JP2003251124A - フィルタユニット - Google Patents

フィルタユニット

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JP2003251124A
JP2003251124A JP2002052472A JP2002052472A JP2003251124A JP 2003251124 A JP2003251124 A JP 2003251124A JP 2002052472 A JP2002052472 A JP 2002052472A JP 2002052472 A JP2002052472 A JP 2002052472A JP 2003251124 A JP2003251124 A JP 2003251124A
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JP
Japan
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filter
filter unit
casing
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unit according
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Application number
JP2002052472A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shiohata
雅之 塩畑
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Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横方向に連結されたケーシング内への横方向
からのフィルタの脱着が確実に且つスムーズに行えるフ
ィルタユニットを提供する。 【解決手段】 本発明のフィルタユニットは、少なくと
も横方向に連結自在のケーシング内にフィルタを横方向
から脱着自在としたフィルタユニットであって、前記ケ
ーシングの下枠部側の内面に突起体を設けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも横方向
に連結自在のケーシング内にプレフィルタやHEPAフ
ィルタ等のフィルタを横方向から脱着自在としたフィル
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和装置などのための大型の
フィルタ装置は、その搬送等の作業性の観点から、複数
個のフィルタユニットを連結して組み立てるようにして
いる。この場合、各フィルタユニットのケーシングは少
なくとも横方向に連結自在とされ、このように連結され
たケーシング内にその横方向からプレフィルタやHEP
Aフィルタ等のフィルタを脱着自在とし、初期のフィル
タ装着や、メンテナンス時の交換をしやすいようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルタユニットの場合、ケーシングの継ぎ目に段差が
できてしまい、フィルタを横方向から脱着しようとする
とその下枠部の段差にフィルタがぶつかってしまい、ス
ムーズな脱着ができず、ひどい場合には脱着作業が不可
能となってしまうこともあった。本発明は前記従来のフ
ィルタユニットの不都合を解消し、横方向に連結された
ケーシング内への横方向からのフィルタの脱着が確実に
且つスムーズに行えるフィルタユニットを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる課題
を解決するべく鋭意検討の結果、前記ケーシングの下枠
内面に突起体を設けることにより前記課題を解決できる
ことを知見した。本発明のフィルタユニットはかかる知
見に基づきなされたもので、請求項1記載の通り、少な
くとも横方向に連結自在のケーシング内にフィルタを横
方向から脱着自在としたフィルタユニットであって、前
記ケーシングの下枠部側の内面に突起体を設けたことを
特徴とする。また、請求項2記載のフィルタユニット
は、請求項1記載のフィルタユニットにおいて、前記突
起体を下枠部側の少なくとも左右両端に設けたことを特
徴とする。また、請求項3記載のフィルタユニットは、
請求項2記載のフィルタユニットにおいて、前記突起体
を下枠部側の中間部にも設けたことを特徴とする。ま
た、請求項4記載のフィルタユニットは、請求項1乃至
3の何れかに記載のフィルタユニットにおいて、前記突
起体は、半球状体に形成したことを特徴とする。また、
請求項5記載のフィルタユニットは、請求項1記載のフ
ィルタユニットにおいて、前記突起体を左右両端まで連
なる連続体に構成したことを特徴とする。また、請求項
6記載のフィルタユニットは、請求項1乃至5の何れか
に記載のフィルタユニットにおいて、前記突起体は型押
し加工によって形成されたものであることを特徴とす
る。また、請求項7記載のフィルタユニットは、請求項
1乃至6の何れかに記載のフィルタユニットにおいて、
前記ケーシングは、溶融55%アルミニウム−亜鉛合金
メッキ鋼板であることを特徴とする
【0005】
【実施例】次に、本発明フィルタユニットの具体的な実
施例を図面に基づき説明する。図中1で示される本実施
例のフィルタユニットでは、ケーシング10内にプレフ
ィルタ30と、HEPAフィルタ40とを脱着自在とし
たものである。前記ケーシング10は、溶融55%アル
ミニウム−亜鉛合金めっき鋼板製のL字状に屈曲形成さ
れた上枠側ケーシング板11と同じく溶融55%アルミ
ニウム−亜鉛合金めっき鋼板製の下枠側ケーシング板1
2とを互いの端部で連結固定することにより矩形の枠体
状に形成されている。
【0006】尚、前記上枠側ケーシング板11と下枠側
ケーシング板12の垂直部を構成すう側板部11aと1
2aには、フィルタ30,40の脱着、或いは、通過を
許容するための開口部11c、12cが形成されてい
る。尚、図中11bと12bはそれぞれ、上枠部と下枠
部を示す。
【0007】本実施例では、上枠部11bと下枠部12
bの内面側にフィルタ30、40を案内するためのガイ
ド部材13、14が設けられている。そして、下枠部1
2bのガイド部材14には、それぞれ、プレフィルタ3
0とHEPAフィルタ40をガイドするためのガイド溝
14a、14bが形成されている。尚、上枠部11bの
ガイド部材13にも、それぞれ、プレフィルタ30とH
EPAフィルタ40をガイドするためのガイド溝13
a、13bが形成されている。本実施例では、前記HE
PAフィルタのガイド溝14bの内面側にその両端側に
半径3mmの半球状の長手状の突起体14cが型押し加
工により設けられている。勿論、プレフィルタ30のガ
イド溝14aにも同様の突起体を設けることは任意であ
るが、少なくとも、重量のあるHEPAフィルタのガイ
ド溝14bに設けてあればよい。
【0008】尚、連結配置されたケーシング10の非連
結部の側板部11aと12aには蓋体15、16がガス
ケット材17を介して当接固定され、開口部11c、1
2cを閉蓋するようにした。これら蓋体15、16は、
フィルタ30,40の着脱作業のために取り外し自在と
なっている。
【0009】かくして、連結されたケーシング10の、
下枠部12bのガイド部材14に段差が生じ、その結果
連結されたガイド溝14bに段差が生じることがあって
も、ガイド溝14bに設けられた突起体14cによって
HEPAフィルタ40が前記段差に衝突することなく、
次々と隣接するケーシング10内への案内されることと
なる。
【0010】前記実施例では突起体の形状を半球状の長
手状の突起体に形成したが、その形状は半球状、長円
状、長手線状等任意であるが、断面を半円球状にして、
フィルタと少なくとも線接触、好ましくは点接触に近い
接触を確保できる形状とすることが好ましい。
【0011】また、前記実施例では突起体をガイド溝の
両端部のみに、設けるようにしたが、ガイド部材の中心
部に設けるようにしてもよく、或いは、右両端まで連な
る連続体に形成してもよい。
【0012】また、前記突起体の形成方法は特に限定さ
れるものではないが、ケーシングの成形時に同時に型押
し成形することが作成上の手間や低コストの観点から好
ましい。また、ガイド部材を上枠部と下枠部とに固定す
るために、ガイド部材の内面側から外側にリベットを挿
通するようにして固定することができる。この場合に、
リベットの頭部を、前記突起体の形状と同じように半球
状、長円状、長手線状等に形成して、前記突起体の代わ
りに、或いは、前記突起体と併用するようにしてもよ
い。尚、このリベットの頭部の形状の前記突起体同様
に、断面を半円球状にして、フィルタと少なくとも線接
触、好ましくは点接触に近い接触を確保できる形状とす
ることが好ましい。
【0013】また、前記ケーシングの材料は特に限定さ
れるものではないが、25〜75質量%のアルミニウム
と、前記アルミニウム含量の0.5質量%以上のケイ素
と、残部が亜鉛からなる溶融亜鉛メッキで表面処理され
た鋼板で形成することが好ましい。更に、前記溶融亜鉛
メッキのアルミニウム含量が55〜75質量%であるも
のがメッキ層の自己修復作用の観点から好ましく、特
に、前記溶融亜鉛メッキがアルミニウム55重量%、亜
鉛43.4重量%、ケイ素1.6重量%であるものが適
度の犠牲防食と自己修復の機能がバランスよく発揮され
ているので好ましい。
【0014】
【発明の効果】このように、本発明によれば、少なくと
も横方向に連結自在のケーシング内にフィルタを横方向
から脱着自在としたフィルタユニットであって、前記ケ
ーシングの下枠部側の内面に突起体を設けるようにした
ため、横方向に連結されたケーシング内への横方向から
のフィルタの脱着が確実に且つスムーズに行えるフィル
タユニットを提供することができる。また、前記突起体
を下枠部側の少なくとも左右両端に設けた場合は、横方
向に連結されたケーシング内への横方向からのフィルタ
の脱着が、より確実に且つスムーズに行える。また、前
記突起体を下枠部側の中間部にも設けた場合、横方向に
連結されたケーシング内への横方向からのフィルタの脱
着が、更に、確実に且つスムーズに行える。また、前記
突起体を左右両端まで連なる連続体に構成した場合、ス
ムーズさは犠牲にはなるが、横方向に連結されたケーシ
ング内への横方向からのフィルタの脱着が、より確実に
行える。また、前記突起体は型押し加工によって形成す
る場合、余分な部材やリベット打ちなどの作業が不要と
なり、簡単な構成で、前記、横方向に連結されたケーシ
ング内への横方向からのフィルタの脱着が確実に且つス
ムーズに行えるフィルタユニットを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明フィルタユニットの一実施例の分解斜
【図2】 同実施例で用いられる下枠部のガイド部材の
断面図
【符号の説明】
1 フィルタユニット 10 ケーシング 11 上枠側ケーシング板 11a側板部 11b上枠部 11c開口部 12 下枠側ケーシング板 12a側板部 12b下枠部 12c開口部 13 ガイド部材 13aプレフィルタ用のガイド溝 13bHEPAフィルタ用のガイド溝 14 ガイド部材 14aプレフィルタ用のガイド溝 14bHEPAフィルタ用のガイド溝 14c突起体 15 蓋体 16 蓋体 17 ガスケット 30 プレフィルタ 40 HEPAフィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも横方向に連結自在のケーシン
    グ内にフィルタを横方向から脱着自在としたフィルタユ
    ニットであって、前記ケーシングの下枠部側の内面に突
    起体を設けたことを特徴とするフィルタユニット。
  2. 【請求項2】 前記突起体を下枠部側の少なくとも左右
    両端に設けたことを特徴とする請求項1記載のフィルタ
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記突起体を下枠部側の中間部にも設け
    たことを特徴とする請求項2記載のフィルタユニット。
  4. 【請求項4】 前記突起体は、半球状体に形成したこと
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフィルタ
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記突起体を左右両端まで連なる連続体
    に構成したことを特徴とする請求項1記載のフィルタユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 前記突起体は型押し加工によって形成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れ
    かに記載のフィルタユニット。
  7. 【請求項7】 前記ケーシングは、溶融55%アルミニ
    ウム−亜鉛合金メッキ鋼板であることを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載のフィルタユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209955A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Takeo Yoshida 濾過器
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