JP2003236287A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JP2003236287A
JP2003236287A JP2002037576A JP2002037576A JP2003236287A JP 2003236287 A JP2003236287 A JP 2003236287A JP 2002037576 A JP2002037576 A JP 2002037576A JP 2002037576 A JP2002037576 A JP 2002037576A JP 2003236287 A JP2003236287 A JP 2003236287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
ozone
water
clothes
tub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002037576A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Omachi
正徳 大町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002037576A priority Critical patent/JP2003236287A/ja
Publication of JP2003236287A publication Critical patent/JP2003236287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、洗剤を使用しないで衣類を洗濯す
るとともに、節水や運転時間の短縮ができる洗濯機を提
供する。 【解決手段】 衣類投入口を有するハウジング1と、前
記衣類投入口を開閉する蓋5と、前記ハウジング1内に
設けられ、前記衣類投入口から投入される衣類を洗濯す
るための洗濯槽3と、この洗濯槽3に連通された循環路
と、前記洗濯槽3内の洗濯水を前記循環路を介して強制
的に循環させる循環ポンプ8と、前記循環路内にオゾン
を供給するオゾン発生装置25とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機は、衣類をの汚れを洗うた
めに洗剤やそれに代わる物質等が必要である。洗剤等を
使用するため生じる問題を下記に示す。 使用者は、洗濯する度に洗剤等を洗濯機に投入す手間
がかかる。 洗剤等のランニングコストがかかる。 特に洗剤を使用する場合、洗い行程の後、衣類に付着
している洗剤を除去するために、すすぎ行程が必要であ
る。このすすぎ行程で衣類をすすぐために、水を使用す
る。また、すすぎ行程があるため運転コ−スが長くなっ
ている。従って、省エネや節水を図るにも限度がある。 洗濯行程やすすぎ行程の後の排水行程で、洗剤を含ん
だ水を排水するために、河川や湖を汚染する等環境に悪
影響を及ぼしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗剤を使用
しないで衣類を洗濯するとともに、節水や運転時間の短
縮ができる洗濯機を提供する。
【0004】
【課題を解く決するための手段および発明の効果】本発
明に係る第1の洗濯機は、衣類投入口を有するハウジン
グと、前記衣類投入口を開閉する蓋と、前記ハウジング
内に設けられ、前記衣類投入口から投入される衣類を洗
濯するための洗濯槽と、この洗濯槽に連通された循環路
と、前記洗濯槽内の洗濯水を前記循環路を介して強制的
に循環させる循環ポンプと、前記循環路内にオゾンを供
給するオゾン発生装置とを備えたことを特徴とする。
【0005】従って、洗濯槽に連通された循環路と、前
記洗濯槽内の洗濯水を前記循環路を介して強制的に循環
させる循環ポンプと、前記循環路内にオゾンを供給する
オゾン発生装置とを備えているので、洗い行程では洗濯
水を循環させながらオゾンを洗濯水に溶解させ、オゾン
溶解水で衣類に付着した汚れを分解し、除去できる。よ
って、洗剤を使用しないで衣類に付着した汚れを除去で
きるため、洗剤のランニングコストがかからない。ま
た、洗剤を使用しないで済むこと及びオゾンの自然分解
作用によるオゾン溶解水の中性化により、洗い行程後の
すすぎ行程が必要でないため、節水を図ることができる
とともに、運転時間の短縮で省エネを図ることができ
る。更に、洗い行程終了後に排水される排水液には、洗
剤が含まれていないので、河川や湖等を汚染することが
なく環境に悪影響を及ぼすことがない。
【0006】本発明に係る第2の洗濯機は、衣類投入口
を有するハウジングと、前記衣類投入口を開閉する蓋
と、前記ハウジング内に設けられ、前記衣類投入口から
投入される衣類を洗濯するための洗濯槽と、この洗濯槽
内の洗濯水を強制的に循環させる循環ポンプと、この循
環ポンプ吐出口より吐出された洗濯水が一時的に貯水さ
れる貯水槽と、この貯水槽にオゾンを供給するオゾン発
生装置と、前記オゾンを前記貯水された洗濯水に溶解さ
せる溶解手段とを備え、前記貯水槽内に生成されるオゾ
ン溶解水を前記洗濯槽に循環供給することを特徴とす
る。
【0007】従って、洗濯槽内の洗濯水を強制的に循環
させる循環ポンプと、この循環ポンプ吐出口より吐出さ
れた洗濯水が一時的に貯水される貯水槽と、この貯水槽
にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンを前
記貯水された洗濯水に溶解させる溶解手段とを備え、前
記貯水槽内に生成されるオゾン溶解水を前記洗濯槽に循
環供給するので、洗い行程では、オゾン溶解水で衣類に
付着した汚れを分解し、除去できる。よって、洗剤を使
用しないで衣類に付着した汚れを除去できるため、洗剤
のランニングコストがかからない。また、洗剤を使用し
ないで済むこと及びオゾンの自然分解作用によるオゾン
溶解水の中性化により、洗い行程後のすすぎ行程が必要
でないため、節水を図ることができるとともに、運転時
間の短縮で省エネを図ることができる。更に、洗い行程
終了後に排水される排水液には、洗剤が含まれていない
ので、河川や湖等を汚染することがなく環境に悪影響を
及ぼすことがない。
【0008】本発明に係る第3の洗濯機は、衣類投入口
を有するハウジングと、前記衣類投入口を開閉する蓋
と、前記ハウジング内に設けられ、前記衣類投入口から
投入される衣類を洗濯するための洗濯槽と、この洗濯槽
内の洗濯水を強制的に循環させる循環ポンプと、この循
環ポンプの吐出口より吐出された洗濯水が一時的に貯水
される貯水槽と、この貯水槽にオゾンを供給するオゾン
発生装置と、前記オゾンを前記貯水された洗濯水に溶解
させる溶解手段と、前記貯水槽の上部に設けられ洗濯水
に溶解できなかったオゾンを酸素に分解させる分解手段
とを備え、前記貯水槽内に生成されるオゾン溶解水を前
記洗濯槽に循環供給することを特徴とする。
【0009】従って、洗濯槽内の洗濯水を強制的に循環
させる循環ポンプと、この循環ポンプの吐出口より吐出
された洗濯水が一時的に貯水される貯水槽と、この貯水
槽にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンを
前記貯水された洗濯水に溶解させる溶解手段と、前記貯
水槽の上部に設けられ洗濯水に溶解できなかったオゾン
を酸素に分解させる分解手段とを備え、前記貯水槽内に
生成されるオゾン溶解水を前記洗濯槽に循環供給するの
で、洗い行程では、オゾン溶解水で衣類に付着した汚れ
を分解し、除去できる。よって、洗剤を使用しないで衣
類に付着した汚れを除去できるため、洗剤のランニング
コストがかからない。また、洗剤を使用しないで済むこ
と及びオゾンの自然分解作用によるオゾン溶解水の中性
化により、洗い行程後のすすぎ行程が必要でないため、
節水を図ることができるとともに、運転時間の短縮で省
エネを図ることができる。更に、洗濯水に溶解できなか
ったオゾンを酸素に分解させので、オゾンの人体への影
響を防ぐことができる。また、洗い行程終了後に排水さ
れる排水液には、洗剤が含まれていないので、河川や湖
等を汚染することがなく環境に悪影響を及ぼすことがな
い。
【0010】本発明に係る第4の洗濯機は、前記洗濯水
に溶解できなかったオゾンを酸素に分解させる分解手段
は、活性炭であることを特徴とする。
【0011】従って、洗濯水に溶解できなかったオゾン
を酸素に分解させる分解手段は、活性炭であるので、容
易に入手できる材料でありコスト的に安価である。洗い
行程では、オゾン溶解水で衣類に付着した汚れを分解
し、除去できる。よって、洗剤を使用しないで衣類に付
着した汚れを除去できるため、洗剤のランニングコスト
がかからない。また、洗剤を使用しないで済むこと及び
オゾンの自然分解作用によるオゾン溶解水の中性化によ
り、洗い行程後のすすぎ行程が必要でないため、節水を
図ることができるとともに、運転時間の短縮で省エネを
図ることができる。更に、洗濯水に溶解できなかったオ
ゾンを酸素に分解させので、オゾンの人体への影響を防
ぐことができる。また、洗い行程終了後に排水される排
水液には、洗剤が含まれていないので、河川や湖等を汚
染することがなく環境に悪影響を及ぼすことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の洗濯機を、
図面を参照して説明する。図1は第1の発明の洗濯機の
側面断面図、図2は第1の発明の洗濯機の操作部の平面
図、図3は第2の発明の洗濯機の側面断面図、図4は第
3の発明の洗濯機の側面断面図、図5は制御回路の構成
を示すブロック図である。
【0013】図1について以下説明する。
【0014】上面に開口6を有する箱状のハウジング1
内に、長さの異なるスプリング付きの吊棒12、13で
吊り下げられた外槽2と、この外槽2内に同軸に設けら
れたステンレス製の洗濯槽3とを備えている。前記ハウ
ジング1の開口6は、前記洗濯槽3内に衣類を投入し、
また衣類を取り出すための開口である。この開口に関連
して、ハウジング1の上面には、開口6を開閉自在に覆
うための蓋5及び操作部7が設けられている。前記長さ
の異なる吊棒12、13で前記ハウジング1から吊り下
げられることにより、外槽2は傾いている。外槽2が傾
斜しているのは、前記洗濯槽3内への衣類の出し入れが
し易くするためである。なお、外槽2は傾けなくてもい
い。前記外槽2の低部一角には、エアトラップ(図示せ
ず)が設けられ、このエアトラップは前記ハウジング1
の上方部に設けられた水位センサ31(図5)エア−ホ
−ス(図示せず)を介して接続されている。前記水位セ
ンサ31は、外槽2の水位の上昇に伴って、エア−ホ−
ス内の空気圧を測定することにより外槽2内の水位を検
出する。前記ステンレス製の洗濯槽3の周囲には、多数
の微細な少孔3aが形成されている。また、前記洗濯槽
3の内壁には、樹脂製の循環ホ−ス9が取り付けられ循
環路11を形成している。そして、前記循環ホ−ス9に
は、糸屑等を捕獲するためのリントフィルタ10が取り
付けられている。また、前記洗濯槽3の底部には、洗濯
水を攪拌して水流を発生させるためのパルセ−タ4が設
けられている。前記パルセ−タ4の裏側には、複数の裏
リブ4aが設けられ、裏リブ4aのポンプアップ作用に
より洗濯水を循環する。前記洗濯槽3および前記パルセ
−タ4は、外槽2の下方に設けられた駆動機構18の出
力軸8(図示せず)によって、正逆回転回転可能に支持
されている。
【0015】前記駆動機構18には、前記洗濯槽3およ
び前記パルセ−タ4を回転させるための駆動力を発生さ
せるモ−タ19と、軸受部20とが備えられている。こ
の軸受部20には、前記洗濯槽3を支持し、回転させる
ための内槽軸(図示せず)が含まれている。内槽軸は、
外槽2の底面を貫通して、上端が洗濯槽3の底面に連結
されている。また、内槽軸には、上端がパルセ−タ4に
連結された翼軸21が回転自在に内挿されている。
【0016】また、前記洗濯槽3および前記パルセ−タ
4を個別に駆動できるように、前記軸受部20には、ク
ラッチ(図示せず)が内臓されている。脱水時には、前
記モ−タ19の駆動力が前記洗濯槽3および前記パルセ
−タ4の両方に伝達されて、前記洗濯槽3および前記パ
ルセ−タ4が高速で一方向に回転され洗濯槽3内の衣類
が遠心力により脱水される。外槽2の底面には、外槽2
から排水するための排水機構14が設けられている。排
水機構14は、外槽2の最も低い位置に設けられている
ので、外槽2内の水を残らず排水することができる。前
記排水機構14には、前記外槽2内の底面に開口した排
水孔15と、この排水孔15に連結された排水弁17
と、排水弁17から延び出した排水路16とが含まれて
いる。前記排水孔15の下部22aで吸い込みホ−ス2
2が接続され、この吸い込みホ−ス22は循環ポンプ8
に連結されている。この循環ポンプ8には、第1の吐出
ホ−ス23が接続されている。この第1の吐出ホ−ス2
3の先端部23aには、オゾン溶解部24が接続されて
いる。このオゾン溶解部24は、前記吸い込みホ−ス2
2及び第1の吐出ホ−ス23を介して、前記外槽2に貯
められた洗濯水が循環ポンプ8により循環供給され通過
する洗濯水の通路24aと、オゾン発生装置25に設け
られオゾンが通過するオゾンパイプ25aと、オゾンパ
イプ25aのオゾン出口部25bと、洗濯水及びオゾン
の出口24bとで構成されている。前記オゾン溶解部2
4には、第2の吐出ホ−ス26が接続されている。従っ
て、洗濯水の循環路は吸い込みホ−ス22と、第1の吐
出ホ−ス23と、オゾン溶解部24と、第2の吐出ホ−
ス26とで構成される。
【0017】次に、図2の操作部7について説明する。
操作部7には、水位の設定キ−と、洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間を任意に設定する設定キ−と、各種洗濯コ
−スの設定キ−等で構成される入力部7aと、洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間の表示部7bと、電源スイッ
チ7cと、スタトスイッチ7dとが設けられている。前
記各種洗濯コ−スの行程は、洗い行程の後は脱水行程に
なっておりすすぎ行程は含まれていない。その理由は、
後述しているように洗剤を使用しないでオゾン溶解水で
衣類の汚れを除去するためである。前記各種洗濯コ−ス
は、洗い行程中に前記オゾン発生装置25が常時作動す
るようにプログラムされ、マイクロコンピュ−タ−30
(以下マイコンと称す)(図5)により運転制御され
る。なお、使用者は任意に洗い時間、すすぎ回数等の設
定が可能であり、その場合も、洗い中はオゾン発生装置
25が常時作動するようにプログラムされている。
【0018】洗い行程時の作動について以下説明する。
【0019】前記洗濯槽3に衣類を入れて蓋5を閉じた
後、前記操作部7に設けている電源スイッチ7cを押し
てONし、洗濯コ−スを設定しスタ−トキ−7dを押し
てONする。スタ−トキ−7dを押してONすると、給
水行程になり、給水弁32(図5)がONされ(図5)
前記洗濯槽3に所定水位になるまで給水される。水位セ
ンサ31により、前記洗濯槽3に所定水位まで給水され
たことが検知されると、水位センサ31からマイコン3
0に検知信号が入力され給水弁32がOFFする。そし
て、洗い行程になり前記オゾン発生装置25が作動し、
オゾンパイプ25aのオゾン出口25bよりオゾンが発
生する。同時に、循環ポンプ8も作動し洗濯槽3内の洗
濯水の循環を始める。また、前記パルセ−タ4が回転駆
動される。前記循環ポンプ8により吸い込み口22aよ
り、前記吸い込みホ−ス22を介して吸い込まれた外槽
2内の洗濯水が、前記第1の吐出ホ−ス23を通過し、
オゾン溶解部24に流通する。また、前記オゾン発生装
置25のオゾンの出口25aよりオゾンが連続して発生
する。なお、前記オゾン溶解部24の洗濯水及びオゾン
の出口24bの内径dは、極端に細い(直径1mm程
度)ノズル状になっており、前記循環ポンプ8により洗
濯水が通路24aを通過し勢いよく洗濯水とオゾンが前
記ノズルの先端24bより前記第2の吐出ホ−ス26内
に流入する。このノズル先端より勢いよくオゾンと洗濯
水が前記第2の吐出ホ−ス26内に流入すると、その圧
力差によりオゾンガスは微細な気泡へと砕かれ、前記第
2の吐出ホ−ス26内の洗濯水内に溶け込み、オゾンが
洗濯水に溶解する。このオゾン溶解水が第2の吐出ホ−
ス26の先端部の吐出口26aより前記洗濯槽3に供給
される。従って、前記洗濯槽3に連通された吸い込みホ
−ス22と、第1の吐出ホ−ス23と、オゾン溶解部2
4と、第2の吐出ホ−ス24とで構成される循環路を介
してオゾン溶解水が前記循環ポンプ8により強制的に循
環される。この循環水には、常時オゾンが供給されるの
で、洗濯水にオゾンが不足することがない。従って、衣
類に付着した汚れは、洗剤を使用しなくてもオゾン溶解
水により分解されて除去され且つ、オゾンの殺菌作用に
より衣類に付着した菌も殺菌される。洗浄後のオゾン溶
解水は、オゾンの自然分解作用により中性化する。洗い
行程中に前記パルセ−タ4を回転駆動させなくてもオゾ
ンの汚れ分解作用により衣類に付着した汚れを洗うこと
が可能である。なお、洗剤を使用しないで済むこと及び
オゾンの自然分解作用によるオゾン溶解水の中性化で、
洗い行程後のすすぎ行程が必要でないため、洗い行程後
にすすぎ行程を設ける必要がない。よって、節水が図れ
るとともに運転時間の短縮及び節電が図れる。
【0020】次に、図3に第2の発明の実施例を示す。
図3については図1との相違点について以下説明する。
【0021】循環ポンプ8には第1の吐出ホ−ス23が
接続され、第1の吐出ホ−ス23の先端部23aに接続
されたオゾン溶解部24が貯水槽26の下部に取り付け
られている。この貯水槽26は、前記循環ポンプ8によ
り強制循環された洗濯槽3内の洗濯水を一時的に貯水す
るために設けられている。なお、前記貯水槽26の上部
には、取り外し可能で多数の小孔28aが形成された上
蓋28が設けられている。また、前記貯水槽26の上部
には、第2の吐出ホ−ス29が取り付けられている。
【0022】洗い行程時の作用について説明する。前記
循環ポンプ8により吸い込み口22aより、吸い込みホ
−ス22を介して吸い込まれた洗濯槽3内の洗濯水が、
前記第1の吐出ホ−ス23より吐出し、オゾン溶解部2
4を通過する。前記オゾン溶解部24の洗濯水及びオゾ
ンの出口24bの内径dは、上記と同じく極端に細い
(直径1mm程度)ノズル状になっており、前記循環ポ
ンプ8により洗濯水が通路24aを通過し勢いよく洗濯
水とオゾンが前記出口24bより前記貯水槽26内に流
入する。このノズル先端より勢いよくオゾンと洗濯水が
前記貯水槽26内に流入すると、その圧力差によりオゾ
ンガスは微細な気泡へと砕かれ、微細なオゾンガスの気
泡が前記貯水槽26内の洗濯水内に溶け込み、オゾンが
洗濯水に溶解する。このオゾン溶解水が第2の吐出ホ−
ス29の先端部の吐出口29aより前記洗濯槽3に供給
される。従って、前記洗濯槽3に連通された吸い込みホ
−ス22と、第1の吐出ホ−ス23と、オゾン溶解部2
4と、第2の吐出ホ−ス24とで構成される循環路を介
して前記貯水槽26内に生成されるオゾン溶解水は、前
記循環ポンプ8により第2の吐出ホ−ス29の吐出口2
9aより洗濯槽3に供給されながら強制的に循環され
る。よって、衣類は前記オゾン溶解水で洗濯される。な
お、オゾン発生装置25の作動を止めた時、オゾンの出
口25bにおいて、前記貯水槽26貯水された洗濯水の
水圧とオゾンガスの圧力が釣り合うように、予め、貯水
槽26内の水位高さとオゾンガスの発生量を調整してい
るので、オゾンの出口25bより洗濯水が入ることがな
い。
【0023】以上の説明により、洗い行程ではオゾン溶
解水で衣類を洗うので、オゾン溶解水の洗浄力により、
衣類に付着した汚れを分解して除去でき、且つ、オゾン
の殺菌作用により衣類に付着した菌も殺菌される。よっ
て、洗剤を使用しないで衣類に付着した汚れを除去でき
るため、洗剤のランニングコストがかからない。また、
洗剤を使用しないで済むこと及びオゾンの自然分解作用
によるオゾン溶解水の中性化で、洗い行程後のすすぎ行
程が必要でないため、節水を図ることができるととも
に、運転時間の短縮で省エネを図ることができる。更
に、洗い行程終了後に排水される排水液には、洗剤が含
まれていないので、河川や湖等を汚染することがなく環
境に悪影響を及ぼすことがない。
【0024】次に第3の発明の実施例を図4に示す。図
4については、図3との相違点について以下説明する。
【0025】貯水槽26の上部に、貯水槽26内の洗濯
水に溶解できなかったオゾンを酸素に分解させる分解手
段である活性炭33を設けている。この活性炭33の上
部には、取り外し可能で多数の小孔28aが形成された
上蓋28が設けられている。前記活性炭33で、洗濯水
に溶解できなかったオゾンを酸素に分解することによ
り、オゾンの人体への影響を防ぐことができる。
【0026】次に、図5の制御回路の構成を示すブロッ
ク図マイコン30には、水位センサ−31から入力され
る信号の他、キ入力部7a等からの信号が入力される。
マイコン30は、前記の入力信号に基づき、制御プログ
ラムに基づいて、給水弁32の開閉、排水弁17の開
閉、オゾン発生装置25の作動のON/OFF、循環ポ
ンプの作動のON/OFF、モ−タ19の駆動及び停止
や回転方向の切換、表示部7b等を制御する。
【0027】本発明は、全自動洗濯機を実施例にして説
明したが、それに限らず二槽式洗濯機やドラム式洗濯機
にも適用できる。更に、洗剤を使用しない例を説明した
が、洗剤を付加的に使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の洗濯機の側面断面図であ
る。
【図2】同の洗濯機の操作部の平面図である。
【図3】第2の発明の実施例の洗濯機の側面断面図であ
る。
【図4】第3の発明の実施例の洗濯機の側面断面図であ
る。
【図5】制御回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 ハウジング 2 外槽 3 洗濯槽 5 蓋 8 循環ポンプ 15 排水口 17 排水弁 18 駆動機構 19 モ−タ 20 軸受部 22 吸い込みホ−ス 23 第1の吐出ホ−ス 23a 第1の吐出ホ−スの先端部 24 オゾン溶解部 24a 洗濯水の通路 25 オゾン発生装置 25a オゾンパイプ 25b オゾンの出口 26 第2の吐出ホ−ス 26a 吐出口 27 貯水槽 29 第2の吐出ホ−ス 29a 吐出口 30 マイクロコンピュ−タ− 31 水位センサ− 32 給水弁 33 活性炭

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類投入口を有するハウジングと、前記
    衣類投入口を開閉する蓋と、前記ハウジング内に設けら
    れ、前記衣類投入口から投入される衣類を洗濯するため
    の洗濯槽と、この洗濯槽に連通された循環路と、前記洗
    濯槽内の洗濯水を前記循環路を介して強制的に循環させ
    る循環ポンプと、前記循環路内にオゾンを供給するオゾ
    ン発生装置とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 衣類投入口を有するハウジングと、前記
    衣類投入口を開閉する蓋と、前記ハウジング内に設けら
    れ、前記衣類投入口から投入される衣類を洗濯するため
    の洗濯槽と、この洗濯槽内の洗濯水を強制的に循環させ
    る循環ポンプと、この循環ポンプ吐出口より吐出された
    洗濯水が一時的に貯水される貯水槽と、この貯水槽にオ
    ゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンを前記貯
    水された洗濯水に溶解させる溶解手段とを備え、前記貯
    水槽内に生成されるオゾン溶解水を前記洗濯槽に循環供
    給することを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 衣類投入口を有するハウジングと、前記
    衣類投入口を開閉する蓋と、前記ハウジング内に設けら
    れ、前記衣類投入口から投入される衣類を洗濯するため
    の洗濯槽と、この洗濯槽内の洗濯水を強制的に循環させ
    る循環ポンプと、この循環ポンプの吐出口より吐出され
    た洗濯水が一時的に貯水される貯水槽と、この貯水槽に
    オゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンを前記
    貯水された洗濯水に溶解させる溶解手段と、前記貯水槽
    の上部に設けられ洗濯水に溶解できなかったオゾンを酸
    素に分解させる分解手段とを備え、前記貯水槽内に生成
    されるオゾン溶解水を前記洗濯槽に循環供給することを
    特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の洗濯機において、前記
    洗濯水に溶解できなかったオゾンを酸素に分解させる分
    解手段は、活性炭であることを特徴とする洗濯機。
JP2002037576A 2002-02-15 2002-02-15 洗濯機 Pending JP2003236287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037576A JP2003236287A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037576A JP2003236287A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003236287A true JP2003236287A (ja) 2003-08-26

Family

ID=27779123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002037576A Pending JP2003236287A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003236287A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043326A1 (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sanyo Electric Co., Ltd. 衣類乾燥機、洗濯機および衣類乾燥機能付き洗濯機
JP2007181608A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機
US20090007601A1 (en) * 2006-01-10 2009-01-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Washing Machine, and Ozone Generator
JP2017217096A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機
CN114057334A (zh) * 2020-12-05 2022-02-18 山东天智信息科技有限公司 一种环保生活污水处理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043326A1 (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sanyo Electric Co., Ltd. 衣類乾燥機、洗濯機および衣類乾燥機能付き洗濯機
JP2007181608A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機
US20090007601A1 (en) * 2006-01-10 2009-01-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Washing Machine, and Ozone Generator
US8875547B2 (en) * 2006-01-10 2014-11-04 Haier Group Corporation Washing machine, and ozone generator
JP2017217096A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機
CN114057334A (zh) * 2020-12-05 2022-02-18 山东天智信息科技有限公司 一种环保生活污水处理装置
CN114057334B (zh) * 2020-12-05 2024-01-30 汤伟 一种环保生活污水处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9238884B2 (en) Washing machine
EP1932962A1 (en) Cloth drier, washing machine, and washing machine with cloth drying function
US8844324B2 (en) Washing machine
KR100531335B1 (ko) 세탁 장치의 운전 방법
JP2010172547A (ja) ドラム式洗濯機
JP2009160021A (ja) 洗濯乾燥機および消臭装置
JP2018000856A (ja) 洗濯機
JP2011041741A (ja) ドラム式洗濯機
KR20070120409A (ko) 세탁기 및 그 세탁제어방법
JP2016202525A (ja) 洗濯機
JP4869058B2 (ja) 電気洗濯機
JPH08299669A (ja) 洗濯機の濯ぎ方法
US20080245392A1 (en) Washing a Tub or a Drum in a Washing Machine
WO2020003760A1 (ja) 洗濯機
JPH09239189A (ja) 全自動洗濯機
JP2003236287A (ja) 洗濯機
JP2001218993A (ja) ドラム式洗濯機及び洗濯方法
JP2006051173A (ja) 洗濯機
JP2007202686A (ja) 洗濯機
WO2024067554A1 (zh) 洗衣机
CN111101321B (zh) 洗衣机
WO2024022338A1 (zh) 滚筒洗衣机
WO2020216252A1 (zh) 洗衣机
KR100793764B1 (ko) 세탁기용 이물질 채집장치
KR100308015B1 (ko) 세탁기의세탁수펌핑방법및그장치