JP2003237487A - 車載装置 - Google Patents

車載装置

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JP2003237487A JP2002045080A JP2002045080A JP2003237487A JP 2003237487 A JP2003237487 A JP 2003237487A JP 2002045080 A JP2002045080 A JP 2002045080A JP 2002045080 A JP2002045080 A JP 2002045080A JP 2003237487 A JP2003237487 A JP 2003237487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難予防を図るとともに、視認性および操作
性およびインストルメンタルパネルに対するフィット感
を向上させる。 【解決手段】 非使用時には前面パネル4を閉じること
により、外観からはその内側に本体装置が存在すること
が分からず、ユーザが駐車して車両から離れる場合でも
車載装置の盗難を防止することができる。また、使用時
には、前面パネル4を開けて起立状態にすることによ
り、裏側の表示部8が表側になるので、表示部8を見や
すい状態で見ることができる。さらに、前面パネル4の
閉塞位置での位置決め手段と起立位置での位置決め手段
と前面パネル4の起立状態における角度調整手段とをラ
チェットユニット6により兼用にしたので、構造を簡単
にすることができる。前面パネル4をスライダにより出
し入れ可能に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶装置などの表
示部を有するオーディオ・ヴィジュアル装置やナビゲー
ション装置等の車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車載装置は、オーディオ
装置の場合はチャンネルや曲番などを表示するために、
また、テレビ受像機、DVDプレーヤ、ナビゲーション
装置などにおいては、画像を表示するために表示部が使
用される。しかしながら、この種の装置は高価であるた
め、盗難の被害に会うことが多くなり、盗難予防のため
の工夫が凝らされるようになった。図11はこのような
盗難予防を施した従来の車載用オーディオ装置の例を示
している。装置本体101は、筐体102内に収納さ
れ、筐体102の前面には前面パネル103が着脱可能
に取り付けられ、駐車した車両を離れる際には、前面パ
ネル103を取り外して持参したり、トランクルーム等
に収容することにより、盗難防止を図っている。前面パ
ネル103には、その外側表面に表示部104および各
種の操作ボタンや操作ダイヤルなどの操作部105を有
し、また内側表面にはコネクタを有し、前面パネル10
3を筐体102の前面に取り付けた時に、装置本体10
1のコネクタ106に接続されて電気的導通が図られる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような盗難防止策を施した車載装置では、非使用時には
前面パネル103を筐体102から取り外して、持ち出
すかトランクルームなどに隠すようになっているが、そ
のような措置を忘れた場合には、外部から車内にオーデ
ィオ装置があることが明瞭に分かるので、盗難される恐
れがあった。また、表示部104および操作部105が
全て前面パネル103の表面に設けられているため、表
示部104の面積を大きくすることができず、視認性が
悪いという問題があった。また、操作部105の各ボタ
ンが近接しているため、操作性が悪いという問題があっ
た。さらに、前面パネル103には、内部に表示部10
4および操作部105などの部品が実装されているた
め、全体の厚さが厚くなり、車両のインストルメンタル
パネルに取り付けた際に、インストルメンタルパネルか
ら出っ張る部分が多くなり、フィット感が悪いという問
題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、盗難予防を図るとともに、視認性および
操作性およびフィット感を向上させることのできる車載
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車載装置は、前面に操作部を設けた装置本
体と、前面が開放されて前記装置本体を収容する筐体
と、前記筐体の前面に上部両側のヒンジを介して回動可
能に設けられ、外側表面が板面で内側表面に表示部を有
する前面パネルと、前記操作部を使用しない時に前記前
面パネルによって前記筐体の前面を閉塞状態に保持する
第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使用時に起立
状態に保持して前記筐体の前面を開放する第2の位置決
め手段とを備えたことを特徴とするものである。この構
成により、非使用時には前面パネルを閉じることによ
り、その外側表面が板面なので、外観からはその内側に
本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して
車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止すること
ができる。また、使用時には、前面パネルを開けて起立
状態にすることにより、裏側の表示部が表側になるの
で、表示部を見やすい状態で見ることができる。さら
に、操作部は装置本体の前面にゆとりをもって設けるこ
とができるので、操作性が向上するとともに、表示部を
前面パネルの面積いっぱいに使用することができるの
で、視認性を向上させることができる。さらに、操作部
と表示部とを分離することにより、前面パネルを薄型化
することができるので、この車載装置が取り付けられる
車両のインストルメンタルパネルに対するフィット感を
向上させることができる。
【0006】また、本発明の車載装置は、前記第2の位
置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度
を調整する手段を備えたことを特徴とするものである。
この構成により、前面パネルを使用者の見やすい角度に
調整することができ、視認性をより向上させることがで
きる。
【0007】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルが、前記筐体に対して前記ヒンジを介して着脱可能に
取り付けられていることを特徴とするものである。この
構成により、ユーザが駐車して車両から離れる場合に、
前面パネルを筐体から取り外して持ち出すかトランクル
ーム等に格納することにより、前面パネルのない装置は
装置として機能しないので、盗難を防止することができ
る。
【0008】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルの閉塞状態における頂部に、前記前面パネルを起立状
態にした時に前記装置本体に設けられた板ばね状のコン
タクトに接触する面状のコンタクトを備えたことを特徴
とするものである。この構成により、コネクタ構造が簡
単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パ
ネルへの導通を容易に行うことができる。
【0009】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルの頂部に設けられたコンタクトを覆う開閉可能なカバ
ーを備えたことを特徴とするものである。この構成によ
り、非使用時にはコンタクトをカバーで覆うことによ
り、コンタクトへの汚れの付着を防止することができ
る。
【0010】また、本発明の車載装置は、前面に操作部
を設けた装置本体と、前面が開放されて前記装置本体を
収容する筐体と、前記筐体内の上部両側に設けられたガ
イドレールに保持されて前後方向に移動可能なスライダ
と、前記スライダの前後方向の位置を保持するスライダ
ロック手段と、前記スライダの前端部両側のヒンジを介
して回動可能に設けられ、外側表面が板面で内側表面に
表示部を有する前面パネルと、前記操作部を使用しない
時に前記前面パネルによって前記筐体の前面を閉塞状態
に保持する第1の位置決め手段と、前記前面パネルを使
用時に起立状態に保持して前記筐体の前面を開放する第
2の位置決め手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。この構成により、非使用時には、スライダを筐体内
に押し込んで前面パネルを閉じることにより、その外側
表面が板面なので、外観からはその内側に本体装置が存
在することが分からず、ユーザが駐車して車両から離れ
る場合でも車載装置の盗難を防止することができる。ま
た、使用時には、スライダを筐体から引き出して前面パ
ネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部
が表側になるので、表示部を見やすい状態で見ることが
できる。さらに、この車載装置が取り付けられる車両の
インストルメンタルパネルの構造によっては、前面パネ
ルを起立状態にしたときに前面パネルがインストルメン
タルパネルに当たるような場合もあるので、このような
場合であっても、スライダを引き出して位置調整するこ
とにより、前面パネルのインストルメンタルパネルに対
する干渉を防止することができ、この車載装置を種々の
車両に取り付けることができる。また、操作部は装置本
体の前面にゆとりをもって設けることができるので、操
作性が向上するとともに、表示部を前面パネルの面積い
っぱいに使用することができるので、視認性を向上させ
ることができる。また、操作部と表示部とを分離するこ
とにより、前面パネルを薄型化することができるので、
この車載装置が取り付けられる車両のインストルメンタ
ルパネルに対するフィット感を向上させることができ
る。
【0011】また、本発明の車載装置は、前記第2の位
置決め手段が、前記前面パネルの起立状態における角度
を調整する手段を備えたことを特徴とするものである。
この構成により、前面パネルを使用者の見やすい角度に
調整することができ、視認性をより向上させることがで
きる。
【0012】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルが、前記スライダに対して前記ヒンジを介して着脱可
能に取り付けられていることを特徴とするものである。
この構成により、ユーザが駐車して車両から離れる場合
に、前面パネルをスライダから取り外して持ち出すかト
ランクルーム等に格納することにより、前面パネルのな
い装置は装置として機能しないので、盗難を防止するこ
とができる。
【0013】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルの閉塞状態における頂部に、前記前面パネルを起立状
態にした時に前記スライダに設けられた板ばね状のコン
タクトに接触する面状のコンタクトを備えたことを特徴
とするものである。この構成により、コネクタ構造が簡
単になり、耐久性が向上するとともに、回動する前面パ
ネルへの導通を容易に行うことができる。
【0014】また、本発明の車載装置は、前記前面パネ
ルの頂部に設けられたコンタクトを覆う開閉可能なカバ
ーを備えたことを特徴とするものである。この構成によ
り、非使用時にはコンタクトをカバーで覆うことによ
り、コンタクトへの汚れの付着を防止することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
車載用オーディオ装置の外観を示しており、図1(a)
は使用状態の外観を示し、図1(b)は非使用状態の外
観を示している。筐体1は、車両のインストルメンタル
パネルに形成された1DINサイズの穴に挿入可能な大
きさを有し、内部には前面に複数の操作ボタンからなる
操作部3を備えた装置本体2が収容されている。筐体1
の前面開口部には、左側アーム部1aおよび右側アーム
部1bを有し、それぞれのアーム部1a、1bに、前面
パネル4が上部のヒンジピン5およびラチェットユニッ
ト6を介して回動可能に設けられ、前面パネル4が、図
1(a)に示す使用状態と図1(b)に示す非使用状態
との間で回動できるようになっている。各アーム部1
a、1bにはガーニッシュ7が被せられ、このガーニッ
シュ7と前面パネル4とが、インストルメンタルパネル
から突出するように設計されている。前面パネル4の外
側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、
好ましくはインストルメンタルパネルと同質の板面に形
成され、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面
に液晶パネルの表示部8が設けられている。この内側表
面4bには、表示部8の他に最小限必要な操作部を設け
てもよい。ラチェットユニット6は、図1(b)に示す
前面パネル4の非使用状態の時に、全面パネル4を筐体
1に固定する第1の位置決め手段と、図1(a)に示す
前面パネル4の使用状態の時に、前面パネル4を筐体2
に起立状態に保持する第2の位置決め手段と、起立状態
において前面パネル4の角度を調整する手段を兼用して
いる。
【0016】図2(a)はラチェットユニット6の取付
断面図であり、図2(b)はラチェットユニット6の内
部を示す正面図である。ラチェットユニット6は、上部
を湾曲面とした矩形のケーシング61と、ケーシング6
1の内部に配置されたラチェットホイール62と、ケー
シング61のピン穴63にコイルばね64を介して挿入
されて、先端部がラチェットホイール62の歯に係合す
るラチェットピン65とを有する。ケーシング61に
は、ラチェットホイール62の案内軸部62aに回転可
能に嵌合する軸受部61aと、ラチェットホイール62
の歯車部62bを収容する歯車収容部61bと、円形の
カバープレート66を取り付けるための段部61cとが
形成されている。段部61cにはカバープレート66を
取り付けるためのねじ穴67が4箇所設けられている。
ケーシング61は、4個の取付穴68を通して取付ねじ
により前面パネル4の凹部4cに固定される。ラチェッ
トホイール62の歯車部62bには、約40度の範囲に
亘って4〜5枚の波型の歯T1が形成され、歯T1から
反時計回り方向に約180度の位置には歯T1と同じ大
きさの2枚の歯T2が形成され、他の部分には歯が形成
されていない。歯T1、T2の形状は、ラチェットピン
65の先端部と係合、離脱し、ラチェットホイール62
の回転を許容するように設計されている。ラチェットホ
イール62の固定軸部62cは、周面の一部にDカット
部62dを有し、筐体アーム部1bに形成された固定軸
穴1cの上部に接合された固定キー69に位置合わせて
して抜き差し可能に挿入される。固定キー69は、固定
軸62cのDカット部62dと同じ半月形状である。
【0017】図3に示すように、前面パネル4のラチェ
ットユニット6とは反対側の部分は、ヒンジピン5の一
端部が前面パネル4に形成されたピン穴4dに圧入され
るとともに、ヒンジピン5の他端部が筐体1の左側アー
ム部1aに形成されたピン穴1dに圧縮コイルばね70
を介して回動可能に挿入され、前面パネル4と左側アー
ム部1aとの間に間隔Dが確保されている。圧縮コイル
ばね70は、ばね取付ねじ71ににより固定されてい
る。間隔Dは、組み立てに際して、ヒンジピン5により
圧縮コイルばね70を撓ませながら前面パネル4を左側
アーム部1a側に押し付けて間隔Dがゼロになった場合
に、反対側の前面パネル4から突出するラチェットホイ
ール62の固定軸部62cの先端が筐体1の右側アーム
部1bの固定軸穴1cから抜け出るようにし、また前面
パネル4をラチェットユニット6側に移動させて間隔D
を確保した場合に、ヒンジピン5が尚もピン穴1dと嵌
合しているように寸法が設定されている。
【0018】次に、本実施の形態1の動作について説明
する。筐体1内に装置本体2を挿入して取付ねじにより
固定する。次いで、上記したように、前面パネル4のヒ
ンジピン5を筐体1の左側アーム部1aのピン穴1dに
挿入して、前面パネル4を左側に押し付けながら、右側
のラチェットユニット6の固定軸部62cを筐体1の右
側アーム部1bの固定軸穴1cにDカット部62dを固
定キー69に合わせて挿入すると、左側アーム部1aの
ピン穴1d内の圧縮コイルばね70のばね力により、前
面パネル4は、右側に押圧されて間隔Dが確保され、回
動可能となる。
【0019】このようにして前面パネル4を組み立てた
筐体1を車両のインストルメンタルパネルに形成された
取付穴に挿入して、ねじ等により固定する。使用状態で
は、図1(a)に示すように、前面パネル4を上方に回
動させて、前面パネル4の表示部8を前面に向けるとと
もに、筐体1の前面を開放して装置本体2の前面を現
し、操作部3を操作して表示部8に文字や映像等を表示
し、必要な場合は、表示部8を見ながら操作部3を操作
する。この状態は、図2に示すように、ラチェットホイ
ール62の歯T1がラチェットピン65に係合して、コ
イルばね64により押圧されて位置決めされている状態
であり、前面パネル4を回動させることにより、歯T1
によってラチェットピン65が上下に移動して、歯T1
が形成された範囲で前面パネル4の角度を調整すること
ができる。約40度の範囲に歯T1が4枚形成されてい
る場合は、3個の谷の部分で約10度毎に3段階の調整
が可能であり、約40度の範囲に歯T1が5枚形成され
ている場合は、4個の谷の部分で約8度毎に4段階の調
整が可能である。そして、前面パネル4を閉じるように
回動させると、ラチェットピン65は、ラチェットホイ
ール62の歯のない部分を移動して反対側の2枚の歯T
2の谷間に係合し、前面パネル4はその閉じた位置で固
定される。
【0020】このように、本実施の形態1によれば、非
使用時には前面パネル4を閉じることにより、外観から
はその内側に本体装置が存在することが分からず、ユー
ザが駐車して車両から離れる場合でも車載装置の盗難を
防止することができる。また、使用時には、前面パネル
4を開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部8
が表側になるので、表示部8を見やすい状態で見ること
ができる。また、第1の位置決め手段と第2の位置決め
手段および前面パネル4の起立状態における角度調整手
段とをラチェットユニット6により兼用にしたので、構
造を簡単にすることができる。また、操作部3は装置本
体2の前面にゆとりをもって設けることができるので、
操作性が向上するとともに、表示部8を前面パネル4の
面積いっぱいに使用することができるので、視認性を向
上させることができる。また、操作部3と表示部8とを
分離することにより、前面パネル4を薄型化することが
できるので、この車載装置が取り付けられる車両のイン
ストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させる
ことができる。
【0021】(実施の形態2)上記した実施の形態1で
は、前面パネル4が筐体1に対して着脱可能であり、前
面パネル4の電子回路と装置本体2の電子回路とは、雄
雌のコネクタにより接続されるが、本実施の形態2で
は、前面パネル4を筐体1に取り付けた時に、前面パネ
ル4と装置本体2のそれぞれに設けられたコンタクト
が、互いに接触して電気的導通を図る構造を採用してい
る。
【0022】図4は本実施の形態2における車載用オー
ディオ装置の外観を示しており、図4(a)は使用状態
の外観を示し、図4(b)は非使用状態の外観を示して
いる。前面パネル4およびコンタクト構造を除いては、
図1に示した実施の形態1と同様なので、同様な部材に
は同様な符号を付して詳細についての重複した説明を省
略する。図4において、前面パネル4は、非使用状態で
は、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せられたガ
ーニッシュ7とともに、インストルメンタルパネルから
突出するように設計されている。前面パネル4の外側表
面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、その
反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パネル
の表示部8が設けられている。前面パネル4の下部は、
図4(a)に示す使用状態では前方に突出し、図4
(b)に示す非使用状態では後方に突出する台座部4e
が形成されている。台座部4eの先端部の左側は、ヒン
ジピン5により筐体1の左アーム部1aに回動可能に支
持され、台座部4eの右側は、ラチェットユニット6を
介して、筐体1の右アーム部1bに回動可能に支持され
ている。筐体1内に固定される装置本体2には、その前
面に操作部3が設けられるとともに、その頂板前端部に
コンタクト基板73に設けられた板ばね状のコンタクト
74が配置されている。このコンタクト74は、基端部
をコンタクト基板73に固定され、湾曲形状の先端部を
自由状態にしたもので、必要な本数だけ設けられ、コン
タクト基板73を通じて装置本体2の電子回路に接続さ
れる。一方、このコンタクト74に対向する位置の台座
部4eの閉塞状態における頂部には、図4(b)に示す
ように、コンタクト74と同じ数の面状のコンタクト7
5が設けられて表示部8に接続され、これらコンタクト
75を覆うように、スライドカバー76が摺動可能に設
けられている。
【0023】本実施の形態2における車載用オーディオ
装置の動作については、おおよその部分について上記実
施の形態1と同様であり、以下には実施の形態1と異な
るコンタクト部分についてのみ説明する。図5に示すよ
うに、前面パネル4の閉塞位置P1では、台座部4eの
先端部にラチェットユニット6の回動中心Oがあるた
め、前面パネル4は、回動中心Oの下方にある装置本体
2を避けて装置本体2の前面を閉塞することができる。
そして、前面パネル4を回動中心Oの回りに時計回り方
向に開放位置P2まで回動させると、台座部4eの頂部
に設けられた面状のコンタクト75が、装置本体2の頂
板に設けられた板ばね状のコンタクト74の先端部に圧
接して電気的な導通が図られる。前面パネル4をさらに
角度調整位置P3まで回動させると、コンタクト74が
板ばね状に形成されているため、コンタクト75の位置
変動を吸収して電気的導通を維持することができる。
【0024】このように、本実施の形態2によれば、上
記実施の形態1の効果に加えて、前面パネル4の閉塞状
態における頂部に、前面パネル4を起立状態にした時に
装置本体2に設けられた板ばね状のコンタクト74に接
触する面状のコンタクト75を備えているので、前面パ
ネル4の再装着時の電気的導通が容易になり、また、コ
ネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するとともに、
回動する前面パネル4への導通を容易に行うことができ
る。さらに、前面パネル4頂部に設けられたコンタクト
75を覆う開閉可能なカバー76を備えているので、非
使用時にはコンタクト75をカバー76で覆うことによ
り、コンタクト75への汚れの付着を防止することがで
きる。
【0025】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。図6は本実施の形態3における
車載用オーディオ装置の外観を示しており、図6(a)
は使用状態の外観を示し、図6(b)は非使用状態の外
観を示している。前面パネル4およびスライダ80を除
いては、図1に示した実施の形態1と同様なので、同様
な部材には同様な符号を付して詳細についての重複した
説明を省略する。
【0026】図6において、前面パネル4は、非使用状
態では、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せられ
たガーニッシュ7とともに、インストルメンタルパネル
から突出するように設計されている。前面パネル4の外
側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲しており、
その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液晶パ
ネルの表示部8が設けられている。前面パネル4の下部
両側は、図7(a)に示すように、コ字形に形成された
スライダ80の両側部80a、80bの前端部に、それ
ぞれヒンジピン5およびラチェットユニット6を介して
回動可能に支持されている。スライダ80の両側部80
a、80bとその後部の桟部80cとは、それぞれ連結
金具81、82により連結され、両側部80a、80b
の後部両側からはロックピン83、84が外側に突出し
て設けられている。ロックピン83、84によるロック
構造は同じであり、これをロックピン84について、図
7(b)を参照して説明する。ロックピン84は、その
ピン径よりも大きなフランジ部84aを有し、このフラ
ンジ部84aが、スライダ80の桟部80cに形成され
たガイド穴85に圧縮コイルばね86を介して摺動可能
に挿入されている。ロックピン84の先端部84bは半
球面に形成されており、この先端部84bが、スライダ
80の側部80bが摺動可能に嵌合するガイドレール8
8のロック穴88aに嵌合することにより、スライダ8
0がガイドレール88に位置決めされることになる。左
右のガイドレール87、88には、それぞれの長手方向
に沿って多数のロック穴87a、88aが設けられてお
り、これらロック穴の数によって調整量の粗さを変化さ
せることができる。
【0027】本実施の形態3における車載用オーディオ
装置の動作については、おおよその部分について上記実
施の形態1と同様であり、以下には実施の形態1と異な
るスライダ部分についてのみ説明する。図7において、
前面パネル4の左側下部にヒンジピン5を圧入し、右側
下部にラチェットユニット6を固定し、さらに図3で説
明したように、ヒンジピン5をスライダ80のガイド穴
80dに挿入して、前面パネル4を左側に押し付けなが
ら、右側のラチェットユニット6の固定軸部62cをス
ライダ80の固定軸穴80eにDカット部を固定キー6
9に合わせて挿入する。このようにして前面パネル4を
組み立てたスライダ80を、筐体1のガイドレール8
7、88に挿入する。スライダ80を挿入すると、ロッ
クピン83、84が対向するロック穴87a、88aに
順次嵌合、離脱を繰り返し、嵌合した位置で止めると、
その位置でスライダ80が位置決めされる。したがっ
て、この装置をインストルメンタルパネルに取り付けて
使用する場合、図6の前面パネル4を上に回動させた使
用状態では、前面パネル4が上部のインストルメンタル
パネル部分に当たってしまうような場合であっても、ス
ライダ80を前方に摺動させて全面パネル4を位置調整
することにより、インストルメンタルパネルとの干渉を
防止することができる。
【0028】このように、本実施の形態3によれば、上
記実施の形態1の効果に加えて、全面パネル4を枠状の
スライダ80の前端部両側に、それぞれヒンジピン5お
よびラチェットユニット6を介して回動可能且つ着脱可
能に設けるとともに、スライダ80を筐体1内の上部両
側に設けられたガイドレール87、88に摺動可能に保
持して、ロックピン82、83とロック穴87a、88
aとによりスライダロック手段を構成したので、使用時
にスライダ80を筐体1から引き出して前面パネル4を
起立状態にしたときに、前面パネル4がインストルメン
タルパネルに当たるような場合であっても、スライダ8
0を引き出して前方に位置調整することにより、前面パ
ネル4のインストルメンタルパネルに対する干渉を防止
することができる。
【0029】(実施の形態4)上記した実施の形態3で
は、前面パネル4がスライダ80に対して着脱可能であ
り、前面パネル4の電子回路と装置本体2の電子回路と
は、雄雌のコネクタにより接続されるが、本実施の形態
4では、前面パネル4をスライダ90に取り付けた時
に、前面パネル4とスライダ90のそれぞれに設けられ
たコンタクトが、互いに接触して電気的導通を図る構造
を採用している。
【0030】図8は本実施の形態4における車載用オー
ディオ装置の外観を示しており、図8(a)は使用状態
の外観を示し、図8(b)は非使用状態の外観を示して
いる。前面パネル4およびスライダ構造を除いては、図
6および図7に示した実施の形態3と同様なので、同様
な部材には同様な符号を付して詳細についての重複した
説明を省略する。図8において、前面パネル4は、非使
用状態では、筐体1の左右のアーム部1a、1bに被せ
られたガーニッシュ7とともに、インストルメンタルパ
ネルから突出するように設計されている。前面パネル4
の外側表面4aは、ガーニッシュ7と同様に湾曲してお
り、その反対側の内側表面4bには、そのほぼ全面に液
晶パネルの表示部8が設けられている。前面パネル4の
下部は、図8(a)に示す使用状態では前方に突出し、
図8(b)に示す非使用状態では後方に突出する台座部
4eが形成されている。台座部4eの先端部の左側は、
ヒンジピン5によりスライダ90に回動可能に支持さ
れ、台座部4eの右側は、ラチェットユニット6を介し
てスライダ90に回動可能に支持されている。台座部4
eの閉塞状態における頂部には、図8(b)に示すよう
に、面状のコンタクト75が設けられて表示部8に接続
され、これらコンタクト75を覆うように、スライドカ
バー76が摺動可能に設けられている。筐体1内に固定
される装置本体2には、その前面に操作部3が設けられ
ている。
【0031】矩形の枠状に形成されたスライダ90は、
図9に示すように、その両側部90a、90bその後部
の桟部90cとは、それぞれ連結金具81、82により
連結され、両側部90a、90bの後部両側からはロッ
クピン83、84が外側に突出して設けられている。ロ
ックピン83、84によるロック構造は図7(b)と同
じである。スライダ90の両側部90a、90bの前部
を連結する桟部90dは、比較的幅広に形成されてお
り、その中央部に、コンタクト基板73に設けられた板
ばね状のコンタクト74が配置されている。このコンタ
クト74は、基端部をコンタクト基板73に固定され、
湾曲形状の先端部を自由状態にしたもので、前面パネル
4のコンタクト75と同様に必要な本数だけ設けられ、
コンタクト基板73からリード線を通じて装置本体2の
電子回路に接続される。また、スライダ90の両側部9
0a、90bの前端部には、ブラケット90e、90f
が立ち上がり形成され、それぞれに軸穴90g、90h
が形成されている。軸穴90gには前面パネル4のヒン
ジピン5が挿入され、軸穴90hには、その上部に固定
キー69が接合されて前面パネル4のラチェットユニッ
ト6の固定軸62cがDカット部62dを位置合わせし
て挿入される。
【0032】本実施の形態4における車載用オーディオ
装置の動作については、おおよその部分について上記実
施の形態3と同様であり、以下には実施の形態3と異な
るコンタクト部分についてのみ説明する。図10に示す
ように、前面パネル4の閉塞位置P1では、台座部4e
の先端部に回動中心Oがあるため、前面パネル4は、回
動中心Oの下方にあるスライダ90の桟部90dを避け
て装置本体2の前面を閉塞することができる。そして、
前面パネル4を回動中心Oの回りに時計回り方向に開放
位置P2まで回動させると、台座部4eの頂部に設けら
れた面状のコンタクト75が、スライダ90の桟部90
dに設けられた板ばね状のコンタクト74の先端部に圧
接して電気的な導通が図られる。前面パネル4をさらに
角度調整位置P3まで回動させると、コンタクト74が
板ばね状に形成されているため、コンタクト75の位置
変動を吸収して電気的導通を維持することができる。
【0033】このように、本実施の形態4によれば、上
記実施の形態3の効果に加えて、前面パネル4の閉塞状
態における頂部に、前面パネル4を起立状態にした時に
スライダ90に設けられた板ばね状のコンタクト74に
接触する面状のコンタクト75を備えているので、前面
パネル4の再装着時の電気的導通が容易になり、また、
コネクタ構造が簡単になり、耐久性が向上するととも
に、回動する前面パネル4への導通を容易に行うことが
できる。さらに、前面パネル4頂部に設けられたコンタ
クト75を覆う開閉可能なカバー76を備えているの
で、非使用時にはコンタクト75をカバー76で覆うこ
とにより、コンタクト75への汚れの付着を防止するこ
とができる。
【0034】なお、上記各実施の形態では、前面パネル
4を閉塞状態に保持する第1の位置決め手段と、前面パ
ネル4を起立状態に保持する第2の位置決め手段および
起立状態における角度調整手段とを1つのラチェットユ
ニット6により兼用としたが、これら各手段をそれぞれ
公知の技術を用いて個々に設けてもよい。また、スライ
ダ80、90のロック手段も他の公知の技術を用いても
よい。
【0035】以上説明したように、本発明の車載装置
は、前面に操作部を設けた装置本体と、前面を開放され
て装置本体を収容する筐体と、筐体の前面に上部両側の
ヒンジを介して回動可能に設けられ、外側表面が板面で
内側表面に表示部を有する前面パネルと、前面パネルを
非使用時に筐体の前面を閉塞状態に保持する第1の位置
決め手段と、前面パネルを使用時に起立状態に保持して
筐体の前面を開放する第2の位置決め手段とを備えてい
るので、非使用時には前面パネルを閉じることにより、
その外側表面が板面なので、外観からはその内側に本体
装置が存在することが分からず、ユーザが駐車して車両
から離れる場合でも車載装置の盗難を防止することがで
きる。また、使用時には、前面パネルを開けて起立状態
にすることにより、裏側の表示部が表側になるので、表
示部を見やすい状態で見ることができる。さらに、操作
部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができ
るので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネ
ルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性
を向上させることができる。さらに、操作部と表示部と
を分離することにより、前面パネルを薄型化することが
できるので、この車載装置が取り付けられる車両のイン
ストルメンタルパネルに対するフィット感を向上させる
ことができる。
【0036】また、本発明の車載装置は、前面に操作部
を設けた装置本体と、前面を開放されて装置本体を収容
する筐体と、筐体内の上部両側に設けられたガイドレー
ルに保持されて前後方向に移動可能なスライダと、スラ
イダの前後方向の位置を保持するスライダロック手段
と、スライダの前端部両側のヒンジを介して回動可能に
設けられ、外側表面が板面で内側表面に表示部を有する
前面パネルと、前面パネルを非使用時に筐体の前面を閉
塞状態に保持する第1の位置決め手段と、前面パネルを
使用時に起立状態に保持して筐体の前面を開放する第2
の位置決め手段とを備えているので、非使用時には、ス
ライダを筐体内に押し込んで前面パネルを閉じることに
より、その外側表面が板面なので、外観からはその内側
に本体装置が存在することが分からず、ユーザが駐車し
て車両から離れる場合でも車載装置の盗難を防止するこ
とができる。また、使用時には、スライダを筐体から引
き出して前面パネルを開けて起立状態にすることによ
り、裏側の表示部が表側になるので、表示部を見やすい
状態で見ることができる。さらに、前面パネルを起立状
態にしたときに前面パネルがインストルメンタルパネル
に当たるような場合であっても、スライダを引き出して
位置調整することにより、前面パネルのインストルメン
タルパネルに対する干渉を防止することができ、この装
置を種々の車両に取り付けることができる。また、操作
部は装置本体の前面にゆとりをもって設けることができ
るので、操作性が向上するとともに、表示部を前面パネ
ルの面積いっぱいに使用することができるので、視認性
を向上させることができる。また、操作部と表示部とを
分離することにより、前面パネルを薄型化することがで
きるので、この車載装置が取り付けられる車両のインス
トルメンタルパネルに対するフィット感を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における車載用オ
ーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態1における車載用オーディオ
装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図2】(a)本発明の各実施の形態におけるラチェッ
トユニットの取付断面図 (b)本発明の各実施の形態におけるラチェットユニッ
トのカバープレートを取り除いた正面図
【図3】本発明の実施の形態1におけるヒンジピン構造
の断面図
【図4】(a)本発明の実施の形態2における車載用オ
ーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態2における車載用オーディオ
装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図5】本発明の実施の形態2におけるコンタクト構造
と動作を示す拡大部分側面図
【図6】(a)本発明の実施の形態3における車載用オ
ーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態3における車載用オーディオ
装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図7】(a)本発明の実施の形態3における車載用オ
ーディオ装置のスライダを引き出した状態を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態3および4におけるスライダ
ロック構造の拡大部分断面図
【図8】(a)本発明の実施の形態4における車載用オ
ーディオ装置の使用状態の外観を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態4における車載用オーディオ
装置の非使用状態の外観を示す斜視図
【図9】本発明の実施の形態4における車載用オーディ
オ装置の前面パネルとスライダを示す斜視図
【図10】本発明の実施の形態4におけるコンタクト構
造と動作を示す拡大部分側面図
【図11】従来の車載用オーディオ装置の前面パネルと
筐体を示す斜視図
【符号の説明】
1 筐体 2 装置本体 3 操作部 4 前面パネル 4a 外側表面 4b 内側表面 5 ヒンジピン 6 ラチェットユニット 7 ガーニッシュ 8 表示部 69 固定キー 73 コンタクト基板 74 板ばね状のコンタクト 75 面状のコンタクト 76 スライドカバー 80 スライダ 81、82 連結金具 83、84 ロックピン 85 ガイド穴 86 圧縮コイルばね 87、88 ガイドレール 87a、88a ロック穴 90 スライダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に操作部を設けた装置本体と、前面
    が開放されて前記装置本体を収容する筐体と、前記筐体
    の前面に上部両側のヒンジを介して回動可能に設けら
    れ、外側表面が板面で内側表面に表示部を有する前面パ
    ネルと、前記操作部を使用しない時に前記前面パネルに
    よって前記筐体の前面を閉塞状態に保持する第1の位置
    決め手段と、前記前面パネルを使用時に起立状態に保持
    して前記筐体の前面を開放する第2の位置決め手段とを
    備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の位置決め手段が、前記前面パ
    ネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  3. 【請求項3】 前記前面パネルが、前記筐体に対して前
    記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の車載装置。
  4. 【請求項4】 前記前面パネルの閉塞状態における頂部
    に、前記前面パネルを起立状態にした時に前記装置本体
    に設けられた板ばね状のコンタクトに接触する面状のコ
    ンタクトを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載の車載装置。
  5. 【請求項5】 前記前面パネルの頂部に設けられたコン
    タクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴とす
    る請求項4記載の車載装置。
  6. 【請求項6】 前面に操作部を設けた装置本体と、前面
    が開放されて前記装置本体を収容する筐体と、前記筐体
    内の上部両側に設けられたガイドレールに保持されて前
    後方向に移動可能なスライダと、前記スライダの前後方
    向の位置を保持するスライダロック手段と、前記スライ
    ダの前端部両側のヒンジを介して回動可能に設けられ、
    外側表面が板面で内側表面に表示部を有する前面パネル
    と、前記操作部を使用しない時に前記前面パネルによっ
    て前記筐体の前面を閉塞状態に保持する第1の位置決め
    手段と、前記前面パネルを使用時に起立状態に保持して
    前記筐体の前面を開放する第2の位置決め手段とを備え
    たことを特徴とする車載装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の位置決め手段が、前記前面パ
    ネルの起立状態における角度を調整する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載の車載装置。
  8. 【請求項8】 前記前面パネルが、前記スライダに対し
    て前記ヒンジを介して着脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7記載の車載装
    置。
  9. 【請求項9】 前記前面パネルの閉塞状態における頂部
    に、前記前面パネルを起立状態にした時に前記スライダ
    に設けられた板ばね状のコンタクトに接触する面状のコ
    ンタクトを備えたことを特徴とする請求項6ないし請求
    項8のいずれかに記載の車載装置。
  10. 【請求項10】 前記前面パネルの頂部に設けられたコ
    ンタクトを覆う開閉可能なカバーを備えたことを特徴と
    する請求項9記載の車載装置。
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