JP2003226398A - 飲料供給装置 - Google Patents
飲料供給装置Info
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Abstract
料ライン上に飲料を自動的に充填できるようにした飲料
供給装置を提供するものである。 【解決手段】複数の飲料容器を備え、ガスボンベから供
給するガス圧を利用して飲料容器から飲料を飲料ライン
に送液し、該各飲料ラインを通じ、飲料注出バルブを開
いてカップに所定量の飲料を供給するようにした飲料供
給装置において、前記飲料注出バルブを開放して、前記
各飲料ラインに飲料を自動的に充填する操作手段を備え
たものである。
Description
などをカップに供給して販売する飲料ディスペンサ,あ
るいはカップ式自動販売機などを実施対象とした飲料供
給装置に関する。
た飲料ディスペンサを例とし、その飲料系統図の構成を
図3に示す。図3において、1は飲料ディスペンサ本体
側、2a〜2dは濃縮シロップの飲料を収容した飲料容
器、2eは焼酎などのアルコール飲料を収容した飲料容
器、3は炭酸ガスボンベ、4は窒素ガスボンベ、5a〜
5eは各飲料容器2a〜2eからディスペンサ本体側1
の後記ノズルとの間に配管した飲料ライン、6Aは炭酸
ガスボンベ3と飲料容器2a〜2dとの間と、炭酸ガス
ボンベ3とディスペンサ本体1に内蔵したカーボネータ
(炭酸水製造装置)7との間にそれぞれ配管した炭酸ガ
スライン、6Bは窒素ガスボンベ4と飲料容器2eとの
間に配管した窒素ガスライン、5fは水入口電磁弁8,
水ポンプ9を介して水道に通じる冷水ライン、5gはカ
ーボネータ7から炭酸水を供給する炭酸水ライン、10
a〜10gは飲料ライン5a〜5e,冷水ライン5f及
び炭酸水ライン5gに接続した流量センサ、11a〜1
1gは流量センサより後記ノズル側に設けられ、飲料ラ
イン5a〜5e,冷水ライン5f及び炭酸水ライン5g
に接続した飲料電磁弁(飲料注出バルブ)、12は飲料
ライン5a〜5e,冷水ライン5f及び炭酸水ライン5
gの終端に接続したスパウトノズル、13は飲料ライン
5a〜5e,冷水ライン5f及び炭酸水ライン5gを冷
却する水槽、14は飲用容器、15は冷水ラインからの
冷水をカーボネータ7側へ分岐するためのカーボネータ
給水電磁弁である。
ン,ファストフード店などの店内に据え付けて使用する
ものであり、図3に示したディスペンサ本体側1は客,
オペレータが利用きるように卓上形としてテーブルなど
に設置し、飲料容器2a〜2e,ガスボンベ3,4など
はディスペンサ本体1側と離れた位置に配置している。
パルスに変換し、そのパルス数の計測を行って定量吐出
を行うとともに、パルスの幅を測定することによりライ
ン内に流れる流速の状態監視を行い、流速の計測を行っ
て飲料の定量吐出を行うとともに、流速の変化を捉えて
飲料切れ検知を行うものである。この飲料ディスペンサ
の動作原理は周知の通りであり、まず、ノズル12の下
方にカップ14をセットして所望の飲料選択ボタン(図
示せず)を押すると、ディスペンサ本体側に内蔵した制
御部からの指令で選択した飲料、例えば、飲料容器2a
の飲料が選択されたとすると、対応する飲料電磁弁11
aが開き、スパウトノズル12を通じて、シロップと炭
酸水または冷水とが混ざり合った飲料がカップ14に吐
出し、このときに、流量センサ10aにて飲料ライン5
aを通る液体の流速を計測して流量を演算し、所定量に
達すると飲料注出電磁弁2aを閉じ、常に適正な味の飲
料が安定して供給されるものである。
ロップは、炭酸ガスボンベ3からの炭酸ガス圧を受けて
送出され、また、カーボネータ7で製造された炭酸水は
炭酸ガスボンベ3からの炭酸ガス圧を受けて送出され
る。ところで、シロップは飲料容器に入れられており、
飲料の提供が行われれば、その分だけ飲料容器内のシロ
ップが減っていき、ついには無くなってしまう。そこ
で、シロップの残りが少なくなると、シロップを加圧す
るガスが流量センサに流れ込み、液体に比べて圧倒的に
大きな流速の気体が流れることになるため、歯車の回転
が速くなり、そのパルスの幅が大幅に短くなるため、こ
れによって飲料の売切れを確認できる。
は、不図示の売切れランプを点灯させたり、当該シロッ
プの飲料要求に対して動作の停止を行うものであり、こ
のような飲料容器の飲料の売切れ検出は、例えば、特開
2001−240193号公報などで知られている。こ
のように、売切れとなった場合に、飲料ディスペンサの
日常管理として、飲料切れとなった飲料容器を新しいも
のに交換する必要がある。この容器交換時に、炭酸ガス
がまだ飲料ライン上に残留しているため、飲料容器を新
しいものに交換した際、飲料ラインにシロップを充填す
る必要がある。
であるシロップ連続出しのスイッチを選択し、その後、
売切れている飲料の選択釦を選択し、ノズルから飲料が
吐出されてきたら、連続出しのスイッチを再度操作し
て、飲料の吐出を終了させることを行っており、この操
作を売切れ飲料毎に行っている。
来の方式では、次記のような問題点がある。すなわち、
作業者は、シロップを連続吐出の状態とし、売り切れた
シロップを選択し、ノズルからシロップが吐出されてき
たことを確認するとシロップの吐出を止める作業を売り
切れシロップ毎に行わなければならず、このように、複
数のスイッチ操作が必要となり、また、ノズルから飲料
が吐出されてくるのをずっと見ている必要もあり、操作
の複雑さと煩わしさがある。
り、飲料容器を接続した場合に、その飲料ライン上に飲
料を自動的に充填できるようにした飲料供給装置を提供
することを目的とする。
に、本発明によれば、請求項1によれば、複数の飲料容
器を備え、ガスボンベから供給するガス圧を利用して飲
料容器から飲料を飲料ラインに送液し、該各飲料ライン
を通じ、飲料注出バルブを開いてカップに所定量の飲料
を供給するようにした飲料供給装置において、前記飲料
注出バルブを開放して、前記各飲料ラインに飲料を自動
的に順次充填する操作手段を備えることを特徴とし、操
作手段を操作するだけで自動的に飲料ラインに飲料の充
填を行うものである。
給装置において、飲料の売切れを検知する売切検知手段
を備え、該手段により売切れを検知している飲料ライン
の飲料注出バルブのみを開いて飲料を自動的に充填する
ことを特徴とし、飲料切れの飲料ラインのみを自動的に
選択して、飲料ラインに飲料の充填を行うものである。
載の飲料供給装置において、充填時間を設定する設定手
段を備え、設定時間により設定された時間の間、前記飲
料注出バルブを開放して充填を行うことを特徴とし、設
定時間のみ自動的に飲料ラインに飲料の充填を行うもの
である。請求項4によれば、請求項1または2に記載の
飲料供給装置において、飲料ラインに充填を検知する充
填検知手段を備え、該手段により充填を検知すると前記
飲料注出バルブを閉じて充填を終了することを特徴と
し、実際の飲料の充填状態を検知するために、飲料ライ
ンへの充填状態が正確に把握できる。
ないし図3に基づいて説明する。なお、実施の形態の対
象となる飲料系統図は、従来技術の欄にて説明した図3
と同一であり、個別の説明は省略するとともに、図1の
ブロック図で、図3に対応する部材には同じ符号を付し
てその説明は省略する。
01aを有し、全体を制御する制御部、102はディスペン
サ本体の筐体前面扉(図示せず)の裏側に設けられ、飲
料の充填を開始させるための充填スイッチ、103はキー
ボードよりなり、飲料毎の充填時間などの各種データ設
定のための入力装置、104は各種データを表示するため
の表示装置、105は弁開閉時間制御用のタイマ装置であ
る。
装置104、タイマ装置105のほか、流量センサ10a〜1
0f、飲料電磁弁11a〜11f、水入口電磁弁8、カ
ーボネータ給水電磁弁15、水ポンプ9などが制御部10
1にて制御される。なお、各飲料の売切検知手段として
は流量センサを用い、また、充填検知手段としては流量
センサまたはタイマ装置を用いるものである。
内に設けることも可能であり、また、既存のスイッチを
用い、所定時間以上そのスイッチを押し続けると、充填
モードに入るようにしてもよい。また、入力装置で設定
される充填のための所定時間は、飲料ラインの長さによ
り設定時間が異なるものであり、通常は、5秒〜10秒
程度である。
変換してパルス幅を測定する本センサに限らず、非接触
式の超音波などの流量センサでもよい。次に、通常の飲
料供給動作に関しては、従来の技術欄で記載したとおり
周知の事項であり、説明を省略し、飲料が売り切れた時
点からについて説明する。そこで、本発明によるシロッ
プ(アルコール)などの充填方法を図2のタイムチャー
トを基に説明する。ただし、シロップ、アルコールのい
ずれかが売切れ状態を検出している時に充填スイッチ10
2は有効となり起動をかけることができ、売切れを検出
していない状態では、充填スイッチ102の操作は無効と
なる。
プの飲料容器2bとアルコールの飲料容器2eの売切れ
を検出した場合、作業員は売り切れた飲料容器2b,2
eを取り外し、新しい飲料容器2b,2eをそれぞれの
飲料ライン5b,5eに接続し、接続を確認した後、新
たに設けられた充填スイッチ102を押すことにより、本
タイムチャートが実行する。
ムチャートをスキップし、飲料容器2bのタイムチャ
ートを実行する。次に、飲料容器2bが接続されてい
る飲料ライン5bの飲料電磁弁11bを開き、予め入力
装置103で設定された所定時間であるT2時間後に電磁
弁11bを閉じて、ノズルからの液垂れ分の時間である
T7時間だけ間隔を空ける。
2c、飲料容器2dのタイムチャート、をスキップ
し、アルコールの飲料容器2eのタイムチャートを実
行する。次に、飲料容器2eが接続されている飲料ライ
ン5eの飲料電磁弁11eを開き、予め入力装置で設定
された所定時間であるT5時間後に電磁弁11eを閉じ
て、ノズルからの液垂れ分の時間であるT7時間だけ間
隔を空ける。
飲料の充填を終了するが、最後にノズル12に付着した
シロップやアルコール飲料を洗浄するために、炭酸水を
吐出するようにしてもよい。すなわち、飲料充填終了を
検出した後、タイムチャートを実行し、炭酸水電磁弁
10gを開き、ノズル12部分を洗浄するのに必要な時
間であるT6時間後に炭酸水電磁弁10gを閉じて、タ
イムチャートは終了する。
は上記入力装置103で入力された時間であり、これで飲
料ラインの長さに応じて飲料を充填する時間および炭酸
水を流す洗浄時間を設定し、記憶部101aに記憶され
る。上記実施の形態は、各飲料の充填を終了させる手段
として、タイマ装置105を用いて電磁弁の開閉時間を制
御したが、予め設けられている流量センサの回転の状態
監視を用い、この流量センサの回転が飲料充填時である
正常状態を検知して吐出を停止することも可能であり、
流量センサのみで行う場合には、充填時間設定などは不
要となる。
マ装置と兼用し、上記のように正常状態を検知してから
一定時間後に吐出を停止させるとよりよく充填され、こ
のことは電磁弁部分からノズルまでの飲料ラインの充填
を考慮するためである。さらに、シロップタンクのつな
ぎ忘れ等でいつまでも流量センサが正常状態を検知でき
ない恐れがあるため、飲料電磁弁が開状態のままとなる
可能性があり、入力装置で入力したT1〜5でも吐出を
停止させる。すなわち、状態監視による停止と時間によ
る停止のどちらかの早い方のタイミングで停止させるの
が良い。
て万が一充填されなかった場合、流量センサで売切れ状
態を検知していれば、再度充填スイッチを押すことによ
り充填タイムチャートを実行できる。また、上記実施の
形態では、飲料を一つずつ順番に充填する場合で説明し
たが、充填時間の時間短縮等のため、売切れいる全ての
飲料を同時に充填する方法もある。
が充填されるため、例えば、この充填動作中であること
を既存の表示器を利用して表示させることにより、充填
中であることが容易に判断できる。
置によれば、以下の効果を奏する。 (1)請求項1によれば、複数の飲料容器を備え、ガス
ボンベから供給するガス圧を利用して飲料容器から飲料
を飲料ラインに送液し、該各飲料ラインを通じ、飲料注
出バルブを開いてカップに所定量の飲料を供給するよう
にした飲料供給装置において、前記飲料注出バルブを開
放して、前記各飲料ラインに飲料を自動的に充填する操
作手段を備えたことにより、一つ一つ充填する飲料ライ
ンを選択することがなくなるため、操作が簡素化され
る。 (2)請求項2によれば、請求項1記載の飲料供給装置
において、飲料の売切れを検知する売切検知手段を備
え、該手段により売切れを検知している飲料ラインの飲
料注出バルブのみを開いて飲料を自動的に充填すること
により、複数の飲料ラインの中から売切れた飲料ライン
のみを自動的に選んで充填することができるため、より
操作が簡素化される。 (3)請求項3によれば、請求項1または2に記載の飲
料供給装置において、充填時間を設定する設定手段を備
え、設定時間により設定された時間の間、前記飲料注出
バルブを開放して充填を行うことにより、その飲料供給
装置や設置環境に最適な充填時間を設定できるため、無
駄な飲料を使用してしまうこともなく、また人が止める
必要がない。 (4)請求項4によれば、請求項1または2に記載の飲
料供給装置において、飲料ラインに充填を検知する充填
検知手段を備え、該手段により充填を検知すると前記飲
料注出バルブを閉じて充填を終了することにより、充填
時間を厳密に設定することなく的確な充填が行える。
る飲料系統図
Claims (4)
- 【請求項1】複数の飲料容器を備え、ガスボンベから供
給するガス圧を利用して飲料容器から飲料を飲料ライン
に送液し、該各飲料ラインを通じ、飲料注出バルブを開
いてカップに所定量の飲料を供給するようにした飲料供
給装置において、前記飲料注出バルブを開放して、前記
各飲料ラインに飲料を自動的に充填する操作手段を備え
たことを特徴とする飲料供給装置。 - 【請求項2】請求項1記載の飲料供給装置において、飲
料の売切れを検知する売切検知手段を備え、該手段によ
り売切れを検知している飲料ラインの飲料注出バルブの
みを開いて飲料を自動的に充填することを特徴とする飲
料供給装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の飲料供給装置に
おいて、充填時間を設定する設定手段を備え、設定時間
により設定された時間の間、前記飲料注出バルブを開放
して充填を行うことを特徴とする飲料供給装置。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の飲料供給装置に
おいて、飲料ラインに充填を検知する充填検知手段を備
え、該手段により充填を検知すると前記飲料注出バルブ
を閉じて充填を終了することを特徴とする飲料供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025290A JP2003226398A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 飲料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025290A JP2003226398A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 飲料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003226398A true JP2003226398A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27747486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002025290A Pending JP2003226398A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 飲料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003226398A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196144A (ja) * | 2007-09-06 | 2014-10-16 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 製品ディスペンサー及び方法 |
JP2017506927A (ja) * | 2014-01-03 | 2017-03-16 | コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. | 飲料調製装置における交換可能な供給パックの使用方法、および交換可能な供給パックを備えるシステム、およびコンピュータプログラム製品 |
-
2002
- 2002-02-01 JP JP2002025290A patent/JP2003226398A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196144A (ja) * | 2007-09-06 | 2014-10-16 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 製品ディスペンサー及び方法 |
JP2017081651A (ja) * | 2007-09-06 | 2017-05-18 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 製品ディスペンサーにおいて動的な成分マトリックス再構成を提供するシステムおよび方法 |
JP2017506927A (ja) * | 2014-01-03 | 2017-03-16 | コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. | 飲料調製装置における交換可能な供給パックの使用方法、および交換可能な供給パックを備えるシステム、およびコンピュータプログラム製品 |
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