JP2003225267A - マッサージ具及びマッサージ機 - Google Patents

マッサージ具及びマッサージ機

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JP2003225267A
JP2003225267A JP2002026008A JP2002026008A JP2003225267A JP 2003225267 A JP2003225267 A JP 2003225267A JP 2002026008 A JP2002026008 A JP 2002026008A JP 2002026008 A JP2002026008 A JP 2002026008A JP 2003225267 A JP2003225267 A JP 2003225267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下腿各部の太さの違いに拘わらず効率良くめ
りはりのあるマッサージができるマッサージ具を得るこ
とにある。 【解決手段】 台本体(マッサージ具本体)20の施療溝
25を各部同一幅に形成する。下腿用の施療部21と上腿用
の施療部22とを施療溝25の長手方向に沿って並設する。
施療溝25に収容される人体の下腿のうちで心臓に近い方
の膝側部分を施療する施療部22に比較して、遠い方の足
首側部分を施療する施療部21ほど、それが有する施療袋
を多く使用するとともに、これら複数の施療袋26,27を
互いに重ねて設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の手や足をマ
ッサージするのに好適なマッサージ具及びこれを足載せ
台として備えた椅子式のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の下腿をマッサージするマッサージ
具の中には、マッサージ具本体に形成された各部同一幅
の施療溝に、この溝の長手方向に沿って施療袋を並設
し、各施療袋をそれらへの空気の給排気により繰返し膨
縮させて、施療溝に収容された人体の下腿をマッサージ
するものがある。
【0003】人体の下腿は膝側部分よりも足首側部分の
方が細くなっている。そのため、各部の幅が同じ施療溝
に同じ大きさの施療袋を配置している従来の構成では、
下腿の足首側部分用の施療袋が足首側部分を圧迫する力
が、下腿の膝側部分用の施療袋が膝側部分を圧迫する力
より低下する。この改善のために、下腿の足首側部分を
施療する施療袋を、下腿の膝側部分を施療する施療袋よ
り大きくして、その膨張高さを増やし圧迫力を高める場
合がある。
【0004】しかし、大きい施療袋を使用すると、この
大きい施療袋を所定の硬さに膨張させるのに必要な空気
量が増えて、その膨縮の時間が長くなるので、所定時間
内での施療袋の膨縮回数が少なくなる。しかも、大きい
施療袋を使用すると、人体の下腿を圧迫する部分が大き
くなるので、マッサージ刺激のめりはりが弱くなるとと
もに、この大きな施療袋を支持する面積を広く要するの
で、施療溝が深くなってマッサージ具が大形となり易
い。更に、施療袋が大きいほど、それが膨張した際に、
施療袋の周部を中心とする施療袋両面の開き角度が大き
くなる。そのため、施療袋の周部が熱融着でシールされ
ている場合には、シール部への負荷が大きくなって耐久
性を損ない易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、肢体各部の太さの違いに拘わらず効率良く
マッサージできるマッサージ具及びマッサージ機を得る
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、マッサージ具本体に形成された施療溝に、この溝の
長手方向に沿って並設された複数の施療部の内、施療溝
に収容される人体の肢体の心臓から遠い方の被施療部分
を施療する施療部ほど、それが有する施療袋を多く使用
し、これら複数の施療袋を有した施療部の各施療袋を互
いに重ねて設けている。
【0007】人体の肢体の心臓に近い方の被施療部分の
太さに比較して、人体の肢体の心臓から遠い方の被施療
部分の太さが細いことは知られている。この条件下にお
いて本発明は、各施療部の施療袋の使用枚数を、太さが
細い被施療部分を施療する施療部ほど多くしかつ重ねて
設けて、それらの膨縮により、太さが細い被施療部分を
マッサージするので、太さが細い被施療部分をマッサー
ジするのに、大きな施療袋を使用する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の第1実施形態を説明する。
【0009】図1に示す椅子式のマッサージ機1は、椅
子本体2と、マッサージ具としての足載せ台3と、図5
に一部の構成を示すエアー給排気装置4とを具備して構
成されている。
【0010】椅子本体2は、幅方向両側に肘掛けを兼ね
る側枠11が夫々設けられた座部12の後側に背もたれ
部13を設けている。背もたれ部13はリクライニング
可能であってもなくてもよい。この椅子本体2には施療
要素として繰返し膨脹収縮して使用される第1〜第4の
施療袋14〜18が取付けられている。
【0011】椅子本体2に着座した着座者の肩部をマッ
サージする一対の第1施療袋14は、背もたれ部13の
上部に幅方向に並べて配置されている。着座者の背中を
マッサージする第2施療袋15は、第1施療袋14の下
側に位置して背もたれ部13の幅方向中央部に配置され
ている。着座者の腰部をマッサージする一対の第3施療
袋16は、第2施療袋15の下側に位置して背もたれ部
13の下部に幅方向に並べて配置されている。着座者の
尻部をマッサージする第4施療袋17は、座部12の後
部にこの座部12の幅方向に延びて配置され、着座者の
腿部をマッサージする第5施療袋18は、座部12の前
部にこの座部12の幅方向に延びて配置されている。な
お、図1中符号19は、エアー給排気装置4への給電用
の電源コードを示し、一方の側枠11から導出されてい
る。
【0012】足載せ台3は、座部12の前側に連結され
ていて、図示しない枢軸を支点として図示しない駆動手
段により、図1に示すように座部12の前縁から下方に
略垂直に立てて配置される第1位置と、この位置から前
記枢軸を中心に回動し座部12の前方に突出して略水平
に配置される第2位置とにわたり移動可能で、これら両
位置間を含めて選択的に配置できる。
【0013】図1〜図4に示すように足載せ台3は、マ
ッサージ具本体としての台本体20に、複数例えば一対
の施療部21、22を設けた構成を備えている。この足
載せ台3全体は布などの柔軟性を有するカバーで覆われ
ている。
【0014】台本体20は、一対の側壁23間にこれら
と略平行な中間壁24を設けて、隣接する側壁23と中
間壁24との間に夫々施療溝25を有して形成されてい
る。これら一対の施療溝25は、前記第2位置に足載せ
台3が配置された状態で椅子本体2に着座した着座者か
らみて前後両端及び上端が夫々開放されたU字状をなし
ている。両施療溝25はその開放された上端を通して着
座者の下肢の下腿(被施療部分)を容易に出し入れでき
るように上側ほど次第に広くなっているが、長手方向の
各部の幅は略同じに形成されている。
【0015】施療部21、22は施療溝25にその長手
方向に沿って並設されている。具体的には、一方の施療
部21は、施療溝25に収容される人体の下腿の内で足
首側部分A(図3中2点鎖線参照)のマッサージを担う
ものであって、施療溝25の前部、言い換えれば、足載
せ台3の自由端部に寄せて配設されている。他方の施療
部22は、施療溝25に収容される人体の下腿の内で膝
側部分B(図4中2点鎖線参照)のマッサージを担うも
のであって、施療溝25の後部、言い換えれば、座部1
2に寄せて配設されている。
【0016】一方の施療部21は、下腿の内で人体の心
臓から遠い方の被施療部分である足首側部分Aをマッサ
ージするために設けられている。図2及び図3に示すよ
うに施療部21は、空気の給排気により膨縮するエアー
バッグからなる複数例えば2つの施療袋26、27を互
いに重ねて形成されている。施療袋26、27の大きさ
は略同じである。
【0017】図3に示すように施療溝25を作る壁面寄
りに配置される外側の施療袋26は、施療溝25に対し
て一対設けられ、これら一対の施療袋26はそれらから
一体に延出された非膨張シート部26aで接続されてい
る。同様に、施療溝25に収容される下腿の足首側部分
Aに臨む内側の施療袋27も、施療溝25に対して一対
設けられ、これら一対の施療袋27はそれらから一体に
延出された非膨張シート部27aで接続されている。両
施療袋26、27は、互いに重なったシート部26a、
27aを、施療溝25の内底面に沿わせて、この溝25
の底部に挿着されるねじなどの固定部品28で取付けら
れている。この取付けにより、互いに重なった2組の施
療袋26、27の内の一組の施療袋26、27が、施療
溝25の一方の溝側面、例えば中間壁24の施療溝25
に臨んだ壁面24aに重なって配置され、かつ、他の組
の施療袋26、27が、施療溝25の他方の溝側面、例
えば側壁23の施療溝25に臨んだ壁面23aに重なっ
て配置されている。
【0018】他方の施療部22は、下腿の内で人体の心
臓に近い方の被施療部分である膝側部分Bをマッサージ
するために設けられている。図2及び図4に示すように
施療部22は、空気の給排気により膨縮するエアーバッ
グからなる施療袋29で形成されている。施療袋29は
施療袋26及び27と略同じ大きさである。
【0019】図4に示すように施療袋29は、施療溝2
5に対して一対設けられ、これら一対の施療袋29はそ
れらから一体に延出された非膨張シート部29aで接続
されている。このシート部29aを、施療溝25の内底
面に沿わせて、この溝25の底部に挿着されるねじなど
の固定部品30で取付けられている。この取付けによ
り、一対の施療袋29の内の一方の施療袋29が、施療
溝25の一方の溝側面である壁面24aに重なって配置
され、かつ、他方の施療袋29が、施療溝25の他方の
溝側面である壁面23aに重なって配置されている。
【0020】足載せ台3が備える各施療袋26、27、
及び29には、いずれも1枚のシートを二つ折りにし
て、或いは2枚のシートを合わせて、その周部を熱溶着
によりシールして膨縮可能な袋体としたものが使用され
ている。
【0021】エアー給排気装置4は椅子本体2の座部1
2の下側に配置されている。この給排気装置4は、図5
に示すようにエアーポンプからなるエアー生成器31、
この生成器31で生成された圧縮空気の流れを制御する
第1〜第3の電磁式給排気弁32〜34、これらの弁3
2〜34に個別に接続された可撓性のエアーチューブ3
6〜38、及びエアー生成器31と給排気弁32〜34
とを制御する制御装置39を備えて形成されている。制
御装置39にはこれに接続されたリモートコントローラ
40を介して適宜な運転指令が与えられる。図5中41
は図示しないロータリー式の分配弁等を介して背もたれ
部13の施療袋14〜18に給排気される空気を導く可
撓性エアーチューブを示している。
【0022】エアー給排気装置4は、各施療袋26、2
7、29に対して、これらに専用の給排気経路を介して
独立に給排気するように構成されている。すなわち、第
1〜第3の給排気弁32〜34は、いずれも給気ポート
及び排気ポートを有している。図5に示すように第1給
排気弁32の給気ポートには第1のエアーチューブ36
が接続され、第2給排気弁33の給気ポートには第2の
エアーチューブ37が接続されている。更に、第3給排
気弁34の給気ポートには第3のエアーチューブ38が
接続されている。
【0023】第1給排気弁32及び第1エアーチューブ
36は、施療部21が有する各施療袋26に対する給排
気を担い、第2給排気弁33及び第2エアーチューブ3
7は施療部21が更に有する各施療袋27に対する給排
気を担っている。第3給排気弁34及び第3エアーチュ
ーブ38は、施療部22が有する各施療袋29に対する
給排気を担っている。
【0024】前記構成を備えたマッサージ機1において
足載せ台3を用いて、着座者の下腿をマッサージするに
は、例えば座部12の前方に延びるように突出配置され
た足載せ台3の施療溝25内に人体の下腿を収容した状
態で、足載せ台3の施療部21、22を夫々繰返し膨縮
動作させることで実行できる。
【0025】すなわち、始めに、制御装置39の制御に
従い、第1給排気弁32がエアー生成器31と第1エア
ーチューブ36とを連通する給気ポジションに切換わる
と同時に、第2給排気弁33がエアー生成器31と第2
エアーチューブ37とを連通する給気ポジションに切換
わる。それに伴い、エアー生成器31で生成された圧縮
空気が第1エアーチューブ36を通して各施療袋26に
夫々導かれて、これらの袋26が同期して膨脹すると同
時に、エアー生成器31で生成された圧縮空気が第2エ
アーチューブ37を通して各施療袋27に夫々導かれ
て、これらの袋27が同期して膨脹する。
【0026】このように互いに重なっている施療袋2
6、27が夫々同期して膨張することにより、図3の右
側部分に示されるように施療溝25に既に収められてい
る下腿の足首側部分Aをその幅方向両側から挟んで圧迫
できる。図3では、理解を容易にするために施療袋2
6、27の膨脹前の収縮状態を左側部分で描き、かつ、
膨脹状態を右側部分で描いてある。
【0027】この圧迫動作中に制御装置39は、第3給
排気弁34を給気ポジションに切換えてエアー生成器3
1と第2エアーチューブ38とを連通させる。それに伴
い、エアー生成器31で生成された圧縮空気が第3エア
ーチューブ38を通して各施療袋29に夫々導かれて、
これらの袋29が同期して膨脹する。これら施療袋29
の膨張により、図4の右側部分に示されるように施療溝
25に既に収められている下腿の膝側部分Bをその幅方
向両側から挟んで圧迫できる。図4では、理解を容易に
するために施療袋29の膨脹前の収縮状態を左側部分で
描き、かつ、膨脹状態を右側部分で描いてある。
【0028】施療袋29が膨張して所定時間経過した時
点で、制御装置39は、第1〜第3の給排気弁32〜3
4をいずれも排気ポジションに切換えるとともに、エア
ー生成器31の運転を中断させる。そのため、施療袋2
6から排出されて第1給排気弁32に逆流した空気が、
この排気弁32の排気ポートから大気中に放出されると
ともに、施療袋27から排出されて第2給排気弁33に
逆流した空気が、この排気弁33の排気ポートから大気
中に放出される。同様に、施療袋29から排出されて第
3給排気弁34に逆流した空気が、この排気弁34の排
気ポートから大気中に放出される。したがって、施療部
21の両施療袋26、27、及び施療部22の施療袋2
9が、図3及び図4中左半分の状態で示すように収縮す
るに伴い、前記足首側部分A及び膝側部分Bの圧迫を解
消して、これらの被施療部分を弛緩させることができ
る。
【0029】この後、制御装置39は、所定期間にわた
って各給排気弁32〜34の給気ポジションと排気ポジ
ションとを交互に繰返し切換えて、既述のように施療袋
26、27、及び29に対する給排気を実施させる。そ
れにより、施療溝25に納められている下腿の足首側部
分A及び膝側部分Bに対する圧迫と弛緩とを繰返すエア
ーマッサージができる。
【0030】このマッサージの終了とともに、制御装置
39での制御により、第1〜第3の給排気弁32〜34
が共に排気ポジションに切換えられるとともに、エアー
生成器31が停止される。そのため、施療溝25に対す
る人体の下腿の出し入れの妨げとなることがないよう
に、各施療袋26、27、及び29がいずれも収縮し
て、次のマッサージに備えて待機する。
【0031】以上のマッサージおいて、下腿の各部の太
さの違いにより、施療溝25に収容された膝側部分Bと
施療溝25の溝側面との間には狭い隙間S1(図4参
照)が設けられ、施療溝25に収容された足首側部分A
と施療溝25の溝側面との間には前記隙間S1より広い
隙間S1(図4参照)が設けられる。
【0032】しかし、既述のように膝側部分Bより細い
足首側部分Aをマッサージする施療部21は、施療溝2
5の幅方向に重なる複数の施療溝26、27を用いてそ
の膨張で足首側部分Aを圧迫し、足首側部分Aより太い
膝側部分Bをマッサージする施療部21は、施療溝25
の幅方向について一重の施療溝29を用いてその膨張で
膝側部分Bを圧迫している。それにより、下腿の足首側
部分Aと膝側部分Bとの太さの違いに拘わらず、太さが
細い足首側部分Aをマッサージするのに所定の圧迫力
を、互いに重なった二つの施療袋26、27の膨張で得
ることができるので、足首側部分Aを所定の圧迫力でマ
ッサージするために膨張に伴う突出量を大きく確保でき
る大形で単一の施療袋を使用して、この袋を足載せ台3
の自由端部側に配置する必要がない。
【0033】このように二つの施療袋26、27で足首
側部分Aをマッサージするので、両施療袋26、27を
所定の硬さに膨張させてその重なり方向の合計突出量を
所定値に確保するのに必要な空気量を、大きい施療袋を
使用する場合に比較して減らすことができ、二つの施療
袋26、27を膨縮させるに要する給気時間及び排気時
間を夫々短くできる。そのため、所定時間内での施療袋
26、27の膨縮回数を多く確保できるに伴い、効率良
く人体の下腿をマッサージすることが可能である。
【0034】足首側部分Aに接する内側施療袋27は、
膨張に伴う突出量を大きく確保するための大形で単一の
施療袋に比較して小形であるので、足首側部分Aを圧迫
する部分が小さい。そのため、マッサージ刺激のめりは
りを強くできる。又、以上のように重なった施療袋2
6、27が小形であるので、これらを支持するために施
療溝25の深さを大きくする必要がない。したがって、
足載せ台3をその厚み方向に小形に形成する場合に適
し、小形化した場合には、図1のように足載せ台3を座
部12の前に立てて配置したときに、この台3が着座者
にとって邪魔になることを抑制できる。
【0035】周部が熱融着でシールされている施療袋は
その形状が大きいほど、膨張に伴って周部を中心とする
施療袋の両面の開き角度が大きくなり、それに伴い熱融
着されているシール部の負荷が大きくなることは既述し
た。しかし、足首側部分Aに必要な圧迫力を与える施療
袋26、27が既述のように小形であることに伴い、膨
張に伴う前記開き角度を小さくできる。そのため、シー
ル部の負荷が小さくなり、よって、施療袋26、27の
耐久性を向上できる。
【0036】又、第1実施形態での下腿に対するマッサ
ージは、既述のように下腿において心臓に遠い方から近
い方に圧迫が順序立てて行なわれるので、心臓に血流を
送りながらマッサージができる点で好ましい。
【0037】なお、第1実施形態でのマッサージ動作に
おいて、制御装置39が各給排気弁32〜34を給気ポ
ジションから排気ポジションに切換えるタイミングは、
施療部22での膝側部分Bへの圧迫開始後に施療部21
での足首側部分Aの圧迫を解放するタイミングとするこ
とができる。この場合には、足首側部分Aに対する圧迫
時間と膝側部分Bに対する圧迫時間を略同じにできる。
又、第1実施形態でのマッサージ動作は、制御装置39
での制御により、施療部22での膝側部分Bへの圧迫と
施療部21での足首側部分Aの圧迫とを同期させるとと
もに、これらの圧迫を解放するタイミングも同期させる
こともできる。
【0038】図6及び図7は本発明の第2実施形態を示
している。この実施形態は、基本的には第1実施形態と
同じであるから、第1実施形態と同じな構成については
第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用
の説明を省略する。
【0039】下腿の足首側部分Aをマッサージする施療
袋26用のエアーチューブ36には、エアー生成器31
の吐出し口と第1給排気弁32との間に位置して、電磁
式の開閉弁45が取付けられている。更に、エアーチュ
ーブ36には、第1給排気弁32と施療袋26との間に
位置して圧力センサ46が接続されている。この圧力セ
ンサ46は、下腿の足首側部分Aをマッサージする一対
の内側施療袋27の膨脹収縮に先立って膨脹される施療
袋26の圧力を検出するもので、その検出情報は制御装
置39に入力される。圧力センサ46から入力された値
が所定の値を超えた場合に、制御装置39は、マッサー
ジが終わるまで開閉弁45を閉じた状態に維持するよう
になっている。以上説明した点以外の構成は、図6及び
図7に示されない構成を含めて第1実施形態と同じであ
る。
【0040】この第2実施形態のマッサージ機1の足載
せ台3を用いて着座者の下腿をマッサージする場合を説
明する。
【0041】始めに、制御装置39の制御に従い、第1
給排気弁32がエアー生成器31と第1エアーチューブ
36とを連通する給気ポジションに切換わるととともに
開閉弁45が開かれる。この時点では、第2、第3の給
排気弁33、34は、いずれもエアー生成器31と施療
袋27、29との連通を断つ排気ポジションに保持され
ている。こうした弁制御と同時に、エアー生成器31が
駆動されるので、図7(A)に示すように収縮している
各施療袋26に、エアー生成器31で生成された圧縮空
気が第1エアーチューブ36を通して夫々導かれ、これ
らの袋26が同期して膨脹する。
【0042】こうして膨張する施療袋26が、それに重
なっている施療袋27を、図7(B)に示すように施療
溝25に既に収容されている下腿の足首側部分Aにその
側方から押付けるようになると、その時点から施療袋2
6内の空気圧が上昇する。この圧力上昇は圧力センサ4
6で検出されるから、設定圧力に達した時点で制御装置
39は、開閉弁45を閉じ状態に切換え、以後マッサー
ジが終わるまでこの閉じ状態を保持させる。それによ
り、施療袋27が足首側部分Aに接した状態に保持され
る。この場合、圧力センサ46が検出する設定圧力は、
施療袋26が施療袋27を介して足首側部分Aを軽微に
接する程度にするとよい。
【0043】次に、エアー生成器31と施療袋27とを
連通する第2給排気弁33の給気ポジションと、エアー
生成器31と施療袋27との連通を断つ第2給排気弁3
3の排気ポジションとが交互に所定回数を繰返されるよ
うに、制御装置39が第2給排気弁33を制御する。
【0044】第2給排気弁33が給気ポジションにある
時には、エアー生成器31で生成された圧縮空気が第2
エアーチューブ37を通して各施療袋27に夫々導かれ
て、これらの袋27が同期して膨脹する。この膨張に伴
い図7(C)に示すように施療溝25に既に収められて
いる下腿の足首側部分Aをその幅方向両側から挟んで圧
迫できる。第2給排気弁33が排気ポジションにある時
には、各施療袋27から排出されて第2エアーチューブ
37を通り第2給排気弁33に戻された空気が、この弁
33の排気ポートを通って大気中に放出される。この排
気に伴い施療袋27が収縮して、足首側部分Aの圧迫さ
れた個所が弛緩される。
【0045】このように施療袋27が膨縮している時
に、制御装置39は、第3給排気弁34を給気ポジショ
ンと排気ポジションとに交互に切換える制御を行って、
施療袋29に対してエアー生成器31で生成された圧縮
空気を給排気して、各施療袋29を繰返し膨縮させる。
これら施療袋29の膨縮により、施療溝25に既に収め
られている下腿の膝側部分をその幅方向両側から挟む圧
迫と弛緩とを繰返して、膝側部分をマッサージできる。
【0046】この場合、第1実施形態と同様に施療袋2
7の膨張完了を待って施療袋29の膨張を行なうととも
に、これら施療袋27、29の収縮を同期させるよう
に、制御装置39による給排気弁33、34の制御タイ
ミングを設定してもよい。又は、施療袋27の膨縮と施
療袋29の膨縮とを同期させてを行なうように、制御装
置39による給排気弁33、34の制御タイミングを設
定することもできる。
【0047】以上のマッサージの終了とともに、制御装
置39での制御により、開閉弁45が開かれるととも
に、第1〜第3の給排気弁32〜34が共に排気ポジシ
ョンに切換えられ、同時に、エアー生成器31が停止さ
れる。それに伴い、施療袋26から排出される空気が給
排気弁32の排気ポートを通って大気中に放出されるか
ら、施療袋26が収縮されるとともに、施療袋27及び
29も収縮される。このように施療溝25に対する下腿
の出し入れの妨げとなることがないように、各施療袋2
6、27、及び29がいずれも収縮して、次のマッサー
ジに備えて待機する。
【0048】この第2実施形態においても、下腿の足首
側部分Aと膝側部分Bとの太さの違いに拘わらず、太さ
が細い足首側部分Aをマッサージするのに必要な圧迫力
を、互いに重なった二つの施療袋26、27の膨張で得
ることができるので、膨張に伴う突出量を大きく確保す
るために大形で単一の施療袋を使用する必要がない。し
たがって、第1実施形態と同様な作用を得て本発明の所
期の課題を解決できる。
【0049】その上、第2実施形態では、互いに重なっ
た二つの施療袋26、27の内の例えば外側施療袋27
を所定の膨張圧まで膨張させたままで、内側施療袋26
を膨縮させて、足首側部分Aをその側方からマッサージ
するので、第1実施形態に比較して所定時間内でのマッ
サージ回数を更に多くすることができ、効率よくマッサ
ージができる。
【0050】この第2実施形態において、マッサージ動
作の際に膨張保持される施療袋は、外側施療袋26に代
えて内側施療袋27とすることもでき、この場合、開閉
弁45及び圧力センサ46を施療袋27の給排気経路で
あるエアーチューブ37に接続して実施すればよい。
又、第2実施形態において、膨張保持される施療袋への
給気制御は、圧力センサに代えてタイマーによる時間制
御で行なうこともできる。
【0051】本発明は前記各実施形態には制約されな
い。例えば、一つの施療溝25に対して施療袋26、2
7を2組設けたが、その内の一組は省略することがで
き、その際、省略された方の溝側面にはクッション材を
装着することが望ましい。又、足載せ台などのマッサー
ジ具の施療溝は単一でも良く、或いは、手又は足が出し
入れ可能に収容な単一の施療溝を有した一対の収容部を
台本体の幅方向に並設してもよい。又、本発明は、エア
ーマッサージ具とエアー給排気装置とを備えて、そのエ
アーマッサージ具をマットや床等の上に置いて使用する
マッサージ機として実施することもできる。
【0052】
【発明の効果】請求項1から4に係る発明によれば、人
体の肢体における心臓に遠い方の被施療部分を施療袋の
膨縮によりマッサージするのに、大きな施療袋を使用す
る必要がないことに伴い、これら施療袋の膨縮に要する
時間が減って所定時間内での施療袋の膨縮回数を多くで
きるので、施療溝に収容される肢体をその各部の太さの
違いに拘わらず効率良くマッサージ可能なマッサージ
具、及びこのマッサージ具を足載せ台として備えたマッ
サージ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るマッサージ機を示
す斜視図。
【図2】図1のマッサージ機が備える足載せ台をそのカ
バーを取外して示す斜視図。
【図3】図2の足載せ台が備える下腿足首側部分用施療
部のマッサージ動作を示す図。
【図4】図2の足載せ台が備える下腿膝側部分用施療部
のマッサージ動作を示す図。
【図5】図2の足載せ台に対する給排気経路の構成を示
す系統図。
【図6】本発明の第2実施形態に係るマッサージ機が備
える足載せ台に対する給排気経路の構成を示す系統図。
【図7】(A)〜(C)は図6のマッサージ機が備える
足載せ台の下腿足首側部分用施療部のマッサージ動作を
示す図。
【符号の説明】
1…マッサージ機 2…椅子本体 3…足載せ台(エアーマッサージ具) 4…エアー給排気装置 20…台本体(マッサージ具本体) 21、22…施療部 25…施療溝 26、27…施療部21の施療袋 29…施療部22の施療袋 31…エアー生成器 32〜34…給排気弁 36〜38…エアーチューブ 39…制御装置 45…開閉弁 46…圧力センサ A…下腿の足首側部分(人体の被施療部) B…下腿の膝側部分(人体の被施療部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーの給排気により膨縮される施療袋
    を有した複数の施療部が、マッサージ具本体に形成され
    た施療溝に、この溝の長手方向に沿って並設され、前記
    施療溝に収容される人体の肢体を前記複数の施療部の膨
    縮でマッサージするマッサージ具において、 前記肢体の心臓から遠い方の被施療部分を施療する施療
    部ほど前記施療袋が多く使用されていて、これら複数の
    施療袋を有した施療部の各施療袋は互いに重ねられてい
    る。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のマッサージ具と、 このマッサージ具の各施療袋に空気を給排気するととも
    に、この給排気において前記肢体の心臓から遠い方の被
    施療部分を施療する施療部の施療袋ほど、前記肢体の心
    臓に近い方の被施療部分を施療する施療部の施療袋より
    早く膨張させるエアー給排気装置と、を具備したマッサ
    ージ機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載のマッサージ具と、 このマッサージ具の各施療袋に空気を給排気するととも
    に、互いに重ねられている前記複数の施療袋への給排気
    の際に、これら施療袋の内のいずれか1つの施療袋を、
    その他の施療袋より早く膨張させるとともにその膨張を
    保持し、この膨張保持状態で前記その他の施療袋を繰返
    し膨縮させるエアー給排気装置と、を具備したマッサー
    ジ機。
  4. 【請求項4】 椅子本体と、 この椅子本体の座部の前側に設けられた前記請求項1に
    記載のマッサージ具で形成される足載せ台と、 この足載せ台の各施療袋に空気を繰返し給排気して前記
    各施療袋を膨縮させるエアー給排気装置と、を具備した
    マッサージ機。
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