JP2003235231A - リニアアクチュエータ - Google Patents

リニアアクチュエータ

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JP2003235231A JP2002033065A JP2002033065A JP2003235231A JP 2003235231 A JP2003235231 A JP 2003235231A JP 2002033065 A JP2002033065 A JP 2002033065A JP 2002033065 A JP2002033065 A JP 2002033065A JP 2003235231 A JP2003235231 A JP 2003235231A
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崇 福永
Yutaka Maeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石により生じる磁束を可動子の移動に
有効に使用することができ可動子に十分かつ安定して推
力を発生させることができるリニアアクチュエータの提
供。 【解決手段】 固定子12と、鉄片32を有し固定子1
2に対し往復動可能に設けられた可動子13と、鉄片3
2に対向しかつ往復動の方向に沿って磁極を並べた状態
で固定子12に設けられた永久磁石14と、往復動の方
向における永久磁石14の両側に設けられた一対の磁極
部材22,23と、固定子12に設けられたコイル15
とを有し、鉄片32が、磁極部材22,23に対向する
側に、前記往復動の方向に対し傾斜する鉄片側テーパ面
51,52を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアアクチュエ
ータに関し、特にその信頼性向上および性能向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リニアアクチュエータは、バネを併用し
共振させることによって少ない損失で駆動できることか
ら、コンプレッサモータ等として利用されている。そし
て、このリニアアクチュエータを用いたコンプレッサは
高効率である等優れた性能を発揮できることから、冷蔵
庫や、冷凍庫、あるいはエアコンディショナ用としての
利用が期待されている。
【0003】リニアアクチュエータとしては、ボイスコ
イルモータがある。このボイスコイルモータは、永久磁
石により作られた磁界の中でコイルに電流を流すことに
よりコイルに生じる力で駆動を行うもので、コイルを含
む可動子が動く可動コイル型とも呼ばれている。
【0004】また、他のリニアアクチュエータとして、
上記可動コイル型のものに対して永久磁石とコイルとを
入れ替えた構造であって、永久磁石を含む可動子が動く
可動磁石型と呼ばれるものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した可
動コイル型のものは、可動子にコイルが含まれることか
ら、可動子に電流を流さなければならず、このための給
電線に可動子の移動で断線を生じてしまうことがあり、
信頼性に劣るという問題があった。
【0006】また、上記した可動磁石型のものは、性能
向上を図るために高い磁束密度を得ようとした場合に永
久磁石の重量が増大することになり、その結果、可動子
の重量が増加することになるため、望むように性能向上
が図れないという問題があった。
【0007】このため、本出願人は、固定子と、鉄片を
有し固定子に対し往復動可能に設けられた可動子と、鉄
片に対向した状態で固定子に設けられた永久磁石と、固
定子に設けられたコイルとを備え、電流の方向が変わる
固定子側のコイルと永久磁石とで鉄片を通る磁束を移動
させることにより鉄片すなわち可動子を往復動させるリ
ニアアクチュエータを開発し先の出願を行っている(特
願2001−369378号)。このリニアアクチュエ
ータは、コイルと永久磁石とがともに固定子に設けられ
るため、可動子側に給電する必要がなくなって、移動す
る可動子がコイルへの給電線に断線を生じさせてしまう
ことがなくなるとともに、性能向上を図るために高い磁
束密度を得ようとした場合に永久磁石の重量が増大して
も、可動子の重量が増加することがなく、さらに、可動
子に磁石がないことから、可動子への着磁が作業が不要
となる非常に優れたものである。
【0008】しかしながら、このリニアアクチュエータ
において、永久磁石により生じる磁束が可動子の移動に
対し有効に使われなければ、可動子に十分かつ安定して
推力を発生させることができないことになり、この点で
さらなる改善の余地があった。
【0009】したがって、本発明は、永久磁石により生
じる磁束を可動子の移動に有効に使用することができ、
可動子に十分かつ安定して推力を発生させることができ
るリニアアクチュエータの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のリニアアクチュエータは、
固定子と、鉄片を有し前記固定子に対し往復動可能に設
けられた可動子と、前記鉄片に対向しかつ前記往復動の
方向に沿って磁極を並べた状態で前記固定子に設けられ
た永久磁石と、該永久磁石の前記往復動の方向における
両側に設けられた一対の磁極部材と、前記固定子に設け
られたコイルとを有するものであって、前記鉄片は、前
記磁極部材に対向する側に、前記往復動の方向に対し傾
斜する鉄片側テーパ面を有することを特徴としている。
【0011】このように、鉄片が、磁極部材に対向する
側に鉄片側テーパ面を有するため、永久磁石によって生
じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束が、この鉄片側
テーパ面によって導かれやすくなり、その結果、永久磁
石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束数
を増加させることができる。
【0012】本発明の請求項2記載のリニアアクチュエ
ータは、固定子と、鉄片を有し前記固定子に対し往復動
可能に設けられた可動子と、前記鉄片に対向しかつ前記
往復動の方向に沿って磁極を並べた状態で前記固定子に
設けられた永久磁石と、該永久磁石の前記往復動の方向
における両側に設けられた一対の磁極部材と、前記固定
子に設けられたコイルとを有するものであって、前記磁
極部材は、前記鉄片に対向する側に、前記往復動の方向
に対し傾斜する磁極部材側テーパ面を有することを特徴
としている。
【0013】このように、磁極部材が、鉄片に対向する
側に磁極部材側テーパ面を有するため、永久磁石によっ
て生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束が、この磁
極部材側テーパ面によって導かれやすくなり、その結
果、永久磁石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導か
れる磁束数を増加させることができる。
【0014】本発明の請求項3記載のリニアアクチュエ
ータは、請求項2記載のものに関して、前記鉄片は、前
記磁極部材に対向する側に、前記往復動の方向に対し傾
斜する鉄片側テーパ面を有することを特徴としている。
【0015】このように、鉄片も、磁極部材に対向する
側に鉄片側テーパ面を有するため、永久磁石によって生
じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束が、この鉄片側
テーパ面によって導かれやすくなり、その結果、永久磁
石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束数
をさらに増加させることができる。
【0016】本発明の請求項4記載のリニアアクチュエ
ータは、請求項1または3記載のものに関して、前記鉄
片側テーパ面は、前記鉄片の前記往復動の方向における
両側にそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0017】このように、鉄片側テーパ面が、鉄片の前
記往復動の方向における両側にそれぞれ設けられている
ため、永久磁石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導
かれる磁束数を確実に増加させることができる。
【0018】本発明の請求項5記載のリニアアクチュエ
ータは、請求項2または3記載のものに関して、前記磁
極部材側テーパ面は、前記一対の磁極部材の両方にそれ
ぞれ設けられていることを特徴としている。
【0019】このように、磁極部材側テーパ面が、一対
の磁極部材の両方にそれぞれ設けられているため、永久
磁石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束
数を確実に増加させることができる。
【0020】本発明の請求項6記載のリニアアクチュエ
ータは、請求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関
して、前記固定子には前記永久磁石および前記一対の磁
極部材の組が前記往復動の方向に複数設けられており、
前記可動子には前記鉄片が前記往復動の方向に複数設け
られていることを特徴としている。
【0021】このように、固定子には永久磁石および一
対の磁極部材の組が往復動の方向に複数設けられてお
り、可動子には鉄片が往復動の方向に複数設けられてい
るため、可動子にさらに大きな推力を発生させることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態のリニアア
クチュエータを図1〜図3を参照して以下に説明する。
【0023】第1実施形態のリニアアクチュエータ11
は、ヨーク(固定子)12と、このヨーク12に往復動
可能に設けられた可動子13と、ヨーク12に固定され
た永久磁石14と、ヨーク12に固定されたコイル15
とを備えている。
【0024】上記ヨーク12は、円筒状の外円筒部17
と、この外円筒部17の軸線方向における一端側に設け
られた薄板リング状の底板部18と、この底板部18の
内側部分に軸線方向に沿って外円筒部17と同じ側に突
出するリング状の連結部20と、この連結部20に外円
筒部17と同軸をなして設けられた円筒状のインナー磁
極19とを有している。
【0025】外円筒部17、底板部18、連結部20お
よびインナー磁極19を有するヨーク12は、共通の磁
性材料である焼結材で焼結により一体成形されている。
【0026】上記コイル15は、リング状をなしてお
り、ヨーク12の底板部18と外円筒部17との境界の
角部内側にヨーク12と同軸をなして固定されている。
【0027】上記永久磁石14は、その両磁極すなわち
N極14aとS極14bとが軸線方向に並べられた薄板
リング状の一定厚のもので、フェライト磁石からなって
いる。この永久磁石14の軸線方向における両側には、
一定厚の環状のアウター磁極(磁極部材)22およびア
ウター磁極(磁極部材)23が、永久磁石14を挟むよ
うにして配置されている。これらの一対のアウター磁極
22およびアウター磁極23も焼結材からなっている。
【0028】ここで、永久磁石14の外径はヨーク12
の外円筒部17の内側に圧入固定される大きさとされて
おり、他方、一対のアウター磁極22およびアウター磁
極23の外径は、ヨーク12の外円筒部17の内径より
も小径とされている。
【0029】そして、永久磁石14、アウター磁極22
およびアウター磁極23を、同軸に配置しつつ永久磁石
14の磁極14a,14bの並びの方向における両側を
アウター磁極22,23でサンドイッチするようにして
一体に固定する。
【0030】このように一体化されたものが、永久磁石
14の外径側においてヨーク12の外円筒部17の内側
に圧入されることにより、これら永久磁石14および一
対のアウター磁極22,23は、ヨーク12と同軸に固
定される。
【0031】その結果、この固定状態で、アウター磁極
22とヨーク12の外円筒部17との間と、アウター磁
極23とヨーク12の外円筒部17との間とには、それ
ぞれ、ヨーク12の外円筒部17と永久磁石14と一対
のアウター磁極22,23とに永久磁石14の磁力によ
って形成される磁束ループに対して磁気抵抗となる磁気
抵抗手段としての環状のギャップ(磁気的ギャップ)5
0が形成されることになる。
【0032】また、この固定状態で、永久磁石14はN
極14aを底板部18側に配置するとともに、一方のア
ウター磁極22が軸線方向においてコイル15と隣り合
う状態となる。
【0033】さらに、この固定状態で、永久磁石14お
よび一対のアウター磁極22,23は、全体としてヨー
ク12の円筒状のインナー磁極19の外側にこれと同軸
をなし、しかもこのインナー磁極19と軸線方向の位置
および長さを合わせて配置されることになって、このイ
ンナー磁極19との間に環状のギャップ25を形成する
ことになる。
【0034】ヨーク12のインナー磁極19の内周側に
は、シャフト26を軸線方向に移動可能にブッシュ27
により支持するボールブッシュ28がそのブッシュ27
において同軸に固定されている。そして、このブッシュ
27に移動可能に保持されたシャフト26に上記した可
動子13が固定されている。そして、ヨーク12に固定
されたブッシュ27に対しシャフト26と可動子13と
が軸線方向に沿って一体に往復動する。
【0035】可動子13は、シャフト26に固定される
略円板状の基部30と、この基部30でシャフト26に
固定された状態において上記環状のギャップ25に入り
込むように設けられる円筒部31と、この円筒部31の
基部30に対し反対側に同軸同径をなして固定される円
筒状の可動磁極としての鉄片32とを有している。これ
により、可動子13の鉄片32は、環状のギャップ25
内に同軸に配置されることになるが、その軸線方向にお
ける中央位置を永久磁石14の軸線方向における中央位
置とほぼ合わせるように配置されている。
【0036】ここで、鉄片32は、アウター磁極22に
対向する外径側であって、しかも往復動の方向すなわち
軸線方向においてはアウター磁極22に近接する一端側
に、往復動の方向における中央側ほど永久磁石14に近
接するように傾斜するテーパ面(鉄片側テーパ面)51
が形成されている。また、鉄片32は、アウター磁極2
3に対向する外径側であって、しかも往復動の方向すな
わち軸線方向においてはアウター磁極23に近接する他
端側にも、往復動の方向における中央側ほど永久磁石1
4に近接するように傾斜するテーパ面(鉄片側テーパ
面)52が形成されている。
【0037】上記可動子13は、基部30と円筒部31
とが非磁性材料であるエンジニアリングプラスチック等
の合成樹脂からなっており、鉄片32は、磁化されてい
ない磁性材料からなるもので焼結材からなっている。可
動子13は、鉄片32を入れ子とする合成樹脂のインサ
ート成形により形成されている。
【0038】そして、以上の結果、可動子13は、鉄片
32を有し軸線方向(各図面における左右方向)に沿っ
て往復動可能となるようにヨーク12に支持されること
になり、永久磁石14は可動子13の鉄片32の外径側
に対向した状態で、しかも可動子13の往復動の方向に
沿って磁極14a,14bを並べた状態でヨーク12に
固定されることになる。そして、可動子13の往復動の
方向における永久磁石14の両側に一対のアウター磁極
22,23が設けられることになり、ヨーク12には、
鉄片32に永久磁石14とは逆側で対向するインナー磁
極19が一体成形されていることになる。さらに、永久
磁石14および一対のアウター磁極22,23の組は、
鉄片32に対し一側にのみ設けられており、具体的には
円筒状の鉄片32に対し半径方向外側にのみ設けられて
いる。
【0039】上記構造のリニアアクチュエータ11にお
いては、コイル15に交流電流(正弦波電流、矩形波電
流)を流すと、コイル15に所定方向の電流が流れる状
態では、図2に二点鎖線で示すように、磁束が、永久磁
石14でS極14bからN極14a側に導かれることに
より、ヨーク12の外円筒部17、アウター磁極23、
永久磁石14、アウター磁極22、可動子13の鉄片3
2、ヨーク12のインナー磁極19、連結部20、底板
部18、外円筒部17の順の磁束ループを形成すること
になり、その結果、可動子13は、アウター磁極22側
へ移動する方向に力Fが加わってこの方向に移動する。
一方、コイル15に上記所定方向とは逆方向の電流が流
れる状態では、図3に二点鎖線で示すように、磁束が、
永久磁石14でS極14bからN極14a側に導かれる
ことにより、ヨーク12の外円筒部17、底板部18、
連結部20、インナー磁極19、可動子13の鉄片3
2、アウター磁極23、永久磁石14、アウター磁極2
2、外円筒部17の順の磁束ループを形成することにな
り、その結果、可動子13は、逆のアウター磁極23側
へ移動する方向に力Fが加わってこの方向に移動する。
【0040】交流電流によるコイル15への電流の流れ
の方向が交互に変化することにより、以上の作動を繰り
返して、可動子13はヨーク12に対して軸線方向に往
復動することになる。
【0041】そして、可動子13の鉄片32が、アウタ
ー磁極22,23に対向する外径側の両端部にそれぞれ
テーパ面51,52を有しているため、永久磁石14に
よって生じアウター磁極22,23と鉄片32との間で
導かれる磁束が、これらテーパ面51,52によって導
かれやすくなり、永久磁石14によって生じアウター磁
極22,23と鉄片32との間で導かれる磁束数が増加
する。
【0042】しかも、ヨーク12の外円筒部17と永久
磁石14と一対のアウター磁極22,23とに永久磁石
14の磁力によって形成される磁束ループに対してギャ
ップ50が磁気抵抗となることから、この点において
も、永久磁石14によって生じアウター磁極22,23
と鉄片32との間で導かれる磁束数が増加する。
【0043】以上に述べた第1実施形態のリニアアクチ
ュエータ11によれば、鉄片32が、アウター磁極2
2,23に対向する外径側にテーパ面51,52を有す
るため、永久磁石14によって生じアウター磁極22,
23と鉄片32との間で導かれる磁束が、これらテーパ
面51,52によって導かれやすくなり、その結果、永
久磁石14によって生じアウター磁極22,23と鉄片
32との間で導かれる磁束数を増加させることができ
る。したがって、永久磁石14により生じる磁束を可動
子13の移動に有効に使用することができ、可動子13
に十分かつ安定して推力を発生させることができる。
【0044】しかも、テーパ面51,52が、鉄片32
の往復動の方向における両側にそれぞれ設けられている
ため、永久磁石14によって生じアウター磁極22,2
3と鉄片32との間で導かれる磁束数を確実に増加させ
ることができる。したがって、永久磁石14により生じ
る磁束を可動子13の移動に有効に使用することがで
き、可動子に十分かつ安定して推力を発生させることが
できるという効果がより一層高まる。
【0045】なお、可動子13の基部30および円筒部
31は非磁性材料であれば合成樹脂ではなくアルミダイ
キャストや非磁性ステンレス等で形成してもよく、この
場合、剛性を向上できるメリットがある。しかしなが
ら、合成樹脂で形成する方が軽量化の観点からより好ま
しい。
【0046】また、永久磁石14としては、上記したフ
ェライト磁石以外にも、ネオジウム、サマリウムコバル
ト等の希土類系のものを用いたり、プラスチック磁石を
用いることも可能であるが、フェライト磁石を用いるの
がコスト低減の観点からより好ましい。
【0047】加えて、可動子13の軸受けは、ボールブ
ッシュ以外にも、空気軸受け(気体軸受け)や滑り軸受
け等を使用しても良い。しかしながら、ボールブッシュ
28を用いる方が、可動子13をより正確に往復動させ
ることができるため、より好ましい。
【0048】さらに、このリニアアクチュエータ11
は、可動部にバネを組み込んだり、外部に置かれたバネ
との併用で共振させて使用されるのが一般的であるが、
勿論、このまま使用することも可能である。
【0049】また、このリニアアクチュエータ11に位
置、速度等を検出するセンサを設け、閉ループ制御を行
うことで速度や位置の制御が可能なリニアサーボアクチ
ュエータとして利用できる。
【0050】さらに、変位特性等の性能改善のためにイ
ンナー磁極19やアウター磁極22,23の端部に面取
り等を施しても良い。
【0051】加えて、インナー磁極19、アウター磁極
22,23、鉄片32は、焼結材以外にも、高速運転時
の鉄損低減のためにこれらの材料を電気鉄板の積層構造
としてもよい。
【0052】さらに、可動子14をヨーク12に対しボ
ールブッシュ28等によって支持しない構造とすること
も可能である。
【0053】さらに、ギャップ50は、アウター磁極2
2,23とヨーク12の外円筒部17との間に磁気的な
ギャップを設ければよいものであることから、エアギャ
ップとしたり、非磁性のスペーサとしてもよい。アウタ
ー磁極22,23と外円筒部17との間に磁気的なギャ
ップとして非磁性のスペーサを介在させるようにすれ
ば、スペーサでアウター磁極22,23を外円筒部17
に機械的に固定することができる。このスペーサはプラ
スチック、アルミニウム、ステンレス、銅等で形成する
ことができる。
【0054】次に、本発明の第2実施形態のリニアアク
チュエータを図4を参照して第1実施形態との相違部分
を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の
部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0055】第2実施形態のリニアアクチュエータ11
においては、可動子13の鉄片32がテーパ面をもた
ず、単なる円筒状とされている。
【0056】一方で、第2実施形態のリニアアクチュエ
ータ11においては、アウター磁極22の鉄片32に対
向する内径側に、可動子13の往復動の方向すなわち軸
線方向における永久磁石14に対し反対側ほど鉄片32
に近接するように傾斜するテーパ面(磁極部材側テーパ
面)54が軸線方向における全長にわたって形成されて
いる。また、アウター磁極23の鉄片32に対向する内
径側に、可動子13の往復動の方向すなわち軸線方向に
おける永久磁石14に対し反対側ほど鉄片32に近接す
るように傾斜するテーパ面(磁極部材側テーパ面)55
が軸線方向における全長にわたって形成されている。
【0057】このような第2実施形態のリニアアクチュ
エータ11によれば、アウター磁極22,23が、それ
ぞれ、鉄片32に対向する内径側にテーパ面54,55
を有しているため、永久磁石14によって生じアウター
磁極22,23と鉄片32との間で導かれる磁束が、こ
れらテーパ面54,55によって導かれやすくなり、永
久磁石14によって生じアウター磁極22,23と鉄片
32との間で導かれる磁束数を増加させることができ
る。したがって、永久磁石14により生じる磁束を可動
子13の移動に有効に使用することができ、可動子13
に十分かつ安定して推力を発生させることができる。
【0058】次に、本発明の第3実施形態のリニアアク
チュエータを図5を参照して第2実施形態との相違部分
を中心に以下に説明する。なお、第2実施形態と同様の
部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0059】第3実施形態のリニアアクチュエータ11
においては、永久磁石14の軸線方向における両端面
が、内径側ほど互いに近接するように傾斜しており、こ
の永久磁石14の軸線方向における両側に配置されるア
ウター磁極22,23は、それぞれ永久磁石14の端面
の傾斜に合わせて傾斜する形状をなしている。
【0060】その結果、アウター磁極22の鉄片32に
対向する内径側に、可動子13の往復動の方向すなわち
軸線方向における永久磁石14に対し反対側ほど鉄片3
2に近接するように傾斜するテーパ面(磁極部材側テー
パ面)54が形成されている。また、アウター磁極23
の鉄片32に対向する内径側に、可動子13の往復動の
方向すなわち軸線方向における永久磁石14に対し反対
側ほど鉄片32に近接するように傾斜するテーパ面(磁
極部材側テーパ面)55が形成されている。
【0061】このような第3実施形態のリニアアクチュ
エータ11によれば、アウター磁極22,23が、それ
ぞれ、鉄片32に対向する内径側にテーパ面54,55
を有しているため、第2実施形態と同様の効果を奏する
ことができる。
【0062】次に、本発明の第4実施形態のリニアアク
チュエータを図6を参照して第3実施形態との相違部分
を中心に以下に説明する。なお、第3実施形態と同様の
部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0063】第4実施形態のリニアアクチュエータ11
においては、アウター磁極22の鉄片32に対し反対側
である外径側であって永久磁石14に対し反対側に切欠
部56が形成されており、アウター磁極23の鉄片32
に対し反対側である外径側であって永久磁石14に対し
反対側にも切欠部57が形成されている。
【0064】このような第4実施形態のリニアアクチュ
エータ11によれば、第3実施形態と同様の効果を奏す
るとともに、アウター磁極22,23に切欠部56,5
7が形成されているため、アウター磁極22,23を小
型化することができる。
【0065】次に、本発明の第5実施形態のリニアアク
チュエータを図7を参照して第1実施形態との相違部分
を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の
部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0066】第5実施形態においては、ヨーク14の外
円筒部17に、第1実施形態と同様の永久磁石14およ
び一対のアウター磁極22,23の組が、可動子13の
往復動の方向に複数組、具体的には二組設けられてお
り、可動子13には鉄片32が往復動の方向に複数、具
体的には二個設けられている。ただし、隣り合う永久磁
石14同士は、互いに磁極の方向を異ならせている。
【0067】具体的には、底板部18側の永久磁石14
はN極14aを底板部18側に配置するとともにS極1
4bを底板部18に対し反対側に配置し、底板部18に
対し反対側の永久磁石14はN極14aを底板部18に
対し反対側に配置するとともにS極14bを底板部18
側に配置している。
【0068】そして、一方の鉄片32は永久磁石14お
よび一対のアウター磁極22,23の一方の組に対向し
て設けられ、他方の鉄片32は永久磁石14および一対
のアウター磁極22,23の他方の組に対向して設けら
れている。
【0069】これに合わせて、一方の永久磁石14およ
び一対のアウター磁極22,23の組と、他方の永久磁
石14および一対のアウター磁極22,23の組との間
の外円筒部17の内側に、コイル15が配置されてお
り、また、ボールブッシュ28がブッシュ27を複数、
具体的には二個有している。
【0070】このような第5実施形態によれば、ヨーク
14には永久磁石14および一対のアウター磁極22,
23の組が往復動の方向に複数設けられており、可動子
13には鉄片32が往復動の方向に複数設けられている
ため、可動子13にさらに大きな推力を発生させること
ができる。
【0071】ここで、第5実施形態は、第1実施形態の
永久磁石14および一対のアウター磁極22,23の組
を、可動子13の往復動の方向に複数設けるとともに、
可動子13に鉄片32を往復動の方向に複数設ける場合
を例にとり説明したが、第2実施形態の永久磁石14お
よび一対のアウター磁極22,23の組を、可動子13
の往復動の方向に複数設けるとともに、可動子13に鉄
片32を往復動の方向に複数設けたり、第3実施形態の
永久磁石14および一対のアウター磁極22,23の組
を、可動子13の往復動の方向に複数設けるとともに、
可動子13に鉄片32を往復動の方向に複数設けたり、
第4実施形態の永久磁石14および一対のアウター磁極
22,23の組を、可動子13の往復動の方向に複数設
けるとともに、可動子13に鉄片32を往復動の方向に
複数設けたりすることも勿論可能である。
【0072】さらに、上記第1実施形態のテーパ面5
1,52を有する鉄片32を第2〜第4実施形態のいず
れかに組み合わせることも可能である。このように組み
合わせれば、鉄片32にテーパ面51,52が設けら
れ、アウター磁極22,23にもテーパ面54,55が
設けられるため、効果がさらに高まることになる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のリニアアクチュエータによれば、鉄片が、磁極部
材に対向する側に鉄片側テーパ面を有するため、永久磁
石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束
が、この鉄片側テーパ面によって導かれやすくなり、そ
の結果、永久磁石によって生じ磁極部材と鉄片との間で
導かれる磁束数を増加させることができる。したがっ
て、永久磁石により生じる磁束を可動子の移動に有効に
使用することができ、可動子に十分かつ安定して推力を
発生させることができる。
【0074】本発明の請求項2記載のリニアアクチュエ
ータによれば、磁極部材が、鉄片に対向する側に磁極部
材側テーパ面を有するため、永久磁石によって生じ磁極
部材と鉄片との間で導かれる磁束が、この磁極部材側テ
ーパ面によって導かれやすくなり、その結果、永久磁石
によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束数を
増加させることができる。したがって、永久磁石により
生じる磁束を可動子の移動に有効に使用することがで
き、可動子に十分かつ安定して推力を発生させることが
できる。
【0075】本発明の請求項3記載のリニアアクチュエ
ータによれば、鉄片も、磁極部材に対向する側に鉄片側
テーパ面を有するため、永久磁石によって生じ磁極部材
と鉄片との間で導かれる磁束が、この鉄片側テーパ面に
よって鉄片に導かれやすくなり、その結果、永久磁石に
よって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束数を増
加させることができる。したがって、永久磁石により生
じる磁束を可動子の移動に有効に使用することができ、
可動子に十分かつ安定して推力を発生させることができ
るという効果が一層高まる。
【0076】本発明の請求項4記載のリニアアクチュエ
ータによれば、鉄片側テーパ面が、鉄片の前記往復動の
方向における両側にそれぞれ設けられているため、永久
磁石によって生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束
数を確実に増加させることができる。したがって、永久
磁石により生じる磁束を可動子の移動に有効に使用する
ことができ、可動子に十分かつ安定して推力を発生させ
ることができるという効果がより一層高まる。
【0077】本発明の請求項5記載のリニアアクチュエ
ータによれば、磁極部材側テーパ面が、一対の磁極部材
の両方にそれぞれ設けられているため、永久磁石によっ
て生じ磁極部材と鉄片との間で導かれる磁束数を確実に
増加させることができる。したがって、永久磁石により
生じる磁束を可動子の移動に有効に使用することがで
き、可動子に十分かつ安定して推力を発生させることが
できるという効果がより一層高まる。
【0078】本発明の請求項6記載のリニアアクチュエ
ータによれば、固定子には永久磁石および一対の磁極部
材の組が往復動の方向に複数設けられており、可動子に
は鉄片が往復動の方向に複数設けられているため、可動
子にさらに大きな推力を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図であって、コイルに電流が流れていな
い状態の磁束の状態を二点鎖線で示すものである。
【図2】 本発明の第1実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図であって、コイルに電流が一方向に流
れている状態の磁束の状態を二点鎖線で示すものであ
る。
【図3】 本発明の第1実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図であって、コイルに電流が逆方向に流
れている状態の磁束の状態を二点鎖線で示すものであ
る。
【図4】 本発明の第2実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図であって、コイルに電流が流れていな
い状態の磁束の状態を二点鎖線で示すものである。
【図5】 本発明の第3実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図である。
【図6】 本発明の第4実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図である。
【図7】 本発明の第5実施形態のリニアアクチュエー
タを示す側断面図であって、コイルに電流が流れていな
い状態の磁束の状態を二点鎖線で示すものである。
【符号の説明】
11 リニアアクチュエータ 12 ヨーク(固定子) 13 可動子 14 永久磁石 14a N極(磁極) 14b S極(磁極) 15 コイル 22,23 アウター磁極(磁性部材) 32 鉄片 51,52 テーパ面(鉄片側テーパ面) 54,55 テーパ面(磁性部材側テーパ面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 豊 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 Fターム(参考) 5H633 BB07 BB10 GG02 GG04 GG09 HH02 HH24 JB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子と、 鉄片を有し前記固定子に対し往復動可能に設けられた可
    動子と、 前記鉄片に対向しかつ前記往復動の方向に沿って磁極を
    並べた状態で前記固定子に設けられた永久磁石と、 該永久磁石の前記往復動の方向における両側に設けられ
    た一対の磁極部材と、 前記固定子に設けられたコイルとを有するリニアアクチ
    ュエータであって、 前記鉄片は、前記磁極部材に対向する側に、前記往復動
    の方向に対し傾斜する鉄片側テーパ面を有することを特
    徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 固定子と、 鉄片を有し前記固定子に対し往復動可能に設けられた可
    動子と、 前記鉄片に対向しかつ前記往復動の方向に沿って磁極を
    並べた状態で前記固定子に設けられた永久磁石と、 該永久磁石の前記往復動の方向における両側に設けられ
    た一対の磁極部材と、 前記固定子に設けられたコイルとを有するリニアアクチ
    ュエータであって、 前記磁極部材は、前記鉄片に対向する側に、前記往復動
    の方向に対し傾斜する磁極部材側テーパ面を有すること
    を特徴とするリニアアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記鉄片は、前記磁極部材に対向する側
    に、前記往復動の方向に対し傾斜する鉄片側テーパ面を
    有することを特徴とする請求項2記載のリニアアクチュ
    エータ。
  4. 【請求項4】 前記鉄片側テーパ面は、前記鉄片の前記
    往復動の方向における両側にそれぞれ設けられているこ
    とを特徴とする請求項1または3記載のリニアアクチュ
    エータ
  5. 【請求項5】 前記磁極部材側テーパ面は、前記一対の
    磁極部材の両方にそれぞれ設けられていることを特徴と
    する請求項2または3記載のリニアアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記固定子には前記永久磁石および前記
    一対の磁極部材の組が前記往復動の方向に複数設けられ
    ており、前記可動子には前記鉄片が前記往復動の方向に
    複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか一項記載のリニアアクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007174758A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Yaskawa Electric Corp 円筒形リニアモータ
CN106712435A (zh) * 2015-07-15 2017-05-24 上海微电子装备有限公司 一种音圈电机

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JP2007174758A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Yaskawa Electric Corp 円筒形リニアモータ
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