JP2003241615A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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JP2003241615A
JP2003241615A JP2002041138A JP2002041138A JP2003241615A JP 2003241615 A JP2003241615 A JP 2003241615A JP 2002041138 A JP2002041138 A JP 2002041138A JP 2002041138 A JP2002041138 A JP 2002041138A JP 2003241615 A JP2003241615 A JP 2003241615A
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fixing device
fixing
image forming
handle
forming apparatus
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JP2002041138A
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Takashi Horioka
岳志 堀岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、持ちやすく、取り扱いが容易で、
かつ画像形成装置本体に確実に装着することのできる定
着装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る定着装置の代表的な構成は、画像形成装置本体から着
脱可能な定着装置において、該定着装置を移動する際に
保持するための取手部と、該定着装置を画像形成装置本
体に固定する固定用ロック機構とを有し、前記取手部
が、前記固定用ロック機構の操作部と、前記着脱のため
の操作部とを兼ねることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱によりシート
上の画像を定着させる定着装置、及びこれを備えた画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置としてのプリンタ、ファク
シミリ、複写機などには、電子写真方式を用いたものが
多く提供されている。かかる電子写真方式の画像形成装
置においては、現像剤像を形成する画像形成手段と、現
像剤像をシートに転写する転写手段と、シートを搬送す
る搬送手段と、シートに加熱、加圧することによって画
像を定着させる定着装置とを備えた構成が通常である。
【0003】定着装置は装置本体内に据え置きの構成も
あるが、ユニットの構成をとって定着装置単体で着脱可
能となっている構成も多く見られる。これにより定着装
置が寿命に達したり故障した場合は、定着装置のみを交
換することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定着装置内
でシートが紙詰まりを生じた場合の処理や、定着装置の
交換を、サービスマンによることなく使用者が自ら行う
ことができれば便利である。そのためには、定着装置を
使用者にとって着脱容易なものであることが望ましい。
【0005】しかし、定着装置ユニットの構成を取手着
脱可能な場合であっても、着脱方法が簡便でなく、使用
者にとって扱いにくいものであった。これは一般に定着
装置は外枠が板金で作られており、また特に加圧ローラ
の重量が大きいため、定着装置は重いユニットとなるた
めである。また画像形成時は定着装置内は高温に保たれ
るため、定着装置の外枠においても特に板金部分は高温
になり、使用者はこれが冷えるまで待たなくてはならな
い。また外枠が板金で作られていることから、板金のエ
ッジが露出していると、使用者がこれを素手でつかむこ
とには困難がある。
【0006】さらに、定着装置内の加圧ローラを駆動す
るための駆動力は大きく、画像形成時には多大なトルク
が定着装置に伝達されるため、定着装置を画像形成装置
本体に確実に装着する必要がある。
【0007】そこで本発明は、持ちやすく、取り扱いが
容易で、かつ画像形成装置本体に確実に装着することの
できる定着装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る定着装置の代表的な構成は、画像形成
装置本体から着脱可能な定着装置において、該定着装置
を移動する際に保持するための取手部と、該定着装置を
画像形成装置本体に固定する固定用ロック機構とを有
し、前記取手部が、前記固定用ロック機構の操作部と、
前記着脱のための操作部とを兼ねることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る定
着装置及び画像形成装置の第一実施形態について説明す
る。図1は画像形成装置の全体構成図、図2は定着装置
の正面図、図3は定着装置の側面断面図、図4は使用者
が定着装置を把持した状態を示す図、図5は定着装置の
外枠を説明する斜視図である。
【0010】(全体構成)まず、図1を用いて画像形成
装置の全体構成について説明する。プリンタ100は電子
写真方式を採用した画像形成装置である。給送カセット
101に収納されたシートSは給送ローラ102によって一枚
ずつ分離給送され、搬送手段である搬送ローラ対103を
経てレジストローラ対104へと搬送される。レジストロ
ーラ対104はシートSの斜行を矯正し、所定のタイミン
グで再給送する。
【0011】画像形成手段であるプロセスカートリッジ
105の感光体ドラム106にはレーザースキャナユニット10
8からのレーザ光によって潜像が形成され、潜像にトナ
ーを付着させることによって感光体ドラム106上にトナ
ー像が形成される。形成されたトナー像は、転写ローラ
107によってシートSに転写される。
【0012】トナー像を転写されたシートSは、感光体
ドラム106と転写ローラ107の搬送力によって定着装置1
へと搬送される。シートSは定着装置1の加熱ローラ11
1及び加圧ローラ112から熱と圧力を印加されることによ
ってトナー像を定着され、排出ローラ対109を経て積載
トレイ110に積載される。
【0013】また図1に示すように、プリンタ100には
背面カバー2が矢印C方向に開放可能に設けられてお
り、装置背面から定着装置1を矢印A1、A2方向に着
脱可能に構成している。
【0014】(定着装置)図2は、図1における矢印B
方向からの矢視図である。図2及び図3に示すように、
定着装置1の外枠は、加熱ローラ111や加圧ローラ112を
納めた定着フレーム6と、定着装置1上側を覆う定着天
板9と、定着フレーム6の装置背面側に配置された定着
カバー3とによって構成している。
【0015】定着カバー3には、取手部3a、3b、解
除レバー4a、4bを設けている。取手部3a、3bは
定着装置を移動する際に保持するための取手部であっ
て、着脱のための操作部を兼ねている。解除レバー4
a、4bは定着装置を移動する際に保持するための取手
部であり、かつ着脱のための操作部であって、さらに固
定用ロック機構の操作部を兼ねている。解除レバー4
a、4bは、それぞれ解除バネ5a、5bを有してい
る。図2〜図4に示す一点鎖線は定着装置1の重心を示
す架空線であり、定着カバー3の取手部3a、3bは重
心の上方に配置し、解除レバー4a、4bは重心の下方
に配置している。また取手部3a及び解除レバー4aは
定着装置1のシート幅方向の左端に配置し、取手部3b
及び解除レバー4bは右端に配置している。
【0016】なお定着カバーの取手部3a、3b、解除
レバー4a、4bはいずれも熱伝導性の低い材質、具体
的にはプラスチック部材等によって形成しており、定着
装置1が画像形成によって高温となっても、使用者が素
手で操作することが可能となっている。また取手部3
a、3b、解除レバー4a、4bは緑、青等に着色して
他の部材と色分けを行うことにより、使用者がどの部分
を把持すべきかわかるよう構成している。
【0017】また定着フレーム6は、差込部6a、6
b、突当部7a、7bを一体に有している。差込部6
a、6bは、装置本体の定着ステー8に設けられた穴8
a、8bに差し込まれる。定着ステー8の下端には係止
部10a、10bが一体に形成されており、定着フレーム6
の突当部7a、7bが突き当てられると共に、解除レバ
ー4a、4bの先端が係止される。これら係止部10a、
10b、突当部7a、7b、及び解除レバー4a、4b、
解除バネ5a、5bによって、固定用ロック機構が構成
されている。
【0018】定着装置1のプリンタ100への取り付け状
態に関して説明する。定着フレーム6の差込部6a、6
bは定着ステー8の穴8a、8bに差し込まれており、
これにより定着装置1の軸方向並びに上下方向の位置決
めがされている。そして解除レバー4a、4bの先端が
定着ステー8の係止部10a、10bに引っかかることによ
り、定着装置1の着脱方向の位置決めを行うと共に、画
像形成動作が開始し定着装置1に駆動がかかっても定着
装置1が搬送方向下流側へ抜け出ないようストッパーの
役目を果たしている。
【0019】次に、定着装置1をプリンタ100から取り
出す動作に関して説明する。定着装置1は、寿命や故障
により交換を要する場合、定着装置1内部でジャムした
シートSJを取り除く場合などに取り出す必要がある。
【0020】まず、背面カバー2をCの方向へ開き(図
1参照)、定着装置1を使用者が両手を使って矢印A1
の方向へプリンタ100から取り出す。この際の動作を詳
説すると、図4に示すように、右手の親指U1を定着カ
バーの取手部3bに、人差し指U2を解除レバー4bに
かける。同様に左手の親指U1、人差し指U2も取手部
3a、解除レバー4aにそれぞれかける。
【0021】そして両手の人差し指U2で解除バネ5
a、5bの弾性力に抗して解除レバー4a、4bを押し
上げて、定着ステー8の係止部10a、10bとのロックを
解除する。次に解除レバー4a、4bを押し上げたま
ま、定着装置1を矢印A1の方向(図1参照)へ引き出
す。このとき親指U1で定着装置1の重心の上側、人差
し指U2で重心の下側をそれぞれ両手の指で支持してい
るため、安定して定着装置1を引き出すことができる。
また定着装置1をプリンタ100から完全に引き出した後
も定着装置1を持ちかえる必要がなく、同じ持ち方で定
着装置1を保持、移動することが可能である。
【0022】次に定着装置1をプリンタ100へ装着する
動作に関して説明する。定着装置1の保持の仕方は定着
装置1を取り出す時と同様に、両手の親指U1を定着カ
バーの取手3aと3bに、人差し指U2を解除レバー4
aと4bにかける。
【0023】そして定着装置1を取り出す動作と反対
に、定着装置1を矢印A2の方向(図1参照)にプリン
タ100内へ挿入する。すると定着フレームの差込部6
a、6bが定着ステー8の穴8a、8bにそれぞれ差し
込まれて位置決めされると共に、解除レバー4a、4b
が定着ステー8の係止部10a、10bを乗り越えて係止す
ることで、定着装置1は確実にプリンタ100へ装着され
る。なお定着装置1を装着する際に、定着フレームの突
当部7a、7bが定着ステー8に当接することで、定着
装置1が過剰に押し込まれることはない。また、装着の
際にも定着装置1を持ちかえることなく1回の動作でプ
リンタ100へ装着可能である。
【0024】上記説明した如く、定着装置を移動する際
に保持するための取手部が、固定用ロック機構の操作部
と、着脱のための操作部とを兼ねることにより、定着装
置のロック解除と定着装置を取り出す動作、さらに定着
装置を保持、移動する動作を安定して行うことができ
る。また、上記操作を手を持ち替えることなく行うこと
ができ、使用者による操作性を向上させることができ
る。また取手部の一部は定着装置の重心位置より上部
に、他方は下部にあることで、定着装置を安定して保持
することができる。
【0025】[第二実施形態]本発明に係る定着装置及
び画像形成装置の第二実施形態について説明する。図6
は定着装置の正面図、図7は定着装置の側面断面図、図
8は使用者が定着装置を把持した状態を示す図であっ
て、上記第一実施形態と説明の重複する部分については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】上記第一実施形態においては取手部3a、
3b及び解除レバー4a、4bを指でつまむような構成
にて示したが、本実施形態においてはグリップハンドル
形状及びレバーによって取手部を構成したものである。
【0027】図6に示すように、定着カバー3にはグリ
ップハンドル形状のハンドル20a、20b、操作レバー21
a、21bを設けている。ハンドル20a、20bは定着装置
を移動する際に保持するための取手部であって、着脱の
ための操作部を兼ねている。操作レバー21a、21bは定
着装置を移動する際に保持するための取手部であり、か
つ着脱のための操作部であって、さらに固定用ロック機
構の操作部を兼ねている。
【0028】図7に示すように、操作レバー21a、21b
は回動可能に構成されており、回動軸に対し操作する側
と反対側の先端が解除レバー4a、4bに当接するよう
構成している。ハンドル20a、20bと操作レバー21a、
21bの間にはそれぞれ解除バネ22a、22bが取り付けら
れており、この解除バネ22a、22bに付勢されて操作レ
バー21a、21bはハンドル20a、20bに設けた突起23
a、23bに当接している。このとき解除レバー4a、4
bは、上記第一実施形態と同様に、解除バネ5a、5b
によって付勢され、その先端が定着ステー8の係止部10
a、10bに係止される。
【0029】なお、ハンドル20a、20b、操作レバー21
a、22bはいずれもプラスチック部材等によって形成し
ており、定着装置1が画像形成によって高温となって
も、使用者が素手で操作することが可能となっている。
またハンドル20a、20b、操作レバー21a、22bは緑、
青等に着色して他の部材と色分けを行うことにより、使
用者がどの部分を把持すべきかわかるよう構成してい
る。
【0030】定着装置1のプリンタ100への取り付け状
態に関して説明する。定着フレーム6の差込部6a、6
bは定着ステー8の穴8a、8bに差し込まれており、
これにより定着装置1の軸方向並びに上下方向の位置決
めがされている。そして操作レバー21a、21bの先端が
定着ステー8の係止部10a、10bに引っかかることによ
り、定着装置の搬送方向の位置決めを行うと共に、画像
形成動作が開始し定着装置1に駆動がかかっても定着装
置1が搬送方向下流側へ抜け出ないようストッパーの役
目を果たしている。
【0031】次に、定着装置1をプリンタ100から取り
出す動作に関して説明する。まず、両手でハンドル20
a、20bと操作レバー21a、21bを図8に示すように握
り、親指以外の指で操作レバー21a、21bを解除バネ22
a、22bの付勢力に抗して矢印D方向へ回動させる。す
ると操作レバー21a、21bの先端が解除レバー4a、4
bを解除バネ5a、5bの付勢力に抗して回動させ、定
着ステー8の係止部10a、10bとのロックが解除され
る。次に解除レバー4a、4bをロックを解除した状態
で矢印A1の方向(図1参照)へ引き出す。この時、両
手でハンドル20a、20bと操作レバー21a、21bを握っ
ているため安定して定着装置1を引き出すことができ
る。また定着装置1をプリンタ100から完全に引き出し
た後も定着装置1を持ちかえる必要がなく、同じ持ち方
で定着装置1を保持、移動し続けることが可能である。
【0032】次に定着装置1をプリンタ100へ装着する
動作に関して説明する。定着装置1の保持の仕方は定着
装置1を取り出す時と同様に、両手でハンドル20a、20
bと操作レバー21a、21bを握る。そして定着装置1を
取り出す動作と反対に、定着装置1を矢印A2の方向
(図1参照)にプリンタ100内へ挿入する。すると定着
フレームの差込部6a、6bが定着ステー8の穴8a、
8bにそれぞれ差し込まれて位置決めされると共に、解
除レバー4a、4bが定着ステー8の係止部10a、10b
を乗り越えて係止することで、定着装置1は確実にプリ
ンタ100へ装着される。なお、定着装置1を挿入する際
に、定着フレームの突当部7a、7bが定着ステー8に
突き当たることで、定着装置1が過剰に押し込まれるこ
とはない。この際も定着装置1を持ち替えることなく1
回の動作でプリンタ100へ装着可能である。
【0033】上記説明した如く、取手部をグリップハン
ドル形状にて形成することにより、手で握ることがで
き、さらに安定した定着装置の保持、移動、着脱操作な
どを行うことができる。
【0034】[第三実施形態]本発明に係る定着装置及
び画像形成装置の第三実施形態について説明する。図9
は定着装置の正面図、図10は定着装置の側面断面図、図
11は使用者が定着装置を把持した状態を示す図、図12は
図10のH-H断面を示す図、図13は図11のE矢視図であっ
て、上記第一実施形態と説明の重複する部分については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】上記第一及び第二実施形態は解除レバー4
a、4bによって固定用ロック機構を構成していたが、
本実施形態においては取手部が回動することにより固定
用ロック機構を構成している。
【0036】図9に示すように、定着カバー3には略L
字型のグリップハンドル形状のハンドル30a、30bが、
下端を軸として位置F1(ホームポジション)から位置
F2まで回動可能に設けられている。軸の先端には、定
着ステー8の係止部10a、10bに係止するための突起31
a、31bが設けられている。突起31a、31bはハンドル
30a、30bが位置F1にあるときに定着ステー8の係止
部10a、10bと係止する。
【0037】またハンドル30a、30bの軸部には、それ
ぞれ二つずつ窪み32a、33a及び32b、33bが設けられ
ている。これに対し定着装置1の定着カバー3には、弾
性を有した係止突起3c、3dが一体に形成されてい
る。ハンドル30a、30bがホームポジションである位置
F1にある時、係止突起3c、3dはそれぞれ窪み32
a、32bに嵌まっている。次にハンドル30a、30bが略
垂直の位置F2にある時、係止突起3c、3dはそれぞ
れ窪み33a、33bに嵌まっている。ハンドル30a、30b
をF1からF2へ回動している間は、定着カバー3の係
止突起3c、3dは、図12に2点鎖線で示すように撓ん
でいる。こうして定着カバー3の係止突起3c、3dを
設けることで、ハンドル30a、30bのポジションを切り
替える際に、使用者に操作感を伝えることが可能とな
る。
【0038】なお、ハンドル30a、30bはプラスチック
部材等によって形成しており、定着装置1が画像形成に
よって高温となっても、使用者が素手で操作することが
可能となっている。またハンドル30a、30bは緑、青等
に着色して他の部材と色分けを行うことにより、使用者
がどの部分を把持すべきかわかるよう構成している。
【0039】定着装置1のプリンタ100への取り付け状
態に関して説明する。定着フレーム6の差込部6a、6
bは定着ステー8の穴8a、8bに差し込まれており、
これにより定着装置1の軸方向並びに上下方向の位置決
めがされている。そしてハンドル30a、30bの突起31
a、31bが定着ステー8の係止部10a、10bに引っかか
ることにより、定着装置1の搬送方向の位置決めを行う
と共に、プリント動作が開始し定着装置1に駆動がかか
っても定着装置1が搬送方向下流側へ抜け出ないようス
トッパーの役目を果たしている。
【0040】次に、定着装置1をプリンタ100から取り
出す動作に関して説明する。まず、両手でハンドル30
a、30bを図11に示すように握り、位置F1から位置F
2へ回動させる。するとハンドルの突起31a、31bも図
13に示すように回動し、定着ステー8の係止部10a、10
bとのロックが解除される。次にハンドル30a、30bを
ロックを解除した状態で矢印A1の方向(図1参照)へ
引き出す。この時、両手でハンドル30a、30bを握って
いるため安定して定着装置1を引き出すことができる。
また定着装置1をプリンタ100から完全に引き出した後
も定着装置1を持ちかえる必要がなく、同じ持ち方で定
着装置1を保持し続けることが可能である。
【0041】次に定着装置1をプリンタ100へ装着する
動作に関して説明する。定着装置1の保持の仕方は定着
装置1を取り出す時と同様に、両手でハンドル30a、30
bを握る。この時ハンドル30a、30bはF2の位置にあ
る。そして定着装置1を取り出す動作と反対に矢印A2
の方向(図1参照)に定着装置1をプリンタ100内へ挿
入する。定着フレームの差込部6a、6bが定着ステー
8の穴8a、8bにそれぞれ差し込まれる。
【0042】次にハンドル30a、30bをF1の位置へ回
動させる。これによってハンドルの突起31a、31bも回
動し、定着ステー8の係止部10a、10bへロックされる
ことで定着装置1は確実にプリンタ100へ装着される。
なお、定着装置1を挿入する際に、定着フレームの突当
部7a、7bが定着ステー8に突き当たることで、定着
装置1が過剰に押し込まれることはない。この際も定着
装置1を持ち替えることなく1回の動作でプリンタ100
へ装着可能である。
【0043】上記説明した如く、取手部をグリップハン
ドル形状にて形成することにより、手で握ることがで
き、さらに安定した定着装置1の保持、移動、着脱操作
などをすることができる。また、固定用ロック機構もハ
ンドルと一体の部品でまかなうことにより、部品点数の
削減を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る定着装
置及び画像形成装置においては、定着装置を移動する際
に保持するための取手部が、固定用ロック機構の操作部
と、着脱のための操作部とを兼ねることにより、定着装
置のロック解除と定着装置を取り出す動作、さらに定着
装置を保持、移動する動作を安定して行うことができ
る。また、上記操作を手を持ち替えることなく行うこと
ができ、使用者による操作性を向上させることができ
る。
【0045】また、取手部をグリップハンドル形状にて
形成することにより、手で握ることができ、さらに安定
した定着装置の保持、移動、着脱操作などをすることが
できる。
【0046】さらに、固定用ロック機構もハンドルと一
体の部品でまかなうことにより、部品点数の削減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図である。
【図2】定着装置の正面図である。
【図3】第一実施形態に係る定着装置の側面断面図であ
る。
【図4】第一実施形態に係る使用者が定着装置を把持し
た状態を示す図である。
【図5】第一実施形態に係る定着装置の外枠を説明する
斜視図である。
【図6】第二実施形態に係る定着装置の正面図である。
【図7】第二実施形態に係る定着装置の側面断面図であ
る。
【図8】第二実施形態に係る使用者が定着装置を把持し
た状態を示す図である。
【図9】第三実施形態に係る定着装置の正面図である。
【図10】第三実施形態に係る定着装置の側面断面図で
ある。
【図11】第三実施形態に係る使用者が定着装置を把持
した状態を示す図である。
【図12】図10のH-H断面を示す図である。
【図13】図11のE矢視図である。
【符号の説明】
S …シート SJ …ジャムしたシート U1 …親指 U2 …人差し指 1 …定着装置 2 …背面カバー 3 …定着カバー 3a、3b …取手部 3c、3d …係止突起 4a、4b …解除レバー 5a、5b …解除バネ 6 …定着フレーム 6a、6b …差込部 7a、7b …突当部 8 …定着ステー 8a、8b …穴 9 …定着天板 10a、10b …係止部 20a、20b …ハンドル 21a、21b …操作レバー 22a、22b …解除バネ 23a、23b …突起 30a、30b …ハンドル 31a、31b …突起 100 …プリンタ 101 …給送カセット 102 …給送ローラ 103 …搬送ローラ対 104 …レジストローラ対 105 …プロセスカートリッジ 106 …感光体ドラム 107 …転写ローラ 108 …レーザースキャナユニット 109 …排出ローラ対 110 …積載トレイ 111 …加熱ローラ 112 …加圧ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体から着脱可能な定着装
    置において、 該定着装置を移動する際に保持するための取手部と、 該定着装置を画像形成装置本体に固定する固定用ロック
    機構とを有し、 前記取手部が、前記固定用ロック機構の操作部と、前記
    着脱のための操作部とを兼ねることを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記取手部は、一部を前記定着装置の重
    心位置より上方に配置し、他の一部を重心位置より下方
    に配置したことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記取手部を、前記定着装置のシート幅
    方向両端に配置したことを特徴とする請求項1記載の定
    着装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体から着脱可能な定着装
    置において、 該定着装置を移動する際に保持するための右手用、左手
    用の2つの取手部と、 該定着装置を画像形成装置本体に固定する固定用ロック
    機構とを有し、 前記取手部が右手並びに左手で握ることが可能なグリッ
    プハンドル形状となっており、 かつ前記取手部が、前記固定用ロック機構の操作部と、
    前記着脱のための操作部とを兼ねることを特徴とする定
    着装置。
  5. 【請求項5】 前記取手部は、回動可能であることを特
    徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記2つの取手部を、前記定着装置のシ
    ート幅方向両端に配置したことを特徴とする請求項4記
    載の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記取手部は、プラスチック部材で形成
    したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記
    載の定着装置。
  8. 【請求項8】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記シートを搬送する搬送手段と、 請求項1乃至7のいずれか1項記載の定着装置とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
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