JP2003229029A - 住宅配線用情報通信ケーブル - Google Patents

住宅配線用情報通信ケーブル

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JP2003229029A
JP2003229029A JP2002023507A JP2002023507A JP2003229029A JP 2003229029 A JP2003229029 A JP 2003229029A JP 2002023507 A JP2002023507 A JP 2002023507A JP 2002023507 A JP2002023507 A JP 2002023507A JP 2003229029 A JP2003229029 A JP 2003229029A
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JP
Japan
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tension member
cable
wiring
communication cable
information communication
Prior art date
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Application number
JP2002023507A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Yoshikawa
一正 吉川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性の容易化を図った住宅配線用情報通信
ケーブルを提供する。 【解決手段】 住宅配線用情報通信ケーブル11は、中
央部に配置されたテンションメンバー12と、その周り
に配置されたユニットとしてまとめられた情報通信ケー
ブル13の複数と、その外周に配置された押え巻きテー
プ14とを備える。テンションメンバー12は、鋼撚線
からなるテンションメンバーと略同じ抗張力強度を有す
るアラミド繊維紐からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットマ
ンション等の集合住宅で用いられるのに特に適した住宅
配線用情報通信ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報通信ケーブルとして、特開2
000−123648号公報にも開示のように、UPT
(Unshielded Twisted Pair)
ケーブル、ペアケーブル、同軸ケーブル等の複数種のケ
ーブルをひとまとめにした被覆層付きの複合ケーブルが
あり、インターネットマンションに敷設される住宅配線
用情報通信ケーブル(いわゆるインターネットマンショ
ンケーブル)においては、このようなユニット化されて
まとめられた情報通信ケーブルの複数を、さらにまとめ
た構造とされている。
【0003】例えば、図3に示される如く、この種の住
宅配線用情報通信ケーブル1は、鋼撚線2a(もしくは
鋼単線)の外周が被覆層2bで被覆されたテンションメ
ンバー2と、UPTケーブルや電話線や光ケーブル等が
ユニットとして被覆層でまとめられた複合ケーブルから
なる情報通信ケーブル3の複数とを備え、中央部に配置
されたテンションメンバー2の周りに必要本数の情報通
信ケーブル3を撚り合わせ、その周囲に押え巻きテープ
4やシース層を施した構造とされていた。
【0004】そして、住宅配線用情報通信ケーブル1の
敷設時におけるケーブル牽引作業による張力はテンショ
ンメンバー2で吸収されるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、この種の住宅配
線用情報通信ケーブル1がインターネットマンションに
敷設される際、施工の関係から細い配管を通じて敷設す
る場合が多い。
【0006】しかしながら、上記従来の住宅配線用情報
通信ケーブル1によれば、テンションメンバー2とし
て、鋼撚線2a(もしくは鋼単線)が用いられているた
め、ケーブル1自体の屈曲性に劣り、容易に曲げること
が困難であり、施工し辛いという問題があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、施工
性の容易化を図った住宅配線用情報通信ケーブルを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、ユニットとしてまとめられた情報通信
ケーブルの複数と、テンションメンバーとを備えた住宅
配線用情報通信ケーブルにおいて、前記テンションメン
バーが抗張力繊維紐からなる点にある。
【0009】また、前記抗張力繊維紐が、鋼撚線からな
るテンションメンバーと略同じ抗張力強度を有するアラ
ミド繊維紐からなる構造としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面に基づいて説明すると、図1に示される如く、住宅
配線用情報通信ケーブル11は、前述同様、中央部に配
置されたテンションメンバー12と、その周りに配置さ
れて撚り合わされた6本の情報通信ケーブル13と、そ
の外周に沿って施された押え巻きテープ14とから構成
されている。
【0011】また、各情報通信ケーブル13は前述同
様、被覆層を有する複合ケーブルで、UPTケーブルや
電話線や光ケーブル等がユニットとしてまとめられた構
造とされている。
【0012】そして、本実施形態においては、テンショ
ンメンバー12が、鋼撚線2aからなる前記テンション
メンバー2と略同じ抗張力強度を有するアラミド繊維紐
からなる構造とされている。
【0013】本実施形態における住宅配線用情報通信ケ
ーブル11は以上のように構成されており、インターネ
ットマンション等に敷設される際のケーブル牽引作業に
あっては、その張力をテンションメンバー12で有効に
支承でき、ケーブル牽引作業における張力から各情報通
信ケーブル13を有効に保護できる。
【0014】また、テンションメンバー12がアラミド
繊維紐から構成されているため、鋼撚線と比較して柔軟
性が高く、屈曲性が向上でき、曲げの容易化が図れると
共に、軽量化が図れ、敷設時の施工性の向上が図れる。
【0015】さらに、鋼撚線等からなるテンションメン
バー2のような腐食がなく、そのような腐食等に起因す
る各情報通信ケーブル13の断線も有効に回避できる。
【0016】図2は第2の実施形態を示しており、上記
第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0017】即ち、本実施形態によれば、アラミド繊維
紐からなるテンションメンバー12の周りに多数本(本
実施形態では18本)の情報通信ケーブル13が撚り合
わされた構造とされている。そして、押え巻きテープ1
4の外周にはシース層15が備えられた構造とされてい
る。
【0018】従って、本実施形態においても第1の実施
形態と同様の効果を奏する。
【0019】なお、情報通信ケーブル13として、UP
Tケーブルや電話線や光ケーブル等がユニットとしてま
とめられた複合ケーブルを開示しているが、CATV用
や衛星放送受信用の同軸ケーブルやデータ伝送用のペア
ケーブル等のケーブル等が含まれる構造であってもよ
く、各実施形態のケーブルの組み合わせに何ら限定され
ない。
【0020】また、テンションメンバー12としてアラ
ミド繊維紐を用いた構造を示しているが、同様の強度を
有する抗張力繊維紐であればよく、その場合も同様の効
果が得られる。
【0021】さらに、撚り合わされた各情報通信ケーブ
ル13の周囲に、押え巻きテープ14や、押え巻きテー
プ14の外周にシース層15を備えた構造の住宅配線用
情報通信ケーブル11を示しているが、各情報通信ケー
ブル13の外周に直接、シース層15を備えた構造であ
ってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の住宅配線用情報
通信ケーブルによれば、テンションメンバーが抗張力繊
維紐からなる構造であり、鋼撚線等から構成される場合
と比較して、柔軟性の向上や軽量化が図れ、敷設時の施
工性の向上が図れるという利点がある。
【0023】また、抗張力繊維紐が、鋼撚線からなるテ
ンションメンバーと略同じ抗張力強度を有するアラミド
繊維紐からなる構造とすれば、ケーブル牽引作業におけ
る張力からケーブル自体を有効に保護できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる断面図であ
る。
【図2】第2の実施形態にかかる断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 住宅配線用情報通信ケーブル 12 テンションメンバー 13 情報通信ケーブル 14 押え巻きテープ 15 シース層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットとしてまとめられた情報通信ケ
    ーブルの複数と、テンションメンバーとを備えた住宅配
    線用情報通信ケーブルにおいて、 前記テンションメンバーが抗張力繊維紐からなることを
    特徴とする住宅配線用情報通信ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記抗張力繊維紐が、鋼撚線からなるテ
    ンションメンバーと略同じ抗張力強度を有するアラミド
    繊維紐からなることを特徴とする請求項1記載の住宅配
    線用情報通信ケーブル。
JP2002023507A 2002-01-31 2002-01-31 住宅配線用情報通信ケーブル Pending JP2003229029A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110232994A (zh) * 2019-04-24 2019-09-13 上海起帆电缆股份有限公司 一种超柔高可靠性焊接机器人用电源电缆及制备方法

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