JP2003230787A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上面に操作パネルを設けたドラム式洗濯機に
おいて外観上の見栄えを良好にする。 【解決手段】 奥行き方向に手前から、操作パネル部材
110、カバー部材120、バックプレート部材130
を並べる構成とし、操作パネル部材110及びカバー部
材120はそれぞれ、上面板部材100に対して前方に
スライド移動させたときに係合して上に抜けないように
し、操作パネル部材110の後方への移動はカバー部材
120で阻止し、カバー部材120の後方への移動はバ
ックプレート部材130で阻止し、バックプレート部材
130の最後部を上面板部材100にビスで固着する。
また、操作パネル部材110、カバー部材120、バッ
クプレート部材130の突き当て部にそれぞれオーバー
ラップを設け、ビス止めする場合でも、そのビスの頭部
が該オーバーラップの下側に隠れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平軸又は傾斜軸
を中心に回転するドラムを有するドラム式洗濯機に関す
る。なお、一般にドラム式洗濯機は洗濯から乾燥までを
連続的に行うことができるものであることが多いが、こ
こで言うドラム式洗濯機は乾燥が行えないものであって
もよい。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機は、水平軸又は傾斜軸を
中心に円筒籠状のドラムを外槽内部に回転自在に配置し
た構成を備えており、このドラム内に洗濯物を収容して
水を貯留した外槽内で回転させることによって洗濯物の
叩き洗いを行う。こうした一般的なドラム式洗濯機で
は、略直方体形状の外箱の前面に衣類を投入するための
扉体が横開きに設けられており、その扉体を開くと外槽
に設けた開口を通して、ドラムの一端面に設けられた洗
濯物投入口が覗くように構成されている。
【0003】こうしたドラム式洗濯機に対する一般消費
者の大きな不満の一つは、衣類の出し入れがしにくいこ
とである。すなわち、上記構成を有するドラム式洗濯機
では、洗濯物投入口が低い位置にあり、洗濯機を専用の
置台上に載置した場合であっても、洗濯物投入のしにく
さは完全には解消されない。このような不満に対応する
ため、従来、市販されているドラム式洗濯機では、傾斜
軸を用いてドラムの洗濯物投入口をやや斜め上向きにし
たものがある。また、洗濯物投入口をできるだけ大きく
することも試みられている。しかしながら、このような
構成によっても、渦巻き式洗濯機の操作性に慣れた者に
とってみれば、その使い勝手は必ずしも充分に良好であ
るとは言えない。また、こうしたドラム式洗濯機では、
使用者が各種の操作や設定を行うための操作パネルは、
洗濯物投入口に合わせて前面上部に設けられているのが
普通である。そのため、使用者が立位姿勢をとった状態
では操作パネルが見にくいというのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドラム式洗濯機におけ
る上記のような使い勝手の悪さを解消する一つの方法と
して考えられるのは、従来の一般の渦巻き式洗濯機と同
じように、洗濯物投入口を外箱の前面ではなく上面に設
け、それに合わせて操作パネルも上面に設けることであ
る。
【0005】しかしながら、操作パネルを上面に取り付
ける場合、操作パネルを固定するためのビスの頭部が使
用者から容易に見える位置にあると、外観上見栄えが悪
い。見栄えを改善するためには、例えばビスの頭部を隠
すためのシート部材を貼り付ける等の方法が考えられ
る。しかしながら、製造工程での手間が掛かるとともに
部品コストも増加し、コストを引き上げる要因となる。
そこで、外観上の見栄えを良くし、且つコストも低減で
きるような組立構造が望まれている。
【0006】また、一般に、ドラム式洗濯機では、洗濯
物投入用のドアが設けられた前面板の上部に、操作パネ
ルと洗剤や柔軟仕上剤を投入するための洗剤容器の引出
し用の把手とが並んで配置されている。また、外箱の上
面や背面上部に、水道栓やからのホースや風呂水給水の
ホースを接続するための水道水給水口や風呂水給水口が
設けられている。
【0007】通常、水道水給水口や風呂水給水口に外部
から供給された水は給水バルブなどで適宜に選択され
て、洗剤容器内の洗剤収容部や柔軟仕上剤収容部などに
送られ、そこに予め収容されている洗剤や柔軟仕上剤を
伴って外槽内に注水される。そのために、粉末洗剤収容
部や仕上剤収容部を横に並べた洗剤容器を引き出し自在
に収納する注水装置が設けられている。しかしながら、
このような構造では、上記のように洗濯物投入口を上部
に配置する場合に洗剤容器の各収容部のスペースを十分
に確保することが難しい。
【0008】また、洗剤容器はまる洗い等ができるよう
に脱着自在であるが、仮に洗剤容器が注水装置に収納さ
れない状態のまま給水動作が行われると、注水装置に供
給された水がケース底壁面に当たって飛散し、その前面
開口から機外へと飛び出して床面などを濡らしたり使用
者に水が掛かったりするおそれがある。
【0009】また、洗濯に風呂水を利用するべく自吸式
の風呂水ポンプを搭載した構成では、注水装置に外部の
水道栓等から供給された水道水の一部を分岐して呼び水
として風呂水ポンプに供給している。このような分岐を
行うために、注水装置の内部で、水道水が通る主通水路
の側壁に分岐通水路の一端を接続し、主通水路を通る水
の水圧を利用して分岐通水路に一部の水が分岐されるよ
うにしている。しかしながら、水道水圧が低下すると主
通水路内の水圧も下がり、呼び水の量が減少して風呂水
が使用できるまでに要する時間が長くなる。特に、呼び
水給水のための取入口が主通水路の上部に設けられてい
たり、或いは、風呂水ポンプが注水装置よりも上に配置
されていたりすると、水を押し上げる水圧も必要になる
ため、呼び水の減少は著しく、最悪の場合、風呂水ポン
プが作動しない事態に至る。
【0010】本発明はこのような様々な課題を解決する
ために成されたものであり、その第1の目的とするとこ
ろは、外観上の見栄えを良好にするとともにコストも低
減することができるような操作パネルの取付構造を有す
るドラム式洗濯機を提供することである。
【0011】また、本発明の第2の目的とするところ
は、洗剤容器が取り外された状態で運転が行われた場合
でも、機外への水跳ねを防止することができるドラム式
洗濯機を提供することである。
【0012】また、本発明の第3の目的とするところ
は、上面に洗濯物投入口を設ける場合でも、これと干渉
することがなく洗剤類の収容部を十分に広く確保するこ
とができるような注水装置を備えたドラム式洗濯機を提
供することである。
【0013】また、本発明の第4の目的とするところ
は、コストを殆ど増加させることなく自吸式の風呂水ポ
ンプへ呼び水を確実に供給することができるドラム式洗
濯機を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段、及び効果】上記課題を解
決するために成された第1発明は、外箱内に配設した外
槽の内部に、周面が略円筒形状のドラムを水平軸又は傾
斜軸を中心に回転自在に配設したドラム式洗濯機におい
て、前記外箱の上部を構成する部材として、各種操作キ
ーや表示器を配置した操作パネル部材と、該操作パネル
部材の後方に略連続して設けられるカバー部材と、該カ
バー部材の後方に略連続して外箱の上面最後部まで覆う
バックプレート部材と、前記操作パネル部材、カバー部
材及びバックプレート部材を上面に装着するための上面
板部材と、を有し、前記操作パネル部材を後方から前方
にスライドさせた状態で保持するために該操作パネル部
材と上面板部材とに互いに係合する第1係合手段を設け
るとともに、前記カバー部材を後方から前方にスライド
させた状態で保持するために該カバー部材と上面板部材
とに第2係合手段を設け、前記第1係合手段により保持
された状態にある操作パネル部材の後方への移動をカバ
ー部材により阻止し、該カバー部材の後方への移動を、
前記上面板部材に固定した前記バックプレート部材によ
り阻止することを特徴としている。
【0015】第1発明に係るドラム式洗濯機では、操作
パネル部材、カバー部材、及びバックプレート部材を上
面板部材に装着する際に、まず、操作パネル部材を上面
板部材上の所定の位置に置き前方にスライド移動させる
と、第1係合手段により両者は係合して前方及び上方へ
の移動は禁止される。この状態では、操作パネル部材は
上記スライド移動とは逆の方向、つまり後方側にのみ移
動が可能である。次に、カバー部材を上面板部材上の操
作パネル部材後方の所定位置に置き前方にスライド移動
させると、第2係合手段により両者は係合し、更にカバ
ー部材の前縁又はその近傍部は操作パネル部材の後縁又
はその近傍部に接する。これにより、カバー部材の前方
及び上方への移動は禁止されるとともに、操作パネル部
材の後方への移動はカバー部材により阻止される。続い
て、バックプレート部材を上面板部材上のカバー部材後
方の所定位置に置き、例えば、所定位置でバックプレー
ト部材を上面板部材にビス等で固定する。バックプレー
ト部材の前縁又はその近傍部はカバー部材の後縁又はそ
の近傍部に接する。これにより、カバー部材の後方への
移動はバックプレート部材により阻止される。
【0016】バックプレート部材を上面板部材に固定す
るためのビスの螺着箇所を使用者から見えにくい位置、
例えば上面の最後部等としておけば、操作パネル部材や
カバー部材を固定するためのビスは少なくとも使用者に
見える状態では存在しないので、外観上の見栄えを良好
にすることができる。
【0017】また、上記課題を解決するために成された
第2発明は、外箱内に配設した外槽の内部に、周面が略
円筒形状のドラムを水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在
に配設したドラム式洗濯機において、前記外箱の上部を
構成する部材として、各種操作キーや表示器を配置した
操作パネル部材と、該操作パネル部材の後方に略連続し
て設けられるカバー部材と、該カバー部材の後方に略連
続して外箱の上面最後部まで覆うバックプレート部材
と、前記操作パネル部材、カバー部材及びバックプレー
ト部材を上面に装着するための上面板部材と、を有し、
前記操作パネル部材の後縁部と前記カバー部材の前縁
部、及び/又は、前記カバー部材の後縁部と前記バック
プレート部材の前縁部とがそれぞれ重なり合い、その重
なり部の下側になる箇所において、ビスによりその下側
の重なり部を有する部材を前記上面板部材に螺着するこ
とを特徴としている。
【0018】この第2発明に係るドラム式洗濯機では、
操作パネル部材とカバー部材の少なくともいずれか一方
を上面板部材に対してビスで固定するが、そのビスの螺
着箇所は2つの部材の重なり部の下側であるため、螺着
されたビスの頭部は上側の部材によって覆われてしまい
上方からは見えなくなる。したがって、ビスを利用して
固着を行う場合であっても、外観上の見栄えを良好にす
ることができる。
【0019】また、上記課題を解決するために成された
第3発明は、外箱と、該外箱内に配設された外槽と、該
外槽内に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽内に
注水を行うとともに所定の注水時に洗剤類を該外槽内に
投入するための注水手段と、を具備するドラム式洗濯機
において、前記注水手段は、 a)少なくとも前面が開口した箱状のケースと、 b)該ケースの前面開口から引き出し自在であって、洗剤
類が収容されるトレイを有する洗剤容器と、 c)前記ケースの内部空間の上部に設けられ、前記洗剤容
器が該ケース内に収納された状態において前記トレイ内
に水を吐出するための通水路及び散水開口が配設された
散水手段と、 d)前記ケースの底壁面にあって、前記洗剤容器が該ケー
ス内に収納されていない状態で前記散水開口から吐出さ
れた水が当たる箇所近傍に設けられた、少なくとも前方
への水跳ねを軽減する水飛散防止手段と、を備えること
を特徴とする。
【0020】第3発明に係るドラム式洗濯機では、洗剤
容器がケース内に適切に収納された状態であるときに
は、散水開口から吐出した水はトレイ内に落ち、該トレ
イ内に予め収容されている洗剤類(粉末洗剤、液体洗
剤、漂白剤、柔軟仕上剤など)をケース内に押し流す。
これに対し、例えば使用者が洗剤容器をケースに装着し
忘れた場合には、散水開口の下方にはトレイが存在せ
ず、水は直接ケースの底壁部に当たることになるが、そ
こには水飛散防止手段が設けられているため、水は前方
には飛散せず、飛散するとしても後方や側方のみであ
る。したがって、このような状態において、飛散する水
がケースの前面開口から飛び出すことがなく、機外を濡
らしてしまうことを防止することができる。
【0021】上記水飛散防止手段は各種の態様とするこ
とができるが、一態様としては、後方へ向かうに従い下
方向に大きく傾斜した局部傾斜面とすることができる。
また、前記ケースの底壁面は後方側に向かって傾斜し、
前記水飛散防止手段は、その周囲の底壁面よりも突出し
て前記局部傾斜面が形成されている構成とすることがで
きる。この構成では、散水開口から吐出した水は局部傾
斜面に当たって後方に大きく跳ね返る。これにより、前
方への水の飛散を防止することができる。また、周囲の
底壁面よりも局部傾斜面が突出していれば、そこに水が
滞留しないので衛生性を損なうこともない。
【0022】また、他の態様として、前記水飛散防止手
段は複数の突起部としてもよい。この構成によれば、散
水開口から落下して来る水が突起部に当たると全体的に
水の跳ね返りが抑制されるため、上記態様と同様に、飛
散した水がケースの前面開口から飛び出すことを防止す
ることができる。
【0023】また、上記課題を解決するために成された
第4発明は、外箱と、該外箱内に配設された外槽と、該
外槽内に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽内に
注水を行うとともに所定の注水時に洗剤類を該外槽内に
投入するための注水手段と、を具備するドラム式洗濯機
において、前記注水手段は、 a)少なくとも前面が開口した箱状のケースと、 b)該ケースの前面開口から引き出し自在であって、粉末
洗剤収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部の少なく
とも3つの区画が奥行き方向に並べて設けられた洗剤容
器と、 c)前記ケースの内部空間の上部に設けられ、前記洗剤容
器が該ケース内に収納された状態において前記粉末洗剤
収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部に対してそれ
ぞれ水を吐出するように複数の通水路及び散水開口が配
設された散水手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】この第4発明に係るドラム式洗濯機では、
洗剤容器が奥行き方向に細長い形状を有しており、粉末
洗剤収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部の3つの
区画が奥行き方向に形成されている。したがって、注水
手段は幅方向に大きなスペースを必要とせず、外箱内上
部空間の中央部を外し左右いずれかの側面に沿って設置
することが可能となる。更にまた、粉末洗剤収容部、液
体洗剤収容部及び仕上剤収容部の3つの区画が奥行き方
向に分離されているため、洗剤容器を引き出したとき
に、粉末洗剤収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部
の左右に障害物(他の収容部)が存在せず、洗剤や柔軟
仕上剤が入れ易くなるという利点もある。
【0025】また、第4発明に係るドラム式洗濯機で
は、前記散水手段は、吐出される水の圧力が相対的に弱
い散水開口が相対的に前方に配置された構成とすること
が好ましい。
【0026】この第4発明に係るドラム式洗濯機では、
洗剤容器が奥行き方向に細長い形状を有しており、粉末
洗剤収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部の3つの
区画が奥行き方向に形成されている。そして、各収容部
に合わせて散水開口も相対的に前面開口に近いものと遠
いものとが存在する。そこで、吐出される水の圧力が相
対的に弱い散水開口を前方に配置すれば、上述したよう
にケース内に洗剤容器が収容されていない状態で散水開
口から水が吐出された場合でも、激しい水跳ねはケース
の奥側で生じ、前面開口に近い箇所では大きな水跳ねは
生じない。したがって、飛散した水が前面開口から飛び
出すことを効果的に抑制することができる。
【0027】なお、一般に粉末洗剤は容器内にこびり付
き易く、押し流すために散水開口から強い水勢を必要と
するのに対し、液体洗剤や柔軟仕上剤などの液剤は例え
ばサイホン作用などを利用して液剤を水とともに運ぶた
め、散水開口から吐出される水の水勢は弱くてもよい。
したがって、第4発明に係るドラム式洗濯機では、洗剤
容器は、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部が粉末洗剤収
容部よりも手前(ケース内に収納された状態でその前面
開口に近い位置)に配置された構成とするとよい。
【0028】また、上記課題を解決するために成された
第5発明は、外箱と、該外箱内に配設された外槽と、該
外槽内に回転自在に配設されたドラムと、外部より風呂
水を吸引するための自吸式の風呂水ポンプと、該風呂水
及び/又は水道水を前記外槽内に注水するとともに該注
水時に洗剤類を外槽内に投入する注水手段と、を具備す
るドラム式洗濯機において、前記注水手段は、 a)洗剤類が収容されるトレイを有する洗剤容器と、 b)該洗剤容器の上部に設けられ、前記風呂水及び水道水
の供給を受けて前記トレイ内に水を吐出するための通水
路及び散水開口が配設された散水手段と、を備え、前記
散水手段は、供給された水道水の一部を前記風呂水ポン
プに呼び水として供給するために、主通水路から分岐し
た分岐通水路を有し、該主通水路の分岐部後方至近に、
該主通水路に流れる水の流れ抵抗となる水阻止手段が設
けられていることを特徴としている。
【0029】ここで、水阻止手段の一態様としては、主
通水路の管路内に延出した突片などとすることができ
る。第5発明に係るドラム式洗濯機では、主通水路に供
給された水は水阻止手段によって円滑な流通を妨げられ
るため、その手前で水が滞って水圧が高まる。これによ
り、主通水路に対して所定角度で連結された分岐通水路
に水が流れ込み易くなり、風呂水ポンプに確実に呼び水
を供給することとができる。したがって、例えば水道栓
からの供給水圧が低下した場合でも、風呂水ポンプに確
実に呼び水を流して風呂水ポンプの確実に起動させるこ
とができる。特に、分岐通水路が主通水路の上側に接続
されている場合であっても、上記のように分岐部の水圧
を高めることによって、円滑に水を押し上げて呼び水を
供給することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例であるド
ラム式洗濯機について、図面を参照して説明する。
【0031】図1は本実施例のドラム式洗濯機の外観斜
視図、図2は上面一部破断面図、図3は上部の側面縦断
面図である。このドラム式洗濯機において、外箱は、上
面部1aと前面部1bとの間の角部がやや丸みをもちつ
つ前下がりになった傾斜状(以下「傾斜部1c」とい
う)である。この傾斜部1cからその後方の上面部1a
にかけて大きな洗濯物投入口3が開口し、この洗濯物投
入口3を開閉するための上蓋2は、図3に示すように、
横方向に水平に延伸する軸2a,2bにより、洗濯物投
入口3の後方に二つ折り状態で起立可能である。
【0032】上蓋2の左側には前方に引き出し自在の洗
剤容器40が、右側には前後方向に延伸して操作パネル
5が設けられている。操作パネル5には、運転コースや
予約時間等を設定するためなどの各種の操作キーと、こ
れら設定に応じて点灯したり、洗濯行程の進捗状況を報
知したり、或いは予約や運転の残り時間などを表示する
ための各種の表示器が適宜に分散して配置されている。
操作パネル5はそのほぼ全体が斜め上方を指向している
ため、使用者が本洗濯乾燥機の前方に立った姿勢で斜め
下方を見下ろしたとき、操作パネル5面はその視線に対
して垂直に近い状態となり、表示が見易く且つ操作キー
も押し易いという配慮がなされている。
【0033】次に、図4及び図5に基づき、本ドラム式
洗濯機の内部構成について説明する。図4は本洗濯機内
部の要部の正面縦断面図、図5は同じく内部の左側面図
である。
【0034】外箱1の内部にあっては、周面が略円筒形
状で両端面がほぼ閉塞された外槽10が、外箱1の左右
側面にそれぞれ端面が対向する状態で、左右両側上方か
ら吊下げ支持する二本のばね11と、前後方向に外槽1
0の下部を支持するダンパ12とにより適度に揺動自在
に保持されている。この外槽10の内部には、洗濯物を
内部に収容するための内槽として、多数の通水穴が穿孔
された略円筒形状の周面の両端面がほぼ閉塞されている
横型のドラム13が、左右方向に延伸する水平軸線Cを
中心に回転自在に設けられている。
【0035】ドラム13の左端面中央に固着された主軸
14は、外槽10の左端面に固定されている第1軸受ケ
ース16に保持された軸受17により支承されている。
他方、ドラム13の右端面中央に固着された補助軸15
は、外槽10の右端面に固定されている第2軸受ケース
18に保持された第2軸受19により支承されている。
この主軸14及び補助軸15により上記水平軸線Cが形
成される。外槽10の左端面から側方へと突出した主軸
14の先端には、アウタロータ型のモータ20のロータ
20bが固定され、一方、モータ台を兼ねる第1軸受ケ
ース16にはモータ20のステータ20aが固定されて
いる。図示しない制御回路からステータ20aに駆動電
流が供給されるとそれによってロータ20bが回転し、
主軸14を介してロータ20bと同一の回転速度でドラ
ム13が回転駆動される。
【0036】外槽10の周面の上部から斜め前方にかけ
て、外箱の洗濯物投入口3と一致する位置に、洗濯物を
出し入れするための外槽開口10aが設けられ、外槽開
口10aは外槽蓋10bにより開閉自在となっている。
また、ドラム13の周面にも洗濯物を出し入れするため
のドラム開口13aが設けられている。但し、ドラム1
3は回転可能であるため、ドラム開口13aが外槽開口
10aと径方向に一致した位置でドラム13が停止状態
を維持するように、ステータ20aの下方にはドラム位
置固定装置21が設けられている。ドラム13停止時に
は該装置21から突出する係合凸部とロータ20bに形
成されている係合凹部とが噛み合い、ドラム13の停止
位置が決まる。更にまた、外槽10の底部には排水口2
2が設けられ、排水口22は排水バルブ23を介し図示
しない排水ホースを通して外部の排水溝へと接続されて
いる。
【0037】上記の通り、本洗濯機はドラム式洗濯機で
ありながら、外箱1の上面部1aに設けられた上蓋2、
外槽10の周面に設けられた外槽蓋10b、及びドラム
13の周面に設けられたドラム扉13bの3つを開放し
た状態で、上やや斜め前方からドラム13内に洗濯物を
出し入れする構成となっている。したがって、渦巻き式
洗濯機と同様の使い勝手が達成される。
【0038】上記構成を有する本実施例のドラム式洗濯
機の特徴の1つは、外形を構成する外箱1上面の組立構
造である。次に、この組立構造について、上記図面に加
えて図6〜図12を参照しつつ説明する。
【0039】図6は後述の操作パネル部材110、カバ
ー部材120及びバックプレート部材130を取り外し
た状態での要部の上面図、図7は上面板部材100の側
面図(A)及び図6中のA−A’矢視線縦断面図
(B)、図8は操作パネル部材110の上面図(A)及
び側面図(B)、図9はカバー部材120の上面図
(A)及び側面図(B)、図10はバックプレート部材
130の上面図、図11〜図13は組立途中の状態を示
す要部の上面図である。
【0040】本洗濯機の上面の洗濯物投入口3の右側で
は、その前部から後部に向かって、操作パネル部材11
0、カバー部材120及びバックプレート部材130が
それぞれ順に上面板部材100に取り付けられる。
【0041】図7に示すように、上面板部材100にあ
って、操作パネル部材取付箇所100aの両側には奥行
き方向に複数の挿入穴102を設けた案内板部101が
設けられている。操作パネル部材取付箇所100aの後
方のカバー部材取付箇所100bには、その両側にカバ
ー部材120を保持する案内壁部104が設けられ、案
内壁部104の上には略L字形状の複数の係合爪105
が形成されている。更に、カバー部材取付箇所100b
の後方及び洗濯物投入口3の後方全体は、バックプレー
ト取付箇所100cとなっている。
【0042】図8に示すように、操作パネル部材110
は、その下面の両側に前方に向けて開口した略L字形状
の鉤部112が形成された立壁部111を備え、前縁に
は前方突き当て部113を有する。後方側には、後方突
き当て部114より後側で一段下がったオーバーラップ
部115(図中d2の範囲)を有しており、このオーバ
ーラップ部115に2つのビス穴116が穿孔されてい
る。
【0043】図9に示すように、カバー部材120は、
その下面の両側に側方に突出して複数の係合突部122
が形成された側壁部121を備え、前縁には前方突き当
て部123を有する。後方側は後方突き当て部124よ
り後側で一段下がったオーバーラップ部125となって
おり、このオーバーラップ部125(図中d1)に1つ
のビス穴126が穿孔されている。
【0044】更にまた、図10に示すように、バックプ
レート部材130は、その前縁に突き当て部131を有
し、最後部に2つのビス穴132が穿孔されている。な
お、ビス穴132はその手前の上面よりも一段低くなっ
た段差の上面に穿孔されている。
【0045】而して、操作パネル部材110、カバー部
材120、及びバックプレート部材130は、次のよう
な手順で上面板部材100に取り付けられる。すなわ
ち、まず、操作パネル部材110の複数の鉤部112が
上面板部材100の挿入穴102に挿入されるように、
上から操作パネル部材110を上面板部材100に置
き、各鉤部112が挿入穴102に完全に入った状態で
操作パネル部材110を前方にスライドさせる。略L字
形状の鉤部112の開口部の長さだけ、操作パネル部材
110が前方にずれた位置付近で、前方突き当て部11
3は上面板部材100の係止段差部103に当接する。
このとき、鉤部112は挿入穴102の手前側の縁部に
嵌合するので、上方に抜けることはなく、後方側にのみ
移動可能である。
【0046】この状態では、操作パネル部材110のビ
ス穴116と上面板部材100のビス穴106とは位置
がほぼ一致するので、上からそれぞれビス117を螺入
することにより、操作パネル部材110を上面板部材1
00に固定する。この結果、図11に示す状態となる。
【0047】次に、操作パネル部材110の後方のカバ
ー部材取付箇所100bにおいて、カバー部材120の
係合突部122が上面板部材100の係合爪105に当
たらないように(所定位置より少し後方側で)、上から
カバー部材120を上面板部材100に置き、カバー部
材120が案内壁部104の上に載った状態で、該カバ
ー部材120を前方にスライドさせる。略L字形状の係
合爪105の開口部の長さだけ、カバー部材120が前
方にずれた位置付近で、前方突き当て部123はその前
方にある操作パネル部材110の後方突き当て部114
に当接する。このとき、係合突部122は係合爪105
に嵌合するので、カバー部材120は上方には抜けず、
後方側にのみ移動可能である。
【0048】この状態では、カバー部材120のビス穴
126と上面板部材100のビス穴107とは位置がほ
ぼ一致するので、上からビス127を螺入することによ
り、カバー部材120を上面板部材100に固定する。
この結果、図12に示す状態となる。図12に示すよう
に、操作パネル部材110のオーバーラップ部115は
カバー部材120の下にほぼ完全に隠れ、2個のビス1
17の頭部は全く見えなくなる。
【0049】次に、カバー部材120の後方のバックプ
レート取付箇所100cに、バックプレート部材130
を上から置く。バックプレート部材130の前方突き当
て部131はその前方にあるカバー部材120の後方突
き当て部124に殆ど隙間無く近接し、カバー部材12
0のオーバーラップ部125はバックプレート部材13
0の下にほぼ完全に隠れ、ビス127の頭部は全く見え
なくなる。この状態では、バックプレート部材130の
ビス穴132と上面板部材100のビス穴108とは位
置がほぼ一致するので、上からそれぞれビス133を螺
入することにより、バックプレート部材130を上面板
部材100に固定する。この結果、図13に示す状態と
なる。
【0050】以上のようにして、操作パネル部材11
0、カバー部材120及びバックプレート部材130を
上面板部材100に取り付けると、最後に螺入したビス
133の頭部のみが露出し、それよりも手前側に取り付
けられる他のビス117,127の頭部はそれぞれ別の
部材の下に隠れて見えない。バックプレート部材130
において、ビス133の螺着部位は最も後ろ側であり且
つその手前の部分よりも一段下がった位置になってい
る。したがって、使用者が本洗濯機を通常使用する状態
ではビス133の頭部が見えることは殆どなく、通常見
える範囲にビス頭部が露出していないので、外観上の見
栄えが良好である。
【0051】なお、上記説明では、操作パネル部材11
0及びカバー部材120をビス117,127で上面板
部材100に固着しているが、上記説明から明らかなよ
うに、前方へのスライド移動による嵌め込みによって装
着された操作パネル部材110はカバー部材120によ
って後方への移動が阻止され、同じく前方へのスライド
移動による嵌め込みによって装着されたカバー部材12
0はバックプレート部材130によって後方への移動が
阻止されている。したがって、ビス117,127によ
る螺着を行わなくとも操作パネル部材110及びカバー
部材120が外れることはなく、ビス117,127を
用いずに更なるコスト低減を行うことが可能である。
【0052】次に、本ドラム式洗濯機の他の特徴であ
る、自動洗剤投入機能を有する注水装置4の構成につい
て、図2に加えて図14〜図18を参照して説明する。
図14は注水装置4全体の側面縦断面図である。この注
水装置4は大別して、洗剤や柔軟仕上剤等を収容する洗
剤容器40と、該洗剤容器40を前方に引き出し可能に
保持する本体部50とから成る。本体部50は、前面及
び上面が開口した下部ケース51と、該下部ケース51
の上面開口を閉塞するように装着され、その内部に複数
の通水路を有する散水蓋部52とから構成される。
【0053】図15は洗剤容器40を取り外した状態の
本体部50の側面縦断面図、図16は洗剤容器40の上
面図(A)及び側面縦断面図(B)、図17は散水蓋部
52の上面図(A)及び該図中のB−B’矢視線断面図
(B)、図18は散水蓋部52の内部の通水路の構成を
説明するための上面図である。
【0054】洗剤容器40は、洗剤や柔軟仕上剤等を収
容するためのトレイ部41の前方に、使用者による把持
動作に応じて下側に回動する把手42を備える。トレイ
部41は奥行き方向に細長い形状となっており、手前
(把手)側から、柔軟仕上剤等(最終すすぎ時に投入さ
れる液剤)を収容するための仕上剤収容部411、液体
洗剤や液体漂白剤(洗濯時に洗剤と同時に投入される液
剤)を収容するための液体洗剤収容部412、粉末洗剤
を収容するための粉末洗剤収容部413の3つに区画さ
れている。
【0055】図16(B)に示すように、粉末洗剤収容
部413の底壁は後方に向かって緩やかに下傾してお
り、その後壁下部には、洗剤を含んだ水が流出するため
の大きな洗剤流出口414が開口している。一方、液体
洗剤収容部412及び仕上剤収容部411の底壁には中
央が上下に貫通した円筒状の筒体415,416が立設
し、この筒体415,416にはその基底部を残して上
部を覆う円筒状のキャップ417,418が被せられて
いる。このキャップ417,418の内周側壁面と筒体
415,416の外周側壁面との間には狭い隙間が形成
され、この隙間と筒体415,416の貫通孔を介して
液体洗剤収容部412及び仕上剤収容部411の内側と
外側とが連通している。これにより、液体洗剤収容部4
12及び仕上剤収容部411に流動性を有する液剤が収
容されても、給水以前に流出してしまうことがなく、後
述のように給水が行われて該収容部412,411に水
が溜まるとサイホン効果によって液剤を伴って下方に流
出し、粉末洗剤収容部413下方の液剤流出口419か
ら流れ出る。
【0056】図15に示すように下部ケース51にあっ
ては、その底壁511の前方側に、水の前方への逆流防
止用及び洗剤容器40の脱落防止用として、リブ512
が起立して設けられている。更に底壁511は、後方側
へ向かうに従い急な下方傾斜となっており、これにより
水は円滑に後方へと流れる。底壁511の最も後方の最
底部には、ホースを介して外槽10に連結される注水出
口513が設けられている。底壁511には1箇所、後
方側に向かって傾斜面を有する起立片部515が形成さ
れているが、その作用については後述する。
【0057】下部ケース51の上面開口を閉塞する散水
蓋部52は上下2つの合成樹脂製の部材を重ねた構造を
有し、その2つの部材の間に後述のように通水路が形成
されている。散水蓋部52の上面には、上方にL字形状
に突出して、洗剤用水道水流入口521、仕上剤用水道
水流入口522、風呂水流入口523、及びポンプ呼び
水流出口524を備える。散水蓋部52の内部には、洗
剤用水道水流入口521に連通する洗剤用水道水通水路
525(図18(B)の斜線領域)と風呂水流入口52
3に連通する風呂水通水路526(図18(A)の斜線
領域)とが櫛形状に入り組んで設けられ、その通水路5
25,526の下面には、粉末洗剤用としてそれぞれ複
数個ずつの散水穴527,528が、液体洗剤用として
それぞれ1個ずつの散水穴529,530が穿孔されて
いる。更にまた、仕上剤用水道水流入口522に連通す
る仕上剤用通水路531(図18(B)の集点領域)が
配設され、その先端部の下面には仕上剤用として1個の
散水穴532が穿孔されている。
【0058】ポンプ呼び水流出口524は洗剤用水道水
流入口521の直近の洗剤用水道水通水路525内に連
通しており、洗剤用水道水流入口521を通して洗剤用
水道水通水路525に供給された水道水の一部が分岐さ
れてポンプ呼び水流出口524から流出する構成となっ
ている。ここで、その水の分岐の作用を補助するため
に、ポンプ呼び水流出口524の管路から下方に、洗剤
用水道水通水路525の途中まで延出するようにリブ5
33が設けられている。このリブ533の作用は後で詳
しく述べる。
【0059】図2に示すように、外箱1の上面後部には
外部の水道栓等にホース等を介して接続される水道水給
水口6が設けられ、その水道水給水口6は給水バルブ8
の入口に直結されている。また、給水バルブ8の外部か
らの制御信号に応じて、水道水給水口6から供給された
水を上記洗剤用水道水流入口521、仕上剤用水道水流
入口522、及び、乾燥運転時に水蒸気を凝縮させる水
冷のための図示しない他の流路に選択的に流す。
【0060】一方、風呂水給水口7の下には、ポンプモ
ータを含む風呂水ポンプ9が配設されている。この風呂
水ポンプ9には、呼び水として水道水を供給するための
呼び水配管9aと、風呂水給水口7から吸い込んだ風呂
水を吐出して流す風呂水給水配管9bとが接続されてお
り、風呂水給水配管9bは上記風呂水流入口523に、
呼び水配管9aはポンプ呼び水流出口524に連結され
ている。
【0061】次に、上記構成を有する注水装置4の動作
について説明する。洗濯開始前には、使用者は洗剤容器
40を前方に引き出し、例えば粉末洗剤収容部413に
適宜量の粉末洗剤を収容(又は液体洗剤収容部412に
適宜量の液体洗剤を収容)するとともに、必要に応じて
柔軟仕上剤収容部411に適宜量の柔軟仕上剤を収容
し、該洗剤容器40を本体部50内に収納する。
【0062】洗濯運転が開始されると、洗い行程の給水
として、給水バルブ8により水道水が洗剤用水道水通水
路525へと送られる。風呂水を利用した給水時には風
呂水ポンプ9が作動されるが、そのときにもまず、上記
と同様に水道水が洗剤用水道水通水路525へと送られ
る。水道水給水時には、洗剤用水道水通水路525の下
面に開口している散水穴527,530から水が下方に
噴出する。したがって、洗剤容器40の粉末洗剤収容部
413に粉末洗剤が収容されている場合には、上方の散
水穴527から落下する水によって粉末洗剤が下部ケー
ス51内に押し流され、注水出口513から外槽10内
へと供給される。また、液体洗剤収容部412に液体洗
剤が収容されている場合には、上述したようなサイホン
効果によって下部ケース51内に流出し、同様に注水出
口513から外槽10内へと供給される。
【0063】風呂水給水時には、初めに水道水が供給さ
れた際にその水の一部が分岐されて呼び水流出口524
から呼び水配管9aに流れ、水道水の一部が送られ、ポ
ンプ9に呼び水として供給される。上述したように、呼
び水流出口524は散水蓋部52の上面から上に突出し
ており、洗剤用水道水通水路525内の水圧によって水
が押し上げられる構造となっているが、例えば水道栓の
水圧が低い場合などには十分な水の押し上げが行えない
おそれがある。上記呼び水流出口524の管路内部に設
けられたリブ533は洗剤用水道水流入口521から勢
いよく流れて来る水に対して流れ抵抗となるため、リブ
533手前では水圧が上昇し、呼び水流出口524へと
水が持ち上がり易くなる。これにより、給水バルブ8の
出口側での水圧が十分に高くない場合であっても、確実
に呼び水をポンプ9に送ることができる。
【0064】呼び水が与えられると風呂水ポンプ9は風
呂水給水口7を通して風呂水の吸引を開始し、吸い上げ
た水を風呂水給水配管9bを介して注水装置4の風呂水
流入口523へと送る。したがって、風呂水通水路52
6に流れ込んだ風呂水は、上記水道水と同様に、粉末洗
剤又は液体洗剤を伴って下部ケース51へと流れる。な
お、風呂水給水時には給水バルブ8では所定時間だけ水
道水の供給を行った後に給水を停止し、そのあとは風呂
水ポンプ9により吸い上げられた風呂水が洗剤容器40
を介して注水出口513から外槽10内へと供給され
る。
【0065】最終すすぎ行程を除く他のすすぎ行程時に
は、上述したようにして風呂水給水又は水道水給水が行
われる。上記の洗い行程の給水時に洗剤容器40内の粉
末洗剤や液体洗剤は全て流れ出て空になっているので、
そのあとのすすぎ行程の給水時に水道水が粉末洗剤収容
部413及び液体洗剤収容部412を通過しても、洗剤
分を含まない水が外槽10内に供給される。
【0066】最終すすぎ行程時には、給水バルブ8によ
り洗剤用水道水流入口521及び仕上剤用水道水流入口
522の両方に水道水が供給される。したがって、洗剤
容器40の仕上剤収容部411にも水道水が流れ込み、
この水に溶解した柔軟仕上剤が水と共にサイホン効果に
よって吸い上げられて下部ケース51内に流出し、注水
出口513から外槽10内へと供給される。
【0067】このようにして、洗い行程の給水時には洗
剤を含む水道水又は風呂水を、最終濯ぎ行程以外のすす
ぎ行程の給水時には水道水又は風呂水を、そして最終す
すぎ行程の給水時には柔軟仕上剤を含む水道水を、それ
ぞれ外槽10へと供給することができる。
【0068】洗剤容器40が本体部50に適切に装着さ
れた状態で運転が行われた場合には、上記のような動作
が行われるが、使用者が洗剤容器40を本体部50に装
着し忘れた状態のまま運転が行われると、各散水穴52
7,528,529,530,532から吐き出された
水が洗剤容器40のトレイ部41の中に落ちずに直接下
部ケース51の底壁511に落ちることになる。本実施
例のドラム式洗濯機では、このような場合でも、下部ケ
ース51の底壁511に当たって跳ね返った水が下部ケ
ース51の前面開口から飛び出して機外を濡らすことが
ないように配慮されている。
【0069】すなわち、風呂水は水道水よりも供給水圧
が低いこと、また、各通水路の構成の状態から、相対的
に低い水圧で水を吐出する散水穴を前方側に設けるよう
に、洗剤容器40の各収容部の配置が考慮されている。
したがって、仕上剤用の散水穴532はかなり前方に位
置しているが、吐出水圧はかなり低いため、底壁511
に当たったときの跳ね返りが小さく、機外に飛び出るほ
ど大きな跳ね返りは殆ど生じない。また、風呂水の水圧
は低いため、洗剤用の風呂水散水穴529から吐出され
た水が底壁511に当たったときの跳ね返りも小さく、
機外に飛び出ることはない。一方、洗剤用水道水散水穴
527から吐出される水の水圧は高いが、その位置は本
体部50の前面開口から最も遠い位置であるので、仮に
底壁511に当たった水が大きく跳ね返ったとしても、
機外に飛び出るおそれは小さい。実際には、底壁511
は後方側で大きく下方向に傾斜しているので、散水穴5
27から吐出された水が底壁511に当たっても前方に
大きく跳ね返るおそれは非常に小さい。
【0070】底壁511に当たった水の前方への跳ね返
りが最も問題となるのは、洗剤用水道水散水穴530か
らの水の吐出である。しかし、この散水穴530の下方
の底壁511には、上述の通り、後方側に向かって傾斜
面を有する起立片部515が上記水飛散防止手段の一態
様として形成されている。したがって、図15中に矢印
で示すように、散水穴253から吐き出された水は起立
片部515の後方傾斜面に当たり、後方側へと跳ね返
る。つまり、前面開口側への水の跳ね返りは殆ど生じ
ず、機外への水の飛散を防止することができる。
【0071】上記のように洗剤容器40が本体部50に
収納されていない状態での機外への水の飛散を防止する
ためには、上記起立片部515のように水の跳ね返りの
方向を後方側へ偏らせるという方法以外に、底壁511
での水の跳ね返りの大きさ自体を軽減させるという方法
も考え得る。例えば、底壁511に多数の小さな突起を
配設した構成とすると水の跳ね返りが抑制できるから、
このような構造体を起立片部515の代わりに設ける構
成としてもよい。
【0072】なお、上記実施例は本発明の一例であっ
て、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えること
は明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるドラム式洗濯機の外
観斜視図。
【図2】 本実施例のドラム式洗濯機の外観上面図。
【図3】 本実施例のドラム式洗濯機の上部の側面縦断
面図。
【図4】 本実施例のドラム式洗濯機内部の要部の正面
縦断面図。
【図5】 本実施例のドラム式洗濯機内部の左側面図。
【図6】 本実施例のドラム式洗濯機において、操作パ
ネル部材、カバー部材及びバックプレート部材を取り外
した状態での要部の上面図。
【図7】 本実施例のドラム式洗濯機の上面板部材の側
面図(A)及び図6中のA−A’矢視線縦断面図
(B)。
【図8】 本実施例のドラム式洗濯機の操作パネル部材
の上面図(A)及び側面図(B)。
【図9】 本実施例のドラム式洗濯機のカバー部材の上
面図(A)及び側面図(B)。
【図10】 本実施例のドラム式洗濯機のバックプレー
ト部材の上面図。
【図11】 組立途中の状態を示す要部の上面図。
【図12】 組立途中の状態を示す要部の上面図。
【図13】 組立途中の状態を示す要部の上面図。
【図14】 本実施例のドラム式洗濯機の注水装置全体
の側面縦断面図。
【図15】 本実施例のドラム式洗濯機において、洗剤
容器を取り外した状態の注水装置本体部の側面縦断面
図。
【図16】 本実施例のドラム式洗濯機の洗剤容器の上
面図(A)及び側面縦断面図(B)。
【図17】 本実施例のドラム式洗濯機の散水蓋部の上
面図(A)及び該図中のB−B’矢視線断面図(B)。
【図18】 本実施例のドラム式洗濯機の散水蓋部の内
部の通水路の構成を説明するための上面図。
【符号の説明】
1…外箱 1a…上面部 1b…前面部 1c…傾斜部 100…上面板部材 100a…操作パネル部材取付箇所 100b…カバー部材取付箇所 100c…バックプレート取付箇所 101…案内板部 102…挿入穴 103…係止段差部 104…案内壁部 105…係合爪 106,107,108,132,116,126…ビ
ス穴 110…操作パネル部材 111…立壁部 112…鉤部 113,114,123,124,131…突き当て部 115,125…オーバーラップ部 117,127,133…ビス 120…カバー部材 121…側壁部 122…係合突部 130…バックプレート部材 2…上蓋 3…洗濯物投入口 4…注水装置 40…洗剤容器 41…トレイ部 411…仕上剤収容部 412…液体洗剤収容部 413…粉末洗剤収容部 414…洗剤流出口 415,416…筒体 417,418…キャップ 419…液剤流出口 42…把手 50…本体部 51…下部ケース 511…底壁 512…リブ 513…注水出口 515…起立片部 52…散水蓋部 521…洗剤用水道水流入口 522…仕上剤用水道水流入口 523…風呂水流入口 524…呼び水流出口 525…洗剤用水道水通水路 526…風呂水通水路 527,528,529,530,532…散水穴 531…仕上剤用通水路 533…リブ 6…水道水給水口 7…風呂水給水口 8…給水バルブ 9…風呂水ポンプ 9a…呼び水配管 9b…風呂水給水配管 10…外槽 13…ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 39/12 D06F 39/12 B (72)発明者 中村 哲 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 竹内 慎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 CA02 CB07 DA02 DA07 GA14 GA25 GA28 GB03 GB10 MA01 MA02 MA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に配設した外槽の内部に、周面が
    略円筒形状のドラムを水平軸又は傾斜軸を中心に回転自
    在に配設したドラム式洗濯機において、 前記外箱の上部を構成する部材として、各種操作キーや
    表示器を配置した操作パネル部材と、該操作パネル部材
    の後方に略連続して設けられるカバー部材と、該カバー
    部材の後方に略連続して外箱の上面最後部まで覆うバッ
    クプレート部材と、前記操作パネル部材、カバー部材及
    びバックプレート部材を上面に装着するための上面板部
    材と、を有し、 前記操作パネル部材を後方から前方にスライドさせた状
    態で保持するために該操作パネル部材と上面板部材とに
    互いに係合する第1係合手段を設けるとともに、前記カ
    バー部材を後方から前方にスライドさせた状態で保持す
    るために該カバー部材と上面板部材とに第2係合手段を
    設け、前記第1係合手段により保持された状態にある操
    作パネル部材の後方への移動をカバー部材により阻止
    し、該カバー部材の後方への移動を、前記上面板部材に
    固定した前記バックプレート部材により阻止するように
    したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 外箱内に配設した外槽の内部に、周面が
    略円筒形状のドラムを水平軸又は傾斜軸を中心に回転自
    在に配設したドラム式洗濯機において、 前記外箱の上部を構成する部材として、各種操作キーや
    表示器を配置した操作パネル部材と、該操作パネル部材
    の後方に略連続して設けられるカバー部材と、該カバー
    部材の後方に略連続して外箱の上面最後部まで覆うバッ
    クプレート部材と、前記操作パネル部材、カバー部材及
    びバックプレート部材を上面に装着するための上面板部
    材と、を有し、 前記操作パネル部材の後縁部と前記カバー部材の前縁
    部、及び/又は、前記カバー部材の後縁部と前記バック
    プレート部材の前縁部とがそれぞれ重なり合い、その重
    なり部の下側になる箇所において、ビスによりその下側
    の重なり部を有する部材を前記上面板部材に螺着するよ
    うにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 外箱と、該外箱内に配設された外槽と、
    該外槽内に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽内
    に注水を行うとともに所定の注水時に洗剤類を該外槽内
    に投入するための注水手段と、を具備するドラム式洗濯
    機において、 前記注水手段は、 a)少なくとも前面が開口した箱状のケースと、 b)該ケースの前面開口から引き出し自在であって、洗剤
    類が収容されるトレイを有する洗剤容器と、 c)前記ケースの内部空間の上部に設けられ、前記洗剤容
    器が該ケース内に収納された状態において前記トレイ内
    に水を吐出するための通水路及び散水開口が配設された
    散水手段と、 d)前記ケースの底壁面にあって、前記洗剤容器が該ケー
    ス内に収納されていない状態で前記散水開口から吐出さ
    れた水が当たる箇所近傍に設けられた、少なくとも前方
    への水跳ねを軽減する水飛散防止手段と、 を備えることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記水飛散防止手段は後方へ向かうに従
    い下方向に大きく傾斜した局部傾斜面であることを特徴
    とする請求項3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記ケースの底壁面は後方側に向かって
    傾斜し、前記水飛散防止手段は、その周囲の底壁面より
    も突出して前記局部傾斜面が形成されていることを特徴
    とする請求項4に記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記水飛散防止手段は複数の突起部であ
    ることを特徴とする請求項5に記載のドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 外箱と、該外箱内に配設された外槽と、
    該外槽内に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽内
    に注水を行うとともに所定の注水時に洗剤類を該外槽内
    に投入するための注水手段と、を具備するドラム式洗濯
    機において、 前記注水手段は、 a)少なくとも前面が開口した箱状のケースと、 b)該ケースの前面開口から引き出し自在であって、粉末
    洗剤収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部の少なく
    とも3つの区画が奥行き方向に並べて設けられた洗剤容
    器と、 c)前記ケースの内部空間の上部に設けられ、前記洗剤容
    器が該ケース内に収納された状態において前記粉末洗剤
    収容部、液体洗剤収容部及び仕上剤収容部に対してそれ
    ぞれ水を吐出するように複数の通水路及び散水開口が配
    設された散水手段と、 を備えることを特徴とするドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記散水手段は、吐出される水の圧力が
    相対的に弱い散水開口が相対的に前方に配置されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のドラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 前記洗剤容器は、液体洗剤収容部及び仕
    上剤収容部が粉末洗剤収容部よりも手前に配置されてい
    ることを特徴とする請求項8に記載のドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 外箱と、該外箱内に配設された外槽
    と、該外槽内に回転自在に配設されたドラムと、外部よ
    り風呂水を吸引するための自吸式の風呂水ポンプと、該
    風呂水及び/又は水道水を前記外槽内に注水するととも
    に該注水時に洗剤類を外槽内に投入する注水手段と、を
    具備するドラム式洗濯機において、 前記注水手段は、 a)洗剤類が収容されるトレイを有する洗剤容器と、 b)該洗剤容器の上部に設けられ、前記風呂水及び水道水
    の供給を受けて前記トレイ内に水を吐出するための通水
    路及び散水開口が配設された散水手段と、 を備え、前記散水手段は、供給された水道水の一部を前
    記風呂水ポンプに呼び水として供給するために、主通水
    路から分岐した分岐通水路を有し、該主通水路の分岐部
    後方至近に、該主通水路に流れる水の流れ抵抗となる水
    阻止手段が設けられていることを特徴とするドラム式洗
    濯機。
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