JP2003252296A - ラッチ装置及びその操作方法 - Google Patents

ラッチ装置及びその操作方法

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JP2003252296A JP2003056946A JP2003056946A JP2003252296A JP 2003252296 A JP2003252296 A JP 2003252296A JP 2003056946 A JP2003056946 A JP 2003056946A JP 2003056946 A JP2003056946 A JP 2003056946A JP 2003252296 A JP2003252296 A JP 2003252296A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に飛行機着陸装置又は飛行機着陸脚ハッチ
をラッチ係合するためのラッチ装置(10)を提供す
る。 【解決手段】 本発明の装置は、それぞれが平行軸(1
3、15、18)周りに旋回するように取り付けられて
いる1組のヒンジ式に取り付けられた要素(12、1
4、16、17)を収容するボックス(11)を備え、
この組立体は、少なくとも1つのフック(12)と、関
連する弾性変形可能な復帰手段(20)によってフック
に接続されているロックレバー(14)とを含む。フッ
クは、正常動作モードにおいては第一のアクチュエータ
手段(100)を通じて、又は第一のアクチュエータ手
段がフック(12)のロックを解除できない緊急動作モ
ードにおいては第二のアクチュエータ手段(200)を
通じて、ロックレバーに作用を及ぼすことによってロッ
クを解除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラッチ装置に関
し、より詳細には、飛行機着陸装置または飛行機着陸脚
ハッチをラッチ係合するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のアプローチにおいては、このタイ
プのラッチ装置はそれぞれの平行軸周りを旋回するよう
に取り付けられる1組のヒンジ(蝶番)式要素を収容す
るボックス(箱)を備え、このような組立体は、少なく
とも1つのフックと、結合された弾性変形可能な復帰手
段によってフックに接続されているロックレバーを含ん
でいる。さらに、フックのロックは、正常動作モードに
おいては第一のアクチュエータを通じてあるいは第一の
アクチュエータ手段がうまくフックのロックを解除でき
ない場合の緊急動作モードにおいては第二のアクチュエ
ータ手段を通じて、ロックレバーに作用を与えることに
よって、解除することができる。
【0003】現状の技術水準は、出願者の名義の特許文
献1によって説明されている。
【0004】前記特許文献1は、フックのカム表面と協
働するベアリングホイールを有する第一の分岐部と、リ
ンク機構によってモータ及びステップダウンギアボック
スユニットの出力シャフトに接続される第二の分岐部と
を有するヒンジ式ロックレバーを備えるタイプのラッチ
ボックスについて記載している。緊急ロック解除のため
に、フックがロックされていても旋回できるように、リ
ンク装置に長円形のスロットが設けられ、ロック解除レ
バーを旋回させ且つベアリングホイールの係合を解除す
るのに充分な独立アクチュエータが配備される。しかし
ながら、独立アクチュエータは、使い捨ての爆発式アク
チュエータ(推進ガスを放出する加薬カートリッジによ
って起動する)の形態で作られる。
【0005】このような爆発式アクチュエータは、個別
に電気制御される電気機械アクチュエータと比較するこ
とはできず、爆発式アクチュエータは正常動作用ではな
く緊急動作用であることが分かるはずである。
【0006】技術的背景は、特許文献2、特許文献3及
び特許文献4においても説明されている。
【0007】
【特許文献1】米国特許第5,288,037号明細書
【特許文献2】ドイツ特許第731274号明細書
【特許文献3】米国特許第3,504,406号明細書
【特許文献4】欧州特許出願公開第0265 197号
公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する主要な問題は、正常動作モードと関連付けられた第
一のアクチェータ手段の構造及び配置に関するものであ
る。
【0009】この第一のアクチュエータ手段は、通常、
液圧式のリニアアクチュエータの形態で実現される。こ
のようなアクチュエータの利点は、これに関与する技術
が長期にわたって熟達されているので、その動作の信頼
性が高い点である。英国特許出願公開第2161202
号公報を参照することができる。
【0010】上記特許出願は、正常な状況においてフッ
クを形成する部品を留めるボルトについて説明してい
る。ロッドに対する作用は、閉塞の場合に前記接続のロ
ックを解除して、前記部品に対して相対的に回転させる
ことができるようにする。正常動作に関連する作動手段
は、従来の液圧式リニアアクチュエータ(アクチュエー
タ28)である。
【0011】説明の最後に電気制御作動手段を変形形態
として使用できることを簡単に指摘しているが、本文で
は電源及び可能な電気制御の独立性については言及して
いない。
【0012】液圧コンポーネントは重量がかなりあり、
また、これに関連する漏出の危険があるため、現在の傾
向は、液圧コンポーネントの利用を制限しようとする方
向に向かっている。
【0013】さらに、従来使用されている液圧装置の場
合、着陸装置駆動アクチュエータ及びラッチブロックの
両方に流体を供給する単一の電源ブロックが設けられて
いる。従って、フックのロックを解除したいときには、
液圧制御が、駆動アクチュエータに同時に作用を及ぼ
し、それによって、フックに加えられる負荷をさらに増
大させる傾向がある。その結果、フックに加えられる負
荷に打ち勝ち且つこのように大きい負荷の下でフックを
開放することによって生じる内部エネルギーを吸収する
ことができる充分な力を発揮することができるラッチ装
置を使用することが必要となる。当然、必要とされる電
力は、設けられた要素が無視できない重量であることを
意味し、それは、航空分野において常に望ましくないこ
とである。
【0014】従って、正常モード動作と関連付けられた
第一のアクチュエータ手段が、最小量の動力を発揮しな
がらロックを解除することができ、正常モードにおける
ロック解除が騒音又は振動なしに行なわれ、一方で起こ
り得る高レベルの加熱に耐えることができるようになっ
ているラッチ装置を設計することが好都合であると思わ
れる。
【0015】付随的な事項として、他の問題は、第一の
アクチュエータ手段がうまくフックのロックを解除でき
ない緊急モード動作において使用される第二のアクチュ
エータ手段に関するものである。これは、着陸装置が正
常に伸びない故障状態である。着陸装置の重量はフック
に大きな負荷を加える。従って、フックのロックを解除
するためには、可動部品の捕捉に打ち勝つために大きな
力を発揮する必要がある。
【0016】慣習上、緊急モード動作に関連付けられた
この第二のアクチュエータ手段は、飛行機のラッチボッ
クスのロッド通し及び関連液圧バルブの両方を制御する
共通電動モータの形態で作られる電気機械アクチュエー
タによって構成される。これは、比較的重いリンク機構
が存在することを意味し、それを保守の際に調整するこ
とは困難であることが常である。製造者は、緊急状況の
とき特定のシーケンスが実施されるようにしなければな
らない。すなわち、まず液圧装置がオフに切り替えら
れ、次にこれが帰還回路に接続され、その後ハッチラッ
チが解除されて、最後に着陸装置ラッチが解除される。
【0017】このような状況において、緊急動作モード
に関連付けられた第二のアクチュエータ手段を有し、負
荷を受けながらフックのロックを解除するために高いト
ルクを発揮することができ、しかもモータの寸法を大き
くする必要も重いリンク機構を使用するという拘束を受
ける必要もないラッチ装置を提供できることが好都合で
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に飛行機着
陸装置又は飛行機着陸脚ハッチをラッチ係合するための
ラッチ装置によって、上述の主要な問題を解決する。こ
のラッチ装置は、それぞれが平行軸周りに旋回するよう
に取り付けられている1組のヒンジ要素を収容するボッ
クスを備え、組立体は、少なくとも1つのフックと、関
連する弾性変形可能な復帰手段によって前記フックに接
続されているロックレバーとを含み、前記フックは、正
常動作モードにおいては第一のアクチュエータ手段を通
じて、又は前記第一のアクチュエータ手段がフックのロ
ックを解除できないときの緊急動作モードにおいては第
二のアクチュエータ手段を通じて、前記ロックレバーに
作用を及ぼすことによってロックを解除することがで
き、正常動作モードと関連する前記第一のアクチュエー
タ手段は、独立した電気制御装置の下で制御される低電
力電気機械アクチュエータである。
【0019】好ましい実施形態では、電気機械アクチュ
エータは、ロックレバーに作用を及ぼすプッシャの軸方
向変位又は回転方向変位を制御するプランジャコアを有
し且つボックスに固定されている電磁石である。
【0020】電磁石は、前記電磁石の励起が停止される
とただちにプッシャを後退位置へ向けて付勢するばねを
含み、後退位置はロックレバーがロックされている位置
に対応するようになっていることが好ましい。詳細に
は、電磁石のプッシャは、ロックレバーの旋回軸の近傍
で前記ロックレバー上に設けられた前記ロックレバーの
突出している付属体と協働する。
【0021】また、電磁石が二重コイルを有するタイプ
のものであることが好ましく、そのロック解除ストロー
クの終了後にその電気消費量を低減させるための手段を
含むことが好ましい。
【0022】前記電磁石は、ボックスを分解する必要な
く別の電磁石と直接交換できるように、取り外し可能に
ボックスに固定されており、容易にアクセスできること
が有利である。
【0023】変形実施形態では、リニア電気アクチュエ
ータ又はモータとステップダウンギアボックスとのユニ
ット又は小型トルクモータである電気機械アクチュエー
タを設けることができる。
【0024】付随的に、独立した電気制御装置の下で制
御される同様の電気機械アクチュエータである緊急動作
モードに関連する第二のアクチュエータ手段を設けるこ
とも有利である。前記第二のアクチュエータは、非可逆
的に共通差動歯車列と結合されている2つの電動モータ
を備え、歯車列は、正常動作において使用されるロック
レバーと協働する緊急ロック解除レバーの旋回を制御す
る出力シャフトを有する。
【0025】本発明は、また、上記の特徴のうち少なく
とも1つを有するラッチ装置を操作するための方法を提
供する。前記ラッチ装置は、駆動アクチュエータによっ
て従来のように伸長位置と後退位置との間で移動する飛
行機着陸装置をラッチ係合するように機能する。
【0026】本発明によれば、後退した着陸装置を解放
するために使用される方法は、ラッチ装置のロックレバ
ーの負荷を解放するように着陸装置の駆動アクチュエー
タに着陸装置後退方向の作用を与えるステップと、この
ようにして負荷が解除されたときに、フックのロックを
解除させるように第一のアクチュエータ手段を作動させ
るステップと、第一のアクチュエータ手段に電力を供給
したまま、前記着陸装置を伸張させるように前記着陸装
置のための駆動アクチュエータに作用を及ぼすステップ
と、を含む。
【0027】ラッチ装置のフックの負荷を解放する予備
ステップが機能不良の場合に、第二のアクチュエータ手
段がフックを緊急ロック解除するように作動され、その
後に、着陸装置がおそらくは重力によって降下される。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴及び利点
は、特定の実施形態に関する以下の説明及び添付図面を
参照することによってより明確になる。
【0029】説明は、特に飛行機の着陸装置又は飛行機
着陸脚ハッチをラッチ係合するための本発明のラッチ装
置の全体構成から始める。そのために、様々な動作モー
ドにおける本発明のラッチ装置の各種コンポーネントを
示している図1〜図4を参照する。これらの図面の全て
において、ラッチ装置の図は、ラッチ装置用のボックス
を構成する1つ又は2つの側板を取り除いた後の装置の
立面図に該当する。より明確にするために、ヒンジ(蝶
番)式要素の軸及びこれらの要素の一部のための当接部
は断面で示されており、前記軸及び支柱は、ボックスの
側板の平面を横切って延びる方向に平行になっている。
【0030】ラッチ装置10は、ボックス11を備え、
このボックスを構成する2つの側板の一方しか見ること
ができない。ボックスは、それぞれの平行軸の周りをそ
れぞれ旋回するように取り付けられている1組のヒンジ
式要素を含んでいる。この組立体は、本質的に、2つの
基本コンポーネント、すなわち、軸13周りを旋回する
ように取り付けられているフック12と、軸15周りを
旋回するように取り付けられており且つ関連する弾性変
形可能な復帰手段20によってフックに接続されている
ロックレバー14を含んでいる。変形可能な手段20
は、詳細には、部位19においてフック12に留められ
且つ部位21においてレバー14に留められている2つ
のコイルばねによって構成されている。もちろん、この
ような2コンポーネントシステムは、本発明を説明する
ための単なる例示にすぎず、2つより多いコンポーネン
トを有する他のタイプのリンク機構、例えばロックレバ
ーとフックとの間に中間レバーを含む3コンポーネント
リンク機構を使用することができる。
【0031】図1の位置は、フック12の正常ロック位
置に対応し、この位置において、フックは、ロックされ
るシステム(例えば、着陸脚に固定される付属物の一部
を形成するシステム)のナット50(図の中の一点鎖線
で示されている)を保持している。このように、フック
12の底部22は、ナット50を所定の位置に保持する
ように機能する。同フック12の上部23は、ロックレ
バー14を構成する2つの側板の間を通っており、この
位置では、ロックレバー14によって支持されているホ
イール25を圧迫する。フック12は、さらに、正常ロ
ック位置では何の役割も果たさない中間突起23’を有
している。参照番号35は、ロックレバー14によって
支持され、ロックレバー14の位置(詳細には、ロック
レバーの適正なロック位置)を指示する信号を送るため
にボックス11の側板によって支えられる2つのセンサ
(図には示されていない)の一方又は他方と協働するセ
ンサ標的を示している。
【0032】ラッチ装置10には、他の2つのタイプの
ヒンジ式要素も設けられており、これらは緊急動作状態
及び保守動作状態に関連するものである。すなわち、共
通軸18には2つのロックレバー16、17が併設され
ており、これらレバーの各々の端部に、ロックレバー1
4の前端部(前部ノーズ)28と協働するためのホイー
ル26、27がそれぞれ設けられている。ロックレバー
が旋回できる範囲を限定するように、2つのロックレバ
ー16、17の各々のために上側当接部32及び下側当
接部33からなるシステムが設けられている。
【0033】以下に説明する通り、ロックレバー16
は、図1から図4においてロックレバー17の背後にあ
り、緊急動作モードと関連付けられた電気機械アクチュ
エータによって構成されるアクチュエータ手段によって
制御される。このアクチュエータには参照番号200が
付けられている。この緊急用アクチュエータ手段200
の詳細な構造については、以下でより詳しく説明する。
【0034】ロックレバー16が軸18の他方の側から
突出した突起29を有しており、この突起29が、装置
のボックス11に固定されている2つの角度位置センサ
30及び31の標的として機能することも分かるはずで
ある。正常動作モードでは、ロックレバー16は必要と
されず、ロックレバー16に関連するセンサ30は、突
起29が、レバー16が下側当接部32に当接する状態
に対応した適正な位置にあることを検出する。ロックレ
バー17は、このロックレバーの軸周りに一体的に組み
込まれる捻りばねによって同じ下側当接部に押し付けら
れ、ロックレバー17はその軸上の六角末端部品34に
よって作動される。
【0035】本発明の基本的態様によれば、フック12
は、正常動作モードで第一のアクチュエータ手段100
を使ってロックレバー14に作用を及ぼすことによっ
て、そのロックを解除することができる。アクチュエー
タ手段100は、独立した電気制御装置を有する低電力
電気機械アクチュエータによって構成される。
【0036】詳細には、電気機械アクチュエータ100
は、固定リング107によりラッチ装置10のボックス
11に自己シールハウジング101を介して取り付けら
れる電磁石である。電磁石100のプランジャコア10
3は、ロックレバー14に作用するプッシャ104の軸
方向変位を、より詳細には、ロックレバー14の旋回軸
15付近でロックレバー14上に設けられている突出付
属体(すなわち、突出している付属体)37と協働する
ことによって、制御する。変形実施形態においては、プ
ッシャの回転変位を制御するためのプランジャコアを設
けることが可能である(変形実施形態は本出願において
は図示されていない)。電磁石100は、ロックレバー
14がロック位置にある位置に対応する後退位置に向か
ってプッシャ104を付勢しようとするばね105を含
むことも分かる。プッシャ104の後退位置は、図1に
示されている位置に相当する。電磁石100の巻線10
6は、関連するハウジング101の内部に簡略して示さ
れている。巻線は二重コイルタイプのものが望ましい。
これによって、制御ハウジング102内に収容されてい
る関連した制御手段を用いて、プッシャが素早く外方へ
動かされ得るようにすると共に巻線が加熱する程度を制
限する連続的電力供給シーケンスを構成することができ
る。プッシャ104は、突出付属体37に作用を及ぼし
て、フック12が解放されてその軸13周りを旋回し、
その結果、ナット50が解放されるまで、ロックレバー
14をその軸15周りに旋回させるようにロックレバー
14を動かすために、プッシャ104が受ける反力に打
ち勝てなくてはならない。
【0037】また、プランジャコアが移動を終了した後
(ロック解除ストロークの終了)、電磁石100が消費
する電気量を減少するためのシステムを設けることも可
能である。このようなシステムは、ボックスに取り付け
られた状態センサ(ロックした状態と非ロック状態を検
出するセンサ)又は電子タイマーを使用することによっ
て、実現することができる。
【0038】電磁石100は、着脱可能にボックス11
に固定され、容易にアクセスでき、それによってボック
ス自体を分解する必要なく別の電磁石と直接交換できる
ことが望ましい。
【0039】次に、図2を参照すると、正常なロック解
除の際の上記ラッチ装置10の各種コンポーネントの各
位置が分かる。
【0040】このとき、電磁石100は、関連する制御
手段102によって励起され、それによって、プッシャ
104がロックレバー14の突出付属体37と協働する
ようにプッシャを延伸させる。次に、ロックレバー14
は、その軸15周りを時計回りに旋回し、フック12
は、フック12のヘッドがロックレバー14によって支
持されているホイール25と接触した状態で、ばね20
の作用を受けながら軸13周りを反時計回りに旋回し始
めることができる。ホイール25がフックの上部23に
設けられたカム経路に達すると、フック12は、図2に
示されているようにそのロック解除位置に向かって旋回
し始めることができ、この位置において、付属体23’
が関連する当接部24に当接し、電磁石100に通電が
続けられている限りこれが続く。こうして、ナット50
が解放されるので、着陸装置は自由に降下でき、また、
この着陸装置と関連する着陸脚ハッチも自由に開放でき
るようになる。図2に示されている位置は自然な安定し
た位置であり、電磁石100の励起電流を維持する必要
はない。これは、この電力供給をオフに切り替えて、プ
ッシャ104を、関連するばね105からの駆動によ
り、その静止位置である後退位置に戻すことができるこ
とを意味する。このロック解除位置において、ロックレ
バー14は、そのホイール25を介してフック12の湾
曲した上部23に当接する。ボックス11に固定され且
つ望ましくない衝撃又は振動を避けるために望ましくは
変形可能な材料で作られる高い側の当接部36を設ける
こともできる。
【0041】図に示されるような小さいサイズの電磁石
は中程度の力の量しか発揮できず、詳細には、全負荷が
作用しているときに、ロックレバー14を旋回させるだ
けではフック12を旋回させることはできないことが容
易に分かる。
【0042】従って、アクチュエータ手段のサイズ及び
重量が小さいままにできれば航空の分野においては特に
望ましいので、アクチュエータ手段のサイズ及び重量を
小さいままにできることを保証することが好都合であ
る。
【0043】本発明の別の態様によれば、上述のラッチ
装置10を操作するための方法が提供される。上記のラ
ッチ装置10は、駆動アクチュエータの制御を受けて従
来の方法で下降位置から上昇位置に動かされた飛行機着
陸装置を留めて、固定するために使用されるものであ
る。
【0044】この操作方法のステップを理解するため
に、現実を高度に簡略化した図5が参照される。
【0045】図のa)においては、高度に簡略化して示
されている飛行機の着陸装置1が示されている。着陸装
置1は、このように、部位3において飛行機の構造Sに
ヒンジ接続された脚2を備え、この脚2の端部に、2対
の車輪9を有した揺動ビーム8がある。駆動アクチュエ
ータ6は、脚2の旋回に関連するものであり、アクチュ
エータのシリンダは飛行機の構造Sの点7に接続され、
アクチュエータのロッドは脚2の付属体5に接続されて
いる。付属体4は、ナット50を支持しており、ナット
50はラッチ装置10のフック12と協働するためのも
のである。
【0046】a)に図示される位置は、着陸装置が上昇
位置にあるときに対応し、この位置は、着陸装置を降下
できるようにラッチ装置を作動し始めるときに見られる
位置である。この位置a)において、ナット50は、ラ
ッチ装置10のフック12によって捕捉、保持されてい
る。
【0047】以下の一連のステップを応用して後退した
着陸装置を解放するために本発明の操作方法が応用され
るのは、このときである。
【0048】第一のステップは、着陸装置1を後退させ
るように着陸装置1の駆動アクチュエータ6に作用を及
ぼし、それによってラッチ装置10のフック12に対す
る負荷を解放するステップである。このステップは、位
置a)に示されている矢印によって表されている。これ
は、従来技術の構成と異なり、ラッチ装置10の制御を
駆動アクチュエータ6の制御から独立させることによっ
て可能になる。駆動アクチュエータ6の作用は、ごくわ
ずかに着陸装置の脚を上昇させ、それによってフック1
2の負荷を解除するので、ナット50によって与えられ
る力が方向を変化させる。
【0049】このように負荷が解除されたときにフック
12のロックを解除するために、第一のアクチュエータ
手段100、具体的には電磁石が、作動される。こうし
て、打ち勝たなければならない力はばね20が発揮する
力にまで減少するので、低電力作動で行なうことが可能
となり、従って小質量のアクチュエータを使用すること
が可能となる。
【0050】b)に示されているように、フック12の
ロックが解除されると、アクチュエータ100に引き続
き電力を送りながら、着陸装置1を降下させるために普
通に駆動アクチュエータ6を制御することができる。
【0051】このシーケンスを非常に迅速に、例えば約
1/10秒で、行なうことができることから、正常動作
に必要とされる電気機械アクチュエータが本出願におい
て示されているように電磁石の形態で実現されることが
好都合である。しかし、変形実施形態においては、この
電気機械アクチュエータをリニア電気アクチュエータの
形態又はモータギアボックスユニットの形態で、若しく
は小型トルクモータの形態で実現することも可能であ
る。
【0052】あらゆる状況において、低電力すなわちロ
ック解除用のフックが負荷を受けたままの状態となって
いるときに必要となる電力よりずっと小さい電力の電気
機械アクチュエータを使用すれば充分である。必要な電
力量は、当然、着陸装置又はハッチのタイプによって異
なるが、1つの指標として、大型定期旅客機用の典型的
な数値は300ワット程度であろう。
【0053】機械的負荷を駆動アクチュエータによって
緩和する上述のシーケンスは、正常モード動作において
騒音又は振動を生じずにロックを解除することを可能に
する。
【0054】正常モード動作に関連付けられた電気機械
アクチュエータが低電力のものであり且つ独立の電気制
御を受けていることが重要であることは理解されるであ
ろう。
【0055】電気−液圧制御を受ける従来技術タイプの
リニアアクチュエータがそのまま使用され、設けられた
唯一の独立した制御装置が各ラッチ装置のアクチュエー
タに対する制御装置であるとすると、ラッチ装置の作動
後に着陸装置を制御するためには、電気制御された付加
的な分配型弁(ディストリビュータバルブ)を設ける必
要がある。さらに、電気−液圧アクチュエータが本出願
において説明されている電気機械アクチュエータと単に
置換されるだけの場合(ただし、制御は駆動アクチュエ
ータの制御に依存するとして)、重荷重のボックスに大
きな出力量を発揮させる必要があることから、装置は非
常に大きくなるだろう。
【0056】以下の説明は、緊急及び保守動作モードに
関するものであり、これらの動作モードは、上述の電磁
石100を使用していない。
【0057】緊急モード動作に関連付けられた第二のア
クチュエータ手段200が設けられている。この第2の
アクチュエータ手段200は、同様に、独立の電気制御
を受けている電気機械アクチュエータによって構成され
ており、この電気機械アクチュエータは、正常動作にお
いて使用されるロックレバー14と協働する関連する緊
急ロック解除レバー16を旋回させる出力シャフトを有
する共通差動歯車列203と非可逆的に結合されている
2つの電動モータを備えている。
【0058】故障の場合に使用される緊急ロック解除モ
ードが図3に示されている。
【0059】このような状況下においては、電気機械ア
クチュエータ200(その独立の電気制御装置は参照番
号202を付されている)は、2つの電動モータ201
のうちの少なくとも一方からの駆動を受けて緊急ロック
解除レバー16を旋回させるように機能する。例とし
て、2つのモータ201は、三相交流で電力供給を受け
る非同期モータとすることができる。図3においては、
図1及び図2においては見えていない緊急ロックレバー
16が反時計回りに旋回し、ロックレバー14の前端部
28と協働する関連するホイール26によってロックレ
バー14を時計回りに旋回させることが分かる。緊急ロ
ック解除レバー16が旋回できる範囲は、関連する上側
当接部33によって制限される。電気機械アクチュエー
タ200へ損傷を与えることを避けるために、緊急ロッ
ク解除レバー16が当接するときにアクチェータのコン
ポーネントに損傷を与えないように、トルクリミッタに
空転部(又は、遊び)を設けることが当然妥当である。
この位置では、緊急ロック解除レバー16に関連する突
起29が下側センサ31と見当の合った位置になり、こ
のとき、センサ31は、飛行機の中央制御装置に対応す
る信号を送ることができる。ばね20を介した接続の改
良が施されたロックレバー14をその軸15周りに旋回
させることによって、フック12をその軸13周りに旋
回させる。正常ロック解除シーケンス後の場合と同様、
その後ナット50が解放され得る。
【0060】図4は、前出のシーケンスと同様のシーケ
ンスを示しており、保守のためのロック解除に関するも
のである。
【0061】緊急ロック解除レバー16を使用する代わ
りに、六角末端部品34に作用する適宜の道具を使用す
ることによって作動させられるのは、隣接する保守用ロ
ック解除レバー17である。保守用ロック解除レバー1
7は、末端部品34に組み込まれた関連する捻りばねの
反作用に抗して、上側当接部33に当接するまで旋回
し、それによって、そのホイール27をロックレバー1
4の前端部28と協働させて、ロックレバー14を上方
に旋回させるので、フック12をその軸13周りに旋回
させる。もちろん、道具に対する力が解放されると、末
端部品34に組み込まれた捻りばねは、直ちに保守用ロ
ックレバー17を元の静止位置すなわち下側当接部32
に当接する位置に戻させることから、保守用ロック解除
レバー17を高い位置に維持するためには、使用される
道具に対する力を維持する必要がある。
【0062】緊急モード動作と関連付けられた電気機械
アクチュエータ200の構造については、好ましい実施
形態を示している図6から図9を参照して、以下でさら
に詳細に説明する。
【0063】電気機械アクチュエータ200の各電動モ
ータ201は、それぞれ、緊急ロック解除レバー16が
上側当接部33と接触したときに運動エネルギを吸収す
るための下流側トルクリミッタ205(例えば、磁気タ
イプ、機械タイプ又は摩擦タイプ)と、たとえ高レベル
の振動及び大きな衝撃がある場合でも非可逆的伝動の性
質を保持するための非可逆的クランプ手段(同様に磁気
タイプが好ましい)206とを備えている。各電動モー
タ201の出力シャフトには参照番号207が付されて
いる。出力シャフト207は、共通差動歯車列203に
非可逆的に結合されているそれぞれの出力シャフト20
9を有する関連するステップダウン歯車列208と係合
している。共通差動歯車列の出力シャフト204は、上
述したように、緊急ロック解除レバー16の旋回を制御
する。各歯車列208は、平歯車によって構成されてい
る。このように、各モータ201の出力シャフト207
からそれぞれの出力シャフト209まで連続して配置さ
れた一連の歯車208. 1、 208.2、208.3、
208.4が見てとれる。さらに、各歯車列208から
共通差動歯車列203までの出力シャフト209の非可
逆的接続は、関連するウォームスクリュー210を介し
て提供される。
【0064】共通差動歯車列203は図7から図9によ
り明確に示されており、同様に全体的に平歯車によって
構成されている。各ウォームスクリュー210は、1つ
の歯車211を駆動し、この歯車は同軸でこれより小さ
い歯車を支持している。歯車212のうちの1つは、遊
星歯車213と咬合するが、そのうちの1つだけが図7
及び図9に示されている。他方の歯車212は、歯車列
のハウジング220と結合される歯車リング214と咬
合している。遊星歯車213と結合されているシャフト
215は、平歯車211及び212を貫通する中央シャ
フト216に取り付けられており、最終的に、緊急ロッ
ク解除レバー16を旋回させる出力シャフト204を介
して外に出ている。
【0065】図8及び図9は、上述のコンポーネントの
機械的構造をより明確に示しており、図6及び図7は略
図である。
【0066】この配置により、2つのモータ201が励
起されると、出力シャフト204が回転させられ、それ
によって、緊急ロック解除レバー16を旋回させる。し
たがって、このロック解除操作を行なうために高いトル
クが利用可能になる。モータ201のうち一方が故障の
場合、残りのモータがシャフト204に同じ出力トルク
を与えることができ、作動に必要な時間が二倍になるだ
けである。2モータ配置は、大きな融通性と非常に高い
レベルの安全性とを提供し且つ1つのモータが独力で必
要なトルクを提供しなければならない(このような場合
には望ましくない形で過大な寸法のモータが必要となっ
てしまう)事態を避けることを可能にするので、非常に
有利である。モータ201の電気供給装置がオフに切り
替えられたとき、緊急ロック解除レバー16はそのまま
図3に示される高い側の位置を維持する。緊急ロック解
除レバー16を低い側の位置に戻すためには、三相交流
のうちの2相を交換するために適切な電子機器を使用す
ることで充分である。
【0067】もちろん、緊急ロック解除レバー16を作
動させるために所望のレベルのトルクを得られるように
する他の変形形態を提供することも可能である。例とし
て、2つの考えられる可能な変形形態が図10及び図1
1に示されている。
【0068】図10は、図7と同様の略図で第一の変形
形態を示している。
【0069】前出の実施形態と異なり、各モータ201
の出力シャフト207自体が、ウォームスクリュー21
0を支持しており、それによって各モータ201の出力
シャフト207と共通差動歯車列203との間の非可逆
的結合を保証している。共通差動歯車列203は、図7
のものと同じなので、ここで再び説明する必要はない。
この共通差動歯車列203からの出力シャフト204
は、次に、遊星ステップダウン歯車列230の入口側に
接続されており、このステップダウン歯車列の出力23
4が緊急ロック解除レバー16を旋回させる。遊星歯車
列230は、太陽ホイール231と、遊星歯車233
と、歯車リング232を有し、各遊星歯車233に結合
されるシャフト235は、共通差動歯車列203の出力
シャフト204と同軸の出力シャフト234に確実に接
続されている。参照番号220は、システムのハウジン
グとの接続を簡略的に表しており、詳細には、ハウジン
グはこれに固定的に保持されているリング232を含ん
でいる。
【0070】このように、この場合にも、各出力シャフ
ト207と平歯車によって構成される差動歯車列203
との間の非可逆的接続が、関連するウォームスクリュー
210によって提供される。このような実施形態によ
り、高いステップダウン比(減速比)を得ることが可能
となる。
【0071】上述のシステムの構造より複雑な構造を持
つ別の変形形態が図11に示されている。
【0072】図11の装置では、2つのモータ201の
各々からの出力シャフト207が、関連する戻り止め機
構240を介して、かさ歯車によって構成される共通差
動歯車列203に接続されている。この戻り止め機構
は、2つのモータのうちの一方又は他方が故障した場合
に伝動の非可逆的性質が維持され、非可逆性を得るため
に純粋に機械的な装置を使用する以上に効率よくこれを
行なうことを保証する。平歯車242は、出力シャフト
207の各々に取り付けられ、各戻り止め機構240か
らの出力に取り付けられた歯車241と咬合し、これら
歯車241の各々は、かさ歯車差動装置203と結合さ
れる歯車211と咬合する同軸平歯車243と結合され
ている。かさ歯車差動装置203の出力シャフト204
は、トルクリミッタ244を介してステップダウン歯車
列245に接続されており、その出力シャフト254
は、緊急ロック解除レバー16を旋回させる。トルクリ
ミッタ244は摩擦リミッタであることが好ましく、ス
テップダウン歯車列245は、上述の第一の実施形態に
おける歯車列208の各々に類似する平歯車列であるこ
とが好ましい。従って、このステップダウン歯車列24
0は、以下の平歯車245.1、245.2、245.3
及び245.4を連続的に含んでいる。
【0073】上述したように図10及び図11に示され
る2つの実施形態は、2つの電動モータ201を共通差
動歯車列203に非可逆的に結合するための他の配置方
法を示している。それぞれの出力シャフト204、23
4、254が緊急ロック解除レバー16を旋回させるた
びに、前記レバーは正常動作において使用されるロック
レバー14と協働する。
【0074】当業者は、非可逆性が、構造的には異なる
が同じ機能を果たす手段によって得られることが分かる
だろう。限定するものではない例として、ホイールと微
動ねじとの間の非可逆的接続及び上記の戻り防止システ
ム、または各モータの背後に配置される停電ブレーキ
(power failure brake)を挙げる
ことができる。
【0075】どのような場合にも、ボックス11を分解
する必要なく直接別のアクチュエータと交換できるよう
に、上述の電磁アクチュエータと同様に着脱可能にボッ
クス11に固定される2つの電動モータ201及び共通
差動歯車列203を備える電気機械アクチュエータ20
0を設け、簡単にアクセスできるようにすることが有利
である。
【0076】本発明は、上述の実施形態に限定されず、
上に明記する基本的特徴を再現する同等の手段を使用す
る変形をその範囲に含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】フックが正常ロック位置になった状態の本発明
のラッチ装置を示している。
【図2】正常ロック解除モードを示している、すなわ
ち、本発明に従って特に電磁石の形態で構成されている
第一のアクチュエータ手段を使用している、図1と類似
する図である。
【図3】緊急動作モードと関連付けられた第二のアクチ
ュエータ手段が関与する緊急ロック解除シーケンスを示
している図1及び図2と類似する図であり、第二のアク
チュエータ手段は、特に非可逆的に共通差動歯車列と結
合される2台の電気モータを備えている電気機械アクチ
ュエータの形態で実現されている。
【図4】手動で保守ロック解除レバーに作用を及ぼすこ
とによって保守モードでフックのロックを解除する際の
シーケンスを示している、図1〜図3と類似する図であ
る。
【図5】正常動作モードで上記のラッチ装置を操作する
ための本発明の方法を示している図であり、a)は、フ
ックの負荷除去前を示しており、b)は、フックのロッ
クが解除され、着陸装置が降下されたるところを示して
いる。
【図6】第一の実施形態における緊急動作モードに関連
付けられた第二のアクチュエータ手段の構造を示してい
る図である。
【図7】図6に示されるアクチュエータ手段の共通差動
歯車列を示している図である。
【図8】上記アクチュエータ手段の構造の断面図であ
る。
【図9】共通差動歯車列及び緊急時にロック解除レバー
を旋回させる出力シャフトをより明確に示している、図
8の線IX−IXに沿った断面図である。
【図10】緊急動作モードに関連付けられた上記アクチ
ュエータ手段の変形実施形態を示しており、アクチュエ
ータはこの場合共通差動歯車列に結合される遊動ステッ
プダウン歯車列を含んでいる。
【図11】緊急動作モードに関連付けられたアクチュエ
ータのさらに別の変形実施形態を示している図であり、
アクチュエータは、この場合、トルクリミッタ及びステ
ップダウン歯車列と共に、かさ歯車を有する共通差動歯
車列と、関連する戻り止め機構とを備える。
【符号の説明】
10…ラッチ装置 11…ボックス 12…フック 13…軸 14…ロックレバー 15…軸 16…緊急ロック解除レバー 17…保守用ロック解除レバー 18…軸 20…復帰手段 100…第一のアクチュエータ 102…電気制御装置 200…第二のアクチュエータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月14日(2003.3.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に飛行機着
陸装置又は飛行機着陸脚ハッチをラッチ係合するための
ラッチ装置によって、上述の主要な問題を解決する。こ
のラッチ装置は、それぞれが平行軸周りに旋回するよう
に取り付けられている1組のヒンジ要素を収容するボッ
クスを備え、前記ラッチ装置は、少なくとも1つのフッ
クと、関連する弾性変形可能な復帰手段によって前記フ
ックに接続されているロックレバーとを含み、前記フッ
クは、正常動作モードにおいては第一のアクチュエータ
手段を通じて、又は前記第一のアクチュエータ手段がフ
ックのロックを解除できないときの緊急動作モードにお
いては第二のアクチュエータ手段を通じて、前記ロック
レバーに作用を及ぼすことによってロックを解除するこ
とができ、正常動作モードと関連する前記第一のアクチ
ュエータ手段は、独立した電気制御装置の下で制御され
る低電力電気機械アクチュエータである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ラッチ装置のフックの負荷を解放する予備
ステップが機能不良の場合に、第二のアクチュエータ手
段がフックを緊急ロック解除するように作動され、その
後に、着陸装置が重力によって降下される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック フェルメ フランス国,91440 ビュール−シュール −イベット,リュ ドゥ ラ ギヨネリー 23 (72)発明者 ピエール−イブ リエジョワ フランス国,92150 シュレスヌ,リュ ピエール デュポン 6 ビス (72)発明者 セバスチャン フレミオ フランス国,92100 ブーローニュ ビラ ンクール,アブニュ モリゼ 31 (72)発明者 ドミニク ペラトネル フランス国,78640 サン−ジェルマン ドゥ ラ グランジュ,リュ デ リス 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に飛行機着陸装置又は飛行機着陸脚ハ
    ッチをラッチ係合するためのラッチ装置(10)であっ
    て、該ラッチ装置が、それぞれが平行軸(13、15、
    18)周りに旋回するように取り付けられている1組の
    ヒンジ式に取り付けられた要素(12、14、16、1
    7)を収容するボックス(11)を備え、組立体が、少
    なくとも1つのフック(12)と、関連する弾性変形可
    能な復帰手段(20)によって前記フックに接続されて
    いるロックレバー(14)とを含み、前記フックは、正
    常動作モードにおいては第一のアクチュエータ手段(1
    00)を通じて、又は前記第一のアクチュエータ手段が
    フック(12)のロックを解除できないときの緊急動作
    モードにおいては第二のアクチュエータ手段(200)
    を通じて、前記ロックレバーに作用を及ぼすことによっ
    てロックを解除されることができ、正常動作モードと関
    連する前記第一のアクチュエータ手段が独立した電気制
    御装置(102)の下で制御される低電力電気機械アク
    チュエータ(100)であることを特徴とする、ラッチ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電気機械アクチュエータ(100)
    が、前記ロックレバー(14)に作用を及ぼすプッシャ
    (104)の軸方向変位又は回転方向変位を制御するプ
    ランジャコア(103)を有し且つボックス(11)に
    固定されている電磁石である、請求項1に記載のラッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電磁石(100)が、前記電磁石の
    励起が停止されるとただちにプッシャ(104)を後退
    位置へ向けて付勢するばね(105)を含み、前記後退
    位置が前記ロックレバー(14)がロックされている位
    置に対応する、請求項2に記載のラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁石(100)の前記プッシャ
    (104)が、前記ロックレバー(14)の旋回軸(1
    5)の近傍で前記ロックレバー(14)上に設けられた
    前記ロックレバー(14)の突出している付属体(3
    7)と協働する、請求項2又は請求項3に記載のラッチ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石(100)が、二重コイル
    (106)を有するタイプのものであり、好ましくは、
    ロック解除ストロークの終了後にその電気消費量を低減
    させるための手段を含む、請求項2から請求項4の何れ
    か一項に記載のラッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁石(100)が、前記ボックス
    (11)を分解する必要なく別の電磁石と直接的に交換
    できるように、取り外し可能に前記ボックス(11)に
    固定されており、容易にアクセスできる、請求項2から
    請求項5の何れか一項に記載のラッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記電気機械アクチュエータ(100)
    が、リニア電気アクチュエータ又はモータとステップダ
    ウンギアボックスとのユニット又は小型トルクモータで
    ある、請求項1に記載のラッチ装置。
  8. 【請求項8】 緊急動作モードと関連する前記第二のア
    クチュエータ手段(200)が、独立した電気制御装置
    (202)の下で制御される電気機械アクチュエータで
    あり、前記第二のアクチュエータが、非可逆的に共通差
    動歯車列(203)に結合されている2つの電動モータ
    (201)を備え、前記歯車列が、正常動作において使
    用される前記ロックレバー(14)と協働する緊急ロッ
    ク解除レバー(16)の旋回を制御する出力シャフト
    (204、235、254)を有している、請求項1に
    記載のラッチ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8の何れか一項に記
    載のラッチ装置(10)を操作するための方法であっ
    て、前記ラッチ装置が、駆動アクチュエータ(6)によ
    って従来のように着陸装置伸長位置と着陸装置後退位置
    との間で移動する飛行機着陸装置(1)をラッチ係合す
    るように機能し、該方法が後退した着陸装置を解放する
    ために使われ、該方法が、前記ラッチ装置(10)の前
    記ロックレバー(14)の負荷を解放するように着陸装
    置(1)の駆動アクチュエータ(6)に着陸装置後退方
    向の作用を与えるステップと、このようにして負荷が解
    除されたときに、前記フック(12)のロックを解除さ
    せるように前記第一のアクチュエータ手段(100)を
    作動させるステップと、前記第一のアクチュエータ手段
    (100)に電力を供給したまま、前記着陸装置を伸張
    させるように前記着陸装置(1)のための前記駆動アク
    チュエータ(6)に作用を及ぼすステップと、を含む、
    方法。
  10. 【請求項10】 前記ラッチ装置(10)の前記フック
    (12)の負荷を解放する予備ステップが機能不良の場
    合に、前記第二のアクチュエータ手段(200)が前記
    フック(12)の緊急ロック解除を行なうように作動さ
    れ、その後に、前記着陸装置(1)が重力によって降下
    する、請求項9に記載の方法。
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