JP2003245513A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JP2003245513A
JP2003245513A JP2002048540A JP2002048540A JP2003245513A JP 2003245513 A JP2003245513 A JP 2003245513A JP 2002048540 A JP2002048540 A JP 2002048540A JP 2002048540 A JP2002048540 A JP 2002048540A JP 2003245513 A JP2003245513 A JP 2003245513A
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filter cloth
dust
casing
vibration source
filter
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JP2002048540A
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Keigo Kuroda
圭吾 黒田
Takashi Ono
高 小野
Hideaki Chikamatsu
秀昭 親松
Shiro Kodama
司郎 児玉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾布に付着したダストを容易に脱落させるこ
とのできる集塵装置を提供する。 【解決手段】 ガス入口部とガス出口部とを備えたケー
シングと、該ケーシング内を横断するように位置決めさ
れている取付板に形成された複数の孔から前記ガス入口
部に向かって延びる袋型の複数の濾布とを具備し、該濾
布は該濾布の開口部が前記取付板の前記孔の内壁に位置
決めされるように前記取付板に取付けられており、さら
に、前記複数の濾布の底部まで連結する連結部材を備え
た振動源とを具備し、該振動源から前記連結部材を介し
て前記複数の濾布まで振動を伝えることにより、前記濾
布に付着したダストを脱落させるようにした集塵装置が
提供される。連結部材は少なくとも部分的に弾性部材を
含んでいてもよい。振動源はケーシングの外方に位置決
めされるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は炉、例えばゴミ焼却
炉からの排ガス内に含まれるダストを除去するための集
塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に炉、例えばゴミ焼却炉において
はダストを含んだ比較的高温のガスが発生する。このよ
うな排ガスにはダスト、例えば焼却灰が含まれているの
で、集塵装置を炉、例えばゴミ焼却炉付近に設置して、
ガス内のダストを除去している。次いで集塵装置により
ガス内のダストを除去した後にガスを排出している。
【0003】図6は従来技術、例えば特開平2001−
009225号公報に開示されるような集塵装置の縦断
面図である。図6に示すように、集塵装置100はガス
入口部180およびガス出口部190が形成された筒状
のケーシング110を含んでいる。ケーシング110の
下方にはホッパ150が設けられており、さらにダスト
取出口160がホッパ150の先端に設けられている。
集塵装置100のケーシング110内には取付板120
がケーシング110を横断するように設置されている。
取付板120には複数の孔130が形成されており、複
数の濾布200がこれら孔130から垂下するように取
付けられている。濾布200は筒形の袋型であり、濾布
200の開口部が取付板120の孔130にほぼ一致し
ている。
【0004】図7は濾布を説明するための拡大破断図で
ある。図7に示すように取付板120の孔130内に挿
入される袋型濾布200は、ケージまたはリテーナ17
0を濾布200内に含んでいる。図7に示すようにケー
ジ170は複数の棒状部材260とリング状部材270
とから構成される濾布200のための骨組みである。こ
のケージ170によって濾布200の形状が筒状に保持
される。ケージ170を内部に含む濾布200はバネ鋼
からなるスナップリング230によって孔130の襟部
140または孔130の内壁にスナップ留めにより取付
けられている。また、ベンチュリ220がガスの流れに
対して濾布200の下流に設けられている。
【0005】動作時、炉から発生したガスがガス入口部
180を通って集塵装置100内に進入する。ガスは誘
引送風機(図示しない)によりガス出口部190に向か
って流れる。ガスが濾布200を通過するときに、ガス
内のダスト、例えば焼却灰は濾布により飛灰として捕獲
される。次いで濾布200内のガスは取付板120の孔
130およびガス出口部190を通って集塵装置100
から流出する。
【0006】このような集塵装置100を長時間使用す
る際には集塵装置100の濾布200がダストにより目
詰まりする。この場合には濾布200の通気性が低下す
ると共に誘引送風機の電力消費量が増すので、ダストを
濾布200から脱落させる必要がある。図6に示す集塵
装置100はパルス用の電磁弁400およびノズル41
0を含んでおり、ノズル410から高圧の空気をベンチ
ュリ220に通してパルスジェット噴流として濾布20
0内に供給する。これにより、ダストが濾布200から
脱落し、濾布200の目詰まりが解消される。脱落した
ダストはケーシング110内のホッパ150によって集
積され、次いでダスト取出口160から取出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パルス
ジェット噴流によってもダストを脱落させるのが困難な
場合がある。このような場合にパルスジェット噴流の圧
力を大きくすることも想定されるが、圧力を大きくする
ことにより濾布に伝わる衝撃も大きくなるので、濾布の
寿命が低下する。
【0008】また炉から発生したガスは酸性成分、例え
ば塩化水素(HCl)および硫黄酸化物(SOx)を含
みうるので、ガスを集塵装置100内に供給する前に、
これら酸性成分を中和させるための中和剤、例えば水酸
化カルシウム(Ca(OH) 2)の粉末をガスに供給する
場合がある。従って、ガス内のダストは焼却灰、酸性物
質と中和剤の応生成物、未反応の中和剤、重金属などを
含んでいる。
【0009】また、集塵装置100に供給されるガスの
温度を低下させるために、冷却手段、例えばボイラまた
は水噴霧装置を、ガスの流れに対してガス入口部180
の上流に設ける場合がある。このような場合にはガス内
の水分濃度が高くなるので、ガスに供給される中和剤、
例えば水酸化カルシウムが吸湿する。中和剤の一部はガ
ス内の酸性成分と反応することなしに濾布200上に付
着しうるので、水分を含む付着層が濾布200上に形成
されることとなる。すなわち、このような付着層が濾布
200の繊維成分に付着するので、これを脱落させるの
は困難である。
【0010】それゆえ、本発明は濾布に付着したダスト
を容易に脱落させることのできる集塵装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために請求項1に記載の発明によれば、ガス入口部とガ
ス出口部とを備えたケーシングと、該ケーシング内を横
断するように位置決めされている取付板に形成された孔
から前記ガス入口部に向かって延びる袋型の濾布とを具
備し、該濾布は該濾布の開口部が前記取付板の前記孔の
内壁に位置決めされるように前記取付板に取付けられて
おり、さらに、前記濾布の底部に連結された振動源とを
具備し、該振動源から前記濾布まで振動を伝えることに
より、前記濾布に付着したダストを脱落させるようにし
た集塵装置が提供される。
【0012】すなわち請求項1に記載の発明によって、
濾布が振動源により直接的に振動されるので、濾布上に
付着したダストを容易に脱落させることができる。これ
により濾布の寿命を延ばすことができる。振動源はエア
ノッカー、バイブレータを含みうる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、ガス入口
部とガス出口部とを備えたケーシングと、該ケーシング
内を横断するように位置決めされている取付板に形成さ
れた複数の孔から前記ガス入口部に向かって延びる袋型
の複数の濾布とを具備し、これら濾布はこれら濾布の開
口部が前記取付板の前記孔のそれぞれの内壁に位置決め
されるように前記取付板に取付けられており、さらに、
前記複数の濾布の底部まで連結する連結部材を備えた振
動源とを具備し、該振動源から前記連結部材を介して前
記複数の濾布まで振動を伝えることにより、前記濾布に
付着したダストを脱落させるようにした集塵装置が提供
される。
【0014】すなわち請求項2に記載の発明によって、
複数の濾布が連結部材を介して振動源により一度に直接
的に振動されるので、複数の濾布上に付着したダストを
一度に容易に脱落させることができる。これにより濾布
の寿命を延ばすことができる。振動源はエアノッカー、
バイブレータを含みうる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、前記連結
部材が前記ケーシング内を横断するように配置された横
断方向部材と該横断方向部材から前記濾布の底部まで前
記横断方向部材に対して垂直に延びる垂直方向部材とか
ら構成される。すなわち請求項3に記載の発明によっ
て、これら濾布を振動させることにより、複数の濾布が
互いに衝突することなしに、濾布上に付着したダストを
容易に脱落させることができる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、前記横断
方向部材が少なくとも部分的に弾性部材を含む。すなわ
ち請求項4に記載の発明によって、ダストを脱落させる
ための振動の効果を弾性部材により簡易に高めることが
できる。弾性部材はバネまたはゴムを含みうる。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、前記振動
源が前記ケーシングの外部に位置している。すなわち請
求項5に記載の発明によって、ケーシング内のダストが
振動源内部に進入することによって振動源が動作しなく
なるのを妨げることができる。この場合の振動源はエア
ノッカー、バイブレータに加えて手動によるハンマリン
グを含みうる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材
には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にす
るためにこれら図面は縮尺を適宜変更している。図1は
本発明の第一の実施形態に基づく集塵装置の縦断面図で
ある。前述した従来技術の場合と同様に、集塵装置10
はガス入口部18およびガス出口部19が形成された筒
状のケーシング11を含んでいる。ケーシング11の下
方にはホッパ15が設けられており、さらにダスト取出
口16がホッパ15の先端に設けられている。集塵装置
10のケーシング11内には取付板12がケーシング1
1を横断するように設置されている。取付板12には複
数の孔13が形成されており、複数の濾布20がこれら
孔13から垂下するように取付けられている。濾布20
は筒形の袋型であり、濾布20の開口部が取付板12の
孔13にほぼ一致している。すなわち、濾布20は孔1
3の内壁かまたは取付板12に設けられた襟部14(図
示しない)に取付られている。前述した実施形態と同様
に濾布20内にはケージ17(図示しない)が挿入され
ている。
【0019】本発明に基づく集塵装置10は振動源50
を含んでおり、この振動源50が連結部材30によって
複数の濾布20の各底部に連結されている。図2は本発
明の第一の実施形態に基づく集塵装置の部分拡大図であ
る。図2に示されるように、連結部材30は集塵装置1
0のケーシング11を横断するように配置された棒状の
横断方向部材31を含んでいる。横断方向部材31の一
端は集塵装置10のケーシング11に形成された凹部5
1内に回転可能に挿入されていて、他端はケーシング1
1に形成された開口部52を通って振動源50に連結さ
れている。図2に示されるように、開口部52付近には
軸受53が設けられており、横断方向部材31の他端は
密閉状態で振動源50に回転可能に連結されている。
【0020】次いで、連結部材30の横断方向部材31
と濾布20との間の連結状態を説明する。図2に示すよ
うに、横断方向部材31に対して垂直に延びる垂直方向
部材32が横断方向部材31に設けられている。図3
(a)は図2における濾布底部の部分拡大図である。図
3(a)においては濾布20内のケージ170を省略し
ている。図3(a)に示すように、濾布20は縫合部2
3において互いに縫合された筒状の濾布側部21と濾布
底部22とを含んでいる。さらに、濾布底部22の下面
にはT字形状をなす延長部材25が設けられている。図
3(b)は延長部材の斜視図である。本実施形態におけ
る延長部材25は濾布20と同一の材料から構成されて
いる。図3(b)に示すように、所定の長さを有する濾
布を二つに折畳み、次いで濾布の両端部を180°の角
度をなすよう部分的に外方に開放させることによって、
T字形状をなす延長部材25を形成する。延長部材25
の重なっている部分には開口部24が形成される。図3
(a)に示すように、この延長部材25は延長部材25
の頂部27を濾布底部22の下面に接触させた状態で濾
布底部22に取付けている。本実施形態においては延長
部材25の頂部27を縫合部26において濾布底部22
の下面に縫合することによって濾布底部22と延長部材
25とを連結させている。
【0021】図3(a)に示すように、連結部材30の
横断方向部材31には回動部材34が横断方向部材31
に形成された回動点33回りに回動可能に設けられてい
る。回動部材34の端部には開口部(図示しない)が形
成されている。図3(a)に示すように回動部材34の
開口部と延長部材25の開口部24とを留め具、例えば
ネジおよびボルト35により固定する。従って、垂直方
向部材32は横断方向部材31に回動可能に連結される
回動部材34と濾布底部22に固定される延長部材25
とを含んでいる。
【0022】図3(c)は図3(a)とは異なる連結状
態を示す濾布底部の部分拡大図である。図3(c)にお
いては濾布20内のケージ170は省略している。図3
(c)にはY字形状の延長部材25が示されている。所
定の長さを有する濾布を二つに折畳み、次いで濾布の両
端部を外方に部分的に開放させることによって、凹部を
備えたY字形状延長部材25を形成する。同様に開口部
24を延長部材に形成する。次いで、濾布底部22を部
分的に把持して、この把持部分27をY字形状延長部材
25の凹部に係合させる。次いで、縫合部29において
Y字形状延長部材25と濾布底部22とを縫合する。さ
らに図3(a)の場合と同様に、Y字形状延長部材25
と回動部材34とを連結する。
【0023】ガス入口部18からのガスの導入を停止さ
せた状態で、振動源50を起動させる。本発明における
振動源50はエアノッカー、バイブレータを含みうる。
振動源50によって連結部材30の横断方向部材31を
図2の矢印F方向に一定時間、例えば十秒間往復運動さ
せる。これにより、図2において点線で示すように、濾
布20が連結部材30を介して取付板12への取付部分
を固定端として揺動する。濾布20の長さは濾布20の
直径に対してかなり大きく、本実施形態における濾布2
0の長さは濾布20の直径の約30倍から約36倍とな
っている。従って、揺動作用により濾布20の濾布側部
21が長さ方向に波打つようになり、濾布20上に付着
したダストを容易に脱落させられる。
【0024】すなわち、本発明の集塵装置によって濾布
が振動源により直接的に振動されるので、濾布上に付着
したダストを容易に脱落させることができる。これによ
り、濾布の寿命を延ばすことができると共に、結果的に
誘引送風機の電力消費量を抑えることができる。さら
に、図2に示す場合には複数の濾布が連結部材を介して
振動源により一度に直接的に振動されるので、複数の濾
布上に付着したダストを一度に容易に脱落させることが
できる。また、図2に示すような横断方向部材31と回
動部材34とを採用することにより、隣接する濾布20
が互いに衝突することなしに、濾布上に付着したダスト
を容易に脱落させることができる。
【0025】図4は本発明の第二の実施形態に基づく集
塵装置の部分拡大図である。図4においては、棒状の横
断方向部材31の代わりにワイヤ61が集塵装置10の
ケーシング11を横断するように配置されている。ワイ
ヤ61の一端は弾性部材60を介してケーシング11の
内面に固定されている。弾性部材60はバネまたはゴム
を含みうる。図2に示す実施形態と同様に、ワイヤ61
の他端はケーシング11の開口部52および開口部52
付近に設けられた管66を介して振動源50まで密閉状
態で連結されている。さらに図4に示すように、ワイヤ
61は固定部65において垂直方向部材32に例えば結
びつけることにより固定される。
【0026】前述した実施形態と同様に振動源50を起
動させると濾布20が揺動する。本実施形態においては
前述した効果に加えて弾性部材60を採用することによ
り振動の効果を簡易に高めることができるという効果を
有している。
【0027】図5は本発明の追加の実施形態に基づく集
塵装置の概念図である。複数の濾布20は通常はケーシ
ング11内において複数の列をなすように配置されてい
る。従って、図5に示すように連結部材30の横断方向
部材31を格子状に形成して、一つの横断方向部材31
内における複数の濾布20の底部が対応する位置に複数
の回動点33を配置するのが好ましい。これにより、複
数の濾布が互いに衝突することなしに、濾布上に付着し
たダストをさらに効率的かつ容易に脱落させることがで
きる。
【0028】本発明においてはケーシング11の内部に
振動源を配置することもできるが、図示したようにケー
シング11の外方に配置されるのが好ましい。このよう
な場合には、振動源50がガス内のダストにより動作し
なくなるのを妨げられると共に、エアノッカーおよびバ
イブレータに加えて振動源50として手動によるハンマ
リングを含むことができる。当然のことながら、回動部
材34およびY字形状延長部材25の少なくとも一方を
使用することなしに横断方向部材31に直接的に連結し
てもよい。さらに振動源を濾布に直接的に連結してもよ
く、このような場合には振動の効果を濾布にさらに直接
的に伝えることができる。
【0029】また、本発明において採用した延長部材2
5は濾布と同一の材料から形成されているが、延長部材
25を縫合可能な他の耐腐食性材料から形成してもよ
い。さらに、延長部材25を縫合用の複数の孔が形成さ
れた耐腐食性材料からなる剛体より形成することもでき
る。また、縫合以外の取付方法、例えば接着作用などを
用いて延長部材25を濾布底部22に取付けることは本
発明の範囲に含まれる。
【0030】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、濾布が
振動源により直接的に振動されるので、濾布上に付着し
たダストを容易に脱落させることができるという共通の
効果を奏しうる。
【0031】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
複数の濾布が連結部材を介して振動源により一度に直接
的に振動されるので、複数の濾布上に付着したダストを
一度に容易に脱落させることができるという効果を奏し
うる。
【0032】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
これら濾布を振動させることにより、複数の濾布が互い
に衝突することなしに、濾布上に付着したダストを容易
に脱落させることができるという効果を奏しうる。さら
に、請求項4に記載の発明によれば、ダストを脱落させ
るための振動の効果を弾性部材により簡易に高めること
ができるという効果を奏しうる。さらに、請求項5に記
載の発明によれば、ケーシング内のダストが振動源内部
に進入することによって振動源が動作しなくなるのを妨
げることができるという効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に基づく集塵装置の縦
断面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に基づく集塵装置の部
分拡大図である。
【図3】(a)図2における濾布底部の部分拡大図であ
る。 (b)延長部の斜視図である。 (c)図3(a)とは異なる連結状態を示す濾布底部の
部分拡大図である。
【図4】本発明の第二の実施形態に基づく集塵装置の部
分拡大図である。
【図5】本発明の追加の実施形態に基づく集塵装置の概
念図である。
【図6】従来技術における集塵装置の縦断面図である。
【図7】濾布を説明するための拡大破断図である。
【符号の説明】
10…集塵装置 11…ケーシング 12…取付板 13…孔 15…ホッパ 16…ダスト取出口 18…ガス入口部 19…ガス出口部 20…濾布 23…縫合部 24…開口部 25…延長部材 26…縫合部 27…頂部 29…縫合部 30…連結部材 31…横断方向部材 32…垂直方向部材 33…回動点 34…回動部材 50…振動源 52…開口部 53…軸受 60…弾性部材
フロントページの続き (72)発明者 親松 秀昭 神奈川県横浜市磯子区杉田4−4−25 ア イ・シー・ティー株式会社内 (72)発明者 児玉 司郎 神奈川県横浜市磯子区杉田4−4−25 ア イ・シー・ティー株式会社内 Fターム(参考) 4D058 JA04 KA08 MA02 MA15 MA22 SA20 TA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス入口部とガス出口部とを備えたケー
    シングと、 該ケーシング内を横断するように位置決めされている取
    付板に形成された孔から前記ガス入口部に向かって延び
    る袋型の濾布とを具備し、該濾布は該濾布の開口部が前
    記取付板の前記孔の内壁に位置決めされるように前記取
    付板に取付けられており、 さらに、 前記濾布の底部に連結された振動源とを具備し、 該振動源から前記濾布まで振動を伝えることにより、前
    記濾布に付着したダストを脱落させるようにした集塵装
    置。
  2. 【請求項2】 ガス入口部とガス出口部とを備えたケー
    シングと、 該ケーシング内を横断するように位置決めされている取
    付板に形成された複数の孔から前記ガス入口部に向かっ
    て延びる袋型の複数の濾布とを具備し、これら濾布はこ
    れら濾布の開口部が前記取付板の前記孔のそれぞれの内
    壁に位置決めされるように前記取付板に取付けられてお
    り、 さらに、 前記複数の濾布の底部まで連結する連結部材を備えた振
    動源とを具備し、 該振動源から前記連結部材を介して前記複数の濾布まで
    振動を伝えることにより、前記濾布に付着したダストを
    脱落させるようにした集塵装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材が前記ケーシング内を横断
    するように配置された横断方向部材と該横断方向部材か
    ら前記濾布の底部まで前記横断方向部材に対して垂直に
    延びる垂直方向部材とから構成される請求項2に記載の
    集塵装置。
  4. 【請求項4】 前記横断方向部材が少なくとも部分的に
    弾性部材を含む請求項3に記載の集塵装置。
  5. 【請求項5】 前記振動源が前記ケーシングの外部に位
    置している請求項1から4のいずれか一項に記載の集塵
    装置。
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Cited By (9)

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