JP2003236851A - エジェクタ装置 - Google Patents

エジェクタ装置

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JP2003236851A
JP2003236851A JP2002042484A JP2002042484A JP2003236851A JP 2003236851 A JP2003236851 A JP 2003236851A JP 2002042484 A JP2002042484 A JP 2002042484A JP 2002042484 A JP2002042484 A JP 2002042484A JP 2003236851 A JP2003236851 A JP 2003236851A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/4005Ejector constructions; Ejector operating mechanisms

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エジェクタロッドの横方向の位置を容易に調整
することができるようにして、種々の形式や形状の金型
装置に対しても使用することができ、エジェクタロッ
ド、エジェクタピン、エジェクタプレート等の部材が偏
摩耗したり、折損したりしてしまうことを防止し、汎
(はん)用性が高く、成形機のメンテナンスコストを低
くすることができるようにする。 【解決手段】可動金型支持装置の背面にスライド自在に
取り付けられた取付部材と、該取付部材に取り付けられ
た駆動源と、該駆動源によって前進又は後退させられる
エジェクタロッドと、前記取付部材の位置を調整する位
置調整装置とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エジェクタ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され、溶融させられた樹脂を高圧で
射出して金型装置のキャビティに充填(てん)し、該キ
ャビティ空間内において樹脂を冷却し、固化させること
によって成形品を成形するようになっている。そのため
に、前記金型装置は固定金型及び可動金型から成り、型
締装置によって前記可動金型を進退させ、前記固定金型
に対して接離させることによって、型開閉、すなわち、
型閉、型締及び型開を行うことができるようになってい
る。
【0003】そして、成形された成形品を可動金型から
取り外すために、エジェクタ装置が配設され、該エジェ
クタ装置によって駆動されるエジェクタロッドが前記可
動金型の金型面から突出して、型開された状態で可動金
型の金型面に付着している成形品をエジェクトするよう
になっている。
【0004】図2は従来のエジェクタ装置の断面図であ
る。
【0005】図において、101は型締装置における可
動プラテンであり、図示されない駆動装置によって図に
おける左右方向に移動させられる。そして、102は、
前記可動プラテン101の金型取付面に取付板103を
介して取り付けられた可動金型であり、図示されない固
定金型に対して接離させられる。また、105は、前記
可動プラテン101の金型取付面に取付ロッド106を
介して取り付けられた駆動源固定板であり、エジェクタ
装置の駆動源としての油圧シリンダ装置107が固定さ
れている。
【0006】ここで、該油圧シリンダ装置107のシリ
ンダロッドの先端には、前記取付ロッド106に沿っ
て、図における左右方向に移動する中間プレート108
が固定され、さらに、該中間プレート108にはエジェ
クタロッド111の基端(図における左端)が取り付け
られている。そして、該エジェクタロッド111は、前
記可動プラテン101及び取付板103に形成された挿
入孔に挿入されている。これにより、前記油圧シリンダ
装置107が作動すると、エジェクタロッド111の先
端(図における右端)が、前記可動プラテン101及び
取付板103から図における右方へ突出する。
【0007】そして、前記可動金型102と取付板10
3との間の空間には、バネ114によって図における左
方に付勢させられたエジェクタプレート112が配設さ
れ、該エジェクタプレート112にはエジェクタピン1
13の基端が取付られている。そして、該エジェクタピ
ン113は、前記可動金型102に形成された挿入孔に
挿入されている。これにより、前記エジェクタロッド1
11の先端が、前記可動プラテン101及び取付板10
3から図における右方へ突出すると、エジェクタピン1
13の先端が可動金型102の金型面(図における右側
面)から突出し、該金型面に付着している成形品115
をエジェクトするようになっている。
【0008】また、成形品115の変更に伴って、金型
装置が交換され、金型面の形状が変更された場合であっ
ても、前記エジェクタロッド111やエジェクタピン1
13を異なる長さのものに交換したり、油圧シリンダ装
置107の動作ストロークを調節することによって、エ
ジェクタピン113の先端の金型面に対する位置や金型
面からの突出量を調整することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のエジェクタ装置においては、可動プラテン101に
対するエジェクタロッド111の横方向(図における上
下方向又は図面に対する垂直方向)の位置が固定されて
いて、エジェクタロッド111の横方向の位置を調整す
ることができない。そのため、金型装置が交換され、エ
ジェクタピン113の配列が変更された場合に、適切に
対応することができなくなってしまう。
【0010】例えば、成形品115が、図に示されるも
のよりも大きく、かつ、複雑な形状を有するものに変更
され、エジェクタピン113の分布が、図における上側
又は下側に偏在するような金型装置に交換されたと仮定
する。この場合、エジェクタプレート112及びエジェ
クタピン113は全体的に図における上側又は下側に移
動した位置に配設されることになる。すると、エジェク
タロッド111からエジェクタプレート112に加えら
れる力の作用点と、エジェクタピン113からエジェク
タプレート112に加えられる力の作用点との間に偏差
が生じるので、モーメントが発生してしまう。そして、
該モーメントによって、エジェクタロッド111及びエ
ジェクタピン113に横方向の力が加えられるので、該
エジェクタロッド111及びエジェクタピン113は、
可動プラテン101、取付板103及び可動金型102
に形成された挿入孔の側壁に押し付けられ、偏摩耗した
り、折損したりしてしまう。さらに、エジェクタプレー
ト112も偏摩耗したり、折損したりしてしまう。
【0011】また、多色多材成形の場合に二つのキャビ
ティが並列に配設された、いわゆる、二材用金型装置を
使用することがある。この場合、可動プラテン101に
は、図に示されたエジェクタ装置が並列して配設され
る。ところが、前記二材用金型装置に代えて、単一のキ
ャビティが配設された、いわゆる、一材用金型装置を使
用する場合、キャビティの位置が変更されたことに伴っ
て、エジェクタピン113の配列、エジェクタプレート
112の大きさや位置が変更される。そのため、エジェ
クタロッド111の位置も、それに対応して、横方向に
移動させる必要があるが、前記従来のエジェクタ装置に
おいては、可動プラテン101に対するエジェクタロッ
ド111の横方向の位置が固定されているので、対応す
ることができなくなってしまう。
【0012】本発明は、前記従来のエジェクタ装置の問
題点を解決して、エジェクタロッドの横方向の位置を容
易に調整することができるようにして、種々の形式や形
状の金型装置に対しても使用することができ、エジェク
タロッド、エジェクタピン、エジェクタプレート等の部
材が偏摩耗したり、折損したりしてしまうことを防止
し、汎(はん)用性が高く、成形機のメンテナンスコス
トを低くすることができるエジェクタ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のエ
ジェクタ装置においては、可動金型支持装置の背面にス
ライド自在に取り付けられた取付部材と、該取付部材に
取り付けられた駆動源と、該駆動源によって前進又は後
退させられるエジェクタロッドと、前記取付部材の位置
を調整する位置調整装置とを有する。
【0014】本発明の他のエジェクタ装置においては、
さらに、前記可動金型支持装置は断面形状が前記取付部
材のスライド方向に延在する長孔状のエジェクタロッド
挿入孔を金型取付面に備える。
【0015】本発明の更に他のエジェクタ装置において
は、さらに、前記可動金型支持装置はスライド方向に延
在するスライド溝を備え、前記取付部材は前記スライド
溝にスライド自在に嵌(かん)合する嵌合部材を備え
る。
【0016】本発明の更に他のエジェクタ装置において
は、さらに、前記可動金型支持装置はスライド方向に延
在するガイド面を備え、前記取付部材は前記ガイド面に
沿ってスライドする。
【0017】本発明の更に他のエジェクタ装置において
は、さらに、前記可動金型支持装置は前記取付部材のス
ライド可能な範囲を規定するストッパを備える。
【0018】本発明の更に他のエジェクタ装置において
は、さらに、前記エジェクタロッドは前記駆動源によっ
て前進又は後退させられる中間部材に取り外し可能に取
り付けられる。
【0019】本発明の更に他のエジェクタ装置において
は、さらに、前記可動金型支持装置に互いの間隔を調整
可能に前記取付部材が複数個取り付けられる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の
エジェクタ装置は、各種の装置や用途に適用することが
できるものであるが、本実施の形態においては、説明の
都合上、射出成形機に適用した場合について説明する。
【0021】図3は本発明の第1の実施の形態における
射出成形機の型締装置の概略図である。
【0022】図において、15はフレーム、13は該フ
レーム15に固定された固定金型支持装置としての固定
プラテン、23は該固定プラテン13との間に所定の距
離を置いて、前記フレーム15に対して移動自在に配設
されたベースプレートとしてのトグルサポート、14は
前記固定プラテン13とトグルサポート23との間に架
設されたタイバー、12は前記固定プラテン13と対向
して配設され、前記タイバー14に沿って進退(図にお
ける左右方向に移動)自在に配設された可動金型支持装
置としての可動プラテンである。そして、前記固定プラ
テン13における可動プラテン12と対向する面に図示
されない固定金型が取り付けられ、また、前記可動プラ
テン12における前記固定プラテン13と対向する面に
図示されない可動金型が取り付けられる。
【0023】また、前記可動プラテン12の後端 (図に
おける左端) にはエジェクタ装置10が取り付けられ
る。該エジェクタ装置10は、駆動源としてのモータ1
1を有し、被駆動部材としてのエジェクタロッド24を
前進又は後退(図における右方向又は左方向に移動)さ
せる。そして、該エジェクタロッド24が前進又は後退
することによって、金型装置における可動金型内部のキ
ャビティに突出して成形品をエジェクトするための図示
されないエジェクタピンが前進又は後退させられる。な
お、図においては、前進した状態のエジェクタロッド2
4が示されている。ここで、前記モータ11は、いかな
る種類のモータであってもよいが、サーボモータである
ことが望ましい。
【0024】そして、前記可動プラテン12とトグルサ
ポート23との間にはトグル機構18が取り付けられ、
前記トグルサポート23の後端には射出成形機の型締用
の駆動装置が取り付けられる。該駆動装置は、駆動源と
してのモータ11’を有し、被駆動部材としてのクロス
ヘッド17を進退させることによって、トグル機構18
を作動させることができる。これにより、前記可動プラ
テン12が前進(図における右方向に移動)させられて
型閉が行われるとともに、モータ11’による推進力に
トグル倍率を乗じた型締力が発生させられ、該型締力に
よって型締が行われる。本実施の形態においては、トグ
ル機構18を作動させることによって型締力を発生させ
るようにしているが、トグル機構18を使用することな
く、モータ11’による推進力をそのまま型締力として
可動プラテン12に伝達することもできる。
【0025】前記トグル機構18は、前記クロスヘッド
17に対して揺動自在に支持されたトグルレバー21、
前記トグルサポート23に対して揺動自在に支持された
トグルレバー22、及び前記可動プラテン12に対して
揺動自在に支持されたトグルアーム16から成り、前記
トグルレバー21とトグルレバー22との間、及び、ト
グルレバー22とトグルアーム16との間が、それぞ
れ、リンク結合される。
【0026】次に、前記エジェクタ装置10について説
明する。まず、該エジェクタ装置10を可動プラテン1
2に取り付ける構造について説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態における
エジェクタ装置が取り付けられた可動プラテンの背面を
示す斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態における
エジェクタ装置が取り付けられた可動プラテンの背面を
示す平面図であり図1におけるB矢視図である。
【0028】図1において、25は、トグルアーム16
の端部が回転自在に取り付けられるトグルアーム取付部
であり、可動プラテン12の後述される金型取付面12
aの反対側の面、すなわち、背面の上下に一体的に形成
されている。なお、トグルアーム取付部25には、前記
トグルアーム16の端部を回転自在に取り付けるため
の、トグルピンが挿入されるトグルピン挿入孔25aが
形成されている。なお、該トグルピン挿入孔25aに
は、ブッシュが嵌(は)め込まれていることが望まし
い。また、前記可動プラテン12のタイバー14のそれ
ぞれに対応する位置には、ガイド手段であるタイバー1
4と係合するガイド孔26が複数、例えば、四つ形成さ
れる。そして、該ガイド孔26には、図示されないブッ
シュが嵌め込まれ、該ブッシュの内周面がタイバー14
の外周面に接触して摺(しゅう)動するようになってい
る。
【0029】本実施の形態においては、図1及び4に示
されるように、複数、例えば、二つのエジェクタ装置1
0が前記可動プラテン12の背面に横方向に並んで取り
付けられている。そして、前記二つのエジェクタ装置1
0はいずれも同様の構成を有しているので、ここでは、
片側(図1における左側)のエジェクタ装置10につい
て説明する。
【0030】まず、エジェクタ装置10は、該エジェク
タ装置10全体を図において左右方向にスライド自在に
可動プラテン12の背面に取り付けるための取付部材と
してのスライド取付板31を有し、該スライド取付板3
1にモータ11が取り付けられる。なお、該モータ11
は、内部にボールねじ機構等の図示されない直動装置を
備え、図示されないモータ軸の回転運動を前記直動装置
によって、直線運動に変換し、後述される連結ロッド4
1を前進又は後退させるようになっている。
【0031】また、前記可動プラテン12の背面には、
断面形状が略T字状のスライド溝27が左右方向、すな
わち、スライド方向に延在するように形成されている。
本実施の形態において、前記スライド溝27は、それぞ
れのスライド取付板31の上端近傍及び下端近傍に位置
するように形成されている。そして、それぞれのスライ
ド溝27には、該スライド溝27の断面形状とほぼ同一
の断面形状を有する嵌合部材としてのナット39がスラ
イド自在に嵌合され、該ナット39のねじ孔に連結ボル
ト32のねじ軸が螺(ら)入されている。この場合、前
記嵌合部材としてのナット39がスライド溝27にスラ
イド自在に嵌合し、スライド取付板31とナット39と
が連結ボルト32によって連結されるので、前記スライ
ド取付板31は、可動プラテン12の背面から離脱する
ことなく、スライド溝27に沿ってスライドすることが
できる。なお、連結ボルト32を締め付けると、前記ス
ライド取付板31は、可動プラテン12の背面に押し付
けられるので、スライドすることができなくなる。すな
わち、前記ナット39と連結ボルト32とが、スライド
取付板31の位置固定装置として機能する。
【0032】さらに、前記可動プラテン12の背面に
は、図1に示されるように、スライド方向に延在する垂
直平面及び水平平面から成るガイド面としての肩部28
が形成される。ここで、該肩部28は、下方に位置する
スライド溝27の下側に、スライド溝27と平行に形成
される。そして、前記スライド取付板31の下端の垂直
面及び水平面が、下方に位置する肩部28の垂直平面及
び水平平面に沿ってスライドするようになっている。こ
れにより、エジェクタ装置10の荷重が特に下方に位置
する肩部28によって支持されるので、スライド取付板
31は、可動プラテン12の背面から離脱することな
く、滑らかにスライドすることができる。
【0033】ここで、前記可動プラテン12の背面に
は、スライド取付板31のスライド可能な範囲を規定す
るために、ストッパとしての外側ストッパ37及び内側
ストッパ38が、固定ボルトによって固定されている。
なお、前記外側ストッパ37は、図1に示されるよう
に、内側に突出した庇(ひさし)状部分37aを有し、
該庇状部分37aによってスライド取付板31の上方の
部分を背面から支持するようになっている。これによ
り、スライド取付板31が、該スライド取付板31の下
端を中心とする回転モーメントによって可動プラテン1
2の背面から離脱することを防止することができる。
【0034】また、前記可動プラテン12の背面には、
位置調整ボルト支持部材33が固定ボルトによって固定
され、スライド取付板31の背面には、引きボルト支持
部材36が固定ボルトによって固定されている。ここ
で、前記位置調整ボルト支持部材33には、二つのねじ
孔が形成され、一方のねじ孔には位置調整ボルトとして
の引きボルト34が螺入され、他方のねじ孔には位置調
整ボルトとしての押しボルト35が螺入されている。こ
の場合、前記引きボルト34の先端は、引きボルト支持
部材36に形成された挿入孔を通過して、前記引きボル
ト支持部材36における可動プラテン12の中心側の面
に突出している。そして、前記引きボルト34の先端に
は、前記引きボルト支持部材36に形成された挿入孔の
径よりも大きい外径を有する抜け止め部材が固定されて
いる。そのため、前記引きボルト34を回転させること
によって、引きボルト支持部材36を位置調整ボルト支
持部材33の方向に引き付けること、すなわち、スライ
ド取付板31を可動プラテン12の外側方向に移動させ
ることができる。
【0035】なお、前記押しボルト35の先端は、スラ
イド取付板31における可動プラテン12の外側の側面
に接触している。そのため、前記押しボルト35を回転
させることによって、スライド取付板31を位置調整ボ
ルト支持部材33から遠ざける方向に押し去ること、す
なわち、スライド取付板31を可動プラテン12の中心
側方向に移動させることができる。このように、前記位
置調整ボルト支持部材33、引きボルト34、押しボル
ト35及び引きボルト支持部材36は、スライド取付板
31の位置を調整する位置調整装置として機能する。
【0036】次に、エジェクタロッド24と可動プラテ
ン12との位置関係について説明する。
【0037】図5は本発明の第1の実施の形態における
エジェクタロッドと可動プラテンとの位置関係を示す断
面図であり図1におけるC矢視断面図、図6は本発明の
第1の実施の形態における可動プラテンの金型取付面を
示す平面図であり図1におけるA矢視図である。
【0038】図5に示されるように、モータ11によっ
て前進又は後退(図5における上方又は下方へ移動)さ
せられる連結ロッド41の先端(図5における上端)
は、中間部材としての中間プレート42の背面(図5に
おける下面)に取り付けられている。そして、該中間プ
レート42の前面(図5における上面)には、エジェク
タロッド24の基端がねじ止めによって取り外し自在に
取り付けられている。なお、前記エジェクタロッド24
は、一つの中間プレート42に複数本取り付けられ、図
5の図面に対して垂直な方向、すなわち、図6における
上下方向に並列するように配設される。本実施の形態に
おいて、中間プレート42は、1本の連結ロッド41に
一つずつ取り付けられるが、前記エジェクタロッド24
は、一つの中間プレート42に3本ずつ取り付けられて
いる。
【0039】そして、可動プラテン12の金型取付面1
2aには、複数のエジェクタロッド挿入孔46が形成さ
れている。本実施の形態において、前記エジェクタロッ
ド挿入孔46は、図6に示されるように、断面形状がス
ライド方向に延在する長孔であり、左右に3個ずつ、合
計6個形成されている。そして、エジェクタロッド挿入
孔46のそれぞれに、エジェクタロッド24が1本ずつ
挿入されている。なお、前記エジェクタロッド挿入孔4
6の断面の長手方向の軸、すなわち、長軸は、互いに平
行であり、かつ、可動プラテン12の平面に形成された
スライド溝27と平行である。これにより、エジェクタ
装置10をスライドさせ、エジェクタロッド24の横方
向の位置を調整することができる。この場合、エジェク
タロッド24の先端はエジェクタロッド挿入孔46内を
スライド方向に移動する。また、前記エジェクタロッド
挿入孔46の断面の長手方向の長さは、前記スライド取
付板31のスライド可能な範囲の長さにほぼ対応する。
【0040】なお、スライド取付板31の前面(図5に
おける上面)には、複数のガイドロッド43の基端が、
ガイドロッド取付板43aを介して、取り付けられてい
る。一方、前記中間プレート42には、ガイドロッド4
3に対応する位置に、図示されないガイドロッド挿入孔
が形成されている。そして、前記ガイドロッド43がガ
イドロッド挿入孔に挿入されているので、前記中間プレ
ート42は、ガイドロッド43に沿って滑らかに、か
つ、がた付くことなく移動することができる。
【0041】これにより、前記モータ11が作動する
と、連結ロッド41が前進又は後退させられ、中間プレ
ート42を介して、エジェクタロッド24が前進又は後
退させられる。なお、図5には、エジェクタロッド24
が最も後退した状態が示されている。
【0042】次に、前記構成のエジェクタ装置の動作を
説明する。
【0043】まず、電流を供給してモータ11を駆動す
ると、モータ軸が回転し、該モータ軸の回転運動がボー
ルねじ機構等の直動装置によって、直線運動に変換さ
れ、連結ロッド41が前進又は後退させられる。なお、
前進するか後退するかは、ボールねじ機構等におけるね
じの向きとモータ軸の回転方向によって決定されるが、
図5に示される状態では、連結ロッド41は最後端に位
置し、これ以上後退することができないので、ここで
は、前進する場合について説明する。
【0044】そして、該連結ロッド41が前進すると、
該連結ロッド41の先端に取り付けられた中間プレート
42がガイドロッド43に沿って前進する。すると、前
記中間プレート42に基端が取り付けられた複数本のエ
ジェクタロッド24が前進する。なお、前記連結ロッド
41が最後端に位置する時は、エジェクタロッド24の
先端は、図5に示されるように、金型取付面12aとほ
ぼ同一の位置にある。
【0045】この状態において、エジェクタロッド24
が前進すると、該エジェクタロッド24の先端は、金型
取付面12aから突出し、該金型取付面12aに取り付
けられる図示されない金型装置の可動金型に向けて前進
する。なお、「従来の技術」において説明したように、
可動プラテン12と可動金型との間の空間内にはエジェ
クタプレートが配設され、該エジェクタプレートにはエ
ジェクタピンの基端が取付られるようになっている。そ
して、エジェクタロッド24の先端が前進すると、該エ
ジェクタロッド24の先端によって、エジェクタプレー
トに力が加えられ、該エジェクタプレートが前進する。
ここで、エジェクタピンは、可動金型に形成された挿入
孔に挿入されているので、エジェクタピンの先端が可動
金型の金型面から突出し、該金型面に付着している成形
品をエジェクトするようになっている。
【0046】また、成形品の変更に伴って、金型取付面
12aに取り付けられる図示されない可動金型が、形状
の異なるものや大きさの異なるものに交換される場合が
ある。これにより、エジェクタプレートの位置が可動プ
ラテン12の中心側方向に移動したり、エジェクタピン
からエジェクタプレートに加わる力の作用点が可動プラ
テン12の中心側方向に移動した時には、エジェクタロ
ッド24を可動プラテン12の中心側方向に移動させる
必要がある。
【0047】このような場合、まず、連結ボルト32を
緩め、スライド取付板31が可動プラテン12の背面に
押し付けられた状態を解除し、前記スライド取付板31
がスライドすることができるようにする。続いて、位置
調整ボルトとしての引きボルト34又は押しボルト35
を回転させることによって、エジェクタ装置10をスラ
イドさせ、エジェクタロッド24の横方向、すなわち、
スライド方向の位置を調整する。
【0048】ここで、図5及び6には、エジェクタ装置
10が、可動プラテン12の中心から最も離れた位置に
ある状態が示されている。この場合、押しボルト35を
回転させると、スライド取付板31を可動プラテン12
の中心側方向に移動させられ、エジェクタロッド24の
先端もエジェクタロッド挿入孔46内を可動プラテン1
2の中心側方向に移動する。これにより、該可動プラテ
ン12に取り付けられた複数個のエジェクタ装置10の
互いの間隔が調整される。そして、連結ボルト32を締
め付けると、前記スライド取付板31は、可動プラテン
12の背面に押し付けられるので、スライドすることが
できなくなる。すなわち、ナット39と連結ボルト32
とが、スライド取付板31の位置固定装置として機能
し、エジェクタ装置10の位置が固定される。
【0049】これにより、エジェクタロッド24の先端
がエジェクタプレートに加える力の作用点の位置を、エ
ジェクタピンからエジェクタプレートに加わる力の作用
点の位置に対応させることができる。そのため、エジェ
クタロッド24からエジェクタプレートに加えられる力
の作用点と、エジェクタピンからエジェクタプレートに
加えられる力の作用点との間に偏差が生じないので、モ
ーメントが発生することがない。これにより、モーメン
トによって、エジェクタロッド24及びエジェクタピン
に横方向の力が加えられることがないので、前記エジェ
クタロッド24及びエジェクタピンは、エジェクタロッ
ド挿入孔46等の側壁に押し付けられることなく、移動
することができる。したがって、エジェクタロッド24
及びエジェクタピンが偏摩耗したり、折損したりするこ
とを防止し、また、エジェクタプレートも偏摩耗した
り、折損したりすることを防ぐ。
【0050】また、本実施の形態においては、多色多材
成形の場合に二つのキャビティが並列に配設された、い
わゆる、二材用金型装置を使用することができるよう
に、エジェクタ装置10が左右に並列して配設されてい
る。そして、前記二材用金型装置が、単一のキャビティ
が配設された、いわゆる、一材用金型装置に交換された
場合、前述されたように、押しボルト35を回転させて
スライド取付板31を可動プラテン12の中心側方向に
移動させ、該可動プラテン12に取り付けられた2個の
エジェクタ装置10の互いの間隔を接近させる。これに
より、左右のエジェクタ装置10におけるエジェクタロ
ッド24が互いに接近し、単一のキャビティに対応する
単一のエジェクタプレートに適応する範囲内に前記エジ
ェクタロッド24の先端が位置することになる。そのた
め、エジェクタロッド24の先端が前記一材用金型装置
に対応するエジェクタプレートに加える力の作用点の位
置を適切なものとすることができる。
【0051】このように、本実施の形態においては、エ
ジェクタ装置10が左右に並列して、かつ、左右に移動
可能に可動プラテン12の背面に取り付けられ、エジェ
クタロッド24がエジェクタロッド挿入孔46内を左右
に移動することができるようになっている。そのため、
成形品の変更に伴って、金型装置が形状や大きさの異な
るものに交換された場合には、エジェクタロッド24の
位置を移動させて金型装置に対応する位置に移動させる
ことができる。また、二材用金型装置の一型タイプと二
型タイプとが交換されたような場合には、複数個のエジ
ェクタ装置10の互いの間隔を調整することができる。
【0052】したがって、前記エジェクタ装置10は、
種々の形式や形状の金型装置に対して使用することがで
き、また、エジェクタロッド24、エジェクタピン、エ
ジェクタプレート等の部材が偏摩耗したり、折損したり
してしまうことがない。そのため、前記エジェクタ装置
10は、汎用性が高く、成形機のメンテナンスコストを
低くすることができる。
【0053】さらに、エジェクタロッド24は、中間プ
レート42の前面にねじ止めによって取り外し自在に取
り付けられているので、エジェクタロッド24の配列を
金型装置に対応させて、容易に、かつ、適切に変更する
ことができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同様の構造を
有するものについては、同じ符号を付与することによっ
て、その説明を省略する。
【0055】図7は本発明の第2の実施の形態における
エジェクタロッドと可動プラテンとの位置関係を示す断
面図であり図1におけるC矢視断面図、図8は本発明の
第2の実施の形態における可動プラテンの金型取付面を
示す平面図であり図1におけるA矢視図である。
【0056】本実施の形態において、エジェクタロッド
24は、図8に示されるように、一つの中間プレート4
2に5本ずつ取り付けられている。そして、可動プラテ
ン12の金型取付面12aには、複数のエジェクタロッ
ド挿入孔46が形成されている。本実施の形態におい
て、該エジェクタロッド挿入孔46は、図8に示される
ように、断面形状が横方向に延在する長い長孔のエジェ
クタロッド挿入孔46a、断面形状が横方向に延在する
短い長孔のエジェクタロッド挿入孔46b、及び、断面
形状が円形のエジェクタロッド挿入孔46cから成る。
そして、短い長孔のエジェクタロッド挿入孔46b及び
円形のエジェクタロッド挿入孔46cのそれぞれに、エ
ジェクタロッド24が1本ずつ挿入され、長い長孔のエ
ジェクタロッド挿入孔46aのそれぞれに、エジェクタ
ロッド24が2本ずつ挿入されている。なお、前記長い
長孔のエジェクタロッド挿入孔46a及び短い長孔のエ
ジェクタロッド挿入孔46bの断面の長手方向の軸、す
なわち、長軸は、互いに平行であり、かつ、可動プラテ
ン12の平面に形成されたスライド溝27と平行であ
る。また、前記短い長孔のエジェクタロッド挿入孔46
bの断面の長手方向の長さは、前記スライド取付板31
のスライド可能な範囲の長さにほぼ対応する。
【0057】本実施の形態においては、円形のエジェク
タロッド挿入孔46cにエジェクタロッド24が挿入さ
れ、かつ、長い長孔のエジェクタロッド挿入孔46aの
両端付近にエジェクタロッド24が、それぞれ、挿入さ
れているので、このままでは、エジェクタ装置10をス
ライドさせ、エジェクタロッド24の横方向の位置を調
整することができない。そのため、金型装置の変更に対
応して、エジェクタ装置10をスライドさせ、エジェク
タロッド24の横方向の位置を調整する必要がある場合
には、前記円形のエジェクタロッド挿入孔46cに挿入
されているエジェクタロッド24、及び、長い長孔のエ
ジェクタロッド挿入孔46aの一端付近にエジェクタロ
ッド24を取り外した後に、エジェクタ装置10をスラ
イドさせるようになっている。この場合、前記エジェク
タロッド24は、中間プレート42の前面に、基端がね
じ止めによって取り外し自在に取り付けられているの
で、容易に、かつ、短時間で取り外すことができる。
【0058】したがって、本実施の形態におけるエジェ
クタ装置10は、前記第1の実施の形態と同様に、種々
の形式や形状の金型装置に対して使用することができ、
また、エジェクタロッド24、エジェクタピン、エジェ
クタプレート等の部材が偏摩耗したり、折損したりして
しまうことを防ぐ。そのため、前記エジェクタ装置10
は、汎用性が高く、成形機のメンテナンスコストを低く
することができる。
【0059】また、エジェクタロッド24が、前記第1
の実施の形態よりも広範囲にわたって配設されているの
で、より広範囲の形式や形状の金型装置に対して使用す
ることができる。この場合も、エジェクタロッド24が
中間プレート42の前面にねじ止めによって取り外し自
在に取り付けられているので、エジェクタロッド24の
配列を金型装置に対応して、容易に、かつ、適切に変更
することができる。また、メンテナンス性が高く、メン
テナンスコストを低くすることができる。
【0060】なお、前記第1及び第2の実施の形態にお
いては、エジェクタ装置が駆動源としてのモータを有す
る場合について説明したが、エジェクタロッドを前進又
は後退させるための駆動源として、モータに代えて、油
圧シリンダ装置を使用することもできる。そして、前記
第1及び第2の実施の形態においては、可動プラテンが
横方向(水平方向)に移動する横置型の射出成形機につ
いて説明したが、本発明のエジェクタ装置は、可動プラ
テンが縦方向(垂直方向)に移動する縦置型の射出成形
機にも適用することができる。さらに、本発明のエジェ
クタ装置は、射出成形機の他に、ダイキャストマシー
ン、IJ封止プレス等の成形機にも適用することができ
る。
【0061】また、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、エジェクタ装置においては、可動金型支持装置の
背面にスライド自在に取り付けられた取付部材と、該取
付部材に取り付けられた駆動源と、該駆動源によって前
進又は後退させられるエジェクタロッドと、前記取付部
材の位置を調整する位置調整装置とを有する。
【0063】この場合、種々の形式や形状の金型装置に
対応するように、エジェクタロッドの位置を容易に調整
することができるので、エジェクタロッド、エジェクタ
ピン、エジェクタプレート等の部材が偏摩耗したり、折
損したりしてしまうことを防止し、汎用性が高く、成形
機のメンテナンスコストを低くすることができる。
【0064】他のエジェクタ装置においては、さらに、
前記可動金型支持装置はスライド方向に延在するガイド
面を備え、前記取付部材は前記ガイド面に沿ってスライ
ドする。
【0065】この場合、取付部材は、可動金型支持装置
の背面から離脱することなく、滑らかにスライドするこ
とができる。
【0066】更に他のエジェクタ装置においては、さら
に、前記エジェクタロッドは前記駆動源によって前進又
は後退させられる中間部材に取り外し可能に取り付けら
れる。
【0067】この場合、エジェクタロッドの配列を金型
装置に対応して、容易に、かつ、適切に変更することが
できる。
【0068】更に他のエジェクタ装置においては、さら
に、前記可動金型支持装置に互いの間隔を調整可能に前
記取付部材が複数個取り付けられる。
【0069】この場合、二材用金型装置と一材用金型装
置とが交換されたような場合には、複数個のエジェクタ
装置の互いの間隔を調整して適応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるエジェクタ
装置が取り付けられた可動プラテンの背面を示す斜視図
である。
【図2】従来のエジェクタ装置の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における射出成形機
の型締装置の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるエジェクタ
装置が取り付けられた可動プラテンの背面を示す平面図
であり図1におけるB矢視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるエジェクタ
ロッドと可動プラテンとの位置関係を示す断面図であり
図1におけるC矢視断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における可動プラテ
ンの金型取付面を示す平面図であり図1におけるA矢視
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるエジェクタ
ロッドと可動プラテンとの位置関係を示す断面図であり
図1におけるC矢視断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における可動プラテ
ンの金型取付面を示す平面図であり図1におけるA矢視
図である。
【符号の説明】
10 エジェクタ装置 11、11’ モータ 12 可動プラテン 12a 金型取付面 24 エジェクタロッド 27 スライド溝 28 肩部 31 スライド取付板 33 位置調整ボルト支持部材 34 引きボルト 35 押しボルト 36 引きボルト支持部材 37 外側ストッパ 38 内側ストッパ 39 ナット 42 中間プレート 46 エジェクタロッド挿入孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)可動金型支持装置の背面にスライ
    ド自在に取り付けられた取付部材と、(b)該取付部材
    に取り付けられた駆動源と、(c)該駆動源によって前
    進又は後退させられるエジェクタロッドと、(d)前記
    取付部材の位置を調整する位置調整装置とを有すること
    を特徴とするエジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記可動金型支持装置は断面形状が前記
    取付部材のスライド方向に延在する長孔状のエジェクタ
    ロッド挿入孔を金型取付面に備える請求項1に記載のエ
    ジェクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記可動金型支持装置はスライド方向に
    延在するスライド溝を備え、前記取付部材は前記スライ
    ド溝にスライド自在に嵌合する嵌合部材を備える請求項
    1又は2に記載のエジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記可動金型支持装置はスライド方向に
    延在するガイド面を備え、前記取付部材は前記ガイド面
    に沿ってスライドする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載のエジェクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記可動金型支持装置は前記取付部材の
    スライド可能な範囲を規定するストッパを備える請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のエジェクタ装置。
  6. 【請求項6】 前記エジェクタロッドは前記駆動源によ
    って前進又は後退させられる中間部材に取り外し可能に
    取り付けられる請求項1〜5のいずれか1項に記載のエ
    ジェクタ装置。
  7. 【請求項7】 前記可動金型支持装置に互いの間隔を調
    整可能に前記取付部材が複数個取り付けられる請求項1
    〜6のいずれか1項に記載のエジェクタ装置。
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