JP2003218884A - スカッタネット上で通信可能なブルートゥースシステム及びその通信方法 - Google Patents

スカッタネット上で通信可能なブルートゥースシステム及びその通信方法

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JP2003218884A JP2003015898A JP2003015898A JP2003218884A JP 2003218884 A JP2003218884 A JP 2003218884A JP 2003015898 A JP2003015898 A JP 2003015898A JP 2003015898 A JP2003015898 A JP 2003015898A JP 2003218884 A JP2003218884 A JP 2003218884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相異なるピコネットに属している少なくとも
2つ以上の外部機器とデータの送受信が可能であり、送
受信されるぞれぞれのデータの衝突を防止できる無線通
信システム及びその通信方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る無線通信方法は、第1外部
機器に対するマスタとして動作中のブルートゥースシス
テムの通信方法で、第2外部機器から通信要請信号を受
信する段階(S603)と、受信された通信要請信号を
スキャニングして(S605)第1外部機器に対するマ
スタとしての動作から第2外部機器に対するスレーブと
しての動作に転換する段階(S609)と、第2外部機
器に対するスレーブとしての動作から第1外部機器に対
するマスタとしての動作に転換する場合に第2外部機器
との接続状態がスニフモードに転換されるよう第2外部
機器にモード転換要請信号を送信する段階(S615)
などを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルートゥースシ
ステム及びその通信方法に係り、より詳細には、スカッ
タネット上で相異なる複数の通信機器との間でデータの
送受信を行うブルートゥースシステム及びその通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ブルートゥースは、電気通信、ネットワ
ーキング、コンピューティング、消費財部門全般にわた
る無線データ通信技術のコード名であり、近距離内での
通信で、装置間に多数のケーブルを連結することが必要
な有線の通信技術に代わって、1つの無線連結を介して
通信を行う技術である。このようなブルートゥースの無
線の通信技術が、たとえば、携帯電話やラップトップコ
ンピュータで具現されると、これらの装置間の通信用ケ
ーブルを排して、無線で通信を行うことが可能となる。
このようなブルートゥースシステムを構成する個々の装
置としては、プリンタ、PDA(Personal D
igital Assistant)、デスクトップ、
FAX、キーボード、ジョイスティックは勿論のこと、
実際には、あらゆるデジタル装置が挙げられる。
【0003】このようなブルートゥースは、一般に、最
大データ転送速度が1Mbps程度であり、最大転送距
離が10m程度である。この1Mbpsという転送速度
は、ユーザが免許を取得すること無しに利用できる範
疇、つまり、2.4GHzのISM(Industri
al Scientific Medical)の周波
数帯域内にある周波数であるので、簡便かつ低コストで
具現できるものである。また、10mという転送距離
は、オフィス内でユーザが携帯している機器とデスクに
設置されるパーソナルコンピュータ(PC)との間の転
送距離としては充分な距離であるという判断に基づいて
定められたものである。
【0004】また、ブルートゥースは、比較的雑音の多
いラジオ周波数帯域の環境でも動作することが可能なよ
うに考案されている。すなわち、ブルートゥースは、毎
秒1600回のチャネル切り換えを行う周波数ホッピン
グ(Frequency Hopping)方式を採用
しているので、比較的雑音の多い無線周波数帯域でも安
定したデータの送受信が可能である。
【0005】ここで、前記周波数ホッピング方式は、F
HSS(Frequency Hopping Spr
ead Spectrum)方式とも呼ばれている。こ
のFHSS方式では、まず、与えられた周波数帯域を複
数のホッピングチャネルに割り当てて送信側で1次変調
された信号(中間周波数帯域)をRF(RadioFr
equency)周波数帯域(2.4GHz)に周波数
変換する。この際、相異なるホッピングチャネルが、所
定の手順で前記信号に割り当てられる。このとき、前記
信号に割り当てられるホッピングチャネルの変更速度が
比較的速いので、多重チャネルの干渉、及び狭帯域のイ
ンパルス性雑音の影響を低減させることが可能になる。
【0006】また、受信端では、多数のホッピングチャ
ネルに分散されて受信された信号を、送信端と同じ順序
で連結させて元の信号を復元する。IEEE802.1
1では、79個のホッピングチャネルを使用し、各ホッ
ピングチャネルを互いに1MHzの間隔で配置して信号
を多数のチャネル間をホッピングさせながら割り当てる
際に、時間的に連続した2つのホッピングチャネル間で
の相互干渉を避けるべく、少なくとも6MHzの間隔
で、ホッピングチャネルの変更速度(ホッピング率)を
毎秒2.5回以上とすることが規定されている。
【0007】ブルートゥースシステムは、一般に、1対
1の連結のみならず1対多の連結をもサポートするもの
である。このようなブルートゥースシステムにおいて
は、図1に示すように、多数の通信機器が、いずれか1
つの通信機器を中心として相互の間で系統的に連結する
ことが可能である。この際、それぞれの通信機器は、互
いに異なる周波数ホッピング順序によって区分される。
このように系統的に連結された1つの組織をピコネット
10という。
【0008】ここで、前記ピコネット10とは、1つの
マスタ11に対して1つ以上のスレーブ13が連結され
て形成されたブルートゥースユニットの構成単位のこと
をいう。そして、1つのピコネット10は、1つのマス
タ11が最大で7つのスレーブ13を有することができ
る。
【0009】ここで、マスタ11は、ピコネット10内
のチャネルに対して全体的な特性を決定づけるものであ
る。また、マスタ11のブルートゥースデバイスアドレ
ス(Bluetooth Device Addres
s;BD_ADDR)は、周波数ホッピングシーケンス
とチャネルアクセスコードを決定するものである。つま
り、マスタ11のクロックは、ホッピングシーケンスの
位相を決定するとともにタイミングを設定する。また、
マスタ11は、チャネル上のトラフィックを制御する。
そして、各種のデジタル機器がこのようなマスタに採用
され得、一旦、ピコネット10が形成されると、そのあ
とで、マスタとスレーブの各役割が再び変更され得る。
【0010】マスタとスレーブは、基本的には1ホッピ
ングスロット(625μs=1/1600秒)を単位と
して、時分割方式(Time Division Du
plex:TDD)によって両方向通信を実行する。
【0011】図2は、マスタとスレーブとのTDDによ
る通信を模式的に示す図である。ここで、タイムスロッ
トとして割り当てられた各チャネルの長さは625μs
である。タイムスロット数は、ピコネットマスタのブル
ートゥースクロックによって決定される。また、タイム
スロットにより、マスタとスレーブとは択一的にパケッ
トを転送することが可能である。つまり、マスタは、偶
数で表記されたタイムスロットのみでパケットを転送
し、スレーブは奇数で表記されたタイムスロットのみで
パケットを転送するようになっている。また、マスタや
スレーブによって転送されるパケットは、5つ以下のタ
イムスロット内で具現されることが必要である。ここ
で、パケットとは、ピコネットチャネルで転送されるデ
ータの単位をいう。
【0012】ブルートゥースが連結された状態で電力消
費量を低減化するために、マスタは、スレーブをホール
ドモード(hold mode)、スニフモード(sn
iff mode)、あるいはパークモード(park
mode)等に設定した状態で運用される。ここで、
ホールドモードとは、マスタとスレーブとが連結された
状態で、AM_ADDR(Active Member
Address)を保有したままスリープ(slee
p)状態に入るモードのことをいう。また、スニフモー
ドとは、マスタとスレーブが連結された状態で、前記A
M_ADDRを保有したままリッスン(listen)
の間隔を長くするモードのことをいう。そして、パーク
モードとは、マスタとスレーブが連結された状態で、前
記AM_ADDRを開放してスリープ状態に入るモード
のことをいう。このパークモードに移行する前に、PM
_ADDR(Parked Member Addre
ss)またはAR_ADDR(Access Requ
est Address)がマスタから与えられる。
【0013】ここで、前記AM_ADDRは、メンバー
アドレスで表現され、ピコネット内に参加しているアク
ティブ状態にあるメンバーを識別するようになってい
る。つまり、ピコネット内で2つ以上のスレーブが1つ
のマスタに無線で接続される場合、マスタは、各スレー
ブを区別するために、各スレーブがアクティブ化される
時に使用される臨時の3ビットのアドレスを割り当て
る。これによって、マスタとスレーブ間で交換されるパ
ケットは、全てAM_ADDRを伝播する。
【0014】すなわち、スレーブのAM_ADDRは、
マスタからスレーブへのパケットのみならず、スレーブ
からマスタへのパケット全てに使用される。スレーブが
マスタに連結されていないときや、スレーブがパークモ
ード状態である場合には、割り当てられたAM_ADD
Rは放棄され、マスタに再び連結されるときに新たなA
M_ADDRが割り当てられる必要がある。ここで、ピ
コネットが1つのマスタと7つのスレーブに制限される
のは、ブルートゥース標準において、マスタがアクティ
ブ化されたスレーブに割り当てるアドレス(AM_AD
DR)が3ビットの長さに指定されているためである。
つまり、最大8つのアドレスのうち、アドレス「00
0」はマスタからスレーブへのブロードキャスティング
用途として使用され、残りの「001」から「111」
までの7つのアドレスのみを使用することができるため
である。
【0015】ピコネット内の通信機器は、他のピコネッ
ト内の通信機器とデータ通信を行うことが可能である。
そして、複数のピコネットが互いに組織的に連結された
ものをスカッタネット(Scatternet)とい
う。このスカッタネットは、2つ以上のピコネットが集
まって新たなネットを形成して作られるもので、それぞ
れのピコネットは固有のホッピング周波数を維持してい
る必要がある。また、スカッタネット形成に参加する通
信機器は、必然的にスカッタネット通信とピコネット通
信とが転換可能に設定される必要がある。
【0016】ところが、ブルートゥースシステムがスカ
ッタネットに属していると、このブルートゥースシステ
ムでは、マスタとして動作すると同時にスレーブとして
動作する場合、あるいは、任意のマスタに対するスレー
ブとして動作すると同時に他のマスタに対するスレーブ
として動作する場合が発生する。すなわち、このような
ブルートゥースシステムにおいて、相異なるピコネット
に属している少なくとも2つの外部機器との間でデータ
の送受信が可能なように設定することが強く求められて
いるので、この場合に、送受信される各データ間で相互
の衝突が防止されるように構成する必要がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するためになされたもので、相異なるピコネット
に属している少なくとも2つ以上の外部機器とデータの
送受信が可能であり、送受信されるぞれぞれのデータの
衝突を防止できる無線通信システム及びその方法を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るスカッタネット上で通信可能なブルート
ゥースシステムの通信方法は、第1外部機器に対するマ
スタとして動作中のブルートゥースシステムの通信方法
で、第2外部機器から通信要請信号を受信する段階と、
前記通信要請信号をスキャニングして前記第1外部機器
に対するマスタとしての動作から前記第2外部機器に対
するスレーブとしての動作に転換する段階と、前記第2
外部機器に対するスレーブとしての動作から前記第1外
部機器に対するマスタとしての動作に転換する場合に前
記第2外部機器との接続状態がスニフモードに転換され
るよう前記第2外部機器にモード転換要請信号を送信す
る段階とを備えて構成される(請求項1)。
【0019】本発明で望ましくは、前記第2外部機器か
ら前記モード転換要請信号に対するモード転換許容信号
を受信する段階と、前記第2外部機器との接続状態を前
記スニフモードに転換する段階とを含んで構成される
(請求項2)。
【0020】また、本発明は、前記通信方法において、
送信された前記モード転換要請信号が前記第2外部機器
によって拒絶された場合は前記第2外部機器との接続を
断絶し前記第1外部機器に対するマスタとしての動作に
転換する段階を備えることが望ましい(請求項3)。
【0021】さらに、本発明は、前記通信方法におい
て、前記第1外部機器に対するマスタとして動作する場
合に前記第2外部機器との間に設定された前記スニフモ
ードの終了時刻になったかを判断する段階、及び前記第
2外部機器との間に設定された前記スニフモードが終了
時刻になれば前記第1外部機器に対するマスタとしての
動作を前記第2外部機器に対するスレーブとしての動作
に転換する段階を備えて構成することができる(請求項
4)。
【0022】前記目的を達成するための本発明に係る他
の態様のスカッタネット上で通信可能なブルートゥース
システムの通信方法は、第1外部機器に対するスレーブ
として動作中のブルートゥースシステムの通信方法で、
前記第1外部機器との接続状態がスニフモードに転換さ
れるよう前記第1外部機器にモード転換要請信号を送信
する段階と、送信された前記モード転換要請信号が前記
第1外部機器によって許容された場合は、前記第1外部
機器との接続状態をスニフモードに転換する段階と、第
2外部機器から通信要請信号を受信する段階と、前記通
信要請信号をスキャニングして前記第1外部機器に対す
るスレーブとしての動作から第2外部機器に対するスレ
ーブとしての動作に転換する段階と、前記第2外部機器
に対するスレーブとしての動作から前記第1外部機器に
対するスレーブとしての動作に転換する場合に前記第2
外部機器との接続状態がスニフモードに転換されるよう
前記第2外部機器にモード転換要請信号を送信する段階
とを備えて構成される(請求項5)。
【0023】本発明で望ましくは、前記第2外部機器か
ら前記モード転換要請信号に対するモード転換許容信号
を受信する段階と、前記第2外部機器との接続状態を前
記スニフモードに転換する段階を含んで構成することが
できる(請求項6)。
【0024】さらに、前記通信方法において、前記第2
外部機器に送信された前記モード転換要請信号が拒絶さ
れた場合は前記第2外部機器との接続を断絶し前記第1
外部機器に対するスレーブとしての動作に転換する段階
を含んで構成される(請求項7)。
【0025】この際、前記第1外部機器との間に設定さ
れたスニフモード及び前記第2外部機器との間に設定さ
れたスニフモードは、同一の周期及び同一の時間間隔で
交互に動作転換されることが可能なように設定されるこ
とが望ましい(請求項8)。
【0026】さらに、本発明は、前記通信方法におい
て、前記第1外部機器に対するスレーブとして動作する
場合に、前記第2外部機器との間に設定された前記スニ
フモードの終了時刻になったか否かを判断する段階と、
前記第2外部機器の間に設定された前記スニフモードが
終了時刻になったときに前記第1外部機器に対するスレ
ーブとしての動作を前記第2外部機器に対するスレーブ
としての動作に転換する段階とをさらに備えて構成する
ことができる(請求項9)。
【0027】前記目的を達成するための本発明に係る他
の態様のスカッタネット上で通信可能なブルートゥース
システムの通信方法は、第1外部機器に対するスレーブ
として動作中のブルートゥースシステムの通信方法で、
前記第1外部機器との接続状態がスニフモードに転換さ
れるよう前記第1外部機器にモード転換要請信号を送信
する段階と送信された前記モード転換要請信号が前記第
1外部機器によって許容された場合は前記第1外部機器
との接続状態をスニフモードに転換する段階と第2外部
機器に通信要請信号を送信する段階と、前記通信要請信
号が前記第2外部機器によってスキャニングされると前
記第1外部機器に対するスレーブとしての動作を第2外
部機器に対するマスタとしての動作に転換する段階とを
備えて構成される(請求項10)。
【0028】この際、送信された前記モード転換要請信
号が前記第1外部機器によって拒絶された場合は前記第
1外部機器に対するスレーブとしての動作を維持し前記
第1外部機器に前記モード転換要請信号を再送信するよ
う具現されることが望ましい(請求項11)。
【0029】また、本発明で望ましくは、前記第2外部
機器に対するマスタとして動作する場合に、前記第1外
部機器との間に設定された前記スニフモードの終了時刻
になったかを判断する段階と、前記第1外部機器との間
に設定された前記スニフモードが終了時刻になったら前
記第2外部機器に対するマスタとしての動作を前記第1
外部機器に対するスレーブとしての動作に転換する段階
を含んで構成される(請求項12)。
【0030】さらに、本発明は、前記通信方法におい
て、前記第1外部機器に対するスレーブとして動作する
場合に前記第1外部機器の間に設定された前記スニフモ
ードの開始時刻になったかを判断する段階、及び前記第
1外部機器との間に設定された前記スニフモードが開始
時刻になったら前記第1外部機器に対するスレーブとし
ての動作を前記第2外部機器に対するマスタとしての動
作に転換する段階を備えて構成することができる(請求
項13)。
【0031】一方、前記目的を達成するための本発明に
係るスカッタネット上で通信可能なブルートゥースシス
テムは、無線でデータの送受信を行うブルートゥースシ
ステムであって、第1外部機器と接続状態において第2
外部機器から受信された通信要請信号をスキャニングす
ることによって前記第2外部機器と接続が開始された場
合に前記第1外部機器との間でデータの送受信を行うた
めに前記第2外部機器にスニフモードへのモード転換を
要請するモード転換要請部と、前記要請が前記第2外部
機器によって許容された場合は前記第2外部機器との接
続状態を前記スニフモードに転換するモード転換部と、
前記第2外部機器との接続が前記スニフモードに転換さ
れた状態で前記第1外部機器との間でデータの送受信を
行う送受信部とを備えて構成される(請求項14)。
【0032】この際、前記通信システムにおいて、前記
モード転換要請部は、前記第2外部機器との間でデータ
の送受信を行うために、前記第1外部機器にスニフモー
ドへのモード転換を要請し、前記送受信部は前記要請が
前記第2外部機器によって許容された場合は前記第1外
部機器との接続が前記スニフモードに転換された状態に
おいて前記第2外部機器との間でデータの送受信を行う
ように構成することができる(請求項15)。
【0033】また、本発明は、前記通信システムにおい
て、第1外部機器と接続状態で第2外部機器に通信要請
信号を送信する場合に前記第1外部機器との接続状態を
スニフモードに転換するために前記第1外部機器にスニ
フモードへのモード転換を要請するモード転換要請部
と、前記要請が前記第1外部機器によって許容された場
合は、前記第1外部機器との接続状態を前記スニフモー
ドに転換するモード転換部と、前記通信要請信号が前記
第2外部機器によってスキャニングされると前記第2外
部機器との接続を開始する接続開始部と、前記第1外部
機器との接続が前記スニフモードに転換された状態で前
記第2外部機器との間でデータの送受信を行う送受信部
とを備えて構成することができる(請求項16)。
【0034】この際、前記モード転換部は前記要請が前
記第1外部機器によって拒絶された場合は前記第1外部
機器との接続状態を維持し前記第1外部機器に前記モー
ド転換要請信号を再送信するように構成することができ
る(請求項17)。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態について詳細に説明する。図3は、ス
カッタネット上における任意のピコネットのマスタが他
のピコネットのスレーブとして動作する場合の一例を示
す模式図である。また、図4は、スカッタネット上で任
意のピコネットのスレーブが、他のピコネットのスレー
ブとして動作する場合の一例を示す模式図である。図3
に示すように、任意のピコネット20に属しているマス
タ21は、同時に他のピコネット30のマスタ31に対
するスレーブ21として動作している。また、図4に示
すように、ピコネット40に属しているマスタ41に対
するスレーブ43は、同時に他のピコネット50のマス
タ51に対するスレーブ43として動作している。この
ような動作のためにスカッタネットに参加するブルート
ゥースシステムは、以下のような時間的に定められた一
定の規則に従う。
【0036】(1)任意のピコネットに属しているブル
ートゥースシステムとの通信(以下、ピコネット通信と
称する)から他のピコネットに属しているブルートゥー
スシステムとの通信(以下、スカッタネット通信と称す
る)への転換は、ほぼ同時に行われる。 (2)マスタ21とマスタ31がスカッタネット通信を
行っている間は、ピコネット20内のスレーブ23はマ
スタ21と通信を行うことができず、また、他のピコネ
ット30内のスレーブ33はマスタ31と通信を行うこ
とができない。 (3)スカッタネット通信を行う通信機器がピコネット
40内でスレーブ43として役割を果たしている場合、
ピコネット40内のスレーブ43はスカッタネット通信
を行っている間はマスタ41に応答することができない
ため、その区間ではマスタ41がスレーブ43にパケッ
トを送らないようにアルゴリズムが具現される。
【0037】図5は、本発明に係るブルートゥースシス
テムの一例の実施形態を示すブロック図である。図5に
示すように、ブルートゥースシステム60は、モード転
換要請部61、モード転換部63、送受信部65、及び
接続開始部67を備えて構成されている。
【0038】ブルートゥースシステム60が、第1外部
機器71と接続された状態でさらに第2外部機器73と
の接続が開始されてデータの送受信が行われる場合、モ
ード転換要請部61は第1外部機器71との間でデータ
の送受信を行うために、第2外部機器73にスニフモー
ドへのモード転換を要請する。つまり、ブルートゥース
システム60が、第1外部機器71に対するマスタとし
て動作している場合に第2外部機器73と通信が開始さ
れると、モード転換要請部61は第1外部機器71との
間でデータの送受信を行うために、第2外部機器73に
スニフモードに転換するための要請信号を送信する。そ
して、モード転換要請部61によって送信された要請信
号が第2外部機器73によって許容された場合は、ブル
ートゥースシステム60と第2外部機器73の接続状態
はスニフモードに転換され、ブルートゥースシステム6
0は、第1外部機器71との間でデータの送受信を行う
ことが可能となる。
【0039】また、ブルートゥースシステム60が、第
1外部機器71に対するスレーブとして動作している場
合に第2外部機器73と通信が開始されると、モード転
換要請部61は、第2外部機器73または第1外部機器
71との間でデータの送受信を行うために、第1外部機
器71または第2外部機器73に対してスニフモードへ
のモード転換を要請する。そして、モード転換部63
は、モード転換要請部61による要請が第1外部機器7
1または第2外部機器73によって許容された場合は、
第1外部機器71または第2外部機器73との接続状態
をスニフモードに転換する。
【0040】ここで、モード転換要請部61による要請
が第1外部機器71または第2外部機器73によって拒
絶された場合に、モード転換部63は、第1外部機器7
1または第2外部機器73との接続を一旦切断して第2
外部機器73または第1外部機器71との間でデータの
送受信を行えるように具現されることが望ましい。
【0041】送受信部65は、外部から受信された信
号、例えばRF信号を処理し転送対象データパケットを
外部に送出するものである。ここで、送受信部65は、
モード転換部63によって第1外部機器71または第2
外部機器73との接続状態がスニフモードに転換された
状態で第2外部機器73または第1外部機器71とデー
タパケットを送受信する。
【0042】接続開始部67は、第1外部機器71との
間でデータの送受信を行っている状態で、さらに第2外
部機器73との間でもデータの送受信が行えるように、
通信を開始する。つまり、ブルートゥースシステム60
が第2外部機器73に対してマスタとしてデータの送受
信を行うため、接続開始部67は第2外部機器73に通
信要請信号を送信する。そして、この送信された通信要
請信号が第2外部機器73によってスキャニングされる
と、接続開始部67は第2外部機器73とデータの送受
信を行うことが可能になる。また、ブルートゥースシス
テム60が第2外部機器73に対してスレーブとしてデ
ータの送受信を行うため、接続開始部67は第2外部機
器73から受信された通信要請信号をスキャニングす
る。このようにしてブルートゥースシステム60は第2
外部機器73とデータの送受信を行う。
【0043】ここで、ブルートゥースシステム60は、
ブルートゥースシステム60が装着された機器の本来の
機能を行うホスト70とデータの送受信を行うものであ
る。このブルートゥースシステム60は、送受信される
データを、ホスト70と、前記した第1外部機器71ま
たは第2外部機器73と無線で送受信する。このように
して、ブルートゥースシステム60が装着された無線通
信機器は、ピコネット通信からスカッタネット通信に転
換して、またはスカッタネット通信からピコネット通信
に転換して外部機器と通信を行うことが可能となる。
【0044】図6は、図5のブルートゥースシステムが
任意のピコネットのマスタとしての動作から、他のピコ
ネットのスレーブとしての動作に転換する過程を示すフ
ローチャートである。また、図7は、図6の動作転換の
過程の流れを示す模式図である。
【0045】図6に示すように、ブルートゥースシステ
ム60は、任意のピコネットにおいて第1外部機器71
に対するマスタとして動作する(ステップS601)。
ブルートゥースシステム60が第1外部機器71に対す
るマスタとして動作している途中で第2外部機器73か
ら通信要請信号が受信されると(ステップS603)、
接続開始部67は受信された通信要請信号をスキャニン
グする(ステップS605)。通信要請信号及び通信要
請信号に対するスキャニングは、インクワイアリ(in
quiry)及びページング(paging)過程と、
インクワイアリ及びページングのそれぞれに対するスキ
ャニング過程を用いる。ここで、インクワイアリ過程
は、所定範囲内に存在する機器のアドレスとクロックを
発見するように機能する。また、ページング過程は、マ
スタによって周期的に行なわれ、スレーブをウェークア
ップさせるように機能する。
【0046】そして、接続開始部67が第2外部機器7
3から受信された通信要請信号をスキャニングすること
によって、ブルートゥースシステム60は第1外部機器
71に対するマスタとしての動作を第2外部機器73に
対するスレーブとしての動作に転換する。このとき、第
1外部機器71とブルートゥースシステム60と送受信
中であったデータは、ブルートゥースシステム60が第
2外部機器73に対して行うスレーブ動作に転換される
前に、送受信が完了される。
【0047】ブルートゥースシステム60は第1外部機
器71とデータの送受信を行うので、ブルートゥースシ
ステム60に含まれるモード転換要請部61はブルート
ゥースシステム60と第2外部機器73との接続状態が
スニフモードに転換されるように第2外部機器73にモ
ード転換要請信号を送信する(ステップS607)。こ
のように送信されたモード転換要請信号が第2外部機器
73によって許容された場合(ステップS609)、ブ
ルートゥースシステム60は第2外部機器73からモー
ド転換許容信号を受信する(ステップS613)。この
モード転換許容信号がブルートゥースシステム60で受
信されると、ブルートゥースシステム60のモード転換
部63は第2外部機器73とブルートゥースシステム6
0の接続状態をスニフモードに転換する(ステップS6
15)。そして、ブルートゥースシステム60に含まれ
る送受信部65は、第2外部機器73との接続状態がス
ニフモードに転換された状態で第1外部機器71に対す
るマスタとして第1外部機器71とデータの送受信を行
う。
【0048】なお、前記の送信されたモード転換要請信
号が第2外部機器73によって拒絶された場合、ブルー
トゥースシステム60に含まれるモード転換部63が第
2外部機器73との接続を切断し(ステップS61
1)、ブルートゥースシステム60に含まれる送受信部
65は第2外部機器73との接続が切断された状態で第
1外部機器71とデータの送受信を行う。
【0049】また、ブルートゥースシステム60と第2
外部機器73との間に設定されたスニフモードは、動作
転換が所要の時間間隔で繰り返される。すなわち、ブル
ートゥースシステム60と第2外部機器73との間に予
め設定されたスニフモードの時間間隔以外の時間領域で
は、ブルートゥースシステム60は第2外部機器73に
対するスレーブとして第2外部機器73とデータの送受
信を行う(ステップS617)。
【0050】ブルートゥースシステム60と第2外部機
器73との間に設定されたスニフモードの開始時刻にな
ると(ステップS619)、ブルートゥースシステム6
0のモード転換部63は第2外部機器73に対するスレ
ーブとしての動作を第1外部機器71に対するマスタと
しての動作に転換する(ステップS621)。
【0051】また、ブルートゥースシステム60と第2
外部機器73との間に設定されたスニフモードの終了時
刻になると(ステップS623)、ブルートゥースシス
テム60のモード転換部63は第1外部機器71に対す
るマスタとしての動作を第2外部機器73に対するスレ
ーブとしての動作に転換する(ステップS617)。こ
のような動作転換の過程は、スニフモードについて予め
設定された所要の時間間隔で周期的に繰り返される。
【0052】このようにして、本発明に係るブルートゥ
ースシステムは、任意のピコネットにおけるマスタとし
ての動作と、他のピコネットに対するスレーブとしての
動作の両方を実行することができる。
【0053】図8A及び図8Bは、図5に示すブルート
ゥースシステムが、任意のピコネットのスレーブとして
の動作から、他のピコネットのスレーブとしての動作に
転換する過程を示すフローチャートである。
【0054】図8Aに示すように、ブルートゥースシス
テム60は、任意のピコネットで第1外部機器71に対
するスレーブとして動作する(ステップS801)。ブ
ルートゥースシステム60が第1外部機器71に対する
スレーブとして動作している途中にスレーブとして第2
外部機器73との接続を要求すると、ブルートゥースシ
ステム60に含まれるモード転換要請部61は、まずブ
ルートゥースシステム60と第1外部機器71との接続
状態がスニフモードに転換されるよう第1外部機器71
にモード転換要請信号を送信する(ステップS80
3)。
【0055】モード転換要請部61によって送信された
モード転換要請信号が第1外部機器71で許容された場
合(ステップS805)、ブルートゥースシステム60
は第1外部機器71からモード転換許容信号を受信する
(ステップS807)。一方、モード転換要請部61に
よって送信されたモード転換要請信号が第1外部機器7
1で許容されなかった場合は(ステップS805)、ブ
ルートゥースシステム60は第1外部機器71に対する
スレーブとしての動作を維持する(ステップS80
1)。
【0056】そして、モード転換許容信号が受信される
と、ブルートゥースシステム60のモード転換部63は
第1外部機器71との接続状態をスニフモードに転換す
る(ステップS809)。
【0057】ブルートゥースシステム60に含まれる送
受信部65は、第1外部機器71との間に設定されたス
ニフモードが開始されると、第2外部機器73から通信
要請信号を受信する(ステップS811)。そして、送
受信部65で第2外部機器73から通信要請信号が受信
されると、ブルートゥースシステム60に含まれる接続
開始部67は受信された通信要請信号をスキャニングす
る(ステップS813)。前記の通信要請信号及び通信
要請信号に対するスキャニングは、前記したように、イ
ンクワイアリ及びページング過程と、インクワイアリ及
びページングのそれぞれに対するスキャニング過程で用
いられる。
【0058】接続開始部67が第2外部機器73から受
信された通信要請信号をスキャニングすると、ブルート
ゥースシステム60は第1外部機器71に対するスレー
ブとしての動作を第2外部機器73に対するスレーブと
しての動作に転換する。
【0059】ブルートゥースシステム60が第2外部機
器73に対するスレーブとして動作する途中で第1外部
機器71とデータの送受信を行うため、ブルートゥース
システム60のモード転換要請部61は、第2外部機器
73にモード転換要請信号を送信する(ステップS81
5)。このように送信されたモード転換要請信号が第2
外部機器73で許容された場合(ステップS817)、
ブルートゥースシステム60は第2外部機器73からモ
ード転換許容信号を受信する(ステップS821)。
【0060】このようにモード転換許容信号が受信され
た場合、ブルートゥースシステム60のモード転換部6
3は、第2外部機器73とブルートゥースシステム60
の接続状態をスニフモードに転換する(ステップS82
3)。そして、ブルートゥースシステム60の送受信部
65は、第2外部機器73との接続状態がスニフモード
に転換された状態で、第1外部機器71に対するスレー
ブとして第1外部機器71とデータの送受信を行う。
【0061】一方、前記のように送信されたモード転換
要請信号が第2外部機器73で拒絶された場合は、ブル
ートゥースシステム60のモード転換部63は、第2外
部機器73との接続を切断し(ステップS819)、ブ
ルートゥースシステム60の送受信部65は、第2外部
機器73との接続が切断された状態で第1外部機器71
に対するスレーブとして第1外部機器71とデータの送
受信を行う。ブルートゥースシステム60と第2外部機
器73との間に設定されたスニフモードは、第1外部機
器73との間に設定されたスニフモードのように、動作
転換が所要の時間間隔で繰り返される。
【0062】すなわち、図8Bに示すように、ブルート
ゥースシステム60と第2外部機器73との間に予め設
定されたスニフモードの時間間隔以外の時間領域では、
ブルートゥースシステム60は、第2外部機器73に対
するスレーブとして第2外部機器73とデータの送受信
を行う(ステップS825)。ブルートゥースシステム
60と第2外部機器73との間で予め設定されたスニフ
モードの開始時刻になると(ステップS827)、ブル
ートゥースシステム60に含まれるモード転換部63は
第2外部機器73に対するスレーブとしての動作を第1
外部機器71に対するスレーブとしての動作に転換する
(ステップS829)。
【0063】そして、ブルートゥースシステム60と第
2外部機器73との間で予め設定されたスニフモードの
終了時刻になると(ステップS831)、ブルートゥー
スシステム60のモード転換部63は第1外部機器71
に対するスレーブとしての動作を第2外部機器73に対
するスレーブとしての動作に転換する(ステップS82
5)。このような動作の転換過程は、スニフモードにつ
いて予め設定された所要の時間間隔で繰り返される。
【0064】また、ブルートゥースシステム60と第1
外部機器71との間、及びブルートゥースシステム60
と第2外部機器73との間に設定されたそれぞれのスニ
フモードの動作転換は、同一の時間間隔及び同一の周期
で交互に設定されることが望ましい。
【0065】このようにして、本発明に係るブルートゥ
ースシステム60は、任意のピコネットに対するスレー
ブとしての動作と、他のピコネットに対するスレーブと
しての動作とを両立させることが可能となる。
【0066】図9は、図5に示すブルートゥースシステ
ムが、任意のピコネットに対するスレーブとしての動作
から、他のピコネットのマスタとしての動作に転換され
る過程を示すフローチャートである。
【0067】図9に示すように、ブルートゥースシステ
ム60は、任意のピコネットで第1外部機器71に対す
るスレーブとして動作する(ステップS901)。ブル
ートゥースシステム60が第1外部機器71に対するス
レーブとして動作している途中に第2外部機器73とデ
ータの送受信を行おうとする場合、ブルートゥースシス
テム60のモード転換要請部61は、先にブルートゥー
スシステム60と第1外部機器71と間の接続状態がス
ニフモードに転換されるように、第1外部機器71にモ
ード転換要請信号を送信する(ステップS903)。
【0068】そして、モード転換要請部61によって送
信されたモード転換要請信号が、第1外部機器71で許
容された場合(ステップS905)、ブルートゥースシ
ステム60は第1外部機器71からモード転換許容信号
を受信する(ステップS907)。モード転換要請部6
1によって送信されたモード転換要請信号が第1外部機
器71で許容されない場合には(ステップS905)、
ブルートゥースシステム60は、第1外部機器71に対
するスレーブとしての動作を維持する(ステップS90
1)。
【0069】さらに、モード転換許容信号が受信された
場合、ブルートゥースシステム60のモード転換部63
は第1外部機器71との接続状態をスニフモードに転換
する(ステップS909)。
【0070】ここで、ブルートゥースシステム60の接
続開始部67は、ブルートゥースシステム60と第1外
部機器71との間に設定されたスニフモードが始まる際
に送受信部65を通して第2外部機器73に通信要請信
号を送信する(ステップS911)。ブルートゥースシ
ステム60の接続開始部67から送信された通信要請信
号が第2外部機器73でスキャニングされると(ステッ
プS913)、ブルートゥースシステム60は第2外部
機器73に対するマスタとして第2外部機器73とデー
タの送受信を行う(ステップS915)。ブルートゥー
スシステム60と第1外部機器71との間に設定された
スニフモードの動作転換は所要の時間間隔で周期的に繰
り返される。
【0071】すなわち、ブルートゥースシステム60と
第1外部機器71との間に設定されたスニフモードの終
了時刻になると(ステップS917)、ブルートゥース
システム60のモード転換部63は第2外部機器73に
対するマスタとしての動作を第1外部機器71に対する
スレーブとしての動作に転換する(ステップS91
9)。また、ブルートゥースシステム60と第1外部機
器71との間で予め設定されたスニフモードの開始時刻
になると(ステップS921)、ブルートゥースシステ
ム60のモード転換部63は第1外部機器71に対する
スレーブとしての動作を第2外部機器73に対するマス
タとしての動作に転換する(ステップS915)。この
ような動作転換の過程は、スニフモードについて予め設
定された所要の時間間隔で周期的に繰り返される。
【0072】このようにして、本発明に係るブルートゥ
ースシステムは、任意のピコネットでスレーブとして動
作しつつ、他のピコネットに対するマスタとして動作で
きるようになる。
【0073】図10は、図5に示すブルートゥースシス
テムで任意のピコネットと他のピコネットとがスカッタ
ネットを形成した場合のピコネット変換の流れを示す模
式図である。また、図11は、図5のブルートゥースシ
ステムが、相異なる2つのピコネットに属している通信
機器に対するスレーブとして動作する場合の通信方法の
流れを示す模式図である。
【0074】図10及び図11に示すように、ブルート
ゥースシステム60は、相異なる2つの通信機器との間
でデータの送受信を行う場合、第1外部機器71との間
でデータの送受信を行うときは、第2外部機器73とブ
ルートゥースシステム60の接続状態はスニフモードと
なり、第2外部機器73との間でデータの送受信を行う
ときは、第1外部機器71とブルートゥースシステム6
0の接続状態がスニフモードに転換される。このように
して、第1外部機器71との間で送受信されるデータ
と、第2外部機器73との間で送受信されるデータとは
互いに衝突することなく円滑に送受信されるようにな
る。
【0075】なお、ここでは、本発明に係る1例のブル
ートゥースシステム60として、相異なる2つの通信機
器との間でデータの送受信を行う例について説明した
が、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではな
く、相異なる3つ以上の通信機器との間でデータの送受
信を行う場合であっても、前記と同様の方法でデータの
送受信を行うことができる。
【0076】本発明は、前記したような本発明の望まし
い実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技
術的思想に基づく限りにおいて、本発明の属する技術分
野で通常の知識を有する者であれば、本発明の特許請求
の範囲内で、前記した本発明に係る実施形態で種々の変
形を行うことが可能であることは勿論のこと、このよう
な本発明に係る実施形態の各種の変形は、本明細書に記
載された特許請求の範囲内にある。
【0077】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば、以下の効果を奏する。すなわち、本発明によれ
ば、ブルートゥースシステムが、スカッタネット上で多
数の他のブルートゥースシステムとの間でデータの送受
信を行う場合に、送受信されるデータが、相互に衝突す
ることなく、円滑に送受信されることが可能なスカッタ
ネット上で通信可能なブルートゥースシステム及びその
通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブルートゥースシステムが組織されたピコネッ
トの形態を示す模式図である。
【図2】マスタとスレーブとのTDDによる通信の形態
を示す模式図である。
【図3】スカッタネット上で任意のピコネットのマスタ
が他のピコネットのスレーブとして動作する場合の様子
を示す模式図である。
【図4】スカッタネット上で任意のピコネットのスレー
ブが他のピコネットのスレーブとして動作する場合の様
子を示す模式図である。
【図5】本発明に係るブルートゥースシステムの一実施
形態を示すブロック図である。
【図6】図5に示すブルートゥースシステムが任意のピ
コネットのマスタとしての動作から他のピコネットのス
レーブとしての動作に転換する過程を示すフローチャー
トである。
【図7】図6に示す過程の流れを示す模式図である。
【図8A】図5に示すブルートゥースシステムが任意の
ピコネットのスレーブとしての動作から他のピコネット
のスレーブとしての動作に転換する過程を示すフローチ
ャートである。
【図8B】図5に示すブルートゥースシステムが任意の
ピコネットのスレーブとしての動作から他のピコネット
のスレーブとしての動作に転換する過程を示すフローチ
ャートである。
【図9】図5に示すブルートゥースシステムが任意のピ
コネットのスレーブとしての動作から他のピコネットの
マスタとしての動作に転換する過程を示すフローチャー
トである。
【図10】図5に示すブルートゥースシステムによって
任意のピコネットと他のピコネットがスカッタネットを
形成した場合のピコネット変換の過程の流れを示す模式
図である。
【図11】図5に示すブルートゥースシステムが相異な
る2つのピコネットに属しているブルートゥースシステ
ムに対するスレーブとして動作する場合の通信方法の流
れを示す模式図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1外部機器に対するマスタとして動作
    中のブルートゥースシステムの通信方法であって、 第2外部機器から通信要請信号を受信する段階と;受信
    された前記通信要請信号をスキャニングして前記第1外
    部機器に対するマスタとしての動作から前記第2外部機
    器に対するスレーブとしての動作に転換する段階と;前
    記第2外部機器に対するスレーブとしての動作から前記
    第1外部機器に対するマスタとしての動作に転換する場
    合に前記第2外部機器との接続状態がスニフモードに転
    換されるよう前記第2外部機器にモード転換要請信号を
    送信する段階と、を備えることを特徴とするスカッタネ
    ット上で通信可能なブルートゥースシステムの通信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2外部機器から前記モード転換要
    請信号に対するモード転換許容信号を受信する段階と;
    前記第2外部機器との接続状態を前記スニフモードに転
    換する段階を、さらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載のスカッタネット上で通信可能なブルートゥース
    システムの通信方法。
  3. 【請求項3】 送信された前記モード転換要請信号が前
    記第2外部機器によって拒絶された場合は、前記第2外
    部機器との接続を断絶し前記第1外部機器に対するマス
    タとしての動作に転換する段階を、さらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載のスカッタネット上で通信可
    能なブルートゥースシステムの通信方法。
  4. 【請求項4】 前記第1外部機器に対するマスタとして
    動作する場合に前記第2外部機器との間に設定された前
    記スニフモードの終了時刻になったかを判断する段階
    と;前記第2外部機器との間に設定された前記スニフモ
    ードが終了時刻になったら、前記第1外部機器に対する
    マスタとしての動作を前記第2外部機器に対するスレー
    ブとしての動作に転換する段階を、さらに備えることを
    特徴とする請求項2に記載のスカッタネット上で通信可
    能なブルートゥースシステムの通信方法。
  5. 【請求項5】 第1外部機器に対するスレーブとして動
    作中のブルートゥースシステムの通信方法であって、 前記第1外部機器との接続状態がスニフモードに転換さ
    れるよう前記第1外部機器にモード転換要請信号を送信
    する段階と;送信された前記モード転換要請信号が前記
    第1外部機器によって許容された場合は、前記第1外部
    機器との接続状態をスニフモードに転換する段階と;第
    2外部機器から通信要請信号を受信する段階と;前記通
    信要請信号をスキャニングして前記第1外部機器に対す
    るスレーブとしての動作から第2外部機器に対するスレ
    ーブとしての動作に転換する段階と;前記第2外部機器
    に対するスレーブとしての動作から前記第1外部機器に
    対するスレーブとしての動作に転換する場合に前記第2
    外部機器との接続状態がスニフモードに転換されるよう
    前記第2外部機器にモード転換要請信号を送信する段階
    と、を備えることを特徴とするスカッタネット上で通信
    可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  6. 【請求項6】 前記第2外部機器から前記モード転換要
    請信号に対するモード転換許容信号を受信する段階と;
    前記第2外部機器との接続状態を前記スニフモードに転
    換する段階をさらに備えることを特徴とする請求項5に
    記載のスカッタネット上で通信可能なブルートゥースシ
    ステムの通信方法。
  7. 【請求項7】 前記第2外部機器に送信された前記モー
    ド転換要請信号が拒絶された場合は、前記第2外部機器
    との接続を断絶し前記第1外部機器に対するスレーブと
    しての動作に転換する段階を、さらに備えることを特徴
    とする請求項5に記載のスカッタネット上で通信可能な
    ブルートゥースシステムの通信方法。
  8. 【請求項8】 前記第1外部機器間に設定されたスニフ
    モード、及び前記第2外部機器との間に設定されたスニ
    フモードは、同一の周期及び同一の時間間隔で交互に動
    作転換されることが可能なように設定されることを特徴
    とする請求項6に記載のスカッタネット上で通信可能な
    ブルートゥースシステムの通信方法。
  9. 【請求項9】 前記第1外部機器に対するスレーブとし
    て動作する場合に前記第2外部機器との間に設定された
    前記スニフモードの終了時刻になったかを判断する段階
    と;前記第2外部機器との間に設定された前記スニフモ
    ードが終了時刻になったら、前記第1外部機器に対する
    スレーブとしての動作を前記第2外部機器に対するスレ
    ーブとしての動作に転換する段階を、さらに備えること
    を特徴とする請求項8に記載のスカッタネット上で通信
    可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  10. 【請求項10】 第1外部機器に対するスレーブとして
    動作中のブルートゥースシステムの通信方法であって、 前記第1外部機器との接続状態がスニフモードに転換さ
    れるよう前記第1外部機器にモード転換要請信号を送信
    する段階と;送信された前記モード転換要請信号が前記
    第1外部機器によって許容された場合は、前記第1外部
    機器との接続状態をスニフモードに転換する段階と;第
    2外部機器に通信要請信号を送信する段階と;前記通信
    要請信号が前記第2外部機器によってスキャニングされ
    ると、前記第1外部機器に対するスレーブとしての動作
    を第2外部機器に対するマスタとしての動作に転換する
    段階と、を備えることを特徴とするスカッタネット上で
    通信可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  11. 【請求項11】 送信された前記モード転換要請信号が
    前記第1外部機器によって拒絶された場合は、前記第1
    外部機器に対するスレーブとしての動作を維持し前記第
    1外部機器に前記モード転換要請信号を再送信すること
    を特徴とする請求項10に記載のスカッタネット上で通
    信可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  12. 【請求項12】 前記第2外部機器に対するマスタとし
    て動作する場合に前記第1外部機器との間に設定された
    前記スニフモードの終了時刻になったかを判断する段階
    と;前記第1外部機器との間に設定された前記スニフモ
    ードが終了時刻になったら、前記第2外部機器に対する
    マスタとしての動作を前記第1外部機器に対するスレー
    ブとしての動作に転換する段階を、さらに備えることを
    特徴とする請求項10に記載のスカッタネット上で通信
    可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  13. 【請求項13】 前記第1外部機器に対するスレーブと
    して動作する場合に、前記第1外部機器との間に設定さ
    れた前記スニフモードの開始時刻になったか否かを判断
    する段階と;前記第1外部機器との間に設定された前記
    スニフモードが開始時刻になったら、前記第1外部機器
    に対するスレーブとしての動作を前記第2外部機器に対
    するマスタとしての動作に転換する段階と、をさらに備
    えることを特徴とする請求項12に記載のスカッタネッ
    ト上で通信可能なブルートゥースシステムの通信方法。
  14. 【請求項14】 無線でデータの送受信を行うブルート
    ゥースシステムであって、 第1外部機器と接続状態で第2外部機器から受信された
    通信要請信号をスキャニングすることによって前記第2
    外部機器と接続が開始された場合、前記第1外部機器と
    の間でデータの送受信を行うために前記第2外部機器に
    スニフモードへのモード転換を要請するモード転換要請
    部と;前記要請が前記第2外部機器によって許容された
    場合は、前記第2外部機器との接続状態を前記スニフモ
    ードに転換するモード転換部と;前記第2外部機器との
    接続が前記スニフモードに転換された状態で前記第1外
    部機器との間でデータの送受信を行う送受信部と、を備
    えることを特徴とするスカッタネット上で通信可能なブ
    ルートゥースシステム。
  15. 【請求項15】 前記モード転換要請部は、前記第2外
    部機器との間でデータの送受信を行うために前記第1外
    部機器にスニフモードへのモード転換を要請し、 前記送受信部は前記要請が前記第2外部機器によって許
    容された場合は、前記第1外部機器との接続が前記スニ
    フモードに転換された状態で前記第2外部機器との間で
    データの送受信を行うことを特徴とする請求項14に記
    載のスカッタネット上で通信可能なブルートゥースシス
    テム。
  16. 【請求項16】 無線でデータの送受信を行うブルート
    ゥースシステムであって、 第1外部機器と接続状態で第2外部機器に通信要請信号
    を送信する場合、前記第1外部機器との接続状態をスニ
    フモードに転換するために前記第1外部機器にスニフモ
    ードへのモード転換を要請するモード転換要請部と;前
    記要請が前記第1外部機器によって許容された場合は、
    前記第1外部機器との接続状態を前記スニフモードに転
    換するモード転換部と;送信された前記通信要請信号が
    前記第2外部機器によってスキャニングされると、前記
    第2外部機器との接続を開始する接続開始部と;前記第
    1外部機器との接続が前記スニフモードに転換された状
    態で前記第2外部機器との間でデータの送受信を行う送
    受信部と、を備えることを特徴とするスカッタネット上
    で通信可能なブルートゥースシステム。
  17. 【請求項17】 前記モード転換部は、前記要請が前記
    第1外部機器によって拒絶された場合は、前記第1外部
    機器との接続状態を維持し前記第1外部機器に前記モー
    ド転換要請信号を再送信することを特徴とする請求項1
    6に記載のスカッタネット上で通信可能なブルートゥー
    スシステム。
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