JP2003235761A - トイレ装置 - Google Patents
トイレ装置Info
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Abstract
して、コンパクトでインテリア性の良好なトイレ装置を
実現することを目的とする。 【解決手段】 便蓋3の一部に光透過性の材料で構成し
た光透過部3aを構成し、便蓋3と重合する本体1の範
囲に表示部4や人体検知センサー5などの光電式機器を
配置することで、本体1に張り出し部を設ける必要なく
コンパクトでデザイン性の高いトイレ装置を実現する。
Description
載置固定されるトイレ装置の構成に関するものである。
7に示すようなものがあった。図において、トイレ装置
は、便器6上面に載置固定される本体1に発熱体(図示
せず)を内蔵した便座2と便蓋3を回動自在に枢支した
もので、本体1内には、人体の局部洗浄のための温水洗
浄装置を設けてあった。そして本体1には、通電状態な
どを表示する表示手段4、赤外線方式のリモコン受光セ
ンサー8、焦電型の人体検知センサー5、或いは図示し
ていないが赤外線反射型の着座検知センサー等の光電式
機器が配設されていた。
来の構成では、通電状態を表示する表示部4などは常に
使用者から目視可能である必要があり、便蓋の開閉状態
によらず本体と便蓋とが重合しない位置に配置する必要
性があった。また、リモコン受光センサー8や人体検知
センサー5なども正常に機能するには便蓋と重合しない
位置に配置する必要があった。
る赤外線反射型の着座検知センサーを用いる場合、便蓋
が閉じた状態で便蓋を人体と誤検知するのを防止するた
めに検知範囲を便蓋を検知しない範囲に設定する必要性
から取り付け位置や角度、さらに便蓋の形状に制約があ
った。また、完全に誤検知を防止するためには便蓋の開
閉状態を検出するためのセンサーを別途必要としコスト
アップとなっていた。
式機器の配置はトイレ装置の構成やデザイン上の大きな
制約となっていた。一方では、トイレ内の掃除のし易さ
を実現するために、本体が便座や便蓋とほぼ同じ幅で出
っ張りのないコンパクトでかつインテリア性の高いトイ
レ装置を提供することが課題であった。
で、便蓋の一部を光透過性の材料で構成することにより
本体と便蓋の重合する部分に表示部を配置しても使用者
から目視可能とし、人体検知センサーやリモコン受光セ
ンサーなどを配置しても便蓋の開閉状態によらず検知可
能とすることで、コンパクトでかつインテリア性を向上
させたトイレ装置を提供することを目的としている。
るために、本発明のトイレ装置は、便蓋の少なくとも一
部を光透過性の材料で構成するものである。これによっ
て、便蓋と重合する範囲であってもの本体に表示手段や
リモコン受光センサーや人体検知センサーなどの光電式
機器を配置することができ、表示部や光電式機器を配置
するための張り出しの必要なくコンパクトに構成でき、
かつ便蓋の一部を色彩や色調の異なるものにすることで
インテリア性も向上する。さらに、便蓋は本体のほぼ全
体を覆う構成にすることにより本体の隙間に汚れが付着
するのを防止し掃除のし易さも向上する。
後部上面に載置固定される本体と、前記本体に回動自在
に枢支された便座及び便蓋からなり、前記便蓋は、閉じ
た状態もしくは開いた状態の少なくともいずれかの状態
において、前記本体と重合する領域の少なくとも一部に
光透過性材料で構成した光透過部を有するもので、この
光透過部を通して本体を視認することの出来る位置に必
要な表示を行うことが出来る。
なく本体をコンパクトに構成でき、かつ便蓋の一部を色
彩や色調の異なるものにすることでインテリア性も向上
する。
記載の光透過部と重合する本体部分に光電式機器を配置
したことにより、便蓋を閉じた状態或いは開けた状態に
おいても光電式機器を有効に機能させることが出来る。
記載の光電式機器を表示部、人体センサー、リモコン受
光センサー、着座検知センサーの少なくともいずれかと
したものであり、便蓋開閉のいずれの状態においても表
示を視認することができ、人体検知が可能となり、リモ
コンからの信号の受光が可能となる。また、赤外線反射
型の着座検知センサーでは、便蓋を閉じた状態でも便蓋
を人体と誤検知を防ぐことができる。このように従来便
蓋と重合するために配置できなかった位置に表示手段や
発光手段や受光手段などの光電式機器を配置でき、構成
やデザインの自由度を大幅に広げることができる。
くとも一部にレンズ機能をもたせたものであり、光の透
過に加えて本体の表示手段や発光手段や受光手段の視野
や光量を変えることができトイレ装置の使用感の向上を
図ることが出来る。
レンズ機能を、表示などを拡大する拡大機能、もしくは
光電式機器に光を集める集光機能、もしくは光を屈折さ
せる偏向機能としたもので、レンズ機能を拡大機能とす
ることにより本体の表示部を拡大して使用者から見やす
く表示できる。また集光機能とすることにより、人体検
知センサーやリモコン受光センサーの検知範囲を広くし
感度向上を図ることができる。また、偏向機能とするこ
とにより視野角度を適正な位置に変えることができる。
に本体及び便座の略全域と重合する状態となる構成と
し、便蓋の光透過性の材料と重合する部分に表示機能な
どを配設して覆うことにより本体と便座の隙間などに汚
れが付着しにくく清潔で掃除のしやすく、かつ便座の放
熱損失を少なくして節電効果が得られるトイレ装置を実
現することができる。
参照しながら説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1におけるトイレ
装置の斜視図、図2は同トイレ装置の便蓋を分離した状
態の一部分解斜視図、図3は同トイレ装置の便蓋を開い
た状態の斜視図、図4はトイレ装置の平面図、図5はト
イレ装置の側面図(便蓋のみ断面図)、図6は便器に設
置され使用者が起立した状態のトイレ装置の斜視図であ
る。
よび便蓋3が枢支されている。便蓋3には光透過材料か
ら成る光透過部3a、3bが設けられており、便蓋の略
中央部の光透過部3aと本体1が重合する位置には通電
状態を表示する表示部4と焦電型の人体検知センサー5
と赤外反射式の着座検知センサー9が装着されている。
また、便蓋の右後部上面に設けた光透過部3bと本体1
とが重合する位置には赤外線式リモコンのリモコン受光
センサー8が装着されている。
成された光透過部3aを設けたことにより、本体1の表
示部4や人体検知センサー5を便蓋3の光透過部3aで
構成した部分と重合する範囲に装着することができ、便
蓋3を閉じた状態でも使用者7は本体1の表示部4を目
視可能となり、人体検知センサー5は透過部3aを通し
て使用者7の発する赤外線を検知できる。また、光透過
部3bと本体1とが重合する位置にリモコン受光センサ
ー8を装着することができ、便蓋3を閉じた状態でもリ
モコン操作が可能となる。
ら発する赤外光は透過部3bを通過するので、人体と便
蓋の誤検知を防ぐことができ、便蓋の形状や着座検知範
囲の制約がなくなり、便蓋の開閉状態を検出するセンサ
ーも必要なくなる。
4や人体検知センサー5や着座検知センサー9やリモコ
ン受光センサー8などの光電式機器を本体1と便蓋3と
が重合する範囲に配置することができるので、本体を横
に張り出す必要がなく、コンパクトなトイレ装置を実現
できる。
を透明な材料で構成したが、必要に応じて透過度を選択
できることは言うまでもない。例えば、光電式機器が赤
外光のみを利用するものであれば光透過部は赤外光のみ
を透過する材料で構成することで、光透過部を通して本
体を視認出来ないようにするも可能である。
ることにより、表示部4を拡大したり、集光機能或いは
偏向機能をもたせることにより人体検知範囲を広くした
り、範囲を限定したりすることが可能となりセンサーの
特性や使用目的に応じた光の制御が可能となり、使用感
の向上をはかることができる。
を覆うことにより、本体と便座の隙間などに汚れが付着
しにくく清潔で掃除のしやすく、かつ便座の放熱損失を
少なくして節電効果が得られるトイレ装置を実現するこ
とができる。
重合する領域の本体部分に本体表示や光電式機器を配置
でき構成やデザインの自由度が増し、コンパクトで清潔
でインテリア性の高いトイレ装置を実現できる。
閉じた状態の斜視図
分離した状態の斜視図
開いた状態の斜視図
斜視図
Claims (6)
- 【請求項1】 便器の後部上面に載置固定される本体
と、前記本体に回動自在に枢支された便座及び便蓋から
なり、前記便蓋は、閉じた状態もしくは開いた状態の少
なくともいずれかの状態において、前記本体と重合する
領域の少なくとも一部に光透過性材料で構成した光透過
部を有するトイレ装置。 - 【請求項2】 光透過部と重合する本体部分に、光電式
機器を有する請求項1記載のトイレ装置。 - 【請求項3】 光電式機器は、表示部、人体検知センサ
ー、リモコン受光センサー、着座検知センサーの少なく
ともいずれかである請求項2記載のトイレ装置。 - 【請求項4】 光透過部の少なくとも一部にレンズ機能
を持たせて構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載
のトイレ装置。 - 【請求項5】 レンズ機能は、表示などを拡大する拡大
機能、もしくは光電式機器に光を集める集光機能、もし
くは光を屈折させる偏向機能である請求項4記載のトイ
レ装置。 - 【請求項6】 便蓋は、閉じた時に本体及び便座の略全
域と重合する状態となる構成とした請求項1〜5のいず
れか1項に記載のトイレ装置。
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WO2007094323A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Toto Ltd. | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
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CN103565342A (zh) * | 2012-08-09 | 2014-02-12 | 董兵 | 马桶座 |
JP5947446B1 (ja) * | 2015-12-11 | 2016-07-06 | 吉田 寛 | 窓付便ふた |
CN113633209A (zh) * | 2021-07-26 | 2021-11-12 | 厦门卫鹰科技有限公司 | 一种数字显示微距感应启动换膜装置 |
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-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002041072A patent/JP4442074B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113633209B (zh) * | 2021-07-26 | 2022-12-27 | 厦门卫鹰科技有限公司 | 一种数字显示微距感应启动换膜装置 |
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