JP2003242751A - 記録再生装置および記録再生方法 - Google Patents
記録再生装置および記録再生方法Info
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Abstract
行うこと 【解決手段】 記録再生装置において、検出手段は、記
録されたファイルの再生終了を検出する。問い合わせ手
段は、検出手段がそのファイルの終了を検出した場合
に、そのファイルを消去するかどうかをユーザに問い合
わせる。消去手段は、その問い合わせに対してユーザが
消去する旨の指示を出したとき、当該ファイルを消去す
ればよい。このようにすれば、ユーザは、ファイルの消
去を簡便に行うことができる。
Description
記録/再生を行う記録再生装置に関する。
る装置としては、テープメディアを使ったビデオテープ
レコーダが代表的であった。最近では、光ディスクやハ
ードディスクなどのディスクメディアを使ったDVDレ
コーダやハードディスクレコーダが急速に普及しつつあ
る。
アを使ったときのような巻き戻し作業をする必要がな
い。また、記録済みの番組を好きな順序で見ることや、
見終わった番組を消去することも、ディスクメディアを
使ったことで可能になった。テープメディアを使った記
録再生装置では、記録済みの番組を消去するという機能
がなく、別の番組を重ね撮りすることで、事実上、記録
済みの番組が消去される。
は、番組に関するデータをファイル単位で管理するよう
になっているので、記録済みの番組は、そのファイル管
理情報を書き換えることによって消去することができ
る。記録再生装置には、1つの番組を1つのファイルと
して管理するものと、複数の番組を1つのファイルとし
て管理するもの(例えば、DVD−RAMメディアを使
ったDVDレコーダ)がある。しかしながら、後者は、
1つのファイル内で番組がどこから記録されているかな
ど、ファイル内部では1つの番組を1つのファイルとし
て管理しているのと同等の管理をするようになってい
る。よって、以下では、上記した2つの管理形態にかか
わらず、ディスクメディアを使った記録再生装置は1つ
の番組を1つのファイルとして管理するものとして説明
する。なお、以下では、「番組」という用語と「ファイ
ル」という用語とを特に区別することなく使用する場合
がある。また、番組を記録する場面を想定して説明する
関係上、「記録」という用語と「録画」という用語とを
特に区別することなく使用する場合がある。
イルを消去したい場合は、例えばリモコン等の操作手段
に含まれるナビボタンを押す。なお、以下にいう各ボタ
ンも、この操作手段に含まれる。
録画済みの番組のタイトル一覧画面S1が表示されるの
で、その中から「消去したい番組」をカーソルボタンで
選択した後、決定ボタンを押す。例えば、2番目に録画
されている番組「アニメ」を消去したい場合は、この番
組「アニメ」を選択するためにカーソルボタン(下ボタ
ン)を1回押した後、決定ボタンを押すことになる。そ
して、図1(b)に示すように、いくつかのメニューM
1が表示されると、上から3番目のメニュー「消去」を
選択するためにカーソルボタン(下ボタン)を2回押し
た後、決定ボタンを押す。
このファイルを消去してよいかどうかを問い合わせるた
めのダイアログが表示される。通常は、ファイルを誤っ
て消去することを防ぐために、カーソルは「いいえ」を
選択した状態になっている。したがって、さらにカーソ
ルボタンを押すことによってカーソルが「はい」を選択
するようにした後、決定ボタンを押す。
コンのボタンを少なくとも8回(ナビボタン1回→カー
ソルボタン1回→決定ボタン1回→カーソルボタン2回
→決定ボタン1回→カーソルボタン1回→決定ボタン1
回)は押すことになる。
ば特許文献1及び2に記載がある。
存しておきたい場合は、通常、テープメディアのツメを
折ることで新たな書き込みを禁止しておく。DVD−R
AMメディアにも同様のツメがあり、メディア全体を書
き込み禁止にすることができる。しかし、DVD−RW
やハードディスクでは、このような手法で書き込み禁止
を実現することができないので、DVD−RAMを含め
ディスクメディアではソフトウェア的に書き込みを禁止
(以下「プロテクト」という)することができるように
なっている。
ァイル単位で行うことができる。すなわち、ナビボタン
を押してタイトル一覧画面S1を表示し、その中から
「プロテクトしたいファイル」をカーソルボタンで選択
した後、決定ボタンを押す。これによって、いくつかの
メニューM1が表示されるので、その中から「ロック」
をカーソルボタンで選択した後、決定ボタンを押す。そ
して、このファイルをプロテクトしてもよいかどうかを
問い合わせるためのダイアログが表示されると、カーソ
ルは「いいえ」を選択した状態にあるので、さらにカー
ソルボタンを押すことによってカーソルが「はい」を選
択するようにした後、決定ボタンを押す。これで、目的
のファイルをプロテクトすることができる。
記録再生装置では、番組を消去したりプロテクトしたり
するためにユーザは非常に多くの手順をふむ必要があっ
た。
タンという消去専用のボタンを用意し、消去したい番組
のタイトルを選択した後この消去ボタンを押すと、ファ
イルを消去してよいかどうかを問い合わせるためのダイ
アログを表示する記録再生装置が考えられる。このよう
な記録再生装置によれば、図1(b)で示したようなメ
ニューM1の中から「消去」を選択するという手順を省
略することができる。
用のボタンを用意し、プロテクトしたい番組のタイトル
を選択した後このロックボタンを押すと、ファイルをプ
ロテクトしてよいかどうかを問い合わせるためのダイア
ログを表示する記録再生装置も考えられる。
去したりプロテクトしたりするためには非常に多くの手
順をふむ必要があるので、このような記録再生装置によ
って、上記の問題が完全に解決されたとは言い難い。さ
らに、特許文献1及び2に記載された発明でも、再生終
了時には消去に多くの手順が必要である。
ィアを使った記録再生装置では、番組を消去する機会が
多くなる。これは、DVDレコーダやハードディスクレ
コーダでは、ニュースやスポーツなどの番組に対して、
記録中の番組を再生する追っかけ再生の機能がよく利用
されるためである。ニュースやスポーツなどの即時性の
強い番組については、一度視聴されると、その番組を保
存することよりも、ディスクメディアの限られた容量を
他の番組の記録に利用することが優先される傾向があ
る。このため、追っかけ再生を利用してユーザが視聴し
た番組のほとんどは消去される。番組を消去する機会が
多くなれば、それだけ上述の問題は重大になる。
されたものであって、ファイルの消去あるいはプロテク
トを簡便に行うことができる記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
成するため、以下の手段を採用している。
は、記録されたファイルの再生終了を検出する。問い合
わせ手段は、検出手段がファイルの再生終了を検出した
場合に、このファイルの消去に関する問い合わせがユー
ザに対して行われる。消去手段は、その問い合わせに対
してユーザが消去する旨の指示を出したとき、当該ファ
イルを消去すればよい。このように、ユーザは、問い合
わせに対して指示を行うだけでよく、ファイルの消去を
簡便に行うことができる。
示方法及び内容の少なくともいずれかについて変更を加
えるようにしてもよい。問い合わせの手順の変更には、
通常問い合わせを行っている場合に、その問い合わせを
行わないことも含まれる。
かけ再生であるかどうか、再生されたファイルに関連す
る別のファイルが消去されたかどうか、又は再生された
ファイルに関連する編集操作の内容に基づいて、問い合
わせの形態についての変更を行うことができる。これら
の場合、再生されたファイルの消去される可能性に従っ
て、問い合わせの形態が変更されるので、ユーザは簡便
にファイルを消去することができ、しかも誤ってファイ
ルが消去されるのを回避したり、必要性のない問い合わ
せにユーザが答える機会を少なくしたりすることもでき
る。
る記録媒体の空き容量に基づいて、問い合わせの形態に
ついての変更を行うことができる。記録媒体の空き容量
が十分あれば、ファイルを消去する必要性も少ない。従
って、記録媒体の空き容量に基づいて変更を行えば、必
要性が高いときに消去に関する問い合わせを行うことが
できる。
る場合に、そのファイルの再生終了時の処分内容を設定
するための予約時処分設定手段を記録再生装置が備える
場合には、変更手段は、その処分内容に基づいて、問い
合わせの形態についての変更を行うようにしてもよい。
これによって、ユーザは予約時に問い合わせの必要性な
どを指示することができる。
われた場合に、検出手段がファイルの再生終了を検出し
ていなくても、問い合わせを行うようにしてもよい。こ
れによって、ユーザが意図したときにファイルの処分を
簡便に決定することができる。
に関する問い合わせの代わりに、そのファイルのプロテ
クトに関する問い合わせを行うこともできる。プロテク
ト手段は、問い合わせに対してユーザがプロテクトする
旨の指示を出したとき、当該ファイルをプロテクトすれ
ばよい。このようにすれば、ファイルのプロテクトも簡
便に行うことができる。
去する指示をユーザから受けた場合に、そのファイルが
消去される予定であることを示す消去予定情報を、記録
されたファイルを管理するファイル管理情報に追加する
手段と、消去予定情報の設定されたファイルを一覧に表
示するかどうかを制御する画面出力処理手段とを、記録
再生装置に設ける場合がある。
定情報の設定されたファイルが一覧に表示されなけれ
ば、ユーザからは見かけ上ファイルは消去されたことに
なる。ファイルの実際の消去はしばらくたってから行え
ばよいので、ユーザが誤ってファイルを消去してしまっ
ても、そのファイルを復活させることができる。ファイ
ルを復活させる場合には、消去予定情報の設定されたフ
ァイルのみを一覧に表示するなどして、そこから復活す
るファイルをユーザが選択すればよい。また、画面出力
処理手段の制御が行われない他の機器では、消去予定情
報の設定されたファイルも表示されることになるので、
その機器におけるファイルの処分の自由度も確保するこ
とができる。
度、及びファイルが記録される記録媒体の空き容量の少
なくとも一方に基づいて、消去予定情報の設定されたフ
ァイルを消去する消去手段を備えてもよい。
には消去されていないファイルがその必要性に応じて消
去される。従って、記録媒体の限られた容量の範囲で、
ファイルの復活について十分な可能性を確保することが
できる。
く、記録再生方法も提供する。この記録再生方法では、
記録されたファイルの再生終了を検出する手順が行われ
てから、ファイルの再生終了が検出された場合に、その
ファイルの消去に関する問い合わせをユーザに対して行
う手順が行われる。
機能を当初から有していない組み込み機器やコンピュー
タをその記録再生装置として機能させるためのプログラ
ムも提供する。このプログラムは、インターネットなど
の電気通信回線を通じて流通したり、CD−ROMなど
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状
態で流通したりする。
実施の形態を詳細に説明する。
おける記録再生装置10の概略機能ブロック図であり、
以下その構成を動作とともに説明する。なお、以下で
は、記録手段12によって、ディスクメディア(以下、
単に「メディア」という)13に番組がファイル形式で
記録されている状況を想定して説明する。
モコン等の操作手段11を用いてユーザが指示すると、
この指示を受け付けた再生手段14は、メディア13上
の特定位置に記録されているファイル管理情報を読み出
し、目的のファイルがメディア13上のどの位置から記
録されているかを調べる。そして、目的のファイルが記
録されている位置がわかったら、その位置からデータの
読み出しを開始し、読み出したデータを画面出力処理手
段16に渡す(図3、ステップS41)。
ドディスクレコーダである場合、メディア13から読み
出したデータはMPEG2方式で圧縮されているので、
MPEG2デコーダを経由させてそのデータを展開して
おく必要があるが、このような技術は本発明と直接関係
がないので、ここでは詳しい説明を省略する。
は、操作手段11に含まれる停止ボタンなどをユーザが
押すことによって再生の中断を指示するか、あるいは、
読み出し位置がファイルの終了に到達するまで続く(図
3、ステップS42:YES、あるいは、ステップS43:Y
ES)。読み出し位置がファイルの終了に到達したかどう
かは、ファイル管理情報に基づいて判定することができ
る。
出し位置がファイルの終了に到達したら、再生を停止し
ていた(図4、ステップS31→S32:NO→S33:YES
→S34)。再生が終了すると、そのまま何も表示しな
い代わりに待機画面を表示し続ける記録再生装置もあ
る。この場合、待機画面は、再生とは別の操作が行われ
るまで表示されることになる。再生されたファイルを消
去するには、ユーザは、図1を用いて既に説明した手順
を行わなければならない。
再生装置10は、読み出し位置がファイルの終了まで到
達したことを検知したら、図5(a)に示すように、
「このファイルを消去しますか」等のメッセージをダイ
アログDに表示することによって、再生していたファイ
ルを消去するかどうかをユーザに問い合わせる(図6、
ステップS44→S45)。
し、ファイルの再生が終了したことを検出する手段は上
記再生手段14であってもよいし、この再生手段14と
は別個の手段であってもよい。また、上記ダイアログD
を表示することによってユーザに問い合わせを行う手段
は画面出力処理手段16であってもよいし、この画面出
力処理手段16とは別個の手段であってもよい。
れると、ユーザは、操作手段11に含まれるカーソルキ
ーと決定キーとを使うことによって、ファイルを消去し
たければ「はい」を選択し、消去したくなければ「いい
え」を選択する。そして、「はい」が選択されたことを
検知すると、消去手段15が、再生していたファイルを
消去するようになっている(図3、ステップS46:YES
→S47)。
限定されるものではない。すなわち、画面停止状態のま
まであってもよいし、タイトル一覧画面S1に戻るよう
にしてもよい。「いいえ」が選択された後の処理につい
ても同様である(図3、ステップS47:YES→S48、
ステップS46:NO→S48)。
再生を終了したときにファイル消去の問い合わせをユー
ザに対して行う。このようにすれば、上記従来のよう
に、録画済みの番組のタイトル一覧画面S1を表示させ
る操作をし、その中から「消去したい番組」をカーソル
ボタンで選択したのち決定ボタンを押し、これによって
幾つかのメニューM1が表示されると、その中から「消
去」をカーソルボタンで選択したのち決定ボタンを押す
という煩わしい操作をする必要がない。また、ユーザ
は、番組の内容を知ったうえでファイルを消去すべきか
どうか判断することになるので、保存しておくべき番組
を誤って消去してしまうという不具合を回避できるとい
う効果もある。
ファイル消去を問い合わせる機能の有効/無効を、操作
手段11と設定手段17とを介してユーザが自由に設定
できるようにしてもよい。設定手段17は、画面出力処
理手段16によって表示された設定項目に対してユーザ
が操作手段11を用いて設定した内容を管理する。記録
再生装置10は、この設定内容に基づいてファイル消去
の問い合わせを行うか否かを定めたりその他の動作を行
ったりする。このようにすれば、初期出荷段階では、不
用意なファイル消去を防止するために上記機能を無効に
しておくことができる。そして、操作に慣れてきたこと
によって手順が多いことに不満がでてくると、そのユー
ザ自身が上記機能を有効にすることができる。
了を検出したときにファイル消去を問い合わせることと
しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
以下に説明するように、読み出し位置がファイルの終了
に到達したときでなくても、ユーザがファイルの消去を
望む場合がある。
ャルが記録されている場合、ユーザは、コマーシャルを
見てからファイルを消去するよりも、番組本編が終了し
たときに直ちにファイルを消去することを望む可能性が
高い。
容量のメディア13を持つ記録再生装置10が普及する
と、見たい番組だけを記録するのではなく、とりあえず
多数の番組を記録しておき、その中から見たいものだけ
を選択的に見るといった使用形態がとられることも予想
される。そして、このような使用形態がとられた場合
は、ある番組を少しだけ見たけれども興味がわかないの
で見るのをやめるといったことも予想される。
きでなくてもユーザがファイルの消去を望む場合があ
る。そこで、ファイルの終了を検出したときにファイル
消去を問い合わせるのではなく、ファイル再生中に「消
去」ボタンを押したり「停止」ボタンを2回続けて押し
たりするなど、特定の操作によって、番組を終了させた
い旨の指示がユーザによって明示的に出された場合は、
その時点でファイル消去を問い合わせるようにしてもよ
い。
予め格納される。格納された内容は、デフォルトで設定
された内容であってもよいし、ユーザが操作手段11を
用いて設定したものであってもよい。操作手段11は、
格納された内容に基づいて特定の操作が行われたかどう
かを判定する。特定の操作が行われたと判定された場
合、ファイルの再生終了が検出されていなくても、問い
合わせが行われることになる。
回数だけでなく、ファイル終了のn分前あるいはn秒前
に「停止」ボタンが押されたかどうか(n:0よりも大
きい数)など、操作の時期もその要素として含められて
もよい。
終了を示す信号が付加されることになった場合は、その
信号を用いて番組の終了時点を判断し、その時点でファ
イル消去の問い合わせをするようにしてもよい。
した記録再生装置10によると、簡便にファイルを消去
することができる。このような構成を採用する場合は、
保存すべきファイルを誤って消去してしまったときの対
応策を検討しておくのが好ましい。以下、本実施の形態
を上記実施の形態1と異なる点のみ説明する。
あったとき、その要求対象であるファイルの情報をファ
イル管理情報から消去することでファイル消去を実現す
るようになっていた。すなわち、ファイルのデータその
ものはメディア13上に残っているが、このデータを記
録している領域は、ファイル管理情報では未使用扱いと
されている(事実上、消去されたことと同じになってい
る)ため、次の記録時に上書きされるようになってい
る。
15が、ファイル消去をする必要が生じたら、そのファ
イル管理情報に、消去予定であることを意味する情報
(以下「消去予定情報」という)を追加する。
理情報から消去されたわけではないため、そのデータ部
が上書きされてしまうことはない。また、画面出力処理
手段16は、消去予定とされたファイルをタイトル一覧
画面S1に表示しないので、通常の手順では再生できな
い。すなわち、消去予定とされたファイルは、ユーザか
らすると、上記従来手法で消去したファイルと同じよう
に見える。
装置10では、消去予定とされたファイルのみを一覧表
示させる機能を備えている。この場合、画面出力処理手
段16は、一覧に消去予定とされたファイルのみ表示す
るための制御を行う。そして、この消去予定ファイル一
覧画面を見たユーザがファイルを復活させる旨の指示を
ユーザが出した場合、消去手段15は、このファイルの
消去予定情報をクリアする。このように消去予定情報が
クリアされたファイルは通常のファイルと同じであるか
ら、事実上、ファイルの復活ができたことになる。
記実施の形態1と同様にファイルを簡便に消去すること
ができるのはもちろん、保存すべきファイルを誤って消
去してしまったときにも、このファイルを復活すること
ができる。
が、消去手段15は、ファイルが記録されるメディア1
3の空き容量が少なくなってきたら、通常のファイルよ
りも消去予定のファイルを優先的に消去するようになっ
ている。この場合、メディア13の空き容量には、消去
予定のファイルのサイズを含めないようにしておく。
如何なる基準でファイルを消去するか(消去の優先度)
については、録画予約で指定された事項(録画開始時間
・録画終了時間・録画モードなど)に基づいて決定すれ
ばよい。これら情報を参照すれば、いつまでにどれだけ
の空き容量を確保しておく必要があるか判断することが
できる。
間を表した情報(以下「消去時間情報」という)を追加
しておき、一定期間を経過したファイルから順に消去し
ていくようにしてもよい。また、録画時に、この録画を
するに必要なディスク容量あるいは所定のディスク容量
が確保できるように、古い消去予定ファイルから順に消
去していくようにしてもよい。さらに、サイズの大きい
ファイルや、必要とされるディスク容量に最も近いサイ
ズのファイルを検索して消去するようにしてもよい。も
ちろん、録画をするに必要なディスク容量が確保できな
い場合には、消去予定のファイルを全て消去するのが妥
当である。このようにすれば、消去予定のファイルがい
つまでもメディア13上に存在しているという不具合が
生じない。
間のすべてを含める必要はない。例えば、月日だけを消
去時間に含めるようにしてもよいし、あるいは、記録再
生装置10のシステムが持つタイマの値を消去時間とし
てもよい。
3交換時や、記録再生装置10の電源のオフ時あるいは
電源オン時に消去されるようにしてもよい。この場合、
消去予定情報はメディア13上に記録しておかなくて
も、記録再生装置10のメモリ内に保持しておくだけで
もよい。このように、消去予定のファイルを復活するこ
とができる期間を、当該消去予定を指示したユーザが把
握できる期間とすれば、消去したつもりになっていたフ
ァイルを他人が復活させて参照するといった問題を解決
することができる。
して、パソコン用のOSが備える「ゴミ箱」と呼ばれる
機能がある。このゴミ箱機能では、ユーザによって消去
指示がされたファイルの管理情報は消去してしまうもの
の、そのデータそのものは事前に専用のディレクトリへ
移動させるようになっている。
用のディレクトリに蓄積されているファイルの容量が一
定量を超えるまでは、ユーザによって消去指示がされた
ファイルを復活させることができる。したがって、本発
明で採用しているファイル消去/復活機能は、復活可能
という点では、従来のゴミ箱機能と類似しているように
も思える。
ア13上のファイルを消去した場合、このメディア13
を、ゴミ箱機能をサポートしていないパソコンに装着し
たとしても、当該消去済みファイルを見ることはできな
い。上記したように、ゴミ箱機能では、ユーザによって
消去指示がされたファイルの管理情報は消去してしま
い、また、そのデータそのものは事前に専用のディレク
トリへ移動させるようになっているからである。当然、
ゴミ箱機能をサポートしていないパソコンからは、ゴミ
箱を空にすることができないという問題もある。
たに消去予定情報をファイル管理情報に追加することに
よってファイル消去を実現するとともに、ファイル管理
情報から消去予定情報を削除することによってファイル
復活を実現するようにした。このようにすれば、本発明
で採用しているファイル消去/復活機能をサポートして
いないDVDレコーダからメディア13に記録された消
去予定のファイルを見ると、この消去予定ファイルは、
消去されていない通常のファイルとして見える。したが
って、このようなDVDレコーダからも消去予定のファ
イルを消去できることになるのはいうまでもない。
イル消去/復活機能は、パソコン用のOSが備えている
ゴミ箱機能ではなく、どちらかといえばファイルの非表
示機能に近い。一般的なパソコン用のOSでも、拡張子
やその他の属性をフィルタに利用するファイルの非表示
機能は備えているが、本発明のように、ディスク容量が
足りなくなった場合にファイルを消去する等の機能は備
えていないのが現状である。
が、本当に消去するか、あるいは、消去予定として見か
け上だけ消去したようにするかをファイル消去時にユー
ザに問い合わせるようにしてもよい。
ルはタイトル一覧画面S1に表示しないこととしている
が、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、消去予定のファイルをタイトル一覧画面S1に表示す
るようにしてもよいし、さらには、消去予定の解除もタ
イトル一覧画面S1から行えるようにしてもよい。ただ
し、この場合は、消去予定であることを示すマークを消
去予定ファイルのタイトル表示の近傍に付しておく等、
消去予定のファイルと通常のファイルとを容易に見分け
ることができるようにしておく。
実施の形態における記録再生装置10は、プロテクト手
段18を備えており、メディア13に記録した番組をプ
ロテクトすることができる。ファイルを保存しておきた
いと判断するのは、ファイルを消去したいと判断する場
合と同様、その番組を見終わったときが多い。
場合に、ファイルの消去に関する問い合わせの代わり
に、そのファイルのプロテクトに関する問い合わせを行
うようにしてもよい。
で到達したことを検知したら、図5(b)に示すよう
に、「このファイルをプロテクトしますか」等のメッセ
ージをダイアログDに表示する。これによって、再生し
ていたファイルをプロテクトするかどうかがユーザに問
い合わされる(図6、ステップS51→S52:NO→
S53:YES→S54→S55)。
出し位置がファイルの終了まで到達したことを検出する
手段は上記再生手段14であってもよいし、この再生手
段14とは別個の手段であってもよい。また、上記ダイ
アログDを表示する手段は画面出力処理手段16であっ
てもよいし、この画面出力処理手段16とは別個の手段
であってもよい。
れると、ユーザは、操作手段11に含まれるカーソルキ
ーと決定キーとを使うことによって、ファイルをプロテ
クトしたければ「はい」を選択し、プロテクトしたくな
ければ「いいえ」を選択する。そして、「はい」が選択
されたことを検知すると、プロテクト手段18は、再生
していたファイルをプロテクトする(図6、ステップS
56:YES→S57)。
は特に限定されるものではない。すなわち、画面停止状
態のままであってもよいし、タイトル一覧画面S1に戻
るようにしてもよい。「いいえ」が選択された後の処理
についても同様である(図6、ステップS57→S5
8、S56:NO→S58)。
録再生装置では、再生を終了したときにファイルプロテ
クトの問い合わせが行われる。
画済みの番組のタイトル一覧画面S1を表示させる操作
をし、その中から「プロテクトしたい番組」をカーソル
ボタンで選択したのち決定ボタンを押し、これによって
幾つかのメニューM1が表示されると、その中から「ロ
ック」をカーソルボタンで選択したのち決定ボタンを押
すという煩わしい操作をする必要がない。また、ユーザ
は、番組の内容を知ったうえでファイルをプロテクトす
べきかどうか判断することになるので、消去してもかま
わない番組を誤ってプロテクトしてしまうという不具合
を回避できるという効果もある。
ファイルプロテクトを問い合わせる機能の有効/無効
を、操作手段11と設定手段17とを介してユーザが自
由に設定できるようにしてもよい。このようにすれば、
初期出荷段階では、不用意なファイルプロテクトを防止
するために上記機能を無効にしておくことができる。そ
して、操作に慣れてきたことによって手順が多いことに
不満がでてくると、そのユーザ自身が上記機能を有効に
することができる。
終了を検出したときにファイルプロテクトを問い合わせ
ることとしているが、本発明はこれに限定されるもので
はない。以下に説明するように、読み出し位置がファイ
ルの終了に到達したときでなくても、ユーザがファイル
のプロテクトを望む場合がある。
ャルが記録されている場合、ユーザは、コマーシャルを
見てからでなくても、番組本編が終了したときに直ちに
ファイルをプロテクトすることを望む可能性が高い。
く、とりあえず多数の番組を録画しておき、その中から
見たいものだけを選択的に見るといった使用形態がとら
れた場合は、ある番組を少しだけ見て興味がわいたらそ
の時点で当該ファイルをプロテクトするといったことも
予想される。
了に到達したときでなくても、ユーザがファイルのプロ
テクトを望む場合がある。そこで、読み出し位置がファ
イルの終了を検出したときにファイルプロテクトを問い
合わせるのではなく、ファイル再生中に「プロテクト」
ボタンを押したり、「停止」ボタンを2回続けて押した
りするなどの特定の操作によって、番組を終了させたい
旨をユーザが明示的に指示した場合は、その時点でファ
イルプロテクトを問い合わせるようにしてもよい。
イル終了のn分前あるいはn秒前に「停止」ボタンが押
されたかどうか(n:0よりも大きい数)など、操作の
時期もその要素として含めてもよい。
終了を示す信号が付加されることになった場合は、その
信号を用いて番組の終了時点を判断し、ファイルプロテ
クトの問い合わせをするようにしてもよい。
ルの再生終了が検出された場合、そのファイルを消去す
るかどうか又はそのファイルをプロテクトするかどうか
が問い合わせされた。ファイルの消去又はプロテクトに
関する問い合わせの形態は、一つである必要はない。図
5(a)及び(b)に示した問い合わせが通常行われて
いる場合に、それらとは異なる形態の問い合わせが行わ
れるようにしてもよい。
は、図8に示すように、変更手段19を備えている。こ
の変更手段19は、問い合わせの手順、表示方法及び内
容の少なくともいずれかについて変更を加え、問い合わ
せ手段20は、変更手段19が問い合わせの形態につい
て変更を加えた場合、変更された問い合わせをユーザに
対して行う。
追っかけ再生であるか通常の再生であるかに基づいて、
問い合わせの形態について変更を加える。ファイルの再
生が追っかけ再生であるか通常の再生であるかについて
の情報を、変更手段19は、記録手段12及び再生手段
14から得ることもできるし、操作手段11から得るこ
ともできる。ここでは、問い合わせ手段20は、追っか
け再生の場合にのみ消去に関する問い合わせを行う。通
常の再生の場合、変更手段19が問い合わせの手順を変
更することによって、問い合わせ手段20は、消去に関
する問い合わせを行わない。
が行われる場合、追っかけ再生の場合、すなわちファイ
ルが消去される可能性の高い場合にのみ、問い合わせが
行われることになる。従って、ファイルが消去される可
能性が高い場合には、ユーザは簡便にファイルを消去す
ることができるし、ファイルが消去される可能性が低い
場合にユーザは問い合わせに答える必要がない。
関連する別の番組のファイルが消去されたかどうか又は
プロテクトされたかどうかに基づいて、問い合わせの形
態について変更を加えるようにしてもよい。例えば再生
された番組が連続番組を構成する場合、その連続番組を
構成する別の番組は、再生された番組と関連する。ジャ
ンルやキーワードが共通又は類似する番組も互いに関連
する。
ような別の番組のファイルが記録されていないか別の番
組のファイルが消去されていれば、消去に関する問い合
わせを1回行う。一方、別の番組のファイルが消去され
ていなければ、変更手段19は問い合わせの手順及び内
容について変更を加える。これによって、問い合わせ手
段20は、消去に関する問い合わせを行った後、再確認
の問い合わせを行う。
組のファイルが消去されていなければ、再生された番組
も消去されない可能性が高いためである。
の一つが再生された場合、その連続番組を構成する別の
番組を、メディア13に記録されたデータの管理情報に
基づいて識別することができる。この管理情報には、放
送チャンネル、放送時間帯及び放送曜日などの情報が番
組毎に含まれるから、変更手段19は、これら3つの情
報が一致する番組があるか否かを確認すればよい。放送
番組に対してシリーズ識別子やキーワード、ジャンルな
ども受信機により受信され、その番組の記録時にこれら
も管理情報に追加されている場合には、変更手段19
は、キーワードやジャンルを利用して関連する番組を検
索することもできる。
いる番組についてだけ管理情報を残しておけば、変更手
段19は、別の番組が消去されていない場合と、別の番
組が一度も記録されていない又は別の番組が記録されて
から消去された場合とを区別することができる。別の番
組が一度も記録されていない場合と別の番組が記録され
てから消去された場合とを区別する必要がある場合に
は、例えば番組の本体データが消去されても管理情報を
残しておけばよい。
について変更を加えると、問い合わせ手段20は、その
ファイルを消去するかどうかをユーザに問い合わせるだ
けでなく、その問い合わせに対してファイルを消去する
旨の指示がユーザからあったときに、そのファイルを消
去するかどうかを再度問い合わせる。図5(a)に示す
ダイアログでの「このファイルを消去しますか」という
問い合わせに対し、ユーザが「はい」を選択しても、例
えば「先週放送分が未視聴です。本当に消去してもよい
ですか」と問い合わせが再度行われる。この問い合わせ
に対し、ユーザが再度「はい」を選択しなければ、消去
手段15は、ファイルを消去しない。
合、問い合わせの形態が常に同じであると、いつもの通
りについ消去を指示する危険性がある。このように問い
合わせの形態について変更を加えることによって、ユー
ザが消去するつもりのないファイルを誤って消去してし
まうのを避けることができる。しかも、再生された番組
と関連する別の番組のファイルが消去されているか記録
されていなければ、その番組の再生終了時に問い合わせ
が自動的に行われるため、ユーザは簡便にファイルの消
去を行うことができる。
のファイルが消去されていれば、再生されたファイルも
消去される可能性が高い。このため、再生された番組と
関連する別の番組のファイルが消去されている場合に、
変更手段19が追っかけ再生の例と同様に変更を行うこ
とによって、その場合にのみ問い合わせ手段20が消去
に関する問い合わせを行うようにしてもよい。さらに、
変更手段19が問い合わせの内容について変更を加える
ことによって、別の番組のファイルが消去されている場
合に、問い合わせ手段20が消去に関する問い合わせを
行い、別の番組のファイルが消去されていない場合に、
プロテクトに関する問い合わせを行うようにしてもよ
い。
ネイル画面を設定していたり、ファイルのダビングや編
集を行っていたりするなど、そのファイルが再生される
前にそのファイルに関連して特定の編集操作をユーザが
行っている場合にも、そのファイルは消去されない可能
性が高い。
ァイルに関連する編集操作の内容に基づいて、問い合わ
せの形態について変更を加えるようにしてもよい。変更
手段19は、例えば操作手段11の出力から編集操作の
内容を取得し、その内容を予め記憶された内容と比較す
ることによって、再生されたファイルに関連して特定の
操作が行われたかどうかを判定することができる。
が行われていると判定した場合には、変更手段19が問
い合わせの形態について変更を加えることによって、再
生されたファイルと関連する別のファイルが消去されて
いない例と同様に、問い合わせを行った後、再確認を行
う。
の操作が行われた場合や再生された番組と関連する別の
番組のファイルが消去されていない場合にのみ、問い合
わせを行わないようにしてもよい。自動的な問い合わせ
を行わないことによって、問い合わせが行われる場合よ
りも手順が増えるから、これによっても、ユーザが消去
するつもりのないファイルを誤って消去してしまうのを
避けることができる。
の空き容量が十分ある場合には、ファイルを消去する必
要性は少ない。このため、変更手段19は、ファイルが
記録された記録媒体の空き容量に基づいて、問い合わせ
の形態について変更を加えるようにしてもよい。ここで
は、問い合わせ手段20は、ファイルの再生が終了した
時点でのメディア13の空き容量が所定量以下である場
合にのみ消去に関する問い合わせを行う。所定量には、
デフォルトの値を用いても良いし、ユーザが設定した値
を用いてもよい。変更手段19は、ファイルの再生が終
了した時点でメディア13の空き容量が所定容量より大
きければ、問い合わせの手順について変更を加えるの
で、追っかけ再生の例と同様に、問い合わせ手段20
は、消去に関する問い合わせを行わない。これによっ
て、ユーザが問い合わせに対して指示を行う機会自体も
少なくでき、ユーザの負担はさらに軽減される。
び内容について変更が行われたが、問い合わせの表示方
法について変更手段19が変更を加えるようにしてもよ
い。表示方法についての変更には、ダイアログの位置や
形状、色、ダイアログ中の文字の色や太さの変更やダイ
アログを点滅表示させる変更などが含まれる。また、問
い合わせの手順についての変更には、問い合わせの回数
の他、問い合わせの順番の変更を含めてもよい。
を消去するかどうかの問い合わせが行われたが、その際
に他のファイルを消去するかどうかも問い合わせるよう
にしてもよい。例えば再生された番組の録画日時が1年
以上前である場合に、その番組の再生終了時点の問い合
わせに対してユーザが「消去」する選択を行うと、「1
年以上前に記録された他の番組も削除しますか」という
問い合わせを行うダイアログをさらに表示するようにし
てもよい。このように消去されるファイルに関連する別
のファイルについても問い合わせを行うことによって、
ユーザの操作負担を軽減することができる。
対して「いいえ」と選択されたファイルは今後も消去又
はプロテクトされない可能性が高いので、一度「いい
え」と選択されたファイルについては、そのファイル管
理情報に「選択済み」を意味する情報を設定しておくよ
うにしてもよい。このようにすれば、以降は、このファ
イルの終了を検出しても、上記したファイル消去又はフ
ァイルプロテクトの問い合わせをしないようにすること
ができる。
に示すように、録画予約設定画面S2において、再生終
了時に実行すべき処分の内容を設定する項目を追加する
ようにした。ここでいう処分の対象は、録画予約したフ
ァイルである。
おきたい場合には当該ファイルをプロテクトする旨の設
定をし、一方、消去してもよい場合には当該ファイルを
消去(あるいは消去予定)する旨の設定をする。録画予
約時にユーザは処分の内容を決定できない場合があるけ
れども、その場合は、例えば「−」を設定する等、消去
でもプロテクトでもない設定にしておけばよい。
ける記録再生装置10は、予約時処分設定手段21を備
えており、上述のような設定は、この予約時処分設定手
段21によって実現される。予約時処分設定手段21
は、ユーザが、ファイルの記録を予約する場合に、その
ファイルの再生終了時の処分内容を設定するのに用いら
れる。設定先は、録画予約情報を保存しているメモリ
(図示せず)であってもメディア13であってもよい。
ーザが指示した場合、この指示を受け付けた予約時処分
設定手段21は、その番組のファイル管理情報にプロテ
クトの設定をする。もちろん、ファイル管理情報にプロ
テクトの設定をするタイミングは、その番組の録画開始
時でも録画終了時でもよく特に限定されるものではな
い。なお、このようにプロテクトの設定がされた番組を
最後まで再生し終えた場合には、実施の形態4における
変更手段19によって、ファイル消去のダイアログDを
表示しないようにようにしておく。変更手段19が、設
定された処分内容に基づいて、問い合わせの形態につい
ての変更を行うことによって、ユーザは予約時に問い合
わせの必要性などを指示することができる。
指示した場合、この指示を受け付けた予約時処分設定手
段21は、その番組のファイル管理情報に消去の設定を
する。もちろん、ファイル管理情報に消去の設定をする
タイミングも、その番組の録画開始時でも録画終了時で
もよく特に限定されるものではない。なお、このように
消去の設定がされた番組を最後まで再生し終えたら、当
該ファイルを消去するようにしてもよいが、当該ファイ
ルに消去予定の設定をして見かけ上消去するようにして
もよい。
旨をユーザが指示した場合、この指示を受け付けた予約
時処分設定手段21は、その番組のファイル管理情報に
消去予定の設定をする。もちろん、ファイル管理情報に
消去予定の設定をするタイミングも、その番組の録画開
始時でも録画終了時でもよく特に限定されるものではな
い。
設定がされたファイルは、一度も再生されなくても、一
定期間が経過した場合やディスク容量が足りなくなった
りした場合には消去されることになる。このことを考え
ると、録画予約時点で「消去予定」の設定ができる形態
は、本当に見たい番組ではないけれども時間があれば見
るといった、要求としては低いレベルの番組を録画して
おく場面で有効であり、また、録画したファイルの重要
度を知るうえでも有効であるといえる。
されなかった番組については、この番組を最後まで再生
し終えたときに、ファイル消去を問い合わせるためのダ
イアログDあるいはファイルプロテクトを問い合わせる
ためのダイアログDを表示する。
約設定画面S2において、再生終了時に実行すべき処分
の内容を設定する項目を追加するようにした。このよう
にすれば、ファイルを消去あるいはプロテクトするかど
うかという設定と録画予約設定とをまとめて行うことが
できる。
イル消去やファイルプロテクトの設定をした時は自動的
にファイルを消去あるいはプロテクトをすることとして
いるが、本発明はこれに限定されるものではない。すな
わち、ファイル消去やファイルプロテクトを問い合わせ
るためのダイアログDを表示してユーザに選択してもら
うようにしてもよい。そして、ユーザが何も設定しなか
った場合には、ファイル再生を終了するだけでダイアロ
グDは表示しないようにしてもよい。
去」「プロテクト」「何もしない」を選択できる形態を
例示したが、複数の設定項目を作り、それぞれの項目を
独立して設定できるようにしてもよい。加えて、「消
去」「プロテクト」の両方を選択できなくても(すなわ
ち、「消去」「プロテクト」の片方だけでも)よいのは
もちろんである。
したときにファイル消去の問い合わせをするようにした
ので、従来に比べてファイルを消去する手順を大幅に省
略することができる。しかも、ユーザは、番組の内容を
知ったうえでファイルを消去すべきかどうか判断するこ
とになるので、保存しておくべき番組を誤って消去して
しまうという不具合を回避できるという効果もある。
あるか否かなど、再生されたファイルの必要性に基づい
て、問い合わせの形態について変更を加えることによっ
て、ユーザが簡便にファイルを消去することができ、し
かも誤ってファイルが消去されるのを回避したり、必要
性のない問い合わせにユーザが答える機会を少なくした
りすることができる。
き容量に基づいて問い合わせの形態について変更を加え
れば、必要性が高いときに消去に関する問い合わせを行
うことができる。
た再生終了時の処分内容に基づいて問い合わせの形態に
ついて変更が行われる場合、ユーザは予約時に問い合わ
せの必要性などを指示することが可能となる。
イルの再生終了が検出されていなくても、問い合わせが
行われることによって、ユーザが意図したときにファイ
ルの処分を簡便に決定することができる。
ファイルプロテクトの問い合わせをするようにしたの
で、従来に比べてファイルをプロテクトする手順を大幅
に省略することができる。しかも、ユーザは、番組の内
容を知ったうえでファイルをプロテクトすべきかどうか
判断することになるので、消去してもかまわない番組を
誤ってプロテクトしてしまうという不具合を回避できる
という効果もある。
ら受けても、実際の消去を一時的に行わず、そのファイ
ルが消去される予定であることを示す消去予定情報をフ
ァイル管理情報に追加し、さらにその消去予定情報の設
定されたファイルの一覧への表示を制御する場合、ユー
ザが誤ってファイルを消去してしまっても、そのファイ
ルを復活させることができる。しかも、画面出力処理手
段の制御が行われない他の機器では、消去予定情報の設
定されたファイルも表示されることになるので、その機
器におけるファイルの処分の自由度も確保することがで
きる。
録媒体の空き容量の少なくとも一方に基づいて、消去予
定情報の設定されたファイルを消去すれば、記録媒体の
限られた容量の範囲で、ファイルの復活について十分な
可能性を確保することができる。
概略機能ブロック図
ャート
るダイアログDの例
ャート
ブロック図
ブロック図
能ブロック図
Claims (13)
- 【請求項1】 記録されたファイルの再生終了を検出す
る検出手段と、 上記検出手段がファイルの再生終了を検出した場合に、
そのファイルの消去に関する問い合わせをユーザに対し
て行う問い合わせ手段とを備えた記録再生装置。 - 【請求項2】 上記問い合わせを行うか否かを含む上記
問い合わせの手順、上記問い合わせの表示方法及び上記
問い合わせの内容の少なくともいずれかについて変更を
加えるための変更手段をさらに備える請求項1記載の記
録再生装置。 - 【請求項3】 上記変更手段は、上記再生が記録中のフ
ァイルを再生する追っかけ再生であるかどうかに基づい
て、上記変更を行う請求項2記載の記録再生装置。 - 【請求項4】 上記変更手段は、再生されたファイルと
関連する別のファイルが消去されたどうかに基づいて、
上記変更を行う請求項2記載の記録再生装置。 - 【請求項5】 上記変更手段は、再生されたファイルに
関連する編集操作の内容に基づいて、上記変更を行う請
求項2記載の記録再生装置。 - 【請求項6】 上記変更手段は、ファイルが記録される
記録媒体の空き容量に基づいて、上記変更を行う請求項
2記載の記録再生装置。 - 【請求項7】 ユーザが、ファイルの記録を予約する場
合に、そのファイルの再生終了時の処分内容を設定する
ための予約時処分設定手段をさらに備え、上記変更手段
は、上記処分内容に基づいて、上記変更を行う請求項2
記載の記録再生装置。 - 【請求項8】 上記問い合わせ手段は、特定の操作が行
われた場合に、上記検出手段がファイルの再生終了を検
出していなくても、上記問い合わせを行う請求項1記載
の記録再生装置。 - 【請求項9】 上記問い合わせ手段は、ファイルの消去
に関する問い合わせの代わりに、そのファイルのプロテ
クトに関する問い合わせを行う請求項1記載の記録再生
装置。 - 【請求項10】 上記問い合わせに対して、ファイルを
消去する指示をユーザから受けた場合に、そのファイル
が消去される予定であることを示す消去予定情報を、記
録されたファイルを管理するファイル管理情報に追加す
る手段と、 上記消去予定情報の設定されたファイルを一覧に表示す
るかどうかを制御する画面出力処理手段とをさらに備え
た請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項11】 消去の優先度、及びファイルが記録さ
れる記録媒体の空き容量の少なくとも一方に基づいて、
上記消去予定情報の設定されたファイルを消去する消去
手段をさらに備えた請求項10記載の記録再生装置。 - 【請求項12】 記録されたファイルの再生終了を検出
する手順と、 ファイルの再生終了が検出された場合に、そのファイル
の消去に関する問い合わせをユーザに対して行う手順と
を備えた記録再生方法。 - 【請求項13】 コンピュータを、 記録されたファイルの再生終了を検出する検出手段、 上記検出手段がファイルの再生終了を検出した場合に、
そのファイルの消去に関する問い合わせをユーザに対し
て行う問い合わせ手段として機能させるためのプログラ
ム。
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