JP2003223449A - 端末情報の登録およびその活用方法。 - Google Patents

端末情報の登録およびその活用方法。

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JP2003223449A
JP2003223449A JP2002311950A JP2002311950A JP2003223449A JP 2003223449 A JP2003223449 A JP 2003223449A JP 2002311950 A JP2002311950 A JP 2002311950A JP 2002311950 A JP2002311950 A JP 2002311950A JP 2003223449 A JP2003223449 A JP 2003223449A
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康廣 田中
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上に在る無数の端末から提供さ
れる情報を効率的に検索すると共に、それら端末からの
情報をより有益な利用形態とするための活用環境と手段
を提供する。 【解決手段】端末からの情報を登録する際に、端末固有
のIDと属性及び端末の存在する特定の位置を示す情報を
取得し、それら情報の信頼性や安全性の評価によってサ
ービスされる範囲を決定する処理によって、端末位置が
認識可能とされる。また、登録されたその他の情報も様
々な形態に加工し区分する事でより活用しやすいデータ
ベースとして提供する。そして、これら一連の処理手続
きを所定のコンピュータ上で行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
多数の端末情報をコンピュータシステムを用いて掌握
し、それら端末の保有する情報を容易に掲載、閲覧、検
索したり効率的に活用する為の、端末情報の登録と利用
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の様々な情報を得る為
に、あらかじめ調べておいた情報元のアドレスを直接入
力しアクセスする方法、目的情報が含まれるキーワード
入力による検索、カテゴリー検索等の検索エンジンによ
る検索、ネットサーフィン等のリンクを辿るリレーショ
ナルな検索などが知られている方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報検索方法に
おいて、効率的に検索する為には一般的に情報検索サー
ビスを提供するポータルサイトの活用とメニューやフォ
ルダの選択による絞込検索などが利用されるが、目的の
情報を得るには多くの手順や手数を踏まないと得られな
いケースが少なくない、それらを元にして更に特定の場
所や地域の情報を得ようとしてもうまくヒット出来ない
のが現状である、この理由の一つとしては提供されてい
る情報に必ずしも特定の場所や地域に限定出来る情報が
含まれていなかったり、仮に含まれていてもそれ以外の
多くの同種の情報が含まれている事により検索対象が拡
大してしまう為である。これを解消するには、適切な関
連用語をうまく選択する事が重要であり、この為に多く
の経験を積み重ね幅広い知識を有する必要がある等、非
常に手間がかかる方法であった。
【0004】 また、地域限定的な生活エリアの情報を
発信しようとする、あるいは必要な地域に関連した情報
のみを得ようとしても、それらを容易に認識出来る手段
が無いか、有ったとしても専用のサイトに登録する必要
が有り、その手続きが厄介であったり指定の様式に限定
される等、自由度に欠ける上利用地域もきわめて限定的
である。しかも結果的には、当該サイトを検索するには
前記した理由により容易にヒット出来ない等の問題点が
あると同時に、これら特定の地域の端末向けのみに限定
した情報を発信しようとしても事実上非常に困難であっ
た。
【0005】 さらには、各端末の所在が明確でない場
合が多く、匿名性や秘匿性がかえってプライバシーを侵
害したりセキュリティが充分でない場合が多く、トラブ
ルが生じ易かった。この結果、商取引等においては安全
性を得る為に、例えばショッピングサイトや特定のグル
ープに属する事が一般的である。しかし、これでは制約
条件も多く厄介な手続きが必要となりコストも掛る事
で、自由な情報発信に限度がある等、誰でもが自由に簡
易な手段で行うことは難しかった。
【0006】 本発明は、上述した問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、コンピューターネ
ットワーク上に存在する端末の位置情報や認証データを
予め得ることで、その情報の信用性を評価管理すること
及びそれらの端末位置を図象上に直接配置する手段によ
り、目的情報を素早く検索し、効率的な情報交換を任意
に行いつつも、情報の供給者にも受給者にとっても安全
にかつ自由に活用できる環境を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、複数の端末機器がネットワーク装置を介して接続
されたシステムに於いて、端末固有の情報をネットワー
ク上に開示可能とする際に、少なくとも端末固有のIDと
属性及び当該端末の位置を示す情報を含むデータを所定
の端末に登録依頼する手段と、登録依頼された情報を特
定の記憶領域に格納処理する手段と、格納されたデータ
の内容に応じて利用可能なサービスを決定する手段と、
固有の識別データを指定の位置に認識可能とすること
で、端末情報の表示や識別を階層化や区分する事で種々
の用途に活用し易いように処理する手段と、それらの処
理ステップと手段を含む一連の手続きを所定のコンピュ
ータ上で自動的に行い得るようにする端末の登録方法で
ある。
【0008】 次に、ネットワーク上に在る端末とのア
クセスを可能とする為に、所定の端末に接続することで
端末群の位置を認識可能とし、それら端末を容易に選択
する手段を提供し、相互の端末の要求事項が合致する端
末範囲の情報を閲覧可能とする手段を含むことを特徴と
する、端末情報の活用方法である。
【0009】 一方、登録する際に得られた端末固有の
機器情報である、機器属性や使用目的、使用範囲、位置
情報の精度と個人認証の信頼度及び信用情報の量と質等
の内容に応じて評価しランク付けされることで、情報を
分類し階層化や区分する等によって、認識方法や表示領
域、サービスされる範囲及び閲覧もしくは公開の可否等
を決定する様に処理されたデータベースの生成手段が含
まれる。これらの方法により、コンピューターネットワ
ークを介して接続される端末からの情報を、供給者に対
しては容易な手段で発信し、利用者からはそれらを素早
く検索し閲覧する事と安全に活用することが可能とな
る。
【0010】 さらに、端末固有の識別情報は当システ
ムの管理情報に置き換えられることで、閲覧画面あるい
は開示された情報からは直接読み取れない状態で、各端
末との接続が制御される手段を含むことで、登録情報の
秘匿性や安全性を保証する事を可能とする。
【0011】 その際一連のデータ処理に於いては、各
情報は暗号化して取り扱い保存されることで安全性を高
め、評価結果についてもコード化する事で取り扱いを容
易とし機密性を維持しつつ、他のサーバーのデータベー
スやその他の記憶媒体に容易に移管し記録出来るので、
これらを活用することで任意の端末においても認証機能
を有するようにする事や固有データなどの開示が可能と
なり、当該システムと同様のサービスを別のサーバーや
端末によっても、安全かつ容易に実現する手段を提供す
る。
【0012】 そして、当該システムによる各端末の情
報を検索する処理の実行でヒットした当該サイトの所在
地や座標が、身体的感覚である視覚や聴覚及び触覚等に
直接的に訴える情報、具体的には文字や音及び図象等に
よって明示的に表わされる手段を含むことで、感覚に直
接訴える情報によって支援されるため検索範囲を絞り易
く目的とする情報検索を素早く行うことが可能となる。
【0013】 当該端末からの情報には、少なくとも端
末固有の管理コードとサービス可能な範囲が決定された
情報および任意に付帯される個別要求事項を含む登録コ
ードを当該端末固有の情報に付加することにより、それ
を鍵コードとし閲覧したり保護したい情報およびその他
の希望する処理等を任意に設定可能とする固有情報の管
理と公開方法である、これにより簡単な操作と処理にも
関わらず情報管理の安全性がより高められることにな
る。
【0014】 端末情報を閲覧中に当該端末からの必要
性によって求めが有った場合や閲覧情報もしくは所定の
端末でのデータ処理中など更に高度なセキュリティレベ
ルが必要な場合等に於いて、それらを警告しその後の処
理を決定する手段を提供し、その応答結果に従いその後
の処理を実行する手段により、端末情報に含まれる個別
情報の機密性と安全性が厳密に管理されることで、幅広
い情報の開示が容易に提供可能となり更なる情報の有用
性を高めることが出来る。
【0015】 また、当該システムにて登録された端末
とのアクセスには、予め記憶された各端末の位置情報に
基づいて図像化し表示される手段により、当該図像上に
おいて特定の位置を指定するあるいは領域を選択する方
法等によって、1対1や1対複数及び複数対複数のアク
セスを可能とする。そして、アクセスされる端末相互の
適合性を評価する事で、多くの端末の中から目的とする
端末のみを容易にかつ検索確率の高い合理的な選択を実
行することが可能となる。
【0016】 この際、図象上に示された端末の位置も
しくは所属する領域に関する端末固有の簡易情報が、特
定の端末に直接アクセスしなくても目的とする情報を即
時的に容易に入手出来る手段を講じることで、より多く
の情報の閲覧と入手のスピードアップが図れる。
【0017】 端末所在位置が表示される図象領域以外
に表示された、各端末群に関する情報欄の特定項目を選
択すると、それに関連した当該端末の所在が図象上に明
示的に表示される様にすることで容易にその内容の詳細
が確認できるようになる。
【0018】 登録データや過去のアクセス記録および
外部データベースなどのデータ処理によって、目的とす
る端末や情報を容易に検索可能とする手段によって、明
確な検索キーワードが確定できない場合や単一の条件で
は特定できない対象、さらには適切なキーワードを選択
できなかったり等、曖昧な情報によってもヒットする確
率の高い検索を可能とする。
【0019】 位置情報を含む図象上の特定の区域や階
層及び領域を、その所有者もしくはその位置に関係付け
られた管理者が専有していることを、画像や文字表示或
いは音声ガイド等で明示的に表象することで容易に認識
可能とする手段によって、重複登録や成りすましの防止
が図れるとともに占有領域をその所有者が任意な目的に
活用できるので、安全性の確保と自由度の高い活用環境
を提供することが可能となり端末情報の有用性が高めら
れる。
【0020】 端末相互の属性関係の相違や特定のジャ
ンルおよび特別な階層に位置付けられた端末に対して、
それらに応じたアクセスとサービスが行い得る様に端末
相互間の整合性を図り、情報の送出、掲載、受入、検索等
を自由に行う為の手段を講ずることによって、各種端末
間とのアクセスを自由に行いつつ、情報サービス形態を
多様化させるとともに的確な情報の提供とプライバシー
や情報の安全性を保証する事を可能とする。
【0021】 端末自身もしくはその周辺に生じた異常
を検知し、その程度に応じてあらかじめ決められた端末
に自動的に接続通報される手段によって、人為的な手続
をとらなくとも緊急の処置が即時的に実行されるので重
大な局面を回避する可能性を高めることが出来る。
【0022】 そして、ID登録の無い端末機器にも他の
端末とのアクセスを可能とする為に、即時的にIDを交付
しネットワークへのアクセスを可能とする手段を提供す
ることで、いかなる端末であろうとも緊急事態等におけ
る情報交換が可能となる環境を提供するようにされる。
【0023】 また、端末相互のアクセスに際しては個
人の生体情報や個人を特定する情報を含む複数の認証方
法によって接続を可能とする手段によって、より信用性
の有る安全な情報の授受が実現できるのでオ−プンな環
境でありながらも高度なサービスが可能となる。
【0024】 さらには、移動体の識別情報と機器属性
を含むその他情報及び位置情報に基づく移動履歴を逐次
記録し、合わせてこれらのデータを解析処理する事によ
って、移動体の追跡と移動予測および進路誘導情報や周
辺地域情報等を提供することで、移動体端末の位置する
環境状況に合わせた各種の情報支援サービス等を可能と
する。
【0025】 無線信号の中継機能と位置認識機能を備
える端末どうしが相互に連携し合うことで無線通信基地
局もしくはネットワーク上の端末との間をアクセス可能
とする手段と、それら端末間の接続に際し最も信頼性高
く交信可能な手段もしくは最も合理的な仲介端末および
通信システムを選択する手段、及び接続された各端末の
情報を付加して信号を授受する方法によって、ネットワ
ークを次々と拡大することが容易に行い得るので、これ
によってサービス範囲の拡大と利便性をより高めること
が出来る。
【0026】 そして、前記した様々な方法やシステム
の全部もしくは一部でも利用する各サービス提供者およ
び利用者に対して、その使用形態に応じ課金する手段を
含めることで、適切な利用環境を提供するとともに商業
目的にも活用することが出来るようになる。
【0027】 前記した様々な方法やシステムの全部も
しくはその一部を備えた手順や方法を、別のハードやソ
フト類に置き換えて連携もしくは代行する事で、前記方
法やシステムに関連した特定の端末に依らなくても、こ
れと同様のサービスを実現出来る為さらに広範囲で多様
なサービスを容易にかつ安価に構築する事が可能とな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を説明す
る際の助けとなる、全体的な機器構成例を単純化して示
している。この図において、1はサーバーであり、2〜
14は各種の端末でそれぞれは、16,17経路制御装
置(ルーター、ハブ、モデム、ターミナルアダプタ等)や、
18通信回線(電話線、電力線、光ファイバー)、19〜
22の無線や衛星通信等を経由して直接的あるいは間接
的に、15のコンピュータ・ネットワークに接続されて
いる。
【0029】 ここに示された構成をさらに詳細に理解
する為に、記載された用語について説明する。サーバー
とは本発明に係る一連の処理手続きを実行し支援する各
種サーバー(Web、File、Mail、DB、APL、ASP、SQL、SIP、SMTP、
RAS、DNS、VPN、DHCP、ENUM等)の総称で、特に本発明で言
う処の所定の端末とは、当該サービスを行うポータルサ
イトのコンピュータや分散処理サーバーとして連携を行
うコンピュータ群等を言い、それらに付随するハードウ
エア及びソフトウエア類である。これらに基づけば、ネ
ットワークに接続されている端末で当該処理の一部分で
も実行可能なものは全て、所定の端末としてのサーバー
になりうる。
【0030】 そして端末機器とは、ネットワークを介
して相互に接続又はアクセス可能な、コンピュータ機器
類、電話・FAX・TV・DVD・エアコン・冷蔵庫やその他の情報
家電機器類、玩具・ロボット・機械・機具・機器・装置類、
情報収集機器、各種の物理量・化学物質・気象・撮像機器
による映像・光(レーザー、赤外線、紫外線、X線、ホログラ
フィーの様なものも含む、以下同様)・電磁気・生体等か
らの情報検出用センサー類、ゲーム機等のアミューズメ
ント機器類、GPS等のナビゲーション機器、携帯情報端
末機器、移動体通信機器類等の有線・無線機器類、及び
カード・シート・プレート・タグ・ディスク・スティック・チ
ップ・カプセル・タブレット・ボール等のような形態のも
のであって半導体・磁性体・感熱/感光体・液晶・インク・
その他の記憶材料等を、金属・プラスチック・セラミック
・ガラス・繊維・紙等に電磁界・音波・熱・光・印刷・その他の
物理/化学的処理等によって形成された情報記憶媒体、
もしくはそれらを埋め込んだり含んだりした、機器・装
置・物体・物質・情報処理システム等である。
【0031】 ネットワークとは、有線(電線、電話線、
光ファイバー等のケーブル)、無線(電波、電磁波、電界、
磁気、光、超音波等)によって構成された、インターネッ
ト、イントラネット、LAN、WAN、CAN、LIN、ECHONET、E
THERnet、IrDA、IEEE1394、IEEE1451、IEEE802.xxx、Bl
uetooth、HomeRF、WLL、UWB、RS-232、GP-IB、DeviceNe
t、USB、ZigBee、STIM、ISDN、xDSL、FTTH、FWA、CATVケーブ
ル等で構築される、ワールドワイドなものから地域/区
域やオフィス及び家庭内等の限定的な範囲に至るまでの
様々な種類のコンピューターネットワークや通信システ
ム等の複合されたものの総称である。また、所定の端末
やシステムによって新たにアクセス可能になった独立し
て存在していたネットワークや回線及び端末群等もこれ
らネットワークに含まれる。なお、これらのサーバー/
端末機器/ネットワークに関する詳細仕様や形式は端末
属性の一部を構成する要素でもある。
【0032】 第2図は本発明の基本とする機能の主要
な処理手順を示すフローチャートである。特定の端末1
01と当該システムとを相互に接続するステップでは、
複数の端末からの様々なデータに対してアクセス可能な
インターフェースとデータ処理機能等を備えた接続手段
102により、各種の入力や選択を促すメニュー10
3、104、113が表示される。この際、当該システ
ムのWebページに相当する初期メニュー画面が出力情報
制御手段110によって生成され、これを閲覧すること
で各端末の所在位置と固有の識別情報を含んだ図象や地
図情報等が認識可能とされる。
【0033】 メニューの一つである登録103を選択
することにより、当該システムが必要とする各種情報の
入力を促す手段105によって、必要データの入力を行
う。入力されるデータは、少なくとも端末を識別できる
情報、端末の種類やアクセス環境などの端末属性、端末
の存在する位置を特定する為の情報、その他端末の所有
を示す認証情報やこれら情報の信用性を示す為のデータ
等である。入力されたデータは、入力チェック手段10
6によって入力ミスや不正な入力及び必要情報が満たさ
れているかどうかなどを確認し、もし不十分であれば再
入力を求める。正常に入力されたデータは、データ処理
手段107に送られ当該システムが必要とするデータと
して整理される。なお、これら処理手段の実行過程にお
いては入出力支援やデータ処理支援の為に外部情報11
5も利用できる。例えば、表示された図象上から所定の
位置を選択する、あるいは希望する位置情報入力の為に
地理情報システム(GIS)の利用、地磁気情報、端末固
有の識別情報及び機器の形式若しくは属性を知る為のメ
ーカ提供のデータベース、更には必要に応じて金融シス
テムの信用照会情報、知的所有権/著作権情報、その他
のシステムの認証/顧客データの利用等、様々な手段に
よって入手される情報等である。これらデータは、10
7のデータ処理ステップに送られ、先に入力されたデー
タと連携することで最終的な結果として、端末固有の識
別No.や登録No.もしくは管理No.を付与される。また、
それら情報の内容に応じ信用度の検証と安全性のスコア
を求め指数化やコード化等の手続きがなされる。この結
果は、必要に応じ登録を依頼して来た端末もしくは管理
者に処理結果報告手段108を通して当該端末101に
伝達され、その後の当該サービスを受ける際の認証情報
としても活用される。そして、これらの処理された結果
を基にして固有情報管理DB109が生成され登録処理が
完了される。なお、登録には変更・更新・追加・削除等の
処理も含まれるが、これらについてはその端末の管理者
もしくはサーバー管理者が行うように制御され、他から
は操作出来ない様にすることでセキュリティの確保が図
られる。
【0034】 前記処理結果は、固有情報管理DB109
に逐次累積的に記録され、例えば図3の様なデータベー
スとして保存される。データベースの登録情報として
は、各端末毎の、端末属性,端末位置とシステム上の座
標,端末の表示区分と階層,サービス領域,信用情報,また
利用情報として利用時間,利用サービス,データ処理回数
等、その他様々な情報が継続的に追加/更新/累積し記録
されている。そして、これらのデータと所定の図象上に
座標を設定する為のデータや各端末のWebページ等を記
録した表示情報DB111及び当該端末の属性に対応した
出力データを生成する為の出力情報制御手段110とが
連携することで、端末情報の開示が可能となる。具体的
には、当該Webページ創生手段(出力情報制御手段)1
10により、例えば図4のWebページ201上の端末所
在位置207に示された様なマークとして認識が可能と
なり、これを選択しクリックする等して、当該端末のWe
bページを開き、その端末の固有情報が閲覧出来ること
になる。そして、これら一連の処理と管理は所定のサー
バー(端末)116にて自動的に行われるので、人的処
理を介在させる必要はない。
【0035】 当該システムによって登録された端末群
の位置とそれらの固有情報を閲覧するには、端末101
から接続手段102を経由して所定の端末116にアク
セスし、閲覧113を選択することで確認可能となる。
より具体的には、当該端末からの各種要求内容に基づ
き、サーバー116に記憶された固有情報管理DB109
と当該端末に付帯された情報との比較照合114が随時
なされることによって、所定の情報表示や利用サービス
事項との整合性と安全性に関連付けた評価が行なわれ
る。次に、それらの結果に基づき目的とする端末の表示
されるべき位置や座標情報、Webページ、ページレイア
ウト設定データ等の含まれた表示情報DB111のデータ
と連携し出力情報制御手段110によって、接続されて
いる端末属性に合わせたデータ処理を施すことによって
閲覧情報の送出が実行され、目的端末の位置情報を含む
固有の情報が図象上に開示される。この時、選択される
端末は単一である場合や、要求基準に合致する端末全て
が選択されることになる。勿論、該当するものが無けれ
ばその旨が表示されることになる。
【0036】 図象上の端末位置は、ポインターやカー
ソル移動等の操作による一般的な手段によって容易に選
択される。選択された位置や領域に相当する座標は表示
情報DB111によって認識され固有情報管理DB109に
ある端末位置情報とのデータ照合がされることで特定端
末が認識される。この際、同時に相互の端末間の開示条
件や認証レベル等が確認され閲覧可能範囲が決定され目
的端末とは接続手段102によって接続処理がなされ、
当該端末の要求した目的端末とのアクセスが可能とな
る。なお、許可基準に満たなかった端末とはアクセスで
きないし、アクセスできた端末に於いても基準を超える
範囲の情報を閲覧することができないことは言うまでも
ない。
【0037】 同様に、その他の端末群からの様々なサ
ービス要求についても、当該サーバーによって図象化や
その他の容易に認識出来るデータに加工される手段によ
って、既に登録済みの端末の所在の確認とそれらへのア
クセスが可能となる。その際、許可された各端末の固有
の情報のみが開示されるので、プライバシーやセキュリ
ティの保護が図られる。また、固有情報は閲覧できなく
とも端末位置情報は任意に閲覧しその存在は認識できる
ので、これら情報のみでも目的に合わせて処理すること
によって多様な利用や応用が出来るようになる。
【0038】 ところで、ここで言う閲覧とは、当該サ
ーバーによって制御される別のコンピュータやデータベ
ース、或いはその他のWebページへのアクセス仲介や紹
介、及びその他の情報送出機器類にデータを要求したり
転送する事によって、当該システム自身の端末に表示も
しくは認識可能とすることも含まれる。勿論、必要とす
るセキュリティレベルや信用度が満たない端末からの要
求は拒絶されるか、従来方法による一般のWeb検索手段
としての機能に自動的に切り替えられて提供される。
【0039】 一方、登録や閲覧以外のその他処理10
4を選択した場合はWebページ上に示されたメニューや
項目の選択によって指示される手順に従いデータ入力等
を行うことで、所定の処理の実行やサービスを受けるこ
とが出来る(詳細説明は省略するが、処理される手順は
前述方法とほぼ同じ)。そして、当該サイト116は一
般のポータルサイトやプラットフォームとしての機能も
持ち合わせている為、各種の情報検索機能を有すること
は言うまでもない。なお、これら一連のデータ処理やサ
ービスにおいて実行された内容の中で、所定の情報につ
いては、その後の様々な処理の支援や適切な運用を図る
為に逐次収集され利用状況登録手段112によって記憶
し保存される。
【0040】 このような手段の実行により、端末位置
が明確に確認出来ることで情報の安全性や信用性を高め
られると共に、予め提供された情報に基づき目的情報が
容易にかつ素早く検索できる環境が提供される。また、
様々な端末属性を有するものに対しても、登録された情
報に合わせた通信・データ形式等で情報の授受が可能な
ので、あらゆる端末とのアクセスが支障なく行えること
となる。一方、各種固有情報は当該サーバーを経由する
ことで厳密に管理され容易にアクセスできないようにさ
れているので秘匿性も維持される。そして、この様な各
端末固有の情報の管理・運営はその端末所有の責任者に
よってのみ任意に行われ得るので、当該端末のサーバー
管理者はシステムの企画・管理・運用等に特化できる。
この結果、それぞれが自由な発想の基に様々なサービス
の提供や利用を行う際に必要最小限の負荷しか掛から
ず、更にこれら一連の処理プロセスは、所定の端末に於
いて逐次リアルタイムに実行されうるものであるので極
めて合理的かつ有益である。なお、ここで示した構成及
び手段の内容は、本発明の基本的な機能部分についての
みを説明したもので、これ以外にも追加される手段の内
容や構成あるいは手順の変更等は必要に応じ任意に行い
得る。
【0041】 ここで、前記説明中にある主な用語につ
いて詳述する。固有の識別情報とは、ホームページアド
レス(URL/IPアドレス等),電子メールアドレス等のWebア
ドレス、電話番号,個人認証ID,各種登録ナンバー,識別
番号,ロットナンバー,伝票ナンバー,固体名,コールサイ
ン,周波数,チャンネル,機器/装置のデバイスアドレスや
EPC等。さらには、機器固有の形式や属性及び製造No
等、書籍/プログラム/タイトル/映画/映像/楽曲名等の
コンテンツやソフト類の名称、Gコード,ページ/ディス
ク/トラック/チャプターNo等、そして仮想のものにあっ
ては固有名詞/代名詞等、その他ニックネーム,展示物品
/商品/企業名,著作/創作/構造物名、フライト名/列車名
等の便名、人名等。コンピューターネットワーク上で認
識できる、個々の端末と一体的に不可分となっている固
有の識別子や記号及びコード等であり、人間や機械など
で認識可能な有りとあらゆるものが含まれ制約されるべ
きものは何もない。
【0042】 位置情報とは、端末が実際に存在するそ
の場所(位置、所、箇所)を言い、地図上の特定の地点を
示す緯度・経度・高度等の座標や住所地等である。更に
は、図5に示す(a)のような現在位置や状態とそれに
関係付けられる相対的及び絶対的な位置や物理量などで
マクロ領域からミクロ領域に渡る無限の範囲の特定の位
置が含まれる。あるいは(b)の時間、時刻、時代のあ
る時点を位置付けるものなど。そして(c)の仮定及び
仮想実態の特定位置や時刻及び座標等に関連付けられた
点などを言う。ここで図5(c)図についてさらに詳述
すると、特定の場所を意味付けする為の情報を提供する
サイト、S1火星の内部情報に関するサイト、S2衛星フォホ゛
スに関する情報サイト、S3火星の北極部分に関する情報
サイト、S4火星の生命体に関する情報サイトのように、
実際にその場所に存在しない端末であっても、あたかも
そこに在るかのような情報の発信源として図象上に表示
される。
【0043】 その他の位置情報としては、多次元位置
入力、角度や虚数を含んだり、場所・物・部位・時間等を
示す代名詞/数詞などの利用も可能である。また、人体
や物体或いは構造体のようなものをモデル化し様々な部
分を例えば原子や分子レベルに迄細分化し個々のパーツ
を位置情報として認識しうるようにしたものも含まれ
る。この様に、あらゆるモノの部位を位置情報として表
すことが出来るので、単なる地図上の物だけでなく配置
図やレイアウト図の様な図面等、様々な表現形式によっ
て特定の場所を位置情報として設定できる。これによ
り、実体的な対象物以外にも本来物理的に接続不可能な
対象物や空間及び仮想や空想的な位置やモノをも設定す
ることが出来るので、あたかもそこに端末が存在するか
のごとくそれらとのアクセスが自由に行えるようにな
る。このような特徴を生かすことで、例えば電子図書館
や博物館あるいは時空次元を超えた仮想実体など、あり
とあらゆるものが容易に表現できることになる。
【0044】 次に、位置を認識する形態について代表
的なものを説明する。移動する端末に有っては、ゲート
通過情報、GPS情報、通信基地局、情報提供/収集/送出
ステーション、位置基準点等からの接続情報によるリア
ルタイムな位置認識や各種座標認識システム等の活用及
び軌道計算等によって導き出される位置情報等のデータ
によって特定される。より具体的な位置特定の仕方に
は、図5(d)の様に基準信号からのデータを受信し演
算処理することで位置が決定される受動的方法や、
(e)のような自らが信号を発し応答した端末や基地局
から、それらがデータ処理を行った結果に基づく位置デ
ータを受け取るか、それらからの信号の応答時間や信号
強度及び方向性などによって位置を測定する能動的方
法、そして(f)のように位置認識機能はないが無線通
信機能や書込み記録手段等が備わっている場合には、位
置が明らかとなっている特定の基準点や端末近辺を通過
したり接近させる或いは直接入力する等によって位置デ
ータが確認される。この際、当該端末に基準点側のデー
タが転送され記録されたり基準点側に当該端末の固有デ
ータ等が読み取られることで位置が間接的/遠隔的に認
識される場合などがある。勿論、これらの方法が各々組
み合わせ可能な場合には、合わせて実行され更に精度を
上げる場合もある。なお、図5(a)〜(c)に相当する
ものは必然的に決定される位置なので、特別な位置認識
手段は必要ない。しかし、これらの端末位置は登録する
際に十分審査/検証等がなされることになる。
【0045】 また、位置の認識を可能にするとは、そ
れぞれの端末属性に合わせたデータ入力/出力形式に従
い、例えば画像表示可能なものであれば地図上にその場
所を特定するマーク等を送出する。文字や音声の様なも
のしか扱えない装置では文字/音声/振動などでその場所
を知らせる情報を出力する。また、そのような人的五感
で認識可能な手段を持たない装置などでは位置のデータ
のみを出力するかもしくは入力することをいい、それら
データは一定期間記録し保存される。なお、位置を認識
するということは、通常そこに位置する端末の固有識別
情報も含まれていると理解すべきである。
【0046】 位置を特定する為のその他の手段として
は、地磁気による方位等の情報、月・太陽・星等の方角・
仰角等の天体情報、山・川・道・湖・構築物等の方角による
地勢情報等と共に各種の時間・時刻表や年表及びCADデー
タ、GIS/GLI情報等の支援データも活用される。もちろん
明確にその場所がわかっている場合にはそれらデータも
参考データとして検証した上で利用される。収集された
データは、単独もしくは組み合わせて情報処理され位置
データとして確定される。また移動されない端末にあっ
ても、ゲートウエイ装置や各種サーバーのアクセス記録
を基に、その所在が決められた場所に位置しているか検
証される。そしてこれらのデータは、所定のサーバーに
て管理され定期的に確認し更新/追加/修正/再評価及び
有効期限の設定等の処理により位置情報としての正確性
の維持が図られる。
【0047】 図象化とは、地理情報の地図、被造万
物、構築物、物質、物体、仮想・空想の場所、時間、空間等を
座標化や図形化等により認識しやすい形に処理した表示
体の総称であり、実際と厳密に合致したものや漫画・イ
ラスト・アニメーション・CG或いは立体的・俯瞰的なもの
等が単独もしくは組み合わせられ、静的・動的な任意の
形態で表現される。なお、この時必要に応じて文字や音
声あるいは振動等による補助的支援も行なわれる。そし
て、図象上には無数の位置座標情報や既に登録済みの端
末リンク先情報及びその他の管理運用情報等が表示され
るか、それらに付随し埋め込まれるようにもされてい
る。
【0048】 固有の情報とは、テキスト、表、図形、
データ等を、HTML、XML、BML、WML、PML、WSDL、GML、J
PEG、MPEG、BMP、GIF、DWG、STEP、ActiveX、JaVa、V
B、C++、その他WordのようなワープロソフトやAccess、
Oracleのようなデータ処理/管理ソフト、CADソフト等で
作成されたホームページ等のコンテンツ、メールメッセ
ージ、アプリケーションソフト、それぞれのWebサイト
固有の情報、その他の端末を特徴付けるデータベースな
ど、外部から読み取りもしくは認識しうる利用可能な情
報である。例えば、文字、点字、音声、楽曲、映像、画像、記
号、符号、コード、ニュース、ゲーム、ソフトウエア、データ
ベース、広告、広報等の配信・放送、その他の情報サー
ビスなどである。また、各種情報サービスのより具体的
な例としては、情報の認識・検証・閲覧・検索・照合・掲載・
集計・分類・抽出・記録・評価・分析・解析・転送・変換・翻訳・
シミュレーション等の処理を言う。
【0049】 そして、ヒトやモノの認証の為の登録情
報の信用性の検証や精度向上には、位置情報と共にグル
ープ認証/個人/本人認証データ及びそれらの組み合せに
て行う。具体的には、郵便番号、住所、電話番号、生年月
日、年令、勤務先、所属団体等の整合性の確認、身体/生
体的特徴や行動を利用した認証として例えば顔・指紋・声
紋・虹彩・網膜・掌紋・血管・血液型・DNA・筆跡・サイン・動作
など、医療・診療・治療・カルテ情報、商取引・契約・決済
情報、公的個人認証番号等、また即時性には欠けるが登
記簿、住民票、各種保険証、印鑑登録と印影、証明書等の
個人確認や所在・所有を証明するものの現物や原本確
認、個人しか知り得ないパスワード及び身体的特徴や本
人しか持っていない物やその名前等の情報によって個人
を特定することも含まれる。勿論、SOAP、UDDIでその他
の認証サーバー等からの情報を利用する事も可能であ
る。そしてこれらを複数組み合わせ個人や本人認証の精
度を上げるとともに、認証の有効期限を設けるなどして
陳腐化しないよう維持管理される。なお、これらの情報
の交信には必要に応じアクセス制限や暗号化・符号化及
びデータの圧縮・解凍等がなされる。
【0050】 ここで、当該システムによる端末登録状
況をWeb上に図象表示した一例として、図4によって説
明する。201はWebページ全体である、202は表示
区分選択ボタンで、ここにはさまざまなカテゴリーの内
の一つである地図が選択されている。勿論、当該システ
ムのメニュー画面としての機能も備えているので登録や
閲覧の画面もこの選択ボタンで表示させることが出来
る。203は地図に区分し表示可能とされている端末の
ジャンルを表示しており、それらから任意に選択できる
ようにした一覧部分である。ここでは、ポインター20
5でスーパー204が選択されている。地域の地図フォ
ルダ206にはその領域に存在する複数のスーパーの所
在地には、例えば星型のマーク207として表示され
る。なお、表示しきれないジャンルはボタン217によ
ってスクロール表示可能とされる。また、必要に応じて
図象画面のスクロールを208、209にて、そして縮
尺変更を210でそれぞれ行う。211検索入力テキス
トボックスによって、更に目的情報を絞り込んだり拡大
することも可能とされる。表示フォルダのその他の例と
して212〜215に示すが、実際には数多くのフォル
ダが存在しスクロールボタン216や表示されているフ
ォルダータブをクリックするなどして任意に選択できる
ようになっている。そして、これらの機能は閲覧や検索
のみならず登録データの入力支援等にも同様に利用され
る。なおここでは、Webページに表示される基本的な部
分のみを説明したが、これ以外にも表示レイアウトの変
更や機能の追加/削除なども任意に行い得る。
【0051】 各端末の登録データに基づき、Webペー
ジ上に位置情報の表示が許可されたものについては、図
6(a)の如く(地図は省略)、選択された図象上にそ
れらの位置を特定するマークが実体的もしくは潜在的に
示される。そして、それらの位置の選択には(b)のよ
うにポインターで指定した特定の場所のみを表示した
り、(c)のポインターの存在する特定領域が表示さ
れ、希望の端末をクリックするなどして選択すること
で、当該端末とのアクセスが可能となる。なお、この時
選択された端末名もしくは会社名やロゴマーク等がポッ
プアップ表示される場合もあるし、場合によっては既に
それらが表示されており選択を促すようにされる場合も
ある。
【0052】 端末の選択は、前述のように1ヶ所のみ
を指定するだけでなく、ポインター等の場所指定ツール
によって、複数点を選択し囲んだりドラッグする等によ
って仮想的に描画される範囲によって設定する場合や、
既にある領域に区画されている部分を指定することで複
数の端末を同時に選択することも可能である。図7はこ
れらの端末選択方法を例示したもので、(a)は特定の
区画された領域の1ヶ所にポインターを合わせてクリッ
クすることで、その区画全体が選択されその区画内に存
在する端末全てが一括指定される例である。(b)はあ
る領域をポインターでドラッグ(イ)、あるいは複数の
ポイントを指定して囲まれた領域(ロ)を選択する。こ
れにより、該当する区画内や領域内の端末は全て同時に
選択し指定する事が可能となる。なお、区画は任意に定
められるものであるが、例えば図象が地図である場合に
は一般的に、国別、地域別、都道府県市区町村番地等のよ
うに行政区域や領域がはっきりしているもので設定され
るのが便利である。また、(a),(b),(イ),
(ロ)は、それぞれ複数が組み合わされ選択することも
可能である。もちろん、指定の箇所やアドレスを直接手
入力することでも特定領域を選択可能であることは言う
までもない。なお、選択された領域は、図7(a)、
(b)の様に塗りつぶされたり、色合いが変化したり、
エンボス表示されることで選択された範囲がより明確に
認識される様にしてもよい。また、これらと同様の機能
や表示選択形式は、当事例にこだわらず任意に設定/設
計/レイアウトできる事は言うまでもないし、必要に応
じ機能の追加/削除等を行うことも任意である。
【0053】 これにより、例えば事件、事故、非常/
異常事態、緊急地域防災情報の伝達やハザードマップ上
の避難区域などに相当する地図上をドラグし一括選択す
ることで同報メール配信、電話、放送、報道、通信等が
容易に行える。この結果、対象地域や範囲を一々リスト
や個別の住所とアドレスを比較し選択するなどの煩わし
さからも開放される。なお、当該システムによって蓄積
されたデータや外部データとの相互の比較照合データを
作成する事により、教育/福祉/医療/環境/出版/広報/防
災情報などの統計処理やアセスメントが容易に行えるこ
とで、更に有益な利用が可能となる。
【0054】 次に図8は固有の識別情報が、当該シス
テム内で運用される形態を示す例である。高いセキュリ
ティを要しない通常レベルのアクセスは、固有IDaが所
定の位置座標cにおいて認識されるようにされること
で、それら端末とが任意にアクセス可能とされるが、よ
り秘匿性と安全性を高めたい利用者に対しては、固有ID
aは、サーバー内に登録された当該システムの管理情報
あるいは任意に自動生成されたコードbに置き換えられ
ることで接続が制御され、各端末とは直接的には固有の
IDを認識することが出来ない様に処理される。そして、
閲覧画面上には端末の所在が、例えば図6(a)のドット
の様な単純なマークとしか表示されない様に設定される
か、もしくは、(b)や(c)の様に画面上には端末の
所在は全く見えないが、所在位置付近をなぞる事で、図
8dの企業名が表示される等の処理がなされる。このよ
うに、特定のポイントを選択し接続したとしてもブラウ
ザー上には当該端末のアドレス情報は表示されないし追
跡も出来ない。もしくは、当該端末には直接アクセスで
きないシステム管理コードbや、端末管理者によって任
意に指定されたニックネーム/ハンドルネームや会社の
屋号/商品名d等が表示されるだけである。又、管理コ
ードbは時々刻々と変更される様にすることで、仮にコ
ードが読取られても次にアクセスした時には既に無効に
なる様にもされる。このようにすることで、信頼性の高
いアクセス形態を要求する固有の端末との接続は、厳密
に管理された当該サーバーを通してのみ可能とすること
で、端末固有のアドレス情報等の秘匿性が守られる。ま
た、一般端末からは登録された全ての端末の所在は認識
出来るものの、それら端末とは特別に許可された端末や
階層あるいはパスワードや秘密鍵所有者以外とは直接的
にはアクセス出来ないようにも設定される。なお、固有
IDaやシステムコードb及び商号dは、図2の固有情報
管理DB109にて保存され、また座標データcは固有情
報管理DB109に含まれると共に、図2の表示情報DB1
11と連携して決められた図象上に認識可能とする為の
情報として利用される。
【0055】 図9は、前記した許可される基準を決定
する為のデータ処理の様子を示す図である。登録に際し
取得された様々な端末固有の情報のうちで、セキュリテ
ィや安全性などの分析に必要と思われる信用情報が選択
され、更にそのデータを検証した上で、信頼性や重要度
等の内容に応じスコアが付けられることで評価される。
次に、この結果は所定の基準に従って指数化やランク付
けされその集計値によって、表示階層やサービスされる
範囲あるいは公開及び利用可能情報範囲が決定される。
そしてこの結果は、図2の109固有情報管理DB等に保
存され、その他の各種サービスに利用される。
【0056】 これらの評価結果によって、例えば低い
ランクでは広告情報等を掲示したホームページには誰で
も任意にアクセスし閲覧できるが、商取引を行うサイト
では安全性を確保する為に、ある一定基準以上の信用度
を有するサイトからの要求しかアクセス出来ないように
する等である。また別の場面では、情報の正確性や信頼
度の高いランクに位置付けされた端末からはそれ以下の
ランクはもちろんのこと特定のグループへのアクセス及
び商業目的の取引が可能とされる。また別の場面では、
許可された範囲内に於いてはサービス供給者の意思によ
って、アクセス可能な対象を拡大/縮小する事や閲覧可
能な内容の許諾など、様々な選択支と組み合わせを行い
得るので、より目的に合った利便性の高いサービス供給
が可能となる。一方、サービス受給者が特定の相手や分
野からのアクセスを拒絶するなどの処置も可能なので無
駄な情報の排除も容易である。このようにデータの受入
れ及び送出の制御を、所定の端末によって決定されたラ
ンクによって行なわれることで、固有の情報が公開され
るオープンな環境でありながらも、これらが厳密に管理
されることにより無制限なアクセスを排除すると共にリ
アルタイムで効率的な情報交換を安全確実に実現し機密
的情報の秘匿性も維持される。
【0057】 なお、情報の正確性や信頼度の検証に
は、端末へのコールバック方式、基地局,サーバー,ルー
ター,ゲートウエイ装置等からの経路情報等による存在
位置の確認、氏名や年令の免許証やパスポート等との照
合、金融口座,官庁登録ナンバー,保険証等との相互認
証、身体的特徴データ等による本人確認、住所地と郵便
番号や電話番号等との整合性の確認、商取引情報,キャ
ッシュカード,クレジットカードナンバーなどからの個
人情報の確認、当該サービスの利用実態、現在の道路情
報,天気,天体(星座)の方向等の状況,付近の建物や風
景等の実況報告による現在位置の確認等、公知の手段を
組み合わせることで精度を上げる。また、これら情報は
定期的な更新やアクセス時に随時確認をする事などを通
して正確性の維持向上が図られる。
【0058】 前述の様な機密性を要する各種データ処
理や図2に示されたサーバー領域116に於けるデータ
処理には、必要に応じ各種の暗号化技術、例えば簡単な
ものでは文字の置き換えや順序の変換あるいは秘密鍵の
付与等、高度なものではRSA,MISTY,FEALやDES等のアル
ゴリズム及び量子化技術などによって暗号化し実行され
る。例えば図2に於いて、暗号化はサーバー領域116
内の任意のステップで処理され、また復号化についても
任意のステップにて行いうるがそのまま復号されずに処
理や記録及び出力することも任意である。また、端末機
器101と接続手段102間や外部DB115とサーバー
領域116とのアクセスについても、前記手段以外にSS
L、PGP、WEP、AES、ステガノグラフィ等の暗号化処理に
よっても交信可能である。
【0059】 ところで、前記手段によって処理された
登録情報(例えば、図3)等は、評価とランク付け(例
えば、図9)を行うと共に、その結果は更に、図10の
様なコード化がなされる。図10は図2のデータ処理手
段107にて決定された登録コードの詳細を示す図であ
る。A部は、端末固有のアドレス情報や位置情報及び属
性等を含むコードを示す部分で、所定の端末にて登録さ
れたユーザー固有の識別子である。B部は、利用可能コ
ード部で所定の端末によってランク付けされた結果に従
って設定される各種のサービス可能範囲や領域及びセキ
ュリティレベルなどの情報を含んだ部分である。C部
は、ユーザーが任意の目的の為にその機能を独自に定義
できる付加コード部分であるが、何もしない場合、ある
いはそれを付加することが許可されないユーザーは省略
される。そして、少なくともこれらの情報が含まれたコ
ード列が登録コードRである。登録コードRは、固有の端
末内ではより簡略化された管理コードMも利用可能であ
る。なお、コードは文字や記号などの組み合わせにて構
成されるが、ここに示したコード体系はほんの一例であ
りこの形式にこだわる必要はなく任意のコード構成が設
計可能であるし、これに更に暗号化処理等によって第三
者からは容易に認識できないようにすることも任意であ
る。また、場合によってはA,B,C,R,Mの各コードは単独
もしくは複数組み合わせて利用することも可能である。
この結果、この登録コードRは高機能でありながら信頼
性や安全性も高く、様々なサービスを受ける際の認証コ
ードとしても代用できる為、ネットに接続される全ての
ウェブサイト或いは各種端末へのアクセス及び日常生活
における身分証明等あらゆる場面に対して、共通の個人
認証コードやパスワードとしても利用可能となる。
【0060】 また別の場面では、この登録コードRの
データを外部データベースへの転送もしくはリムーバブ
ルな記憶媒体、例えば磁気テープ、FD、MO、CD、DVD、I
Cカード、メモリーカード、バーコード、携帯端末等に
記録することで、このデータを基に当該端末の処理と同
様の処理機能を持つ別のサーバーによって、所定の端末
を介さずとも端末同士のアクセスが可能と成り同等のサ
ービスを受けることも出来るし、チケット発券システム
やATM、自動販売機等の機器装置類に実装もしくはそれ
らとデータ交信されることで、クレジットカードや銀行
カードによる現金支払い/決済/払い込み/振込など、食
券・乗車券・定期券・入場券等の各種チケット購入発券な
ど、及びIDカード・会員証としての機能等が容易に付加
出来る。その他物流システムや環境モニター或いはトレ
ーサビリティや動態調査などにも容易に適用可能であ
る。このように、単一のデータでありながらオールマイ
ティであり安全かつ簡単に広範囲な応用と利用環境が提
供できることで更に利便性が高められる。
【0061】 次に、ユーザー設定コードCの利用形態
の具体例を図11によって説明する。ユーザー設定コー
ドCは、当該システムが提供する機能を自由に利用する
為の環境を提供すると共に、ユーザー自身が独自に設計
した機能を設定することの出来るコード部分である。例
えば、図11の様な定義表を作成し所定のサーバーに登
録することで、指定の処理が自動的に実行される様にし
たものである。決済手段の指定EXをクレジト会社ABCに
て100万円支払う場合には、例えば簡略コードKとし
て“ABC¥1M”と設定する。同様にしてその他の処理項
目も順次設定して定義表を作成する。そしてこの定義表
は、管理コードM“A1”として所定のサーバーに登録さ
れる。定義表にはその他の項目として、許諾及び受領の
確認や期限の設定など、閲覧可能なファイル名,ページ
ナンバーとセキュリティレベルの指定など、特定の個人
やグループの指定、検索キーワードや情報リンク先、サ
ービス可能な範囲、興味分野の設定、本人認証の手段選
択等、通常考えうるあらゆる事項に利用可能である。こ
のように処理や手続き等の選択/決定/指示/指定/認証/
保証/投票/照合/検証/契約その他の各種判断や要求など
幅広い目的に利用が可能である。そして、これらの定義
に従がい所定のサーバーによって自動的に指定された処
理が実行される。
【0062】 なお、これらの定義表に示された各種の
コードはユーザーが任意に設定しうるものでありこの例
に縛られる必要性はない。そして、複雑なコードやその
組み合わせは各端末内に於いては更に簡易的な任意の管
理コードに変換しても利用可能である。また、許可され
た利用範囲やセキュリティ範囲を超えての自己設定を行
なった場合は、拒絶されるか再審査もしくは新たな信用
情報の入力の要求等がなされる。そしてこれらのコード
は、更に容易には解読や複製ができないデータとして処
理されることで機密性と漏洩防止を図ることが出来る。
【0063】 図12は、登録コードもしくは管理コー
ドを利用した端末情報の開示方法を説明した図である。
ここでは、端末固有の情報がWebページ1〜7に渡って
掲載されている例について示す。各ページには図11の
管理コードM(登録コードRと同等)によって定義付けら
れるセキュリティ設定された情報A1〜A5、B1〜B4、C1〜
C3が含まれている。Webページには文字や画像や音声等
様々な情報が含まれているが、例えばA1には図11に例
示された内容に関連した情報を含むコンテンツが含まれ
ている。特定の情報A1をある一定以上の信用度を有する
グループに属する人達、或いは特定の個人のみに閲覧可
能とする為に情報A1を表示する位置に、図10に示した
管理コードM(図11の“A1”)を付加し、当該サーバ
ーにアップロードすることで、その情報はサーバーもし
くはデータベース領域Dの登録コード照合ステップによ
って、指定された階層の記憶されるべきランクL1xに当
該Webページから抜き出されて保存される、この際、元
のコンテンツA1は削除されることで通常のWebページ閲
覧では認識できないようにされる。これらが順次行われ
ることで、A1〜A5、B1〜B4、C1〜C3がサーバーもしくは
データベースD(図2の固有情報管理DB109や表示情
報DB111相当部分及びこれらと連携するデータベー
ス)の所定の位置に格納される。
【0064】 ここで、L1x,L2x,L3x,..,LNx,…,LNnは
セキュリティレベルであったり、認証要求レベルであっ
たりと、図10の利用可能コードBやユーザー設定コー
ドCによって指定されたデータによって決まる分類位置
である。図12の場合L1x<L2x<L3x<…とセキュリテ
ィレベルはより高いものを要求している。その後、更に
情報の属性照合が成されてL1xの特定の領域A1’に保存
される。そして、LNx(L1x)は多くの階層LN1,LN2,LN3,
…,LNx,…,LNnから成り立っており、登録コードRによっ
て指定された属性、例えば興味分野であったり、決済情
報領域であったり様々な事項や項目等によって区分され
る。もちろん、先に説明したセキュリティレベルであっ
たり、認証要求レベルの機能も併せ持つことも可能であ
る為、B2→B2’,B3→B3’やC2→C2’及びC1→C1’のよ
うな処理も可能となる。このように、Webページ上に配
置された管理コードMの付加された全ての情報A1〜A5、B
1〜B4、C1〜C3はWebページ上から削除され、それらの情
報領域には管理コードMのみが残される、削除された各
データA1〜A5、B1〜B4、C1〜C3はDのサーバーもしくは
データベース上の所定の領域に記憶され、外部からの呼
出し命令があるまで保存される。なお、削除された部分
にはセキュリティレベルには関係のない情報を代替掲載
する場合、或いは閲覧者のセキュリティレベルや興味分
野などの多様な要求に任意に合わせられる様にコンテン
ツを複数用意しておく場合等がある。
【0065】 一方、これらの管理コードMを付加され
たWebページを閲覧するには、通常のWebページを閲覧す
るのと何等変わりなく行えるが、管理コードMを付加さ
れた情報部分は、閲覧者の登録コードと照合(図2比較
照合手段114)され、許可基準に合致した場合は所定
の領域Dに保存されたデータが、当該する情報表示位置
(例えばA1領域)に送信されることで順次表示され閲
覧可能となる。なお、閲覧者の登録コードは、所定の端
末にアクセスされた際に自動的に認識されるが、特定の
条件や閲覧中の認証レベルの変更など特別な理由によっ
て必要とされる場合には随時閲覧端末に要求される。ま
た、指定された範囲に含まれるサービス受給者、もしく
は別に定められた手順に従い管理コードの入力や送信が
あった場合にも閲覧可能とされる。もちろん、有効でな
いコードについては警告を発したり処理を次のステップ
へ移行するか推定処置によって代替する、もしくはその
後の処理を停止したり全く表示がなされないようにもさ
れる。また、許可されない受給者にはそれに替わる別の
表示や閲覧可能とするための情報の入力を促すなどの選
択肢を表示することも出来る。
【0066】 所定の端末によって登録され許可された
範囲に含まれる端末にあっては、これらの処理は自動的
に成されるので複雑な処理のプロセスは何等の意識すら
する必要はない。そして、管理コードMが付加されるの
は特定の情報部分だけでなく、Webページ全体であった
り、特定ページや図/表/グラフ/タグ/行/列/段落/ドキ
ュメント/リンク先など任意であることは、図12Webペ
ージ1〜7を参照すれば明らかである。この様な手段に
よって、固有情報の掲載/公開/閲覧などに関わる管理が
安全かつ合理的に行なわれる。
【0067】 端末管理者は、図12のWebページ上に
ある管理コードMを付加された部分にあるコンテンツA1
〜A5、B1〜B4、C1〜C3部分に、カーソルを合わせたりク
リックやドラッグすることでその領域やオブジェクトを
選択することで、図13(a)〜(c)の様な処理の選択
肢が表示されるか変更したい情報を直接的に入力するな
どで編集が出来る。この結果、Dのサーバーもしくはデ
ータベース上の所定の領域に保存された情報は、端末か
らの随意的な要求や指示により、閲覧利用できるサービ
スなどの範囲を任意に拡大したり規制したり、また情報
の内容の変更や更新が容易に行ない得る。
【0068】 また、Webページ閲覧者には整合性や信
用度及び認証等の確認を必要とする旨を付加された情報
もしくは端末からの特別な要望事項などがある場合、あ
るいはサーバー領域での情報処理中においてよりセキュ
リティレベルの高い情報へのアクセスを必要とされる場
合、Webページ上の登録コードを付加された当該部分に
は、その後処理しなければならない内容を選択する為の
図13(d)が表示される。一方、登録コードを持たな
いサービス受給者には、必要に応じて当該情報は制限さ
れた情報であることを警告する(e)の表示をするとと
もに、必要ならば、登録すべきデータの一覧やその範囲
が示され閲覧可能とするための手段が提示されるように
される。その後は、選択された結果や処理された内容に
従い順次実行されて行く。なお、処理後は元のレベルに
戻すことも、継続的に新たな基準で閲覧可能とするよう
にしても良い。そして、これら変更の履歴は所定の端末
において逐次記録され個別の情報管理に役立てられる。
【0069】 次に、図14にはこれらシステムによっ
て位置データを含む情報検索を行う処理の実行によって
得られる図象300を例示したものである。当該システ
ムは、登録された端末情報によって検索される機能と、
一般的な検索エンジンとしての機能によっても情報収集
される。その結果得られたサイトのアドレスの内、当該
システム上の登録端末については前述した固有IDと位置
情報及び要求された情報とが許可基準に適合しているか
を照合される手段によって要求事項と一致したサイト
は、図象上の当該位置301の様に検索結果が明示的に
表示される。例えば、記号やマーク及び文字等として点
滅・色の変化・形の変化・アニメーション或いは音声・文字
・振動等の補助的手段等も併用して表示される。これに
より、検索結果が位置情報を含んだ形態として同時に表
示される為、より的確で効率的な情報検索が行える。な
お、位置情報を含まない未登録の端末や表示された図象
上には表現しきれない、あるいは場所が特定できない端
末及びその他の関連サイトでヒットした端末の場合の検
索結果は、別のリスト302として表示され、これらを
選択することによっても目的サイトとのアクセスが可能
となる。なお、特定サイトの選択によってその領域や所
在位置をより解かり易くする為に表示尺度の変更が自動
的になされ得るようにも出来る。また、アドレス情報に
(*)印を付加されたサイトは当該図象上には表示し切
れなかった端末であり、当該サイトを選択した場合には
それらの表示画面に移行するようになっている。この様
に、特定の端末との接続にあたって、許可基準に適合す
るもののみが選択され明示的に示されることで端末の所
在が一目瞭然となり全体像が容易に把握できると共に、
希望する範囲の情報のみが示されるのでより具体的な課
題に対して合理的に対応することが可能となる。
【0070】 例えば、特定ユーザーへの商品情報の提
供、異常や警告情報の連絡、PL問題のような広範囲に
わたるトラブル拡大の未然防止、特定の課題を共有する
人達同士の会話/情報交換/紹介機能などである。その
他、アクセスを希望した端末同志の接続仲介、興味分野
の特定ジャンルの検索など、相互のデータの要求情報の
種類と項目及びレベルを照合しマッチングしたものをそ
の位置と共に明示的に表示することが可能となる。
【0071】 図15には、図象化された端末の位置及
びそれに属する領域に端末固有の簡易的な情報が即時的
に表示された例を示す。(図象は省略するが、例えば図
4の地図上や図16のA〜D点の地図上の特定位置に表示
される。)特定の端末所在位置には、広告情報や広報情
報或いはWebページのメニュー等が表示され、これらの
更新データは逐次送信されてくることで常に最新の情報
が表示される。これにより、端末固有の詳細内容を示し
たWebページをわざわざ開かなくても、或いは所定の端
末の処理ステップを介さずとも直接的かつ即時的に認識
できるので、素早い情報の把握が行える。また、Webメ
ニュー表示がされている場合にはその項目を選択するこ
とで直接その内容にアクセスできる。これらの表示にあ
たっては、所定の端末のページを開いた時に既に表示さ
れているか、特定端末の位置にカーソルをあてがったり
クリックし選択した時、それらがポップアップする等し
て表示される。情報量が多い場合には、メニュー画面が
表示され項目を選択したりスクロールするようにもされ
る。なお、これらの表示は通常誰でもが見られるようセ
キュリティ設定はされていないが、場合によっては特定
の項目に於いて必要であれば設定することも可能とされ
る。そしてこれらの情報の更新に当たっては、所定の端
末に登録される当該端末のWebページの特定の位置にそ
の情報を含めて置くことや表示位置に設定されたアドレ
スへメールで書き込む、或いは登録コードの認証によっ
て編集モードとすることで表示画面に直接入力する等の
手段によってなされる。
【0072】 このような手段による具体的な利用目的
としては、緊急情報の掲示、駅の時刻表と列車状況、ホ
テルの空き部屋状況料金表、商店のバーゲン品広告、バ
ス時刻と運賃及び運行状況、野球場や競馬場等の競技や
ゲームの勝敗速報、TVやライブ放送等の表示、アンケー
トや投票あるいは入札/先着順参加型企画など。移動す
る端末にあっては、その目的地や到着予想時刻もしくは
平均スピードあるいは運転者名や便名と空席情報及び道
路事情などの様々な移動中における状況が表示される。
また、特定の位置には端末は存在しないがその周辺を代
表する位置もしくは共有する領域を設定することも可能
なのでその周辺部や領域を選択することでその地域や区
域に関連した簡易情報が即時的に表示される。それらの
情報としては、自治/地勢情報等の統計的データ、交通
情報、駐車場情報、事件/事故情報、天気予報、つり情
報、特産品等であるが特に限定されるものはない。そし
て、統計的データには、各地域や区域毎に色の塗り分け
による比較や、グラフ、数値データの表示等が選択可能
とされる。
【0073】 図16は、図象領域以外に表示された情
報欄の特定項目を選択するとそれに関連した端末の所在
が図象上に明示的に表示される様子を示したものであ
る。広告欄のバナー広告や情報告知欄などの希望項目を
選択しそれらをコンタクトもしくはクリックすると目的
の端末が明示される。明示の仕方は、ブリンク,色の変
化,矢印表示,ポップアップ等、五感に訴える手段であれ
ば任意のものが選択できる。また、表示される所在位置
には商標/商品名/ロゴマーク等の文字・記号・イラスト・
写真の様な任意のものが設定可能である。勿論、図15
に示したような情報が提供される場合もある。このよう
な手段により、特定の端末の所在位置が即座に且つ明確
に理解されると共にそのサービス内容や関連情報も容易
に把握することが出来る。なお、当該Webページにはさ
らに操作の利便性を高める為に検索キーワード入力ボッ
クスや項目選択ボタン或いはスクロールボタンなどが配
置されている。
【0074】 図17は抽象的な検索キーワードを的確
な情報に確定する為の情報源を示した図である。位置情
報や地図情報及び固有データ等の登録データベースA、
日時やアクセス分野等の利用状況履歴データベースB、
住所録や郵便番号表あるいは電話帳などの各種外部デー
タベースCの活用、経路や接続サーバーを特定する為の
ルーターハブ等のゲートウエイ装置の情報D、及び各種
のサーバーやポータルサイトの情報Eなどの記録データ
を解析/推定することで、所定の水準以上の確度が得ら
れた段階で当該端末とのアクセスFが試みられる。この
ような手段の実行によって、不特定や抽象的な名称によ
るキーワードに於いても特定端末の検索が可能となる。
つまり、どこそこの誰、あの日のあの人、あの会社のあ
の人、あの町の誰それさんなど、特定の位置情報や固有
IDを含まなくても相手との接続を可能とする情報検索
方法が提供されることで、情報サーチの経験が少なくて
も、容易にかつ高い確率で目的の情報にアクセスするこ
とが可能となる。なお、検索キーワードの組み合わせに
は情報A〜Eに含まれるものであれば任意のものが設定で
きる。
【0075】 図18は特定領域を占有する端末の例を
示したものである。ここには、認識可能とされた端末を
管理する特定の個人やグループ、企業、団体、自治体、
国等の所有地や構造物等の位置情報と共に所有を証明す
る信用情報等を検証し認定されることで、図象上の特定
の領域を塗りつぶす等の手段(1)〜(6)のように、
その位置する領域を専有することが出来るようにする。
これにより重複登録の防止、成りすましの登録の排除等
がなされ、より一層の位置情報の信頼性と利便性を向上
させることが可能となる。又、専有される領域は所有者
が自由に運用出来ることになり、より多くの情報を任意
に設定できるので商用目的にも有効に活用できる。例え
ば、特別のパスワードやキーワードによってそのエリア
の更に具体的な内容を知ることが出来るようにもされ得
るので、個人の住宅(1)〜(3)では当該スペースを
クリックすると室内の間取りや見取り図あるいは家庭内
機器のリスト等が表示されるので、希望のものを選択す
ることで情報家電機器のコントロールや防犯/安否確認/
セキュリティチェック/照明空調モニター/在宅医療支援
/遠隔介護/ハウスケア等に、企業(4),(5)に於い
ては建物構造/フロア配置図/レイアウトや機器配置図あ
るいは商品陳列状況やロット及び伝票の一覧表などが表
示され希望のものを選択することで、装置や施設の稼動
管理/遠隔制御/メンテナンス/加工条件管理/自動発注/
警備など多様な用途に利用される。また別の例として、
広告・広報用貸し看板(6)や立体的表示画像において
は広告塔を設置(表示)する為の場所を提供する等、広
告媒体としての情報発信がリアルタイムにかつ容易に行
える。これらは、上記に関わらずその管理主体が明確な
ものについてはそれを管理する個人・団体等が優先的に
専有・専用することを可能とするが、これらの取り扱い
においては公共施設(役所、学校、郵便局、公園、駅、新聞
社、放送局、寺社等)、ランドマーク的構造物、自然創
世物の専有は最も優先されるべきものである。なお、図
18では平面的な図面で説明したが立体的や動的な図象
でも良い。例えば、ビルや集合住宅などは実体的図面に
よってフロアや部屋ごとに占有される様子をより明確に
示すことも可能である。また、テーマパークなどではそ
れぞれのエリアに於ける遊具の表示やアトラクションの
案内などを表示することが可能である。
【0076】 図19は、異なる属性の端末とのアクセ
スを可能とするための説明図である。ここには、既に登
録された全ての端末の固有情報を基に編集された、端末
機器の種類や形式及び製造ナンバー1、アクセス手段や
通信環境及び方式等の端末属性2、登録された端末の属
する主たる表示区分や階層3、端末の利用形態やサービ
ス内容及び表示区域4、等の各種データベース情報を基
に、端末相互間のアクセス条件や機器属性等の不整合を
補完しうる、是正すべき条件の解析と整合すべき環境の
準備及び処理すべき手段5を決定する。より具体的に
は、利用や選択可能なデータ形式・通信方法等の制御方
法や、入出力されるデータの信用度に応じた機密性の設
定と、媒体/属性に合ったコンテンツ情報の分析・翻訳・
変換・構成等、及び各種端末との連携/同期などのインタ
ーフェース処理を決定し、これらの決定内容に従い相互
の通信環境を設定6することで、端末Aと端末B間或いは
もっと多くの端末間においても最適化されたデータの授
受が可能とされる。そしてこれらは、図2の110出力
情報制御手段および表示情報DB111等と連携して実行
される。なお、各データベースは、図3にある様な既に
登録された固有のデータベースから直接読取ってもよい
し、別の情報を加えたり利用しやすいように再構成し一
体化したデータベースとして新たに生成したものでもか
まわない。このように、異なる端末属性間や異なる情報
形態及び伝達手段を必要とする場合でも、それら端末間
に於いて支障無く情報の交換が可能となる。又、別の場
面に於いては、アクセス先の端末の属性表示を予め行う
事によって、相手端末の属性に応じた情報の送出を行う
ことで、より簡便で確実性の高い情報の伝達を可能とす
ることも出来る。
【0077】 これらの処理により、特定地域限定に区
分され表示された情報である町内会のイベントや集会案
内の様な定められたグループ内に対してのみに有効な情
報については、指定されたキーワードで検索することで
そのグループに属するメンバーだけが有効とされ他の端
末情報には及ばなくする事や、特定の階層には情報を送
出するが受け入れはしない、興味分野データは受け入れ
るが拒絶分野データは受け入れない。その他、業界,業
種,職業,年齢,性別,資格,趣味等様々な組み合わせによ
り検索の効率化や信頼性と安全性及び秘匿性を高めるこ
とを可能とする。さらには、端末の属性がFAXに分類さ
れるものであれば文字や図/画面しか送出しないし受け
入れもしない、そして安全性を高める為にそのような属
性での情報交換がなされているかのチェックも行われ
る。又、送信元のデータとして例えば位置情報について
言えば、受信側のFAX用紙の地図上に所定の位置にマー
ク及び接続先が出力されるので相手端末の位置が認識で
きるとともに指定されたアクセスデータによって送信元
との情報交換がなされていく、このように当該処理を介
在させることで相手の端末属性に合わせた情報データの
変換が行われる。また、相手端末が電話である場合には
音声として情報の授受がされなければならないが、それ
を実現するために音声合成・音声認識や翻訳処理、デー
タ変換等がリアルタイムに実行される事で文字や画像情
報として認識出来るように実行される。その他として、
相手端末が携帯電話では回線スピードや処理スピード及
び表示文字数や画面サイズに限界があるし、更には相手
が高齢者や視覚障害者である場合にはそれらに合わせた
画面構成が必要なので、最も訴えやすいレイアウト形態
や表示の形式及び文字や音声あるいは振動などの補助的
手段の併用も考慮される。また、緊急時のニュース画面
や個人専用画面や領域等の設定などもその趣旨にあった
伝達形式が任意に行いえる。また別の場面では、異なる
通信経路で同期・連携されてデータの送受もなされる、
例えば衛星放送を受信しているTVと有線回線による電話
とが同時に利用される事で双方向性を容易に実現する等
である。このように、異なる機器や異なる端末属性間、
異なるデータ属性及び異なる国や言語、異なる通信シス
テム・プロトコル間のローミング、異なるシステム言語
間等へのアクセスをも可能とし、何時でも誰とでも何処
へでも自由に接続出来るようになる。
【0078】 図20は異常検知手段とその状況を連絡
する為の構成図である。端末機器本体2001には、本
体機能のほかに物理・化学・生体的検出用センサー200
2を備え、インターフェース2003を介してそれらの
データが逐次記憶し評価され通常状態からの変化を感知
すると共に異常状態を予測する。より具体的には、固定
端末において予め定められた範囲を超える急激な温度上
昇が検知された場合には火災が想定されるので、消防署
や警察署その他関連する所へ電話やインターネットもし
くは無線等の手段2004によって連絡される。この
時、同時に端末の所在位置情報と住所及び名前その他必
要に応じ電話番号、端末ID、更には周辺地図等も自動的
に通報されるのでスピーディで的確な出動が行われる。
その他、移動体端末ではポケットなどからの落下報知
(この際同時に警報音が鳴る様にもされる)、カメラ・
レーダー等の撮像データの時差記録による差分解析法を
用いることで不法侵入者の検知、車両の直線路部分での
不自然な動きに対しての居眠りもしくは飲酒運転の警告
等、様々な場面での活用が図られる。勿論、何の変動も
変化も無いのを異常と認識することも有りうる。そし
て、異常が予想されたり異常状態に至った場合には、現
在の端末位置データとそれらの状況データ等が、その程
度に応じて決められた所定の連絡先へ通報処理が実行さ
れる。この際、通報と共に警告音を発する、電源を切
る、ガスや水道の元栓を閉じる、スプリンクラーを動作
させる、エンジンを止めるといった保護措置を同時に実
行することを予め設定しておくことも可能である。
【0079】 図21は、これらの異常の程度とその処
理内容を定義した表と実際に生じた事態の状況との関連
を例示したものである。ここで、連絡通報箇所としては
自宅,知人/友人宅,勤務会社,警備会社,救急病院,警察
署,消防署,電力会社,ガス会社,JAF,修理工場,関係官
庁等であるが、緊急度や重要度に応じ、特に定義がなさ
れていなくても当該端末の位置情報を基に周辺の最短距
離にある端末群や端末所有者に最も関連していると思わ
れる人にも同時に連絡を入れることも可能であり軽微な
トラブルの解消にも役立て得る。
【0080】 検出用センサーとしては、温度計,湿度
計,気圧計,圧力計等や、臭い,振動,衝撃,火炎,赤外線,
超音波,光,磁気,電波,レーダー等、カメラ/撮像装置,ス
イッチ及び計測/測定器や分析装置等や更にこれらを組
み合わせシステム化したもの等、端末に接続可能なあら
ゆるものが利用可能である。そして、これらを単体で使
う場合もあるが、複数のセンサーが連携2005してデ
ータの解析をするようにすればより的確な判断が可能と
なる。なお、これらの検出/検知/感知/判別等のセンサ
ーは、端末本体に一体的に付属している場合もあれば、
有線もしくは無線の遠隔受信などによって本体外からの
データ授受によっても行われる。さらに、検知データの
授受は端末周辺部だけでなく屋外や敷地外或いは車内外
など様々な環境条件から任意に入手されうるものであ
る。
【0081】 図22は、未登録端末とのアクセスを可
能とする為の手順を示したものである。ここで、所定の
端末に登録されていないもしくは認証のされていない端
末1であっても緊急情報を受信したり発信したい場合等
には、特定の機器2に接続することで端末属性に合わせ
たアクセス処理を可能とし、インターネット3を通して
緊急サービス用サーバー4を介するか、もしくは直接所
定のサーバーに接続される。この際、一時的なネット上
で認識できるIDを交付しネット上の各端末とが相互に接
続や認識が可能とされるようにする。交付されたIDは、
当該端末がそのまま使うことが出来るが、そうしたこと
ができない端末にあっては、中継局2が交付されたIDを
代行使用し当該端末との接続を制御する。これにより、
特別の接続制御装置・ソフト・システム等が端末側に無く
ても、中継手段2とサーバー4側にて、端末属性に合っ
た処理がなされる事によって、登録された端末として最
小限のサービスを受ける機能を付与されることで、ネッ
ト上で情報の受信及び発信が可能となる。その後、必要
に応じて所定のアダプター、接続ソフト等が備えられ正
規の登録がなされた段階では、通常の登録端末としての
アクセスが可能となる、この時同じIDでも良いし他のID
に変更することも任意である。
【0082】 ここで特定の機器2とは、不特定の端末
属性を有する様々なアクセス形態、例えば電話回線で所
定の電話番号をコールする、あるいは特定の周波数で電
波を送信することを言い、これらの信号を感知し解読し
て目的とする処理を所定のサーバーに仲介/中継して実
行するシステムや装置類等である。同様にして、この仲
介機能を有する特定の機器2を通すことで登録されてい
ない不特定の端末に向けても緊急事態である事故、事件、
災害の通報や遭難/避難情報等或いは広報や公共/同報放
送等必要に応じ任意の場所や日時に情報の提供を可能と
する為に、当該サーバーと特定地域に関連した地図情報
や通信基地局及び電話番号データベース等と連携して情
報を通報/発信することも可能である。
【0083】 ところで、端末相互のアクセスに際して
は少なくとも生体情報を含む複数の認証方法の組み合わ
せによって接続を可能とすることで、本人の特定と共に
成りすましや多重登録の防止等より安全な情報の授受が
実現できる。とりわけ、当該システムによって登録され
た端末にあっては既に位置情報が明確で有り認証レベル
も明確に定められているので、更に高度な信頼性が確保
できる。図23には、これらのより具体的な本人認証の
方法を示す。2301は、本人しか知りえない文字/数
字/記号/マーク/合言葉等のパスワードを手書き入力す
ることで、パスワードと共に身体や生体的特徴である筆
跡との二重チェックが同時に可能となることで、明らか
に本人であることが特定できる。あるいは、声によるパ
スワードの入力なども同様の効果がある。2302は、
当該システムに登録された個人情報からランダムに質問
しキーボード入力と共に一部は肉声で応答を求め、正し
い入力がある一定基準を満たした段階で認証する方法で
ある。2303は、複数の人間による別々に設定された
固有データの組み合わせによる入力の例を示したもの
で、Aは本人の肉声のみからの入力が有効となり、BはID
カードによる入力のみが有効とされ、Cはディスプレイ
上のリストを選択する事によってのみ有効とされ、場合
によってはA〜Cの入力順序等も規定することで、これら
3人の入力値と方法が完全に一致した時、初めてそれぞ
れがアクセスもしくはシステムが起動される、或いは決
済がなされるようにしたものである。またこれらの情報
の授受に際しては、その履歴を記録し一定期間以内はア
クセスができないようにもされることで、重複入力、二
重投票、不審な入力防止などが図られる。
【0084】 図24は、移動体端末の位置認識と図象
上への表示や追跡方法を走行車両について例示した図で
ある。移動する端末2401からは常時もしくは一定の
時間間隔で固有のIDと共に位置情報が発せられるか所在
を探索する為の確認信号の受発信、具体的には無線中継
局/位置基準局2402、通信衛星/GPSサテライト24
03、位置情報送受ビーコン2404等による位置把握
手段によって、所定のサーバーもしくはそれによって制
御されるデータ記憶端末機器類に、それらの位置データ
を伝達し移動経路が逐次記録されることで、図2の出力
情報制御手段110と連携することによって図象上に移
動端末2401の所在地点を表示する。なお、2402
〜2404は当該手段の説明用に記載したもので実際の
図象上には通常表示されないが、当該ネットワークに接
続もしくは位置データベースとして登録されていおり、
当該システム上においては明確に認識されている。
【0085】 これら移動体は、連続的に追跡されその
移動履歴や誘導方向等のルートA〜Bをリアルタイムに
確認することが可能となる。例えば、走行する車両が有
料道路の特定の地点を通過時に、所定のサーバーとの間
に於いて端末固有の情報と路線情報を相互に取り交わ
し、また途中の要所要所に於いても随時確認すことで、
その通行区間や時間等が明確に割り出されるので、自動
的に課金することが可能となる。勿論、それらの様子は
移動体自身も認識できることは言うまでもないことで、
これによって課金決済のスムーズな運用が図れる。な
お、端末に認識機能が無い場合にはゲート通過の際に証
明書を発行してもらうなどの処理がなされるか、前記の
特定地点を通過した記録によって証拠とされる。
【0086】 このような手段によって、移動スピー
ド、所要時間、停滞時間等の遠隔監視情報も容易に得ら
れる。更には、遠隔操作、経路誘導、目的地案内サービ
ス等も可能となる。この場合、既存のITS(ETC)システ
ムの様な、ゲートやポストの通過情報の活用やドライブ
イン、売店、自動販売機、ガソリンスタンド、駐車場、
コンビニ、ターミナル、ホテル等の利用情報、及びその
他の情報提供装置等の併用により、更に確実な位置の確
定と検証が行えることで商業目的にも応用可能となる。
勿論、各車両には当該システムに対応する端末が一体的
に改変・改造不可能なブラックボックス状態で搭載され
ることが望まれるが、充分な本人認証と許可・検証された
携帯端末や通信カード類でも利用が可能である。この
際、複数の端末が同時に認識される場合には、重複請求
がなされないようにどの端末を選択するかを確認要求し
たり、全員で案分支払いをする、或いは指定の支払い先
を定めたりすることも容易である。
【0087】 なお、既に一般化している移動体のナビ
ゲーションシステムや、前記した同種の機能を持つその
他のシステム構築についても、既に広くかつ高度利用さ
れているインターネットを活用することで、ローコスト
でスピーディなインフラ整備が可能となる。あえて言う
ならば、ITSやVICS及びETCシステム等が無くとも当該シ
ステムによって容易に代替出来るようにもなる。特に、
変更・更新・追加などを任意に即時的に行い常に最新の技
術を導入し得るので陳腐化が防止できる。
【0088】 これらの移動体の位置情報は、現在位置
する地理的情報である特定地点や番地、経度・緯度や空
間の座標、及びサーバーが提供する図象上の位置指定デ
ータ、若しくは地図情報システム(GIS/GLI)に於けるU
RLの入力、GPSデータから提供される位置情報の転送、
移動体通信機器の基地局・基準局や電子基準点データ等
からの位置割り出し情報、道路側の通信施設、車両検知
機、光/音/電磁波によるビーコン等による現在位置認識
情報等の公知の手段及びそれらを活用した新規システム
との組み合わせにて得られる。更には、移動している物
体(バス、タクシー、列車、飛行機、船舶等)と一体的に
移動している場合、その物体自体からの位置データの代
用、その他の道路モニター、気象モニター、社会環境モ
ニター、物流システム等からの情報を得ることも容易で
ある。更には、自動改札機、チェクイン機、各種自動販
売/発券機、料金収受装置、ドライブスルー、駐車場、
バス停、道の駅、空港、港のようなターミナル等に設置
された情報提供装置等からのデータも利用可能である。
一方、図5(c)の仮想実体的サイトである、天体上の
惑星や彗星及び人工衛星の様な、ある一定の法則に基づ
き移動するものについてはその軌道計算・シミュレーシ
ョン等の処理をする事で、過去、現在、未来についての
位置を推定し可視化することも可能である。
【0089】 なお、位置情報の入手と同時に移動端末
への情報送信も可能なのでそれら地域・周辺の地図や目
的地までの誘導,入口/出口情報の提供,地図,広告,イベ
ント,商品説明,取り扱い方法などの情報提供、天候,事
故,事件などの情報とその他の注意の喚起等の支援サー
ビスも容易に行えることになる。また、即時性を利用す
ることで航空機のフライトステータス,バス走行位置や
到着推定時間,列車位置確認支援,物流の運送状況把握,
タクシー配車や走行位置と空車情報及び配車依頼等、更
には予想される現在以降の状況も容易に知ることが可能
である。
【0090】 そしてここでは、移動体の代表例として
車両について記述したがこれに限定する必要はなく、移
動体に通信/交信機能を備えておればその他の様々な移
動体、例えば船舶・航空機・気球等、各種物品・荷物(郵便
物/宅配便含む)・物流管理用記憶媒体等、人、動植物の
様なものにまでも適用できることは言うまでもない。
又、利用の仕方も上記以外に移動体のリモートコントロ
ール、監視、追尾、捜索、進路予測、存在確認、位置検
証、紛失物や不明物体等の行方探索、待ち合わせ場所へ
の誘導、それらを利用した歩行者/高齢者/障害者等の支
援、及び各種ゲーム等様々な応用が可能である。なお移
動体とは、一定の位置から移動しないことを前提として
いる端末以外の端末を指すが、属性変更とその位置の登
録を行えば即時的かつ自動的に位置の確認/検証とその
情報が記録される。
【0091】 図25の2500は無線中継機能を有す
る移動体通信機器の一例である。ここには本体機能
(ロ)とデータベースa及び位置認識機能bともに、無線
中継機能(イ)が備えられている。本体機能(ロ)は、
コンピュータや携帯電話であったりPDAやゲーム機、無
線通信機などの機能で、特に何かに限定されるものでは
ない。データベースaには、端末機器固有のIDや属性及
びその位置情報等、また通信サービス事業者の基地局デ
ータや地図及び通信サービスエリア等の様々なデータが
記憶されている。また、中継された通信状況や処理情報
等についても逐次記録し保存され、これらの内容は必要
に応じ当該システムに報告される。位置認識機能bは、
現在の端末位置がどこにあるかを認識する為のもので、
GPSや基地局信号、ジャイロ、地磁気データ等から割り
出されるもの、及び周囲の状況からの推定等も含まれる
もので、周辺端末とのアクセス制御などに利用される。
無線中継機能(イ)は、無線中継を合理的かつ信頼性高
く行う為に多くのユニットで構成されており、例示の機
能ユニット以外にも様々なユニットで構成されるが、場
合によっては必要最小限の構成ともされる。そして、そ
れぞれが連携しながら中継や仲介あるいは変換などの処
理が実行されていく。なお、中継機能は統一された規格
によって運用されることで、容易なシステム構築と安価
な機器コスト及び信頼性の高い通信が実現できることは
容易に理解されるところである。
【0092】 この様な、中継機能を有するのは移動体
端末であっても固定端末であっても良いし、通信方式や
機能を容易に変更可能なソフトウエア無線機の様なもの
でも良い。また、その他の機器類に於いてもそのような
機能を持たせたものであれば任意のモノが利用可能であ
る。そして通常は、中継依頼元の仲介条件に従って連携
されるが、通信環境の状況によっては、最善の交信が可
能とされる様に、どのような通信手段によって中継する
かを、各中継端末機自身が任意に判断することも出来る
ので、端末属性や通信システム及び通信事業者が異なっ
ても端末相互で交信したり異なる環境へのローミングが
可能となる。
【0093】 図26は、図25の2500移動体通信
機器によってサービスエリア外にある端末同士が連携し
中継される様子を示したものである。移動体端末T0は、
移動体通信サービス事業者の基地局B1へ接続しようとし
ている端末である、T0の周辺には他にも多くの端末T1〜
T10が存在しているが、T4を除き基地局サービスエリアA
1外である。ここで、各端末の交信可能範囲A2は実線の
円にて示されている。そして、T0〜T10には位置認識機
能と共にデータベースには基地局群の位置が記録されて
いる。
【0094】 基地局サービスエリアA1外にあるT0から
周辺にある端末に向け接続仲介の信号を送ると、交信可
能範囲にあるT1,T5,T7より応答がなされる。ここで、位
置データが比較評価され基地局B1により近いT1,T7が優
先的に選択される、さらにT1,T7は自身の交信可能な端
末を選択する処理を行うと、次にT1,T2の接続が可能で
あることが認識される。ここで、T1とT7も接続可能であ
るが既に選択済の端末なのでこの接続はキャンセルされ
る。同様の処理を繰り返しT4に辿りつき、通信ルートR1
が確立される。この結果、端末T0と基地局B1との交信が
可能となり、移動体通信サービス事業者に接続されてい
る目的とするサービス事業者網の特定の端末に接続され
る。もし、B1への接続が確立できない場合はその他の基
地局への接続が試みられる。この時、所定のサーバーに
よって登録された中継機能を有する端末B2に接続された
場合はインターネットなどを通してサービス事業者に仲
介することも可能である。
【0095】 これらの手段によっても、どこにも接続
先が確立できない場合には、接続が維持されている各端
末に特別の指令をすることにより、通信電力や感度のア
ップ或いは交信周波数/チャンネルの変更等の交信範囲
を拡張する為の手段が取り入れられる。この結果、より
拡張された交信可能範囲A3によって少ない端末数におい
ても接続の可能性が高められる。なお、特別の指示がな
されるのは一般的に緊急の場合でありその為の処置には
リスクとコストがかかることを容認したり承認した場合
等に限定することが望ましい。
【0096】 そして、複数の接続先が可能な場合は接
続元の選択によって最も接続中継点の少ないルート、最
も通信スピードの早いルート、もしくは最もコストの安
い手段や目的とする機能を備えたルート等を選択できる
ようにもされる。ただし、通信状態が不安定な場合など
信頼性に欠ける場合には複数のアクセス手段が組み合わ
される場合もある。また別の場面では、サービス事業者
が基地局サービスエリアA1外の端末に接続したい場合
は、サービスエリア内の各方向にある最外周付近に位置
する端末より同様の手段によって見つけ出すようにされ
る。そして、各接続に介在した端末はどの端末からどの
端末に中継したか、その端末のIDと共に位置データと接
続仲介時間等を記録し、通信データに付加することでサ
ービス事業者に連絡される。
【0097】 この様に、中継機能を有する端末とそれ
らを相互接続する為の手段によって、目的端末間が直接
アクセスできない場合や通信事業者のサービスエリア外
でも仲介端末によって接続可能となる。同様に、通信基
盤が十分に整っていない地域に対しても接続サービスの
範囲やネットワークを広げることが可能であったり、全
く異なる通信システムや機器属性間との相互接続が可能
となる。また、周辺の交信可能な範囲の端末とは通信事
業者等を介さずに接続し位置を容易に確認出来るので最
寄りの端末までの方向と距離を把握することで、緊急時
などではその位置まで避難したり応援を求めること等も
可能となる。
【0098】 図2の利用状況登録手段112には、図
3のようなデータベースや契約情報等を基に、当該シス
テムを用いたサービスの提供、例えばポータルサイトや
プラットフォームとして利用された場合、利用時間,利
用期間,利用形態等の接続履歴及び商取引や仲介処理等
の詳細情報は逐次記録される。この履歴はユーザーから
要求される様々なサービスの支援に活用されると共に、
それらの利用度に応じ、所定の基準によって金額を算出
しその結果に従い課金処理される。
【0099】 図27(a)にはそのような課金のされ方
を示した。特に課金対象とされる代表的な例としては、
基本階層とは異なる階層に固有の情報を掲載・表示する
サービス、図象上に専有する領域を提供するサービス、
広告情報の掲載、通行/移動履歴の保存、緊急情報処
理、当該システムを利用し、検索、認証サービス、地域
比較/統計処理/シミュレーションデータの提供、電子モ
ール/オークション参加資格の取得、アンケート、ダイ
レクトメール、マーケットリサーチ、特定端末との直接
アクセスや別のサーバーへの接続仲介/転送/中継、地図
情報やアドレス情報の提供等のローケーションサービ
ス、当システムの一部専有や時間貸し、各種ゲーム目的
の利用など。その他、当該システムを統括する所定のコ
ンピュータを利用した方式と手段に関連付けられる、新
たに或いは付帯的に生ずるシステムやソフトウエア類及
び当該ビジネスモデルの全て若しくはそれらの一部を含
む新規ビジネスの実行によるロイヤリティ等である。勿
論、これらと連携して制御される機器類の使用もその対
象となる。
【0100】 また別の形態として、前記システムを利
用しようとする全ての関連システムやソフトウエア及び
機械装置等のハードウエアは、あらかじめ当該システム
に登録もしくは認証/許諾コードを得るようにしてお
き、当該システムにアクセスする際にはサービス要求デ
ータにその認証コードが付帯されるようにされる。それ
らは、図27(b)の様に当該システムにアクセスして
くる端末2701に対し認証コードの確認を図2の10
9や114等によって行い、アクセスに対し使用された
ソフトウエア機器装置類に、当該システムによって登録
もしくは認証された情報が含まれているか確認がなされ
る。許可されたものが含まれていない端末2702の場
合は、その旨を利用状況登録手段(図2の112)によ
って記録しておき所定の期間累積集計された後課金処理
される。なお、契約条件や利用状況及び課金の決済状況
等によっては、アクセスされた際に拒絶2703される
か予告や警告が発せられる場合もある。なお、課金の決
済方法については既存のシステムなど公知の手段で行わ
れる。
【0101】 図28(a)は、前記した各処理手段や
手順等の方法の、全てもしくはその一部を、その他のコ
ンピュータによって実行可能なシステム、プログラム等
のソフトウエアやデータベース類、及びこれら機能を実
行せしめる半導体デバイス、記憶媒体、機器装置等のハ
ードウエア類に移植された状況の一例を説明したもので
ある。そして、当該システム適用領域2800には認証
コードが付帯可能となっており、必要に応じて外部との
アクセスに際して認証コードの送出処理がなされる。な
お、認証コードには単なる登録ナンバーのみならず適用
された対象の属性や機能或いは管理者名等を含める場合
もある。この様に構成されることで、本明細書によって
示された各種の方法と同様の作用効果を容易に得ること
が可能となり、これらが協働してより幅広い利用場面と
更に新しいシステムやアプリケーション創出の可能性を
提供できるようにする。
【0102】 次に(b)は、上記の各構成要素が前述
方法を実行可能と成らしめる別のサーバーやネットワー
クにて、相互に補完・連携・認証し協働する様子を示した
ものである。ここに記載された様々なケースと、これら
を連鎖的につなげたもの、或いはこれらを組み合わせる
等して考え得るものは、全て当該システムを利用する範
疇に含まれる。また、例示したリムーバブル記憶媒体
は、前述の端末機器類やソフトウエア等にそれぞれ置き
換えても同様である事は言うまでもない。
【0103】 このように、複合化や統合化された巨大
システムとの連携を図ることが出来るので、様々な利用
環境が提供でき更に利便性が高められる。なお、本明細
にて示した手段や手順のプログラムへの記述ステップ
は、記載された順序に従って時系列的に行われる処理は
勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも並列的或い
は個別的に実行される処理、更には実質的な機能が損な
われなければ、順序が入れ替わったり、一部を省いた
り、異なる場合をも含むものである。
【0104】 本発明に係る端末情報の登録およびその
活用方法の代表的な実施例について図面を参照し説明し
た。また、説明には特定の用語を使用したが、術語は一
般的な意味で使用され制限の為には使用されていない。
そして、本発明を更に具体的に明らかとすることで、本
発明がそのような実施例の記載によって何等の制約をも
受けるものでないことは言うまでもない。更には、上記
の具体的実施例の記述以外にも本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良、転用等を加え得るものであることを予期さ
れるべきである。また、この明細書に記載された文言、
文面、図、表、及びこれらのシステムを説明する文書、こ
れらのシステムを利用した機器類の操作を行う際の手順
書、解説書、マニュアル類等の著作物には著作権が生ずる
ことは容易に理解されるべきである。
【0105】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように実施さ
れることで、以下に記載するような効果を奏するもので
ある。コンピューターネットワーク上に存在する各端末
の位置情報を図象上に配置し表示する手段によって端末
位置がビジュアル化され、容易にかつ的確に目的とする
するサイトおよび情報を見つけ出すことが可能となる。
これにより、迅速で効率的な検索処理が実行できる。ま
た、位置を明らかとする手段の実行により端末情報の信
頼性を高められる。そして、各端末の情報開示に当たっ
ては安全性や信用性が評価され明確に区分された領域の
みで成されるので、安全で合理的かつ高度な情報交換や
利用が実現できる。そして、予め登録された機器属性を
知ることによって様々な端末とのアクセスを容易に可能
とする事が出来る。これらを背景として、商工業的なあ
らゆる場面において、多くの取引形態とサービスが提供
できる。しかも、急速度で進化を続けているコンピュー
タネットワークや無線通信等を基盤として利用している
こと。及び、本発明の多様な処理機能により、何時でも
何処でも誰とでも情報の交換を可能とする。この結果、
新たなアプリケーションとビジネスモデルがローコスト
でスピーディにかつ容易に構築出来る環境を提供でき
る。このように、本発明を基盤とすることで様々な可能
性が無限に広がり、さらに有益な活用手段が継続的に創
出できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の全体構成を説明する図面である。
【図2】 本発明の典型的な情報処理手順を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】 登録端末の固有情報データベース構成の一例
を示す図である。
【図4】 本実施形態によって表示されるWebページの
一例である。
【図5】 本発明の位置認識可能な対象領域及び認識形
式を示す説明図である。
【図6】 登録された端末の所在位置を表示した例と選
択方法の説明図である。
【図7】 端末群を一括して選択する方法を説明するた
めの図である。
【図8】 固有IDと管理コード及び表示座標データとの
関係を示す説明図である。
【図9】 信用情報データベースとスコアの処理手順を
示す説明図である。
【図10】 登録コードの構成内容を示す説明図であ
る。
【図11】 ユーザー設定コードの定義表の一例を示し
た図である。
【図12】 固有情報を保護する為の手段を示す説明図
である。
【図13】 保護された情報であることを示す各種のメ
ッセージ例である。
【図14】 位置情報含む端末の検索結果を示すWebペ
ージの表示例である。
【図15】 即時的に表示される情報の例を示す図であ
る。
【図16】 広告広報情報から目的端末の位置を特定す
ることを説明するWebページの表示例である。
【図17】 不確定な情報から目的情報を検索する情報
源を示す図である。
【図18】 特定の領域を専有しそれを利用した状況を
示す図である。
【図19】 端末相互間の情報交換を行う為の手順と手
段を示した説明図である。
【図20】 端末とセンサーの構成例を示した図であ
る。
【図21】 異常状態と緊急連絡先等を定義した一覧表
を例示した図である。
【図22】 未登録の端末がネットワークに接続される
手順を示す説明図である。
【図23】 各種の本人認証方法を示した図である。
【図24】 移動体の位置情報把握手段と経路追跡結果
を示す説明図である。
【図25】 中継機能を持つ端末機器の機能構成例を示
した図である。
【図26】 端末間のデータ仲介方法を示した図であ
る。
【図27】 課金方法の計算例と利用サービスの把握方
法及び通知手段を示す図である。
【図28】 当該システムの適用対象と対象領域を示す
図である。
【符号の説明】
1サーバー、2端末ディスプレイ、3PDA、4ノート
PC、5車両、6携帯電話、7ワークステーション、8
プリンター、9PC、10TEL/FAX、11電話、12デ
ータベースサーバー、13家庭内情報機器14、無線LA
N、15インターネット、16ゲートウエイ装置、17
モデム、18通信回線、19通信衛星基地局、20無線
基地局、21無線中継基地局、22通信衛星、201We
bページ、202表示区分切り替えボタン、203表示
メニュー、204選択項目、205ポインター(スーパ
ー)、206階層フォルダ、207端末位置目印、20
8上下移動バー、209左右移動バー、210拡大/縮
小バー、211検索キーワード入力ボックス、212太
陽系フォルダ、213世界全図フォルダ、214日本全
図フォルダ、215特定地区フォルダ、216フォルダ
ースクロールボタン、217メニュースクロールボタ
ン、301検索された情報提供位置、302検索された
が地図上に表示できなかったその他のサイト一覧、24
01移動体(自動車)、2402無線中継位置基準局、
2403通信衛星/GPSサテライト、2404情報送受ビ
ーコン、2500無線中継機能付端末
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月2日(2002.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図7】
【図25】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図23】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図27】
【図21】
【図24】
【図26】
【図28】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z 7/34 C H04B 7/26 106A

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末がネットワークを介し相互に
    接続されたシステムであって、端末固有の情報をネット
    ワーク上に開示する為に、少なくとも当該端末固有の識
    別情報と属性及びその位置を特定する為の情報を含むデ
    ータを、所定の端末に登録依頼する手段、登録依頼され
    た情報を指定の項目毎に定められた記憶領域に格納し登
    録する手段、登録された内容に従い利用可能なサービス
    を決定する手段、位置情報に基づき当該端末の存在を特
    定の領域に認識可能とする手段を含み、それら一連の処
    理を所定の端末によって行なうことを特徴とする端末情
    報の登録方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上の端末にアクセスする
    際、所定の端末に接続することによって端末群の位置を
    認識可能とする手段、認識された端末を選択可能とする
    手段、端末相互の整合性を評価する手段、評価結果に基
    づき許可された基準を満たす範囲の情報を開示可能とす
    る手段、を含むことを特徴とする端末情報の活用方法。
  3. 【請求項3】 所定の端末に登録する際に得られた端末
    情報を、その信頼度や安全性などに対して評価する手
    段、その結果に基づき情報の利用可能な範囲や認識可能
    とする領域を決定する手段、それらのデータベース生成
    手段、を含むことを特徴とする端末情報の管理方法。
  4. 【請求項4】 端末固有の識別情報は、当該システムの
    管理情報に置き換えられる手段と、開示された情報から
    は直接読み取れない状態で、各端末との接続が制御され
    る手段、を含むことを特徴とする端末識別情報の管理方
    法。
  5. 【請求項5】 所定の端末によって処理される情報は、
    必要に応じて暗号化される手段と、端末の評価と決定さ
    れた利用可能なサービスの結果はコード化される手段
    と、これら情報はデータベースもしくは記憶媒体に記録
    される手段、そしてこれらのデータベースもしくは記憶
    媒体を利用し、当該システムと同様の処理を別の端末に
    よっても可能とする手段、を含むことを特徴とする処理
    データの取り扱い方法。
  6. 【請求項6】 各端末の情報を検索する処理によって検
    出された、当該端末の所在地や座標が身体的感覚によっ
    て感知されることで明示的に表わされる手段を含むこと
    を特徴とする端末位置の認識支援方法。
  7. 【請求項7】 端末固有の識別情報とサービス可能な範
    囲を示す情報が少なくとも含まれた端末固有の登録コー
    ドを、端末情報に付加して発信する手段、及び端末から
    の情報を登録コードによって処理可能とする手段、を含
    むことを特徴とする端末情報の管理方法。
  8. 【請求項8】 端末情報の閲覧中における随意的な要
    求、整合性や認証等の確認を必要とする旨を付加された
    固有情報からの要求、及びデータ処理領域での情報処理
    を継続させる為に更に認証レベルの高い情報を必要とす
    る様な場合等に、その後の処理方法を提示し選択を促す
    手段、選択された結果に従い処理される手段、を含むこ
    とを特徴とする端末情報の管理方法。
  9. 【請求項9】 各端末の位置情報に基づいて図像化する
    手段、当該図像上において端末を示す特定の位置や領域
    を選択することで接続する手段、接続する際各端末間と
    は相互の許可基準に合致したもののみアクセス可能とす
    る手段、を含むことを特徴とする端末相互の接続方法。
  10. 【請求項10】 図象化された端末の位置及びそれらが
    属する領域に、端末固有の情報が表示される手段、それ
    らの位置や領域を選択することで端末固有またはそれら
    に関連した領域の情報が即時的に表示される手段、を含
    むことを特徴とする端末情報の開示方法。
  11. 【請求項11】 端末位置を示す図象領域以外に表示さ
    れた端末に関する情報を選択することで、当該端末の所
    在が図象上に明示的に表示される手段、を含むことを特
    徴とする端末位置の検索方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも位置情報を含む簡略的な情
    報によって特定端末の検索を行う手段、を含むことを特
    徴とする端末情報の検索方法。
  13. 【請求項13】 図象上の特定の区域や階層及び領域
    を、その所有者もしくはその位置に関係付けられた管理
    者が専有していることを認識可能とする手段、を含むこ
    とを特徴とする図象上の特定領域を占有管理する方法。
  14. 【請求項14】 各端末群どうしを相互に接続し情報の
    授受を支援する為に、所定の端末にて登録されたデータ
    に基づき相互の接続条件を選択する手段、選択された手
    段に従い情報の入出力を制御する手段、を含むことを特
    徴とする端末情報の処理方法。
  15. 【請求項15】 端末もしくはその周辺の環境変動を検
    知する手段、検知された情報を解析し評価する手段、評
    価された結果に対しその程度に応じて所定の連絡先に自
    動的に情報が送出される手段、を含むことを特徴とする
    端末情報の受発信方法。
  16. 【請求項16】 登録もしくは認証のされていない端末
    機器に於いて、所定の端末に接続を可能とする手段、即
    時的な認証コードを交付することで他の端末群と接続を
    可能とする手段、を含むことを特徴とする端末の接続方
    法。
  17. 【請求項17】 少なくとも個人の生体情報を含む複数
    の認証手段にてアクセスを可能とする端末相互の接続方
    法。
  18. 【請求項18】 少なくとも端末固有の識別情報と位置
    情報及び機器属性を含む移動体の端末情報と、これら情
    報と関連する情報の授受を所定の端末間で行う手段、移
    動体の位置及びその移動情報の履歴を逐次記憶する手
    段、それらデータを解析する手段、その結果に基づき情
    報支援を行う手段、を含むことを特徴とする移動体との
    情報授受方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも位置認識機能を備えた端末
    に於いて、その端末が無線通信の中継機能を備え、それ
    ら端末の相互間をリレーすることによって無線通信基地
    局もしくはネットワーク上の端末と接続可能とする手
    段、接続を介する際に最も合理的な仲介端末および通信
    システムを選択する手段、接続された端末の固有情報を
    中継情報に付加し送出する手段、を含むことを特徴とす
    る情報の授受方法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19記載の方法の全部もし
    くは一部を利用する、各サービスの提供者と利用者及び
    それらの処理を実行するシステムや装置類に対して、そ
    の使用形態に応じた利用料金算出手段、それら結果によ
    って課金する手段、とを含むことを特徴とする利用料金
    収受方法。
  21. 【請求項21】 請求項3〜20記載の方法の内の少な
    くとも一つを含む、請求項1〜2記載の方法。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21に記載された方法であ
    って、当該処理の機能の全てもしくはその一部を備える
    コンピュータで実行可能なシステム、ソフトウエア、プ
    ログラム、データ、及びそれらを含む半導体デバイス、
    記憶媒体、機器装置。
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