JP2003238817A - 複合樹脂材料 - Google Patents

複合樹脂材料

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Riichiro Nakajo
利一郎 中條
Saburo Akiyama
三郎 秋山
Kayoko Kotoda
香代子 古藤田
Kazuya Nakazawa
和弥 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた機械的特性及び抗菌性を有する複合樹
脂材料を得る。 【解決手段】 セルロース樹脂、エチレン−ビニル共重
合体、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド
樹脂、エステル樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、
ポリスチレン樹脂、含ハロゲン樹脂、ポリカーボネート
樹脂及びエーテル樹脂からなる群から選択された1種又
は2種以上の樹脂材料中に2個以上4個以下のメチル基
を側鎖に有する環状化合物を30重量%以下含む複合樹
脂材料は、ヤング率が高く抗菌性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂材料、特に基
材樹脂に添加物を配合して縦弾性係数を増加できる複合
樹脂材料に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂材料に添加物を混合して、樹
脂材料の物理的又は化学的特性を改善する研究が一般に
行われる。樹脂材料中に抗菌性添加物を混合して生成さ
れる抗菌性樹脂はその一例であり、近年の健康、衛生及
び清潔に対する意識の高まりから、衣類、寝具、玩具、
文具、自動車の内装品、家電製品、医療材料、塗料等様
々な用途に抗菌性樹脂が利用されている。銀、銅、亜鉛
等の金属が抗菌物質として古くから知られ、特に銀は、
細菌や黴に対し広い範囲で他の金属と比べて優れた抗菌
作用を示し、ゼオライトのナトリウムイオンを銀イオン
に置換した銀ゼオライト、銀錯体イオンを吸着したシリ
カゲル等の形態で樹脂にブレンドされる。また、人体へ
の安全性の観点から、わさび等天然物より採取した抗菌
物質を含む樹脂も従来から生産されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属又は天然物から成
る抗菌物質を基材樹脂中に混合して形成される抗菌性樹
脂では、基材樹脂の鎖間に均一に抗菌物質を分散して
も、抗菌物質は基材樹脂との親和力が弱いため、脆く耐
衝撃性の低い複合樹脂材料が形成される。この場合、フ
タル酸エステル等の可塑剤を添加すると、樹脂材料に柔
軟性が付与され脆さを改善できるが、樹脂の弾力性及び
強度が低下すると共に、フタル酸エステルは環境ホルモ
ン物質に挙げられ、環境衛生上好ましくない。
【0004】また、長期間経過すると金属が樹脂から分
離し溶出するおそれがある金属含有抗菌性樹脂は、抗菌
力を長期間維持できないだけでなく、使用者の人体に悪
影響を及ぼし、使用済みの抗菌性樹脂を埋め立てて廃棄
すると周囲の環境へ被害を与える金属もある。また、空
気中の酸素と金属酸化物を形成して抗菌性樹脂が酸化劣
化し又は銀を含む抗菌性樹脂の製造価格が高コスト化す
る問題もある。天然物を含む抗菌性樹脂では、通常、抗
菌物質を得るため煩雑な工程が必要となる。例えば、わ
さびを使用する抗菌性樹脂では、わさびからアリル芥子
油を抽出した後、更に不純物を分離して特定の抗菌物質
を単離しなければならない。
【0005】そこで本発明は、可塑剤を含有せず優れた
機械的特性を有する複合樹脂材料を提供することを目的
とする。また、本発明は、抗菌性及び抗黴性を有し、人
体及び環境への悪影響が無い複合樹脂材料を提供するこ
とを目的とする。更に、本発明は、安価で容易に生産で
きる複合樹脂材料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合樹脂材料
は、セルロース樹脂、エチレン−ビニル共重合体、ポリ
オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、エス
テル樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、含ハロゲン樹脂、ポリカーボネート樹脂及びエ
ーテル樹脂からなる群から選択された1種又は2種以上
の樹脂材料中に2個以上4個以下のメチル基を側鎖に有
する環状化合物を含む。
【0007】2個以上4個以下のメチル基を側鎖に有す
る環状化合物を配合すると、ヤング率を増加する顕著な
作用効果がある。ヤング率(E)は、弾性限度内で引張
荷重を加えた場合に、引張応力(σ)と縦歪み(ε)と
が比例するときの縦弾性係数であり(E=σ/ε)、ヤ
ング率が増加すると樹脂の歪みが減少し機械的特性の優
れた複合樹脂が得られる。環状化合物の配合によりヤン
グ率が改善され、高弾性率化に至るメカニズムは必ずし
も明確ではないが、2個以上4個以下のメチル基を有す
る環状化合物が基材樹脂の鎖間に物理的に含浸されたと
き、環状化合物と基材樹脂との間で生じる超共役及び超
分子により、分子鎖間の拘束力が強くなるためと考えら
れる。超共役は、C−H結合(σ結合)の電子対がπ結
合又はカルボカチオンのp軌道に部分的に流れ込む現象
であり、電子が非局在化して安定な分子を形成する。超
分子は、異種分子が非共有結合的に集合して形成された
新たな化学的又は物理的機能を有する複合体であり、機
能性分子複合体とも呼ばれる。メチル基のσ結合が、超
共役によって樹脂材料中又はモノマー中の二重結合及び
カルボカチオンへ電子を供与すると、その間で電子が非
局在化して、環状化合物のメチル基が樹脂材料分子に突
き刺さった安定な状態となり、複数の樹脂材料分子間で
架橋を形成する。また、環状化合物が他分子に影響を与
えて非共有結合的に複数の分子を集合させ、環状化合物
と樹脂材料分子とが三次元的に複雑に絡み合って超分子
構造を形成する。この結果、弾性率及び剛性が高く機械
的強度に優れた複合樹脂材料が得られる。
【0008】本発明の実施の形態では、2個以上4個以
下のメチル基を側鎖に有する環状化合物を30重量%以
下含み、環状化合物は、α−ピネン、β−ピネン、シネ
オール、ボルネオール、α−テルピネオール、クミンア
ルデヒド、ミルテノール、テルピネン−4−オール、p
−シメン、D−カンファー、ピペリトン、イソチモー
ル、カンフェン、クリプトン、α−フムレン、カルベオ
ール、β−フェランドレン及びカルボンの1種又は2種
以上である。また、エチレン−ビニル共重合体は、エチ
レン−ビニルアルコール(EVA)及びエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVAc)の何れか又は両方であり、
セルロース樹脂は、ヒドロキシプロピルセルロース(H
PC)である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、ゲットウ精油を配合した樹
脂に適用した本発明による複合樹脂材料の実施の形態を
説明する。
【0010】本実施の形態では、エチレン−ビニル共重
合体から成る樹脂材料と、ゲットウ精油中に含まれ且つ
2個以上4個以下のメチル基を側鎖に有する環状化合物
とを含有する。樹脂材料のエチレン−ビニル共重合体
は、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA)又
はエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVAc)である。
何れも生分解性樹脂として環境上好ましいだけでなく、
環状化合物との相溶性に優れ環状化合物を樹脂中に均一
に分散化させる。他の生分解性樹脂として、セルロース
樹脂のヒドロキシプロピルセルロース(HPC)が好ま
しいが、生分解性樹脂に限定されず、例えばその他のセ
ルロース樹脂及びエチレン−ビニル共重合体、ポリオレ
フィン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエス
テル樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、含ハロゲン樹脂、ポリカーボネート樹脂並びに
エーテル樹脂から選択された1種又は2種以上の樹脂材
料も使用可能である。
【0011】本実施の形態では、ショウガ科ハナミョウ
ガ属のゲットウ(サンニン)から抽出した精油を樹脂に
添加する。ゲットウは、熱帯、亜熱帯地域で群生する植
物で、年間4回収穫できるほど成長が速く害虫に強いた
め、我国では三重県から沖縄県にかけて広い範囲で分布
し、温暖な気候中では簡易に人工植生もでき、容易に且
つ安価で入手できる。ゲットウの部位、種類、生育地等
で異なるが、ゲットウから抽出される精油は、
【化1】〜
【化18】に示すような2個以上4個以下のメチル基を
側鎖に有する環状化合物を20〜80重量%含有する。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】何れの環状化合物も無毒で安全性が高く、
抗菌性、防黴性、防腐性、防臭性及び特有の芳香臭を有
する。特に、シネオールの殺菌及び消臭性、イソチモー
ルの殺菌及び防黴性、並びにボルネオール及びα−テル
ピネロールの防黴性は、それぞれ顕著である。また、分
子中に水酸基(−OH)及びカルボニル基(−CO−)
等の酸素原子を含む環状化合物は、樹脂中の水素原子と
水素結合して、複合樹脂材料の機械的強度を増加させ
る。本実施の形態では、ゲットウ精油を使用するが、前
記環状化合物を含有すれば、タイリンゲットウ、タイワ
ンゲットウ、アカボゲットウ、フイリゲットウ、クマタ
ケラン、イリオモテクマタケラン、アオノクマタケラ
ン、しゃりんばい、フェイジョア、檜、カラマツ、樟
脳、竹、杉、ミズナラ、桜、トチ、松、ヒバ、栗、笹、
樫、桐、梅、桃、楓、欅、藤、樅、楡、銀杏、椿、柳、
桑、木蓮、柿、杏、花梨、ハマナス、バラ、枇杷、ボ
ケ、キンモクセイ、楠、イチ、アカシア、ウコギ、アミ
リス、ボアドローズ、ルー、漆、亜麻、大豆、胡麻、椰
子、菜種、蓖麻子、落花生、各種ハーブ、パイナップ
ル、かんきつ類等の各種フルーツ、蜜蝋から抽出した精
油も使用できる。同様に、深海鮫、クジラ等の動物、ラ
ック虫、カメムシ等の昆虫から抽出した精油も使用でき
【0031】複合樹脂材料全体に対して0.1〜30重
量%の環状化合物を含有させる。樹脂及び環状化合物の
種類によって複合樹脂材料の弾力性が低下する含有率は
異なるが、30重量%を超えればあらゆる複合樹脂材料
の弾力性が低下する。
【0032】以下、ゲットウ精油とエチレン−ビニル共
重合体とから成る前記複合樹脂材料の製法を説明する。
最初に、ゲットウの幹、茎、葉、花、根等から精油を抽
出する。抽出法は、水、熱水、アルコールによる抽出
法、水蒸気蒸留法、パーコレーション、圧搾法及び有機
溶剤法が可能であるが、抽出のコスト及び効率を考慮し
て水蒸気蒸留法が好ましい。通常、常圧で水蒸気蒸留を
行うが、抽出効率を更に上げるため、150〜300at
m、300〜500℃の超臨界水処理法で蒸留してもよ
い。本実施の形態では、水より高沸点の有機溶媒を常圧
で約100℃に加熱し、細かく切り刻んだゲットウを溶
解させて蒸気を冷却しゲットウ精油を抽出する。次に、
粉状、ペレット状等のエチレン−ビニル共重合体を80
〜160℃の流動化温度まで加熱して、抽出されたゲッ
トウ精油を添加する。ゲットウ精油から特定の成分を抽
出する必要が無く精油の状態で樹脂に直接添加できる。
液状のエチレン−ビニル共重合体とゲットウ精油とを数
分〜数十分混練すると、複合樹脂材料が得られる。本実
施の形態では、重合後のエチレン−ビニル共重合体にゲ
ットウ精油を添加したが、エチレン−ビニル共重合体又
は他の樹脂材料を重合するときに前記環状化合物を含浸
させてもよい。
【0033】その後の成形法は用途に応じて異なり、例
えば、フィルムは、複合樹脂材料を約120℃でロール
混練し延伸成形して得られ、立体成形品は、複合樹脂材
料をピストン状の射出成型器に充填し、加熱溶融させ金
型で冷却固化して形成される。フィラメントは、複合樹
脂材料の溶融物を紡糸口金の細孔から押出し凝固させ、
回転速度の異なる2つのローラ間で引き延ばして得ら
れ、不織布は、多数本のフィラメントを集積させウエブ
を形成し、フィラメント間を接着して得られる。
【0034】エチレン−ビニル共重合体はガスバリア性
及び透明性が高く、得られたフィルムを食品用ラップや
農業用フィルムに使用できる。ゲットウ精油から得られ
るラップは、芳香臭が強く食品用として不向きなので、
低芳香臭のタイリンゲットウの精油を使用すると共に、
ジエチルエーテルを溶媒に使用すると芳香臭が抑制され
たラップを得ることができる。農業用フィルムは、抗菌
性、防黴性、防虫性が要求され、前記環状化合物を高濃
度で含む精油を抽出することが望ましい。このため、環
状化合物に対し高溶解性を示すアセトンを抽出溶媒に使
用し、ゲットウから環状化合物を高濃度で抽出すると抗
菌性等に優れた農業用フィルムが得られる。
【0035】本実施の形態の複合樹脂材料は、高強度で
あると同時に、抗菌性、防臭性及び生分解性を有するの
で、食品用ラップ及び農業用フィルムに限らず、輸入フ
ルーツの輸送袋、詰物、入歯の歯肉部、仮歯、縫合糸等
の歯科材料、病院等のガーゼ、紙おむつなどの介護用
品、おしぼり等の使捨用品、家庭用生ゴミ処理器、水切
りカゴ、風呂場用品、文房具、接着剤及び塗料など様々
な用途に利用できる。
【0036】
【実施例】以下、本発明による複合樹脂材料の弾力性試
験の実施例を示す。重量部で、ゲットウ1000部と、
抽出溶媒としてのアニリン6000部とを混合して約1
00℃に加熱し、得られた水蒸気からゲットウ精油を抽
出した。本実施例のゲットウ精油には、2個以上4個以
下のメチル基を有する環状化合物を約50重量%含む。
アセテート含有率が10重量%以下のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVAc)100部を85℃に加熱し、
可塑剤を添加せずに、抽出されたゲットウ精油1部と共
に二軸ローラで3分間混練して複合樹脂材料を得た。得
られた複合樹脂材料から50mm×10mm×5mmの試験片
を切り出し、長手方向の両端を把持して速度100mm/m
inで引張試験を行った。同様の方法でゲットウ精油の含
有率が異なる複合樹脂材料の試験片を複数形成して、そ
れぞれ引張試験を行った結果を図1のゲットウ精油含有
率(重量%)とヤング率(kgf/mm)との関係で示す。
【0037】図1の結果から、低含有率領域では、ゲッ
トウ精油含有率の増加に従ってヤング率も増加し7重量
%で最大値を示した。含有率が7重量%を超えるとヤング
率が低下し、10重量%でゲットウ精油を含まないエチ
レン−酢酸ビニル共重合体と等しい値になり、10重量
%を超えるとヤング率は下降し続けた。この結果、本実
施例では、ゲットウ精油を10重量%以下、好ましくは
4〜9重量%添加することにより、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の機械的強度が増加した。逆に、10重量%
以上添加すれば、フタル酸エステルを使用しない可塑剤
として機能することが判明した。本実施例のゲットウ精
油は、2個以上4個以下のメチル基を有する環状化合物
を約50重量%含むので、エチレン−酢酸ビニル共重合
体中の環状化合物の含有率を5重量%以下、好ましくは
2〜4.5重量%とすることにより機械的強度が増加し
た。
【0038】
【発明の効果】前記のように本発明では、樹脂材料のヤ
ング率を向上でき、優れた機械的特性及び抗菌性能を有
する樹脂を容易に形成できると共に、人体に安全で環境
に優しい樹脂を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ゲットウ精油含有率に対するEVAcのヤン
グ率の変化を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中條 利一郎 東京都町田市つくし野3−15−5 (72)発明者 秋山 三郎 東京都小金井市貫井南町4−26−7 (72)発明者 古藤田 香代子 東京都渋谷区幡ヶ谷2−54−2−505 (72)発明者 中澤 和弥 東京都小金井市前原町2−4−4−203 Fターム(参考) 4J002 AA031 AB011 BB001 BB061 BB221 BC021 BG001 CC031 CF001 CG001 CH001 CL001 CP031 EA026 EC036 EE026 EE056 FD186 FD206 GA01 GB01 GC00 GG02 GH01 GJ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース樹脂、エチレン−ビニル共重
    合体、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド
    樹脂、エステル樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、
    ポリスチレン樹脂、含ハロゲン樹脂、ポリカーボネート
    樹脂及びエーテル樹脂からなる群から選択された1種又
    は2種以上の樹脂材料中に2個以上4個以下のメチル基
    を側鎖に有する環状化合物を含むことを特徴とする複合
    樹脂材料。
  2. 【請求項2】 2個以上4個以下のメチル基を側鎖に有
    する環状化合物を30重量%以下含む請求項1に記載の
    複合樹脂材料。
  3. 【請求項3】 環状化合物は、α−ピネン、β−ピネ
    ン、シネオール、ボルネオール、α−テルピネオール、
    クミンアルデヒド、ミルテノール、テルピネン−4−オ
    ール、p−シメン、D−カンファー、ピペリトン、イソ
    チモール、カンフェン、クリプトン、α−フムレン、カ
    ルベオール、β−フェランドレン及びカルボンの1種又
    は2種以上を含む請求項1又は2に記載の複合樹脂材
    料。
  4. 【請求項4】 エチレン−ビニル共重合体は、エチレン
    −ビニルアルコール(EVA)及びエチレン−酢酸ビニ
    ル共重合体(EVAc)の何れか又は両方である請求項
    1〜3の何れか1項に記載の複合樹脂材料。
  5. 【請求項5】 セルロース樹脂は、ヒドロキシプロピル
    セルロース(HPC)である請求項1〜3の何れか1項
    に記載の複合樹脂材料。
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