JP2003257045A - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JP2003257045A JP2002057251A JP2002057251A JP2003257045A JP 2003257045 A JP2003257045 A JP 2003257045A JP 2002057251 A JP2002057251 A JP 2002057251A JP 2002057251 A JP2002057251 A JP 2002057251A JP 2003257045 A JP2003257045 A JP 2003257045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な検出装置を用いることなく球面収差
等の補正を行なう光ディスクおよび光ディスク装置を提
供する。 【解決手段】 光ディスク10の複数の領域11〜1
8それぞれの物理的特徴が予めBCA19に記録されて
いる。すなわち、複数の領域を有する光ディスクであっ
て、光ディスク製造時に発生する複数の領域それぞれに
対する物理的特徴が予め記録された光ディスクを提供す
る。また、複数の領域を有する光ディスクであって、複
数の領域それぞれの物理的特徴が、光ディスクに記録さ
れる他の情報よりも低い密度で予め記録された光ディス
クを提供する。さらに本発明では、そのような物理的特
徴を再生する手段と、再生した物理的特徴を保持する手
段と、物理的特徴に応じて光ディスクに照射するスポッ
ト形状を補正する手段を備えた光ディスク装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の情報の再
生、追記、若しくは書き換えが可能な光ディスク、およ
びこれに情報を記録若しくはこれより情報を再生する光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは高密度化の一途を辿
っている。DVDよりもさらに高密度の記録を行なうた
めに、より波長の短いレーザ、よりNAの高いレンズを
用いることにより、レーザのスポットサイズをより小さ
くした高密度光ディスクの研究が行なわれている。しか
しながら、スポットサイズを小さくすることにより、保
護層の厚みむらにより発生する球面収差やディスク傾き
により発生するコマ収差の影響はDVDよりもさらに大き
なものとなっている。
【0003】特開2001−307349号公報では、
ディスクからの反射光が光検出器に集光する前に、回折
格子により光束の内側と外側を別々の光検出器に集光さ
せて得られる球面収差信号に従い球面収差を補正するも
のが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、球面収
差の補正装置のみならず球面収差の検出装置までも光ピ
ックアップに組み込まなくてはならないため、部品およ
び工数増加のためにコストアップは避けられない。ま
た、光ピックアップの小型化・軽量化する際にも課題と
なる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、特別な検出装
置を用いることなく球面収差等の補正を行なう光ディス
クおよび光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の光ディスクは、複数の領域それぞれの物理的
特徴が予め記録されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明の光ディスク装置は、前記物
理的特徴を再生し、再生した物理的特徴に応じて前記光
ディスクに照射するスポット形状を補正することを特徴
とする。
【0008】具体的には、本発明の光ディスクは、複数
の領域を有する光ディスクであって、前記光ディスク製
造時に発生する前記複数の領域それぞれに対する物理的
特徴が予め記録されている。これにより上記目的を達成
できる。
【0009】複数の領域を有する光ディスクは、前記複
数の領域それぞれの物理的特徴が前記光ディスクに記録
される他の情報よりも低い密度で予め記録されていても
よい。
【0010】光ディスクは、前記物理的特徴が記録され
た、かつ光ピックアップによって読み取り可能なバーコ
ード(以下BCA)が形成されていてもよい。
【0011】前記物理的特徴は、前記光ディスクにおけ
る透明保護層の厚みむらに係る物理定数であってもよ
い。
【0012】前記物理的特徴は、前記光ディスクの反り
量に係る物理定数であってもよい。
【0013】前記複数の領域は、前記光ディスクの少な
くとも半径方向あるいは円周方向のどちらかに分割され
ていてもよい。
【0014】円周方向に分割された前記複数の領域は、
前記BCAの形成開始位置を基準として分割されていて
もよい。
【0015】円周方向に分割された前記複数の領域は、
前記BCAの形成終了位置を基準として分割されていて
もよい。
【0016】前記複数の領域は、前記物理的特徴毎に異
なる方法で分割されていてもよい。
【0017】前記複数の領域の分割方法が前記光ディス
クに予め記録されていてもよい。
【0018】前記複数の領域の分割方法は、前記光ディ
スクのBCAに記録されていてもよい。
【0019】本発明による光ディスク装置は、複数の領
域を有する光ディスクであって、前記光ディスクの製造
時に発生する前記複数の領域それぞれの物理的特徴が予
め記録された光ディスクを再生し、前記物理的特徴を再
生する手段と、前記再生した物理的特徴を保持する手段
と、前記物理的特徴に応じて前記光ディスクに照射する
スポット形状を補正する手段を備えている。これにより
上記目的を達成できる。
【0020】前記複数の領域毎に前記物理的特徴の補正
量を切り替える光ディスク装置であって、前記光ディス
クに記録されている前記物理的特徴を初期値として、前
記複数の領域毎の最適な補正量を探索してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施
の形態における光ディスクを示した正面図であり、10
は光ディスク、11〜18は光ディスク10の記録面を
分割した領域である。
【0022】光ディスク作成時には、意図しないさまざ
まな歪み・ばらつきが発生する。光ディスク10を作成
後、記録面の各領域11〜18に対して、それぞれ光デ
ィスク10作成時に発生した歪み・ばらつきを計測す
る。計測すべき光ディスク10の歪み・ばらつきとして
は、例えば、光ディスク10の透明保護層の厚みむら、
光ディスク10の反り、などが挙げられる。光ディスク
10の歪み・ばらつきの計測結果は、補正情報として光
ディスク10の特定の場所に記録する。光ディスク10
の補正情報は、光ディスク10に記録されているユーザ
データを再生する際に、光ディスク10作成時に発生し
た歪み・ばらつきを補正し、再生信号の品質を改善する
ために用いることを考えると、ユーザデータとは異な
り、様々な補正を行なわずとも安定して読み出せる、す
なわちユーザデータよりも低い密度で記録されることが
望ましい。光ディスク10の補正情報の記録場所として
は、光ディスク10の内周部にあるBCA19が望まし
い。
【0023】BCA(Burst Cutting A
rea)とは、例えば特開平09−814144号公報
に示されるように、光ディスク作成後に高出力レーザに
よる膜破壊や相変化膜の初期化により、バーコード状に
記録される情報であり、光ピックアップにより読み取り
が可能なものである。
【0024】図7を用いて、BCAに記録する補正情報
の構成を説明する。図7は、BCAに記録する補正情報
の構成を示した構成図であり、61〜65は、BCAに
記録する補正情報の構成である。BCAに記録される補
正情報は、図7(A)に示すように、補正情報の構成6
1で、領域11〜18それぞれの補正情報がBCAに記
録される。例えば、各領域の補正情報は4ビット(16
進数で1桁)で記録され、“0”が0.0μm、“1”
〜“7”がそれぞれ0.5〜3.5μm、“8”〜
“F”がそれぞれ−4.5〜−0.5μmに対応する。
補正が必要な透明保護層の厚み誤差が、それぞれ、領域
11は1.0μm、領域12は0.0μm、領域13は
−0.5μm、領域14は−1.0μm、領域15は
1.5μm、領域16は0.5μm、領域17は−1.
5μm、領域18は1.5μm、であるとすると、BC
Aに記録される補正情報は図7(B)に示す補正情報の
構成62となる。
【0025】各領域と補正情報の関係であるが、各領域
の中心点における(例えば厚み誤差の)測定データを補
正情報としてもよいし、各領域をさらに分割し、それぞ
れにおける測定データを平均化したものと補正情報とし
てもよい。
【0026】なお、図1では光ディスク10を半径方向
に2領域、円周方向に4領域の、合計8領域に分割した
が、分割する領域は、これより多くてもよく、これより
少なくてもよい。ここでいう「分割」とは、例えばゾー
ン分割若しくはセクタ分割といったような、光ディスク
のデータ構造と直接関係のあるものではなく、前記補正
情報の測定位置を特定する目的で定義された、仮想上の
ものである。従って、CLVストリーマ記録された光デ
ィスクにおいても当然に適用することができる。
【0027】次に、図2、図3を用いて、光ディスク記
録面の分割方法について説明する。図2は、図1の光デ
ィスクの他の領域分割方法を示した正面図であり、21
〜24は光ディスク10の記録面を分割した領域であ
る。図3は、図1の光ディスクの他の領域分割方法を示
した正面図であり、31〜44は光ディスク10の記録
面を分割した領域である。
【0028】光ディスク10の記録面の分割方法は、光
ディスク10に記録する補正情報の特性に合わせて変更
してもよい。例えば、光ディスク10の反り量は、円周
方向への変化よりも半径方向への変化が大きい。従っ
て、図2に示すように半径方向に対してより多くの領域
21〜24に分割することが望ましい。
【0029】例えば、光ディスク10の透明保護層の厚
みは、半径方向、円周方向に関係なく変化する。従っ
て、図1に示すように半径方向および円周方向の領域1
1〜18に分割することが望ましい。さらに、図3に示
すように、半径方向の複数の領域に分割した後、半径方
向の各領域毎に円周方向の分割数を異なるものとし、領
域31〜44がほぼ同じ面積となるように分割してもよ
い。
【0030】なお、先述のように本実施の形態における
「分割」は実際の光ディスクのデータ構造とは無関係で
あるので、円周方向に領域分割する場合には、インデッ
クスホールのような基準となる位置情報が必要となる
が、例えば、BCAの記録開始位置または終了位置を基
準位置とすればよい。
【0031】なお、領域分割方法を可変とする場合に
は、補正情報と共に光ディスク10に領域分割方法を記
録すればよい。この場合、BCAに記録する補正情報の
構成は、図7(C)に示す補正情報の構成63のように
すればよい。さらに、同一の領域分割方法で異なる種類
A,Bの補正情報を記録する場合には、BCAに記録す
る補正情報の構成は、図7(D)に示す補正情報の構成
64のようにすればよい。
【0032】光ディスク10の反り量と透明保護層の厚
みのように、変化の特性が異なる複数の補正情報を光デ
ィスク10に記録する際には、例えば、透明保護層の厚
みの補正情報に関しては図3に示す領域分割方法を用
い、光ディスク10の反り量の補正情報に関しては図2
に示す領域分割方法を用いる、というように、補正情報
の種類毎に異なる領域分割方法を用いてもよい。この場
合、BCAに記録する補正情報の構成は、図7(E)に
示すように、光ディスク10の反り量(Aとする)と透
明保護層の厚み(Bとする)それぞれの領域分割方法と
補正情報をセットとした補正情報の構成65のようにす
ればよい。
【0033】なお、補正情報として記録する物理的特徴
は、光ディスク全面に渡り均一であることが望ましい。
しかし、光ディスク作成時に意図せず発生するばらつき
であるため、任意の補正情報を持つ光ディスクを意図的
に作成することは事実上困難である。従って、光ディス
クに記録される補正情報を、著作権情報の鍵として利用
することも考えられる。
【0034】また、本実施の形態ではBCAとしたが、
ユーザデータとは異なり様々な補正を行なわずとも安定
して読み出せるなら、これに限定されることはない。例
えば、通常のデータ領域に記録密度を落として記録した
ものであってもよい。また、特定の領域(例えば2層デ
ィスクにおける第1層の最内周領域)における補正情報
のみをBCAに記録しておき、その他の領域における情
報は当該特定領域に、通常のデータ密度で記録するもの
であってもよい。当該特定領域における補正量が事前に
判明すれば、その領域は確実にアクセスできるからであ
る。
【0035】なお、通常のデータ密度よりも低い密度で
補正情報を記録する具体的方法については、単に記録マ
ークサイズを大きくするだけに限定されない。たとえ
ば、通常のデータ密度であっても、その情報を多重記録
(同じ情報を数回繰り返して記録する)するのも、実質
的に記録密度を下げて読み取り信頼性を向上させたこと
になる。
【0036】次に、図4を用いて本発明の光ディスクを
記録・再生する光ディスク装置について説明する。図4
は、本発明の光ディスクを記録・再生する光ディスク装
置のブロック図であり、50はモータ、51は光ディス
ク、52は光ピックアップ、53はBCA再生回路、5
4は補正情報データバッファ、55は半径位置検出回
路、56は補正回路、57は領域判別回路である。
【0037】モータ50は、光ディスク51を所定の回
転数で回転させ、さらに回転角情報を領域判別回路57
へ出力する。光ピックアップ52は、光ディスク51か
らの再生信号をBCA再生回路53へ出力する。BCA
再生回路53は、再生信号からBCAに記録されたデー
タを再生し、再生したデータ中に含まれる光ディスク5
1の補正情報を補正情報バッファ54に出力する。さら
に、再生したデータ中に領域分割情報が含まれている場
合には、領域分割情報を領域判別回路57へ出力する。
補正情報バッファ54は、BCA再生回路53からの補
正情報を保持し、補正回路56へ補正情報を出力する。
半径位置検出回路55は、光ピックアップ52から出射
されるレーザの光ディスク51上での焦点の半径方向の
位置を検出し、領域判別回路57へ半径位置情報を出力
する。領域判別回路57は、モータ50からの回転角情
報と、半径位置検出回路55からの半径位置情報より、
予め決められた領域分割情報、若しくはBCA再生回路
53より得られる領域分割情報に従い、光ピックアップ
52が再生中の光ディスク51の領域情報を補正回路5
6へ出力する。補正回路56は、領域情報に従った補正
データを補正情報バッファ54より選択し、補正情報の
種類・大きさに応じた補正信号を光ピックアップ52へ
出力する。さらに、光ピックアップ52は、補正信号に
応じてデータの記録・再生時に必要な補正を行なう。
【0038】例えば、光ディスク51の透明保護層の厚
みむら補正情報からは球面収差補正を行なうことがで
き、光ディスク51の反り量補正情報からはチルト補正
を行なうことができる。つまり、上記の補正は、情報記
録面におけるスポット形状を適切な形状にすることで実
現する。
【0039】例えば球面収差補正の場合、凹凸レンズの
組み合わせで形成されたアフォーカル光学系の当該凹凸
レンズ間の距離を変えることにより、任意に球面収差を
補正することができる。また、任意の瞳面位置における
実質的光路長を変化させる液晶素子のようなものを用い
た補正も可能である。
【0040】なお、光ディスク51に複数種類の補正情
報が記録されている場合には、図4では1本の接続線で
示しているが、BCA再生回路53はそれぞれの補正情
報を補正情報バッファ54へ出力し、それぞれの領域分
割情報を領域判別回路57へ出力する。補正情報バッフ
ァ54はそれぞれの補正情報を保持し、補正回路56へ
それぞれの補正情報を出力する。領域判別回路57はそ
れぞれの領域を判別し、それぞれの領域情報を補正回路
56へ出力する。補正回路56は、それぞれの領域情報
に従った補正情報を補正情報バッファ54より選択し、
補正情報の種類・大きさに応じたそれぞれの補正信号を
光ピックアップ52へ出力する。さらに、光ピックアッ
プ52は、それぞれの補正信号に応じてデータの記録・
再生時に必要な補正をそれぞれ独立に行なう。
【0041】なお、半径位置検出回路55は、光ディス
ク51より再生されるアドレス情報より、光ピックアッ
プ52から出射されるレーザの光ディスク51上での焦
点の半径方向の位置を検出してもよい。
【0042】次に、図5を用いて、補正量の微調整を行
なう、本発明の光ディスクを記録・再生する光ディスク
装置について説明する。図5は、図4に補正量の微調整
を行なう回路を追加した、本発明の光ディスクを記録・
再生する光ディスク装置のブロック図であり、58は信
号品質判別回路、59は補正情報調整回路である。
【0043】光ピックアップ52は、BCA再生回路5
3に加え、信号品質判別回路58へも再生信号を出力す
る。領域判別回路57は、補正回路56に加え、補正情
報調整回路59へも領域情報を出力する。信号品質判別
回路58は、再生信号の品質を判別して、信号品質情報
を補正情報調整回路59へ出力する。再生信号の品質
は、例えば、再生信号のジッターや再生信号のエラーレ
ートなどにより判別することができる。補正情報調整回
路59は、補正情報バッファ54から補正回路56へ出
力される補正情報を変化させ、信号品質情報が最良とな
る補正情報の調整量を各領域毎に探索し、ユーザデータ
を光ディスク51への記録および光ディスク51からの
再生するときには、探索結果に基づき、領域情報に従っ
て補正情報を調整した調整後補正情報を補正回路56へ
出力する。
【0044】なお、図6に示すように、補正情報調整回
路59は、補正回路56に加え、補正情報バッファ54
にも調整後補正情報を出力し、補正情報バッファ54
は、探索時には補正情報を補正情報調整回路59経由で
補正回路56へ出力し、探索が終了すれば、補正情報調
整回路59からの調整後補正情報を保持し、ユーザデー
タを光ディスク51への記録および光ディスク51から
の再生するときには、調整後補正情報を補正回路56へ
出力してもよい。図6は、図5の光ディスク装置の接続
を一部変更したブロック図である。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、光ディスク作成
時に発生する様々な歪み・ばらつきの情報を光ディスク
作成後に測定し光ディスクに記録しておくことにより、
特別な検出器を設けることなく歪み・ばらつきの補正を
行なうことができる。また、記録されている補正情報を
基に探索を行なうことにより、光ディスク記録・再生装
置の起動時に必要な時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における光ディスクを示
した正面図
【図2】 図1の光ディスクの他の領域分割方法を示し
た正面図
【図3】 図1の光ディスクの他の領域分割方法を示し
た正面図
【図4】 本発明の光ディスクを記録・再生する光ディ
スク装置のブロック図
【図5】 図4に補正量の微調整を行なう回路を追加し
た、本発明の光ディスクを記録・再生する光ディスク装
置のブロック図
【図6】 図5の光ディスク装置の接続を一部変更した
ブロック図
【図7】 本発明の実施の形態におけるBCAに記録さ
れる補正情報の構成を示した構成図
【符号の説明】
10、51 光ディスク 11〜18、21〜24、31〜44 光ディスク10
の記録面を分割した領域 19 BCA 50 モータ 52 光ピックアップ 53 BCA再生回路 54 補正情報バッファ 55 半径位置検出回路 56 補正回路 57 領域判別回路 58 信号品質判別回路 59 補正情報調整回路 61〜65 補正情報の構成
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 CC14 GG32 JJ11 5D119 AA22 BA01 EB01 EC01 5D789 AA22 BA01 EB01 EC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の領域を有する光ディスクであっ
    て、前記光ディスク製造時に発生する前記複数の領域そ
    れぞれに対する物理的特徴が予め記録されていることを
    特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 複数の領域を有する光ディスクであっ
    て、前記複数の領域それぞれの物理的特徴が前記光ディ
    スクに記録される他の情報よりも低い密度で予め記録さ
    れていることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記物理的特徴が記録された、かつ光ピ
    ックアップによって読み取り可能なバーコード(以下B
    CA)が形成されていることを特徴とする、請求項1ま
    たは2記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記物理的特徴は、前記光ディスクにお
    ける透明保護層の厚みむらに係る物理定数であることを
    特徴とする、請求項1または2記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 前記物理的特徴は、前記光ディスクの反
    り量に係る物理定数であることを特徴とする、請求項1
    または2記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記複数の領域は、前記光ディスクの少
    なくとも半径方向あるいは円周方向のどちらかに分割さ
    れていることを特徴とする、請求項1または2記載の光
    ディスク。
  7. 【請求項7】 円周方向に分割された前記複数の領域
    は、前記BCAの形成開始位置を基準として分割されて
    いることを特徴とする、請求項3または請求項6記載の
    光ディスク。
  8. 【請求項8】 円周方向に分割された前記複数の領域
    は、前記BCAの形成終了位置を基準として分割されて
    いることを特徴とする、請求項3または請求項6記載の
    光ディスク。
  9. 【請求項9】 前記複数の領域は、前記物理的特徴毎に
    異なる方法で分割されていることを特徴とする、請求項
    1または2記載の光ディスク。
  10. 【請求項10】 前記複数の領域の分割方法が前記光デ
    ィスクに予め記録されていることを特徴とする、請求項
    1または2記載の光ディスク。
  11. 【請求項11】 前記複数の領域の分割方法は、前記光
    ディスクのBCAに記録されていることを特徴とする、
    請求項10記載の光ディスク。
  12. 【請求項12】 複数の領域を有する光ディスクであっ
    て、前記光ディスクの製造時に発生する前記複数の領域
    それぞれの物理的特徴が予め記録された光ディスクを再
    生する光ディスク装置であって、前記物理的特徴を再生
    する手段と、前記再生した物理的特徴を保持する手段
    と、前記物理的特徴に応じて前記光ディスクに照射する
    スポット形状を補正する手段を備えることを特徴とする
    光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の領域毎に前記物理的特徴の
    補正量を切り替える光ディスク装置であって、前記光デ
    ィスクに記録されている前記物理的特徴を初期値とし
    て、前記複数の領域毎の最適な補正量を探索することを
    特徴とする、請求項12記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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