JP2003254267A - 密閉型スクロール圧縮機およびその応用装置 - Google Patents

密閉型スクロール圧縮機およびその応用装置

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定幸 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転停止時に、潤滑油溜りから潤滑油が吸入
側へ流出を起こし、急激に潤滑油が減少することを防止
するための構成を設けると、構成部品が大型化する。ま
た、構成部品点数についてもさらに削減する。 【解決手段】 駆動軸4内に給油孔25と連通した給油
孔25より大なる径大部a35を設け、径大部a35は
駆動軸4の回転中心に対して偏心配置して設けられると
ともに、径大部a35内に給油孔25の蓋体b36を運
動自在に設けた構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は業務用、家庭用、車
両用等に使用される空気調和装置、あるいは冷蔵庫など
に用いられる密閉型スクロール圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型スクロール圧縮機について
図9、図10を用いて説明する。図9は従来の密閉型ス
クロール圧縮機の構成を示す縦断面図。図10は図9の
要部拡大断面図でaが圧縮機停止時、bが圧縮機運転時
の状態を示すものであり、圧縮機停止時に潤滑油溜りの
潤滑油が吸い上げられないようにするための機構を説明
している。
【0003】図9において1は密閉容器1であり、圧縮
機構2、電動機3、電動機3の回転力を圧縮機構2に伝
達するための駆動軸4とを収納し、底部に潤滑油溜り5
が形成されている。圧縮機構2は渦巻きラップを有する
旋回スクロール6と固定スクロール7を対向して組み合
わせ、固定スクロール7とフレーム8とで旋回スクロー
ル6の鏡板を旋回運動が可能な隙間を有して挟み込んで
保持された構成である。
【0004】吸入冷媒ガスは固定スクロール7の鏡板外
周から半径方向に貫通して設けた吸入管9より吸入さ
れ、固定スクロール7と旋回スクロール6とにより形成
される圧縮室10の外周より圧縮室内に流入する。旋回
スクロール6は自転防止機構11によって自転を防止さ
れ、駆動軸4に形成された偏心部により旋回軸受け12
を介して駆動されて旋回運動を行い、圧縮室10を順次
中心方向に移送し吸入冷媒ガスを圧縮し、吐出口13よ
りリード弁14を介して第1吐出室15へ吐出する。そ
の後、圧縮された高圧ガスはフレーム8内の第1下降用
連通路16を通り、隔壁17と圧縮機構2と電動機3に
囲まれた第2吐出室18を経て、電動機3内の第2下降
用連通路19を通り下降する。さらに、電動機3外周に
設けられた第1上昇用通路20を通り電動機3を冷却し
た後、図示されていない圧縮機構2外周の第2上昇用通
路を経て吐出管21より機外へ圧送される。この間、吐
出ガス中の潤滑油は遠心分離、衝突を繰り返して分離さ
れて潤滑油溜り5に滴下する。
【0005】また、駆動軸4はフレーム8に固定した主
軸受け22と密閉容器下部に配置された副軸受け23で
軸支され、電動機3の駆動力により回転する。フレーム
8と旋回スクロール6と固定スクロール7との間に形成
された背圧室24は、後述のように吸入圧力と吐出圧力
の中間の圧力に維持されており、これにより旋回スクロ
ール6を固定スクロール7に押しつける構造となってい
る。なお、背圧室24を中間圧力に保持する手段とし
て、駆動軸4に設けた潤滑油溝とフレーム8に設けた旋
回スクロール6背面の背圧仕切り帯および旋回スクロー
ル6内に設けた減圧弁との組み合わせで、これを実現し
ている例もある。
【0006】駆動軸4は軸方向に貫通する給油孔25を
有し、さらに主軸受け22および旋回軸受12との摺動
部にはそれぞれ軸表面長手方向に微少通路26が設けら
れている。また、駆動軸4は主軸受け22に対向する微
少通路26と給油孔25とを連通する貫通孔28を有
し、主軸受け22には貫通孔28の開口部と対向する位
置に周方向の潤滑油溝29が設けられ、オイルシール作
用により高圧ガスの侵入が防止されている。
【0007】さらに駆動軸4の下方部分には給油孔25
と軸表面とを連通する貫通孔34が設けられている。貫
通孔34の軸表面開口に対向する位置には間隙をもって
質量Mの蓋体30が弾性体31により固定されている。
蓋体30は直径Dの貫通孔34を閉塞できるよう直径D
以上の球状体である。なお、蓋体30は球状体に限らず
貫通孔34を閉塞できる形状であればよい。この蓋体3
0には駆動軸4に対しておおよそ180度対向する位置
に連結体33によって質量mの錘体32が連結されてい
る。ここでは弾性体31、蓋体30、連結体33、錘体
32はほぼ同一面上に配置されているが、弾性体31を
駆動軸4の軸方向に沿う形状にしたり、蓋体30と錘体
32が同一面上に配置されない等色々な配置が可能であ
る。
【0008】蓋体30と錘体32との関係について図1
0を用いて説明すると以下のようになる。蓋体30と錘
体32は、駆動軸4の回転中心に対して蓋体30の重心
までの距離をR、錘体32の重心までの距離をrとする
と、MR<mrなる関係が成立するよう構成されてい
る。また、圧縮機が停止した状態では貫通孔34と蓋体
30の間には間隙があり、給油孔25と吐出ガス雰囲気
の空間とは連通した状態となるように配置されている。
【0009】駆動軸4が角速度ωで回転しているとした
場合、蓋体30にかかる遠心力はMRω2、錘体32に
かかる遠心力はmrω2となり、蓋体30と錘体32に
かかる遠心力を比べると、MR<mr関係が成立してい
るので錘体32にかかる遠心力の方が大きくなる。その
結果連結体33に引かれ、弾性体31に固定された蓋体
30は貫通孔34に押しあてられる。実際にはこの時、
停止時に比べてRは小さくなり、rは大きくなるため、
蓋体30がさらに押しあてられる方向に作用する。した
がって弾性体30を適度に選択することにより、低速運
転時から高速運転時まで蓋体30を安定して貫通孔34
に押しあてることが可能となる。この場合、貫通孔34
は蓋体30に閉塞されて、給油孔25と吐出ガス雰囲気
の空間とは連通することはない。
【0010】圧縮機運転中の潤滑油の供給については、
貫通孔34は蓋体30に閉塞されているため次のように
なる。駆動軸4の下端は潤滑油溜り5内に浸漬され、給
油孔25と貫通孔28と微少通路26によって背圧室2
4と潤滑油溜り5は導通している。また、潤滑油溜り5
は吐出圧力となっているが、微少通路26により減圧さ
れて、背圧室24は吐出圧力と吸入圧力の中間の圧力で
ある中間圧力に保たれている。したがって、潤滑油は吐
出圧力のかかった潤滑油溜り5と背圧室24との差圧力
によって主軸受け22と旋回軸受け12に供給され、各
軸受けを潤滑したのち背圧室24に供給される。背圧室
24に溜まった潤滑油は背圧制御弁27を介して圧縮室
10へ導かれ、圧縮機構2のシールと摺動部分の潤滑を
行った後、吐出ガスとともに排出される。
【0011】次に圧縮機が運転を停止した場合、リード
弁14によって吐出口13が閉じられるために圧縮室1
0は吸入圧力と等しくなる。一方、背圧室24には吐出
圧力のかかった潤滑油溜り5から給油孔25、貫通孔2
8、微少通路26を介して潤滑油が流入しようとする。
しかしながら前述のように貫通孔34により給油孔25
と吐出ガス雰囲気の空間とが連通した状態となっている
ので、貫通孔34より吐出ガスが先に流入しようとする
ため潤滑油の流入は抑制される。そして、背圧室24に
充満した吐出ガスは背圧制御弁27を介して吸入側へ流
れる。この結果、圧縮機停止時に油溜りの潤滑油が背圧
室から吸入側へと流入することを防止でき、潤滑油溜り
5の潤滑油が急激に減少することない。また、リード弁
27が取り付けてあるために旋回スクロール6の逆転現
象も起こらない。
【0012】以上従来の技術に関して縦型スクロール圧
縮機を例に挙げて説明したが、本発明にかかる技術は、
駆動軸の端部に接続された給油管の先端を潤滑油溜りに
浸漬し、潤滑油を差圧給油方式で供給する横型のスクロ
ール圧縮機でも実施可能な技術である。
【0013】このように従来の技術のスクロール圧縮機
は、比較的簡易な構造で圧縮機停止時の潤滑油の流出を
防止したものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、弾性体と蓋体と連結体と錘体を電動機
の内側に構成する必要があり、電気絶縁性を保持するた
めの絶縁距離がとりにくいといった課題や、高速運転時
の耐久性確保のためにこれらの構成部品が大型化してし
まうといった課題を有していた。
【0015】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、運転停止時に旋回スクロールが逆転するこ
となく、かつ潤滑油溜りの潤滑油が吸入側へ過剰に流入
するのを防止し、少ない点数かつ簡易構造にして加工性
および組立生産性が高い密閉型スクロール圧縮機を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願第1の手段は、給油孔の背圧室側端部以外の場所
に径大部を設け、前記径大部内に給油孔を閉塞可能な形
状の蓋体を径方向移動自在に収納してなるものである。
このような構成とすることにより圧縮機の運転中には蓋
体が遠心力により径大部外側に押しやられて径大部と給
油孔が連通して潤滑油は圧力差により潤滑油溜りから背
圧室へと供給され、圧縮機が運転を停止した場合には遠
心力が作用しなくなった蓋体が潤滑油に押し流されて給
油孔を閉塞するので多量の潤滑油が背圧室に流入するこ
とを防止できるものである。
【0017】本願第2の手段は、第1の発明において径
大部を駆動軸回転中心に対して偏心して配置してなるも
のであり、運転時に蓋体が遠心力により最も回転中心か
ら離れたところで固定されるので径大部内で蓋体が転が
ることがなく、不必要な振動騒音や磨耗を防止すること
ができるものである。
【0018】本願第3の手段は、第1の手段において径
大部を駆動軸の軸心に対して45度以下の角度をもって
配置してなるものであり、蓋体に対して径大部の大きさ
を僅かに大きくすれば良いので蓋体と径大部壁面との隙
間を小さくすることが可能となり、圧縮機の運転停止時
に確実に潤滑油とともに蓋体が給油孔側へ移動すること
ができるものである。
【0019】本願第4の手段は、第1乃至第3の手段に
おいて焼結形成された蓋体を用いるものであり、より複
雑な形状の蓋体が必要である場合においても実施が容易
となるものである。
【0020】本願第5の手段は、第1乃至第3の手段に
おいて弾性材料からなる蓋体を用いるものであり、蓋体
の給油孔に対する密着性が向上すると同時に蓋体が径大
部内で踊った場合にも騒音が出にくいというものであ
る。
【0021】本願第6の手段は、第1乃至第3の手段に
おいて、樹脂やアルミなどの比重の小さな材料からなる
蓋体を用いるものであり、蓋体が潤滑油によって流され
やすくなり圧縮機の運転停止時に確実に潤滑油とともに
蓋体が給油孔側へ移動することができるものである。
【0022】本願第7の手段は、第1乃至第3の手段に
おいて、比重が潤滑油よりも小さな蓋体を用いるもので
あり、給油孔と径大部が縦方向に配置された縦型スクロ
ール圧縮機においては蓋体が潤滑油の流れに加えて更に
浮力によっても給油孔に向かって付勢されるため圧縮機
の運転停止時に確実に蓋体が給油孔側へ移動することが
できるものである。
【0023】本願第8の手段は、第1乃至第3の手段に
おいて蓋体の内部に空洞を形成するものであり、これに
より耐潤滑油、冷媒性や耐磨耗性などの特性を犠牲にす
ることなく、比重の小さな材料を蓋体に使用したのと同
様な効果を得ることができる。
【0024】本願第9の手段は、駆動軸の主軸受との摺
動部かつ電動機側端部近傍に給油孔と駆動軸外周面とを
連通する貫通孔を設け、前記貫通孔の駆動軸外周面側開
口を、圧縮機が運転中に圧縮応力により駆動軸が一方向
に押し付けられることによって発生する軸受隙間が最小
となる周方向位置の近傍に配置してなるものである。こ
のような構成により、圧縮機運転中は貫通孔が軸受隙間
最小部近傍に位置するのでオイルシール作用によって閉
塞された状態となり潤滑油が差圧により供給され、停止
時には軸受隙間最小部がなくなるので貫通孔は軸受け隙
間の範囲内で間隙をもって吐出ガス雰囲気の空間と連通
するので差圧が作用しなくなって潤滑油の供給が停止す
るものである。
【0025】本願第10の手段は、第1乃至第9の手段
による密閉型スクロール圧縮機を空気調和装置や冷蔵庫
に使用したものであり、低騒音で信頼性が高く、かつコ
ストの安い空気調和装置や冷蔵庫を実現できるものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図1から図8を参照して説明する。図1と図6において
図9と同一符号の部分は従来の技術と同一もしくは同等
の部分を示しているため、その構成および作用関係につ
いては説明を省略する。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2及び図
3は図1における駆動軸先端の拡大縦断面図であり図2
は運転時、図3は運転停止直後の状態を示したものであ
る。
【0028】図1において、駆動軸4内には給油孔25
が、駆動軸4の各軸受け部には軸表面に軸長手方向に微
少通路26が設けられている。主軸受け22には微少通
路26に連通した給油孔25との貫通孔28が対向する
位置に潤滑油溝29が設けられ、オイルシール作用によ
り高圧ガスの侵入が防止されている。さらに、駆動軸4
の下端は潤滑油溜り5内に浸漬されて、給油孔25と貫
通孔29と微少通路26によって背圧室24と潤滑油溜
り5は導通している。
【0029】また、潤滑油溜り5は吐出圧力となってい
るが、微少通路26により減圧されて、背圧室24は吐
出圧力と吸入圧力の中間の圧力である中間圧力に保たれ
ている。したがって、潤滑油は吐出圧力のかかった潤滑
油溜り5と背圧室24との差圧力によって上主軸受け2
2と旋回軸受け12に供給され、各軸受けを潤滑したの
ち背圧室24に供給される。背圧室24に溜まった潤滑
油は背圧制御弁27を介して圧縮室10へ導かれ、圧縮
機構2のシールと摺動部分の潤滑を行った後、吐出ガス
とともに排出される。
【0030】さらに、駆動軸4の下端には給油孔25連
通した給油孔25より大なる径大部a35が設けられて
おり、径大部a35は駆動軸4の回転中心に対して、偏
心配置されている。径大部a35内部には給油孔25を
十分閉塞可能な大きさの蓋体b36が運動自在に配置さ
れている。蓋体b36が給油孔25を確実に閉塞できる
ためには、給油孔25に対してある程度の大きさの空間
が必要になってくる。蓋体bは異物除去用のメッシュが
含まれる給油口38の端面により径大部a35内に保持
されている。本実施の形態において蓋体b36は球状体
であるが、形状は球状体に限らず給油孔25を閉塞でき
る形状であればどんなものでもよい。
【0031】この構成において圧縮機が運転された場合
について図2を用いて説明する。駆動軸4が回転してい
る状態では、蓋体b36は遠心力により径大部壁面の偏
心側に押しつけられ、径大部a35と給油孔25は連通
した状態に保たれる。
【0032】次に、圧縮機が運転を停止した場合につい
て図3を用いて説明する。駆動軸4が回転を停止する
と、蓋体b36には遠心力が作用しなくなり、運動自在
の状態となる。また、圧縮機構側については、リード弁
14によって吐出口13は閉じられるために密閉空間1
0は吸入圧力と等しくなる。一方、背圧室24は給油孔
25と貫通給油孔29と微少通路26により、吐出圧力
のかかった潤滑油溜り5から潤滑油が流入しようとす
る。しかしながら潤滑油とともに蓋体b36が給油孔2
5側へ移動し、給油孔25が閉塞されるために多量の潤
滑油が背圧室24に流入することは防止できる。また、
リード弁14により旋回スクロール6の逆転現象も発生
しない。
【0033】本実施の形態においては、従来の技術のよ
うに潤滑油の流出防止用の構成部品が大型化することも
なく、構成部品点数についても削減することができる。
さらに加工性、組立生産性についても高めることができ
る。
【0034】(実施の形態2)基本構成は図1の実施の
形態1と同一であるため、要部について図4、図5を用
いて説明する。図4において駆動軸4の下端に給油孔2
5と連通した給油孔25より大なる径大部b40が設け
られている。径大部b40は駆動軸4の回転中心に対し
て45度以下の角度をもって構成されている。径大部b
40内部には実施の形態1と同様に、給油孔25を十分
閉塞可能な大きさの蓋体c41が運動自在に配置されて
いる。蓋体c41は異物除去用のメッシュが含まれる給
油口38の端面により径大部b40内に保持されてい
る。本実施の形態において蓋体c41は球状体である
が、形状は球状体に限らず給油孔25を閉塞できる形状
であればよい。
【0035】図4、図5に示すように、圧縮機が運転中
の時と運転を停止した時の動作、作用については実施の
形態1と同様である。しかしながら実施の形態1にくら
べて、蓋体c41に遠心力を十分作用させようと蓋体c
41を出来るだけ駆動軸4の外側に配置しても、蓋体c
41と径大部壁面との間隙を小さく構成することができ
る。この結果、蓋体c41が潤滑油とともに確実に給油
孔25側へ移動することができ、実施の形態1より潤滑
油の流出防止効果を高めることができる。
【0036】実施の形態1および実施の形態2において
は、蓋体b36、c41は一般的に普及している鋼球の
ような球状体で構成されている例を挙げている。しかし
ながら径大部a35、b40を作るための加工上の制約
から、給油孔25を閉塞する蓋体b36、c41の形状
として球状体が最適でない場合も考えられる。このよう
な場合、蓋体b36、c41の形状は複雑な形状となる
ことが予想される。しかしながら蓋体b36、c41を
焼結形成品や樹脂成形品とすることで、これを実現する
ことが容易になり、より有効な潤滑油の流出防止効果を
発揮することができる。
【0037】また、実施の形態1および実施の形態2に
おいてより有効に流出防止効果を実現しようとした場
合、蓋体b36、c41の潤滑油の流れに対する追従性
を良くする必要が生じる。その実施の形態として、アル
ミ材や樹脂材等の軽比重材で蓋体b36、c41を構成
する例が挙げられる。蓋体b36、c41は圧縮機の運
転停止時に潤滑油の流れで給油孔25側へ移動するた
め、その質量が小さいほどその追従性は有利になる。
【0038】蓋体b36、c41を焼結形成した場合や
軽比重材を用いて追従性を改善した場合の効果として
は、潤滑油溜り5の潤滑油の機外への持ち出しを抑える
ことができ信頼性の高いスクロール圧縮機を提供できる
ことが挙げられる。
【0039】上記の実施の形態において蓋体b36、c
41が給油孔25に衝突する際に衝撃音が発生するが、
蓋体に樹脂材やゴムなどの弾性材料を用いた場合、その
騒音を低減することができる。また、ゴムなどの弾性材
料を用いた場合には騒音を低減させることができるばか
りではなく、給油孔に対して変形しながら密着するので
潤滑油の漏れを完全になくすことができる。
【0040】スクロール圧縮機が上記説明したように縦
型の場合には給油孔の下に径大部が配置されることにな
るがこのような場合、蓋体の比重が潤滑油よりも小さけ
れば停止時に浮力によって蓋体が給油孔に押し付けられ
る力が加わるのでより確実に潤滑油の流出を防止でき
る。なお、蓋体の材料として潤滑油よりも比重の大きな
ものを使用した場合でも蓋体の内部に空洞を形成するこ
とにより同様の効果を得ることができる。
【0041】以上説明した実施の形態においては、径大
部を駆動軸の反圧縮機構側端部に設けた構成であった
が、別体の構成部品を用いる等して駆動軸中間部分の内
部に径大部を配置することも可能であり、この場合にお
いても作用および効果としては同様である。
【0042】(実施の形態3)図6において、駆動軸4
の給油孔25に連通する径方向の貫通孔b37が設けら
れている。さらに貫通孔b37の反給油孔25側の開口
部39は、スクロール圧縮機が運転中に圧縮負荷により
主軸受け22と駆動軸4との軸受け隙間がおおよそ最小
となる方向に配置されている。駆動軸4が圧縮負荷の変
動や駆動軸4自体のたわみやその他の要因により主軸受
け22の中で傾きを持った場合、当然のことながら軸受
け隙間が最小となる方向は異なる。以上の点も考慮に入
れて、開口部39は設けられている。開口部39の軸長
手方向の位置については、主軸受け22の反圧縮機構側
の端部近傍(図中では下端近傍)に設けられている。
【0043】この構成で圧縮機が運転された場合につい
て図7を用いて説明する。図7、図8については説明の
ため軸受け隙間を実際より拡大して描いている。主軸受
け22と駆動軸4との軸受け隙間がおおよそ最小となる
位置に貫通孔b37の開口部39が設けられているた
め、潤滑油の油膜によるオイルシール作用によって開口
部39はほぼ閉塞された状態にある。したがって、給油
孔25と連通した貫通孔b37より吐出ガス雰囲気の高
圧ガスが流入することはない。さらに開口部39は主軸
受け22の下端近傍に設けられており、主軸受け22自
体の潤滑状態に影響を及ぼす可能性は少ない。したがっ
て従来の技術で説明したように、潤滑油は差圧力により
供給される。この場合の潤滑油の供給については実施の
形態1と同様であり、説明は省略する。
【0044】一方、圧縮機が停止した場合について図8
を用いて説明する。駆動軸4の回転は止まり、駆動軸4
は主軸受け22との軸受け隙間の範囲で間隙をもって保
持される。したがって、開口部39は吐出ガス雰囲気の
空間に開口する結果となり、給油孔25は貫通孔b37
で吐出ガス雰囲気の空間と連通することになる。開口部
39は主軸受け22の下端近傍に設けられているため、
容易に吐出ガスが貫通孔b37に流入することができ
る。
【0045】一方で潤滑油溜り5の潤滑油は実施の形態
1で説明したように、背圧室24へ流出しはじめる。し
かしながら潤滑油が背圧室24に流出するよりも貫通孔
b37から高圧吐出ガスが流入する方が早く、潤滑油の
流出は抑制される。その結果、潤滑油溜り5の潤滑油が
吸入側へ流出するのを防ぎ、潤滑油の急激な減少は発生
せず、機外へ潤滑油が持ち出されることも防止できる。
また、リード弁27が取り付けてあるため、旋回スクロ
ール6の逆転現象も発生しない。
【0046】本実施の形態では駆動軸に貫通孔を設ける
だけで特別な部品を用いることなく停止時の潤滑油流出
を防止することができ、加工性および組立生産性がさら
に向上できる利点がある。
【0047】なお、実施の形態1から実施の形態3では
縦型スクロール圧縮機を例に挙げたが、駆動軸4の端部
が給油管により接続された形態をとり潤滑油溜り5内に
浸漬され、潤滑油を差圧給油方式で供給する横型のスク
ロール圧縮機でも実施可能な技術である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば上記説明で明らかなよう
に、運転停止時に旋回スクロールが逆転することなく、
かつ潤滑油溜りの潤滑油が吸入側へ流出するのを防止す
ることができる。また、潤滑油が機外へ持ち出されるこ
とを抑えられることから、信頼性の高い密閉型スクロー
ル圧縮機を提供することができる。さらに従来の技術よ
りも構成部品点数を削減でき、しかも簡易構造にして加
工性および組立生産性がさらに高まった密閉型スクロー
ル圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態1におけるスクロール圧縮機
の縦断面図
【図2】本発明実施の形態1におけるスクロール圧縮機
運転時の要部拡大断面図
【図3】本発明実施の形態1におけるスクロール圧縮機
停止時の要部拡大断面図
【図4】本発明実施の形態2におけるスクロール圧縮機
運転時の要部拡大断面図
【図5】本発明実施の形態2におけるスクロール圧縮機
停止時の要部拡大断面図
【図6】本発明実施の形態3におけるスクロール圧縮機
の縦断面図
【図7】本発明実施の形態3におけるスクロール圧縮機
運転時の要部拡大断面図
【図8】本発明実施の形態3におけるスクロール圧縮機
停止時の要部拡大断面図
【図9】従来のスクロール圧縮機の縦断面図
【図10】(a)従来のスクロール圧縮機停止時の要部
拡大縦断面図 (b)従来のスクロール圧縮機運転時の要部拡大縦断面
【符号の説明】
1 密閉容器 2 圧縮機構 3 電動機 4 駆動軸 5 潤滑油溜り 6 旋回スクロール 7 固定スクロール 8 フレーム 9 吸入管 10 圧縮室 11 自転防止機構 12 旋回軸受け 13 吐出口 14 リード弁 15 第1吐出室 16 第1下降用連通路 17 隔壁 18 第2吐出室 19 第2下降用連通路 20 第1上昇用連通路 21 吐出管 22 主軸受け 23 副軸受 24 背圧室 25 給油孔 26 微少通路 27 背圧制御弁 28 貫通孔 29 潤滑油溝 30 蓋体 31 弾性体 32 錘体 33 連結体 34 貫通孔a 35 径大部a 36 蓋体b 37 貫通孔b 38 給油口 39 開口部 40 径大部b 41 蓋体c
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宅 秀信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 AB03 BB03 BB05 BB54 CC16 CC55 3H039 AA06 BB11 BB15 CC12 CC27 CC30 CC42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に潤滑油溜りを形成する密閉容器内部
    に駆動軸により連結された電動機とスクロール圧縮機構
    とを収納し、 前記スクロール圧縮機構は旋回スクロールとこれを旋回
    運動可能に挟持する固定スクロールとフレームとを備
    え、前記フレームには駆動軸を軸支する主軸受が設けら
    れ、前記旋回スクロールと固定スクロールはそれぞれの
    鏡板に形成した渦巻きラップを互いに噛み合わせて圧縮
    室を形成し、前記旋回スクロール鏡板の背面と前記フレ
    ームにて形成される背圧室に圧縮機構が吐出した気体を
    減圧供給して前記背圧室を吸入圧力よりも高く吐出圧力
    よりも低い中間圧力とすることで旋回スクロールと固定
    スクロールとを密着させてなり、 前記駆動軸の内部には軸方向に貫通する給油孔を備え、
    前記潤滑油溜りと背圧室は前記給油孔を介して連通され
    てなり、潤滑油溜りに加わる吐出圧力と背圧室の中間圧
    力との差圧力により前記駆動軸の軸受け部および前記ス
    クロール圧縮機構の摺動部に給油するスクロール圧縮機
    であって、 前記給油孔の背圧室側端部以外の場所に径方向断面が給
    油孔よりも大なる部分(以下“径大部”と呼ぶ)を設
    け、前記径大部内に給油孔を閉塞可能な形状の蓋体を径
    方向移動自在に収納してなることを特徴とする密閉型ス
    クロール圧縮機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスクロール圧縮機であっ
    て、径大部が駆動軸回転中心に対して偏心して配置され
    てなることを特徴とする密閉型スクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】請求項2記載のスクロール圧縮機であっ
    て、径大部が駆動軸の軸心に対して45度以下の角度を
    もって配置されてなることを特徴とする密閉型スクロー
    ル圧縮機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のスクロ
    ール圧縮機であって、蓋体が焼結形成されてなることを
    特徴とする密閉型スクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかに記載のスクロ
    ール圧縮機であって、蓋体が弾性材料からなることを特
    徴とする密閉型スクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれかに記載のスクロ
    ール圧縮機であって、蓋体が潤滑油よりも比重の小さな
    材料からなることを特徴とする密閉型スクロール圧縮
    機。
  7. 【請求項7】請求項1乃至3のいずれかに記載のスクロ
    ール圧縮機であって、蓋体の内部に空洞を有することを
    特徴とする密閉型スクロール圧縮機。
  8. 【請求項8】底部に潤滑油溜りを形成する密閉容器内部
    に駆動軸により連結された電動機とスクロール圧縮機構
    とを収納し、 前記スクロール圧縮機構は旋回スクロールとこれを旋回
    運動可能に挟持する固定スクロールとフレームとを備
    え、前記フレームには駆動軸を軸支する主軸受が設けら
    れ、前記旋回スクロールと固定スクロールはそれぞれの
    鏡板に形成した渦巻きラップを互いに噛み合わせて圧縮
    室を形成し、前記旋回スクロール鏡板の背面と前記フレ
    ームにて形成される背圧室に圧縮機構が吐出した気体を
    減圧供給して前記背圧室を吸入圧力よりも高く吐出圧力
    よりも低い中間圧力とすることで旋回スクロールと固定
    スクロールとを密着させてなり、 前記駆動軸の内部には軸方向に貫通する給油孔を備え、
    前記潤滑油溜りと背圧室は前記給油孔を介して連通され
    てなり、潤滑油溜りに加わる吐出圧力と背圧室の中間圧
    力との差圧力により前記駆動軸の軸受け部および前記ス
    クロール圧縮機構の摺動部に給油するスクロール圧縮機
    であって、 駆動軸の主軸受との摺動部かつ電動機側端部近傍に給油
    孔と駆動軸外周面とを連通する貫通孔を設け、前記貫通
    孔の駆動軸外周面側開口は、圧縮機が運転中に主軸受け
    と駆動軸との軸受隙間が最小となる周方向位置の近傍に
    配置されてなることを特徴とする密閉型スクロール圧縮
    機。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれかに記載の密閉型
    スクロール圧縮機を有することを特徴とする空気調和装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8のいずれかに記載の密閉
    型スクロール圧縮機を有することを特徴とする冷蔵庫。
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