JP2003256595A - コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2003256595A
JP2003256595A JP2002050297A JP2002050297A JP2003256595A JP 2003256595 A JP2003256595 A JP 2003256595A JP 2002050297 A JP2002050297 A JP 2002050297A JP 2002050297 A JP2002050297 A JP 2002050297A JP 2003256595 A JP2003256595 A JP 2003256595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
bio
personal
information
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002050297A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Fukuda
富美男 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Comware Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Comware Corp filed Critical NTT Comware Corp
Priority to JP2002050297A priority Critical patent/JP2003256595A/ja
Publication of JP2003256595A publication Critical patent/JP2003256595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の契約をしてコンテンツをダウンロード
した本人であれば、マシンIDが異なるパソコンを用い
てもコンテンツを再生できる。 【解決手段】 AがパソコンPC-Xよりバイオ情報を取り
込みS31、バイオ個人データと前回のバイオ個人ID
とをバイオデータセンタへ送信するS32。バイオデー
タセンタは、バイオ個人データとバイオ個人IDとを照
合してOKをパソコンPC-Xへ送信するとS33、Aはパ
ソコンPC-Xでコンテンツを再生できる。Aがこのコンテ
ンツとライセンスをコピーして他のパソコンPC-Yで再生
しようとするとS34、ライセンスに記録されたマシン
IDとパソコン本体のマシンIDを比較照合しても一致
せず、バイオ個人データの入力を要求する。Aはパソコ
ンPC-Yに自分のバイオ個人データを取込みバイオ個人I
Dと共にバイオデータセンタへ送信する。Aは照合結果
OKを得てパソコンPC-Yよりコンテンツを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツの著作権を保護するために、コンテンツの配信を受け
る利用者を個人単位で認証するコンテンツ配信認証シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット上で音楽や動
画などのコンテンツを配信する場合、配信されるコンテ
ンツは著作権法によって保護されているので、ユーザは
無断でコンテンツを利用することはできない。例えば、
プロバイダが管理するDRM(Digital Rights Managem
ent)によって配信するコンテンツの著作権が保護・管
理されている。尚、DRMとはコンテンツをインターネ
ット上で安全に配信するためのテクノロジである。この
DRMによれば、コンテンツとその著作権を一つにまと
めて暗号化し、コンテンツを利用するためのライセンス
契約としてユーザに配信することにより、コンテンツの
著作権管理を容易に行うことができる。また、DRMに
よるコンテンツの著作権管理は、ユーザが所有するパー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンという)のマシン
ID毎に対応して行われている。以下、本発明では、ユ
ーザをコンシューマと云うことにする。
【0003】図7は、従来のコンテンツ配信認証システ
ムの概念図である。同図において、コンシューマAは、
プロバイダPからコンテンツを購入してパソコンPC1
にダウンロードしたとき、ダウンロードしたコンテンツ
に対してプレイヤのプレイボタンをクリックする。この
ような操作によって、コンシューマAのプレイヤからプ
ロバイダPに対して、パソコンPC1のマシンID“1
234”が記録されたライセンスの発行要求が送信され
る。すると、プロバイダPは、マシンID“1234”
の記録されたライセンスをパソコンPC1のプレイヤへ
送信する。これによって、パソコンPC1は、受信した
ライセンスに記録されたマシンID“1234”と自身
のマシンID“1234”とを比較照合し、両者のマシ
ンIDが一致する場合には、プレイヤによって所望のコ
ンテンツを再生することができる。尚、代金の支払いに
ついては、コンシューマAがプレイヤのクリックボタン
を押したときに決済画面が表示されるので、そこでクレ
ジットカードなどのカード番号を入力したり、その他の
決済方法を選択したりすることによって処理することが
できる。
【0004】しかし、別のコンシューマBが、コンシュ
ーマAの所有するパソコンPC1でダウンロードしたコ
ンテンツ及びライセンスをコピーして自分のパソコンP
C3で再生しようとすると、コピーされたライセンスの
マシンID“1234”と自分のパソコンPC3のマシ
ンID“9999”とが一致しないので、コンシューマ
BはパソコンPC3によってコンテンツを再生すること
ができない。このようにして、コンシューマBの不正コ
ピーによる著作権侵害を防止している。また、コンシュ
ーマAが、自分のパソコンPC1でダウンロードしたコ
ンテンツを自分が所有するパソコンPC2で再生しよう
とすると、ライセンスのマシンID“1234”とパソ
コンPC2のマシンID“5555”とは一致しないの
で、前述と同様に、コンシューマAは、自分のパソコン
PC2であってもコンテンツを再生することができな
い。つまり、コンシューマAが自分のパソコンPC1で
ダウンロードしたコンテンツを自分のパソコンPC2で
再生しようとしても、コンテンツコピーによる不正利用
と見なして再生を防止している。
【0005】このように、一般のコンシューマは所定の
パソコンを用いてプロバイダと契約して(つまり代金を
支払って)ライセンスを取得した後に、プロバイダから
配信されたコンテンツを所定のパソコンによって再生し
ている。このときライセンスには該当するパソコンのマ
シンIDが登録されるので、パソコンが異なるとマシン
IDも異なるので配信されたコンテンツを再生すること
ができない。つまり、パソコンとそれを利用するコンシ
ューマは一致しているものと見なしているので、コンテ
ンツ利用者の特定は、一般的にはパソコンに固有のマシ
ンIDのみで判定している。そのため、正規の手続きに
よってダウンロードしたコンテンツの再生はダウンロー
ドしたパソコンにのみ限定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンテンツ配信認証システムでは、コンシューマが
正規の手続きで購入したコンテンツであるにも関わら
ず、自分が所有している他のパソコンではそのコンテン
ツを再生できないという不具合が生じる。例えば、コン
シューマがライセンス契約して自宅でダウンロードした
コンテンツを、自分の所有する別のパソコンで再生しよ
うとしたり、自分で事務所などへ持って行き別のパソコ
ンで再生しようとしても、マシンIDが異なるのでコン
テンツを再生することができない。つまり、登録したマ
シンIDに該当するパソコン以外ではコンテンツを再生
することができない。このため、正規の手続きによって
取得したコンテンツの利用範囲が限定されて、コンテン
ツ再生時の使い勝手がよくないなどの不具合が生じる。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、所定の契約をしてコン
テンツをダウンロードした本人であれば、マシンIDが
異なる何れのパソコンを用いてもそのコンテンツを再生
することができるようなコンテンツ配信認証システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のコンテンツ配信認証システムは、コンテン
ツの再生を行う正当性を認証して該コンテンツの再生の
可否を決定するコンテンツ配信認証システムにおいて、
コンテンツの再生を行う利用者の身体的特徴を示すバイ
オ情報を入力し、再生する正当性が認証されたときコン
テンツの再生を行うコンテンツ再生手段と、コンテンツ
再生手段から取得した前記バイオ情報を保存すると共
に、バイオ情報をコンテンツ再生手段に送信するバイオ
情報管理手段と、コンテンツを再生しようとするコンテ
ンツ再生手段に対して、利用者を特定するバイオ情報を
含んだライセンスの配信を行うコンテンツ配信手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】本発明のコンテンツ配信認証システムによ
れば、パソコンを利用する利用者を特定するために、利
用者自身の身体的特徴を示す指紋や声紋や虹彩などの個
人的なバイオ情報を用いている。したがって、コンテン
ツを正規に購入した者であれば、ダウンロードしたパソ
コンに限定されることなく、どのパソコンからでも自由
にコンテンツを再生することができる。これによって、
コンテンツ再生時のパソコンの使用環境が拡大されて使
い勝手が極めてよくなる。また、コンテンツを購入した
以外の者はどのパソコンを使ってもコンテンツを再生す
ることはできない。したがって、第三者がコンテンツを
正規に購入した者のパソコンを不正に取得しても、その
パソコンからコンテンツを再生することはできない。
【0010】また、本発明のコンテンツ配信認証システ
ムは、バイオ情報管理手段がコンテンツ再生手段に送信
するバイオ情報はユニークな符号に置換されたバイオ個
人IDであり、コンテンツ配信手段は、バイオ個人ID
に基づいてコンテンツの再生を行う利用者を特定するこ
とを特徴とする。つまり、本発明のコンテンツ配信認証
システムによれば、バイオ個人データは指紋や声紋や虹
彩などの個人の特徴に関わるデータであるので、外部に
漏れて利用された場合は対応のしようがない。そこでバ
イオ情報の流通の安全性を確保するために、バイオ個人
データをユニークなバイオ個人IDに変換してバイオ情
報として流通するようにしている。このようなバイオ個
人IDであれば、万一、外部に漏れても別なコード番号
に置き換えることができるので、危険性が拡大すること
を未然に防ぐことができる。
【0011】また、本発明のコンテンツ配信認証システ
ムは、コンテンツ再生手段は固有のマシンIDを備え、
コンテンツ配信手段は、バイオ個人IDとマシンIDと
を併用してコンテンツの再生を行う利用者を特定するこ
とを特徴とする。つまり、本発明のコンテンツ配信認証
システムによれば、パソコン固有のマシンIDを併用し
て認証を行っているので、最初にコンテンツを再生する
ときに個人のバイオ情報を登録しておけば、同一パソコ
ンで再生する場合は、再生の都度バイオ情報による個人
認証を行わなくてもマシンIDによって認証が行われる
ので、パソコン利用者のバイオ情報取り込みの負担を軽
減することができる。但し、認証の正確性を確保するた
めに、数回のマシンIDによる認証ごとに1回の割合で
バイオ情報による認証を行うようにすることが望まし
い。
【0012】また、本発明のコンテンツ配信認証方法
は、コンテンツの再生を行う正当性を認証してコンテン
ツの再生の可否を決定するコンテンツ配信認証方法にお
いて、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段から
利用者の身体的特徴を示すバイオ情報を入力する手順
と、バイオ情報を管理するバイオ情報管理手段がコンテ
ンツ再生手段よりバイオ情報を受信して保存すると共
に、バイオ情報をコンテンツ再生手段に送信する手順
と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段が、コン
テンツを再生しようとするコンテンツ再生手段に対し
て、利用者を特定するバイオ情報を含んだライセンスの
配信を行う手順とを含むことを特徴とする。
【0013】また、本発明のコンテンツ配信認証方法
は、バイオ情報管理手段がコンテンツ再生手段に送信す
るバイオ情報はユニークな符号に置換されたバイオ個人
IDであり、コンテンツ配信手段は、バイオ個人IDに
基づいてコンテンツの再生を行う利用者を特定すること
を特徴とする。
【0014】また、本発明のコンテンツ配信認証方法
は、コンテンツ再生手段は固有のマシンIDを備え、コ
ンテンツ配信手段は、バイオ個人IDとマシンIDとを
併用してコンテンツの再生を行う利用者を特定すること
を特徴とする。
【0015】また、本発明は、上記の各コンテンツ配信
認証方法をコンピュータに実行させるプログラム、およ
び上記の各コンテンツ配信認証方法を実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体にも適用される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるコンテンツ配信認証システムの実施の形態を詳細に
説明する。本発明のコンテンツ配信認証システムは、コ
ンテンツ利用者の特定を行うために、パソコンのマシン
IDとバイオメトリクスの個人データであるバイオ個人
IDとを併用して本人確認をすることによって、コンテ
ンツ利用者本人であれば、何れのパソコンを利用しても
コンテンツを再生することができようにしたことを特徴
としている。例えば、初回のダウンロード時にバイオ個
人IDによる本人確認を行えば、次回のダウンロード時
から数回は、マシンIDが一致していれば同一利用者と
見なしてコンテンツの再生ができるようにすると共に、
マシンIDが一致しない場合でもバイオ個人IDが一致
している場合は同一利用者と見なして再生がきるように
する。そして、マシンIDもバイオ個人IDも一致しな
い場合のみ別な利用者と見なしてコンテンツの再生がで
きないようにする。尚、バイオメトリクスとは、指紋や
声紋や虹彩などの個人の身体的特徴を示す個人情報を利
用して本人認証を行う認証システムである。
【0017】また、バイオメトリクスによるバイオ個人
データをそのままライセンスに記録すると、ライセンス
をコピーされた場合にその個人データが不特定多数の人
に出回ってしまって安全性に問題を生じるので、バイオ
個人データをユニークなID番号に変換してバイオ個人
IDとし、そのバイオ個人IDの番号をライセンスに記
録するようにする。このとき、バイオ個人IDを利用す
るメリットは、万一、ライセンスに付与されているバイ
オ個人IDが外部に漏れた場合でも、他の番号のバイオ
個人IDに振り替えることによって対処することができ
る。ところが、生のバイオ個人データの場合は外部に漏
れた場合でも他のデータに置き換えることができないの
で対処のしようがない。
【0018】また、コンテンツをダウンロードしたり再
生したりする度にバイオメトリクス(バイオ個人ID)
による認証を行うことは利用者に負担がかかって利便性
に問題があるので、マシンIDを併用することによって
利用者の特定を行う。このとき、バイオ個人IDが外部
に漏れることを考慮して、コンテンツの再生を数回行う
毎に1回ずつバイオ個人IDによる認証を行うようにす
る。例えば、マシンIDによる認証を5回行ったら1回
の割合でバイオ個人IDによる本人認証を行うようにす
る。このようにして、コンテンツ再生回数の数回をマシ
ンIDで認証し、途中のコンテンツ再生においてはバイ
オ個人IDによる認証を1回割り込ませる。このように
することによって、利用者の利便性と認証の正確性とを
確保している。
【0019】以下、図面を用いて本発明におけるコンテ
ンツ配信認証システムを詳細に説明する。図1は、本発
明におけるコンテンツ配信認証システムの動作の流れを
示す概念図である。同図において、コンシューマAは、
予め、自宅1のパソコンPC1のマシンIDと共に、コ
ンシューマA自身の指紋や声紋などのバイオ個人データ
をバイオデータセンタ11に登録しておき、バイオデー
タセンタ11からバイオ個人データに対応するバイオ個
人IDを取得しておく。尚、バイオ個人データを登録す
る契機は、コンシューマAがコンテンツを再生しようと
してライセンスの発行要求の処理が行われたときであ
る。そして、コンシューマAがプロバイダ3からコンテ
ンツを購入して自宅1のパソコンPC1にダウンロード
しようとするときは、プロバイダ3に所定の契約代金を
支払い、コンシューマAのバイオ個人ID“2222”
の記録されたライセンスの発行を要求する。すると、プ
ロバイダ3は、バイオ個人ID“2222”の記録され
たライセンスをパソコンPC1へ送信する。パソコンP
C1は、受信したライセンスに記録されたバイオ個人I
D“2222”とコンシューマA自身の所有するバイオ
個人ID“2222”とを比較照合する。このとき、操
作者はコンシューマA自身であるので、両者のバイオ個
人ID“2222”が一致し、所望のコンテンツをパソ
コンPC1のプレイヤによって再生することができる。
【0020】また、コンシューマAが、自宅1のパソコ
ンPC1でダウンロードしたコンテンツを自分部が所有
する別のパソコンPC2で再生しようとする場合でも、
パソコンPC2の操作者はコンシューマA自身であるの
でバイオ個人ID“2222”が読み取られる。したが
って、ライセンスに記録されたバイオ個人ID“222
2”とコンシューマAのバイオ個人ID“2222”と
は一致するので、コンシューマAの操作するパソコンP
C2によってコンテンツを再生することができる。
【0021】さらに、コンシューマAが自分のパソコン
PC1でダウンロードしたコンテンツをコピーして会社
2のパソコンPC3で再生する場合も、前述と同様に、
コンシューマAのバイオ個人ID“2222”とコンテ
ンツに添付されたライセンスのバイオ個人ID“222
2”とが一致するので、コンシューマAは会社2のパソ
コンPC3によってコンテンツを再生することができ
る。しかし、コンシューマBが会社2のパソコンPC3
で再生しようとしても、コンシューマBのバイオ個人I
D“5454”とライセンスのバイオ個人ID“222
2”とは一致しないのでコンテンツを再生することはで
きない。
【0022】図2は、本発明におけるコンテンツ配信認
証システムの機能を示す構成図である。このコンテンツ
配信認証システムの構成は、バイオメトリクスに関する
情報を管理するバイオデータセンタ(バイオ情報管理手
段)11と、バイオメトリクスに関する情報の認証を受
けて、コンテンツをダウンロードしたり再生したりする
コンシューマ(コンテンツ再生手段)14と、バイオメ
トリクスに関する情報に基づいてコンテンツの著作権を
管理しながら、コンシューマ14へ所望のコンテンツを
配信するプロバイダ(コンテンツ配信手段)17とによ
って構成されている。
【0023】バイオデータセンタ11は、バイオメトリ
クス個人情報の登録・照会を行ったり、照会結果の返却
を行うなどのバイオメトリクス個人情報の管理を行うデ
ータ管理システム12と、バイオメトリクス個人情報を
蓄積するデータベース13とによって構成されている。
コンシューマ14は、カプセル化コンテンツの再生・制
御やバイオメトリクス個人情報の取得やライセンスのチ
ェックなどを行うプレイヤ15と、コンシューマ14の
指紋や声紋や虹彩などのバイオ個人データを取り込むバ
イオメトリクス装置16とによって構成されている。プ
ロバイダ17は、カプセル化して配信したデジタルコン
テンツの再生を実行しようとするコンシューマ14に対
してバイオメトリクス情報の記録されたライセンスを発
行するDRM18を備えている。
【0024】次に、フローチャートを用いて、本発明に
おけるコンテンツ配信認証システムの動作の流れを説明
する。図3は、本発明におけるコンテンツ配信認証シス
テムの動作の流れを示すフローチャートである。このフ
ローチャートは、コンシューマ14(正確にはコンシュ
ーマ14が所有するパソコン)とバイオセンタ11とプ
ロバイダ17との間でやり取りされる情報の流れを示し
ている。したがって、図2の構成図と図3のフローチャ
ートとを用いて動作の流れを説明する。
【0025】先ず、コンシューマ14が、プレイヤ15
にて再生すべきコンテンツを選択して再生ボタンをクリ
ックすると(ステップS1)、専用のソフトが立ち上が
って、該当するコンテンツのライセンスが有るか無いか
のライセンスチェックが行われる(ステップS2)。こ
こで初めてコンテンツの再生を行う場合は、コンシュー
マ14は未だライセンスがないので新たにバイオ個人デ
ータの取得を行う。つまり、プレイヤ15がバイオ個人
データを入力するように要求するので、コンシューマ1
4は、バイオメトリクス装置16より自己のバイオ個人
データを入力する(ステップS3)。そして、バイオデ
ータセンタ11は、コンシューマ14から送られてきた
バイオ個人データを取得する(ステップS4)。尚、こ
のときのバイオ個人データは、コンシューマの指紋や声
紋や虹彩などのコンシューマの身体的特徴を示す個人情
報である。
【0026】次に、バイオデータセンタ11は、不正に
バイオ個人データが外部に漏れることを防止するため
に、取得したバイオ個人データに対応するバイオ個人I
Dのユニークな番号を発行してコンシューマ14に払い
出す(ステップS5)。このとき、バイオデータセンタ
11は、データベース13へ払い出したバイオ個人ID
と取得したバイオ個人データを登録する。一方、コンシ
ューマ14は、パソコン固有のデータであるマシンID
をパソコン本体より取得する(ステップS6)。
【0027】そして、コンシューマ14は、ステップS
5でバイオデータセンタ11から取得したバイオ個人I
Dと、ステップS6でパソコン本体から取得したマシン
IDの2つをプロバイダ17に渡してライセンスの発行
を要求する(ステップS7)。このとき、コンシューマ
14とプロバイダ17との間でコンテンツの購入代金な
どの支払い契約も行われる。次に、プロバイダ17は、
受信したバイオ個人IDとマシンIDの認証を行い、認
証結果が正当であればバイオ個人IDとマシンIDを記
録したライセンスを発行し(ステップS8)、コンシュ
ーマ14へ送信する。そして、コンシューマ14は、受
信したライセンスを該当する場所へ格納し、所望のコン
テンツを再生する。つまり、コンシューマ14はバイオ
個人IDの認証結果に基づいてコンテンツを再生してい
る。
【0028】次に、2回目以降のコンテンツの配信につ
いて説明する。前述のステップS2でライセンス有無の
チェックでライセンスがある場合は、既にパソコンに入
っているライセンスからバイオ個人IDとマシンIDを
抽出する(ステップS10)。そして、パソコン固有の
値であるマシンIDをパソコン本体より取得し、ライセ
ンスに記録されているマシンIDとの比較チェックを行
う(ステップS11)。
【0029】ここで、比較結果がOKであれば(一致し
ていれば)、コンテンツの再生カウンタのカウント値を
判定し(ステップS12)、カウント値が5未満(カウ
ント値<5)であれば、再生カウンタに1を加えてコン
テンツの再生を行う。つまり、4回目までの再生の場合
はバイオ個人IDによる認証を行うことなく、マシンI
Dの認証結果が正当であればコンテンツの再生を行う
(ステップS19)。
【0030】次に、ステップS12の再生カウンタの判
定において、カウント値が5(カウント値=5)であれ
ば、再生カウンタをクリアして、つまり再生カウンタを
0にして(ステップS14)、コンシューマ14に対し
て指紋や声紋や虹彩などのバイオ個人データを入力する
ように催促し、コンシューマ14は、バイオメトリクス
装置16よりコンシューマ14のバイオ個人データを取
得する(ステップS15)。そして、ステップS10で
ライセンスより抽出したバイオ個人IDとステップS1
5で取得したバイオ個人データとをバイオデータセンタ
11へ送信し、データの照合依頼を行う(ステップS1
6)。
【0031】すると、バイオデータセンタ11は、受信
したバイオ個人IDによってデータベース13を検索
し、対応するバイオ個人データがある場合はステップS
16で受信したバイオ個人データと比較照合する。ここ
で、両者のバイオ個人データが一致した場合はOKを、
両者のバイオ個人データが不一致の場合はNGを、それ
ぞれコンシューマ14に返却する。つまり、バイオデー
タセンタ11は、バイオ個人IDとバイオ個人データに
よってバイオ情報のデータ照合を行い、照合結果をコン
シューマ14に返却する(ステップS17)。
【0032】そして、コンシューマ14は、バイオデー
タセンタ11から返却されてきた照合結果を判定し(ス
テップS18)、照合結果が一致(OK)であればコン
テンツの再生を行い(ステップS19)、照合結果が不
一致(NG)であればエラーメッセージを出してコンテ
ンツの再生を行わない(ステップS20)。一方、ステ
ップS11で、パソコン固有のマシンIDとライセンス
に記録されているマシンIDとの比較結果が不一致(N
G)であれば、ステップS15において、コンシューマ
14のバイオ個人データを取得し、前述のステップS1
6以降のステップと同様に、バイオ個人IDによる照合
を行う。このようにして、マシンIDによる照合を5回
行った場合や、途中の段階でマシンIDが不一致の場合
は、再度、コンシューマ14よりバイオ個人データを取
得して、バイオ個人IDによる認証を行う。
【0033】次に、本発明におけるコンテンツ配信認証
システムの具体的な実施例について説明する。図4は、
本発明のコンテンツ配信認証システムにおいて、初回再
生を行う場合のバイオ個人データの登録とライセンスの
発行の流れを示す概念図である。先ず、初回のコンテン
ツ再生において、コンシューマであるAさんは、パソコ
ンPC−Xによってバイオ情報の取り込みを行う(ステ
ップS21)。このとき、Aさんのバイオ情報であるバ
イオ個人データは“BF983021234567”であり、Aさん所
有のパソコンPC−XのマシンIDは“334455”であ
る。
【0034】次に、AさんがパソコンPC−Xよりバイ
オ個人データ“BF983021234567”とマシンID“33445
5”をバイオデータセンタに送信すると(ステップS2
2)、バイオデータセンタのデータ管理システムは、バ
イオ個人データ“BF983021234567”に対応するバイオ個
人ID“123456”を払い出し、バイオ個人データ“BF98
3021234567”とバイオ個人ID“123456”とを対応付け
てデータベースに登録する。さらに、バイオデータセン
タはバイオ個人ID“123456”をAさんのパソコンPC
−Xに返却する(ステップS23)。
【0035】次に、Aさんは、取得したバイオ個人ID
“123456”とマシンID“334455”をパソコンPC−X
よりプロバイダに送信してライセンスの発行を要求する
(ステップS24)。すると、プロバイダのDRMは、
バイオ個人ID“123456”とマシンID“334455”を記
録したライセンスを発行してAさんのパソコンPC−X
へ送信する(ステップS25)。これによって、Aさん
は、自己が所有するバイオ個人ID“123456”とライセ
ンスに記録されたバイオ個人ID“123456”とを比較照
合し、両者が一致するので、パソコンPC−Xによって
コンテンツをダウンロードして再生することができる。
【0036】次に、コンテンツを2回目以降に再生する
場合と、自分がコピーしたコンテンツを他のパソコンで
再生する場合の、コンテンツ配信認証システムの認証動
作の流れを説明する。図5は、本発明のコンテンツ配信
認証システムにおいて、2回目以降にコンテンツを再生
する場合と、他のパソコンでコンテンツを再生する場合
の認証動作の流れを示す概念図である。
【0037】先ず、2回目のコンテンツ再生において、
コンシューマであるAさんは、パソコンPC−Xによっ
てバイオ情報の取り込みを行う(ステップS31)。こ
のとき、Aさんのバイオ情報であるバイオ個人データは
“BF983021234567”であり、Aさん所有のパソコンPC
−XのマシンIDは“334455”である。次に、Aさん
が、バイオ個人データ“BF983021234567”と前回取得し
ているバイオ個人ID“123456”とを、パソコンPC−
Xよりバイオデータセンタへ送信する(ステップS3
2)。すると、バイオデータセンタのデータ管理システ
ムは、データベースを検索して、バイオ個人データ“BF
983021234567”とバイオ個人ID“123456”とが対応し
ているか否かを照合確認し、照合結果が正常(OK)で
ある旨の照合結果情報をAさんのパソコンPC−Xへ送
信する(ステップS33)。これによって、Aさんはパ
ソコンPC−Xによってコンテンツを再生することがで
きる。
【0038】次に、AさんがマシンID“334455”のパ
ソコンPC−Xでダウンロードしたコンテンツとライセ
ンスをコピーして、Aさんが所有するマシンID“6677
88”のパソコンPC−Yでそのコンテンツを再生しよう
とする。すると、コンテンツに添付されているバイオ個
人ID“123456”とマシンID“334455”の記録された
ライセンスとコンテンツとがAさんの所有するパソコン
PC−Yに送付される(ステップS34)。ここで、パ
ソコンPC−Yのプレイヤが、ライセンス中のマシンI
Dと自己のパソコン本体のマシンIDとを比較照合する
が、パソコンPC−YのマシンIDは“667788”であっ
て“334455”ではないので、コンテンツの再生を拒否し
てバイオ情報を取り込むように要求する。
【0039】これによって、AさんはパソコンPC−Y
によって自分のバイオ情報、つまりバイオ個人データ
“BF983021234567”を取り込み(ステップS35)、さ
らに、Aさんはバイオ個人データ“BF983021234567”と
バイオ個人ID“123456”とをパソコンPC−Yよりバ
イオデータセンタへ送信する(ステップS36)。
【0040】すると、バイオデータセンタのデータ管理
システムは、データベースを検索して、バイオ個人デー
タ“BF983021234567”とバイオ個人ID“123456”とが
対応しているか否かを照合確認し、照合結果が正常(O
K)である旨の照合結果情報をAさんのパソコンPC−
Yへ送信する(ステップS37)。これによって、Aさ
んは、コンテンツをダウンロードしたパソコンPC−X
とは別のパソコンであるパソコンPC−Yによってコン
テンツを再生することができる。
【0041】次に、Aさんとは異なるBさんがコンテン
ツを不正コピーして個人認証を行う場合の動作の流れを
説明する。図6は、本発明のコンテンツ配信認証システ
ムにおいて、コンテンツを不正コピーした者が個人認証
を行う場合の動作の流れを示す概念図である。コンテン
ツをダウンロードしたAさんとは異なるBさんは、自分
が所有するマシンID“994499”のパソコンPC−Zに
よって、Aさんのパソコンよりコピーしたコンテンツと
ライセンスに基づいてコンテンツを再生しようとする
(ステップS41)。このとき、Bさんが取得したライ
センスに記録されている個人確認情報は、Aさん自身の
バイオ個人ID“123456”とマシンID“334455”であ
る。
【0042】次に、Bさんは、パソコンPC−Zによっ
て自分のバイオ情報、つまり、バイオ個人データ“5656
5689898989”を取り込み(ステップS42)、このバイ
オ個人データ“56565689898989”とライセンスから取得
したバイオ個人ID“123456”とをバイオデータセンタ
へ送信する(ステップS43)。すると、バイオデータ
センタのデータ管理システムは、データベースを検索し
て、バイオ個人データ“56565689898989”とバイオ個人
ID“123456”とが対応しているか否かを照合確認す
る。しかし、バイオ個人データ“56565689898989”とバ
イオ個人ID“123456”とは対応していないので、照合
結果は不一致(NG)である旨の照合結果情報をBさん
のパソコンPC−Zへ送信する(ステップS44)。こ
れによって、コンテンツを不正コピーしたBさんはパソ
コンPC−Zによってコンテンツを再生することはでき
ない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明におけるコ
ンテンツ配信認証システムによれば、パソコンを利用す
る利用者を特定するために、利用者自身の身体的特徴を
示す指紋や声紋や虹彩などの個人的なバイオ情報を用い
ている。したがって、コンテンツを正規に購入した者で
あれば、ダウンロードしたパソコンに限定されることな
く、どのパソコンからでも自由にコンテンツを再生する
ことができる。これによって、コンテンツ再生時のパソ
コンの使用環境が拡大されて使い勝手が極めてよくな
る。また、コンテンツを購入した以外の者はどのパソコ
ンを使ってもコンテンツを再生することはできない。し
たがって、第三者がコンテンツを正規に購入した者のパ
ソコンを不正に取得しても、そのパソコンからコンテン
ツを再生することはできない。
【0044】また、本発明のコンテンツ配信認証システ
ムによれば、パソコン固有のマシンIDを併用して認証
を行っているので、最初にコンテンツを再生するときに
個人のバイオ情報を登録しておけば、同一パソコンで再
生する場合は、再生の都度バイオ情報による個人認証を
行わなくてもマシンIDによって認証が行われるので、
パソコン利用者のバイオ情報取り込みの負担を軽減する
ことができる。但し、認証の正確性を確保するために、
数回のマシンIDによる認証ごとに1回の割合でバイオ
情報による認証を行うようにすることが望ましい。
【0045】また、バイオ個人データは指紋や声紋や虹
彩などの個人の特徴に関わるデータであるので、外部に
漏れて利用された場合は対応のしようがない。そこでバ
イオ情報の流通の安全性を確保するために、バイオ個人
データをユニークなバイオ個人IDに変換してバイオ情
報として流通するようにしている。このようなバイオ個
人IDであれば、万一、外部に漏れても別なコード番号
に置き換えることができるので、危険性が拡大すること
を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるコンテンツ配信認証システム
の動作の流れを示す概念図である。
【図2】 本発明におけるコンテンツ配信認証システム
の機能を示す構成図である。
【図3】 本発明におけるコンテンツ配信認証システム
の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】 本発明のコンテンツ配信認証システムにおい
て、初回再生を行う場合のバイオ個人データの登録とラ
イセンスの発行の流れを示す概念図である。
【図5】 発明のコンテンツ配信認証システムにおい
て、2回目以降にコンテンツを再生する場合と、他のパ
ソコンでコンテンツを再生する場合の認証動作の流れを
示す概念図である。
【図6】 本発明のコンテンツ配信認証システムにおい
て、コンテンツを不正コピーした者が個人認証を行う場
合の動作の流れを示す概念図である。
【図7】 従来のコンテンツ配信認証システムの概念図
である。
【符号の説明】
1…自宅、2…会社、3…プロバイダ、11…バイオデ
ータセンタ、12…データ管理システム、13…データ
ベース、14…コンシューマ、15…プレイヤ、16…
バイオメトリクス装置、17…プロバイダ、18…DR
M(Digital Rights Management)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツの再生を行う正当性を認証し
    て該コンテンツの再生の可否を決定するコンテンツ配信
    認証システムにおいて、 コンテンツの再生を行う利用者の身体的特徴を示すバイ
    オ情報を入力し、再生する正当性が認証されたとき該コ
    ンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段と、 前記コンテンツ再生手段から取得した前記バイオ情報を
    保存すると共に、該バイオ情報を前記コンテンツ再生手
    段に送信するバイオ情報管理手段と、 コンテンツを再生しようとするコンテンツ再生手段に対
    して、利用者を特定するバイオ情報を含んだライセンス
    の配信を行うコンテンツ配信手段とを備えることを特徴
    とするコンテンツ配信認証システム。
  2. 【請求項2】 前記バイオ情報管理手段が前記コンテン
    ツ再生手段に送信するバイオ情報はユニークな符号に置
    換されたバイオ個人IDであり、 前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個人IDに基づ
    いてコンテンツの再生を行う利用者を特定することを特
    徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信認証システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ再生手段は固有のマシン
    IDを備え、前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個
    人IDと前記マシンIDとを併用してコンテンツの再生
    を行う利用者を特定することを特徴とする請求項2に記
    載のコンテンツ配信認証システム。
  4. 【請求項4】 コンテンツの再生を行う正当性を認証し
    て該コンテンツの再生の可否を決定するコンテンツ配信
    認証方法において、 コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段から利用者
    の身体的特徴を示すバイオ情報を入力する手順と、 前記バイオ情報を管理するバイオ情報管理手段がコンテ
    ンツ再生手段より該バイオ情報を受信して保存すると共
    に、該バイオ情報を前記コンテンツ再生手段に送信する
    手順と、 コンテンツを配信するコンテンツ配信手段が、コンテン
    ツを再生しようとするコンテンツ再生手段に対して、利
    用者を特定するバイオ情報を含んだライセンスの配信を
    行う手順とを含むことを特徴とするコンテンツ配信認証
    方法。
  5. 【請求項5】 前記バイオ情報管理手段が前記コンテン
    ツ再生手段に送信するバイオ情報はユニークな符号に置
    換されたバイオ個人IDであり、 前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個人IDに基づ
    いてコンテンツの再生を行う利用者を特定することを特
    徴とする請求項4に記載のコンテンツ配信認証方法。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツ再生手段は固有のマシン
    IDを備え、前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個
    人IDと前記マシンIDとを併用してコンテンツの再生
    を行う利用者を特定することを特徴とする請求項5に記
    載のコンテンツ配信認証方法。
  7. 【請求項7】 コンテンツの再生を行う正当性を認証し
    て該コンテンツの再生の可否を決定するコンテンツ配信
    認証方法をコンピュータに実行させるプログラムにおい
    て、 コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段から利用者
    の身体的特徴を示すバイオ情報を入力する手順と、 前記バイオ情報を管理するバイオ情報管理手段がコンテ
    ンツ再生手段より該バイオ情報を受信して保存すると共
    に、該バイオ情報を前記コンテンツ再生手段に送信する
    手順と、 コンテンツを配信するコンテンツ配信手段が、コンテン
    ツを再生しようとするコンテンツ再生手段に対して、利
    用者を特定するバイオ情報を含んだライセンスの配信を
    行う手順とをコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 【請求項8】 前記バイオ情報管理手段が前記コンテン
    ツ再生手段に送信するバイオ情報はユニークな符号に置
    換されたバイオ個人IDであり、 前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個人IDに基づ
    いてコンテンツの再生を行う利用者を特定することを特
    徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ再生手段は固有のマシン
    IDを備え、前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個
    人IDと前記マシンIDとを併用してコンテンツの再生
    を行う利用者を特定することを特徴とする請求項8に記
    載のプログラム。
  10. 【請求項10】 コンテンツの再生を行う正当性を認証
    して該コンテンツの再生の可否を決定するコンテンツ配
    信認証方法を実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段から利用者
    の身体的特徴を示すバイオ情報を入力する手順と、 前記バイオ情報を管理するバイオ情報管理手段がコンテ
    ンツ再生手段より該バイオ情報を受信して保存すると共
    に、該バイオ情報を前記コンテンツ再生手段に送信する
    手順と、 コンテンツを配信するコンテンツ配信手段が、コンテン
    ツを再生しようとするコンテンツ再生手段に対して、利
    用者を特定するバイオ情報を含んだライセンスの配信を
    行う手順とを実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記バイオ情報管理手段が前記コンテ
    ンツ再生手段に送信するバイオ情報はユニークな符号に
    置換されたバイオ個人IDであり、 前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ個人IDに基づ
    いてコンテンツの再生を行う利用者を特定することを特
    徴とする請求項10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツ再生手段は固有のマシ
    ンIDを備え、前記コンテンツ配信手段は、前記バイオ
    個人IDと前記マシンIDとを併用してコンテンツの再
    生を行う利用者を特定することを特徴とする請求項11
    に記載の記録媒体。
JP2002050297A 2002-02-26 2002-02-26 コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体 Pending JP2003256595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050297A JP2003256595A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050297A JP2003256595A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003256595A true JP2003256595A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28662580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002050297A Pending JP2003256595A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003256595A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005041576A1 (ja) * 2003-10-27 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信サーバおよびコンテンツ再生制御端末
JP2006004374A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Japan Wave:Kk デジタルコンテンツの不正使用防止システム、同システムに用いられる再生装置及び同システムに用いられる再生用プログラム並びにデジタルコンテンツの再生装置
CN100435162C (zh) * 2006-04-18 2008-11-19 北京大学 数字产品中指纹的构造和验证方法及数字产品发行***
CN104796733A (zh) * 2014-01-20 2015-07-22 北京数码视讯科技股份有限公司 视频数据的处理方法、装置及***

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005041576A1 (ja) * 2003-10-27 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信サーバおよびコンテンツ再生制御端末
CN1875630B (zh) * 2003-10-27 2011-04-06 松下电器产业株式会社 内容分配服务器及内容分配方法
US9014541B2 (en) 2003-10-27 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Content distribution server and content playback control terminal
JP2006004374A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Japan Wave:Kk デジタルコンテンツの不正使用防止システム、同システムに用いられる再生装置及び同システムに用いられる再生用プログラム並びにデジタルコンテンツの再生装置
CN100435162C (zh) * 2006-04-18 2008-11-19 北京大学 数字产品中指纹的构造和验证方法及数字产品发行***
CN104796733A (zh) * 2014-01-20 2015-07-22 北京数码视讯科技股份有限公司 视频数据的处理方法、装置及***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7203966B2 (en) Enforcement architecture and method for digital rights management system for roaming a license to a plurality of user devices
US7191238B2 (en) Method and system for authenticating content distribution and content reproduction requests based on biometric features
US7484246B2 (en) Content distribution system, content distribution method, information processing apparatus, and program providing medium
TWI443516B (zh) 對於可攜式儲存裝置之連結內容授權
US7877473B2 (en) Mode detection of data transfer between a source device and a connected portable device
US7310732B2 (en) Content distribution system authenticating a user based on an identification certificate identified in a secure container
US7765603B2 (en) Communication system, contents processing device, communication method, and computer program
EP1517215B1 (en) Adaptable security mechanism for preventing unauthorized access of digital data
US7877328B2 (en) Communication system communication method, contents processing device, and computer program
JP4878617B2 (ja) リソースの使用を管理するシステムでリソースのステータスを追跡する方法および装置
US20020026582A1 (en) Person authentication system, person authentication method and program providing medium
US20060053080A1 (en) Centralized management of digital rights licensing
US20070009230A1 (en) Content processing device, content processing method, and computer program
CN104077501B (zh) 可互操作的密钥箱
JP2005523487A (ja) リチャージ可能なメディア配布/再生システム
WO2004027631A1 (ja) 認証処理ハードウェア、認証処理システム、及び、利用管理ハードウェア
WO2004109522A1 (ja) 情報機器、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
US20090113529A1 (en) Method and system for restricted biometric access to content of packaged media
JP2004062870A (ja) データ配信システム
WO2006109640A1 (ja) コンテンツ配信用サーバ及びこれを備えたコンテンツ配信システム
US20030014652A1 (en) Licensing method and license providing system
US20080282343A1 (en) Digital Rights Management Using Biometric Data
JPH1166008A (ja) Icカードを利用したゲーム装置
JP2003256595A (ja) コンテンツ配信認証システムとコンテンツ配信認証方法、及びこの方法をコンピュータに実行させるプログラムとこの方法を記録した記録媒体
WO2006129225A2 (en) Flexible domain policy distribution

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116