JP2003242044A - マイクロコンピュータ回路 - Google Patents

マイクロコンピュータ回路

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JP2003242044A
JP2003242044A JP2002039389A JP2002039389A JP2003242044A JP 2003242044 A JP2003242044 A JP 2003242044A JP 2002039389 A JP2002039389 A JP 2002039389A JP 2002039389 A JP2002039389 A JP 2002039389A JP 2003242044 A JP2003242044 A JP 2003242044A
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JP
Japan
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program
flash memory
initial processing
memory
microcomputer circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002039389A
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English (en)
Inventor
Junko Shirakawa
順子 白川
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術では、プログラムのイニシャル処理に
おいて、アプリケーションプログラムをフラッシュメモ
リからRAMへ転送するイニシャル処理に障害が発生す
ると、以降の全てのプログラムは実行されず、動作がス
トップしてしまう。本発明は、前記イニシャル処理時の
障害でもプログラムが実行停止状態に陥らないようにす
ることを目的とする。 【解決手段】本発明は、上記目的を達成するため、制御
装置内マイクロコンピュータ回路にプログラム格納用フ
ラッシュメモリを2面実装してプログラムを前記両方の
メモリに格納し、一方のフラッシュメモリに格納された
プログラムで起動し、前記イニシャル処理手順が正常に
進行しているかどうかを監視する手段を設け、イニシャ
ル処理に障害が発生した場合は、前記手段からCPUに
リセットをかけ、強制的に他方のフラッシュメモリに格
納されたプログラムにて再起動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ回路のプログラム動作バックアップに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来の技術では、制御装置内マイクロコ
ンピュータ回路に、プログラム格納用フラッシュメモリ
を2面又はプログラム容量の2倍以上実装し、各々のフ
ラッシュメモリエリアにプログラムを書き込んでプログ
ラムのバックアップを行っていた。ここで、フラッシュ
メモリとはデータを電気的に書き込み、また、消去する
ことができるメモリで電源を切ってもデータ内容を保持
できるメモリである。なお、ランダムアクセスメモリ
(以下、RAMと略す)と比べると書き込み速度は遅い
ため主にプログラム格納用やデータ保存用に使用するも
のである。回路リセット後のイニシャル処理プログラム
実行時にアクセスするフラッシュメモリは決まってい
て、イニシャル処理にて、フラッシュメモリに格納され
たプログラムをプログラム実行用RAMに転送してRA
M上でプログラムを実行し、中央処理装置(以下、CP
Uと略す)からアクセスするフラッシュメモリ又はフラ
ッシュメモリエリアをセレクトできるようにし、リモー
トメンテナンス等の遠隔でのプログラム書き替えにも対
応していた。従来の回路構成では、イニシャル処理で、
プログラム格納用フラッシュメモリに格納されているプ
ログラムをRAMに転送し、アプリケーションプログラ
ムの実行はプログラム実行用RAM上で行われる。アプ
リケーションプログラムの実行中に関しては、動作監視
が行われているが、イニシャル処理プログラムに関して
は動作監視はなされておらず、イニシャル処理プログラ
ム動作中にフラッシュメモリ自身の動作不良等の障害が
あった場合は、その後のイニシャル処理プログラム及び
アプリケーションプログラムが実行されず、動作がスト
ップしてしまうという問題点が有った。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
プログラムのバックアップは行っていたものの、リセッ
ト後にアクセスされるフラッシュメモリは決まってお
り、そのフラッシュメモリに格納されたプログラムにお
いて、フラッシュメモリからランダムアクセスメモリへ
プログラムを転送するイニシャル処理に障害が発生する
と、以降の全てのプログラムは実行されず、動作がスト
ップしてしまう。本発明は、前記イニシャル処理時の障
害でもプログラムが実行停止状態に陥らないようにする
ことを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、制御装置内マイクロコンピュータ回路にプ
ログラム格納用フラッシュメモリを2面実装してプログ
ラムを両方のフラッシュメモリに格納し、2面の内どち
らのフラッシュメモリをセレクトしているかの状態をC
PUに読み込み可能とし、フラッシュメモリセレクト情
報をCPUに取り込む。前記イニシャル処理プログラム
の処理手順が正常に進行しているかどうかを監視する手
段を設け、イニシャル処理に障害が発生した場合は、前
記手段からCPUにリセットをかけ、強制的にもう一方
のフラッシュメモリに格納されたプログラムにて再起動
させるようにする。CPUはリセット後、アクセスして
いるフラッシュメモリがどちらかを識別し、リセット前
後の状態と比較して、異なるフラッシュメモリをセレク
トしていた場合、イニシャル処理にて障害が発生したと
認識し、該障害情報をロギング情報として保存し、後で
読み出せるようにする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1およ
び図2により説明する。図1は本発明の全体構成を示す
ブロック図である。1はCPU、2はフラッシュメモリ
A、3はフラッシュメモリB、4はランダムアクセスメ
モリであるSDRAM、5はパルス監視部、6はエラー
カウンタ、7はフラッシュメモリセレクタ、8はフラッ
シュメモリセレクトステータス信号、9はプログラム障
害検出時フラッシュメモリを切替えるためのフラッシュ
メモリチェンジ信号A、10はフラッシュメモリセレク
ト信号、11はフラッシュメモリAセレクト信号、12
はフラッシュメモリBセレクト信号、13はSDRAM
セレクト信号、14はパワーオンリセット信号、15は
CPU1およびエラーカウンタ6リセット信号、16は
データおよびアドレスバスであるシステムバス信号、1
7はリモートメンテナンス時、CPUからフラッシュメ
モリAまたはBを指定するためのフラッシュメモリチェ
ンジ信号Bである。図2は本発明のメモリ配置の実施例
で、CPU1のメモリ空間上に配置した例である。フラ
ッシュメモリA2とフラッシュメモリB3は同一空間エ
リア上に配置する。フラッシュメモリA2とフラッシュ
メモリB3の内部は共に同一アドレスとして、イニシャ
ル処理プログラムとアプリケーションプログラムおよび
未使用領域から構成される。イニシャル処理プログラム
はオペレーティングシステムと、フラッシュメモリから
SDRAMへプログラムを転送し、ロードするためのロ
ーダ等が含まれている。また、アプリケーションプログ
ラムは制御装置を動作させるための実行プログラムであ
る。動作は、まず電源を投入すると、パワーオンリセッ
ト信号14によりフラッシュメモリセレクタ7およびエ
ラーカウンタ6がリセットされる。該リセットにより、
フラッシュメモリセレクタ7の出力であるフラッシュメ
モリAセレクト信号11がイネーブル、フラッシュメモ
リBセレクト信号12がディスエーブルとなり、フラッ
シュメモリA2がセレクトされる。また、フラッシュメ
モリセレクトステータス信号8によりCPU1へフラッ
シュメモリA2がセレクトされている旨を通知する。C
PU1はフラッシュメモリセレクトステータス信号8を
読み込み、フラッシュメモリA2がセレクトされている
ことを認識し、セレクト情報を格納する。そして、フラ
ッシュメモリA2のイニシャル処理プログラムが動作
し、フラッシュメモリA2内のアプリケーションプログ
ラムをSDRAM4に転送しロードする。ロードが終了
すると、フラッシュメモリA2上のイニシャル処理プロ
グラムとSDRAM4上にロードされたアプリケーショ
ンプログラムが結合して動作を開始するようになってい
る。このイニシャル処理プログラム動作において、アプ
リケーションプログラム動作でも使用するパルス監視部
5内のウォッチドッグタイマを使用し、ウォッチドッグ
タイマ解除用パルスをCPU1からパルス監視部5へ定
期的に送出することにより、イニシャル処理プログラム
において処理動作が正常に進行しているかを監視する。
もし、定期的にウォッチドッグタイマ解除用パルスがC
PU1からパルス監視部5へ出力されない場合は、パル
ス監視部5でエラー出力としてリセット信号15を出力
する。該リセット信号15はCPU1およびエラーカウ
ンタ6へ出力し、CPU1では前記リセット信号15で
リセットされ、エラーカウンタ6では前記リセット信号
15をカウントする。エラーカウンタ6では、予め定め
た回数のエラー発生としてのリセット信号15が入力さ
れると、フラッシュメモリセレクタ7に対し、フラッシ
ュメモリセレクトチェンジ信号A9を送出すると共に、
エラーカウンタ6の内容をクリアする。フラッシュメモ
リセレクトチェンジ信号A9を受信したフラッシュメモ
リセレクタ7は、フラッシュメモリA2へ送出していた
フラッシュメモリAセレクト信号11をディスエーブル
し、フラッシュメモリBセレクト信号12をイネーブル
にすると共に、フラッシュメモリセレクトステータス信
号8にて、フラッシュメモリB3をセレクトしている
旨、CPU1へ通知する。CPU1はリセット後、フラ
ッシュメモリB3に格納してあるプログラムで再起動す
る。イニシャル処理終了後、フラッシュメモリセレクト
ステータス信号8を読み込み、リセット前に格納したフ
ラッシュメモリのセレクト情報と比較し、リセット前と
異なるフラッシュメモリがセレクトされていることを識
別し、イニシャル処理プログラム動作において障害が発
生したことを認識し、例えばSDRAMのロギング情報
エリアに前記障害状況を記録、保存し、後で読み出せる
ようにする。 【0006】 【発明の効果】本発明により、イニシャル処理プログラ
ム動作時に障害が発生しても、バックアップしたプログ
ラムで再起動して正常動作が可能となり、かつ、CPU
にてイニシャル処理プログラム動作時に障害が発生した
状況を認識できるとともに前記状況情報を保存し、後で
障害状況を読み出し、障害履歴管理等に役立てることも
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の全体構成を示すブロック図 【図2】本発明のメモリ配置の実施例 【符号の説明】 1:CPU、2:フラッシュメモリA、3:フラッシュ
メモリB、4:SDRAM、5:パルス監視部、6:エ
ラーカウンタ、7:フラッシュメモリセレクタ、8:フ
ラッシュメモリセレクトステータス信号、9:フラッシ
ュメモリチェンジ信号A、10:フラッシュメモリセレ
クト信号、11:フラッシュメモリAセレクト信号、1
2:フラッシュメモリBセレクト信号、13:SDRA
Mセレクト信号、14:パワーオンリセット信号、1
5:リセット信号、16:システムバス信号、17:フ
ラッシュメモリチェンジ信号B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】中央処理装置とプログラムの格納用メモリ
    とプログラム実行用メモリを含むマイクロコンピュータ
    回路であって、プログラムを格納したフラッシュメモリ
    を2面以上又はプログラム容量の2倍以上の容量を持つフ
    ラッシュメモリを備え、プログラム実行用メモリとして
    プログラム容量以上の容量を有するランダムアクセスメ
    モリを備え、一方のフラッシュメモリに格納されている
    プログラムをランダムアクセスメモリへ転送し、ランダ
    ムアクセスメモリ上でプログラムを実行し、プログラム
    動作障害時に他方のフラッシュメモリから前記ランダム
    アクセスメモリへプロクラムを転送し直し、プログラム
    を動作させるマイクロコンピュータ回路において、前記
    一方のフラッシュメモリから前記ランダムアクセスメモ
    リへプログラムを転送するイニシャル処理時に、該イニ
    シャル処理手順が所定の流れで進行しなくなったことを
    監視する手段を備え、該手段により中央処理装置をリセ
    ットし、前記他方のフラッシュメモリからランダムアク
    セスメモリへプログラムを転送し直し、プログラム動作
    をバックアップする手段を備えたことを特徴とするマイ
    クロコンピュータ回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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