JP2003234852A - コンテンツ料金課金装置、コンテンツ料金課金プログラム、プログラム記録媒体、及びコンテンツ料金課金方法 - Google Patents

コンテンツ料金課金装置、コンテンツ料金課金プログラム、プログラム記録媒体、及びコンテンツ料金課金方法

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JP2003234852A
JP2003234852A JP2002033169A JP2002033169A JP2003234852A JP 2003234852 A JP2003234852 A JP 2003234852A JP 2002033169 A JP2002033169 A JP 2002033169A JP 2002033169 A JP2002033169 A JP 2002033169A JP 2003234852 A JP2003234852 A JP 2003234852A
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Yoshio Onishi
美穂 大西
Jun Hasebe
潤 長谷部
Junichi Kuwako
純一 桑子
Tomoko Kimura
朋子 木村
Takeshi Yamazaki
武志 山崎
Mitsuo Ogura
充雄 小倉
Kenji Hayashi
健二 林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの種別に対応した課金処理を行う
コンテンツ料金課金装置、コンテンツ料金課金プログラ
ム、プログラム記録媒体、及びコンテンツ料金課金方法
を提供する 【解決手段】 コンテンツ・サーバ８から顧客端末４へ
配信されるコンテンツの種別を示す情報及び種別に対応
した料金情報を記憶する料金情報記憶部１１と、顧客端
末が配信を希望するコンテンツの種別を示すコンテンツ
種別情報を受信し、種別に対応する料金情報を料金情報
記憶部１１から読み出す料金情報読み出し部１２と、コ
ンテンツの配信が開始された旨を示す開始信号と配信が
終了された旨を示す終了信号とを電話回線網を介して受
信し、開始信号の受信から終了信号の受信までの時間を
計測する計時部１３と、この時間と料金情報読み出し部
１２により読み出された料金情報をもとにコンテンツの
利用料金を求める料金計算部１４とを有するコンテンツ
料金課金装置１を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル・コンテ
ンツの利用料金の課金を行うコンテンツ料金課金装置、
コンテンツ料金課金プログラム、プログラム記録媒体、
及びコンテンツ料金課金方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】インターネット等のネットワークを用い
たデジタル・コンテンツ配信サービスには様々な形態が
存在する。その一例としては、デジタル・コンテンツの
提供者が、広告の無いデジタル・コンテンツ、又は広告
を有するデジタル・コンテンツに対して予め料金を設定
し、そのデジタル・コンテンツをサーバを用いて配信
し、利用者が端末装置を用いてデジタル・コンテンツを
利用し、その際の利用料金の課金は、利用者がコンテン
ツ提供者の定めた課金のための電話番号をもつコンテン
ツ料金課金装置にダイヤルアップ接続することにより行
うシステムが挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
デジタル・コンテンツ料金課金装置は、広告の視聴を希
望するか否かをユーザ側で選択した際、それに応じてコ
ンテンツ利用料金の課金金額等を変更することは不可能
であった。
【０００４】このような事情に鑑み本発明は、広告の有
無等により異なるデジタル・コンテンツの種別に応じ
て、その種別毎に異なる課金処理を行うコンテンツ料金
課金装置、コンテンツ料金課金プログラム、プログラム
記録媒体、及びコンテンツ料金課金方法を提供すること
をその目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、インターネット網及び電話回線網と接続可能な顧客
端末と通信を行うことにより、デジタル・コンテンツの
配信元から顧客端末へ配信されるデジタル・コンテンツ
の利用料金の課金を行うコンテンツ料金課金装置であっ
て、デジタル・コンテンツの種別及び種別に対応した料
金情報を記憶する料金情報記憶手段と、配信元から顧客
端末へのデジタル・コンテンツの配信が開始された旨を
示す配信開始信号とデジタル・コンテンツの配信が終了
された旨を示す配信終了信号とを電話回線網を介して受
信し、配信開始信号の受信から配信終了信号の受信まで
の時間を計測する計時手段と、配信が開始されたデジタ
ル・コンテンツの種別を特定し、種別に対応する料金情
報を料金情報記憶手段から読み出す料金情報読み出し手
段と、計時手段により計測された時間と料金情報読み出
し手段により読み出された料金情報をもとにデジタル・
コンテンツの利用料金を求める料金計算手段とを有する
ことを要旨とする。
【０００６】請求項１に記載の本発明により、コンテン
ツの種別に応じて、例えば広告を一緒に視聴する場合の
デジタル・コンテンツの料金と広告を視聴しない場合の
デジタル・コンテンツの料金が異なっていても、迅速且
つ正確に課金処理を行うことが可能となる。なお、文中
のデジタル・コンテンツには、これを暗号化した暗号化
コンテンツ、この暗号化を行うための暗号鍵、暗号化コ
ンテンツを復号化するための復号鍵も含まれる。また、
料金情報には、料金を求めるための単価、計算式、ある
いはテーブルも含まれる。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の発明において、料金情報読み出し手段は、配信開始
信号が送信される際に用いられる電話番号をもとにデジ
タル・コンテンツの種別を特定することを要旨とする。
【０００８】請求項３に記載の本発明は、インターネッ
ト網及び電話回線網と接続可能な顧客端末と通信を行う
ことにより、デジタル・コンテンツの配信元から顧客端
末へ配信されるデジタル・コンテンツの利用料金の課金
を行うコンテンツ料金課金装置で用いられるコンテンツ
料金課金プログラムあって、コンテンツ料金課金装置
を、デジタル・コンテンツの種別及び種別に対応した料
金情報を記憶する料金情報記憶手段と、配信元から顧客
端末へのデジタル・コンテンツの配信が開始された旨を
示す配信開始信号とデジタル・コンテンツの配信が終了
された旨を示す配信終了信号とを電話回線網を介して受
信し、配信開始信号の受信から配信終了信号の受信まで
の時間を計測する計時手段と、配信が開始されたデジタ
ル・コンテンツの種別を特定し、種別に対応する料金情
報を料金情報記憶手段から読み出す料金情報読み出し手
段と、計時手段により計測された時間と料金情報読み出
し手段により読み出された料金情報をもとにデジタル・
コンテンツの利用料金を求める料金計算手段として機能
させることを要旨とする。
【０００９】請求項３に記載の本発明により、コンテン
ツの種別に応じて、例えば広告を一緒に視聴する場合の
デジタル・コンテンツの料金と広告を視聴しない場合の
デジタル・コンテンツの料金が異なっていても、迅速且
つ正確に課金処理を行うことが可能となる。なお、文中
のデジタル・コンテンツには、これを暗号化した暗号化
コンテンツ、この暗号化を行うための暗号鍵、暗号化コ
ンテンツを復号化するための復号鍵も含まれる。また、
料金情報には、料金を求めるための単価、計算式、ある
いはテーブルも含まれる。
【００１０】請求項４に記載の本発明は、請求項３に記
載の発明において、料金情報読み出し手段は、配信開始
信号が送信される際に用いられる電話番号をもとにデジ
タル・コンテンツの種別を特定することを要旨とする。
【００１１】請求項５に記載の本発明は、インターネッ
ト網及び電話回線網と接続可能な顧客端末と通信を行う
ことにより、デジタル・コンテンツの配信元から顧客端
末へ配信されるデジタル・コンテンツの利用料金の課金
を行うコンテンツ料金課金装置で用いられるコンテンツ
料金課金プログラムを記録したプログラム記録媒体であ
って、コンテンツ料金課金装置を、デジタル・コンテン
ツの種別及び種別に対応した料金情報を記憶する料金情
報記憶手段と、配信元から顧客端末へのデジタル・コン
テンツの配信が開始された旨を示す配信開始信号とデジ
タル・コンテンツの配信が終了された旨を示す配信終了
信号とを電話回線網を介して受信し、配信開始信号の受
信から配信終了信号の受信までの時間を計測する計時手
段と、配信が開始されたデジタル・コンテンツの種別を
特定し、種別に対応する料金情報を料金情報記憶手段か
ら読み出す料金情報読み出し手段と、計時手段により計
測された時間と料金情報読み出し手段により読み出され
た料金情報をもとにデジタル・コンテンツの利用料金を
求める料金計算手段として機能させるコンテンツ料金課
金プログラムを記録したことを要旨とする。
【００１２】請求項５に記載の本発明により、コンテン
ツの種別に応じて、例えば広告を一緒に視聴する場合の
デジタル・コンテンツの料金と広告を視聴しない場合の
デジタル・コンテンツの料金が異なっていても、迅速且
つ正確に課金処理を行うことが可能となる。なお、文中
のデジタル・コンテンツには、これを暗号化した暗号化
コンテンツ、この暗号化を行うための暗号鍵、暗号化コ
ンテンツを復号化するための復号鍵も含まれる。また、
料金情報には、料金を求めるための単価、計算式、ある
いはテーブルも含まれる。
【００１３】請求項６に記載の本発明は、請求項５に記
載の発明において、料金情報読み出し手段は、配信開始
信号が送信される際に用いられる電話番号をもとにデジ
タル・コンテンツの種別を特定することを要旨とする。
【００１４】請求項７に記載の本発明は、インターネッ
ト網及び電話回線網と接続可能な顧客端末と通信を行う
ことにより、デジタル・コンテンツの配信元から顧客端
末へ配信されるデジタル・コンテンツの利用料金の課金
を行うコンテンツ料金課金装置を用いるコンテンツ料金
課金方法であって、コンテンツ料金課金装置が、デジタ
ル・コンテンツの種別及び種別に対応した料金情報を記
憶する料金情報記憶ステップと、配信元から顧客端末へ
のデジタル・コンテンツの配信が開始された旨を示す配
信開始信号とデジタル・コンテンツの配信が終了された
旨を示す配信終了信号とを電話回線網を介して受信し、
配信開始信号の受信から配信終了信号の受信までの時間
を計測する計時ステップと、配信が開始されたデジタル
・コンテンツの種別を特定し、種別に対応する料金情報
を記憶された料金情報から読み出す料金情報読み出しス
テップと、計時ステップにおいて計測された時間と料金
情報読み出しステップにおいて読み出された料金情報を
もとにデジタル・コンテンツの利用料金を求める料金計
算ステップとを実行することを要旨とする。
【００１５】請求項７に記載の本発明により、コンテン
ツの種別に応じて、例えば広告を一緒に視聴する場合の
デジタル・コンテンツの料金と広告を視聴しない場合の
デジタル・コンテンツの料金が異なっていても、迅速且
つ正確に課金処理を行うことが可能となる。なお、文中
のデジタル・コンテンツには、これを暗号化した暗号化
コンテンツ、この暗号化を行うための暗号鍵、暗号化コ
ンテンツを復号化するための復号鍵も含まれる。また、
料金情報には、料金を求めるための単価、計算式、ある
いはテーブルも含まれる。
【００１６】請求項８に記載の本発明は、請求項７に記
載の発明において、料金情報読み出しステップは、配信
開始信号が送信される際に用いられる電話番号をもとに
デジタル・コンテンツの種別を特定することを要旨とす
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いつつ本発明のコ
ンテンツ料金課金装置、コンテンツ料金課金プログラ
ム、プログラム記録媒体、及びコンテンツ料金課金方法
についての説明を行う。
【００１８】なお、以下の実施の形態は、あくまでも本
発明の説明のためのものであり、本発明の範囲を制限す
るものではない。したがって、当業者であれば、これら
の各要素又は全要素を含んだ各種の実施の形態を採用す
ることが可能であるが、これらの実施の形態も本発明の
範囲に含まれる。また、実施の形態を説明するための全
図において、同一要素には同一符号を付与し、これに関
する反復説明は省略する。
【００１９】図１は、本発明の第１の実施の形態にかか
るコンテンツ料金課金装置１の構成を示すブロック図で
ある。なお、本実施の形態においては、デジタル・コン
テンツの種別が広告の有無により定められる場合を示
す。
【００２０】コンテンツ料金課金装置１は、電話回線網
３の制御を行う交換機等の回線制御装置２を介してアク
セス管理装置９と接続している。顧客端末４は、インタ
ーネット網及び電話回線に同時接続可能であり、インタ
ーネット網５を介して広告コンテンツ・サーバ６、ウェ
ブ・サーバ７、コンテンツ・サーバ８、及びアクセス管
理装置９と接続している。
【００２１】顧客端末４は、利用しようとするデジタル
・コンテンツをウェブ・サーバ７により公開されている
ホームページ上で選択・指定する。選択・指定されたデ
ジタル・コンテンツは、コンテンツ・サーバ８により配
信される。顧客端末４は、この選択の際に、利用したい
デジタル・コンテンツと、その際広告を視聴するか否か
を指定する。「広告を視聴する」と指定された場合に
は、広告データが広告コンテンツ・サーバ６から顧客端
末４へ送信される。
【００２２】アクセス管理装置９は、上記のコンテンツ
配信を行うにあたって、広告コンテンツ・サーバ６、ウ
ェブ・サーバ７、及びコンテンツ・サーバ８の制御を行
う。また、このアクセス管理装置９は、電話回線網３と
も接続可能である。
【００２３】上記のようなコンテンツ配信における課金
処理を行う装置がコンテンツ料金課金装置１であり、こ
れは、請求項に記載の料金情報記憶手段に対応する料金
情報記憶部１１、料金情報読み出し手段に対応する料金
情報読み出し部１２、計時手段に相当する計時部１３、
及び料金計算手段に対応する料金計算部１４を有する。
【００２４】料金情報記憶部１１は、デジタル・コンテ
ンツの種別を示す情報及びこの種別に対応した料金情報
を記憶する。これらは、課金対象となるデジタル・コン
テンツを利用する際の広告の有無、デジタル・コンテン
ツのＩＤ、課金料金を求めるための計算式等を含む。こ
の計算式は、定数としての「単位時間あたりの料金」と
変数としての「デジタル・コンテンツの配信時間」の乗
式である。互いに種別が異なるデジタル・コンテンツに
対応した計算式は、定数としての単位時間あたりの料金
が其々異なる。
【００２５】また、料金情報記憶部１１には、上記のよ
うな「コンテンツの配信時間」によって課金料金を決定
する従量制課金を行うための情報の他に、「コンテンツ
の配信回数」によって課金料金を決定するための情報も
記憶させることができる。なお、以降の説明において
は、従量制課金を行う場合を例にとる。
【００２６】計時部１３は、コンテンツ・サーバ８から
顧客端末４へのデジタル・コンテンツの送信（配信）が
開始された旨を示す送信開始信号と、このデジタル・コ
ンテンツの送信（配信）が終了された旨を示す送信終了
信号とを電話回線網３、回線制御装置２、及びアクセス
管理装置９を介して受信し、送信開始信号の受信から送
信終了信号の受信までの時間を計測することにより「デ
ジタル・コンテンツの配信時間」の値を得る。
【００２７】料金情報読み出し部１２は、送信が開始さ
れたデジタル・コンテンツの種別を特定し、該種別に対
応する料金情報を前記料金情報記憶部１１から読み出
す。デジタル・コンテンツの種別の特定には、様々な方
式を用いることが可能であるが、本実施の形態において
は、それに電話番号を用いる場合を示す。
【００２８】アクセス管理装置９は、コンテンツ・サー
バ８から顧客端末４へ送信されるデジタル・コンテンツ
の種別毎に予め定められた電話番号を有し、この電話番
号は、顧客端末４が配信を希望するデジタル・コンテン
ツを指定した際に、顧客端末４へ送信される。そして、
コンテンツ・サーバ８から顧客端末４へデジタル・コン
テンツの送信が開始されると、顧客端末４は、前述の電
話番号を用いてアクセス管理装置９と回線制御装置２及
び電話回線網３を介して接続し、通信回線が確立され
る。これが前述の送信開始信号に該当する。また、デジ
タル・コンテンツの送信が終了すると、顧客端末４はこ
の接続を遮断する。これが前述の送信終了信号に該当す
る。料金情報読み出し部１２は、この電話番号とデジタ
ル・コンテンツの種別との対応も記憶しており、送信開
始信号及び送信終了信号の送信に用いられた電話番号を
検出することによりデジタル・コンテンツの種別を特定
する。
【００２９】料金計算部１４は、上記の「デジタル・コ
ンテンツの配信時間」と、料金情報読み出し部１２によ
り読み出された料金計算式をもとにデジタル・コンテン
ツの利用料金を計算する。なお、この料金計算部１４に
よる課金料金計算は、前述の送信終了信号が受信された
後に行う構成としても良いし、リアル・タイムで料金を
計算し、その時点での利用料金を逐一顧客端末４に表示
させる構成としても良い。
【００３０】図２は、本発明の第２の実施の形態にかか
るコンテンツ料金課金装置１の構成を示すブロック図で
ある。本発明におけるデジタル・コンテンツという用語
には、このデジタル・コンテンツが暗号化されていた場
合に必要となる復号鍵を含むことは前述した、図１にお
いては、配信及び課金の対象がデジタル・コンテンツで
ある場合を示したが、本図では、それが復号鍵である場
合を示している。したがって、この復号鍵を記憶、配信
する復号鍵配信装置１０を図示している。また、アクセ
ス管理装置９は使用されない。なお、コンテンツ料金課
金装置１及びその他の装置の機能・構成等は、図１の場
合と同様であり説明は省略する。
【００３１】上記のようなコンテンツ料金課金装置１
は、図３に例示するようなサーバ（コンピュータ）１０
０によって実現することが可能である。サーバ１００
は、ＣＰＵ１０１、ＨＤＤ（ハード・ディスク・ドライ
ブ）１０２、ＲＯＭ１０３、ＲＡＭ１０４、キーボード
１０５、ディスプレイ１０６、ＦＤＤ（フロッピ・ディ
スク・ドライブ）１０７、インターネット網及び電話回
線網に接続するための通信部１０８等を有する。
【００３２】このようなサーバ１００は、図１に示した
各部の機能を発現させるためのコンピュータ・プログラ
ムを読み込み、実行することにより、デジタル・コンテ
ンツ配信装置１として機能する。
【００３３】したがって、このプログラム、及びこのプ
ログラムを記録したコンピュータ（サーバ）で読み取り
可能なプログラム媒体も本発明の範囲に含まれる。ま
た、コンテンツ料金課金装置１を実現するには、様々な
通信端末を用いることが可能であり、上記のサーバ１０
０に限定されない。
【００３４】図４は、図１に示した本発明の第１の実施
の形態にかかるコンテンツ料金課金装置１の作用を示す
シーケンス図である。
【００３５】まず、顧客端末４から広告の視聴要求及び
デジタル・コンテンツの利用要求がウェブ・サーバ７に
送られると、ウェブ・サーバ７は、アクセス管理装置９
にコンテンツＩＤ等のアクセス情報を端末識別情報を登
録する。
【００３６】また、ウェブ・サーバ７は広告料金とコン
テンツ種別をもとに広告コンテンツ・サーバ６に広告の
送信要求を行う。広告コンテンツ・サーバ６では、広告
料金、コンテンツ種別から該当する広告を検索し、広告
ＩＤをウェブ・サーバ７に送信する。ウェブ・サーバ７
は、その広告ＩＤ、広告コンテンツ・サーバ名、コンテ
ンツ料金課金装置１のコンテンツ課金ダイヤル番号、コ
ンテンツＩＤ等を顧客端末４に送信する。顧客端末４
は、広告ＩＤを広告コンテンツ・サーバ６に送信し、広
告配信要求を行う。
【００３７】広告コンテンツ・サーバ６は、広告ＩＤに
対応した広告を顧客端末４に送信する。広告送信終了時
に、広告送信終了信号を顧客端末４に送信する。
【００３８】次に、顧客端末４がアクセス管理装置９と
接続されると、コンテンツＩＤ、端末識別情報が送信さ
れる。アクセス管理装置９は、この情報と前述のアクセ
ス情報との照合を行うことにより、配信の可否を判定
し、配信可と判定すると、コンテンツ配信許可を、顧客
端末４の端末識別情報、コンテンツＩＤ、前述の電話番
号とともにコンテンツ・サーバ８へ送信する。
【００３９】コンテンツ・サーバ８は、受信した顧客端
末４の端末識別情報、コンテンツＩＤ、及び電話番号を
受信し、該当するデジタル・コンテンツの配信を開始す
すると同時に、電話番号にダイヤルし、その結果として
前述の送信開始信号が送信される。
【００４０】コンテンツ料金課金装置１の料金情報読み
出し部１２は、送信が開始されたデジタル・コンテンツ
の種別を前述の電話番号により特定し、これに対応する
料金情報を料金情報記憶部１１から読み出す（ステップ
Ｓ１ａ）。
【００４１】また、コンテンツ料金課金装置１の計時部
１３は、計時作業を開始し、これは復号鍵の送信終了信
号を受信するまで行われる（ステップＳ２ａ）。
【００４２】料金計算部１４は、上記の時間と、料金情
報読み出し部１２により読み出された料金計算式をもと
にデジタル・コンテンツの利用料金を計算する（ステッ
プＳ３ａ）。
【００４３】図５は、図２に示した本発明の第２の実施
の形態にかかるコンテンツ料金課金装置１の作用を示す
シーケンス図である。
【００４４】図２においては、コンテンツ料金課金装置
１が暗号化されたデジタル・コンテンツの復号化に必要
な復号鍵の配信に対して課金を行う場合を示した。した
がって、本図においては暗号化されたデジタル・コンテ
ンツの配信に関わる広告コンテンツ・サーバ６、ウェブ
・サーバ７、及びコンテンツ・サーバ８の記述は省略
し、暗号化デジタル・コンテンツの配信が終了した後の
作用のみを示す。
【００４５】顧客端末４は、入手したデジタル・コンテ
ンツに対応する復号鍵の要求信号を復号鍵配信装置１０
へ送信する。これを受信した復号鍵配信装置１０は、認
証の後、顧客端末４が復号鍵配信装置１０に接続するた
めの電話番号を顧客端末４へ送信し、次に復号鍵の送信
が開始される。
【００４６】コンテンツ料金課金装置１の料金情報読み
出し部１２は、送信が開始された復号鍵の種別を前述の
電話番号により特定し、これに対応する料金情報を料金
情報記憶部１１から読み出す（ステップＳ１ｂ）。
【００４７】また、コンテンツ料金課金装置１の計時部
１３は、計時作業を開始し、これは復号鍵の送信終了信
号を受信するまで行われる（ステップＳ２ｂ）。
【００４８】料金計算部１４は、上記の時間と、料金情
報読み出し部１２により読み出された料金計算式をもと
に復号鍵の利用料金を計算する（ステップＳ３ｂ）。顧
客端末４は、入手した復号鍵を用いてデジタル・コンテ
ンツの復号化を行う。
【００４９】
【発明の効果】上記のように本発明のコンテンツ料金課
金装置、コンテンツ料金課金プログラム、プログラム記
録媒体、及びコンテンツ料金課金方法は、広告の有無等
により異なるデジタル・コンテンツの種別に対応して、
其々の内容が異なる課金処理を行う構成とした。
【００５０】これにより、デジタル・コンテンツの料金
割引といった顧客の広告視聴結果を反映した課金や、コ
ンテンツ利用料金を電話料金と共に請求することによ
り、回収率を高める事が可能である。また、広告主は、
テレビ放送の広告枠のように時間に制限される事無く広
告を配信できる。さらに、顧客は、事前登録等を必要と
せず、且つ安全性の高い電話網を利用することで、第３
者の不正使用による不当な料金請求を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態にかかるコンテンツ
料金課金装置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態にかかるコンテンツ
料金課金装置の構成を示すブロック図である。
【図３】図１及び図２のコンテンツ料金課金装置として
用いられるサーバの構成の一例を示す図である。
【図４】図１のコンテンツ料金課金装置の作用を示すシ
ーケンス図である。
【図５】図２のコンテンツ料金課金装置の作用を示すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
１ コンテンツ料金課金装置 ２ 回線制御装置 ３ 電話回線網 ４ 顧客端末 ５ インターネット網 ６ 広告コンテンツ・サーバ ７ ウェブ・サーバ ８ コンテンツ・サーバ ９ アクセス管理装置 １０ 復号鍵配信装置 １１ 料金情報記憶部 １２ 料金情報読み出し部 １３ 計時部 １４ 料金計算部 １００ サーバ １０１ ＣＰＵ１０１、 １０２ ＨＤＤ１０２ １０３ ＲＯＭ１０３ １０４ ＲＡＭ１０４ １０５ キーボード １０６ ディスプレイ １０７ ＦＤＤ １０８ 通信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ (72)発明者 桑子 純一 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木村 朋子 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山崎 武志 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小倉 充雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 林 健二 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 東日 本電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 5K025 BB08 BB10 CC01 DD05 EE03 FF17 FF22 GG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 インターネット網及び電話回線網と接続
    可能な顧客端末と通信を行うことにより、デジタル・コ
    ンテンツの配信元から該顧客端末へ配信されるデジタル
    ・コンテンツの利用料金の課金を行うコンテンツ料金課
    金装置であって、 デジタル・コンテンツの種別及び該種別に対応した料金
    情報を記憶する料金情報記憶手段と、 前記配信元から前記顧客端末への前記デジタル・コンテ
    ンツの配信が開始された旨を示す配信開始信号と該デジ
    タル・コンテンツの配信が終了された旨を示す配信終了
    信号とを前記電話回線網を介して受信し、該配信開始信
    号の受信から該配信終了信号の受信までの時間を計測す
    る計時手段と、 前記配信が開始されたデジタル・コンテンツの種別を特
    定し、該種別に対応する料金情報を前記料金情報記憶手
    段から読み出す料金情報読み出し手段と、 前記計時手段により計測された時間と前記料金情報読み
    出し手段により読み出された料金情報をもとに前記デジ
    タル・コンテンツの利用料金を求める料金計算手段とを
    有することを特徴とするコンテンツ料金課金装置。
  2. 【請求項２】 前記料金情報読み出し手段は、前記配信
    開始信号が送信される際に用いられる電話番号をもとに
    前記デジタル・コンテンツの種別を特定することを特徴
    とする請求項１に記載のコンテンツ料金課金装置。
  3. 【請求項３】 インターネット網及び電話回線網と接続
    可能な顧客端末と通信を行うことにより、デジタル・コ
    ンテンツの配信元から該顧客端末へ配信されるデジタル
    ・コンテンツの利用料金の課金を行うコンテンツ料金課
    金装置で用いられるコンテンツ料金課金プログラムあっ
    て、 前記コンテンツ料金課金装置を、 デジタル・コンテンツの種別及び該種別に対応した料金
    情報を記憶する料金情報記憶手段と、 前記配信元から前記顧客端末への前記デジタル・コンテ
    ンツの配信が開始された旨を示す配信開始信号と該デジ
    タル・コンテンツの配信が終了された旨を示す配信終了
    信号とを前記電話回線網を介して受信し、該配信開始信
    号の受信から該配信終了信号の受信までの時間を計測す
    る計時手段と、 前記配信が開始されたデジタル・コンテンツの種別を特
    定し、該種別に対応する料金情報を前記料金情報記憶手
    段から読み出す料金情報読み出し手段と、 前記計時手段により計測された時間と前記料金情報読み
    出し手段により読み出された料金情報をもとに前記デジ
    タル・コンテンツの利用料金を求める料金計算手段とし
    て機能させることを特徴とするコンテンツ料金課金プロ
    グラム。
  4. 【請求項４】 前記料金情報読み出し手段は、前記配信
    開始信号が送信される際に用いられる電話番号をもとに
    前記デジタル・コンテンツの種別を特定することを特徴
    とする請求項３に記載のコンテンツ料金課金プログラ
    ム。
  5. 【請求項５】 インターネット網及び電話回線網と接続
    可能な顧客端末と通信を行うことにより、デジタル・コ
    ンテンツの配信元から該顧客端末へ配信されるデジタル
    ・コンテンツの利用料金の課金を行うコンテンツ料金課
    金装置で用いられるコンテンツ料金課金プログラムを記
    録したプログラム記録媒体であって、 前記コンテンツ料金課金装置を、 デジタル・コンテンツの種別及び該種別に対応した料金
    情報を記憶する料金情報記憶手段と、 前記配信元から前記顧客端末への前記デジタル・コンテ
    ンツの配信が開始された旨を示す配信開始信号と該デジ
    タル・コンテンツの配信が終了された旨を示す配信終了
    信号とを前記電話回線網を介して受信し、該配信開始信
    号の受信から該配信終了信号の受信までの時間を計測す
    る計時手段と、 前記配信が開始されたデジタル・コンテンツの種別を特
    定し、該種別に対応する料金情報を前記料金情報記憶手
    段から読み出す料金情報読み出し手段と、 前記計時手段により計測された時間と前記料金情報読み
    出し手段により読み出された料金情報をもとに前記デジ
    タル・コンテンツの利用料金を求める料金計算手段とし
    て機能させるコンテンツ料金課金プログラムを記録した
    ことを特徴とするプログラム記録媒体。
  6. 【請求項６】 前記料金情報読み出し手段は、前記配信
    開始信号が送信される際に用いられる電話番号をもとに
    前記デジタル・コンテンツの種別を特定することを特徴
    とする請求項５に記載のプログラム記録媒体。
  7. 【請求項７】 インターネット網及び電話回線網と接続
    可能な顧客端末と通信を行うことにより、デジタル・コ
    ンテンツの配信元から該顧客端末へ配信されるデジタル
    ・コンテンツの利用料金の課金を行うコンテンツ料金課
    金装置を用いるコンテンツ料金課金方法であって、 前記コンテンツ料金課金装置が、 デジタル・コンテンツの種別及び該種別に対応した料金
    情報を記憶する料金情報記憶ステップと、 前記配信元から前記顧客端末への前記デジタル・コンテ
    ンツの配信が開始された旨を示す配信開始信号と該デジ
    タル・コンテンツの配信が終了された旨を示す配信終了
    信号とを前記電話回線網を介して受信し、該配信開始信
    号の受信から該配信終了信号の受信までの時間を計測す
    る計時ステップと、 前記配信が開始されたデジタル・コンテンツの種別を特
    定し、該種別に対応する料金情報を前記記憶された料金
    情報から読み出す料金情報読み出しステップと、 前記計時ステップにおいて計測された時間と前記料金情
    報読み出しステップにおいて読み出された料金情報をも
    とに前記デジタル・コンテンツの利用料金を求める料金
    計算ステップとを実行することを特徴とするコンテンツ
    料金課金方法。
  8. 【請求項８】 前記料金情報読み出しステップは、前記
    配信開始信号が送信される際に用いられる電話番号をも
    とに前記デジタル・コンテンツの種別を特定することを
    特徴とする請求項７に記載のコンテンツ料金課金方法。
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