JP2003245126A - 棒状物品の繰り出し容器 - Google Patents

棒状物品の繰り出し容器

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JP2003245126A
JP2003245126A JP2002050474A JP2002050474A JP2003245126A JP 2003245126 A JP2003245126 A JP 2003245126A JP 2002050474 A JP2002050474 A JP 2002050474A JP 2002050474 A JP2002050474 A JP 2002050474A JP 2003245126 A JP2003245126 A JP 2003245126A
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Hiroyuki Higashida
弘幸 東田
Toshifumi Yoshida
俊史 吉田
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
Yutaka Mihara
豊 見原
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HIDAN KK
Shiseido Co Ltd
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HIDAN KK
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口紅等の棒状物品を繰り出すことができる容
器において、高さを低くおさえることができるように内
部構造を改良する。 【解決手段】 棒状物品の繰り出し容器1がボディー2
とキャップ3とからなる。ボディー2は、上下方向へ延
びる軸を共有するように内側から外側へ順に配置された
可動部材21と、内筒22と、外筒23と、操作筒24
とを有し、内筒22と外筒23との間には内筒22に固
定され外筒23の周りを回動可能な中間筒26が介在す
る。中間筒26の下方には、内筒22とは別体であっ
て、内筒22の外周面と操作筒24の内周面とに固定さ
れた第2中間筒27が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、棒状口紅等の棒
状物品を繰り出し可能に納めるための容器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の繰り出し容器として口紅
がと取り付けられているボディーと、そのボディーにか
ぶさるキャップとからなるものはよく知られている。ボ
ディーの一例には、口紅が上下方向へ移動可能に納まる
内筒と、内周面に螺旋溝を有する外筒と、外筒の外側に
位置する操作筒とを有するものがある。内筒と操作筒と
は、外筒の下方に位置するそれらの底部どうしが連結部
材を介して一体化することにより外筒の周りを時計方向
または反時計方向へ回動する。その回動に伴い口紅が内
筒の内側で上昇または下降する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の繰り出し容
器では、内筒と操作筒とをそれらの底部どうしで連結す
る場合に、その連結が容易となるように、双方の底部を
厚く作らなければならず、それによって繰り出し容器の
高さが高くなることを避け難い。また、底部どうしで連
結することに代えて、内筒と操作筒とを周面どうしで連
結することも可能であるが、この場合には、操作筒の径
方向の断面形状を円形にしたり多角形にしたりすると、
内筒もその操作筒に対応する形状のものを用意しなけれ
ばならない。内筒と操作筒の連結部位は、それぞれに高
い寸法精度を要する部位であるから、そうした部位を有
する内筒と操作筒とを操作筒の外観を変更するたびに用
意することは、金型製作費等のもろもろの点においてコ
ストがアップする原因となる。 【0004】この発明は、前記従来の如き繰り出し容器
において、その高さをあまり高くすることなく内筒と操
作筒とを連結できるように改良すること等を目的として
いる。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とする棒状物品の繰り出し容器は、次の
とおりである。上下方向と前記上下方向に直交する径方
向とを有し、棒状物品を上方向に形成された開口から繰
り出し可能なボディーと、前記ボディーに前記上方向か
らかぶさる取り外し可能なキャップとからなる。前記ボ
ディーは、前記上下方向へ延びる軸を共有するように内
側から外側へ向かって順に配置された可動部材と、内筒
と、外筒と、操作筒とを有し、前記可動部材はそれに棒
状物品が取り付け可能であって前記上下方向へ移動可能
なものであり、前記内筒は前記上方向に開口が形成され
たもので前記可動部材の外側に位置して前記可動部材を
前記上下方向へ移動可能かつ該内筒とともに前記軸の周
り方向へ回動可能に納め、前記外筒は前記上方向に開口
が形成され前記内筒の外側に位置して前記内筒を前記軸
の周り方向へ回動可能に納め、前記操作筒は前記外筒の
外側に位置して前記軸の周り方向へ前記内筒とともに回
動し得るように前記内筒に連結している。前記外筒と前
記操作筒との間には、前記操作筒の周面に固定される一
方、前記外筒を囲んで前記外筒の周りを回動可能な中間
筒が介在し、前記中間筒の外周面と前記キャップ内周面
とが気密状態で密着する。 【0006】かかる繰り出し容器において、この発明が
特徴とするところは、次のとおりである。前記中間筒の
下方では、前記内筒の外周面と前記操作筒の内周面との
間に前記中間筒とは別体の第2中間筒が介在する。前記
第2中間筒が前記内筒と前記操作筒とともに回動し得る
ように前記内筒の外周面と操作筒の内周面とにこれら周
面の周り方向において固定されることによって、前記操
作筒が前記内筒に連結している。前記内筒は、前記第2
中間筒から上方へ抜脱することがないように該内筒の外
周面が前記第2中間筒の内周面に係合している。 【0007】 【発明の実施の形態】この発明に係る棒状物品の繰り出
し容器として口紅容器を例にとり、添付の図面を参照し
て発明の詳細を説明すると、以下のとおりである。 【0008】図1は、口紅容器1の斜視図である。容器
1は、図の上下方向へ長く円筒状に形成されており、ボ
ディー2と、ボディー2に上方からかぶせられる取り外
し可能なキャップ3とを有し、図ではキャップ3が外さ
れた状態にある。ボディー2は、外筒23を指先で抑え
ながら操作筒24を矢印P方向へ回動させると、外筒2
3の頂部開口34から、仮想線で示されるように口紅L
を繰り出すことができ、矢印Pとは反対の方向へ回動さ
せると口紅Lを繰り入れることができる。 【0009】図2,3,4は、図1における容器1のI
I−II線切断面を示す図と、容器1の分解斜視図と、
可動部材21および内筒22の斜視図である。ただし、
図2ではキャップ3がボディー2にかぶせられた状態に
あり、口紅Lは図示が省略されている。 【0010】図2のキャップ3は、アウターキャップ1
1と、インナーキャップ12とからなり、インナーキャ
ップ12はアウターキャップ11の内側に下方から嵌合
し、抜け落ちることがないように固定されている。イン
ナーキャップ12の下端部分13は、キャップ3の径方
向へ弾性変形可能に作られており、ボディー2の第1中
間部材26に対してスナップ係合する。 【0011】図2のボディー2は中心軸Cを有し、中心
軸Cを共有するように内側から外側へ向かって、棒状口
紅(図示せず)が取り付けられて図の上下方向へ移動可
能な可動部材21と、可動部材21の外側に位置する内
筒22と、内筒22の外側に位置する外筒23と、外筒
23の外側に位置する操作筒24とが順に配置されてい
る。可動部材21は、図の状態において左右対称をなす
もので、左半分のみが図示され、右半分は図示が省略さ
れている。外筒23と操作筒24との間には第1中間筒
26が介在し、第1中間筒26の下方では、内筒22と
操作筒24との間に第1中間筒26とは別体の第2中間
筒27が介在している。内筒22の下端部と外筒23の
下端部との間には、外筒23を上方向へ付勢する環状ス
プリング29が介在している。 【0012】図3において、ボディー2が組み立てられ
る順序は各部材に添えた矢印によって示されており、そ
の概略は次のとおりである。外筒23は、第1外筒31
と第2外筒32とからなり、第2外筒32が第1外筒3
1に下方から圧入され、抜け落ちることがないように固
定される。第2外筒32の内周面には、周方向へ180
°の間隔をあけて2条の螺旋溝33が形成されている。
このように組み立てられた外筒23は、頂部開口34と
底部開口36と両開口34,36の間の周壁31とを有
し、周壁31の内側に螺旋溝33を有するものとなる
(図2を併せて参照)。 【0013】内筒22は、その正面の形状が図3に示さ
れ、図3における左側面の形状が可動部材21とともに
図4に示されている。内筒22は、頂部開口37と底3
8とこれら開口37と底38との間に周壁39とを有
し、頂部開口37の周縁には上部フランジ41が形成さ
れ、底38の周縁には下部フランジ42が形成されてい
る。下部フランジ42は、外径の小さい上段部分42a
と外径の大きい下段部分42bとを有する。下部フラン
ジ42の直上の外周面には間欠的に配置された多数の突
起からなる上方回り止め43が形成され、直下の外周面
には間欠的に配置された多数の突起からなる下方回り止
め44が形成されている。周壁39には、その一部分を
切り欠くことによって上下方向へ延びる二条の案内部4
6,47が形成されており、これら案内部46,47
は、内筒22の径方向において向かい合っている(図4
参照)。内筒22の外側には、上方から環状スプリング
29が嵌められる。環状スプリング29は、内周面に間
欠的に配置された多数の突起からなる内部回り止め49
が内筒22の上方回り止め43とかみ合うもので、内筒
22の周り方向へ動くことがなく、内筒22の下部フラ
ンジ42における上段部分42aに上方から当たること
によって、下方へ動くことがない。かかる環状スプリン
グ29は、図の上下方向へ弾性変形可能な一対のスプリ
ング部48を有する。内筒22の内側には円筒状の可動
部材21が納められる。 【0014】可動部材21は、可動部材21の上下方向
における位置が同じであって外周面から径方向外方ヘ向
かって互いに反対向きに突出する一対の腕部51を有す
る。可動部材21が内筒22に納まったときには、これ
ら腕部51が二条の案内部46,47を通り抜けて外へ
延びている。かような回動部材21は、内筒22の内側
において、案内部46,47に沿って上下動可能である
が、中心軸Cの周りに回動しようとすると、腕部51が
案内部46,47の上下方向へ延びる縁部に側方から衝
接してその回動が阻止される。それゆえ、可動部材21
は、内筒22とともに中心軸Cの周りに回動可能であ
る。 【0015】可動部材21が納まる内筒22には、外側
に外筒23が上方から嵌められて、これら内筒22と外
筒23とが上部組立体20aを形成する。外筒23は、
底部開口36の周縁部が環状スプリング29に上方から
接触し、環状スプリング29の付勢下に頂部開口34周
縁のフランジ部52が内筒22の上部フランジ41に下
方から圧接する。内筒22の案内部46,47から外へ
延びる可動部材21の一対の腕部51は、外筒23の二
条の螺旋溝33のそれぞれに納まる。 【0016】操作筒24は、周壁24aと、頂部開口6
1と、閉じた底62とを有し、周壁24aの下端分内周
面には上下方向へ延びる複数条の突起を配置することに
より内部回り止め24bが形成されている。かかる操作
筒24の内側には第2中間筒27と第1中間筒26とが
順に圧入される。 【0017】第2中間筒27は、周壁63と、頂部開口
66と、底67とを有し、周壁63の下端部外周面に
は、上下方向へ延びる複数条の突起を配置することによ
り外部回り止め58aが形成されている。周壁63の下
端部内周面には、上下方向へ延びる複数条の突起を配置
することにより内部回り止め58bが形成され、内部回
り止め58bの直上に径方向内方へ向かって突出する内
部抜け止め58cが形成されている。第2中間筒27を
底67の側から操作筒24へ圧入すると、操作筒24の
内部回り止め24bと第2中間筒27の外部回り止め5
8aとがかみ合った状態で底67が底62に衝接する。
かように納まる第2中間筒27は、操作筒24の周り方
向へ動くことがないように固定された状態にあり、かつ
上下方向へも動くことがない。 【0018】第2中間筒27が納まる操作筒24には、
第1中間筒26が圧入される。第1中間筒26は、周壁
56と、頂部開口56aと、底部開口56fとを有し、
周壁56の周り方向には上方フランジ56eと下方フラ
ンジ56dとが形成されている。操作筒24へ圧入され
る第1中間筒26は、下方フランジ56dが操作筒14
の頂部開口61周縁に当接して停止する。かようにし
て、操作筒24と第1、第2中間筒26,27とが一体
となって下部組立体20bを形成する。 【0019】下部組立体20bには、第1中間筒26の
頂部開口56aを通して、上部組立体20aが内筒22
の底38の側から納められる。内筒22は、第2中間筒
27へ進入して、下方回り止め44が第2中間筒27の
内部回り止め58bとかみ合い、下部フランジ42の下
段部分42bが第2中間筒27の内部抜け止め58cを
通過してその抜け止め58cの直下に位置する(図2参
照)。かような内筒22は、第2中間筒27の周り方向
へ回動することがなくて両者22,27は互いに固定さ
れた状態にあり、また第2中間筒27から上方へ抜ける
こともない。第2中間筒27は、操作筒14の内部回り
止め24bともかみ合っているから、内筒22と操作筒
24とは第2中間筒27を介して連結されることにな
る。 【0020】このように組み立てられるボディー2にお
いては、組み立てに先だって、または組み立て後に棒状
口紅が周知技術に基づいて取り付けられる。ボディー2
にキャップ3をかぶせると、インナーキャップ12の弾
性変形可能な下方部分13の内周面が、第1中間筒26
の上方フランジ部56eに圧接する(図2,3参照)。
内筒22は、図2に示されるように底38が閉じている
ことによって、口紅の揮発分が底38から揮散すること
を防止できるのであるが、ボディー2に棒状口紅を取り
付けるときに、もし必要であるならば、底38が閉じて
いる内筒22を底38が開口を有するものに代えること
ができる。底38が開口を有する内筒22に対しては、
底67が閉じている第2中間筒27を使うことによって
口紅の揮発分の揮散を防ぐことが可能である。 【0021】口紅を使用するときには、キャップ3を外
して現われる外筒23を指先でおさえる一方、操作筒2
4を図1,2の矢印P方向へ回動させる。操作筒24が
回動すれば、これと一体になった第2中間筒27が外筒
23の外側で外筒23の周りを矢印P方向へ回動し、第
2中間筒27と一体になった内筒22および内筒22に
納まる可動部材21が外筒23の内側で矢印P方向へ回
動する。このときに、口紅が取り付けられている可動部
材21は、その腕部51が外筒3の螺旋溝33に沿って
内筒22の内部を上昇し、口紅が内筒22及び外筒23
の開口37,32を通り抜けて繰り出される。なお、図
2では、可動部材21が内筒22において下降位置にあ
るときの部分図が実線で示され、上昇位置にあるときの
部分図が仮想線で示されている。 【0022】図5は、この発明の実施態様の一例を示す
操作筒24と、これに使用される第1、第2中間筒2
6,27の斜視図である。操作筒24は、径方向の断面
形状がほぼ四角形を呈するように作られており、周壁2
4aと、頂部開口61と、底62とを有する。この操作
筒24に納められる第2中間筒27は、円筒状の周壁6
3と、頂部開口66と、底67とを有し、頂部開口66
の周縁には外形が四角形をなすフランジ66aが形成さ
れ、周壁63の下端部内周面には内部周り止め58b
と、内部抜け止め58とが形成されている。この第2中
間筒27を操作筒24へ圧入すると、操作筒24の周壁
24aの内面に第2中間筒27のフランジ66aが密着
する。かかる密着によって、第2中間筒27は操作筒2
4の内側で周り方向へ動くこともなければ、実質的に上
方ヘ動くこともなく固定された状態にある。第2中間筒
27に続いて操作筒24へ納められる第1中間筒26
は、径方向断面形状がほぼ四角形の周壁56と、円形の
頂部開口56aと、四角形の底部開口56fとを有す
る。周壁56の周り方向には、フランジ56dが形成さ
れている。かかる第1中間筒26は、操作筒24の周壁
24aの内面に周壁56を密着させながら圧入され、フ
ランジ56dが操作筒24の頂部開口56aの周縁に衝
接したところで停止する。 【0023】かようにして操作筒24と第1、第2中間
筒26,27とで形成される下部組立体20bには、図
2,3の例と同様に上部組立体20a(図示せず)が納
められる。そのときに、第2中間筒27と内筒22との
間では、図2,3のそれらと同様に互いの回り止めがか
み合い、かつ内筒22は第2中間筒27から上方へ抜け
ることがないように第2中間筒27に係合する。この実
施態様では、ともに四角形をなす第2中間筒27のフラ
ンジ56dの外形と操作筒24の内部形状とが回り止め
として作用するから、図2,3に示されたような回り止
め24b、58aが不要である。また、この実施態様に
おいて、上部組立体20aを下部組立体20bに納める
順序には変更を加えることが可能で、例えば操作筒24
に納まる第2中間筒27に上部組立体20aを納めてか
ら第1中間筒26を操作筒24に納めることもできる。
なお、図示してはいないが、この例の操作筒24に対し
ては、操作筒24と同じ断面形状を有するキャップが使
用される。 【0024】図5の実施態様において、第2中間筒27
の周壁63の内周面は、図2,3における第2中間筒2
7のそれと全く同じように作ることができる。そのよう
な第2中間筒27をプラスチックの射出成形によって作
る場合には、そのための金型の一部を両第2中間筒27
の間で共用したり、一方の金型の製造プログラムを他方
の金型のそれに利用することができるので、金型製作上
のコストメリットが大きい。図5における第2中間筒2
7の底67に形成されている透孔67aは、第2中間筒
27をプラスチックの射出成形によって製作する場合に
おいて、内部抜け止め58cを形成するために金型構造
上必要とされる部位である。 【0025】この発明は、図示例とは異なり、インナー
キャップ12を持たないキャップ3を使用して実施する
ことも可能である。 【0026】 【発明の効果】この発明に係る棒状物品の繰り出し容器
は、内筒と操作筒とをそれらの周面どうしで連結するか
ら、その連結によって繰り出し容器の高さを徒に高くす
るということがない。内筒と操作筒とのそのような連結
には第2中間部材を介在させて、この部材に連結に必要
な構造をもたせたから、操作筒の外観を変更したとき等
における繰り出し容器の製造コストの上昇を抑えること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】繰り出し容器の斜視図。 【図2】図1のII−II線切断面を示す図。 【図3】繰り出し容器の分解斜視図。 【図4】可動部材と内筒の側面図。 【図5】実施態様の一例を示す操作筒、第1中間筒及び
第2中間筒の部分破断斜視図。 【符号の説明】 1 繰り出し容器 2 ボディー 3 キャップ 21 可動部材 22 内筒 23 外筒 24 操作筒 26 中間筒(第1中間筒) 27 第2中間筒 C 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 俊史 神奈川県鎌倉市大船6−7−15 増田ハイ ツ103 (72)発明者 山崎 洋 千葉県柏市花野井627 株式会社ヒダン内 (72)発明者 見原 豊 千葉県柏市花野井627 株式会社ヒダン内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下方向と前記上下方向に直交する径方
    向とを有し、棒状物品を上方向に形成された開口から繰
    り出し可能なボディーと、前記ボディーに前記上方向か
    らかぶさる取り外し可能なキャップとからなり、前記ボ
    ディーが前記上下方向へ延びる軸を共有するように内側
    から外側へ向かって順に配置された可動部材と、内筒
    と、外筒と、操作筒とを有し、前記可動部材はそれに棒
    状物品が取り付け可能であって前記上下方向へ移動可能
    なものであり、前記内筒は前記上方向に開口が形成され
    たもので前記可動部材の外側に位置して前記可動部材を
    前記上下方向へ移動可能かつ該内筒とともに前記軸の周
    り方向へ回動可能に納め、前記外筒は前記上方向に開口
    が形成され前記内筒の外側に位置して前記内筒を前記軸
    の周り方向へ回動可能に納め、前記操作筒は前記外筒の
    外側に位置して前記軸の周り方向へ前記内筒とともに回
    動し得るように前記内筒に連結しており、前記外筒と前
    記操作筒との間には前記操作筒の周面に固定される一
    方、前記外筒を囲んで前記外筒の周りを回動可能な中間
    筒が介在し、前記中間筒はその上方部分の外周面が前記
    キャップの内周面に気密状態で密着する棒状物品の繰り
    出し容器において、 前記中間筒の下方では、前記内筒の外周面と前記操作筒
    の内周面との間に前記中間筒とは別体の第2中間筒が介
    在し、前記第2中間筒が前記内筒と前記操作筒とともに
    回動し得るように前記内筒の外周面と操作筒の内周面と
    にこれら周面の周り方向において固定されることによっ
    て前記操作筒が前記内筒に連結しており、前記内筒は前
    記第2中間筒から上方へ抜脱することがないように該内
    筒の外周面が前記第2中間筒の内周面に係合しているこ
    とを特徴とする前記繰り出し容器。
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