JP2003217702A - 接地体とその施工方法 - Google Patents

接地体とその施工方法

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JP2003217702A
JP2003217702A JP2002013371A JP2002013371A JP2003217702A JP 2003217702 A JP2003217702 A JP 2003217702A JP 2002013371 A JP2002013371 A JP 2002013371A JP 2002013371 A JP2002013371 A JP 2002013371A JP 2003217702 A JP2003217702 A JP 2003217702A
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ground
pillar
spiral duct
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Makoto Ishizaki
誠 石崎
Junichi Takabe
淳一 高部
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Sankosha Corp
Sankosha Co Ltd
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Sankosha Corp
Sankosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない使用部材と限られたスペースで有効な
接地が得られ、かつ施工が容易な接地体とその施工方法
を提供する。 【解決手段】 従来、自立柱1の建柱用の補助的な部材
として使用されていた鋼製のスパイラルダクト7の外周
に密着して、裸銅撚線8を疎に巻き付け、これに接地線
6を接続して接地体として用いる。従って、大地2に従
来通りの大きさの建柱孔3を掘削してスパイラルダクト
7を埋設し、このスパイラルダクト7の中央に自立柱1
を建柱するだけで、接地棒や接地板を必要とせず、有効
な接地が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電化柱、配電柱、
簡易無線局柱等の自立柱やこれに搭載される機器を接地
するための接地体と、その施工方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の接地体とその施工例を示
す概略図である。この接地体は、電化柱、配電柱、簡易
無線局柱等のコンクリート製の自立柱1に搭載される図
示しない機器を接地するためのもので、大地2に掘削さ
れた建柱孔3の底部3aから大地内部に向かって打ち込
まれた接地棒4と、この底部3aに敷かれた接地板5で
構成されている。接地棒4には、例えば直径が14mm
で長さが1.5m程度の銅棒が用いられ、接地板5に
は、例えば直径が600mmで厚さが数mm程度の円形
の銅板が用いられる。接地棒4と接地板5は、ビニール
等で絶縁被覆が施された接地線6を介して、自立柱1の
上部に配置された機器に接続されている。
【0003】このような自立柱1の建柱と接地体の施工
は、次のように行われる。例えば、自立柱1の埋設部分
の直径が40cmの場合、大地2に直径が70cmで深
さが2m程度の建柱孔3を掘削する。そして、建柱孔3
の底部3aから大地内部に向かって接地棒4を打ち込
む。また、建柱孔3の底部3aに接地板5を配置し、こ
れらの接地棒4と接地板5に接地線6の一端を接続す
る。接地線6の他端は、建柱孔3の壁面に沿って大地2
の表面に引き出しておく。
【0004】次に、建柱孔3の中にスパイラルダクト7
を挿入する。スパイラルダクト7は、幅が25cm程度
で厚さが0.6mm程度の鋼板を螺旋状に巻いて、直径
50cm程度の円筒形に形成したもので、正確な建柱位
置を決めると共に、建柱時に孔の周囲の土が崩れて建柱
孔3が塞がらないように保護するための建柱用の補助的
な部材である。スパイラルダクト7が、建柱孔3中にほ
ぼ垂直になるようにその上部を仮固定し、このスパイラ
ルダクト7と建柱孔3の間隙に土砂やコンクリートを流
し込む。
【0005】建柱孔3に流し込んだコンクリートが固化
した後、スパイラルダクト7の中に自立柱1の埋設部分
を挿入する。そして、スパイラルダクト7と自立柱1の
隙間にコンクリートを流し込み、この自立柱1を垂直に
固定する。その後、自立柱1に機器を搭載し、この機器
の接地端子に接地線6を接続する。これにより、自立柱
1に搭載された機器は接地がなされ、事故等による人体
や他の設備に対する影響を抑制することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
接地体では、次のような課題があった。自立柱1の設置
場所によっては、接地棒4や接地板5で所望の接地抵抗
を確保することができない場合があるが、電化柱、配電
柱、簡易無線局柱等は、通常、道路際や線路際に建設さ
れるので、追加の接地体を設けることが非常に困難なこ
とが多い。また、電化柱は40m程度の間隔で設置され
るが、接地棒4や接地板5は寸法と重量が共に大きく、
一度に接地場所まで運搬できる数量が限られ、多数の接
地体を運搬することが困難であった。
【0007】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、少ない使用部材と限られたスペースで有効な
接地が得られ、かつ施工が容易な接地体とその施工方法
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、自立柱またはこれに搭
載される機器を接地するための接地体を、鋼板を円筒形
に巻いて前記自立柱の埋設部分が挿入できる大きさに形
成したスパイラルダクトと、前記スパイラルダクトの外
周に密着して疎に巻き付けられた接地用の導電体とで構
成している。
【0009】第2の発明は、第1の発明における導電体
を、裸銅撚線、帯状銅板または導電性被覆電線で構成し
ている。
【0010】第3の発明は、接地体の施工方法を、自立
柱を建柱するために所定の直径及び深さの建柱孔を掘削
する工程と、前記建柱孔の内部に請求項1または2に記
載した接地体を配置する工程と、前記建柱孔と前記接地
体の間隙にコンクリートまたはモルタルを注入して該接
地体を固定する工程と、前記接地体の内部に前記自立柱
の埋設部分を挿入して垂直に立てる工程と、前記接地体
と前記自立柱の埋設部分の間隙にコンクリートまたはモ
ルタルを注入して該自立柱を固定する工程とを、順次行
うように構成している。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
接地体とその施工方法の概略図であり、図2中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この接地体
は、図2において建柱用の補助的な部材として用いられ
ていたスパイラルダクト7と、このスパイラルダクト7
の外周に密着して疎に巻き付けられた接地用の裸銅撚線
8とで構成されている。
【0012】スパイラルダクト7は、幅が25cm程度
で厚さが0.6mm程度の、表面に燐酸被膜処理または
亜鉛めっきが施された帯状の鋼板を螺旋状に巻いて、直
径50cm程度の円筒形に形成したものである。図1中
にその一部拡大断面を示すように、帯状の鋼板の中央部
には変形防止のための波が長手方向に形成され、この鋼
板の長手方向に沿った両端は、3cm程度の幅でそれぞ
れ反対方向に折り返されている。そして、折り返された
部分を相互にかみ合わせながら螺旋状に巻き、この巻い
ていく段階で、かみ合わせた部分を専用の機械で圧接す
ることにより、円筒状のスパイラルダクト7が形成され
るようになっている。円筒状に形成されたスパイラルダ
クト7は、1.9m程度の長さに切断されて使用され
る。
【0013】裸銅撚線8は、裸銅線を撚り合わせて直径
が10mm程度の撚線に仕上げたもので、スパイラルダ
クト7の上端部から下端部に向かって、その外周に密着
して30cm程度のピッチで螺旋状に巻き付けられてい
る。更に、裸銅撚線8は、スパイラルダクト7の下端部
において、このスパイラルダクト7の内面に沿って上端
部に向かって折り返され、その上端部で内側と外側の裸
銅撚線8が圧着端子9で接続されている。更に、圧着端
子9は、塩化ビニール等で絶縁被覆が施された接地線6
を介して接地対象の機器に接続されるようになってい
る。
【0014】次に、このような接地体の施工方法を説明
する。例えば、自立柱1の埋設部分の直径が40cmの
場合、大地2に直径が70cmで深さが2m程度の建柱
孔3を掘削する。また、これとは別に、予め準備してお
いた直径が50cm程度で長さが1.9m程度のスパイ
ラルダクト7の外周に、上端部から下端部に向けて裸銅
撚線8を30cm程度のピッチで螺旋状に巻き付ける。
更に、スパイラルダクト7の下端部に達した裸銅撚線8
を、このスパイラルダクト7の内側に折り返し、上端部
で内側と外側の裸銅撚線8を、接地線6と共に圧着端子
9で接続する。これにより、建柱用の補助的部材を兼ね
た接地体が完成する。
【0015】次に、完成した接地体を建柱孔3の中に挿
入し、そのスパイラルダクト7の中心を正確に建柱位置
に合わせる。そして、スパイラルダクト7が、建柱孔3
中にほぼ垂直になるようにその上部を仮固定し、このス
パイラルダクト7と建柱孔3の間隙に土砂やコンクリー
トまたはモルタルを流し込む。
【0016】建柱孔3に流し込んだコンクリートが固化
した後、スパイラルダクト7の中に自立柱1の埋設部分
を挿入する。そして、スパイラルダクト7と自立柱1の
隙間にコンクリートやモルタルを流し込み、この自立柱
1を垂直に固定する。その後、建柱孔3の大地表面部分
を掘削した土で埋め戻し、接地体を大地内部に完全に埋
設する。更に、自立柱1に機器を搭載し、この機器の接
地端子に接地線6を接続する。これにより、自立柱1に
搭載された機器は接地がなされ、事故等による人体や他
の設備に対する影響を抑制することができる。
【0017】ここで、本実施形態の接地体の効果を調べ
るために行った試験結果について説明する。まず、大地
抵抗率が600Ω・mの箇所において、直径が14mm
で長さが3m(1.5mのものを2本継ぎ合せたもの)
の従来の接地棒による接地工事を行い、その接地抵抗を
測定した結果、210Ωという値を得た。
【0018】次に、これと同じ箇所で、直径が400m
mで長さが1.9mのスパイラルダクトに、直径が10
mmで長さが20mの裸銅撚線を巻き付けた接地体を使
用して接地工事を行い、その接地抵抗を測定した結果、
80Ωという値が得られた。なお、スパイラルダクト7
及び自立柱1の固定には、普通のコンクリートを使用し
ている。
【0019】このように、本実施形態の接地体を使用し
た場合、従来の接地棒を使用した場合に比べて、接地抵
抗を約2/5に低減することができた。これは、目標の
接地抵抗が100Ωの場合、従来の接地棒は大地抵抗率
が270Ω・m以下の箇所でしか適用できないが、この
接地体を用いれば、大地抵抗率が600Ω・m程度の場
所でも目標の接地抵抗を得ることができることを意味し
ている。
【0020】わが国の平地の大半(80%程度)は、大
地抵抗率が600Ω・m以下であることから、ほとんど
の場所において、本実施形態の接地体のみで目標の接地
抵抗(100Ω)が確保でき、他の接地体を併設する必
要がない。また、山岳地帯では、岩盤等によって接地棒
を打ち込むことが困難な場合があるが、この接地体を使
用することにより、そのような問題も発生しない。
【0021】更に、この接地体は、鋼板であるスパイラ
ルダクト7の周囲に裸銅撚線8を巻き付けているので、
接地用の導電体としての裸銅撚線8の腐食の進行を抑え
る効果を有している。これは、銅よりも鉄の方がイオン
化傾向が高いため、地中で接触された鋼板が腐食するこ
とによって、銅線の腐食が抑えられるからである。即
ち、スパイラルダクト7は、施工時には自立柱1の建柱
用の補助的な部材としての役割を果たし、施工後は接地
線である裸銅撚線8の腐食防止用電極としての役割を果
たすこととなる。
【0022】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、次
のようなものがある。 (a) 接地体の寸法や材料の種類は、例示したものに
限定されず、実際の自立柱1の設置箇所や接地条件に合
わせて適宜変更することができる。
【0023】(b) スパイラルダクト7の周囲に裸銅
撚線8を巻き付けているが、裸銅撚線に代えて帯状の銅
板や、導電性被覆が施された電線を用いても良い。
【0024】(c) スパイラルダクト7の周囲に巻き
付ける裸銅撚線8のピッチは、実際に使用されるスパイ
ラルダクト7の寸法、所望の接地抵抗、及び設置箇所の
大地抵抗率等に応じて適宜調整することができる。
【0025】(d) スパイラルダクト7の周囲に注入
するコンクリートやモルタルは、普通のコンクリートや
モルタルのほか、炭素粉末等の接地抵抗低減剤を混入し
たものを用いても良い。特に、小さい接地抵抗が必要な
場合や大地抵抗率の大きな箇所では、接地抵抗低減剤の
効果が大きい。
【0026】(e) D種接地(100Ω以下)の施工
方法について説明したが、極めて小さな接地抵抗が必要
なA種接地(10Ω以下)や避雷針用の接地の場合は、
接地体を大地表面から75cm以下の位置に埋設するこ
とが規定されている。その場合は、建柱孔2の深さやス
パイラルダクト7の長さを調整して、規定に合わせるよ
うにする必要がある。
【0027】(f) 自立柱1はコンクリート柱に限定
されず、丸形鋼管柱やH型鋼柱でも同様に適用可能であ
る。丸形鋼管柱やH型鋼柱の場合、接地線9を自立柱に
直接ねじ止めすることがある。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、自立柱の位置決め等の建柱用の補助部材とし
て使用されるスパイラルダクトの外周に密着して接地用
の導電体を疎に巻き付けて接地体を構成している。これ
により、少ない使用部材と限られたスペースで有効な接
地が得られ、かつ施工の容易な接地体が得られる。
【0029】第2の発明によれば、第1の発明における
導電体を、裸銅撚線、帯状銅板または導電性被覆電線で
構成している。従って、導電性被覆電線の場合には被覆
によって中の電線の腐食を防止することができる。ま
た、裸銅撚線や帯状銅板の場合は、鉄製のスパイラルダ
クトとのイオン化傾向の相違により、スパイラルダクト
が腐食防止用電極としての役割を果たし、導電体の腐食
が抑えられるという効果がある。
【0030】第3の発明によれば、従来通りの建柱孔を
掘削してその内部に第1または第2の発明によるスパイ
ラルダクトと導電体で構成される接地体を配置し、更に
このスパイラルダクトの内部に自立柱を挿入する工程を
有している。これにより、自立柱の底部に接地棒を打ち
込んだり、接地板を配置する必要がなくなり、施工が容
易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す接地体とその施工方法
の概略図である。
【図2】従来の接地体とその施工例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 自立柱 2 大地 3 建柱孔 6 接地線 7 スパイラルダクト 8 裸銅撚線 9 圧着端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自立柱またはこれに搭載される機器を接
    地するための接地体であって、 鋼板を円筒形に巻いて前記自立柱の埋設部分が挿入でき
    る大きさに形成したスパイラルダクトと、前記スパイラ
    ルダクトの外周に密着して疎に巻き付けられた接地用の
    導電体とを備えたことを特徴とする接地体。
  2. 【請求項2】 前記導電体は、裸銅撚線、帯状銅板また
    は導電性被覆電線であることを特徴とする請求項1記載
    の接地体。
  3. 【請求項3】 自立柱を建柱するために所定の直径及び
    深さの建柱孔を掘削する工程と、 前記建柱孔の内部に請求項1または2に記載した接地体
    を配置する工程と、 前記建柱孔と前記接地体の間隙にコンクリートまたはモ
    ルタルを注入して該接地体を固定する工程と、 前記接地体の内部に前記自立柱の埋設部分を挿入して垂
    直に立てる工程と、 前記接地体と前記自立柱の埋設部分の間隙にコンクリー
    トまたはモルタルを注入して該自立柱を固定する工程と
    を、 順次行うことを特徴とする接地体の施工方法。
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