り
付け器具の費用を考慮すると、交換の費用を抑えるため
には蛍光灯の寿命を延ばすことが望ましい。寿命を延ば
すために様々な方法が開発されてきた。安定器の構造は
蛍光灯の始動をよりスムーズにするように改善された。
高周波数急速始動安定器及びプログラム始動安定器が開
発されたが、これらは、まず、電極を加熱し、次に動作
中は電極を高温状態に保持する(急速始動)か、又はヒ
ータ電流をオフにする(プログラム安定器)。高電流又
は高Rh/Rc急速始動安定器の使用はランプの寿命を
延ばすことがわかっている。
【0007】ガスの組成を変えることもランプ寿命の改
善につながることがわかっている。例えば、アルゴンの
圧力を標準の2.5torrより高くすることにより、
蛍光灯の陰極の拡散係数が減少し、従って、コイルから
の電子放出物質の蒸発が妨げられることがわかってい
る。例えば、充填圧力を2.5torrから2.8tor
rに上昇させることで、ランプの寿命は20%延長され
ることがわかっている。しかし、充填圧力が増すにつれ
て蛍光灯の効率は低下する。また、圧力が高くなると、
蛍光灯の始動電圧にもマイナスの影響が出る。
【0008】蛍光灯の寿命を延ばすもう1つの方法は、
充填気体中のKr及びXeなどの重いガスの割合を増加
させるという方法である。これにより陰極の電子放出物
質の蒸発が減少し、蛍光灯の寿命は延びる。しかし、ガ
スの組成を変更すると蛍光灯のワット数や、始動特性も
変わる。
【0009】改善にもかかわらず、急速始動安定器を使
用する蛍光灯は、通常、瞬時始動安定器の蛍光灯より長
い寿命を有する。例えば、General Electric Company製
の典型的なT8 SPStarcoat(商標)蛍光灯は急速始
動安定器で20000時間、従来の瞬時始動安定器で1
5000時間の寿命を有すると見積もられている(いわ
ゆるT8蛍光灯は1"の内径を有する。T12蛍光灯は
1.5"の内径を有する)。
【0010】一般に、瞬時始動安定器は急速始動安定器
より製造するのが容易である。従って、GEのF32T
8Ultra Watt Miser及びUltra Watt Miser XLなどのい
くつかの最新のデザインの蛍光灯は瞬時始動安定器と組
み合わせて使用するように設計されている。瞬時始動安
定器と共に動作するが、急速始動安定器に匹敵する又は
それを越える寿命を有する蛍光灯が依然として必要とさ
れている。
【0011】
【発明の概要】本発明の一実施例では、放電ランプが提
供される。ランプは外囲器を含む。外囲器の内側には放
電維持充填気体が密封されている。第1及び第2の電極
が放電を発生させる。少なくとも第1の電極は電流搬送
ワイヤと、第1の円筒形部材の周囲に重ね巻きワイヤを
巻き付けることにより形成される第1のコイル構造、第
2の円筒形部材の周囲に第1のコイル構造を巻き付ける
ことにより形成される第2のコイル構造、及び第3の円
筒形部材の周囲に第2のコイル構造を巻き付けることに
より形成される第3のコイル構造を含むコイルとを含
む。第3の円筒形部材は少なくとも1.0mmの直径を
有する。コイルには電子放出物質が付着されている。
【0012】本発明の別の実施例では、放電ランプは外
囲器を含む。外囲器の内側には放電維持充填気体が密封
されている。第1及び第2の電極が放電を発生させる。
少なくとも第1の電極は、第1の円筒形部材の周囲にワ
イヤを巻き付けることにより形成される第1のコイル構
造と、第2の円筒形部材の周囲に第1のコイル構造を巻
き付けることにより形成される第2のコイル構造とを含
むコイルを含む。第2のコイル構造は、1インチ当たり
少なくとも80の巻き数(TPI)を示すように離間し
て配置された複数のコイルを有する。第3の円筒形部材
の周囲に第2のコイル構造を巻き付けることにより第3
のコイル構造が形成される。コイルには電子放出物質が
付着される。
【0013】別の実施例においては、蛍光灯のコイルを
形成する方法が提供される。方法は、第1の円筒形部材
及び電流搬送ワイヤの周囲にワイヤを巻き付けて第1の
コイル構造を形成することを含む。第2の円筒形部材の
周囲に第1のコイル構造を巻き付けて第2のコイル構造
を形成する。第3の円筒形部材の周囲に第2のコイル構
造を巻き付けて第3のコイル構造を形成する。第3のコ
イル構造は少なくとも1mmの直径を有する。コイルに
電圧が印加されたとき、活性化されると電子を放出する
電子放出物質混合物によって第3のコイル構造を被覆す
る。
【0014】本発明の少なくとも1つの実施例の1つの
利点は、電極により長い寿命が与えられることにより、
その電極が使用される蛍光灯の寿命も延びることであ
る。
【0015】本発明の少なくとも1つの実施例の別の利
点は、瞬時始動安定器と共に使用するための、より有効
寿命が長い蛍光灯が提供されることである。
【0016】本発明の更に別の利点は、以下の好ましい
実施例の詳細な説明を読み、理解することにより当業者
には明白になるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、代表的な低圧水銀蒸気放
電蛍光灯10を示す。シングルエンド蛍光灯又はダブル
エンド蛍光灯、及び湾曲形状の蛍光灯又は直線状の蛍光
灯を含めて、多様な蛍光灯を本発明と組み合わせて使用
できることは理解されるであろう。蛍光灯10は、横断
面が円形であるガラス製又は他の適切な材料から形成さ
れた光透過管又は外囲器12を含む。ガラス外囲器の内
面14には1つ以上のリン含有層16が設けられてい
る。蛍光灯は管の両端にそれぞれ装着された口金18、
20により密閉されている。口金18、20には2つの
互いに離間して配置される電極22、24がそれぞれ装
着されている。ガラス管の内側には、好ましくは水銀と
不活性ガスから形成される放電維持充填気体26が密封
されている。不活性ガスは通常は低圧のアルゴン、又は
アルゴンと他の希ガスの混合物であり、これが少量の水
銀と組み合わされて、低蒸気圧動作を行う。蛍光灯は先
に説明したように低圧水銀蒸気放電ランプであるのが好
ましいが、本発明は高圧水銀蒸気放電ランプと組み合わ
せて使用されても良い。
【0018】1つ以上の蛍光体含有層16は、通常、当
該技術では知られている、アンチモン及びマンガンによ
り賦活されたハロリン酸カルシウムのような、白色光を
発する相対的に安価な「ハロ」フォスファなどの蛍光体
粒子を含有する。希土類蛍光体も使用できるであろう。
それらの蛍光体は、通常、赤色発光蛍光体、青色発光蛍
光体及び緑色発光蛍光体の混合物などの希土類蛍光体の
混合物である。
【0019】蛍光灯には瞬時始動安定器28が装着され
ている。当該技術では知られているように、瞬時始動安
定器は、電極間に充填気体のブレークダウンを引き起こ
し、アークを発生させるのに十分な電圧の高電圧パルス
を「瞬時に」(約40KHz)発生するように設計され
た電子回路を含む。瞬時始動安定器が好ましいが、本発
明の蛍光灯と組み合わせて他の種類の安定器を採用して
も良い。その場合にも、本発明により蛍光灯の寿命は同
様に延長されるであろう。
【0020】次に図2から図5を参照して説明すると、
電極は、それぞれ、電子放出物質32で被覆されたコイ
ル30を含む。電極は同様に形成されているのが好まし
い。蛍光灯は交流回路で使用されるため、電極は交互に
極性を変え、各々が順次陰極となる。電子放出物質は炭
酸カルシウム、炭酸ストロンチウム及び炭酸バリウムな
どの第II属元素の1つ以上の炭酸塩から形成されている
のが好ましい。好ましい電子放出物質はそれら3つの炭
酸塩の各々の混合物から成る。活性化されると、炭酸塩
は対応する酸化物、すなわち、好ましい実施例では酸化
バリウム、酸化ストロンチウム及び酸化カルシウムから
成るセラミックを形成する。
【0021】例えば、共沈炭酸塩電子放出物質を製造す
るときには、Ba、Sr及びCaの溶液を対応する硝酸
塩又は他の塩を熱い脱イオン水に溶解させることにより
調製する。その溶液をスチームジャケット付き反応器内
で攪拌する。過剰な炭酸アンモニウム又は他の可溶性炭
酸塩をゆっくりと添加することにより、又は反応器溶液
を通して二酸化炭素を発泡させることにより、炭酸塩を
沈殿させる。その結果、Ba、Sr及びCaの炭酸塩の
沈殿物ができる。典型的な全体組成は40〜70wt%
等価の炭酸バリウム、30〜50wt%等価の炭酸スト
ロンチウム及び10〜20wt%等価の炭酸カルシウム
である。炭酸塩沈殿物の形成を助け且つ沈殿物を濃縮
し、その後、沈殿物から水を除去するように設計された
いくつかの沈殿後工程があっても良い。沈殿前に溶液に
可溶性ジルコニウム塩を添加することにより、少量の、
例えば、2〜5wt%の炭酸ジルコニウムを同様に沈殿
させても良い。別の実施例では、後にジルコニア(酸化
ジルコニウム)又はジルコニウム金属を添加する。通
常、乾燥後の共沈炭酸塩粉末の平均粒径は15〜25μ
mである。粒子は非常に凝集されている。
【0022】蛍光灯コイルを被覆するために使用される
スラリを製造するために、混合炭酸塩粉末を液体媒体と
組み合わせる。液体媒体はラッカーで使用されている媒
体と同様であっても良く、酢酸ブチル又は他の分子量の
小さい酢酸塩などのなどの有機溶剤と、シックナー及び
結合剤として使用されるニトロセルロースとから構成さ
れている。所望の粘度を実現するために、アルコールな
どの他の成分を添加しても良い。例えば、アルミナ又は
ジルコニアミル媒体を入れたボールミルに相対的に少量
の液体媒体を添加する。次に、ボールミルに粉末を加え
る。コイルに塗布するのに適するスラリは40〜65w
t%、より好ましくは約60wt%の炭酸塩粉末であ
る。
【0023】炭酸塩粉末はミルに全て一度に添加されて
も良いし、あるいは添加から次の添加までの間にミルを
回転させながら段階的に添加されても良い。例えば、所
望の量の1/2の粉末を液体及びミル媒体に添加し、そ
の後、残りの粉末を添加する前に短時間ミルを回転させ
ることができる。これにより、粉砕中に粉末を湿潤させ
ることが容易になる。全ての粉末をミルに添加した後、
所望の粒径が実現されるまで、ボールミルを数時間にわ
たり、一般には約5000から20000回転させる。
平均粒径は、コイルを被覆する能力及び蛍光灯の端部変
退色の有無を含めたいくつかの基準に基づいて選択され
る。粒度計で測定した場合、2.5〜6μmの平均粒径
が好ましく、3〜5μmであるのがより好ましい。粉砕
中又は粉砕後の任意の時点で2〜5wt%のジルコニア
又はジルコニウム金属を添加しても良い。スラリは必要
になるまで貯蔵されていても良い。
【0024】現在、従来の蛍光灯の場合、時間の経過に
伴ってセラミック材料が破損し、剥がれることがよくあ
るということがわかっている。本発明の範囲を限定しよ
うとする意図ではなく、そのような破損はランプの始動
中のコイルの加熱と関連する反復される熱衝撃及び熱不
整合ストレスにランプがさらされることに起因する可能
性があることを提案する。機械的ストレスも破損の一因
となるであろう。電子放出物質の破片が最終的に電極か
ら剥がれ落ち、その結果、最後にはランプの故障が起こ
る。従来のT8ランプのセラミック材料の破損と剥離を
走査電子顕微鏡(SEM)を使用して調べてみると、ラ
ンプ寿命の終わりに向かって電子放出物質が急速に劣化
することが明らかになった。ランプ寿命の初めの2/3
の期間では電子放出物質の重量は相対的にゆっくりと減
少するが、その後は著しく速く減少することもわかっ
た。寿命が短くなるもう1つの原因は、蒸着及びスパッ
タリングによって電子放出物質の損失が起こることであ
る。
【0025】これらの問題に対処し且つランプの寿命を
延ばすために、本発明の電極は従来のランプと比べて多
い量の電子放出物質を有する。図4に示すように、コイ
ルは1次コイル構造、2次コイル構造及び3次コイル構
造を有し、2次コイル構造と3次コイル構造はそれぞれ
1次コイルと、2次コイルを巻き付けることにより形成
される。主に3次マンドレルの直径を大きくしたこと
と、コイルの長さを延長したことにより、ランプは従来
のランプより約50%多い量の電子放出物質を有するの
が好ましい。例えば、T8ランプで使用されている従来
のコイルは、通常、全長が約11.5mmであるコイル
に約7〜8mgの電子放出物質を有する。本発明のコイ
ルは、約11.5mmの全長aを有するコイルについて
9〜16mgの電子放出物質を有することができる(図
1を参照)。支持できる電子放出物質の量は2次コイル
の長さ(すなわち、3次コイル構造を製造するために巻
き付けを行う前のコイルの長さ)によって決まる。追加
される電子放出物質が余りにも多いと、物質が3次コイ
ル間の間隙を充填してしまう(ブリッジング)。その結
果、物質の活性化が容易でなくなる。ランプの寿命は電
子放出物質の量によって決まる。電子放出物質の量とラ
ンプ寿命との間にはほぼ直線的な関係があることがわか
っている。従って、有効に活性化できる電子放出物質の
最大限の使用量を実現することが望ましい。
【0026】図4に示すように、電極は3重コイル構造
を有するのが好ましい。コイル30は、直径が1.5〜
3ミル(38〜76ミクロン)であるのが好ましく、長
さは約100〜150mm、より好ましくは約130〜
140mmである電流搬送ワイヤ40を含む。図2に示
すように、電流搬送ワイヤ40の周囲に重ね巻きワイヤ
42を巻き付けて1次コイル44を形成する。マンドレ
ル45(想像線で示す)などのほぼ円筒形の第1の部材
を使用して、コイルの各々の巻きの幅を確定する。従っ
て、重ね巻きワイヤはマンドレルと電流搬送ワイヤの双
方に巻き付けられることになる。その後、図3に示すよ
うに、1次コイルを(マンドレル45及び電流搬送ワイ
ヤ40と共に)第2のマンドレル46(想像線で示す)
などのほぼ円筒形の第2の部材の周囲に巻き付けて、2
次コイル47を製造する。2次コイルのコイルループ間
の間隔48は従来の陰極の場合よりも狭くなっているこ
とが見て取れる。2次コイルは1インチ当たり約80か
ら約300の巻き数(TPI)(1cm当たり30〜1
20の巻き数)を示す間隔48を有しているのが好まし
い。この間隔は1インチ当たり少なくとも85の巻き数
を示すように定められるのがより好ましく、1インチ当
たり90〜200の巻き数となるのが最も好ましい。実
際には、コイルに容易に認知できるほどの重なりを生じ
させずに有効にコイルを巻き付けることを可能にするた
めに、TPIは約80〜130に限定されるであろう。
これは、TPIが約60である従来のランプより著しく
大きい。2次コイルは、形成後、約20〜40mm、好
ましくは約30mmの全長lを有する。
【0027】その後、図4に示すように、2次コイルを
第3のマンドレル50などの第3の円筒形部材の周囲に
巻き付けて3次コイルを製造する。第3のマンドレルの
直径dは少なくとも1mmであるのが好ましく、1〜2
mmであるのがより好ましく、1.2〜1.55mmであ
るのが最も好ましい。これは従来の陰極の約0.8mm
とは対照的である。第3のマンドレルは2mmを越えて
いることも可能であろうが、いずれかの箇所でコイルが
その構造の一体性を失う。
【0028】3つのマンドレルは、コイル構造を形成し
た後に、マンドレルを酸の浴の中で溶解させることによ
り除去されるのが好ましい。
【0029】第3のマンドレルの直径を大きくした結
果、コイルの長さl(すなわち、第3のコイルを形成す
るために巻き付けを行う前の2次コイルの有効長さ)は
従来の蛍光灯より約50%長くなる。コイルが支持でき
る電子放出物質の量はコイルの長さlに比例するので、
2次コイルの長さlの50%の増加は通常は電子放出物
質の量の約50%の増加をもたらし、それに対応して蛍
光管の寿命が(約50%)長くなる。TPIの増加も、
電子放出物質をケージ状構造上により長い期間にわたり
保持することにより、ランプ寿命の延長につながること
がわかっている。これら2つの特徴をコイルで組み合わ
せることにより、最新型ランプから標準型ランプまで、
約2倍の寿命が実現される。
【0030】このようにして形成されたコイルを(B
a,Ca,Sr)CO3のスラリ又はその他の適切な電子
放出物質スラリで被覆する。スラリは活性化されると電
子放出物質を形成する。コイル上で支持できる三重炭酸
塩材料の量は9〜16mgであるのが好ましい(これは
完成後の長さが10〜12mmのコイルの場合であり、
これより短いコイル又は長いコイルについては、電子放
出物質の量はそれに応じて変わるであろう)。
【0031】このようにして形成された電極は、一般に
T8及びT12と呼ばれているランプのような、直径が
約1"〜11/2"(2.5〜3.8mm)の蛍光灯の陰極/
陽極として使用するのに適している。コイル30が蛍光
管の長さに対してほぼ垂直に配置されるように、第1及
び第2の導電性支持部60、62によりコイル30を口
金に装着する。ガラス管の内面をUV反射被覆膜として
機能する微細なアルミナ粉末で被覆するのが好ましい。
アルミナ粉末を乾燥させた後、希土類蛍光体粉末混合
物、ハロリン酸蛍光体混合物又はその他の選択された蛍
光体材料を含有するスラリによって被覆する。これに代
わるUV反射被覆膜及び蛍光体被覆膜も考えられる。
【0032】電極を管の両端部に密封し、一般に知られ
ているように管を排気し、少量の水銀を投与し、選択さ
れた不活性ガスを充満させる。
【0033】以下の実施例は実現できるランプ寿命の改
善を示す。 実施例
【0034】電流搬送ワイヤの直径、重ね巻きワイヤの
ピッチ、2次コイルのピッチ及び第3のマンドレルの直
径などのコイルパラメータを様々に変えて、T8ランプ
で使用すべき陰極コイルを形成した。それらのパラメー
タの中で有益な結果をもたらすものがあれば、それはど
れかを判定するために、全ての変数を24要因配置実験
で使用した。結果は、電子放出物質の質量と、急速サイ
クル試験における始動回数を判定するために最も重要な
パラメータは第3のマンドレルの直径と、第2のマンド
レルの1インチ当たり巻き数(TPI)であることを指
示していた。電子放出物質の質量は、電子放出物質被覆
膜を乾燥させたコイルのサンプルの重量を測定し、その
後、振動水/酸浴の中で被覆膜を除去し、再び重量を測
定することにより判定された。
【0035】1分オン、1分オフのサイクル、又は5分
オン、5分オフのサイクルのいずれかで蛍光灯の点灯、
消灯を行うことにより急速サイクル試験を実施した。2
つの実験は共に実験構想の各セルで8個のランプについ
て実施された。故障を起こす前の始動回数を記録した。
【0036】表1は、電子放出物質の質量の増加及び急
速サイクル始動の回数に基づいた予測寿命延長をまとめ
たものである。表は、第2のマンドレルのTPIを6
8.6から89.9に増加させたことの効果及び第3のマ
ンドレルの直径を0.86mmから1.25mmに増加さ
せたことの効果を示す。これらの結果は5分オン、5分
オフのサイクルに関する。
【0037】
【表1】
【0038】1分のオン/オフサイクルでも同様の結果
が見られた。結果は予測しない大きなランプ寿命の改善
を示す。
【0039】好ましい実施例を参照して本発明を説明し
た。以上の詳細な説明を読み、理解することにより当業
者には変形及び変更が思い浮かぶであろうということは
自明である。本発明は、特許請求の範囲又はそれに相当
するものの範囲内に入る限りのそのような変形及び変形
の全てを含むとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるランプの部分断面側面図。
【図2】 図1のランプの1次コイル及び電流搬送ワイ
ヤの斜視図。
【図3】 2次コイルを製造するために巻き付けられた
図2の1次コイルの斜視図。
【図4】 3次コイルを製造するために巻き付けられた
2次コイルの斜視図。
【図5】 コイル30の斜視図。
【符号の説明】
10…低圧水銀蒸気放電蛍光灯、12…外囲器、22、
24…電極、26…放電維持充填気体、30…コイル、
32…電子放出物質、40…電流搬送ワイヤ、42…重
ね巻きワイヤ、44…1次コイル、45…第1のマンド
レル、46…第2のマンドレル、47…2次コイル、5
0…第3のマンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イゴール・ブイ・リシチン アメリカ合衆国、オハイオ州、ジョーガ・ カウンティ、シャグリン・フォールズ、ベ インブルック・ロード、8010番 (72)発明者 ツォルト・ブダイ ハンガリー、2100、ゴドール、ポドマニツ キー、25番 Fターム(参考) 5C015 CC02 CC03 CC04 CC14 EE01 EE02 EE03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外囲器(12)と、前記外囲器の内側に
    密封された放電維持充填気体(26)と、 放電を発生させる第1及び第2の電極(22、24)と
    を具備し、少なくとも前記第1の電極は電流搬送ワイヤ
    (40)と、コイル(30)とを含み、前記コイルは、 第1の円筒形部材(45)の周囲に重ね巻きワイヤ(4
    2)を巻き付けることにより形成される第1のコイル構
    造(44)と、 第2の円筒形部材(46)の周囲に前記第1のコイル構
    造を巻き付けることにより形成される第2のコイル構造
    (47)と、 少なくとも1.0mmの直径を有する第3の円筒形部材
    (50)の周囲に前記第2のコイル構造を巻き付けるこ
    とにより形成される第3のコイル構造と、 前記コイル上に付着される電子放出物質(32)とを含
    む放電ランプ(10)。
  2. 【請求項2】 前記第3の円筒形部材(50)は少なく
    とも1.2mmの直径を有する請求項1記載の放電ラン
    プ(10)。
  3. 【請求項3】 前記第3の円筒形部材(50)は少なく
    とも1.2〜1.5mmの直径を有する請求項2記載の放
    電ランプ(10)。
  4. 【請求項4】 前記第2のコイル構造(47)は1イン
    チ当たり少なくとも80の巻き数を有する請求項1記載
    の放電ランプ(10)。
  5. 【請求項5】 前記第2のコイル構造(47)は1イン
    チ当たり少なくとも85の巻き数を有する請求項4記載
    の放電ランプ(10)。
  6. 【請求項6】 前記第3のコイル構造(30)は少なく
    とも10mmの長さである請求項1記載の放電ランプ
    (10)。
  7. 【請求項7】 前記第3のコイル構造(30)は11〜
    12mmの長さであり、ランプはT8ランプである請求
    項6記載の放電ランプ(10)。
  8. 【請求項8】 前記電子放出物質(32)はバリウム、
    ストロンチウム、カルシウム、ジルコニウム及びその組
    み合わせから成る群から選択される酸化物から形成され
    る請求項1記載の放電ランプ(10)。
  9. 【請求項9】 外囲器(12)と、 前記外囲器の内側に密封された放電維持充填気体(2
    6)と、 放電を発生させる第1及び第2の電極(22、24)と
    を具備し、少なくとも前記第1の電極はコイル(30)
    を含み、前記コイルは、 第1の円筒形部材(45)の周囲にワイヤを巻き付ける
    ことにより形成される第1のコイル構造(44)と、 第2の円筒形部材(46)の周囲に前記第1のコイル構
    造を巻き付けることにより形成され、1インチ当たり少
    なくとも80の巻き数(TPI)を示すように互いに離
    間して配置された(48)複数のコイルを有する第2の
    コイル構造(47)と、 第3の円筒形部材(50)の周囲に前記第2のコイル構
    造を巻き付けることにより形成される第3のコイル構造
    と、 前記コイル上に付着される電子放出物質(32)とを含
    む放電ランプ(10)。
  10. 【請求項10】 前記第3の円筒形部材(50)は1〜
    2mmの直径を有する請求項9記載の放電ランプ(1
    0)。
  11. 【請求項11】 前記第3の円筒形部材(50)は1.
    2〜1.5mmの直径を有する請求項10記載の放電ラ
    ンプ(10)。
  12. 【請求項12】 前記第2のコイル構造(47)は1イ
    ンチ当たり少なくとも90の巻き数を有する請求項9記
    載の放電ランプ(10)。
  13. 【請求項13】 前記第2のコイル構造(47)は約3
    0mmの長さである請求項9記載の放電ランプ(1
    0)。
  14. 【請求項14】 前記電子放出物質(32)の量は10
    〜15mgである請求項13記載の放電ランプ(1
    0)。
  15. 【請求項15】 蛍光灯(10)のコイル(30)を形
    成する方法において、 第1の円筒形部材(45)及び電流搬送ワイヤ(40)
    の周囲にワイヤ(42)を巻き付けて第1のコイル構造
    (44)を形成することと、 第2の円筒形部材(46)の周囲に前記第1のコイル構
    造を巻き付けて第2のコイル構造(47)を形成するこ
    とと、 少なくとも1mmの直径を有する第3の円筒形部材(5
    0)の周囲に前記第2のコイル構造を巻き付けて第3の
    コイル構造を形成することと、 加熱されたとき、活性化されると電子を放出する電子放
    出物質(32)で前記第3のコイル構造を被覆すること
    とから成る方法。
  16. 【請求項16】 前記電子放出物質(32)は炭酸バリ
    ウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム及びその組
    み合わせからなる群から選択される炭酸塩を含む請求項
    15記載の方法。
  17. 【請求項17】 第2の円筒形部材(46)に第1のコ
    イル構造(44)を巻き付けて第2のコイル構造(4
    7)を形成する工程は、前記第1のコイル構造を1イン
    チ当たり少なくとも80の巻き数を与える間隔(48)
    で巻き付けることを含む請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第1、第2及び第3の円筒形部材
    (45、46、50)を酸の浴内で溶解させることを更
    に含む請求項15記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第3の円筒形部材(50)は少な
    くとも1mmの直径を有する請求項15記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記第3の円筒形部材は1.2〜1.5
    mmの直径を有する請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記第2のコイル構造(47)は1イ
    ンチ当たり約90の巻き数を有する請求項15記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第3のコイル構造(30)は約1
    1.5mmの長さである請求項15記載の方法。
  23. 【請求項23】 第3のコイル構造を電子放出物質(3
    2)で被覆する工程は、少なくとも9グラムの1つ以上
    の炭酸塩を含む混合物で前記第3のコイル構造を被覆す
    ることを含む請求項22記載の方法。
JP2003041950A 2002-02-21 2003-02-20 瞬時始動回路の蛍光灯電極 Withdrawn JP2003257362A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/080,070 US6809477B2 (en) 2002-02-21 2002-02-21 Fluorescent lamp electrode for instant start circuits
US10/080070 2002-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003257362A true JP2003257362A (ja) 2003-09-12
JP2003257362A5 JP2003257362A5 (ja) 2006-04-06

Family

ID=27733141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003041950A Withdrawn JP2003257362A (ja) 2002-02-21 2003-02-20 瞬時始動回路の蛍光灯電極

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6809477B2 (ja)
EP (1) EP1341207B1 (ja)
JP (1) JP2003257362A (ja)
DE (1) DE60321254D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073479A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Phoenix Denki Kk 放電ランプユニット

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040070324A1 (en) * 2002-02-21 2004-04-15 Lisitsyn Igor V. Fluorescent lamp electrode for instant start and rapid start circuits
JP4208644B2 (ja) * 2003-05-30 2009-01-14 パナソニック株式会社 発光管及び低圧水銀ランプ
JP2007500420A (ja) * 2003-07-29 2007-01-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 所定の破損確率を有する低圧水銀蒸気放電灯
JP4407519B2 (ja) * 2004-01-20 2010-02-03 ソニー株式会社 放電灯、放電灯用電極の製造方法および照明装置
DE102004004655A1 (de) * 2004-01-29 2005-08-18 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Niederdruckentladungslampe
CN1306554C (zh) * 2004-04-20 2007-03-21 陈宗烈 无灯丝热阴极荧光灯
US7193368B2 (en) * 2004-11-12 2007-03-20 General Electric Company Parallel lamps with instant program start electronic ballast
US7420336B2 (en) * 2004-12-30 2008-09-02 General Electric Company Method of controlling cathode voltage with low lamp's arc current
US7462991B2 (en) * 2005-02-16 2008-12-09 Elmet Technologies, Inc. Fluorescent lamp cathode and method of making cathodes
US20070241654A1 (en) * 2005-03-22 2007-10-18 Robert Cassidy Lamp filament design
KR101157289B1 (ko) * 2005-06-30 2012-06-15 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 액정표시장치
KR100795832B1 (ko) * 2005-12-26 2008-01-17 주식회사 디엠에스 막 형성용 조성물, 이를 이용하여 제조된 형광램프 및 이의제조방법
US7893617B2 (en) * 2006-03-01 2011-02-22 General Electric Company Metal electrodes for electric plasma discharge devices
WO2007148656A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Panasonic Corporation 放電ランプ用電極及び放電ランプ
US20110121724A1 (en) * 2008-04-23 2011-05-26 Kumho Electric, Inc. Filament for fluorescent lamp
KR20110017682A (ko) * 2009-08-14 2011-02-22 삼성전자주식회사 램프의 제조방법
CN103563490B (zh) 2011-05-09 2015-09-16 通用电气公司 用于镇流器的改良型可程序启动电路

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2218345A (en) * 1935-04-10 1940-10-15 Spaeth Charles Incandescent lamp
US2306925A (en) 1941-07-29 1942-12-29 Gen Electric Electrode and its fabrication
US3003077A (en) * 1953-07-10 1961-10-03 Sylvania Electric Prod Discharge lamp cathode
US4499401A (en) * 1983-03-03 1985-02-12 General Electric Company Triple coil incandescent filament
DE3573685D1 (en) * 1984-10-17 1989-11-16 Sharp Kk Small size fluorescent lamp
JPS61288366A (ja) * 1985-06-15 1986-12-18 Nec Home Electronics Ltd 曲管形螢光ランプ
JPH02265159A (ja) * 1989-03-08 1990-10-29 Toshiba Lighting & Technol Corp 蛍光ランプ
JP3379613B2 (ja) * 1994-06-30 2003-02-24 東芝ライテック株式会社 蛍光ランプ装置および照明装置
DE19527653A1 (de) * 1995-07-28 1997-01-30 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Elektrodenwendel für Entladungslampen und Verfahren zur Herstellung einer derartigen Elektrodenwendel
CA2185957A1 (en) 1995-10-11 1997-04-12 Jon Bennett Jansma Fluorescent lamp having phosphor layer with additive
US5864209A (en) * 1996-10-30 1999-01-26 Imaging & Sensing Technology Corporation Cathode filament for an ultra-violet discharge lamp
CN1146010C (zh) * 1997-03-27 2004-04-14 皇家菲利浦电子有限公司 低压汞放电灯
EP0946968B1 (en) * 1997-10-22 2004-05-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Low-pressure discharge lamp and compact fluorescent lamp
US6465939B1 (en) * 1999-12-02 2002-10-15 Lcd Lighting, Inc. Robust lamp filament

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073479A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Phoenix Denki Kk 放電ランプユニット

Also Published As

Publication number Publication date
DE60321254D1 (de) 2008-07-10
EP1341207B1 (en) 2008-05-28
EP1341207A2 (en) 2003-09-03
EP1341207A3 (en) 2006-03-29
US20030160554A1 (en) 2003-08-28
US6809477B2 (en) 2004-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003257362A (ja) 瞬時始動回路の蛍光灯電極
EP1521291A2 (en) Fluorescent lamp electrode for instant start and rapid start circuits
US6680574B1 (en) Gas discharge lamp comprising an oxide emitter electrode
EP0688039A2 (en) Fluorescent lamp and manufacture thereof
US7642719B2 (en) Energy efficient fluorescent lamp having an improved starting assembly and preferred method for manufacturing
US20120187871A1 (en) Low-pressure discharge lamp
US20080007178A1 (en) Metal Halide Lamp and Illuminating Device Using the Same
Hofmann et al. Fluorescent Lamps
WO1999021214A1 (en) Low-pressure mercury discharge lamp
US3546519A (en) Fluorescent lamps with coil electrodes and electrode support structure
JP3267694B2 (ja) 低圧水銀蒸気放電ランプ、低圧水銀蒸気放電ランプの点灯方法および低圧水銀蒸気放電ランプ点灯装置
JP2010534914A (ja) 高圧ナトリウム・ランプ用の巻き付けコイル電極デザイン
JP3738880B2 (ja) ショートアーク放電ランプの点灯装置
JPH05190138A (ja) 色調の安定と寿命の延長を改善した負グロー放電ランプ
JP2002056805A (ja) 蛍光ランプ
JP2004031061A (ja) 低圧放電ランプおよび放電ランプ点灯装置
JP4258368B2 (ja) 無電極放電ランプ
JP4880623B2 (ja) 蛍光ランプ
JP2000285863A (ja) 低圧放電灯
JPH0877966A (ja) 低圧水銀蒸気放電ランプおよび放電ランプ点灯装置ならびに照明装置
JPS6030065B2 (ja) 金属蒸気放電灯
JP2005108564A (ja) 放電灯
JP2007066652A (ja) 蛍光ランプ
JPH08124523A (ja) 蛍光ランプ、放電灯点灯装置および照明装置
JP2009129832A (ja) 蛍光ランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060216

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080814