JP2003219954A - 下半身用下着の装着補助具 - Google Patents

下半身用下着の装着補助具

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JP2003219954A
JP2003219954A JP2002024296A JP2002024296A JP2003219954A JP 2003219954 A JP2003219954 A JP 2003219954A JP 2002024296 A JP2002024296 A JP 2002024296A JP 2002024296 A JP2002024296 A JP 2002024296A JP 2003219954 A JP2003219954 A JP 2003219954A
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JP
Japan
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lower body
underwear
lower half
body underwear
rod
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JP2002024296A
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English (en)
Inventor
Kazuko Obata
かずこ 小畑
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SUMIKURA DAIICHI KANAGATA KK
Original Assignee
SUMIKURA DAIICHI KANAGATA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者及び足腰痛の障害を持つ者であって
も、独りで、簡単且つ迅速に下半身用下着を履くことが
できる下半身用下着の装着補助具を提供すること。 【解決手段】 引上げ棒1の下端部に左右に延びる弾性
合成樹脂製の張出部2を有していると共に前記張出部2
は引上げ棒を鉛直姿勢にした状態で上面視で湾曲させて
あり、使用時においては、前記張出部2に下半身用下着
を、足挿入孔90を下にした状態でぶら下げるように装着
される。なお、張出部2は薄板状に形成されており、そ
の外周縁に沿って厚肉部21を形成してある。また、張出
部2は正面視略W状に形成されている。さらに、引上げ
棒1の上部にはグリップ部10を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高齢者及び足腰
の障害を持つ者等でも、パンツ等の下半身用下着を独り
で且つ楽に履くことができるようにする下半身用下着の
装着補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者及び足腰痛の障害を持つ者等にと
っては、パンツ等の下半身用下着を履く際に相当の苦痛
と労力を伴うものである。助者に手伝ってもらうと前記
苦痛は軽減されるものの、精神的な面で億劫になってし
まう。
【0003】したがって、上記した人達の間では、助者
に頼ることなく、独りで且つ楽に下半身用下着を履くこ
とができるような下半身用下着の装着補助具が市場に出
回ることを待ち望んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、高齢者及び足腰痛の障害を持つ者であっても、独り
で、簡単且つ迅速に下半身用下着を履くことができる下
半身用下着の装着補助具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明)
この発明の下半身用下着の装着補助具は、引上げ棒の下
端部に左右に延びる弾性合成樹脂製の張出部を有してい
ると共に前記張出部は引上げ棒を鉛直姿勢にした状態で
上面視で湾曲させてあり、使用時においては、前記張出
部に下半身用下着を、足挿入孔を下にした状態でぶら下
げるように装着される。 (請求項2記載の発明)この発明の下半身用下着の装着
補助具は、上記請求項1記載の発明に関し、張出部は、
薄板状に形成されており、その外周縁に沿って厚肉部を
形成してある。 (請求項3記載の発明)この発明の下半身用下着の装着
補助具は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、張出
部の正面視形状は略W型に形成されている。 (請求項4記載の発明)この発明の下半身用下着の装着
補助具は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明
に関し、引上げ棒の上部にはグリップ部を形成してあ
る。
【0006】なお、上記発明の下半身用下着の装着補助
具の作用・効果については以下の発明の実施の形態の欄
で説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態として
示した図面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1〜図3はこの発明の実施形態の下半
身用下着の装着補助具Aを示し、図4及び図5は前記装
着補助具Aを使用して下半身用下着9を履く様子を示す
ものである。 (この下半身用下着の装着補助具Aの構成について)こ
の下半身用下着の装着補助具Aは、図1〜図3に示すよ
うに、引上げ棒1の下端部に左右に延びる薄板状の張出
部2を有していると共に前記張出部2は引上げ棒1を鉛
直姿勢にした状態で上面視で湾曲しており、図4や図5
に示すように、前記張出部2に下半身用下着9が、足挿
入孔90, 90を下にした状態での腰骨対応部91が外挿され
る態様で装着して使用されるものとしてある。なお、こ
の実施形態では、装着補助具Aは全体が弾性合成樹脂に
より一体成型して成る。
【0008】引上げ棒1は、図1や図2に示すように、
その上部にグリップ部10を形成してあり、また上端部近
傍には壁に設けた釘等を利用して吊り下げるための孔11
を設けてある。なお、この引上げ棒1はその長さを50
0〜700mm程度に設定してあり、グリップ部10の直
径を25mm程度に設定してある。
【0009】張出部2は、図1に示すように、正面視で
略W状に形成された薄板20の外周縁に厚肉部21を設けて
構成してある。なお、この張出部2では両端相互間距離
を290mm程度に、湾曲半径を100mm程度に設定
してあり、湾曲による突出量を80mm程度としてあ
る。また、薄板20の厚みを2mm、厚肉部21の厚みを3
mmに設定してある。 (この装着補助具Aを使用して下半身用下着9を履く場
合〔1〕について)この装着補助具Aを使用すれば以下
の〜の順で下半身用下着9を履くことができる。 .図1〜図3に示すように、張出部2に下半身用下着
9が、足挿入孔90, 90を下にした状態での腰骨対応部91
が外挿される態様で装着する。この状態において、図1
に示すように、前記下半身用下着9の胴挿入孔92の横幅
は腰骨対応部91の横幅よりも小さくなっており、胴挿入
孔92の近傍部と張出部2の端部とは引っ掛かった状態と
なっている。また、この状態において上面視で足を挿入
するための弓型形状(弦と円弧で造られる形状)の空間
Kが形成されている。 .上記のように張出部2に下半身用下着9を装着した
装着補助具Aを図4に示すように、グリップ部10を持っ
て椅子に座る。そして、座った状態で下半身用下着9に
形成された空間Kを介して足挿入孔90に足を通す。 .図4に示す如くグリップ部10を持った状態を維持し
つつ、図5に示すように立ち上がり、引上げ棒1を引き
上げていく。ここで、上述した如く胴挿入孔92の近傍部
と張出部2の端部とは引っ掛かった状態となっているの
で、所定位置までの引上げ途中において、下半身用下着
9から張出部2が不用意に抜けることない。そして、下
半身用下着9が完全に履けた位置に達すると、下半身用
下着9は上方に動かなくなり、張出部2は弾性変形して
下半身用下着9から抜け出る。これにより、下半身用下
着9を履く行為は完了する。
【0010】上記したように、足の足挿入孔90への挿入
は椅子に座った状態ででき、両足で立った状態で姿勢を
大きく変化させることなく下半身用下着9を引き上げる
ことができる。したがって、片足で立ったり、腰を曲げ
たりする動作は不要であるから足腰に対する負担は少な
く、よって高齢者及び足腰痛の障害を持つ者等であって
も、独りで、簡単且つ迅速に下半身用下着を履くことが
できる。 (この装着補助具Aを使用して下半身用下着9を履く場
合〔2〕について)上記した〔1〕にかえて図6に示す
ように、張出部2を足挿入孔90, 90に挿通させてぶら下
げるようにしてもよい。この場合、胴挿入孔92は自由に
変形できる余裕があり、このため足を前記胴挿入孔92を
介して容易に足挿入孔90に挿通することができる。そし
て両足を足挿入孔90,90に挿通させた後、引上げ棒1を
引き上げて下半身用下着9を膝位置まで移動し、下半身
用下着9から張出部2を外した後、自分の手で下半身用
下着9を所定位置まで引き上げる。
【0011】つまり、この方法によると、最も困難であ
った、足の足挿入孔90への挿通が非常にやりやすく、そ
の点で上記した〔1〕よりも優れている。 (他の実施形態) .上記実施形態にかえて、張出部2のみを弾性合成樹
脂により構成させることができる。 .張出部2の正面視形状は略W型に限定されるもので
はなく、また張出部2は外周縁に沿って厚肉部21が形成
されているものに限定されるものではない。 .上記実施形態に示した数値は一つの実施形態であっ
て、これに限定されるものではない。 .引上げ棒1は、その長さを変えることができるよう
に、短棒を繋いだり、アンテナのように伸縮できる構成
とすることができる。
【0012】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
【0013】発明の実施の形態の欄の内容から明らかな
ように、高齢者及び足腰痛の障害を持つ者であっても、
独りで、簡単且つ迅速に下半身用下着を履くことができ
る下半身用下着の装着補助具を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1における下半身用下着の
装着補助具の正面図。
【図2】前記下半身用下着の装着補助具の側面図。
【図3】前記下半身用下着の装着補助具の上面図。
【図4】下半身用下着を装着した装着補助具を持って椅
子に座わり、前記下半身用下着の足挿入孔に足を通して
いる状態を示す斜視図。
【図5】立った状態で、下半身用下着を装着した装着補
助具を引き上げる状態を示す斜視図。
【図6】下半身用下着を装着補助具に装着する別の態様
を示す斜視図。
【符号の説明】
A 下半身用下着の装着補助具 K 空間 1 引上げ棒 2 張出部 9 下半身用下着 10 グリップ部 90 足挿入孔 91 腰骨対応部 92 胴挿入孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引上げ棒の下端部に左右に延びる弾性合
    成樹脂製の張出部を有していると共に前記張出部は引上
    げ棒を鉛直姿勢にした状態で上面視で湾曲させてあり、
    使用時においては、前記張出部に下半身用下着を、足挿
    入孔を下にした状態でぶら下げるように装着されること
    を特徴とする下半身用下着の装着補助具。
  2. 【請求項2】 張出部は、薄板状に形成されており、そ
    の外周縁に沿って厚肉部を形成してあることを特徴とす
    る請求項1記載の下半身用下着の装着補助具。
  3. 【請求項3】 張出部の正面視形状は略W型に形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の下半身用
    下着の装着補助具。
  4. 【請求項4】 引上げ棒の上部にはグリップ部を形成し
    てあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の下半身用下着の装着補助具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2010200360B2 (en) * 2009-02-02 2011-06-02 Atkinson, Harold Richard Mr Device to help with dressing
TWI410220B (zh) * 2009-05-06 2013-10-01 Univ Southern Taiwan Upper limbs automatically wear pants (skirt) device
JP2014110839A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Nobuyuki Okamuro 下衣の装着自助具
JP2020010948A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 隆 富山 被服の着脱補助具

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