JP2003227631A - 空気調和機の圧縮機取付構造 - Google Patents

空気調和機の圧縮機取付構造

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JP2003227631A
JP2003227631A JP2002027649A JP2002027649A JP2003227631A JP 2003227631 A JP2003227631 A JP 2003227631A JP 2002027649 A JP2002027649 A JP 2002027649A JP 2002027649 A JP2002027649 A JP 2002027649A JP 2003227631 A JP2003227631 A JP 2003227631A
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JP
Japan
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compressor
air conditioner
vibration
heat exchanger
mounting
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JP2002027649A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Uchiyama
哲志 内山
Yoshiaki Kuwabara
良明 桑原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管に伝搬する振動を低減すると共に、配管
折損の恐れも低減することができる空気調和機の圧縮機
取付構造を提供すること。 【解決手段】 冷媒を圧縮する圧縮機2と熱交換器3、
及びこの圧縮機2と熱交換器3を結ぶ配管4等を備えた
空気調和機の室外ユニットにおいて、圧縮機2の上部に
取付足5を設け、この圧縮機2の上方に位置する吊下げ
台7に防振部品6を介して取付足5を吊下げ固定した。
こうして、圧縮機2の振動による圧縮機2上部の振れ回
りを小さくして、配管4に伝搬する振動を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機による振動
伝搬を低減することができる空気調和機の圧縮機取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の空気調和機の圧縮機取付構
造の一例を示す正面図である。図に示すように、空気調
和機の室外ユニット本体1の内部には、圧縮機2及び熱
交換器3が配設されており、また、冷却制御機器類(図
示せず)が配管4により結ばれている。圧縮機2の下部
には取付足5及び防振部品6が取付けられており、防振
部品6は固定ボルト9とナット10によって、室外ユニ
ット本体1の底板20に固定されている。なお、圧縮機
2の上部には、冷媒の吐出配管4a及び冷媒の吸入配管
4bが取付けられている。上記の圧縮機2は、その内部
に設けられた電動機及び圧縮機構(図示せず)の起動時
及び停止時に大きく振動し、また、定常運転中も振動を
発生するが、室外ユニット本体1と圧縮機2の間に介在
する防振部品6によってその振動が低減される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
空気調和機の圧縮機取付構造によれば、防振部品6によ
って圧縮機2の振動は低減されるが、圧縮機2に接続さ
れた配管4には直接に圧縮機2の振動が伝搬する。すな
わち、圧縮機2はその下部の取付足5に取付けた防振部
品6を介して室外ユニット本体1に取付けられている
が、圧縮機2が振動すると、防振部品6が取付けられて
いたとしても、圧縮機2の振れ回りはその上部程大きく
なるため、ここに取付けられた配管4も大きく振動し、
片端が例えば熱交換器3に固定された吐出配管4a等に
は大きな応力が発生して、振動の伝搬のみならず折損の
恐れもあった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、配管に伝搬する振動を低減すると共
に、配管折損の恐れも低減することができる空気調和機
の圧縮機取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和機
の圧縮機取付構造は、冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換
器、及びこの圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空
気調和機の室外ユニットにおいて、圧縮機の上部に取付
足を設け、この圧縮機の上方に位置する吊下げ台に防振
部品を介して取付足を吊下げ固定したものである。
【0006】また、冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換器、
及びこの圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空気調
和機の室外ユニットにおいて、圧縮機の下部に取付足を
設け、この圧縮機の上方に位置する吊下げ台に防振部品
を介して取付足を吊下げ固定したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係る空気調和機の圧縮機取付構造を示す
説明図である。図において、1は空気調和機の室外ユニ
ット本体、2は室外ユニット本体1の内部に設けられて
冷媒を圧縮する圧縮機、3は室外ユニット本体1の内部
に取付けられた熱交換器、4は圧縮機2及び熱交換器3
や冷媒制御機器類(図示せず)を結ぶ配管、4aは圧縮
機2の上部に取付けられた冷媒の吐出配管、4bは圧縮
機2の上部に取付けられた冷媒の吸入配管である。
【0008】5は圧縮機2の上部に固定された取付足、
6は取付足5に取付けた防振部品、7は圧縮機2の上方
に配設された圧縮機2を吊下げるための吊下げ台、8は
吊下げ台7を構成する吊下げ板、9,10は防振部品6
を吊下げ台7の吊下げ板8に取付ける固定ボルト及びナ
ットである。11は吊下げ台7を構成する圧縮機取付板
であり、吊下げ台7の上部に配設されて室外ユニット本
体1に固定され、防振吊りボルト12を介して吊下げ板
8を吊り下げている。この吊下げ台7は、例えば室外ユ
ニット本体1内の圧縮機2などが納められた機械室と、
送風機(図示せず)により熱交換器3を通過した空気が
流れる風路とを仕切る仕切り板、及び本体外殻板の内側
に設けた支持部に保持され、あるいは、本体底板に立設
した複数本の支持脚で保持される。
【0009】上記のように構成した空気調和機の圧縮機
取付構造の作用を説明する。圧縮機2は、その内部に設
けられた電動機及び圧縮機構(図示せず)が起動及び停
止するときに大きく振動し、また、定常運転中も振動を
発生する。この振動は、室外ユニット本体1と圧縮機2
の間に介在する防振部品6によって低減されるが、圧縮
機2に接続された配管4には直接に圧縮機2の振動が伝
搬する。このとき、圧縮機2はその上部に防振部品6が
取付けられているため、圧縮機2の振動による振れ回り
が小さくなり、圧縮機2の上部に接続された配管4の振
れ回りは小さくなる。配管4の片端が例えば熱交換器3
に固定された吐出配管4aの場合であっても振れ回りは
小さく、このため発生する応力を小さく押えることがで
きる。
【0010】[実施の形態2]図2は本発明の実施の形
態2に係る空気調和機の圧縮機取付構造を示す説明図で
ある。実施の形態1では圧縮機2の上部に取付足5を固
定したが、本実施の形態では従来のように取付足5を圧
縮機2の下部に固定したものである。図に示すように、
5は圧縮機2の下部に固定された取付足、6は取付足5
に取付られてその上端が圧縮機2の頂部より上部に位置
する防振部品、7は圧縮機2の上方に配設された圧縮機
2を吊下げるための吊下げ台、8は吊下げ台7を構成す
る吊下げ板、9,10は防振部品6をその頂部付近で吊
下げ台7の吊下げ板8に取付ける固定ボルト及びナット
である。11は吊下げ台7を構成する圧縮機取付け板で
あり、吊下げ台7の上部に配設されて室外ユニット本体
1に固定され、防振吊りボルト12を介して吊下げ板8
を吊り下げている。
【0011】こうして、取付足5は圧縮機2の下部に固
定されているにもかかわらず、圧縮機2の支点を実施の
形態1の場合と同様に圧縮機2の上方に移したので、圧
縮機2の上部に接続された配管4の触れ回りは小さくな
る。配管4の片端が例えば熱交換器2に固定された吐出
管4aの場合でもあっても振れ回りは小さく、このため
発生する応力を小さく押さえることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る空気調和機の圧縮機取付構
造によれば、圧縮機をその上方に位置する吊下げ台に取
付けたので、圧縮機の振動によって生ずる圧縮機上部の
振れ回りが小さくなり、配管に伝搬する圧縮機の振動を
小さくすることができ、配管に発生する応力も押えるこ
とができる。このため、より低騒音となり、配管折損の
低減を可能にし、また応力が分散するので配管のループ
形状等を簡略化することができる。
【0013】すなわち、冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換
器、及びこの圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空
気調和機の室外ユニットにおいて、圧縮機の上部に取付
足を設け、この圧縮機の上方に位置する吊下げ台に防振
部品を介して取付足を吊下げ固定したので、圧縮機取付
の支点が圧縮機の上方に位置し、圧縮機の振動が配管に
伝搬するのを低減させることができる。
【0014】また、冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換器、
及びこの圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空気調
和機の室外ユニットにおいて、圧縮機の下部に取付足を
設け、この圧縮機の上方に位置する吊下げ台に防振部品
を介して取付足を吊下げ固定したので、従来型の圧縮機
であっても、室外ユニット本体への取付の支点を圧縮機
の上方に移すことができ、圧縮機の振動が配管に伝搬す
るのを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の圧
縮機取付構造の説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の圧
縮機取付構造の説明図である。
【図3】 従来の空気調和機の圧縮機取付構造の一例を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット本体、2 圧縮機、3 熱交換器、4
配管、4a 吐出配管、 4b 吸入配管、5 取付
足、6 防振部品、7 吊下げ台、8 吊下げ板、9
固定ボルト、10 固定ナット、11 圧縮機取付板、
12 吊りボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換器、及び
    該圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空気調和機の
    室外ユニットにおいて、 前記圧縮機の上部に取付足を設け、該圧縮機の上方に位
    置する吊下げ台に防振部品を介して前記取付足を吊下げ
    固定したことを特徴とする空気調和機の圧縮機取付構
    造。
  2. 【請求項2】 冷媒を圧縮する圧縮機と熱交換器、及び
    該圧縮機と熱交換器を結ぶ配管等を備えた空気調和機の
    室外ユニットにおいて、 前記圧縮機の下部に取付足を設け、該圧縮機の上方に位
    置する吊下げ台に防振部品を介して前記取付足を吊下げ
    固定したことを特徴とする空気調和機の圧縮機取付構
    造。
JP2002027649A 2002-02-05 2002-02-05 空気調和機の圧縮機取付構造 Pending JP2003227631A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104329745A (zh) * 2014-11-25 2015-02-04 珠海格力电器股份有限公司 一种空调室外机及组装方法
CN105546922A (zh) * 2016-02-18 2016-05-04 合肥美的电冰箱有限公司 压缩机配重结构及制冷设备

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CN104329745A (zh) * 2014-11-25 2015-02-04 珠海格力电器股份有限公司 一种空调室外机及组装方法
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