JP2003249939A - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

通信システムおよび通信方法

Info

Publication number
JP2003249939A
JP2003249939A JP2002046844A JP2002046844A JP2003249939A JP 2003249939 A JP2003249939 A JP 2003249939A JP 2002046844 A JP2002046844 A JP 2002046844A JP 2002046844 A JP2002046844 A JP 2002046844A JP 2003249939 A JP2003249939 A JP 2003249939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access point
communication
wireless terminal
terminal
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002046844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4112241B2 (ja
Inventor
Yukimasa Nagai
幸政 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002046844A priority Critical patent/JP4112241B2/ja
Publication of JP2003249939A publication Critical patent/JP2003249939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112241B2 publication Critical patent/JP4112241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフラストラクチャモードで動作可能な無
線端末が端末間通信を行う場合に、同一アクセスポイン
トに属する他の無線端末が通信チャネルの帯域を十分に
確保可能な通信システムを得ること。 【解決手段】 本発明の通信システムは、インフラスト
ラクチャモードで動作中の各無線端末(3,4,5)と
AP1が、ビーコンインターバルに、第1の通信チャネ
ルを用いた通信を行い、さらに、AP1に属するインフ
ラストラクチャモードで動作中の無線端末どうし(3,
4)が、AP1がサービスを提供する第1の通信チャネ
ルを維持しつつ、第1の通信チャネル以外の第2の通信
チャネルを使用して、前記ビーコンインターバルの空き
時間に、アドホックモードによる端末間通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線端末
と、データ中継機能を有するアクセスポイントと、を備
えた通信システムに関するものであり、特に、動作モー
ドとして、インフラストラクチャモードとアドホックモ
ードをサポートし、動作モードを選択して端末間通信を
行う通信システムおよび通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の通信方法について説明す
る。データ中継機能を有するアクセスポイント(無線
局)に対して複数の移動可能な無線端末が接続されてい
るとき、各無線端末は、アクセスポイントが提供する1
つのチャネルの帯域を分け合って接続している。
【0003】また、各無線端末がアクセスポイント経由
でWebブラウジング等のデータ通信を行う場合には、
データ送信時に競合が発生する可能性のあるCSMA/
CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision
Avoidance)方式か、または、アクセスポイントが送信
タイミングの集中管理を行うことでデータ送信時に競合
を回避するポーリング方式、が用いられる。特に、IEEE
802.11の方式では、CSMA/CAとポーリングの両方
の方式が規定されている。
【0004】また、各無線端末は、アクセスポイントが
無線端末の送信制御を行うインフラストラクチャモード
で立ち上がってしまうと、たとえば、FTP,Teln
et,チャット等のデータ交換を行う場合、アクセスポ
イント経由、または、アクセスポイントによって調停さ
れたポーリング期間を用いて、通信を行う。
【0005】また、インフラストラクチャモードで動作
中の無線端末が、無線端末間で送信制御を行うアドホッ
クモード(対等分散型ネットワーク通信方式)で接続す
る場合には、無線端末側でドライバを切り替えて立ち上
げなおす必要がある。アドホックモードでは、無線端末
間の通信になるので、アクセスポイント経由のデータ通
信ができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の通信方法においては、たとえば、無線端末がイン
フラストラクチャモードでサービスを受けている場合
に、同一アクセスポイント配下の無線端末間で通信を行
うと、必ず、アクセスポイント経由、または、アクセス
ポイントによって調停されたポーリング期間を用いた、
通信になってしまう。そのため、アクセスポイントから
サービスを提供されている他の無線端末が、無線端末間
の通信トラフィックにより十分な帯域を確保できない、
という問題があった。
【0007】逆に、アドホックモードで無線端末間通信
を行っている場合には、アクセスポイントが存在しない
ため、バックボーンである有線ネットワークとの接続が
なくなり、Webブラウジング等、インターネットを利
用できない、という問題があった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、たとえば、インフラストラクチャモードで無線端
末間の通信を行う場合であっても、アクセスポイントか
らサービスを提供されている他の無線端末が、十分な帯
域を確保可能な通信システム、および通信方法を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる通信システムに
あっては、データ中継機能を有するアクセスポイント
と、当該アクセスポイントに属する複数の無線端末と、
を備え、インフラストラクチャモードで動作中の前記各
無線端末と前記アクセスポイントが、アクセスポイント
が断続的に送信する所定の報知信号の受信間隔で、第1
の通信チャネルを用いた通信を行い、さらに、前記アク
セスポイントに属するインフラストラクチャモードで動
作中の無線端末どうしが、当該アクセスポイントがサー
ビスを提供する前記第1の通信チャネルを維持しつつ、
前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャネルを使
用して、前記受信間隔における空き時間に、アドホック
モードによる端末間通信を行うことを特徴とする。
【0010】つぎの発明にかかる通信システムにあって
は、前記インフラストラクチャモードで動作中の無線端
末が、複数の通信チャネルのキャリアセンスを行い、当
該キャリアセンス結果から得られる空きチャネルを前記
第2の通信チャネルとすることを特徴とする。
【0011】つぎの発明にかかる通信システムにあって
は、前記アクセスポイントが、インフラストラクチャモ
ードで通信中の自身に属する無線端末間のパケットをチ
ェックし、少なくともいずれか一方の無線端末に対して
同一アクセスポイントに属していることを通知すること
により、前記端末間通信を促すことを特徴とする。
【0012】つぎの発明にかかる通信システムにあって
は、前記アクセスポイントである第1のアクセスポイン
トがネットワーク上で第2のアクセスポイントと接続さ
れ、前記第2のアクセスポイントに属する無線端末が前
記第1のアクセスポイントからもサービスを受けられる
状態で、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末
が前記第2のアクセスポイントに属する無線端末と通信
を行う場合、前記第2のアクセスポイントに属する無線
端末が、ハンドオーバを実行して、現在の通信チャネル
を、第1のアクセスポイントがサービスを提供する前記
第1の通信チャネルに切り替え、第1のアクセスポイン
トの配下で前記端末間通信を行うことを特徴とする。
【0013】つぎの発明にかかる通信システムにあって
は、前記アクセスポイントである第1のアクセスポイン
トがネットワーク上で第2のアクセスポイントと接続さ
れ、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前
記第2のアクセスポイントからもサービスを受けられる
状態で、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末
が前記第2のアクセスポイントに属する無線端末と通信
を行う場合、前記第1のアクセスポイントに属する無線
端末が、ハンドオーバを実行して、前記第1の通信チャ
ネルを、第2のアクセスポイントがサービスを提供する
通信チャネルに切り替え、第2のアクセスポイントの配
下で前記端末間通信を行うことを特徴とする。
【0014】つぎの発明にかかる通信システムにおい
て、前記アドホックモードによる端末間通信では、端末
間通信を要求する方の無線端末が仮のアクセスポイント
になり、アドホックモードで動作する期間中、通信相手
の無線端末を管理することを特徴とする。
【0015】つぎの発明にかかる通信方法にあっては、
データ中継機能を有するアクセスポイントと当該アクセ
スポイントに属する複数の無線端末とを備えた通信シス
テムにおいて、インフラストラクチャモードで動作中の
前記各無線端末と前記アクセスポイントが、アクセスポ
イントが断続的に送信する所定の報知信号の受信間隔
で、第1の通信チャネルを用いた通信を行う第1の通信
ステップと、前記アクセスポイントに属するインフラス
トラクチャモードで動作中の無線端末どうしが、当該ア
クセスポイントがサービスを提供する前記第1の通信チ
ャネルを維持しつつ、前記第1の通信チャネル以外の第
2の通信チャネルを使用して、前記受信間隔における空
き時間に、アドホックモードによる端末間通信を行う第
2の通信ステップと、を含むことを特徴とする。
【0016】つぎの発明にかかる通信方法において、前
記第2の通信ステップでは、前記インフラストラクチャ
モードで動作中の無線端末が、複数の通信チャネルのキ
ャリアセンスを行い、当該キャリアセンス結果から得ら
れる空きチャネルを前記第2の通信チャネルとすること
を特徴とする。
【0017】つぎの発明にかかる通信方法において、前
記第2の通信ステップでは、前記アクセスポイントが、
インフラストラクチャモードで通信中の自身に属する無
線端末間のパケットをチェックし、少なくともいずれか
一方の無線端末に対して同一アクセスポイントに属して
いることを通知することにより、前記端末間通信を促す
ことを特徴とする。
【0018】つぎの発明にかかる通信方法にあっては、
前記アクセスポイントである第1のアクセスポイントが
ネットワーク上で第2のアクセスポイントと接続され、
前記第2のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
1のアクセスポイントからもサービスを受けられる状態
で、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前
記第2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行
う場合、前記第2のアクセスポイントに属する無線端末
が、ハンドオーバを実行して、現在の通信チャネルを、
第1のアクセスポイントがサービスを提供する前記第1
の通信チャネルに切り替え、第1のアクセスポイントの
配下で前記端末間通信を行うことを特徴とする。
【0019】つぎの発明にかかる通信方法にあっては、
前記アクセスポイントである第1のアクセスポイントが
ネットワーク上で第2のアクセスポイントと接続され、
前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
2のアクセスポイントからもサービスを受けられる状態
で、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前
記第2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行
う場合、前記第1のアクセスポイントに属する無線端末
が、ハンドオーバを実行して、前記第1の通信チャネル
を、第2のアクセスポイントがサービスを提供する通信
チャネルに切り替え、第2のアクセスポイントの配下で
前記端末間通信を行うことを特徴とする。
【0020】つぎの発明にかかる通信方法において、前
記アドホックモードによる端末間通信では、端末間通信
を要求する方の無線端末が仮のアクセスポイントにな
り、アドホックモードで動作する期間中、通信相手の無
線端末を管理することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる通信シス
テムおよび通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0022】実施の形態1.図1は、本発明にかかる通
信システムの実施の形態1の構成を示す図である。図1
において、1,2はインフラストラクチャモードで動作
可能なアクセスポイント(AP)であり、3,4,5は
アクセスポイント1に帰属する無線端末である。また、
各APは有線ネットワークで接続されている。
【0023】また、図2は、上記AP1,2の構成を示
す図であり、10は上位層であり、11は上位レイヤプ
ロトコル処理部であり、20はデータリンク層であり、
21はチャネルアクセス部であり、22はビーコン生成
処理部であり、23は資源割り当て処理部であり、24
は仮想キャリアセンス部であり、25はタイマであり、
26は時間カウンタであり、30は物理層であり、31
は変復調処理部である。
【0024】各APは、物理層30,データリンク層2
0,上位層10から構成され、データリンク層20内
に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access
with Collision Avoidance),ポーリング等の通信方式
に対応したフレーム送信制御を行うチャネルアクセス部
21を備える。また、各APのチャネルアクセス部21
は、一定間隔毎にビーコン信号を送信するビーコン生成
処理部22と、周波数資源を予約するための資源割り当
て処理部23と、受信したフレーム内の情報に基づいて
NAV(ネットアロケーションベクター)を設定し、通
信チャネルがビジーであると判断した場合に、他の端末
がチャネルを使用している間、自端末の送信制御を行わ
ないようにする仮想キャリアセンス24を備える。
【0025】また、図3は、上記無線端末3,4,5の
構成を示す図であり、40は上位層であり、41は上位
レイヤプロトコル処理部であり、50はデータリンク層
であり、51はチャネルアクセス部であり、52はビー
コン生成処理部であり、53は資源割り当て処理部であ
り、54は仮想キャリアセンス部であり、55はタイマ
であり、56は時間カウンタであり、57はビーコン解
析処理部であり、58は資源要求処理部であり、60は
物理層であり、61は変復調処理部である。
【0026】各無線端末は、物理層60,データリンク
層50,上位層40から構成され、データリンク層50
内に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Acces
s with Collision Avoidance),ポーリング等の通信方
式に対応したフレーム送信制御を行うチャネルアクセス
部51を備える。また、各無線端末のチャネルアクセス
部51は、上記ビーコン生成処理部22と資源割り当て
処理部23と仮想キャリアセンス部24と同様のビーコ
ン生成処理部52と資源割り当て処理部53と仮想キャ
リアセンス部54に加えて、APが送信するビーコン信
号に基づいて時刻同期やチャネル構成を解析するための
ビーコン解析処理部57と、チャネル予約を行うための
資源要求処理部58と、を備える。
【0027】ここで、上記通信システムにおける本実施
の形態の通信方法について詳細に説明する。図4は、本
実施の形態の通信方法を示す図である。なお、AP1の
時間軸上の黒い矩形波と白い矩形波で描かれている信号
は、APから定期的に送信される報知信号、すなわち、
ビーコンフレーム(Beacon)を表す。また、説明
の便宜上、黒いビーコンフレームは、以降、AP1と無
線端末3もしくは無線端末4との間で通信が行われる場
合を表し、白いビーコンフレームは、以降、AP1と無
線端末3もしくは無線端末4との間で通信が行われない
場合を表す。
【0028】AP1では、ビーコンフレームによって、
チャネル構成,送信タイミング,送信時間,端末のアド
レス、を含む割り当て情報を報知する。各無線端末で
は、このビーコンフレームを受信することによって、時
刻同期を確立し、同時に、チャネル構成を把握する。な
お、AP1では、周期的な信号としてビーコンフレーム
を送信するが、ビーコンフレームの送信前にチャネルの
キャリアセンスを実行し、結果としてメディアがビジー
な状態であれば、ビーコンフレームの送信をメディアが
アイドルになるまで延期する。また、信号Pは、AP1
または各無線端末が送信するパケットを表す。
【0029】AP1と各無線端末との間では、ビーコン
フレームのインターバル(ビーコンインターバル)に複
数のパケット交換が行われる。たとえば、Beacon
(1)からBeacon(2)までのビーコンインター
バルでは、まず、無線端末3がAP1へパケットを送信
し、つぎに、無線端末5がAP1へパケットを送信し、
最後に、AP1が無線端末4へパケットを送信する。な
お、このようなパケットの送受信は、AP1の制御によ
るポーリング方式またはAP1が調停したCSMA/C
A方式の、いずれの方式であっても構わない。
【0030】Beacon(2)からBeacon
(3)までのビーコンインターバルでは、図示のとお
り、AP1と無線端末3または無線端末4との間でパケ
ット交換が行われない。すなわち、このビーコンインタ
ーバルでは、AP1と通信を行う無線端末が無線端末5
のみであり、無線端末5とAP1との間の通信は、AP
1がサービスを提供するチャネルを用いて通常どおり行
われる。
【0031】また、Beacon(2)からBeaco
n(3)までのビーコンインターバルでは、上記無線端
末5とAP1との間の通信以外に、アドホックモードに
より、無線端末3と無線端末4との間で端末間通信(A
dhoc(1)に相当)が行われている。図5は、無線
端末3と無線端末4との間の端末間通信(Adhoc
(1))を示す図である。Adhoc(1)で示される
端末間通信は、AP1がサービスを提供するチャネルと
異なった第2のチャネルを用いて行われる。このAdh
oc(1)は、つぎのBeacon(3)が送信される
時間前に終了し、その後、無線端末3と無線端末4は、
AP1が使用するチャネルのキャリアセンスを実行し、
AP1から送信されるつぎのBeacon(3)を受信
し、つぎのビーコンインターバルの割り当て状況を把握
する。
【0032】ここで、上記Adhoc(1)における第
2チャネルの決定方法および設定方法を説明する。図6
は、Adhoc(1)における第2チャネルの決定方法
および設定方法を示す図である。なお、以下の手順は、
Beacon(2)を受信する前に、無線端末3と無線
端末4がインフラストラクチャモードで動作中に行われ
る。また、ここでの無線端末間のパケット交換シーケン
スは、AP1の制御によるポーリング方式でもよいし、
AP1が調停したCSMA/CA方式でもよい。
【0033】まず、無線端末3では、無線端末4に対し
て自端末のアドレス,ID(Identifier),BSSID
(Basic Service Set Identifier),統合ネットワーク
のIDであるESSID(Extended Service Set Ident
ifier)等を含んだ「アドホックモード要求パケット」
を送信するとともに、空きチャネルの検索のためにアク
セスポイントAP1との通信がない時間を利用してキャ
リアセンスを行う。
【0034】「アドホックモード要求パケット」を受信
した無線端末4では、自らの端末アドレス,ID,BS
SID,ESSID等と比較し、アドホックモードで動
作が可能であるかを判断する。可能である場合、無線端
末4では、空きチャネルの検索のためにアクセスポイン
トAP1との通信がない時間を利用してキャリアセンス
を行い、自端末のアドレス,ID,BSSID,ESS
ID等を含んだ「アドホックモード許可/拒否パケッ
ト」を送信するとともに、キャリアセンスの結果を含ん
だ「空きチャネルパケット」を送信する。
【0035】「アドホックモード許可/拒否パケット」
および「空きチャネルパケット」を受信した無線端末3
では、無線端末4にてアドホックモードによる動作が可
能であり、かつ無線端末3と無線端末4によるキャリア
センスの結果から使用可能な空きチャネルが存在する場
合、そのチャネルを第2の通信チャネルとして決定す
る。そして、「使用チャネル問い合わせパケット」を無
線端末4に対して送信する。
【0036】「使用チャネル問い合わせパケット」を受
信した無線端末4では、パケットに含まれるチャネルを
アドホックモードで使用する第2のチャネルとして設定
する。そして、設定が終了したことを示す「使用チャネ
ル確認パケット」を無線端末3に対して送信し、その
後、アドホックモードで動作可能な状態となる。
【0037】「使用チャネル確認パケット」を受信した
無線端末3では、無線端末4と同様に、アドホックモー
ドで動作可能な状態となる。なお、説明の便宜上、無線
端末3と無線端末4とを用いて端末間通信(Adho
c)の手順を説明するが、その他の端末間でも同様に端
末間通信が行われる。
【0038】つぎに、Beacon(3)からBeac
on(4)までのビーコンインターバルでも、前回のビ
ーコンインターバルと同様に、AP1と無線端末3また
は無線端末4との間ではパケット交換が行われない。こ
こでは、無線端末3と無線端末4が、端末間通信(Ad
hoc(2))を行い、Beacon(4)の受信前に
Adhoc(2)を終了する。そして、無線端末3と無
線端末4では、Beacon(4)を受信するために、
AP1がインフラストラクチャモードで使用しているチ
ャネルのキャリアセンスを行う。また、無線端末5とA
P1の通信は、AP1がサービスを提供するチャネルを
用いて通常どおり行われる。
【0039】Beacon(4)からBeacon
(5)までのビーコンインターバルでは、Beacon
(4)に、AP1と、無線端末3,無線端末4および無
線端末5との間でパケットの送受信を行う内容が含まれ
ているため、インフラストラクチャモードで動作する。
また、第2のチャネルを用いたアドホックモードによる
動作を一定期間にわたって行わない場合は、端末間通信
を行う際に再度「アドホックモード要求パケット」を送
信し、新たな第2のチャネルを探す。
【0040】このように、本実施の形態においては、A
Pとの通信がない場合に、APがサービスを提供するチ
ャネル以外の第2のチャネルを用いて端末間通信を行う
構成とした。これにより、AP経由の端末間通信を回避
できるため、APがサービスを提供しているチャネルの
帯域を十分に確保することができる。なお、APから無
線端末に対して通信を行う必要がある場合には、端末間
通信を一時停止する。
【0041】また、アクセスポイントを経由した通信で
あるWebブラウジング等は、従来どおりに実施でき
る。また、無線端末の設定を変更することなしに、すな
わち、無線端末を再立ち上げすることなく、端末間通信
を実現できる。
【0042】なお、本実施の形態では、CSMA/CA
方式またはポーリング方式によって通信が行われる形態
について説明したが、これに限らず、APと無線端末と
の間の通信がTDMA(Time Division Multiple Acces
s)方式によって行われる場合であっても同様に適応で
きる。この場合は、APからのビーコンが、ダウンリン
ク方向にブロードキャストされるBCH(Broadcast Ch
annel)と、ダウンリンク方向にブロードキャストされ
るフレーム情報からなるFCH(Frame Channel)に置
き換えられる。そして、各無線端末が、BCHとFCH
を受信することによってフレームの構成を解釈し、その
周期内に通信がないと判断した場合に、第2のチャネル
を用いて端末間通信を行う。その際、第2のチャネルで
行われる端末間通信は、CSMA/CA,ポーリング,
TDMAのいずれの方式でもよい。
【0043】実施の形態2.図7は、本発明にかかる通
信システムの実施の形態2の構成を示す図である。図7
において、7は無線端末である。なお、APおよび無線
端末の構成については、先に説明した図2および図3と
同様である。
【0044】本実施の形態では、AP2に属する無線端
末7が複数のAP(AP1およびAP2)からサービス
を受けられる状態で、無線端末3が無線端末7に対して
端末間通信を行う場合、について説明する。
【0045】AP1とAP2は、使用するチャネルが異
なるため、定期的に送信するビーコンフレームは、AP
間で同期が確立されていない。したがって、前述した実
施の形態1の通信方法をそのまま利用して端末間通信を
行うことができない。そこで、本実施の形態では、複数
のアクセスポイントからサービスを受けられる状態にあ
る無線端末7が、ハンドオーバによりサービスの提供を
受けるAPをAP2からAP1に切り替え、切り替え後
の状態で端末間通信を行う。
【0046】図8は、実施の形態2の通信方法を示す図
である。まず、無線端末3では、無線端末7に対して、
自端末のアドレス、ID,ESSID等を含んだ「アド
ホックモード要求パケット」を送信するとともに、空き
チャネルの検索のためにAP1との通信がない時間を利
用してキャリアセンスを行う。
【0047】「アドホックモード要求パケット」を受信
した無線端末7では、自端末のアドレス,ID,BSS
ID,ESSID等と比較し、無線端末3と異なったA
P2に接続していることを認識した後、AP1がサービ
スを提供しているチャネルをセンス(受信感度等)し
て、ハンドオーバが可能かどうかを判別する。たとえ
ば、ハンドオーバが可能な場合、無線端末7では、端末
間通信を行う空きチャネルを検索するためにAP2との
通信がない時間を利用してキャリアセンスを行う。そし
て、空きチャネルが存在し、アドホックモードによる動
作が可能であれば、受信端末7では、ハンドオーバを実
行して現在のAP2との通信チャネルをAP1の通信チ
ャネルに切り替え、ハンドオーバ終了後に、自端末のア
ドレス,ID,BSSID,ESSID等を含んだ「ア
ドホックモード許可/拒否パケット」を送信するととも
に、キャリアセンス結果を含んだ「空きチャネルパケッ
ト」を送信する。
【0048】「アドホックモード許可/拒否パケット」
および「空きチャネルパケット」を受信した無線端末3
では、無線端末7にてアドホックモードによる動作が可
能であり、かつ無線端末3と無線端末7によるキャリア
センスの結果から使用可能な空きチャネルが存在する場
合、そのチャネルを第2の通信チャネルとして決定す
る。そして、無線端末7に対して「使用チャネル問い合
わせパケット」を送信する。
【0049】「使用チャネル問い合わせパケット」を受
信した無線端末7では、パケットに含まれるチャネルを
アドホックモードで使用する第2のチャネルとして設定
し、設定の終了を示す「使用チャネル確認パケット」を
無線端末3に対して送信し、その後、アドホックモード
で動作可能な状態となる。
【0050】「使用チャネル確認パケット」を受信した
無線端末3では、無線端末7と同様に、アドホックモー
ドで動作可能な状態となる。
【0051】このように、本実施の形態では、異なるA
Pからサービスの提供を受けている無線端末どうしが端
末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一APから
サービスの提供を受けられるようにハンドオーバを実行
して通信チャネルを切り替え、同一のAPに属した状態
で、前述の実施の形態1と同様の端末間通信を行う構成
とした。これにより、AP経由の端末間通信を回避でき
るため、APがサービスを提供しているチャネルの帯域
を十分に確保することができる。
【0052】また、アクセスポイントを経由した通信で
あるWebブラウジング等は、従来どおりに実施でき
る。また、無線端末の設定を変更することなしに、すな
わち、無線端末を再立ち上げすることなく、端末間通信
を実現できる。
【0053】実施の形態3.実施の形態3では、「アド
ホックモード要求パケット」を送信した無線端末7が通
信相手の無線端末3が属する他のAPからもサービスが
受けられる状態である場合、要求元の無線端末7が、ハ
ンドオーバを実行し、現在の通信チャネルを通信相手の
無線端末が属するAPの通信チャネルに切り替える。な
お、通信システムの構成については、前述の図7と同様
であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
ここでは、AP2に属する無線端末7が、複数のAP
(AP1およびAP2)からサービスを受けられる状態
であることを前提とし、無線端末7が「アドホックモー
ド要求パケット」を送信する。
【0054】図9は、実施の形態3の通信方法を示す図
である。まず、無線端末7では、無線端末3に対して、
自端末のアドレス,ID,BSSID,ESSID等を
含んだ「アドホックモード要求パケット」を送信すると
ともに、空きチャネルの検索のためにAP2との通信が
ない時間を利用してキャリアセンスを行う。
【0055】「アドホックモード要求パケット」を受信
した無線端末3では、自端末のアドレス,ID,BSS
ID,ESSID等と比較し、自端末が、無線端末7が
接続しているAP2と異なったAP1に接続しているこ
とを認識する。そして、端末間通信を行うチャネルを検
索するためにAP1との通信がない時間を利用してキャ
リアセンスを行う。空きチャネルが存在する場合には、
無線端末7に対して「ハンドオーバ要求メッセージ」,
「アドホックモード許可/拒否パケット」および「空き
チャネルパケット」を送信する。
【0056】「ハンドオーバ要求メッセージ」,「アド
ホックモード許可/拒否パケット」および「空きチャネ
ルパケット」を受信した無線端末7では、アクセスポイ
ント1の通信チャネルへのハンドオーバが可能で、かつ
無線端末3と無線端末7によるキャリアセンスの結果か
ら使用可能な空きチャネルが存在する場合、そのチャネ
ルを第2の通信チャネルとして決定する。そして、ハン
ドオーバを実行して現在の通信チャネルをAP1の通信
チャネルに切り替え、無線端末3に対して「使用チャネ
ル問い合わせパケット」を送信する。
【0057】「使用チャネル問い合わせパケット」を受
信した無線端末3では、パケットに含まれるチャネルを
アドホックモードで使用する第2のチャネルとして設定
し、設定終了を示す「使用チャネル確認パケット」を無
線端末7に対して送信し、その後、アドホックモードで
動作可能な状態となる。
【0058】「使用チャネル確認パケット」を受信した
無線端末7では、無線端末3と同様に、アドホックモー
ドで動作可能な状態となる。
【0059】このように、本実施の形態では、異なるA
Pからサービスの提供を受けている無線端末どうしが端
末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一APから
サービスの提供を受けられるようにハンドオーバを実行
して通信チャネルを切り替え、同一のAPに属した状態
で、前述の実施の形態1と同様の端末間通信を行う構成
とした。これにより、AP経由の端末間通信を回避でき
るため、APがサービスを提供しているチャネルの帯域
を十分に確保することができる。
【0060】また、アクセスポイントを経由した通信で
あるWebブラウジング等は、従来どおりに実施でき
る。また、無線端末の設定を変更することなしに、すな
わち、無線端末を再立ち上げすることなく、端末間通信
を実現できる。
【0061】実施の形態4.図10は、実施の形態4の
通信方法を示す図である。実施の形態4では、AP1
が、無線端末3が無線端末4に対して送信するパケット
をチェックし、一方の無線端末に端末間通信を促す。な
お、通信システムの構成については、前述の図1と同様
であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0062】また、図11は、IEEE802.11MACで定義さ
れているアドレスフィールドの構成を示す図であり、図
12は、インフラストラクチャネットワークにおけるパ
ケット送信時のアドレスフィールドの設定方法を示す図
である。IEEE802.11MACで定義されているフレームフォ
ーマットでは、ToDS(To Distribution System),
FromDS(From Distribution System),Add1
(Address 1),Add2(Address 2),Add3(Ad
dress 3),Add4(Address 4)のアドレスフィール
ドを用いて通信を行うことになっている。ここで、DS
(Distribution System)とは、無線LANの基本ネッ
トワークであるBSS(Basic ServiceSet)とLAN
(Local Area Network)等の橋渡しをする際のシステム
を表す。また、ToDSは、DS宛ての送信である場合
にToDS=1とし、DS宛ての送信でない場合にTo
DS=0とし、そして、FromDSは、DSから送ら
れてきた場合にFromDS=1とし、DSを介さない
内部の通信であればFromDS=0とする。ここで
は、アドレスフィールドの構造上、同じAPに属する無
線端末間であっても、必ずAP経由で通信が行われるこ
とを規定している。
【0063】したがって、AP1では、自身に接続する
無線端末のリストと、送信元の無線端末が送信するパケ
ットの宛先フィールドと、を比較することにより、たと
えば、無線端末3と無線端末4が自身の配下に属し、端
末間通信を開始しようとしていることを知ることができ
る。
【0064】ここで、本実施の形態の通信方法を、図1
0を用いて説明する。まず、無線端末3が、AP1を介
して無線端末4宛てにパケットを送信する。このとき、
IEEE802.11MACのアドレスフィールドは、ToDS=
1,FromDS=0,Add1=AP1のアドレス
(接続点),Add2=無線端末3のアドレス(送信
元),Add3=無線端末4のアドレス(送信先)とな
っている。ただし、無線端末3のアドレスはSTA1で
あり、無線端末4のアドレスはSTA2である。
【0065】無線端末3からのパケットを受信したAP
1では、自身が保持する接続リストを参照し、パケット
送信先の無線端末4が自身に属することを認識する。な
お、無線端末4がAP1に属する無線端末でない場合
は、他のAP(DSを介したアクセスポイント等)に対
してパケットを転送する。
【0066】つぎに、AP1では、IEEE802.11MACのア
ドレスフィールドをToDS=0,FromDS=1,
Add1=無線端末4のアドレス(送信先),Add2
=AP1のアドレス(接続点),Add3=無線端末3
のアドレス(送信元)とセットして、パケットを送信す
る。
【0067】無線端末4から無線端末3宛てに送信され
る応答パケットを受信したAP1では、無線端末3に対
してそのパケットを転送するとともに、端末間通信要求
パケットを送信する。
【0068】そして、端末間通信要求パケットを受信し
た無線端末3では、先に説明した実施の形態1の通信方
法で端末間通信を実現する。なお、先に説明した実施の
形態2または3のように、一方の無線端末が、通信相手
となる他方の無線端末が属する他のAPからもサービス
が受けられる状態である場合は、実施の形態2または3
の通信方法で端末間通信を実現する。
【0069】このように、本実施の形態では、APが、
無線端末間のパケットをチェックし、一方の無線端末に
端末間通信を促す構成とした。これにより、前述の実施
の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
【0070】実施の形態5.図13は、実施の形態5の
通信方法を示す図である。実施の形態5では、実施の形
態1における端末間通信(Adhoc(1)(2))を
詳細に説明する。なお、ここでは、「アドホックモード
要求パケット」を送信した無線端末3が、端末間通信期
間における仮のAPとなり、通信相手である無線端末4
の送信を制御する。また、ここでは、説明の便宜上、A
dhoc(1)について説明する。
【0071】無線端末3では、端末間通信(Adhoc
(1))が開始されると、チャネル構成,送信タイミン
グ,送信時間,端末のアドレスを含む割り当て情報を報
知するためのBeacon(21)を、Adhoc
(1)で使用する第2の通信チャネル上に送信する。こ
れにより、仮のAPとなった無線端末3と無線端末4と
の間では、送信タイミング等が決定され、ビーコンイン
ターバルに端末間通信を行うことができる。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、アクセスポイントとの通信がない場合に、アクセス
ポイントがサービスを提供する通信チャネル以外の第2
の通信チャネルを用いて端末間通信を行う構成とした。
これにより、アクセスポイント経由の端末間通信を回避
できるため、インフラストラクチャモードで使用してい
る通信チャネルの帯域を十分に確保することが可能な通
信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0073】つぎの発明によれば、インフラストラクチ
ャモードで動作中の無線端末がキャリアセンスを行って
空きチャネルを検索する構成としたため、容易に第2の
通信チャネルを検出することが可能な通信システムを得
ることができる、という効果を奏する。
【0074】つぎの発明によれば、アクセスポイント
が、無線端末間のパケットをチェックし、少なくともい
ずれか一方の無線端末に端末間通信を促す構成とした。
これにより、効率よくアクセスポイント経由の端末間通
信を回避することが可能な通信システムを得ることがで
きる、という効果を奏する。
【0075】つぎの発明によれば、異なるアクセスポイ
ントからサービスの提供を受けている無線端末どうしが
端末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一アクセ
スポイントからサービスの提供を受けられるようにハン
ドオーバを実行して通信チャネルを切り替え、同一のア
クセスポイントに属した状態で端末間通信を行う構成と
した。これにより、アクセスポイント経由の端末間通信
を回避できるため、インフラストラクチャモードで使用
している通信チャネルの帯域を十分に確保することが可
能な通信システムを得ることができる、という効果を奏
する。
【0076】つぎの発明によれば、異なるアクセスポイ
ントからサービスの提供を受けている無線端末どうしが
端末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一アクセ
スポイントからサービスの提供を受けられるようにハン
ドオーバを実行して通信チャネルを切り替え、同一のア
クセスポイントに属した状態で端末間通信を行う構成と
した。これにより、アクセスポイント経由の端末間通信
を回避できるため、インフラストラクチャモードで使用
している通信チャネルの帯域を十分に確保することが可
能な通信システムを得ることができる、という効果を奏
する。
【0077】つぎの発明によれば、仮のアクセスポイン
トとなった無線端末の管理で、通信相手となる無線端末
との送信タイミング等が決定される構成とした。これに
より、報知信号の受信間隔において容易に端末間通信を
実現可能な通信システムを得ることができる、という効
果を奏する。
【0078】つぎの発明によれば、アクセスポイントと
の通信がない場合に、アクセスポイントがサービスを提
供する通信チャネル以外の第2の通信チャネルを用いて
端末間通信を行う。これにより、アクセスポイント経由
の端末間通信を回避できるため、インフラストラクチャ
モードで使用している通信チャネルの帯域を十分に確保
することができる、という効果を奏する。また、無線端
末の設定を変更することなしに、すなわち、無線端末を
再立ち上げすることなく、端末間通信を実現できる、と
いう効果を奏する。
【0079】つぎの発明によれば、インフラストラクチ
ャモードで動作中の無線端末がキャリアセンスを行って
空きチャネルを検索することとしたため、容易に第2の
通信チャネルを検出できる、という効果を奏する。
【0080】つぎの発明によれば、アクセスポイント
が、無線端末間のパケットをチェックし、少なくともい
ずれか一方の無線端末に端末間通信を促す。これによ
り、効率よくアクセスポイント経由の端末間通信を回避
できる、という効果を奏する。
【0081】つぎの発明によれば、異なるアクセスポイ
ントからサービスの提供を受けている無線端末どうしが
端末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一アクセ
スポイントからサービスの提供を受けられるようにハン
ドオーバを実行して通信チャネルを切り替え、同一のア
クセスポイントに属した状態で端末間通信を行う。これ
により、アクセスポイント経由の端末間通信を回避でき
るため、インフラストラクチャモードで使用している通
信チャネルの帯域を十分に確保することができる、とい
う効果を奏する。
【0082】つぎの発明によれば、異なるアクセスポイ
ントからサービスの提供を受けている無線端末どうしが
端末間通信を行う場合、一方の無線端末が、同一アクセ
スポイントからサービスの提供を受けられるようにハン
ドオーバを実行して通信チャネルを切り替え、同一のア
クセスポイントに属した状態で端末間通信を行う。これ
により、アクセスポイント経由の端末間通信を回避でき
るため、インフラストラクチャモードで使用している通
信チャネルの帯域を十分に確保することができる、とい
う効果を奏する。
【0083】つぎの発明によれば、仮のアクセスポイン
トとなった無線端末の管理で、通信相手となる無線端末
との送信タイミング等が決定される。これにより、報知
信号の受信間隔において容易に端末間通信を実現でき
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通信システムの実施の形態1
の構成を示す図である。
【図2】 アクセスポイントの構成を示す図である。
【図3】 無線端末の構成を示す図である。
【図4】 実施の形態1の通信方法を示す図である。
【図5】 端末間通信(Adhoc(1))を示す図で
ある。
【図6】 Adhoc(1)における第2チャネルの決
定方法および設定方法を示す図である。
【図7】 本発明にかかる通信システムの実施の形態2
の構成を示す図である。
【図8】 実施の形態2の通信方法を示す図である。
【図9】 実施の形態3の通信方法を示す図である。
【図10】 実施の形態4の通信方法を示す図である。
【図11】 IEEE802.11MACで定義されているアドレス
フィールドの構成を示す図である。
【図12】 インフラストラクチャネットワークにおけ
るパケット送信時のアドレスフィールドの設定方法を示
す図である。
【図13】 実施の形態5の通信方法を示す図である。
【符号の説明】
1,2 アクセスポイント(AP)、3,4,5,7
無線端末。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ中継機能を有するアクセスポイン
    トと、当該アクセスポイントに属する複数の無線端末
    と、を備え、インフラストラクチャモードで動作中の前
    記各無線端末と前記アクセスポイントが、アクセスポイ
    ントが断続的に送信する所定の報知信号の受信間隔で、
    第1の通信チャネルを用いた通信を行う通信システムに
    おいて、 前記アクセスポイントに属するインフラストラクチャモ
    ードで動作中の無線端末どうしが、当該アクセスポイン
    トがサービスを提供する前記第1の通信チャネルを維持
    しつつ、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャ
    ネルを使用して、前記受信間隔における空き時間に、ア
    ドホックモードによる端末間通信を行うことを特徴とす
    る通信システム。
  2. 【請求項2】 前記インフラストラクチャモードで動作
    中の無線端末が、複数の通信チャネルのキャリアセンス
    を行い、当該キャリアセンス結果から得られる空きチャ
    ネルを前記第2の通信チャネルとすることを特徴とする
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記アクセスポイントが、インフラスト
    ラクチャモードで通信中の自身に属する無線端末間のパ
    ケットをチェックし、少なくともいずれか一方の無線端
    末に対して同一アクセスポイントに属していることを通
    知することにより、前記端末間通信を促すことを特徴と
    する請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記アクセスポイントである第1のアク
    セスポイントがネットワーク上で第2のアクセスポイン
    トと接続され、前記第2のアクセスポイントに属する無
    線端末が前記第1のアクセスポイントからもサービスを
    受けられる状態で、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
    2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行う場
    合、 前記第2のアクセスポイントに属する無線端末が、ハン
    ドオーバを実行して、現在の通信チャネルを、第1のア
    クセスポイントがサービスを提供する前記第1の通信チ
    ャネルに切り替え、第1のアクセスポイントの配下で前
    記端末間通信を行うことを特徴とする請求項1または2
    に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記アクセスポイントである第1のアク
    セスポイントがネットワーク上で第2のアクセスポイン
    トと接続され、前記第1のアクセスポイントに属する無
    線端末が前記第2のアクセスポイントからもサービスを
    受けられる状態で、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
    2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行う場
    合、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が、ハン
    ドオーバを実行して、前記第1の通信チャネルを、第2
    のアクセスポイントがサービスを提供する通信チャネル
    に切り替え、第2のアクセスポイントの配下で前記端末
    間通信を行うことを特徴とする請求項1または2に記載
    の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記アドホックモードによる端末間通信
    では、端末間通信を要求する方の無線端末が仮のアクセ
    スポイントになり、アドホックモードで動作する期間
    中、通信相手の無線端末を管理することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 データ中継機能を有するアクセスポイン
    トと当該アクセスポイントに属する複数の無線端末とを
    備えた通信システムにおける通信方法にあっては、 インフラストラクチャモードで動作中の前記各無線端末
    と前記アクセスポイントが、アクセスポイントが断続的
    に送信する所定の報知信号の受信間隔で、第1の通信チ
    ャネルを用いた通信を行う第1の通信ステップと、 前記アクセスポイントに属するインフラストラクチャモ
    ードで動作中の無線端末どうしが、当該アクセスポイン
    トがサービスを提供する前記第1の通信チャネルを維持
    しつつ、前記第1の通信チャネル以外の第2の通信チャ
    ネルを使用して、前記受信間隔における空き時間に、ア
    ドホックモードによる端末間通信を行う第2の通信ステ
    ップと、 を含むことを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の通信ステップでは、 前記インフラストラクチャモードで動作中の無線端末
    が、複数の通信チャネルのキャリアセンスを行い、当該
    キャリアセンス結果から得られる空きチャネルを前記第
    2の通信チャネルとすることを特徴とする請求項7に記
    載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の通信ステップでは、 前記アクセスポイントが、インフラストラクチャモード
    で通信中の自身に属する無線端末間のパケットをチェッ
    クし、少なくともいずれか一方の無線端末に対して同一
    アクセスポイントに属していることを通知することによ
    り、前記端末間通信を促すことを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 前記アクセスポイントである第1のア
    クセスポイントがネットワーク上で第2のアクセスポイ
    ントと接続され、前記第2のアクセスポイントに属する
    無線端末が前記第1のアクセスポイントからもサービス
    を受けられる状態で、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
    2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行う場
    合、 前記第2のアクセスポイントに属する無線端末が、ハン
    ドオーバを実行して、現在の通信チャネルを、第1のア
    クセスポイントがサービスを提供する前記第1の通信チ
    ャネルに切り替え、第1のアクセスポイントの配下で前
    記端末間通信を行うことを特徴とする請求項7または8
    に記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 前記アクセスポイントである第1のア
    クセスポイントがネットワーク上で第2のアクセスポイ
    ントと接続され、前記第1のアクセスポイントに属する
    無線端末が前記第2のアクセスポイントからもサービス
    を受けられる状態で、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が前記第
    2のアクセスポイントに属する無線端末と通信を行う場
    合、 前記第1のアクセスポイントに属する無線端末が、ハン
    ドオーバを実行して、前記第1の通信チャネルを、第2
    のアクセスポイントがサービスを提供する通信チャネル
    に切り替え、第2のアクセスポイントの配下で前記端末
    間通信を行うことを特徴とする請求項7または8に記載
    の通信方法。
  12. 【請求項12】 前記アドホックモードによる端末間通
    信では、端末間通信を要求する方の無線端末が仮のアク
    セスポイントになり、アドホックモードで動作する期間
    中、通信相手の無線端末を管理することを特徴とする請
    求項7〜11のいずれか一つに記載の通信方法。
JP2002046844A 2002-02-22 2002-02-22 通信システムおよび通信方法 Expired - Fee Related JP4112241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046844A JP4112241B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 通信システムおよび通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046844A JP4112241B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 通信システムおよび通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003249939A true JP2003249939A (ja) 2003-09-05
JP4112241B2 JP4112241B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=28660109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002046844A Expired - Fee Related JP4112241B2 (ja) 2002-02-22 2002-02-22 通信システムおよび通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4112241B2 (ja)

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004248180A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kddi Corp 異なる無線通信メディアの切替方法及びその通信状態測定方法
WO2005041595A1 (ja) * 2003-10-29 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動体通信端末及び通信管理装置
JP2006054707A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Kddi Corp 無線lanのアドホックモードにおける通信装置、設定プログラム及び接続方法
JP2006128949A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Canon Inc 無線通信装置、通信システム、無線通信方法、及びコンピュータプログラム
JP2006319444A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Nec Corp ワイヤレスlanシステム、中継端末装置および中継方法
JP2007509532A (ja) * 2003-10-15 2007-04-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド 既存システム相互運用性を有する高速媒体アクセス制御
JP2007104600A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、情報処理システム、コンピュータプログラム、記憶媒体
US7221667B2 (en) 2002-10-01 2007-05-22 Nec Infrontia Corporation Wireless LAN communication system
JP2007165999A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Fujitsu Ltd 移動通信装置及びアドホック通信のチャネル切替え方法
JP2007306244A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toshiba Corp 無線通信装置および無線通信システムの無線通信制御方法
US7343162B2 (en) 2004-06-17 2008-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication method, wireless communication apparatus, and wireless communication system
JP2009500969A (ja) * 2005-07-08 2009-01-08 マイクロソフト コーポレーション 直接ワイヤレス・クライアント間通信
JP2009021886A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Hitachi Ltd 無線通信装置
JP2009523385A (ja) * 2006-01-11 2009-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 同期をサポートする無線通信方法及び装置
JP2009239385A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sony Corp 通信装置及び通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2010178347A (ja) * 2003-10-15 2010-08-12 Qualcomm Inc 高速媒体アクセス制御
US7818018B2 (en) 2004-01-29 2010-10-19 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an AD hoc network
JP2010533444A (ja) * 2007-07-10 2010-10-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド 信号を監視し、監視結果に基づいて通信帯域を選択および/または使用するための方法および装置
US7882412B2 (en) 2004-10-05 2011-02-01 Sanjiv Nanda Enhanced block acknowledgement
US7894538B2 (en) 2003-08-27 2011-02-22 Qualcomm Incorporated Frequency-independent spatial processing for wideband MISO and MIMO systems
US7940869B2 (en) 2005-02-04 2011-05-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio communication method, system and a terminal station
US8233462B2 (en) 2003-10-15 2012-07-31 Qualcomm Incorporated High speed media access control and direct link protocol
JP2012191669A (ja) * 2005-11-03 2012-10-04 Interdigital Technology Corp 基本サービス・セット(bss)内のステーション間でピアツーピア通信を実行する方法およびシステム
US8284752B2 (en) 2003-10-15 2012-10-09 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
US8315271B2 (en) 2004-03-26 2012-11-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for an ad-hoc wireless communications system
US8355372B2 (en) 2004-05-07 2013-01-15 Qualcomm Incorporated Transmission mode and rate selection for a wireless communication system
US8401018B2 (en) 2004-06-02 2013-03-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for scheduling in a wireless network
US8462817B2 (en) 2003-10-15 2013-06-11 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for multiplexing protocol data units
US8472473B2 (en) 2003-10-15 2013-06-25 Qualcomm Incorporated Wireless LAN protocol stack
US8488525B2 (en) 2007-04-25 2013-07-16 Fujitsu Limited Mobile radio communication system including radio resource sharing function
US8595501B2 (en) 2008-05-09 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Network helper for authentication between a token and verifiers
US8600336B2 (en) 2005-09-12 2013-12-03 Qualcomm Incorporated Scheduling with reverse direction grant in wireless communication systems
JP2014504065A (ja) * 2010-11-19 2014-02-13 クゥアルコム・インコーポレイテッド ダイレクトリンク接続のためのプローブメッセージング
US8705438B2 (en) 2007-07-10 2014-04-22 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for selecting and/or using a communications band for peer to peer signaling
US8774039B2 (en) 2009-06-17 2014-07-08 Panasonic Corporation Communication system, mobile terminal, network node, and base station apparatus
US8811369B2 (en) 2006-01-11 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for supporting multiple communications modes of operation
WO2014136270A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 株式会社東芝 通信装置及び通信方法
US8903440B2 (en) 2004-01-29 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an ad hoc network
JP2015111877A (ja) * 2010-11-16 2015-06-18 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド 無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法および装置
US9226308B2 (en) 2003-10-15 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
JP2016036062A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 富士通株式会社 無線通信装置、無線通信方法、及び無線通信プログラム
JPWO2014024351A1 (ja) * 2012-08-09 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線通信システム
JP6005308B1 (ja) * 2015-07-13 2016-10-12 三菱電機株式会社 無線通信装置及び無線通信端末及び無線通信方法及び無線通信プログラム
JP2017103826A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、無線通信方法
JP2017126961A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、通信システム
US10091636B2 (en) 2010-11-19 2018-10-02 Qualcomm Incorporated Probe messaging for direct link connections

Cited By (93)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7221667B2 (en) 2002-10-01 2007-05-22 Nec Infrontia Corporation Wireless LAN communication system
JP2004248180A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kddi Corp 異なる無線通信メディアの切替方法及びその通信状態測定方法
US7894538B2 (en) 2003-08-27 2011-02-22 Qualcomm Incorporated Frequency-independent spatial processing for wideband MISO and MIMO systems
US8483105B2 (en) 2003-10-15 2013-07-09 Qualcomm Incorporated High speed media access control
US8472473B2 (en) 2003-10-15 2013-06-25 Qualcomm Incorporated Wireless LAN protocol stack
JP2010178347A (ja) * 2003-10-15 2010-08-12 Qualcomm Inc 高速媒体アクセス制御
US9226308B2 (en) 2003-10-15 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
US8582430B2 (en) 2003-10-15 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for wireless LAN (WLAN) data multiplexing
US9137087B2 (en) 2003-10-15 2015-09-15 Qualcomm Incorporated High speed media access control
US9072101B2 (en) 2003-10-15 2015-06-30 Qualcomm Incorporated High speed media access control and direct link protocol
US8284752B2 (en) 2003-10-15 2012-10-09 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for medium access control
US8233462B2 (en) 2003-10-15 2012-07-31 Qualcomm Incorporated High speed media access control and direct link protocol
US8462817B2 (en) 2003-10-15 2013-06-11 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for multiplexing protocol data units
US8842657B2 (en) 2003-10-15 2014-09-23 Qualcomm Incorporated High speed media access control with legacy system interoperability
US8774098B2 (en) 2003-10-15 2014-07-08 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for multiplexing protocol data units
JP2007509532A (ja) * 2003-10-15 2007-04-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド 既存システム相互運用性を有する高速媒体アクセス制御
WO2005041595A1 (ja) * 2003-10-29 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 移動体通信端末及び通信管理装置
US8903440B2 (en) 2004-01-29 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an ad hoc network
US7818018B2 (en) 2004-01-29 2010-10-19 Qualcomm Incorporated Distributed hierarchical scheduling in an AD hoc network
US8315271B2 (en) 2004-03-26 2012-11-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for an ad-hoc wireless communications system
US8355372B2 (en) 2004-05-07 2013-01-15 Qualcomm Incorporated Transmission mode and rate selection for a wireless communication system
US8401018B2 (en) 2004-06-02 2013-03-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for scheduling in a wireless network
US7343162B2 (en) 2004-06-17 2008-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication method, wireless communication apparatus, and wireless communication system
JP2006054707A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Kddi Corp 無線lanのアドホックモードにおける通信装置、設定プログラム及び接続方法
JP4552559B2 (ja) * 2004-08-12 2010-09-29 Kddi株式会社 無線lanのアドホックモードにおける通信装置、設定プログラム及び接続方法
US7882412B2 (en) 2004-10-05 2011-02-01 Sanjiv Nanda Enhanced block acknowledgement
US8578230B2 (en) 2004-10-05 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Enhanced block acknowledgement
US7554961B2 (en) 2004-10-27 2009-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Wireless communication apparatus, communication system and wireless communication method
JP2006128949A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Canon Inc 無線通信装置、通信システム、無線通信方法、及びコンピュータプログラム
JP4533085B2 (ja) * 2004-10-27 2010-08-25 キヤノン株式会社 無線通信装置、通信システム、無線通信方法、及びコンピュータプログラム
US7940869B2 (en) 2005-02-04 2011-05-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio communication method, system and a terminal station
JP2006319444A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Nec Corp ワイヤレスlanシステム、中継端末装置および中継方法
JP2009500969A (ja) * 2005-07-08 2009-01-08 マイクロソフト コーポレーション 直接ワイヤレス・クライアント間通信
US8600336B2 (en) 2005-09-12 2013-12-03 Qualcomm Incorporated Scheduling with reverse direction grant in wireless communication systems
US9198194B2 (en) 2005-09-12 2015-11-24 Qualcomm Incorporated Scheduling with reverse direction grant in wireless communication systems
JP4533295B2 (ja) * 2005-10-07 2010-09-01 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、情報処理システム、コンピュータプログラム
CN101283544B (zh) * 2005-10-07 2012-04-04 佳能株式会社 信息处理设备及其控制方法、信息处理***
WO2007043422A1 (en) * 2005-10-07 2007-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and control method therefor, information processing system, computer program and storage medium
JP2007104600A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、情報処理システム、コンピュータプログラム、記憶媒体
US8645526B2 (en) 2005-10-07 2014-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and control method therefor, information processing system, computer program and storage medium
US10225876B2 (en) 2005-10-07 2019-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and control method therefor, information processing system, computer program and storage medium
JP2012191669A (ja) * 2005-11-03 2012-10-04 Interdigital Technology Corp 基本サービス・セット(bss)内のステーション間でピアツーピア通信を実行する方法およびシステム
JP4628943B2 (ja) * 2005-12-09 2011-02-09 富士通株式会社 移動通信装置、アドホック通信のチャネル切替え方法及び無線通信システム
JP2007165999A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Fujitsu Ltd 移動通信装置及びアドホック通信のチャネル切替え方法
US8750262B2 (en) 2006-01-11 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Communications methods and apparatus related to beacon signals some of which may communicate priority information
JP2009523385A (ja) * 2006-01-11 2009-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 同期をサポートする無線通信方法及び装置
US9369943B2 (en) 2006-01-11 2016-06-14 Qualcomm Incorporated Cognitive communications
US9277481B2 (en) 2006-01-11 2016-03-01 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting different types of wireless communciation approaches
US8542658B2 (en) 2006-01-11 2013-09-24 Qualcomm Incorporated Support for wide area networks and local area peer-to-peer networks
US8504099B2 (en) 2006-01-11 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Communication methods and apparatus relating to cooperative and non-cooperative modes of operation
US8902866B2 (en) 2006-01-11 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Communication methods and apparatus which may be used in the absence or presence of beacon signals
US8743843B2 (en) 2006-01-11 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus relating to timing and/or synchronization including the use of wireless terminals beacon signals
US8923317B2 (en) 2006-01-11 2014-12-30 Qualcomm Incorporated Wireless device discovery in a wireless peer-to-peer network
US8750868B2 (en) 2006-01-11 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Communication methods and apparatus related to wireless terminal monitoring for and use of beacon signals
US8750261B2 (en) 2006-01-11 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Encoding beacon signals to provide identification in peer-to-peer communication
US8755362B2 (en) 2006-01-11 2014-06-17 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting paging and peer to peer communications
US8498237B2 (en) 2006-01-11 2013-07-30 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for communicating device capability and/or setup information
US8553644B2 (en) 2006-01-11 2013-10-08 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting different types of wireless communication approaches
US8774846B2 (en) 2006-01-11 2014-07-08 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus relating to wireless terminal beacon signal generation, transmission, and/or use
US8787323B2 (en) 2006-01-11 2014-07-22 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting synchronization
US8804677B2 (en) 2006-01-11 2014-08-12 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for establishing communications between devices with differing capabilities
US8811369B2 (en) 2006-01-11 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for supporting multiple communications modes of operation
US8902860B2 (en) 2006-01-11 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus using beacon signals
US8902864B2 (en) 2006-01-11 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Choosing parameters in a peer-to-peer communications system
US8879519B2 (en) 2006-01-11 2014-11-04 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting peer to peer communications
US8879520B2 (en) 2006-01-11 2014-11-04 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting wireless terminal mode control signaling
US8885572B2 (en) 2006-01-11 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus using beacon signals
US8902865B2 (en) 2006-01-11 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Wireless communication methods and apparatus supporting multiple modes
JP2007306244A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toshiba Corp 無線通信装置および無線通信システムの無線通信制御方法
US8488525B2 (en) 2007-04-25 2013-07-16 Fujitsu Limited Mobile radio communication system including radio resource sharing function
JP2010533444A (ja) * 2007-07-10 2010-10-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド 信号を監視し、監視結果に基づいて通信帯域を選択および/または使用するための方法および装置
US8705438B2 (en) 2007-07-10 2014-04-22 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for selecting and/or using a communications band for peer to peer signaling
JP2009021886A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Hitachi Ltd 無線通信装置
US8369797B2 (en) 2008-03-26 2013-02-05 Sony Corporation Communication apparatus and communication method, and computer program therefor
JP4497222B2 (ja) * 2008-03-26 2010-07-07 ソニー株式会社 通信装置及び通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2009239385A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sony Corp 通信装置及び通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US8595501B2 (en) 2008-05-09 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Network helper for authentication between a token and verifiers
JP5688016B2 (ja) * 2009-06-17 2015-03-25 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 通信システム、移動端末、ネットワークノード並びに基地局装置
US8774039B2 (en) 2009-06-17 2014-07-08 Panasonic Corporation Communication system, mobile terminal, network node, and base station apparatus
JP2015111877A (ja) * 2010-11-16 2015-06-18 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド 無線ダイレクトリンクオペレーションに関する方法および装置
JP2014504065A (ja) * 2010-11-19 2014-02-13 クゥアルコム・インコーポレイテッド ダイレクトリンク接続のためのプローブメッセージング
US9271136B2 (en) 2010-11-19 2016-02-23 Qualcomm Incorporated Probe messaging for direct link connections
US10091636B2 (en) 2010-11-19 2018-10-02 Qualcomm Incorporated Probe messaging for direct link connections
JPWO2014024351A1 (ja) * 2012-08-09 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線通信システム
JPWO2014136270A1 (ja) * 2013-03-08 2017-02-09 株式会社東芝 通信装置及び通信方法
WO2014136270A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 株式会社東芝 通信装置及び通信方法
JP2016036062A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 富士通株式会社 無線通信装置、無線通信方法、及び無線通信プログラム
JP6005308B1 (ja) * 2015-07-13 2016-10-12 三菱電機株式会社 無線通信装置及び無線通信端末及び無線通信方法及び無線通信プログラム
WO2017009916A1 (ja) * 2015-07-13 2017-01-19 三菱電機株式会社 無線通信装置及び無線通信端末及び無線通信方法及び無線通信プログラム
CN107710821A (zh) * 2015-07-13 2018-02-16 三菱电机株式会社 无线通信装置、无线通信终端、无线通信方法和无线通信程序
CN107710821B (zh) * 2015-07-13 2020-11-06 三菱电机株式会社 无线通信装置、无线通信方法和计算机能读取的记录介质
JP2017126961A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、通信システム
JP2017103826A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4112241B2 (ja) 2008-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4112241B2 (ja) 通信システムおよび通信方法
RU2693592C1 (ru) Способ, устройство и компьютерное программное изделие для прокси-сеанса обнаружения услуг для беспроводной связи
US9185745B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for relay operation in Wi-Fi networks
US9294883B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for probe request and response exchange
EP2769576B1 (en) Method, apparatus, and computer program product for filtering list in wireless request
JP6538152B2 (ja) Nanのための無線リソーススケジューリング方法及び装置
US20160323925A1 (en) Method, apparatus, and computer program product for inter-ap communication in neighbor awareness networking environment
US20140334387A1 (en) Method, apparatus, and computer program product for protecting shared transmission opportunity
JP2013527717A (ja) ダイレクトリンクセットアップのための、wlan局の能力の発見のための方法および装置
JP6143941B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
WO2013160523A1 (en) Network discovery in wireless network
KR101767120B1 (ko) 채널 액세스 방법 및 장치
US9877328B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for efficient use of frequency bands and channels in wireless environment
WO2012022822A1 (en) Method and apparatus for wireless networks
KR20100087174A (ko) 무선 메쉬 네트워크에서의 메쉬 결정 접속 절차 및 이를 지원하는 무선 장치
WO2017065670A1 (en) Access point supporting at least two virtual networks and method performed thereby for communicating with wireless device
US11811608B2 (en) Network slicing in radio interface
US11765706B2 (en) Cooperative inter-network channel selection
JP2005236819A (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2014140408A1 (en) Power saving for a mobile station during connection setup
JP6320319B2 (ja) 通信装置および無線通信システム
EP4026378A1 (en) Medium usage in multi-access node environment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees