JP2003233690A - ライセンス管理システムおよび方法 - Google Patents
ライセンス管理システムおよび方法Info
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- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 65
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
Landscapes
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】デジタルコンテンツを一意に特定し、権利者だ
けが該デジタルコンテンツを利用でき、権利を他者に譲
渡することが可能なライセンス管理システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】コンテンツ識別子を付与し記録するコンテ
ンツ識別子付与手段、権利者を特定する第１の権利者識
別子および権利の譲渡相手を特定する第２の権利者識別
子を付与する権利者識別子付与手段、暗号化するための
権利者用の第１の鍵および譲渡相手用の第２の鍵を生成
する鍵生成手段、第１の鍵とコンテンツ識別子と第１の
権利者識別子または第２の鍵とコンテンツ識別子と第２
の権利者識別子を関連付けて記録する記録手段、第１の
鍵または第２の鍵により暗号化する暗号化手段、第１の
権利者識別子および第１の鍵を第２の権利者識別子およ
び第２の鍵へと更新する更新手段を備えたライセンス管
理システムを提供する。
けが該デジタルコンテンツを利用でき、権利を他者に譲
渡することが可能なライセンス管理システムを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】コンテンツ識別子を付与し記録するコンテ
ンツ識別子付与手段、権利者を特定する第１の権利者識
別子および権利の譲渡相手を特定する第２の権利者識別
子を付与する権利者識別子付与手段、暗号化するための
権利者用の第１の鍵および譲渡相手用の第２の鍵を生成
する鍵生成手段、第１の鍵とコンテンツ識別子と第１の
権利者識別子または第２の鍵とコンテンツ識別子と第２
の権利者識別子を関連付けて記録する記録手段、第１の
鍵または第２の鍵により暗号化する暗号化手段、第１の
権利者識別子および第１の鍵を第２の権利者識別子およ
び第２の鍵へと更新する更新手段を備えたライセンス管
理システムを提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツの利用者を限定するとともに、当該デジタルコンテン
ツに対する権利を譲渡するライセンス管理システムおよ
び方法に関するものである。
ツの利用者を限定するとともに、当該デジタルコンテン
ツに対する権利を譲渡するライセンス管理システムおよ
び方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタル化された著作物（本、音
楽、写真、映像など）が、ネットワークや記録媒体を介
して流通し、コンピュータなどの機器で閲覧または再生
を行うことが一般的になってきている。
楽、写真、映像など）が、ネットワークや記録媒体を介
して流通し、コンピュータなどの機器で閲覧または再生
を行うことが一般的になってきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】係るデジタルコンテン
ツの流通において、如何にして著作権などのデジタルコ
ンテンツに関する権利の実効ある保護を行うかが問題と
なっている。
ツの流通において、如何にして著作権などのデジタルコ
ンテンツに関する権利の実効ある保護を行うかが問題と
なっている。
【０００４】例えば本のような有形物の場合、本を転売
すればその本は購入した相手に渡たるため自分の元に本
は残らないが、デジタルコンテンツの場合、ネットワー
クを介した送受信などのように、自分および相手の両方
にコンテンツが残ることが多く、デジタルコンテンツに
係る権利を保護することは極めて難しい。
すればその本は購入した相手に渡たるため自分の元に本
は残らないが、デジタルコンテンツの場合、ネットワー
クを介した送受信などのように、自分および相手の両方
にコンテンツが残ることが多く、デジタルコンテンツに
係る権利を保護することは極めて難しい。
【０００５】そこで、従来、デジタルコンテンツの不正
利用を防止する目的で、図１に示すように、例えば記憶
媒体のＩＤなどに基づいて暗号化されたデジタルコンテ
ンツの鍵を要求し、権利が確認された場合に復号化に必
要な鍵を送付するような管理方法を用いたライセンス管
理システムが提案されている（例えば、特開平１１−３
２８０３３公報）。
利用を防止する目的で、図１に示すように、例えば記憶
媒体のＩＤなどに基づいて暗号化されたデジタルコンテ
ンツの鍵を要求し、権利が確認された場合に復号化に必
要な鍵を送付するような管理方法を用いたライセンス管
理システムが提案されている（例えば、特開平１１−３
２８０３３公報）。
【０００６】しかしながら、従来のライセンス管理シス
テムにおいては、頒布されたデジタルコンテンツ毎の権
利の管理ができないという問題があった。
テムにおいては、頒布されたデジタルコンテンツ毎の権
利の管理ができないという問題があった。
【０００７】また、当該デジタルコンテンツの権利を有
する権利者が、その権利を他者に譲渡する場合、媒体間
で権利を譲渡するため、媒体を見ない限り、どこの誰が
権利を有しているかを知ることができないという問題も
あった。
する権利者が、その権利を他者に譲渡する場合、媒体間
で権利を譲渡するため、媒体を見ない限り、どこの誰が
権利を有しているかを知ることができないという問題も
あった。
【０００８】係る問題を解決するために、本発明は、デ
ジタルコンテンツを一意に特定し、当該デジタルコンテ
ンツに係る権利者だけが当該デジタルコンテンツを利用
可能で、該デジタルコンテンツに係る権利を他者に譲渡
することが可能なライセンス管理システムを提供するこ
とを目的とする。
ジタルコンテンツを一意に特定し、当該デジタルコンテ
ンツに係る権利者だけが当該デジタルコンテンツを利用
可能で、該デジタルコンテンツに係る権利を他者に譲渡
することが可能なライセンス管理システムを提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第１の態様は、デジタル化されたコンテン
ツに係る権利を管理するライセンス管理システムにおい
て、前記デジタルコンテンツを一意に特定するコンテン
ツ識別子を付与し前記デジタルコンテンツと関連付けて
記録するコンテンツ識別子付与手段と、前記デジタルコ
ンテンツに係る権利を有する権利者を特定する第１の権
利者識別子および前記デジタルコンテンツに係る権利の
譲渡を受ける相手を特定する第２の権利者識別子を付与
する権利者識別子付与手段と、前記デジタルコンテンツ
を暗号化するのに用いる所定の鍵として、前記デジタル
コンテンツに係る権利を有する権利者用の第１の鍵およ
び前記デジタルコンテンツに係る権利の譲渡を受ける相
手用の第２の鍵を生成する鍵生成手段と、前記第１の鍵
と前記コンテンツ識別子と前記第１の権利者識別子を関
連付けて、または前記第２の鍵と前記コンテンツ識別子
と前記第２の権利者識別子を関連付けて記録する記録手
段と、前記第１の鍵または第２の鍵により前記デジタル
コンテンツを暗号化する暗号化手段と、前記記録手段に
おいて前記コンテンツ識別子と関連付けて記録している
第１の権利者識別子および第１の鍵を前記第２の権利者
識別子および前記第２の鍵へと更新する更新手段とを設
けたものである。
に、本発明の第１の態様は、デジタル化されたコンテン
ツに係る権利を管理するライセンス管理システムにおい
て、前記デジタルコンテンツを一意に特定するコンテン
ツ識別子を付与し前記デジタルコンテンツと関連付けて
記録するコンテンツ識別子付与手段と、前記デジタルコ
ンテンツに係る権利を有する権利者を特定する第１の権
利者識別子および前記デジタルコンテンツに係る権利の
譲渡を受ける相手を特定する第２の権利者識別子を付与
する権利者識別子付与手段と、前記デジタルコンテンツ
を暗号化するのに用いる所定の鍵として、前記デジタル
コンテンツに係る権利を有する権利者用の第１の鍵およ
び前記デジタルコンテンツに係る権利の譲渡を受ける相
手用の第２の鍵を生成する鍵生成手段と、前記第１の鍵
と前記コンテンツ識別子と前記第１の権利者識別子を関
連付けて、または前記第２の鍵と前記コンテンツ識別子
と前記第２の権利者識別子を関連付けて記録する記録手
段と、前記第１の鍵または第２の鍵により前記デジタル
コンテンツを暗号化する暗号化手段と、前記記録手段に
おいて前記コンテンツ識別子と関連付けて記録している
第１の権利者識別子および第１の鍵を前記第２の権利者
識別子および前記第２の鍵へと更新する更新手段とを設
けたものである。
【００１０】本発明の第２の態様は、上述の第１の態様
に係るライセンス管理システムにおいて、前記デジタル
コンテンツに係る権利の登録または前記デジタルコンテ
ンツに係る権利者が前記デジタルコンテンツに係る権利
の譲渡を申請する申請手段を設けたものである。
に係るライセンス管理システムにおいて、前記デジタル
コンテンツに係る権利の登録または前記デジタルコンテ
ンツに係る権利者が前記デジタルコンテンツに係る権利
の譲渡を申請する申請手段を設けたものである。
【００１１】本発明の第３の態様は、上述の第１または
第２の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前
記暗号化手段により暗号化された前記デジタルコンテン
ツを第１の鍵または第２の鍵を用いて復号化して利用す
る情報利用手段と、前記情報利用手段に対して、前記暗
号化手段により暗号化された前記デジタルコンテンツお
よび前記第１の鍵または前記第２の鍵を移動させる移動
手段とを設けたものである。
第２の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前
記暗号化手段により暗号化された前記デジタルコンテン
ツを第１の鍵または第２の鍵を用いて復号化して利用す
る情報利用手段と、前記情報利用手段に対して、前記暗
号化手段により暗号化された前記デジタルコンテンツお
よび前記第１の鍵または前記第２の鍵を移動させる移動
手段とを設けたものである。
【００１２】本発明の第４の態様は、上述の第１から第
３の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
移動手段に、前記情報利用手段の操作者が前記コンテン
ツ識別子と権利者識別子に基づいて前記デジタルコンテ
ンツに係る権利を有する者であることを確認する認証手
段を設けたものである。
３の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
移動手段に、前記情報利用手段の操作者が前記コンテン
ツ識別子と権利者識別子に基づいて前記デジタルコンテ
ンツに係る権利を有する者であることを確認する認証手
段を設けたものである。
【００１３】本発明の第５の態様は、上述の第１から第
４の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
情報利用手段に、前記認証手段に対して情報利用手段を
操作する者が前記デジタルコンテンツに係る権利を有す
ることの確認を依頼し確認が取れた場合にのみ前記暗号
化に用いた第１の鍵または第２の鍵を入手する鍵取得手
段と、前記暗号化手段により暗号化された前記デジタル
コンテンツおよび前記第１の鍵または第２の鍵を移動す
る前記移動手段と、前記移動した前記第１の鍵または第
２の鍵を用いて前記暗号化手段により暗号化された前記
デジタルコンテンツを復号化する復号化手段と、復号化
した前記デジタルコンテンツを利用する利用手段とを設
けたものである。
４の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
情報利用手段に、前記認証手段に対して情報利用手段を
操作する者が前記デジタルコンテンツに係る権利を有す
ることの確認を依頼し確認が取れた場合にのみ前記暗号
化に用いた第１の鍵または第２の鍵を入手する鍵取得手
段と、前記暗号化手段により暗号化された前記デジタル
コンテンツおよび前記第１の鍵または第２の鍵を移動す
る前記移動手段と、前記移動した前記第１の鍵または第
２の鍵を用いて前記暗号化手段により暗号化された前記
デジタルコンテンツを復号化する復号化手段と、復号化
した前記デジタルコンテンツを利用する利用手段とを設
けたものである。
【００１４】本発明の第６の態様は、上述の第１から第
５の態様に係るライセンス管理システムにおいて、復号
化に用いる前記第１の鍵または第２の鍵に、前記情報利
用手段において、前記暗号化手段により暗号化された前
記デジタルコンテンツを連続して利用している時間だけ
存続し前記暗号化手段により暗号化された前記デジタル
コンテンツの連続の利用が終了した時点において消滅す
る鍵消去手段を設けたものである。
５の態様に係るライセンス管理システムにおいて、復号
化に用いる前記第１の鍵または第２の鍵に、前記情報利
用手段において、前記暗号化手段により暗号化された前
記デジタルコンテンツを連続して利用している時間だけ
存続し前記暗号化手段により暗号化された前記デジタル
コンテンツの連続の利用が終了した時点において消滅す
る鍵消去手段を設けたものである。
【００１５】本発明の第７の態様は、上述の第１から第
６の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
デジタルコンテンツに係る権利の譲渡が発生した場合、
権利譲渡の履歴を前記記録手段に記録する履歴記録手段
を設けたものである。
６の態様に係るライセンス管理システムにおいて、前記
デジタルコンテンツに係る権利の譲渡が発生した場合、
権利譲渡の履歴を前記記録手段に記録する履歴記録手段
を設けたものである。
【００１６】本発明の第８の態様は、デジタル化された
コンテンツに係る権利を管理するライセンス管理方法に
おいて、デジタルコンテンツを一意に特定するコンテン
ツ識別子を付与し前記デジタルコンテンツと関連付けて
記録する段階と、前記デジタルコンテンツに係る権利の
登録を申請する段階と、前記権利の登録の申請を許諾す
る相手に対して前記デジタルコンテンツに係る権利を有
する権利者を特定する第１の権利者識別子を付与する段
階と、前記デジタルコンテンツを暗号化するための第１
の鍵を生成する段階と、前記コンテンツ識別子および前
記第１の鍵および前記第１の権利者識別子を関連付けて
記録する段階と、前記第１の鍵により前記デジタルコン
テンツを暗号化する段階と、前記権利の登録を許諾され
た権利者へ前記暗号化されたデジタルコンテンツを移動
させる段階と、前記権利者に移動した前記暗号化された
デジタルコンテンツを利用するために前記第１の鍵を入
手する段階と、前記入手した第１の鍵を用いて前記暗号
化されたデジタルコンテンツを復号化して利用する段階
と、前記デジタルコンテンツに係る権利の譲渡におい
て、権利の譲渡を受ける新権利者を申請する段階と、前
記新権利者に第２の権利者識別子を付与する段階と、暗
号化に用いる第２の鍵を新たに生成する段階と、前記第
１の鍵および前記第１の権利者識別子と関連付けられて
記録してある前記コンテンツ識別子に対して当該コンテ
ンツ識別子と新たに生成した前記第２の鍵および新権利
者に付与した前記第２の利用者識別子を関連付けて更新
する段階と、前記第２の鍵を用いて前記デジタルコンテ
ンツを再度暗号化する段階と、前記新権利者へ前記再度
暗号化されたデジタルコンテンツを移動させる段階と、
前記新権利者に移動した前記再暗号化されたデジタルコ
ンテンツを利用するために前記第２の鍵を入手する段階
と、前記入手した第２の鍵を用いて前記再暗号化された
デジタルコンテンツを復号化して利用する段階とを設け
たものである。
コンテンツに係る権利を管理するライセンス管理方法に
おいて、デジタルコンテンツを一意に特定するコンテン
ツ識別子を付与し前記デジタルコンテンツと関連付けて
記録する段階と、前記デジタルコンテンツに係る権利の
登録を申請する段階と、前記権利の登録の申請を許諾す
る相手に対して前記デジタルコンテンツに係る権利を有
する権利者を特定する第１の権利者識別子を付与する段
階と、前記デジタルコンテンツを暗号化するための第１
の鍵を生成する段階と、前記コンテンツ識別子および前
記第１の鍵および前記第１の権利者識別子を関連付けて
記録する段階と、前記第１の鍵により前記デジタルコン
テンツを暗号化する段階と、前記権利の登録を許諾され
た権利者へ前記暗号化されたデジタルコンテンツを移動
させる段階と、前記権利者に移動した前記暗号化された
デジタルコンテンツを利用するために前記第１の鍵を入
手する段階と、前記入手した第１の鍵を用いて前記暗号
化されたデジタルコンテンツを復号化して利用する段階
と、前記デジタルコンテンツに係る権利の譲渡におい
て、権利の譲渡を受ける新権利者を申請する段階と、前
記新権利者に第２の権利者識別子を付与する段階と、暗
号化に用いる第２の鍵を新たに生成する段階と、前記第
１の鍵および前記第１の権利者識別子と関連付けられて
記録してある前記コンテンツ識別子に対して当該コンテ
ンツ識別子と新たに生成した前記第２の鍵および新権利
者に付与した前記第２の利用者識別子を関連付けて更新
する段階と、前記第２の鍵を用いて前記デジタルコンテ
ンツを再度暗号化する段階と、前記新権利者へ前記再度
暗号化されたデジタルコンテンツを移動させる段階と、
前記新権利者に移動した前記再暗号化されたデジタルコ
ンテンツを利用するために前記第２の鍵を入手する段階
と、前記入手した第２の鍵を用いて前記再暗号化された
デジタルコンテンツを復号化して利用する段階とを設け
たものである。
【００１７】本発明の第９の態様は、上述の第８の態様
に係るライセンス管理方法において、前記権利者に移動
した前記暗号化または再度暗号化されたデジタルコンテ
ンツを利用するために前記第１の鍵または第２の鍵を入
手する段階において、前記第１の鍵または第２の鍵を入
手しようとする者が前記デジタルコンテンツに係る当該
時点における権利を有する者であることを確認する認証
を行い、認証により権利者であることを確認した場合に
のみ前記第１の鍵または第２の鍵を移動するようにした
ものである。
に係るライセンス管理方法において、前記権利者に移動
した前記暗号化または再度暗号化されたデジタルコンテ
ンツを利用するために前記第１の鍵または第２の鍵を入
手する段階において、前記第１の鍵または第２の鍵を入
手しようとする者が前記デジタルコンテンツに係る当該
時点における権利を有する者であることを確認する認証
を行い、認証により権利者であることを確認した場合に
のみ前記第１の鍵または第２の鍵を移動するようにした
ものである。
【００１８】本発明の第１０の態様は、上述の第８から
第９の態様に係るライセンス管理方法において、前記入
手した第１の鍵または第２の鍵を用いて前記暗号化また
は再暗号化されたデジタルコンテンツを復号化して利用
する段階において、前記第１の鍵または第２の鍵が揮発
性を有し、前記暗号化または再度暗号化されたデジタル
コンテンツを連続して利用している間だけ存続し、前記
暗号化または再度暗号化されたデジタルコンテンツの利
用が終了して前記第１の鍵または第２の鍵が消失した後
は再び申請を行って前記第１の鍵または第２の鍵を入手
するまで権利は保有できるが実際の利用はできないよう
にしたものである。
第９の態様に係るライセンス管理方法において、前記入
手した第１の鍵または第２の鍵を用いて前記暗号化また
は再暗号化されたデジタルコンテンツを復号化して利用
する段階において、前記第１の鍵または第２の鍵が揮発
性を有し、前記暗号化または再度暗号化されたデジタル
コンテンツを連続して利用している間だけ存続し、前記
暗号化または再度暗号化されたデジタルコンテンツの利
用が終了して前記第１の鍵または第２の鍵が消失した後
は再び申請を行って前記第１の鍵または第２の鍵を入手
するまで権利は保有できるが実際の利用はできないよう
にしたものである。
【００１９】本発明の第１１の態様は、上述の第８から
第１０の態様に係るライセンス管理方法において、前記
第１および第２の鍵が、各々、前記第１の権利者識別子
および第２の権利者識別子により生成するようにしたも
のである。
第１０の態様に係るライセンス管理方法において、前記
第１および第２の鍵が、各々、前記第１の権利者識別子
および第２の権利者識別子により生成するようにしたも
のである。
【００２０】本発明の第１２の態様は、上述の第８から
第１１の態様に係るライセンス管理方法において、前記
デジタルコンテンツに係る権利の譲渡において、権利の
譲渡の履歴を前記記録手段に記録する段階を設けたもの
である。
第１１の態様に係るライセンス管理方法において、前記
デジタルコンテンツに係る権利の譲渡において、権利の
譲渡の履歴を前記記録手段に記録する段階を設けたもの
である。
【００２１】本発明の第１３の態様は、上述の第８から
第１２の態様に係るライセンス管理方法において、前記
コンテンツ識別子と前記第２の鍵および前記第２の利用
者識別子を関連付けて記録する段階において、前記デジ
タルコンテンツに係る第１の権利者識別子を有する権利
者だけが前記第２の鍵および前期第２の利用者識別子に
より更新する権限を有するようにしたものである。
第１２の態様に係るライセンス管理方法において、前記
コンテンツ識別子と前記第２の鍵および前記第２の利用
者識別子を関連付けて記録する段階において、前記デジ
タルコンテンツに係る第１の権利者識別子を有する権利
者だけが前記第２の鍵および前期第２の利用者識別子に
より更新する権限を有するようにしたものである。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施例に
基づき説明する。ここでは解り易さのため、概念的な実
施形態について先ず説明し、次いで具体的な実施形態に
ついて説明を行う。
基づき説明する。ここでは解り易さのため、概念的な実
施形態について先ず説明し、次いで具体的な実施形態に
ついて説明を行う。
【００２３】図２は、本発明のライセンス管理システム
の一実施形態を示す構成図であり、著作権者から権利の
管理を委託された権利管理代行者が有する機能と、デジ
タルコンテンツの利用者が有する機能と、権利管理代行
者および利用者の両方が有する機能がある。
の一実施形態を示す構成図であり、著作権者から権利の
管理を委託された権利管理代行者が有する機能と、デジ
タルコンテンツの利用者が有する機能と、権利管理代行
者および利用者の両方が有する機能がある。
【００２４】権利管理代行者は、暗号化に使用する鍵１
を生成する鍵生成手段２、デジタルコンテンツ３を鍵１
を用いて暗号化する暗号化手段４、デジタルコンテンツ
３を一意に特定するコンテンツ識別子５を付与し、当該
デジタルコンテンツ３とコンテンツ識別子５を関連付け
て記録するコンテンツ識別子付与手段６、デジタルコン
テンツ３に係る権利者を特定する権利者識別子７を付与
する権利者識別子付与手段８、鍵１およびコンテンツ識
別子５および権利者識別子７を関連付けて記録する記録
手段９、デジタルコンテンツ３を利用しようとする者が
権利を有する者であることを確認する認証手段１０、デ
ジタルコンテンツ３に係る権利の譲渡を行う更新手段１
１、デジタルコンテンツ３に係る権利の譲渡の履歴を記
録する履歴記録手段１２を有している。
を生成する鍵生成手段２、デジタルコンテンツ３を鍵１
を用いて暗号化する暗号化手段４、デジタルコンテンツ
３を一意に特定するコンテンツ識別子５を付与し、当該
デジタルコンテンツ３とコンテンツ識別子５を関連付け
て記録するコンテンツ識別子付与手段６、デジタルコン
テンツ３に係る権利者を特定する権利者識別子７を付与
する権利者識別子付与手段８、鍵１およびコンテンツ識
別子５および権利者識別子７を関連付けて記録する記録
手段９、デジタルコンテンツ３を利用しようとする者が
権利を有する者であることを確認する認証手段１０、デ
ジタルコンテンツ３に係る権利の譲渡を行う更新手段１
１、デジタルコンテンツ３に係る権利の譲渡の履歴を記
録する履歴記録手段１２を有している。
【００２５】利用者は、情報利用手段１３を有してい
る。情報利用手段１３は、利用者が当該デジタルコンテ
ンツ３に係る権利を有する者であることの認証と鍵１の
移動を依頼する鍵取得手段１４と、暗号化されたデジタ
ルコンテンツ３を復号化する復号化手段１５、デジタル
コンテンツ３の利用手段１６、デジタルコンテンツ３に
係る権利の登録または譲渡を申請する申請手段１７から
成る。
る。情報利用手段１３は、利用者が当該デジタルコンテ
ンツ３に係る権利を有する者であることの認証と鍵１の
移動を依頼する鍵取得手段１４と、暗号化されたデジタ
ルコンテンツ３を復号化する復号化手段１５、デジタル
コンテンツ３の利用手段１６、デジタルコンテンツ３に
係る権利の登録または譲渡を申請する申請手段１７から
成る。
【００２６】権利管理代行者および利用者の双方は、記
録手段９と情報利用手段１３の間で鍵１またはデジタル
コンテンツ３を移動させる移動手段１８を有している。
録手段９と情報利用手段１３の間で鍵１またはデジタル
コンテンツ３を移動させる移動手段１８を有している。
【００２７】本発明のライセンス管理システムが利用す
る暗号化に用いる鍵１は、公開鍵方式、秘密鍵方式のど
ちらの方式を用いてもよく、鍵生成手段２により権利者
識別子７に基づいて生成する。したがって、鍵１と権利
者識別子７の関係は、常に１対１である。
る暗号化に用いる鍵１は、公開鍵方式、秘密鍵方式のど
ちらの方式を用いてもよく、鍵生成手段２により権利者
識別子７に基づいて生成する。したがって、鍵１と権利
者識別子７の関係は、常に１対１である。
【００２８】デジタル化された本、音楽、写真、映像な
どのデジタルコンテンツ３は、暗号化手段４により、鍵
１を用いて暗号化され、情報利用手段１３において鍵１
が存在する場合にのみ利用することが可能になってい
る。
どのデジタルコンテンツ３は、暗号化手段４により、鍵
１を用いて暗号化され、情報利用手段１３において鍵１
が存在する場合にのみ利用することが可能になってい
る。
【００２９】コンテンツ識別子５は、コンテンツ識別子
付与手段６により、例えば、デジタルコンテンツ３の原
本および２つの複製がある場合、原本のデータをＣ１、
２つの複製データの各々をＣ２、Ｃ３とするように、デ
ジタルコンテンツのデータ一つ一つを特定する識別子と
して付与する。したがって、同一内容のデジタルコンテ
ンツであっても異なるコンテンツ識別子が多数存在する
ことになる。
付与手段６により、例えば、デジタルコンテンツ３の原
本および２つの複製がある場合、原本のデータをＣ１、
２つの複製データの各々をＣ２、Ｃ３とするように、デ
ジタルコンテンツのデータ一つ一つを特定する識別子と
して付与する。したがって、同一内容のデジタルコンテ
ンツであっても異なるコンテンツ識別子が多数存在する
ことになる。
【００３０】権利者識別子７は、著作権利者、または権
利管理代行者、またはデジタルコンテンツ３の利用を有
償または無償で許諾される利用者一人一人を特定する識
別子であり、権利者識別子付与手段８により付与され
る。
利管理代行者、またはデジタルコンテンツ３の利用を有
償または無償で許諾される利用者一人一人を特定する識
別子であり、権利者識別子付与手段８により付与され
る。
【００３１】記録手段９は、鍵１およびコンテンツ識別
子５および権利者識別子７を常に関連付けて記録するデ
ータベースシステムである。コンテンツ識別子５と権利
者識別子７の関係は、１対複数にすることも可能で、例
えば一つのデジタルコンテンツのデータに対して、著作
権利者と利用者の二人を権利を有する者として設定する
ことも可能である。
子５および権利者識別子７を常に関連付けて記録するデ
ータベースシステムである。コンテンツ識別子５と権利
者識別子７の関係は、１対複数にすることも可能で、例
えば一つのデジタルコンテンツのデータに対して、著作
権利者と利用者の二人を権利を有する者として設定する
ことも可能である。
【００３２】認証手段１０は、デジタルコンテンツ３の
利用者、すなわち情報利用手段１３の操作を行う者が本
人且つ権利を有する者であることを、コンテンツ識別子
５と権利者識別子７に基づいて確認する手段であり、秘
密鍵方式、ＩＤカード、パスワード、バイオメトリック
スなどのどれか一つまたはいずれかの組合せにより構成
されるものである。
利用者、すなわち情報利用手段１３の操作を行う者が本
人且つ権利を有する者であることを、コンテンツ識別子
５と権利者識別子７に基づいて確認する手段であり、秘
密鍵方式、ＩＤカード、パスワード、バイオメトリック
スなどのどれか一つまたはいずれかの組合せにより構成
されるものである。
【００３３】更新手段１１は、デジタルコンテンツ３に
係る権利の譲渡が発生した場合、デジタルコンテンツ３
のコンテンツ識別子５と関係付けて記録されていた権利
を有していた者の権利者識別子および鍵を、権利の譲渡
を受ける相手の権利者識別子および鍵で更新する。
係る権利の譲渡が発生した場合、デジタルコンテンツ３
のコンテンツ識別子５と関係付けて記録されていた権利
を有していた者の権利者識別子および鍵を、権利の譲渡
を受ける相手の権利者識別子および鍵で更新する。
【００３４】履歴記録手段１２は、デジタルコンテンツ
３に係る権利の譲渡が発生した際、デジタルコンテンツ
３のコンテンツ識別子５と、権利を有していた者の権利
者識別子と、権利の譲渡を受ける相手の権利者識別子を
記録手段９に記録する。
３に係る権利の譲渡が発生した際、デジタルコンテンツ
３のコンテンツ識別子５と、権利を有していた者の権利
者識別子と、権利の譲渡を受ける相手の権利者識別子を
記録手段９に記録する。
【００３５】鍵取得手段１４は、情報利用手段１３にお
いて暗号化されたデジタルコンテンツ３を利用するため
に、認証手段１０により認証を受け、鍵１を情報利用手
段１３に移動する。認証を受けるために必要な情報は、
上述の認証手段１０の構成により異なる。
いて暗号化されたデジタルコンテンツ３を利用するため
に、認証手段１０により認証を受け、鍵１を情報利用手
段１３に移動する。認証を受けるために必要な情報は、
上述の認証手段１０の構成により異なる。
【００３６】利用手段１６は、実際には、デジタル化さ
れた小説を表示するビューアやデジタル化された音楽を
再生するプレーヤーなどであり、情報利用手段１３に移
動した鍵１または鍵１の複製を用いて、復号化手段１５
により暗号化されているデジタルコンテンツ３を復号化
して利用する。
れた小説を表示するビューアやデジタル化された音楽を
再生するプレーヤーなどであり、情報利用手段１３に移
動した鍵１または鍵１の複製を用いて、復号化手段１５
により暗号化されているデジタルコンテンツ３を復号化
して利用する。
【００３７】情報利用手段１３は、パーソナルコンピュ
ータ、ＰＤＡと総称されている携帯情報端末、携帯電話
など、様々な装置を用いることができる。すなわち、記
録手段９に権利の登録および譲渡および認証を依頼する
ことができ、鍵１とデジタルコンテンツ３を移動させる
ことができ、暗号化されたデジタルコンテンツ３を復号
化して利用することが可能な機器なら、特定の機器に限
定されるものではない。
ータ、ＰＤＡと総称されている携帯情報端末、携帯電話
など、様々な装置を用いることができる。すなわち、記
録手段９に権利の登録および譲渡および認証を依頼する
ことができ、鍵１とデジタルコンテンツ３を移動させる
ことができ、暗号化されたデジタルコンテンツ３を復号
化して利用することが可能な機器なら、特定の機器に限
定されるものではない。
【００３８】申請手段１７は、権利管理代行者に対し
て、デジタルコンテンツ３の権利を登録する場合は、自
分の情報および権利を登録したいデジタルコンテンツ３
などを、デジタルコンテンツ３の権利を譲渡する場合
は、自分の情報および自分が権利譲渡したいデジタルコ
ンテンツ３および譲渡したい相手の個人情報などを渡し
て権利の登録または権利の譲渡を申請するものである。
申請手段１７は、情報利用手段１３とは別のシステムと
して構築してもよい。
て、デジタルコンテンツ３の権利を登録する場合は、自
分の情報および権利を登録したいデジタルコンテンツ３
などを、デジタルコンテンツ３の権利を譲渡する場合
は、自分の情報および自分が権利譲渡したいデジタルコ
ンテンツ３および譲渡したい相手の個人情報などを渡し
て権利の登録または権利の譲渡を申請するものである。
申請手段１７は、情報利用手段１３とは別のシステムと
して構築してもよい。
【００３９】移動手段１８は、有線または無線の通信手
段でも、ＭＯやＣＤやＤＶＤなどの媒体のどちらでもよ
い。記録手段９および情報利用手段１３の双方で合意さ
れている認証および鍵１またはデジタルコンテンツ３の
移動が可能な機器であれば、特定の機器構成に限定され
るものではない。
段でも、ＭＯやＣＤやＤＶＤなどの媒体のどちらでもよ
い。記録手段９および情報利用手段１３の双方で合意さ
れている認証および鍵１またはデジタルコンテンツ３の
移動が可能な機器であれば、特定の機器構成に限定され
るものではない。
【００４０】次に、図３に基づき、本発明のライセンス
管理システムが、デジタルコンテンツ３としてデジタル
化された小説（以下、小説３という）に対して、小説３
の著作権者および著作権者から小説３の権利管理を委託
された権利管理代行者が、小説３を利用したい利用者Ａ
に権利を与える際の動作を説明する。
管理システムが、デジタルコンテンツ３としてデジタル
化された小説（以下、小説３という）に対して、小説３
の著作権者および著作権者から小説３の権利管理を委託
された権利管理代行者が、小説３を利用したい利用者Ａ
に権利を与える際の動作を説明する。
【００４１】まず、権利管理代行者は、コンテンツ識別
子付与手段６により、著作権者から権利管理を委託され
た小説３にコンテンツ識別子Ｃを付与して、コンテンツ
識別子Ｃと小説３を関連付けて記録手段９に記録する
（ステップＳ１）。
子付与手段６により、著作権者から権利管理を委託され
た小説３にコンテンツ識別子Ｃを付与して、コンテンツ
識別子Ｃと小説３を関連付けて記録手段９に記録する
（ステップＳ１）。
【００４２】図６（ａ）は、小説３の権利を管理するデ
ータの例である。図６（ａ）において、鍵および権利者
の領域は空欄であるが、著作権者および著作権者に付与
した権利者識別子に基づいて生成された鍵を格納するこ
とも可能である。
ータの例である。図６（ａ）において、鍵および権利者
の領域は空欄であるが、著作権者および著作権者に付与
した権利者識別子に基づいて生成された鍵を格納するこ
とも可能である。
【００４３】利用者Ａは、申請手段１７を用いて、自分
の情報を送付し、「小説３の権利登録」を申請する（ス
テップＳ２）。
の情報を送付し、「小説３の権利登録」を申請する（ス
テップＳ２）。
【００４４】権利管理代行者が小説３の権利登録を希望
する利用者Ａからの権利付与申請を許諾する場合、権利
者識別子付与手段８は、利用者Ａの個人情報などに基づ
いて、利用者Ａに権利者識別子ＩＤＡを付与する（ステ
ップＳ３）。
する利用者Ａからの権利付与申請を許諾する場合、権利
者識別子付与手段８は、利用者Ａの個人情報などに基づ
いて、利用者Ａに権利者識別子ＩＤＡを付与する（ステ
ップＳ３）。
【００４５】次に、記録手段９は、鍵生成手段２を用い
て、権利者識別子ＩＤＡから鍵ＫＡを生成し、図６
（ｂ）に示すように、鍵ＫＡおよび権利者識別子ＩＤＡ
をコンテンツ識別子Ｃに関連付けて記録する（ステップ
Ｓ４およびＳ５）。
て、権利者識別子ＩＤＡから鍵ＫＡを生成し、図６
（ｂ）に示すように、鍵ＫＡおよび権利者識別子ＩＤＡ
をコンテンツ識別子Ｃに関連付けて記録する（ステップ
Ｓ４およびＳ５）。
【００４６】鍵ＫＡと権利者識別子ＩＤＡを記録するこ
とにより、利用者Ａに対して、小説３を読むことができ
る利用権、および当該利用権を譲渡できる譲渡権などの
権利を与えることができる。以下においては、利用権と
譲渡権の両方を一つの権利として与えた場合を説明する
が、記録手段９に別々に記録することも可能であるし、
小説３を読むことができるあるいは譲渡できる回数を設
定することもできる。
とにより、利用者Ａに対して、小説３を読むことができ
る利用権、および当該利用権を譲渡できる譲渡権などの
権利を与えることができる。以下においては、利用権と
譲渡権の両方を一つの権利として与えた場合を説明する
が、記録手段９に別々に記録することも可能であるし、
小説３を読むことができるあるいは譲渡できる回数を設
定することもできる。
【００４７】次に、暗号化手段４は、生成された鍵ＫＡ
を用いて小説３を暗号化し、予め利用者Ａと合意してい
る移動手段１８により、利用する一定時間前に、暗号化
された小説３を情報利用手段１３へ移動させ、保持して
おく（ステップＳ６およびＳ７）。
を用いて小説３を暗号化し、予め利用者Ａと合意してい
る移動手段１８により、利用する一定時間前に、暗号化
された小説３を情報利用手段１３へ移動させ、保持して
おく（ステップＳ６およびＳ７）。
【００４８】次に、図４を用いて、小説３の権利を登録
した利用者Ａが小説３を閲覧する際の動作を説明する。
利用者Ａが実際に小説３を読む、すなわち情報利用手段
１３においてビューアで閲覧する時は、鍵取得手段１４
を用いて、記録手段９に対して、移動済みの小説３の復
号化に必要な鍵ＫＡの移動を申請する（ステップＳ
８）。
した利用者Ａが小説３を閲覧する際の動作を説明する。
利用者Ａが実際に小説３を読む、すなわち情報利用手段
１３においてビューアで閲覧する時は、鍵取得手段１４
を用いて、記録手段９に対して、移動済みの小説３の復
号化に必要な鍵ＫＡの移動を申請する（ステップＳ
８）。
【００４９】鍵取得手段１２から鍵ＫＡの移動を申請さ
れた際、認証手段１０は、利用者Ａが利用者Ａ本人であ
り、尚且つ記録手段９により小説３に対して利用権を有
する利用者として記録されていることをコンテンツ識別
子Ｃと権利者識別子ＩＤＡにより確認する（ステップＳ
９）。
れた際、認証手段１０は、利用者Ａが利用者Ａ本人であ
り、尚且つ記録手段９により小説３に対して利用権を有
する利用者として記録されていることをコンテンツ識別
子Ｃと権利者識別子ＩＤＡにより確認する（ステップＳ
９）。
【００５０】認証手段１０により利用者Ａが本人且つ小
説３に対して利用権を有することを確認できた場合、記
録手段９は、予め利用者Ａとの間で合意している移動手
段１８を用いて、復号化に必要な鍵ＫＡを利用者Ａの情
報利用手段１３に移動させる。復号化に必要な鍵として
鍵ＫＡの複製を移動させてもよい（ステップＳ１０）。
説３に対して利用権を有することを確認できた場合、記
録手段９は、予め利用者Ａとの間で合意している移動手
段１８を用いて、復号化に必要な鍵ＫＡを利用者Ａの情
報利用手段１３に移動させる。復号化に必要な鍵として
鍵ＫＡの複製を移動させてもよい（ステップＳ１０）。
【００５１】利用者Ａは、情報利用手段１３において、
復号化手段１５により鍵ＫＡを用いて小説３を復号化し
ながら、利用手段１６である電子化された小説を読むビ
ューアを用いて、小説３を閲覧する（ステップＳ１１お
よびＳ１２）。
復号化手段１５により鍵ＫＡを用いて小説３を復号化し
ながら、利用手段１６である電子化された小説を読むビ
ューアを用いて、小説３を閲覧する（ステップＳ１１お
よびＳ１２）。
【００５２】この時、鍵ＫＡは、情報利用手段１３の揮
発性を有するメモリ上にだけ存在するなどの形態でビュ
ーアが稼動している間だけ存続するように構成されてお
り、図示してはいない鍵消去手段により、ビューアが終
了した時点で情報利用手段１３から消去され、鍵ＫＡ自
体に揮発性を持たせている（ステップＳ１３）。
発性を有するメモリ上にだけ存在するなどの形態でビュ
ーアが稼動している間だけ存続するように構成されてお
り、図示してはいない鍵消去手段により、ビューアが終
了した時点で情報利用手段１３から消去され、鍵ＫＡ自
体に揮発性を持たせている（ステップＳ１３）。
【００５３】利用者Ａが再び小説３をビューアで閲覧し
たい場合は、鍵ＫＡの申請から繰り返す。暗号を復号化
するための鍵ＫＡが揮発性を有し、利用するために毎回
入手させることにより、鍵ＫＡと小説３の両方が情報利
用手段１３に存在するのが、移動直後の利用の時１回だ
けになり、その他は鍵ＫＡが存在しないために復号化す
ることができないので、小説３に対する権利の保護を行
うことが可能になる。
たい場合は、鍵ＫＡの申請から繰り返す。暗号を復号化
するための鍵ＫＡが揮発性を有し、利用するために毎回
入手させることにより、鍵ＫＡと小説３の両方が情報利
用手段１３に存在するのが、移動直後の利用の時１回だ
けになり、その他は鍵ＫＡが存在しないために復号化す
ることができないので、小説３に対する権利の保護を行
うことが可能になる。
【００５４】次に、利用者Ａが自分が有している小説３
の利用権を、別な利用者Ｂに譲渡する場合の動作につい
て、図５を用いて説明する。利用者Ａが利用者Ｂに小説
３の利用権を譲渡する場合、権利者Ａは、権利管理代行
者に対して、申請手段１７を用いて「利用者Ｂに小説３
の権利を譲渡する」という申請を行う（ステップＳ１
４）。
の利用権を、別な利用者Ｂに譲渡する場合の動作につい
て、図５を用いて説明する。利用者Ａが利用者Ｂに小説
３の利用権を譲渡する場合、権利者Ａは、権利管理代行
者に対して、申請手段１７を用いて「利用者Ｂに小説３
の権利を譲渡する」という申請を行う（ステップＳ１
４）。
【００５５】権利管理代行者は、認証手段１０を用い
て、利用者Ａが小説３の利用権を譲渡できる譲渡権を有
するか確認し、譲渡権を有しており且つ利用権譲渡が許
諾できる場合、権利者識別子付与手段８を用いて、利用
者Ａまたは利用者Ｂが送付した利用者Ｂの個人情報など
に基づいて、権利者識別子ＩＤＢを利用者Ｂに付与する
（ステップＳ１５およびＳ１６）。
て、利用者Ａが小説３の利用権を譲渡できる譲渡権を有
するか確認し、譲渡権を有しており且つ利用権譲渡が許
諾できる場合、権利者識別子付与手段８を用いて、利用
者Ａまたは利用者Ｂが送付した利用者Ｂの個人情報など
に基づいて、権利者識別子ＩＤＢを利用者Ｂに付与する
（ステップＳ１５およびＳ１６）。
【００５６】次に、鍵生成手段２は、権利者識別子ＩＤ
Ｂから鍵ＫＢを生成する。その後、図６（ｃ）に示すよ
うに、更新手段１１により、鍵ＫＢおよび権利者識別子
ＫＢを、コンテンツ識別子Ｃに関連付けて記録されてい
る鍵ＫＡおよび権利者識別子ＩＤＡに上書きして更新す
る（ステップＳ１７およびＳ１８）。
Ｂから鍵ＫＢを生成する。その後、図６（ｃ）に示すよ
うに、更新手段１１により、鍵ＫＢおよび権利者識別子
ＫＢを、コンテンツ識別子Ｃに関連付けて記録されてい
る鍵ＫＡおよび権利者識別子ＩＤＡに上書きして更新す
る（ステップＳ１７およびＳ１８）。
【００５７】記録手段９により鍵ＫＢおよび権利者識別
子ＩＤＢへ書き換えることにより、小説３の利用権を有
する者は、利用者Ａから利用者Ｂに移動し、利用者Ａか
ら小説３の利用権が消滅したことになる。
子ＩＤＢへ書き換えることにより、小説３の利用権を有
する者は、利用者Ａから利用者Ｂに移動し、利用者Ａか
ら小説３の利用権が消滅したことになる。
【００５８】また、この時、履歴記録手段１２を用い
て、「小説３の利用権が利用者Ａから利用者Ｂに移動し
た」などのような小説３に係る権利譲渡の履歴を記録す
ると、後における追跡や確認を行うことができるように
なる（ステップＳ１９）。
て、「小説３の利用権が利用者Ａから利用者Ｂに移動し
た」などのような小説３に係る権利譲渡の履歴を記録す
ると、後における追跡や確認を行うことができるように
なる（ステップＳ１９）。
【００５９】次に、暗号化手段４は、鍵ＫＢを用いて小
説３を暗号化し、予め利用者Ｂと合意している移動手段
１８により、小説３を利用者Ｂが有する情報利用手段１
３に移動させる（ステップＳ２０およびＳ２１）。
説３を暗号化し、予め利用者Ｂと合意している移動手段
１８により、小説３を利用者Ｂが有する情報利用手段１
３に移動させる（ステップＳ２０およびＳ２１）。
【００６０】利用者Ｂが実際に小説３をビューアにて閲
覧する場合は、利用者Ａが行ったのと同様に、鍵取得手
段１４により、復号化に必要な鍵ＫＢの移動を申請す
る。
覧する場合は、利用者Ａが行ったのと同様に、鍵取得手
段１４により、復号化に必要な鍵ＫＢの移動を申請す
る。
【００６１】認証手段１０は、利用者Ｂが利用者Ｂ本人
であり、尚且つ記録手段９により小説３に対して利用権
を有する者として記録されているかを確認する。
であり、尚且つ記録手段９により小説３に対して利用権
を有する者として記録されているかを確認する。
【００６２】認証手段１０により利用者Ｂが本人であり
且つ小説３に対して利用権を有することが確認された場
合、記録手段９は、予め利用者Ｂとの間で合意している
移動手段１８を用いて、復号化に必要な鍵ＫＢを利用者
Ｂの情報利用手段１３に移動させる。
且つ小説３に対して利用権を有することが確認された場
合、記録手段９は、予め利用者Ｂとの間で合意している
移動手段１８を用いて、復号化に必要な鍵ＫＢを利用者
Ｂの情報利用手段１３に移動させる。
【００６３】利用者Ｂは、情報利用手段１３において、
復号化手段１５により揮発性を有している鍵ＫＢを用い
て小説３を復号化し、小説３をビューアで閲覧する。
復号化手段１５により揮発性を有している鍵ＫＢを用い
て小説３を復号化し、小説３をビューアで閲覧する。
【００６４】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明によるライセンス管理システ
ムは、上述の実施の形態に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更
が可能なことは当然のことである。
に説明してきたが、本発明によるライセンス管理システ
ムは、上述の実施の形態に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更
が可能なことは当然のことである。
【００６５】
【発明の効果】以上の通りであるから、本発明に係るラ
イセンス管理システムおよび方法によれば、コンテンツ
識別子によりデジタルコンテンツのデータを特定し、常
に権利者識別子と権利者識別子から生成した暗号化のた
めの鍵を一対で記録し、揮発性を有する鍵が許諾された
時以外は存在しないため、デジタルコンテンツに係る利
用者および利用回数を明確に限定することができ、権利
の譲渡も可能になる。
イセンス管理システムおよび方法によれば、コンテンツ
識別子によりデジタルコンテンツのデータを特定し、常
に権利者識別子と権利者識別子から生成した暗号化のた
めの鍵を一対で記録し、揮発性を有する鍵が許諾された
時以外は存在しないため、デジタルコンテンツに係る利
用者および利用回数を明確に限定することができ、権利
の譲渡も可能になる。
【図１】 従来のライセンス管理を説明する模式図であ
る。
る。
【図２】 本発明のライセンス管理システムの構成図で
ある。
ある。
【図３】 本発明のデジタルコンテンツに係る権利を設
定するまでを説明する模式図である。
定するまでを説明する模式図である。
【図４】 本発明のデジタルコンテンツの利用を説明す
る模式図である。
る模式図である。
【図５】 本発明のデジタルコンテンツに係る権利の譲
渡を説明する模式図である。
渡を説明する模式図である。
【図６】 本発明の権利を管理するデータの例である。
１、ＫＡ、ＫＢ 鍵
２ 鍵生成手段
３ デジタルコンテンツ（小説）
４ 暗号化手段
５、Ｃ コンテンツ識別子
６ コンテンツ識別子付与手段
７、ＩＤＡ、ＩＤＢ 権利者識別子
８ 権利者識別子付与手段
９ 記録手段
１０ 認証手段
１１ 更新手段
１２ 履歴記録手段
１３ 情報利用手段
１４ 鍵取得手段
１５ 復号化手段
１６ 利用手段
１７ 申請手段
１８ 移動手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5B085 AA08 AE29 BA06 BG02 BG03
BG07
5J104 AA16 EA04 PA10
Claims (13)
- 【請求項１】 デジタル化されたコンテンツに係る権利
を管理するライセンス管理システムであって、前記デジ
タルコンテンツを一意に特定するコンテンツ識別子を付
与し、前記デジタルコンテンツと関連付けて記録するコ
ンテンツ識別子付与手段と、前記デジタルコンテンツに
係る権利を有する権利者を特定する第１の権利者識別子
および前記デジタルコンテンツに係る権利の譲渡を受け
る相手を特定する第２の権利者識別子を付与する権利者
識別子付与手段と、前記デジタルコンテンツを暗号化す
るのに用いる所定の鍵として、前記デジタルコンテンツ
に係る権利を有する権利者用の第１の鍵および前記デジ
タルコンテンツに係る権利の譲渡を受ける相手用の第２
の鍵を生成する鍵生成手段と、前記第１の鍵と前記コン
テンツ識別子と前記第１の権利者識別子を関連付けて、
または前記第２の鍵と前記コンテンツ識別子と前記第２
の権利者識別子を関連付けて記録する記録手段と、前記
第１の鍵または第２の鍵により前記デジタルコンテンツ
を暗号化する暗号化手段と、前記記録手段において、前
記コンテンツ識別子と関連付けて記録している第１の権
利者識別子および第１の鍵を、前記第２の権利者識別子
および前記第２の鍵へと更新する更新手段と、を備える
ことを特徴とするライセンス管理システム。 - 【請求項２】 請求項１記載のライセンス管理システム
であって、前記デジタルコンテンツに係る権利の登録、
または前記デジタルコンテンツに係る権利者が前記デジ
タルコンテンツに係る権利の譲渡、を申請する申請手段
と、を備えることを特徴とするライセンス管理システ
ム。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のライセンス管理
システムであって、前記暗号化手段により暗号化された
前記デジタルコンテンツを第１の鍵または第２の鍵を用
いて復号化して利用する情報利用手段と、前記情報利用
手段に対して、前記暗号化手段により暗号化された前記
デジタルコンテンツ、および前記第１の鍵または前記第
２の鍵を移動させる移動手段と、を備えることを特徴と
するライセンス管理システム。 - 【請求項４】 請求項１から３のいずれかひとつに記載
のライセンス管理システムであって、前記移動手段が、
前記情報利用手段の操作者が、前記コンテンツ識別子と
権利者識別子に基づいて前記デジタルコンテンツに係る
権利を有する者であることを確認する認証手段、を備え
ることを特徴とするライセンス管理システム。 - 【請求項５】 請求項１から４のいずれかひとつに記載
のライセンス管理システムであって、前記情報利用手段
が、前記認証手段に対して情報利用手段を操作する者
が、前記デジタルコンテンツに係る権利を有することの
確認を依頼し、確認が取れた場合にのみ、前記暗号化に
用いた第１の鍵または第２の鍵を入手する鍵取得手段
と、前記暗号化手段により暗号化された前記デジタルコ
ンテンツ、および前記第１の鍵または第２の鍵を移動す
る前記移動手段と、前記移動した前記第１の鍵または第
２の鍵を用いて前記暗号化手段により暗号化された前記
デジタルコンテンツを復号化する復号化手段と、復号化
した前記デジタルコンテンツを利用する利用手段と、を
備えることを特徴とするライセンス管理システム。 - 【請求項６】 請求項１から５のいずれかひとつに記載
のライセンス管理システムであって、復号化に用いる前
記第１の鍵または第２の鍵が、前記情報利用手段におい
て、前記暗号化手段により暗号化された前記デジタルコ
ンテンツを連続して利用している時間だけ存続し、前記
暗号化手段により暗号化された前記デジタルコンテンツ
の連続の利用が終了した時点において消滅する鍵消去手
段、を備えることを特徴とするライセンス管理システ
ム。 - 【請求項７】 請求項１から６のいずれかひとつに記載
のライセンス管理システムであって、前記デジタルコン
テンツに係る権利の譲渡が発生した場合、権利譲渡の履
歴を前記記録手段に記録する履歴記録手段、を備えるこ
とを特徴とするライセンス管理システム。 - 【請求項８】 デジタル化されたコンテンツに係る権利
を管理するライセンス管理方法であって、デジタルコン
テンツを一意に特定するコンテンツ識別子を付与し、前
記デジタルコンテンツと関連付けて記録する段階と、前
記デジタルコンテンツに係る権利の登録を申請する段階
と、前記権利の登録の申請を許諾する相手に対して、前
記デジタルコンテンツに係る権利を有する権利者を特定
する第１の権利者識別子を付与する段階と、前記デジタ
ルコンテンツを暗号化するための第１の鍵を生成する段
階と、前記コンテンツ識別子および前記第１の鍵および
前記第１の権利者識別子を関連付けて記録する段階と、
前記第１の鍵により前記デジタルコンテンツを暗号化す
る段階と、前記権利の登録を許諾された権利者へ前記暗
号化されたデジタルコンテンツを移動させる段階と、前
記権利者に移動した前記暗号化されたデジタルコンテン
ツを利用するために前記第１の鍵を入手する段階と、前
記入手した第１の鍵を用いて前記暗号化されたデジタル
コンテンツを復号化して利用する段階と、前記デジタル
コンテンツに係る権利の譲渡において、権利の譲渡を受
ける新権利者を申請する段階と、前記新権利者に第２の
権利者識別子を付与する段階と、暗号化に用いる第２の
鍵を新たに生成する段階と、前記第１の鍵および前記第
１の権利者識別子と関連付けられて記録してある前記コ
ンテンツ識別子に対して、当該コンテンツ識別子と新た
に生成した前記第２の鍵および新権利者に付与した前記
第２の利用者識別子を関連付けて更新する段階と、前記
第２の鍵を用いて前記デジタルコンテンツを再度暗号化
する段階と、前記新権利者へ前記再度暗号化されたデジ
タルコンテンツを移動させる段階と、前記新権利者に移
動した前記再度暗号化されたデジタルコンテンツを利用
するために前記第２の鍵を入手する段階と、前記入手し
た第２の鍵を用いて前記再度暗号化されたデジタルコン
テンツを復号化して利用する段階と、を設けたことを特
徴とするライセンス管理方法。 - 【請求項９】 請求項８記載のライセンス管理方法であ
って、前記権利者に移動した前記暗号化または再度暗号
化されたデジタルコンテンツを利用するために前記第１
の鍵または第２の鍵を入手する段階において、前記第１
の鍵または第２の鍵を入手しようとする者が前記デジタ
ルコンテンツに係る当該時点における権利を有する者で
あることを確認する認証を行い、認証により権利者であ
ることを確認した場合にのみ前記第１の鍵または第２の
鍵を移動する、ことを特徴とするライセンス管理方法。 - 【請求項１０】 請求項８または９記載のライセンス管
理方法であって、前記入手した第１の鍵または第２の鍵
を用いて前記暗号化または再度暗号化されたデジタルコ
ンテンツを復号化して利用する段階において、前記第１
の鍵または第２の鍵が揮発性を有し、前記暗号化または
再度暗号化されたデジタルコンテンツを連続して利用し
ている間だけ存続し、前記暗号化または再度暗号化され
たデジタルコンテンツの利用が終了して前記第１の鍵ま
たは第２の鍵が消失した後は、再び申請を行って前記第
１の鍵または第２の鍵を入手するまで、権利は保有でき
るが実際の利用はできない、ことを特徴とするライセン
ス管理方法。 - 【請求項１１】 請求項８から１０のいずれかひとつに
記載のライセンス管理方法であって、前記第１および第
２の鍵が、各々、前記第１の権利者識別子および第２の
権利者識別子により生成する、ことを特徴とするライセ
ンス管理方法。 - 【請求項１２】 請求項８から１１のいずれかひとつに
記載のライセンス管理方法であって、前記デジタルコン
テンツに係る権利の譲渡において、権利の譲渡の履歴を
前記記録手段に記録する段階、を設けたことを特徴とす
るライセンス管理方法。 - 【請求項１３】 請求項８から１２のいずれかひとつに
記載のライセンス管理方法であって、前記コンテンツ識
別子と、前記第２の鍵および前記第２の利用者識別子を
関連付けて記録する段階において、前記デジタルコンテ
ンツに係る第１の権利者識別子を有する権利者だけが、
前記第２の鍵および前期第２の利用者識別子により更新
する権限を有する、ことを特徴とするライセンス管理方
法。
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