JP2003219474A - 方路誘導方法とその装置およびこれを用いる方路誘導システム並びに前記方法のプログラムとこれを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 身近な通信装置である携帯電話端末装置から
ユーザが目的地を指定すると、その目的地までの道のり
を現状の位置情報などをもとに方路誘導サービス画面上
からナビゲートすることが可能な方路誘導技術を提供す
ること。 【解決手段】 位置情報センサと方位センサを備えた携
帯電話端末装置１と、携帯電話通信網２ならびに方路誘
導サービスサーバ３を含むシステムにおいて、携帯電話
ユーザが、前記携帯電話端末装置１から目的地を指定し
た場合に、この目的地の情報が前記位置情報センサおよ
び方位センサの出力情報および時間情報とともに前記方
路誘導サービスサーバ３に送信され、この方路誘導サー
ビスサーバが前記目的地までの方路誘導情報を計算し
て、前記目的地への方位情報を、前記携帯電話ユーザの
携帯電話端末装置１の表示画面上でリアルタイムに提供
することを特徴とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、方路誘導方法とそ
の装置およびこれを用いる方路誘導システム並びに前記
方法のプログラムとこれを記録した記録媒体に関し、よ
り詳細には、携帯電話通信網を利用した歩行者向けナビ
ゲーションシステム技術とサービスに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のナビゲーションシステムの中で最
も大きな市場を有するものは、乗り物である移動体の位
置を検索するものであり、乗り物である移動体を離れて
移動する人間を方位情報によりリアルタイムにナビゲー
トする製品は、現在市場には提供されていない。

【０００３】また、歩行者支援システムとして、白杖や
カードやペンダントに内蔵された信号発生器により、そ
れを所持する歩行者の位置情報を発信するシステムで、
当該歩行者に対してナビゲーション情報を提供するもの
が商品化されているが、局地サービスであり、広い地域
にわたってリアルタイムに目的地までの方角をナビゲー
トするものではなかった。

【０００４】また、特開平９−５０６００号公報，特開
平９−２６３２４号公報においては移動する人間が携帯
して個々の人間の位置情報をもとに目的地も地図情報と
マッピングしてリアルタイムに表示する機能を有するシ
ステムなどが提案されてはいるが、これらも、リアルタ
イムに方位情報（目的地の方角）をナビゲーションする
機能は有していない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の技術における上述のような問題を解消し、ユーザが目
的地への途中で迷った場合に、身近な通信装置である携
帯電話端末装置からユーザが目的地を指定すると、その
目的地までの道のりを現状の位置情報と高度情報，方位
情報，時間情報などをもとに方路誘導サービス画面上か
らナビゲートすることが可能な方路誘導方法とその装置
およびこれを用いる方路誘導システム並びに前記方法の
プログラムとこれを記録した記録媒体を提供することに
ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る方路誘導方法は、位置情報センサと方
位センサを備えた携帯電話端末装置と、携帯電話通信網
ならびに方路誘導サービスサーバを含むシステムにおけ
る方路誘導方法であって、携帯電話ユーザが、前記携帯
電話端末装置の方路誘導サービス画面上から目的地を指
定した場合に、この目的地の情報が前記位置情報センサ
および方位センサの出力情報および時間情報とともに前
記方路誘導サービスサーバに送信され、この方路誘導サ
ービスサーバが前記目的地までの方路誘導情報を計算し
て、前記目的地への方位情報を、前記携帯電話ユーザの
携帯電話端末装置の表示画面上でリアルタイムに提供す
ることを特徴とするものである。

【０００７】また、本発明に係る方路誘導装置は、携帯
電話通信網ならびに方路誘導サービスサーバを含むシス
テムに用いられる、位置情報センサと方位センサを備え
た携帯電話型の方路誘導装置であって、携帯電話ユーザ
が目的地を指定するための表示画面を備えた入力手段
と、入力された目的地の情報と前記位置情報センサおよ
び方位センサの出力情報および時間情報を前記方路誘導
サービスサーバに送信する送信手段と、これに応じて前
記方路誘導サービスサーバから返送される、前記目的地
までの方路誘導情報を受信する受信手段、受信した前記
目的地への方位情報を、前記表示画面上にリアルタイム
に出力する出力手段を有することを特徴とするものであ
る。

【０００８】なお、本発明に係る方路誘導装置において
は、前記各手段に加えて、音声認識機能と音声合成機能
を備えることが好ましく、また、加速度センサと速度セ
ンサを備えてもよい。

【０００９】また、本発明は、上記方路誘導方法および
装置を含む方路誘導システムとして具体化することが可
能である。すなわち、本発明は、方路誘導装置と、携帯
電話通信網ならびに方路誘導サービスサーバを含むシス
テムであって、携帯電話ユーザが、前記方路誘導装置の
表示画面上から目的地を指定した場合に、この目的地の
情報が前記位置情報センサおよび方位センサの出力情報
および時間情報とともに前記方路誘導サービスサーバに
送信され、この方路誘導サービスサーバにおいて前記目
的地までの方路誘導情報が計算されて、前記目的地への
方位情報を、前記携帯電話ユーザの方路誘導装置の表示
画面上でリアルタイムに提供することを特徴とする方路
誘導システムとして具体化可能である。

【００１０】なお、本発明に係る方路誘導システムにお
いては、前記方路誘導サービスサーバを含む誘導サービ
ス提供側設備は、音声認識機能と音声合成機能の両方あ
るいはそのいずれかを含むことが好ましい。また、複数
の携帯電話ユーザの位置情報を画面表示し提供する機能
を有すること、さらには、複数の携帯電話ユーザの時系
列位置情報を連続した時間系か情報として画面表示する
機能を有することが好ましい。

【００１１】また、本発明に係る方路誘導方法をコンピ
ュータに実行させるためのソフトウェアプログラムは、
これ自体もしくは記録媒体に記録した形態で商品として
流通させることが可能であり、本発明の権利範囲はその
ようなものにも及ぶものであることはいうまでもない。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。

【００１３】図１に、本発明の一実施形態に係るシステ
ム構成例を示す。図１中、１はユーザが携帯する、ほう
る誘導装置となる携帯電話端末装置、２は携帯電話通信
網であり、携帯電話端末装置１は携帯電話通信網２を経
由して誘導サービス提供側設備３と移動通信回線で結ば
れている。

【００１４】携帯電話端末装置１は、図２に示すように
携帯電話機能、例えば日本におけるＰＤＣ（Ｐersonal
Ｄigital Ｃellular）方式や、欧州を中心に普及してい
るＧＳＭ(Ｇroup Ｓpecial Ｍobile)方式，米国を中心
としたＤigital ＡＭＰＳ(Ｄigital Ａdvanced Ｍobile
Ｐhone Ｓervice)方式，ＣＤＭＡ(Ｃode ＤivisionＭu
ltiple Ａccess)方式、あるいは次世代（第３世代）電
話方式であるＷ−ＣＤＭＡ(Ｗideband Ｃode Ｄivision
Ｍultiple Ａccess)方式などのいずれかの移動通信方
式で動作する携帯電話機能を持っている。さらに、携帯
電話端末装置１は、位置情報センサ機能，方位センサ機
能，加速度センサ機能，速度センサ機能，音声認識機
能，音声合成機能を備えている。

【００１５】図３は、携帯電話端末装置１内の機器構成
図であり、１０１は例えば液晶を用いた表示装置であ
り、通話相手の電話番号を入力するときの入力表示，電
子メールのメッセージの作成表示，受信メールの表示，
ナビゲーション画面上における目的地への案内方位の表
示などを行うのに用いられる。１０２は携帯電話機能の
ために使用される無線通信アンテナで、例えばホイップ
アンテナである。

【００１６】１０３は携帯電話機能のために使用される
移動無線通信の送受信機能を持つ無線通信部である。ま
た、１０４はコンピュータ制御部であり、携帯電話端末
装置１の通信プロセスを制御したり、ナビゲーション機
能を制御し、位置算出処理部１０５はＧＰＳ等の位置情
報センサや加速度センサ，速度センサ，方位センサの出
力から携帯電話端末装置１の位置を算出する。なお、こ
こで、ＧＰＳ(ＧlobalＰositioning Ｓystem)は低軌道
周回衛星を利用した位置検出システムであり、３次元の
位置データを１m〜１０cm〜１cm以下の精度／角度で測
定することができるものである。

【００１７】入力部１０６には、マイクやキー，音声認
識機能などが備えられており、マイクによって音声を入
力したり、キーからメール文章を作成し、表示部１０１
に表示したり、音声を音声認識して符号に変換し、この
符号を誘導サービス提供側設備３に送信したりする。出
力部１０７には、スピーカや発光ダイオードＬＥＤや音
声合成機能などが備えられており、携帯電話の会話音声
や信号音をスピーカから出力し、着信や警告等の信号を
光で発したり、「目的地○×ビルに行くには、前方の交
番を右折してください」等のナビゲーション符号を認識
して音声として発したりする。

【００１８】表示部１０１は、携帯電話機能の表示をす
ることに加えて目的地への方位情報をこの表示部１０１
の表示画面上の矢印でリアルタイムに提供する。１０８
はＧＰＳ用のアンテナ受信部であり、位置情報センサ１
０９はＧＰＳ信号の処理計算の機能を備えており、３次
元の位置データを算出することができる。方位センサ１
１０は、地磁気センサである。加速度センサ１１１は、
超小型音叉を利用した加速度センサであり、速度センサ
と組み合わさって、ビルの谷間や地下道等ＧＰＳ衛星か
らの電波が受信できない状況でも、携帯電話端末装置１
が移動した距離と方向が、加速度ベクトルデータと速度
データから位置情報算出処理部１０５によって計算さ
れ、常に携帯電話端末装置１の絶対位置の把握が可能で
あるように構成される。

【００１９】図１中、携帯電話網２は、前出のＰＤＣ，
ＧＳＭ，ＤＡＭＰＳ，ＣＤＭＡあるいは次世代（第３世
代）電話方式であるＷ−ＣＤＭＡ方式等、いずれかの移
動方式で動作する携帯電話網である。なお、前出の方式
以外の、公衆電話用の移動通信方式の電話網であって
も、また、専用移動通信方式の電話網でも本発明の適用
は可能である。

【００２０】図１中、３は誘導サービス提供側設備であ
り、方路誘導サービスサーバ３１と課金サーバ３２と通
信サーバ３３の機能を含んでいる。方路誘導サービスサ
ーバ３１は、地図データベースと道路管制データを利用
して、携帯電話ユーザの入力した目的地までのナビゲー
ション情報を、このユーザの位置情報，進行方向をもと
に計算して、このユーザに目的地への方位情報を携帯電
話端末装置１の表示画面１０１上でリアルタイムに提供
する。課金サーバ３２は、本サービスを利用するユーザ
の通信ゲートウエイの機能を果たす。

【００２１】図１中、４はモニター端末で、携帯電話網
２を通じて、方路誘導サービスサーバ３１からユーザ企
業の要望に応じて、この企業の複数社員の位置を、この
モニター端末４の画面上に、それぞれの社員別に表示す
る。この表示はリアルタイムな表示が可能であり、ま
た、過去の位置を時系列に表示することもできる。

【００２２】次に、本実施形態の機能フローである図４
のフローチャートを用いて、本実施形態の機能動作を説
明する。

【００２３】ステップ１：ユーザは携帯電話端末装置１
の電話機能を使って、通信サーバ３３経由で方路誘導サ
ービスサーバ３１に接続し、ナビゲーションサービス画
面を呼び出す。上述の電話機能による接続には、インタ
ーネットへの接続すなわちＩＰ接続の場合も含まれる。

【００２４】ステップ２：ナビゲーションサービス画面
上から入力部１０６のキー入力あるいは音声認識入力な
どで、目的地の住所と名称，あるいは近くのランドマー
ク（例えば、新宿南東口など）を入力し、携帯電話端末
装置１の無線通信機能により誘導サービスサーバ３１に
登録する。この入力は、キー入力は表示部１０１の液晶
画面のタッチセンサによる入力であってもよい。

【００２５】ステップ３：位置算出処理部１０５は、位
置センサ１０９，方位センサ１１０，加速度センサ１１
１，速度センサ１１２からの情報をもとに、位置情報と
進行方向情報を算出する。ユーザの上空の見晴らしがよ
く、ＧＰＳ衛星が見通せる場合には、ＧＰＳからの位置
情報が位置情報センサ１０９の出力として使用される
が、地下やビルの谷間の場合には、加速度センサ１１
１，速度センサ１１２が併用される。

【００２６】ステップ４：無線通信部１０３は制御部１
０４の通信制御コントロールのもとに、位置情報算出処
理部１０５の出力である位置情報と方位情報をユーザが
移動するごとに方路誘導サービスサーバ３１に送信す
る。前記情報の送信は、通常、ＩＰパケット情報として
ＩＰ通信の形で行われる。しかし、これは、他のデータ
通信方式で行ってもよい。

【００２７】ステップ５：方路誘導サービスサーバ３１
は、ステップ４で受信したユーザからの位置情報と方位
情報をもとに、目的地の方位情報を算出して、携帯電話
端末装置１に送信する。方路誘導サービスサーバ３１
は、交通管制システムからの交通情報が利用できる状態
にあって、地理データベースと連携して、登録されてい
るユーザの目的地までの最も適したナビゲーションが行
われる。

【００２８】ステップ６：携帯電話端末装置１の表示部
１０１の画面上にナビゲーション用画面、すなわち方路
誘導用矢印が補助図やメッセージとともに表示される。

【００２９】ステップ７：ユーザが移動すると、ある一
定の時間あるいは移動距離ごとにステップ４が繰り返さ
れる。ここで、通常、一定の移動距離とは、５m〜１０m
〜１００mなどであり、一定の時間とは、１０秒〜１０
０秒程度である。

【００３０】ステップ８：制御部１０４で、ステップ７
での表示内容に変化があるかどうかを判断する。ここ
で、変化がある場合はステップ９に移り、ない場合には
ステップ７に移る。

【００３１】ステップ９：新しいナビゲーション情報の
着信を、ユーザに、ブザーの鳴動，携帯電話端末装置１
内臓のバイブレータの振動あるいは画面上のフラッシュ
などで通知する。

【００３２】図５は、表示部１０１の画面上に表示され
るナビゲーション画面（方路誘導画面）の一例である。
この例のように、ユーザの画面には、通常の詳細地図が
表示されるのではなく、目的地地点“Ｂ”への道のり
が、方向を示す矢印“→”で、簡単なランドマーク目印
“ここでは、〒（郵便局）”と方路誘導メッセージ「現
在地点より１０m先にある〒を右折」が表示されるの
で、歩行中でも非常にわかりやすいナビゲーションすな
わち方路誘導が実行できるようになる。

【００３３】上述の、ステップ１からステップ９までの
動作フローの手順制御を行うためののプログラムは、制
御部１０４のメモリに記録されている。

【００３４】また、以上の説明においては、音声認識機
能は携帯電話端末装置１の入力部１０６にあったが、誘
導サービス提供側設備３のサーバ機能として、例えば通
信サーバ３３の機能として音声認識機能を持ち、かつ、
多言語対応とすることで、携帯電話端末装置１側の音声
認識機能は不要となり、トータルシステムではより経済
的なシステムが実現できる場合もある。前記音声認識機
能と音声合成機能を独自サーバとして、音声認識／合成
サーバ３４として誘導サービス提供側設備３内に設置す
る例を、図６に示す。

【００３５】さらに、方路誘導サービスサーバ３１は、
ユーザ企業Aの要望に応じて、企業Aの複数社員の位置
を、携帯電話網２を通じて、モニタ端末４の画面上にそ
れぞれの社員別に表示する。表示はリアルタイムな表示
が可能であり、また過去の位置を時系列に表示すること
もできる。

【００３６】本携帯電話型方路誘導サービスの提供者
は、方路誘導サービスサーバ３１と通信サーバ３３，課
金サーバ３２を運用し、ユーザ企業や個人ユーザへの携
帯電話型方路誘導サービスの提供に伴う課金データを、
３２課金サーバにて計算して取得し、当該ユーザ企業や
個人ユーザにサービス代金を請求する。

【００３７】上記実施形態によれば、ユーザは、サービ
ス画面にアクセスした時点でその現在地が認識され、ユ
ーザの携帯電話端末装置の画面に、詳細な地図ではな
く、目的地への方向のみがわかるように指示されるた
め、必要最小限の情報のみが提供される。また、指示は
リアルタイムに行われるため、途中で寄り道・回り道等
しても悪影響がない。なお、ユーザが入力する目的地が
住所でなく、近くの施設等の名称でも認識可能である点
も有効である。

【００３８】なお、上記実施例は本発明の一例を示すも
のであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、適宜の変更・
改良などを行ってもよいことはいうまでもない。

【００３９】例えば、前述の、各種の方式の携帯電話網
が利用可能であり、また、公衆電話用の移動通信方式の
電話網，専用移動通信方式の電話網なども利用可能であ
る。さらに、携帯電話端末装置は、位置情報センサ機
能，方位センサ機能，加速度センサ機能，速度センサ機
能，音声認識機能，音声合成機能などのうち、必要に応
じた機能のみを有するように構成することも可能であ
り、複数種の装置の中から、ユーザが用途に応じた機種
を選択可能に構成することができる。

【００４０】また、前述のように、本発明に係る方路誘
導方法をコンピュータに実行させるためのソフトウェア
プログラムは、これ自体もしくは記録媒体に記録した形
態で商品として流通させることが可能であり、本発明は
このような利用形態をも含むものである。

【００４１】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ユーザが目的地への途中で迷った場合に、身近
な通信装置である携帯電話端末装置からユーザが目的地
を指定すると、その目的地までの道のりを現状の位置情
報と高度情報，方位情報，時間情報などをもとに方路誘
導サービス画面上からナビゲートすることが可能な方路
誘導システムが実現できる。

【００４２】本方路誘導システムの利用による、ユーザ
側の効果は、以下の通りである。本方路誘導システムで
は、サービス画面にアクセスした時点でユーザの現在地
を認識し、ユーザが入力する目的地が住所でなく近くの
施設等の名称でも認識可能である。また、ユーザの携帯
電話端末装置の画面には、詳細な地図が表示されるので
はなく、目的地への方向のみがわかるように指示される
ため、必要最小限の情報のみが提供される。さらに、指
示はリアルタイムに来るため、途中で寄り道・回り道等
しても支障がない。

【００４３】一方、本方路誘導システムの利用による、
サービス提供側にとっての効果は、既存設備，システム
の流用が可能であり、ユーザ側への提供情報が簡易であ
るため、最低限の設備投資で実現可能であるという点で
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るシステム構成図であ
る。

【図２】実施形態に係る携帯電話端末装置の機能構成図
である。

【図３】実施形態に係る携帯電話端末装置の機器構成図
である。

【図４】実施形態に係るシステムの機能フロー図であ
る。

【図５】実施形態に係る方路誘導画面の一例を示す図で
ある。

【図６】本発明の他の実施形態に係るシステム構成図で
ある。

【符号の説明】 １ 携帯電話端末装置 ２ 携帯電話通信網 ３ 誘導サービス提供側設備 ３１ 方路誘導サービスサーバ ３２ 課金サーバ ３３ 通信サーバ ３４ 音声認識／合成サーバ ４ モニター端末装置 １０１ 携帯電話端末装置の表示画面 １０２ 携帯電話端末装置の無線通信アンテナ １０３ 携帯電話端末装置の無線送受信機能を持つ無線
通信部 １０４ 携帯電話端末装置のコンピュータ制御部 １０５ 携帯電話端末装置の位置算出処理部 １０６ 携帯電話端末装置のマンマシンインタフェース
の入力部（マイク、キー入力部、音声認識機能部） １０７ 携帯電話端末装置のマンマシンインターフェー
スの出力部（スピーカ、LED、音声合成部） １０８ 携帯電話端末装置のGPSアンテナ受信部 １０９ 位置情報センサ １１０ 方位センサ １１１ 加速度センサ １１２ 速度センサ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 7/34 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０６Ａ (72)発明者 菊間 一宏 東京都千代田区大手町二丁目３番１号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 市川 恭之 大阪府大阪市中央区馬場町３番15号 西日 本電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 2F029 AA07 AB01 AB07 AB13 AC02 AC04 AC08 AC12 AC14 AC18 5H180 AA21 BB05 EE10 FF04 FF05 FF23 FF24 FF25 FF27 FF33 5K024 AA76 BB01 BB02 CC11 FF04 GG01 GG10 5K067 BB04 EE02 FF03 FF05 FF23 JJ52 JJ56 5K101 KK08 KK16 LL12 MM07 NN08 NN16 NN18

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 位置情報センサと方位センサを備えた携
   帯電話端末装置と、携帯電話通信網ならびに方路誘導サ
   ービスサーバを含むシステムにおける方路誘導方法であ
   って、 携帯電話ユーザが、前記携帯電話端末装置の方路誘導サ
   ービス画面上から目的地を指定した場合に、この目的地
   の情報が前記位置情報センサおよび方位センサの出力情
   報および時間情報とともに前記方路誘導サービスサーバ
   に送信され、この方路誘導サービスサーバが前記目的地
   までの方路誘導情報を計算して、前記目的地への方位情
   報を、前記携帯電話ユーザの携帯電話端末装置の表示画
   面上でリアルタイムに提供することを特徴とする方路誘
   導方法。
2. 【請求項２】 携帯電話通信網ならびに方路誘導サービ
   スサーバを含むシステムに用いられる、位置情報センサ
   と方位センサを備えた携帯電話型の方路誘導装置であっ
   て、 携帯電話ユーザが目的地を指定するための表示画面を備
   えた入力手段と、入力された目的地の情報と前記位置情
   報センサおよび方位センサの出力情報および時間情報を
   前記方路誘導サービスサーバに送信する送信手段と、こ
   れに応じて前記方路誘導サービスサーバから返送され
   る、前記目的地までの方路誘導情報を受信する受信手
   段、受信した前記目的地への方位情報を、前記表示画面
   上にリアルタイムに出力する出力手段を有することを特
   徴とする方路誘導装置。
3. 【請求項３】 前記各手段に加えて、音声認識機能と音
   声合成機能を備えたことを特徴とする請求項２に記載の
   方路誘導装置。
4. 【請求項４】 前記各手段に加えて、加速度センサと速
   度センサを備えたことを特徴とする請求項２または３に
   記載の方路誘導装置。
5. 【請求項５】 請求項２〜４のいずれか１項に記載の方
   路誘導装置と、携帯電話通信網ならびに方路誘導サービ
   スサーバを含むシステムであって、 携帯電話ユーザが、前記方路誘導装置の表示画面上から
   目的地を指定した場合に、この目的地の情報が前記位置
   情報センサおよび方位センサの出力情報および時間情報
   とともに前記方路誘導サービスサーバに送信され、この
   方路誘導サービスサーバにおいて前記目的地までの方路
   誘導情報が計算されて、前記目的地への方位情報を、前
   記携帯電話ユーザの方路誘導装置の表示画面上でリアル
   タイムに提供することを特徴とする方路誘導システム。
6. 【請求項６】 前記方路誘導サービスサーバを含む誘導
   サービス提供側設備は、音声認識機能と音声合成機能の
   両方あるいはそのいずれかを含むことを特徴とする請求
   項５に記載の方路誘導システム。
7. 【請求項７】 前記方路誘導サービスサーバを含む誘導
   サービス提供側設備は、複数の携帯電話ユーザの位置情
   報を画面表示し提供する機能を有することを特徴とする
   請求項５に記載の方路誘導システム。
8. 【請求項８】 前記方路誘導サービスサーバを含む誘導
   サービス提供側設備は、複数の携帯電話ユーザの時系列
   位置情報を連続した時間系か情報として画面表示する機
   能を有することを特徴とする請求項５または６に記載の
   方路誘導システム。
9. 【請求項９】 請求項１に記載の方路誘導方法を前記携
   帯電話端末装置搭載のコンピュータに実行させるための
   ソフトウエアプログラム。
10. 【請求項１０】 請求項９に記載のソフトウェアプログ
    ラムを記録した、コンピュータにより読取可能な記録媒
    体。