JP2003216468A - 医療情報処理システム、医療情報処理用クライアント端末、医療情報処理用サーバ、クライアント端末用医療情報処理プログラム、サーバ用医療情報処理プログラム - Google Patents

医療情報処理システム、医療情報処理用クライアント端末、医療情報処理用サーバ、クライアント端末用医療情報処理プログラム、サーバ用医療情報処理プログラム

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JP2003216468A
JP2003216468A JP2002013664A JP2002013664A JP2003216468A JP 2003216468 A JP2003216468 A JP 2003216468A JP 2002013664 A JP2002013664 A JP 2002013664A JP 2002013664 A JP2002013664 A JP 2002013664A JP 2003216468 A JP2003216468 A JP 2003216468A
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JP
Japan
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information processing
medical information
program
client terminal
server
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JP2002013664A
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English (en)
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Koji Nishida
浩二 西田
Yoshiaki Matsumoto
義明 松本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院や診療所などの医療機関において高信頼
性を実現する医療情報処理システムや医療情報処理用ク
ライアント端末を提供する。 【解決手段】 インターネット7の通信状況及びサーバ
マシン4aの稼働状況がプログラムやデータのダウンロ
ードに可能或いは適している状況であれば、医療情報処
理を患者DB14やマスタDB15や診療支援プログラ
ム群(プログラムライブラリ)16に記憶され医療情報
処理用サーバマシン4aからダウンロードしたプログラ
ム或いはデータを用いて医療情報処理を行い、且つダウ
ンロードしたプログラム或いはデータをクライアント端
末6a内の各種データベースに格納しておき、一方、ネ
ットワーク障害やサーバマシン4aのダウン時等には、
クライアント端末6aの各種データベースに格納してお
いたプログラムやデータを用いて医療情報処理を行うよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバからクライ
アント端末に対しネットワークを介して医療情報処理用
プログラム或いは医療情報処理に用いられるデータを信
頼性高く安定して配信することにより、確実且つ迅速に
医療情報処理を行うための医療情報処理システム、医療
情報処理用クライアント端末、医療情報処理用サーバ、
クライアント端末用医療情報処理プログラム、サーバ用
医療情報処理プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、病院や診療所等の医療機関で行わ
れる患者受付業務から診療行為や会計業務までの一連の
業務は、様々なプログラムやデータベースを用いた情報
処理システムにより行われているが、そのような情報処
理システムは個々の病院・診療所内でのローカルなシス
テムであるのが一般的である。従って、マスタデータベ
ースやプログラムは各医療機関の端末に格納され、使用
されている場合が多い。
【0003】また、そうしたシステムにおいて、医療情
報処理中にマスタデータベースに対する更新、プログラ
ムの不具合の発生やバージョンアップが発生した場合に
は、その都度各端末にフレキシブルディスクのような記
録媒体が配信され、システムのメンテナンスが行われて
いる。
【0004】更にまた、医療機関においては、医師、検
査技師、薬剤師等が行った診療行為に関する情報を入力
し、その入力に基づいて診療録(カルテ)を作成し、そ
の作成された診療録に基づいて会計処理が行われるとい
ったように、多くの処理が連鎖して行われるため、前の
業務で処理が中断するとその後に続く業務を行う事がで
きないといった問題が発生する。更に、診療録作成につ
いては「医師(歯科医師)は、診療をしたときは、遅滞
なく診療に関する事項を診療録に記載しなければならな
い。」(医師法第24条、歯科医師法第23条)と定め
られているように即時性が求められる作業でもある。従
って確実且つ迅速に必要なプログラムを取得し、必要な
データにアクセスできることが求められている。
【0005】このような問題を解決する手法として、特
開2001−117768号公報では、医療情報処理シ
ステムにおいて、ローカルサーバからセンタサーバに回
線接続を行い、最新の日常業務用プログラムとそのプロ
グラムを起動するための起動用キーをダウンロードし、
該起動用キーにより該プログラムを起動させて医療事務
処理を行い、一日の業務が終了した時点でデータをセン
タサーバにアップロードして起動用キーを消去すること
により迅速に最新のプログラムを取得でき、ソフトメン
テナンスの際の手間が省け、システム全体のコストを低
減させることができる医療事務処理方法、医療事務処理
用端末、医療情報処理システムが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな医療情報処理用のプログラム及びデータベースをネ
ットワーク上のサーバに置くシステムでは、ネットワー
クに障害が発生した場合やサーバがダウンした場合に
は、プログラムやデータベースをダウンロードできなく
なり、業務が中断・遅滞するといった問題が発生する。
こうした問題に対する対策としては、サーバを多重化し
ておき、メインサーバがダウンした場合に、代わりに待
ち状態のサーバが動的に起動するホットスタンバイ等の
手法があるが、この手法ではネットワークそのものの障
害については対処できない。
【0007】更に、上述したシステムにおいて通常サー
バは特定多数或いは不特定多数のクライアントから共有
利用されており,クライアント(ローカルサーバ)のア
クセス数によっては応答性が低下し,安定した応答性を
確保する事が困難であるという問題が発生している。こ
うした問題に対しては同一機能のサーバを複数台のコン
ピュータに配置する負荷分散を行って応答性を確保して
いるが、そのような手法では、クライアント数が急増し
た場合やクライアントからのアクセスが一時に極端に集
中した場合等には対応できない。
【0008】この発明は、そのような問題を解決するた
めになされたものであり、ネットワークを介して医療情
報処理用プログラム或いは医療情報処理に用いられるデ
ータを信頼性高く安定して提供することのできる医療情
報処理システム、医療情報処理用クライアント端末、医
療情報処理用サーバ、クライアント端末用医療情報処理
プログラム、サーバ用医療情報処理プログラムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、医療情報処理を行うためのプログラム
或いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医
療情報処理用サーバと、前記医療情報処理を行う医療情
報処理用クライアント端末とが電気通信回線を介して接
続された医療情報処理システムであって、前記医療情報
処理用サーバは、前記医療情報処理用クライアント端末
からの要求に応じて、前記マスタデータベースに記憶さ
れた所定のプログラム或いは所定のデータを前記電気通
信回線を介して前記医療情報処理用クライアント端末に
配信し、前記医療情報処理用クライアント端末は、前記
配信されたプログラム或いはデータを記憶しておくため
のレプリカデータベースを備え、前記医療情報処理を行
う場合、前記電気通信回線の通信状況或いは前記医療情
報処理用サーバの稼働状況が第1の状態であると判断し
た場合には、前記医療情報処理用サーバに所定のプログ
ラム或いは所定のデータの配信を要求し、前記医療情報
処理用サーバより配信されたプログラム或いはデータを
用いて医療情報処理を行い、且つ、前記配信されたプロ
グラム或いはデータを前記レプリカデータベースに格納
し、一方、前記電気通信回線の通信状況或いは前記医療
情報処理用サーバの稼働状況が第2の状態であると判断
した場合には、前記レプリカデータベースに記憶された
プログラム或いはデータを用いて医療情報処理を行うこ
とを特徴とするものである。
【0010】このような構成によれば、通信状況や医療
情報処理用サーバの稼働状況が良好でない場合であって
も、クライアント端末でレプリカとして記憶しておいた
医療情報処理用のプログラムやデータを用いて医療情報
処理を行うことができるため、どのような状況であって
も、業務を中断或いは停止させることなく、確実且つ円
滑にプログラム及びデータを取得して医療情報処理を行
うことができる。
【0011】更に、前記医療情報処理用クライアント端
末は、前記電気通信回線の通信状況或いは前記医療情報
処理用サーバの稼働状況が第2の状態であると判断した
場合に行われた医療情報処理中に前記レプリカデータベ
ース中のデータが更新された場合、該更新内容を前記医
療情報処理用サーバにアップロードし、前記医療情報処
理用サーバは、前記医療情報処理用クライアントからデ
ータがアップロードされた場合、該アップロードされた
データに基づいて前記マスタデータベースを更新するこ
とを特徴とすることもできる。
【0012】このような構成によれば、クライアント端
末がレプリカデータベースからプログラムやデータを取
得して医療情報処理を行った結果、レプリカデータベー
スにおいてデータが更新された場合でも、医療情報処理
用サーバが有するマスタデータベースのデータと同一性
を維持する(同期をとる)ことができるため、以後、医
療情報処理用サーバからデータをダウンロードして医療
情報処理を行う場合でも、支障無く処理することが可能
となる。
【0013】更に、前記医療情報処理用クライアント端
末は、前記電気通信回線に障害が発生した場合、或い
は、前記医療情報処理用サーバがダウンしている場合、
或いは前記医療情報処理用サーバの応答時間又は処理時
間が所定の時間以上かかる場合のいずれかの場合に、前
記電気通信回線の通信状況或いは前記医療情報処理用サ
ーバの稼働状況が第2の状態であると判断し、そうでは
ない場合に第1の状態であると判断することを特徴とす
ることもできる。
【0014】このような構成によれば、ネットワーク障
害や医療情報処理用サーバの停止、或いはクライアント
端末からのアクセス数の増加により医療情報処理用サー
バの負荷が増大した場合等に発生するダウンロード不可
状態或いはダウンロード時間の増大を回避し、業務の停
止や中断を防止することができる。
【0015】また、本発明は、医療情報処理を行うため
のプログラム或いはデータを記憶したマスタデータベー
スを有する医療情報処理用サーバと電気通信回線を介し
て接続されることができ、前記プログラム中の所定のプ
ログラム或いは前記データ中の所定のデータを用いて医
療情報処理を行う医療情報処理用クライアント端末であ
って、前記電気通信回線を介して前記医療情報処理用サ
ーバから前記医療情報処理を行うために必要な前記所定
のプログラム或いは前記所定のデータを取得する第1取
得手段と、前記第1取得手段によりプログラム或いはデ
ータが取得された場合に、取得したプログラム或いはデ
ータを記憶するレプリカデータベースと、前記レプリカ
データベースから前記所定のプログラム或いは前記所定
のデータを取得する第2取得手段と、前記電気通信回線
の通信状況及び前記医療情報処理用サーバの稼働状況を
取得する第3取得手段と、前記医療情報処理を行う場
合、前記第3取得手段による取得結果に基づいて、前記
第1取得手段と前記第2取得手段のいずれにより前記所
定のプログラム或いは前記所定のデータを取得するかを
判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づい
て前記医療情報処理を行う処理手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0016】このような構成によれば、通信状況や医療
情報処理用サーバの稼働状況に合わせて、医療情報処理
に必要なプログラムやデータの取得先を切り替えること
ができるため、医療情報処理を確実且つ円滑に行うこと
ができ、業務の中断や停止を防止することができる。な
お、本発明の実施の形態によれば、第1取得手段及び第
3取得手段及び判断手段はロード制御部により構成さ
れ、第2取得手段はキャッシュプログラム管理部及びレ
プリカデータベース管理部により構成され、レプリカデ
ータベースはプログラム記憶部及びレプリカマスタDB
及びレプリカ患者DBにより構成され、処理手段はロー
ド制御部及びWebブラウザにより構成される。
【0017】更に、前記判断手段は、前記第3取得手段
による取得結果が、前記電気通信回線に障害が発生した
場合、或いは、前記医療情報処理用サーバがダウンして
いる場合、或いは前記医療情報処理用サーバの応答時間
又は処理時間が所定の時間以上かかる場合のいずれかの
場合に、前記第2取得手段による取得処理を行うことを
判断し、そうではない場合に前記第1取得手段による取
得処理を行うことを判断することを特徴とすることもで
きる。
【0018】更に、前記処理手段は、前記判断手段によ
り前記第1取得手段による取得を実行すると判断された
場合に、前記第1取得手段に前記医療情報処理用サーバ
から前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを取
得させ、取得したプログラム或いはデータを用いて医療
情報処理を行い、一方、前記判断手段により前記第2取
得手段による取得を実行すると判断された場合に、前記
第2取得手段に前記レプリカデータベースから前記所定
のプログラム或いは前記所定のデータを取得させ、取得
したプログラム或いはデータを用いて医療情報処理を行
うことを特徴とすることもできる。
【0019】更に、前記判断手段により前記第2取得手
段による取得を実行すると判断された場合に行われた前
記処理手段の前記医療情報処理中に前記レプリカデータ
ベース中の所定のデータが更新された場合、該更新内容
を前記マスタデータベースとの間でデータの同一性が維
持されるよう前記医療情報処理用サーバにアップロード
する更新内容送信手段を備えたことを特徴とすることも
できる。
【0020】このような構成によれば、通信状況や医療
情報処理用サーバの状況が良好でない場合には、クライ
アント端末は医療情報処理用サーバからプログラムやデ
ータをダウンロードせず、自己が有するレプリカデータ
ベースから迅速且つ確実に必要なプログラムやデータを
取得することができるため、医療業務を中断或いは停止
させることなく円滑に業務を遂行することが可能とな
る。また、そのような場合でも医療情報処理用サーバと
データの同一性を維持することができるため、後の業務
に支障をきたすことなく、常に医療情報処理用サーバか
らダウンロードして医療情報処理を行う場合と何ら変わ
りなく業務を遂行することができる。なお、本発明の実
施の形態において、更新内容送信手段は、ロード制御部
及びレプリカデータベース管理部により構成される。
【0021】また、本発明は、上記医療情報処理用クラ
イアント端末と接続されることができ、前記医療情報処
理用クライアント端末からの要求に応じて、前記所定の
プログラム或いは前記所定のデータを前記医療情報処理
用クライアント端末に提供する医療情報処理用サーバを
提供する。
【0022】このような構成によれば、医療情報処理用
クライアント端末に対し医療情報処理に必要なプログラ
ムやデータのみを提供することができ、余計なプログラ
ムやデータは提供しないようにできるため、通信時間の
短縮及び医療情報処理用サーバの負荷軽減につながる。
【0023】更に本発明に係る医療情報処理用サーバに
おいて、自己の負荷状態を測定するための測定手段と、
前記測定手段の測定結果を前記医療情報処理用クライア
ントに提供する測定結果提供手段とを備えたことを特徴
とすることもできる。
【0024】このような構成によれば、医療情報処理用
クライアント端末に対し、確実に自己の稼働状況を通知
することができる。なお、実施の形態においては、測定
手段及び測定結果提供手段は、サーバ状態管理部により
構成される。
【0025】また、本発明は、医療情報処理を行うため
のプログラム或いはデータを記憶したマスタデータベー
スを有する医療情報処理用サーバと、前記マスタデータ
ベースに記憶された所定のプログラム或いはデータを記
憶するためのレプリカデータベースを備え、前記医療情
報処理用サーバと電気通信回線を介して接続されること
ができ、医療情報処理を実行する医療情報処理用クライ
アント端末とにより行われる医療情報処理方法であっ
て、前記電気通信回線の通信状況及び前記医療情報処理
用サーバの稼働状況を取得する状況取得ステップと、前
記状況取得ステップによる取得結果に基づいて、前記医
療情報処理を前記マスタデータベースに記憶され前記医
療情報処理用サーバから配信された前記所定のプログラ
ム或いは前記所定のデータを用いて行うネットワーク処
理と、前記レプリカデータベースから前記所定のプログ
ラム或いは前記所定のデータを取得して行うスタンドア
ロン処理のいずれかにより行う医療情報処理実行ステッ
プとを備えたことを特徴とする医療情報処理方法を提供
することもできる。
【0026】更に、このような医療情報処理方法におい
て、前記ネットワーク処理は、前記医療情報処理用クラ
イアント端末から前記医療情報処理用サーバに対し、前
記所定のプログラム或いは前記所定のデータの配信を要
求を送信する配信要求送信ステップと、前記配信要求送
信ステップにより送信された要求に基づき、前記マスタ
データベースに記憶された前記所定のプログラム或いは
前記所定のデータを前記電気通信回線を介して前記医療
情報処理用サーバから前記医療情報処理用クライアント
端末に配信する配信ステップと、前記配信ステップによ
り配信されたプログラム或いはデータを前記医療情報処
理用クライアント端末が取得する第1取得ステップと、
前記第1取得ステップによりプログラム或いはデータが
取得された場合に、取得したプログラム或いはデータを
前記レプリカデータベースに記憶する記憶ステップと、
前記第1取得ステップにより取得されたプログラム或い
はデータを用いて前記医療情報処理を行う第1処理ステ
ップとを備え、前記スタンドアロン処理は、前記レプリ
カデータベースから前記所定のプログラム或いは前記所
定のデータを取得する第2取得ステップと、前記第2取
得ステップにより取得されたプログラム或いはデータを
用いて前記医療情報処理を行う第2処理ステップとを備
えたことを特徴とすることもできる。
【0027】更に、前記医療情報処理実行ステップは、
前記状況取得ステップによる取得結果が、前記電気通信
回線に障害が発生した場合、或いは、前記医療情報処理
用サーバがダウンしている場合、或いは前記医療情報処
理用サーバの応答時間又は処理時間が所定の時間以上か
かる場合のいずれかの場合に、前記スタンドアロン処理
を行い、そうではない場合に前記ネットワーク処理を行
うことを特徴とすることもできる。
【0028】また、本発明は、医療情報処理を行うため
のプログラム或いはデータを記憶したマスタデータベー
スを有する医療情報処理用サーバと電気通信回線を介し
て接続されることができる医療情報処理用クライアント
端末に前記プログラム中の所定のプログラム或いは前記
データ中の所定のデータを用いて医療情報処理を実行さ
せるクライアント端末用医療情報処理プログラムであっ
て、前記電気通信回線の通信状況及び前記医療情報処理
用サーバの稼働状況を取得する状況取得ステップと、前
記状況取得ステップによる取得結果に基づいて、前記医
療情報処理を前記マスタデータベースに記憶され前記医
療情報処理用サーバから配信された前記所定のプログラ
ム或いは前記所定のデータを用いて行うネットワーク処
理と、前記レプリカデータベースから前記所定のプログ
ラム或いは前記所定のデータを取得して行うスタンドア
ロン処理のいずれかにより行う医療情報処理実行ステッ
プとを前記医療情報処理用クライアント端末に実行させ
ることを特徴とするものである。
【0029】更に、前記ネットワーク処理は、前記医療
情報処理用クライアント端末から前記医療情報処理用サ
ーバに対し、前記所定のプログラム或いは前記所定のデ
ータの配信を要求を送信する配信要求送信ステップと、
前記配信要求送信ステップにより送信された要求に基づ
き、前記マスタデータベースに記憶された前記前記所定
のプログラム或いは前記所定のデータを前記電気通信回
線を介して前記医療情報処理用サーバから前記医療情報
処理用クライアント端末に配信する配信ステップと、前
記配信ステップにより配信されたプログラム或いはデー
タを前記医療情報処理用クライアント端末が取得する第
1取得ステップと、前記第1取得ステップによりプログ
ラム或いはデータが取得された場合に、取得したプログ
ラム或いはデータを前記レプリカデータベースに記憶す
る記憶ステップと、前記第1取得ステップにより取得さ
れたプログラム或いはデータを用いて前記医療情報処理
を行う第1処理ステップとを備え、前記スタンドアロン
処理は、前記レプリカデータベースから前記所定のプロ
グラム或いは前記所定のデータを取得する第2取得ステ
ップと、前記第2取得ステップにより取得されたプログ
ラム或いはデータを用いて前記医療情報処理を行う第2
処理ステップとを備えたことを特徴とすることもでき
る。
【0030】また、本発明は、医療情報処理を行うため
のプログラム或いはデータを記憶したマスタデータベー
スを有し、前記医療情報処理を行う医療情報処理用クラ
イアント端末と電気通信回線を介して接続されることが
できる医療情報処理用サーバに所定の動作を実行させる
サーバ用医療情報処理プログラムであって、前記医療情
報処理用クライアント端末からの要求に応じて、前記マ
スタデータベースに記憶された所定のプログラム或いは
所定のデータを前記電気通信回線を介して前記医療情報
処理用クライアント端末に配信する配信ステップと、自
己の負荷状態を測定するための測定ステップと、前記要
求を送信するか否かを前記医療情報処理用クライアント
端末に判断させるために前記測定手段の測定結果を前記
医療情報処理用クライアントに提供する測定結果提供ス
テップとを前記医療情報処理用サーバに実行させること
を特徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて詳細に説明する。本実施の形態では、診療行為に
関するデータ入力処理のための診療支援プログラムや患
者のデータ等をネットワークを介してサーバから各種医
療機関に配置されたクライアント端末に配信し、クライ
アント端末が該配信されたプログラム及びデータを用い
て上記データ入力処理を行う場合の一例を示す。また、
クライアント端末は、配信された診療支援プログラムや
患者のデータをクライアント端末自身のデータベースに
格納しておき、ネットワーク障害やサーバの障害が発生
した場合には、そのデータベースからプログラム及びデ
ータを取得して、入力処理を行う。
【0032】図1は、本発明の実施の形態における医療
情報処理システムの基本構成図である。図に示すよう
に、A病院5aやN診療所5b等の医療機関にクライア
ント端末6a〜6nが設置されており、インターネット
7上のセキュリティ管理された場所にサーバマシン3
と、サーバマシン4a〜4nが配置されている。各クラ
イアント端末6a〜6nと各サーバマシン3、4a〜4
nはインターネット7を介して接続されている。
【0033】なお、サーバマシン3は、サーバマシン4
a〜4nに最新の診療支援プログラム群とデータを配信
する親サーバとしての機能を有する。サーバマシン4a
〜4nは、サーバマシン3から配信された最新の診療支
援プログラム及び各種データを受信し、各クライアント
端末に配信する機能を有する。なお、地域毎に患者の情
報やプログラムを共有できるようサーバマシン4a〜4
nは各地域(市町村)ごとに配置されるものとする。
【0034】図1においては、サーバマシンが複数台配
置されており、一カ所に親サーバマシン3を配置し、そ
れとは別に子サーバマシン4a〜4nを配置する形態と
なっているが、このような形態に限らず、全体で一カ所
にだけサーバマシンを配置する形態でもよい。また、一
つの病院・診療所に配置されるクライアント端末の数の
制限はなく、1台でも複数台でもよい。
【0035】また、支払基金及び国保連合会は医療機関
が作成した診療報酬明細書(レセプト)に基づいて診療
行為を審査し、審査結果に基づいて医療機関に支払を行
う機関であり、図1における支払基金・国保連合会の有
する端末2が電子化された該レセプトをA病院5aやN
診療所5bからサーバマシン4aを介して受信する。な
お、レセプトは診療行為を点数化した明細書であり、支
払基金には社会保険関係のレセプト、国保連合会には国
民保険関係のレセプトが本医療情報処理システムにより
自動的に送られる。医療機関は支払基金や国保連合会か
ら診療報酬を受け取ることができる。
【0036】また、厚生労働省の有する端末1には、医
療機関が作成した労災関係のレセプトが電子化されてサ
ーバマシン3から送信される。また、それにより厚生労
働省は診療報酬の支払いを行うが、その他に診療行為に
ついての点数改定や禁忌情報の勧告も行う。
【0037】以下、こうしたレセプトの作成に用いられ
る診療情報の入力作業についての一例を更に詳しい図を
用いて詳細を説明する。なお、クライアント端末6a〜
6nは同じ構成であり、サーバマシン3とサーバマシン
4a〜4nも同じ構成であるため、ここではクライアン
ト端末6aとサーバマシン4aとを例に取って説明す
る。
【0038】図2はサーバマシン4aの基本構成を示し
たブロック図である。サーバマシン4aは図2に示すよ
うにWeb制御部10と、サーバ状態管理部11と、D
B(データベース)管理部12と、患者DB14と、マ
スタDB15と、プログラム管理部13と、診療支援プ
ログラム群(プログラムライブラリ)16と、自動配信
管理部17により構成される。
【0039】Web制御部10はインターネット7経由
でクライアント端末6aとの送受信を制御するものであ
り、クライアント端末6aとのやりとりは全てこのWe
b制御部10を介して行われる。サーバ状態管理部11
はサーバマシン4aの負荷状況を測定するものであり、
クライアント端末6aからの接続テストに応答し、測定
結果を返す。測定方法の詳細については後述する。
【0040】DB管理部12はサーバマシン4a上にあ
る患者DB14とマスタDB15へのデータ検索や追加
などの操作を管理する。患者DB14は図3(a)に示
すように患者に関する基本的な情報(患者基本情報テー
ブル)と図3(b)に示すように該当の患者の診療録を
格納した診療録テーブルとから構成されている。図3
(a)の患者基本情報テーブルには患者氏名31や性別
32、保険証に記載されている保険番号33及び管理に
使用されるユニークな患者番号30等が格納されてい
る。また、図3(b)の診療録テーブルには、患者番号
30と、受診日35と、マスタコード1(36)と、マ
スタコード2(37)等が格納されている。図3(a)
と(b)の患者番号30はキー項目となっており、相互
に関連している。
【0041】また、マスタDB15は図4に示されるよ
うに診療に関する情報が格納されており、図4(a)の
診療行為マスタ、図4(b)の薬剤マスタから構成され
ている。図4(a)の診療行為マスタには、診療行為4
1とその点数42とそれらを管理するためのユニークな
番号(マスタコード)40が格納されている。また、図
4(b)の薬剤マスタには薬剤情報(内容)51とその
点数52とそれらを管理するためのユニークな番号(マ
スタコード)50が格納されている。マスタコード40
と、マスタコード50は、キー項目であり、図3(b)
のマスタコード1(36)及びマスタコード2(37)
と対応している。
【0042】プログラム管理部13は診療支援プログラ
ム群16に格納されている診療処理を行うためのプログ
ラム群を管理する。自動配信管理部17は、親サーバマ
シン3の場合には、子サーバマシン4a〜4nに対して
最新の診療支援プログラム群16及びマスタDB15を
配信する機能を有し、子サーバマシン4a〜4nの場合
には、配信された最新の診療支援プログラム群16及び
マスタDB15を受信する機能を有する。本例では、子
サーバマシン4aであるため、受信機能を有することと
する。
【0043】図5は、クライアント端末6aの基本構成
を示したブロック図である。クライアント端末6aは図
に示すようにWebブラウザ20と、ロード制御部23
と、キャッシュプログラム管理部24と、プログラム記
憶部25と、レプリカデータベース管理部26と、レプ
リカマスタDB27と、レプリカ患者DB28と、患者
登録部21a〜診療行為入力部21nの診療支援プログ
ラム群から構成される。なお、診療支援プログラム群は
サーバマシン4aから配信されたプログラムをクライア
ント端末6aにて展開した状態を示している。
【0044】Webブラウザ20はサーバマシン4aと
の送受信を行い、診療支援プログラム群はこのWebブ
ラウザ20上で実行される。ロード制御部23はプログ
ラム、データベースのダウンロード先、アップロード先
の管理とそれらとの通信を行う。レプリカデータベース
管理部26は患者情報を格納しているレプリカ患者DB
28と診療行為点数情報などを格納しているレプリカマ
スタDB27へのデータ追加、検索などのデータ操作を
管理する。レプリカ患者DB28、レプリカマスタDB
27については格納されているデータの削除処理は行わ
れず、すべての情報が蓄積される。これにより過去の情
報についてサーバマシンに接続できない場合であっても
レプリカ患者DB28やレプリカマスタDB27から過
去の情報を取得する事が可能となる。なお、レプリカ患
者DB28及びレプリカマスタDB27の構成は、サー
バマシン4aの患者DB14とマスタDB15と同様の
構成をとり、関連の患者及び診療行為について同一のデ
ータが格納される。
【0045】キャッシュプログラム管理部24はプログ
ラム記憶部25へのプログラムの格納や取り出しを管理
する。ここでプログラム記憶部25に格納されているプ
ログラムにはサーバマシン4aにアクセスできた時の最
新のプログラムが格納される。このプログラムの格納に
ついては、サーバマシン4aからプログラムをダウンロ
ードする場合に、毎回プログラム21a〜21nのすべ
てのものをダウンロードするのではなく、クライアント
端末6aが必要とするプログラムについてのみダウンロ
ードして、プログラム記憶部25に最新版のものを格納
する。これによりサーバマシン4aからの一回のダウン
ロードでの情報量が少なくなり、通信時間が短縮され
る。つまり、インターネットシステムにおいて診療行為
での作業時間を短縮し、患者の待ち時間を短縮すること
ができる。
【0046】以上説明した構成をふまえ、本医療情報処
理システムの処理の流れについて詳細に説明する。ここ
では、診療行為入力作業を例にして説明する。なお、診
療行為入力作業とは医師、検査技師、薬剤師等が行った
診療行為に関する情報を入力し、診療録(カルテ)を作
成する作業のことである。この診療録から会計業務など
後の作業を行うことになるため、この業務が止まると、
後の業務を行う事ができなくなる。従って確実且つ迅速
に必要なプログラムを取得し、必要なデータにアクセス
できることが求められる。本システムは、以下に示され
るような手法を用いることによってこのような要求を満
たすことができる。
【0047】図6及び図7は、診療行為入力作業の流れ
を詳細に示したフローチャートである。まず、利用者が
クライアント端末6aのWebブラウザ20のメニュー
上で(図示せず)診療行為入力作業を選択する(S10
1)。これに応じてロード制御部23は診療行為入力部
21nをロードしようとする。ロード制御部23はこの
時サーバマシン4aに接続できるかどうかチェックする
(S102)。このチェックは、サーバマシン4aから
サーバマシン4aの稼働状態をサーバマシン4aに接続
して取得することにより行われる。サーバマシン4aに
アクセスできれば、インターネット7の通信状況は良好
であり、アクセスにより取得したサーバの稼働状態がダ
ウンしていないか、又は応答時間等が基準値を超えてい
なければ、サーバマシン4aの稼働状態も良好であると
して、サーバマシン4aに接続可能であると判断される
(S201)。なお、このチェック処理(サーバマシン
4aの診断処理)については後述する。
【0048】そして、チェックの結果、サーバマシン4
aに接続できれば、サーバマシン4aから、診療行為入
力部21nのプログラムをダウンロードし(S202、
S103)、それをWebブラウザ20上で起動する
(S104)。この時、ロード制御部23はダウンロー
ドしたプログラムをクライアント端末6aのプログラム
記憶部25に格納する。また、サーバマシン4aに接続
できなければ、プログラム記憶部25から、診療行為入
力部21nのプログラムを取得し(S103)、それを
Webブラウザ上で起動する(S104)。
【0049】次に、起動されたプログラム(診療行為入
力部21n)により、どの患者に対する診療行為かを指
定する(S105)。そして指定した患者の情報をデー
タベースから取得するために再度サーバに接続する(S
106)。チェックの結果(S203)、サーバマシン
4aに接続できれば、診療行為入力部21nは指定され
た患者情報をサーバマシン4a上の患者DB14から取
得し(S204、S107)、クライアント端末6aの
画面(図示せず)に表示する(S108)。サーバマシ
ン4aに接続できなければ、指定された患者の情報をレ
プリカ患者DB28から取得し(S107)、クライア
ント端末6aの画面に表示する(S108)。
【0050】次に、図7に進み、クライアント端末6a
の利用者が患者に対する診療行為内容の入力を開始する
(S109)。更に入力された診療行為項目のチェック
が開始される(S110)。ここで、チェックに必要な
データ、すなわち診療行為名と点数等の診療行為情報や
薬剤禁忌情報等をサーバマシン4aからダウンロードす
るために再度サーバマシン4aに接続する(S11
1)。サーバマシン4aに接続できれば、サーバマシン
4aの有するマスタDB15からデータをダウンロード
する。但し、サーバマシン4aに接続できない場合は
(S205)、クライアント端末6aのレプリカマスタ
DB27からデータをダウンロードして入力項目のチェ
ック等を行う(S112)。
【0051】なお、診療行為入力部21nによる入力結
果に誤りが無いことがチェックされ(S113)、誤り
がある間は(S113、NO)、S109からS113
の処理が繰り返される。診療行為入力業務の終了時に
は、サーバマシン4aへの接続を試み(S114、S2
06)、接続されると、入力した情報をサーバマシン4
aの患者DB14に格納する(S115、S207)と
同時にクライアント端末6aのレプリカ患者DB28に
格納する。
【0052】図8は、サーバマシン4aの状態診断の流
れを示したフローチャートである。ここでは、サーバマ
シン4aがダウンしているか否か、また負荷がかかって
いる状態なのか否か(サーバマシン4aがダウンする兆
候なのか)という診断を行い、その状態によってプログ
ラム・マスタまたは患者データのダウンロード、アップ
ロード先を切り換える。
【0053】状態診断についてはサーバマシン4aのサ
ーバ状態管理部11とクライアント端末6aのロード制
御部23とで行われる。まず、サーバ状態管理部11で
はサーバマシン4aが起動されている間、サーバマシン
4aの負荷状態を測定するためのプログラムP2が一定
の間隔(例えば6000ms)で実行される(S50
1、S503)。測定には本実施の形態では簡単な計算
処理を行い、それにかかる時間(測定値)を測定するよ
うな手法を用いるが、他の測定方法であってもよく、特
に限定されない。なお、クライアント端末6aの接続テ
ストに対する応答やレプリカDBとのデータの同一性を
維持する(同期をとる)処理は、サーバマシン4aのプ
ログラムP1が行う。
【0054】次に予め同様の方法で測定した通常の処理
時間(基準値)と比較して、測定値が基準値を大きく上
回る場合(例えば、測定値>基準値×10)には、サー
バマシン4aがダウンする兆候であるとし、サーバマシ
ン4a上の所定の記憶領域(状態値)にその旨を表す値
を格納する。それ以外は状態値にサーバマシン4aは良
好に稼働中であるとし、その旨を表す値を格納しておく
(S502、S504)
【0055】一方、クライアント端末6aのロード制御
部23は、サーバマシン4aからプログラム、マスタ情
報、患者情報などをダウンロードしようとする場合、ま
ずサーバマシン4aに接続しようと試みる。ここでサー
バマシン4aに接続できなかった場合には、サーバマシ
ン4aの状態を格納するためのクライアント端末6a上
の所定の記憶領域(フラグ)にその旨を表す値を格納す
る。またサーバマシン4aに接続できた場合、サーバマ
シン4aから上記状態値を受け取り、その値をフラグに
格納する(S301、S401)。
【0056】次にロード制御部23は、フラグからサー
バマシン4aの状態を判断する(S302)、その結果
としてサーバに接続可能な場合は(S302、YE
S)、プログラム、DBのダウンロード元としてサーバ
マシン4aを設定し(S303)、以前のダウンロード
元の設定がクライアント端末6aだった場合には、サー
バマシン4a上の各DB(患者DB14とマスタDB1
5)とデータが同一性が維持されるようレプリカDB2
8及びレプリカマスタDB27を更新し、同期をとる
(S305、S402)。
【0057】また、フラグを参照した結果として、サー
バマシン4aに接続できなかった場合、もしくはサーバ
マシン4aの負荷状態により、接続されると過負荷とな
るような場合は(S302、NO)、プログラム、DB
のダウンロード元としてクライアント端末6aを設定す
る(S304)。サーバに負荷がかかっている場合にダ
ウンロード元をクライアント端末6aに設定すること
で、システムの処理時間を抑えることができる。
【0058】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は上述した診療行為入力作業に限定されず、ネッ
トワークを用いた様々な医療情報処理システムに適用可
能である。
【0059】(付記1) 医療情報処理を行うためのプ
ログラム或いはデータを記憶したマスタデータベースを
有する医療情報処理用サーバと、前記医療情報処理を行
う医療情報処理用クライアント端末とが電気通信回線を
介して接続された医療情報処理システムであって、前記
医療情報処理用サーバは、前記医療情報処理用クライア
ント端末からの要求に応じて、前記マスタデータベース
に記憶された所定のプログラム或いは所定のデータを前
記電気通信回線を介して前記医療情報処理用クライアン
ト端末に配信し、前記医療情報処理用クライアント端末
は、前記配信されたプログラム或いはデータを記憶して
おくためのレプリカデータベースを備え、前記医療情報
処理を行う場合、前記電気通信回線の通信状況或いは前
記医療情報処理用サーバの稼働状況が第1の状態である
と判断した場合には、前記医療情報処理用サーバに所定
のプログラム或いは所定のデータの配信を要求し、前記
医療情報処理用サーバより配信されたプログラム或いは
データを用いて医療情報処理を行い、且つ、前記配信さ
れたプログラム或いはデータを前記レプリカデータベー
スに格納し、一方、前記電気通信回線の通信状況或いは
前記医療情報処理用サーバの稼働状況が第2の状態であ
ると判断した場合には、前記レプリカデータベースに記
憶されたプログラム或いはデータを用いて医療情報処理
を行うことを特徴とする医療情報処理システム。 (付記2) 付記1に記載の医療情報処理システムにお
いて、前記医療情報処理用クライアント端末は、前記電
気通信回線の通信状況或いは前記医療情報処理用サーバ
の稼働状況が第2の状態であると判断した場合に行われ
た医療情報処理中に前記レプリカデータベース中のデー
タが更新された場合、該更新内容を前記医療情報処理用
サーバにアップロードし、前記医療情報処理用サーバ
は、前記医療情報処理用クライアントからデータがアッ
プロードされた場合、該アップロードされたデータに基
づいて前記マスタデータベースを更新することを特徴と
する医療情報処理システム。 (付記3) 付記1又は付記2に記載の医療情報処理シ
ステムにおいて、前記医療情報処理用クライアント端末
は、前記電気通信回線に障害が発生した場合、或いは、
前記医療情報処理用サーバがダウンしている場合、或い
は前記医療情報処理用サーバの応答時間又は処理時間が
所定の時間以上かかる場合のいずれかの場合に、前記電
気通信回線の通信状況或いは前記医療情報処理用サーバ
の稼働状況が第2の状態であると判断し、そうではない
場合に第1の状態であると判断することを特徴とする医
療情報処理システム。 (付記4) 医療情報処理を行うためのプログラム或い
はデータを記憶したマスタデータベースを有する医療情
報処理用サーバと電気通信回線を介して接続されること
ができ、前記プログラム中の所定のプログラム或いは前
記データ中の所定のデータを用いて医療情報処理を行う
医療情報処理用クライアント端末であって、前記電気通
信回線を介して前記医療情報処理用サーバから前記医療
情報処理を行うために必要な前記所定のプログラム或い
は前記所定のデータを取得する第1取得手段と、前記第
1取得手段によりプログラム或いはデータが取得された
場合に、取得したプログラム或いはデータを記憶するレ
プリカデータベースと、前記レプリカデータベースから
前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを取得す
る第2取得手段と、前記電気通信回線の通信状況及び前
記医療情報処理用サーバの稼働状況を取得する第3取得
手段と、前記医療情報処理を行う場合、前記第3取得手
段による取得結果に基づいて、前記第1取得手段と前記
第2取得手段のいずれにより前記所定のプログラム或い
は前記所定のデータを取得するかを判断する判断手段
と、前記判断手段の判断結果に基づいて前記医療情報処
理を行う処理手段とを備えたことを特徴とする医療情報
処理用クライアント端末。 (付記5) 付記4に記載の医療情報処理用クライアン
ト端末において、前記判断手段は、前記第3取得手段に
よる取得結果が、前記電気通信回線に障害が発生した場
合、或いは、前記医療情報処理用サーバがダウンしてい
る場合、或いは前記医療情報処理用サーバの応答時間又
は処理時間が所定の時間以上かかる場合のいずれかの場
合に、前記第2取得手段による取得処理を行うことを判
断し、そうではない場合に前記第1取得手段による取得
処理を行うことを判断することを特徴とする医療情報処
理用クライアント端末。 (付記6) 付記5に記載の医療情報処理用クライアン
ト端末において、前記処理手段は、前記判断手段により
前記第1取得手段による取得を実行すると判断された場
合に、前記第1取得手段に前記医療情報処理用サーバか
ら前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを取得
させ、取得したプログラム或いはデータを用いて医療情
報処理を行い、一方、前記判断手段により前記第2取得
手段による取得を実行すると判断された場合に、前記第
2取得手段に前記レプリカデータベースから前記所定の
プログラム或いは前記所定のデータを取得させ、取得し
たプログラム或いはデータを用いて医療情報処理を行う
ことを特徴とする医療情報処理用クライアント端末。 (付記7) 付記6に記載の医療情報処理用クライアン
ト端末において、前記判断手段により前記第2取得手段
による取得を実行すると判断された場合に行われた前記
処理手段の前記医療情報処理中に前記レプリカデータベ
ース中の所定のデータが更新された場合、該更新内容を
前記マスタデータベースとの間でデータの同一性が維持
されるよう前記医療情報処理用サーバにアップロードす
る更新内容送信手段とを備えたことを特徴とする医療情
報処理用クライアント端末。 (付記8) 付記4乃至付記7のいずれかに記載の医療
情報処理用クライアント端末と接続されることができ、
前記医療情報処理用クライアント端末からの要求に応じ
て、前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを前
記医療情報処理用クライアント端末に提供する医療情報
処理用サーバ。 (付記9) 付記8に記載の医療情報処理用サーバにお
いて、自己の負荷状態を測定するための測定手段と、前
記測定手段の測定結果を前記医療情報処理用クライアン
ト端末に提供する測定結果提供手段とを備えたことを特
徴とする医療情報処理用サーバ。 (付記10) 医療情報処理を行うためのプログラム或
いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医療
情報処理用サーバと、前記マスタデータベースに記憶さ
れた所定のプログラム或いはデータを記憶するためのレ
プリカデータベースを備え、前記医療情報処理用サーバ
と電気通信回線を介して接続されることができ、医療情
報処理を実行する医療情報処理用クライアント端末とに
より行われる医療情報処理方法であって、前記電気通信
回線の通信状況及び前記医療情報処理用サーバの稼働状
況を取得する状況取得ステップと、前記状況取得ステッ
プによる取得結果に基づいて、前記医療情報処理を前記
マスタデータベースに記憶され前記医療情報処理用サー
バから配信された前記所定のプログラム或いは前記所定
のデータを用いて行うネットワーク処理と、前記レプリ
カデータベースから前記所定のプログラム或いは前記所
定のデータを取得して行うスタンドアロン処理のいずれ
かにより行う医療情報処理実行ステップとを備えたこと
を特徴とする医療情報処理方法。 (付記11) 付記10に記載の医療情報処理方法にお
いて、前記ネットワーク処理は、前記医療情報処理用ク
ライアント端末から前記医療情報処理用サーバに対し、
前記所定のプログラム或いは前記所定のデータの配信を
要求を送信する配信要求送信ステップと、前記配信要求
送信ステップにより送信された要求に基づき、前記マス
タデータベースに記憶された前記所定のプログラム或い
は前記所定のデータを前記電気通信回線を介して前記医
療情報処理用サーバから前記医療情報処理用クライアン
ト端末に配信する配信ステップと、前記配信ステップに
より配信されたプログラム或いはデータを前記医療情報
処理用クライアント端末が取得する第1取得ステップ
と、前記第1取得ステップによりプログラム或いはデー
タが取得された場合に、取得したプログラム或いはデー
タを前記レプリカデータベースに記憶する記憶ステップ
と、前記第1取得ステップにより取得されたプログラム
或いはデータを用いて前記医療情報処理を行う第1処理
ステップとを備え、前記スタンドアロン処理は、前記レ
プリカデータベースから前記所定のプログラム或いは前
記所定のデータを取得する第2取得ステップと、前記第
2取得ステップにより取得されたプログラム或いはデー
タを用いて前記医療情報処理を行う第2処理ステップと
を備えたことを特徴とする医療情報処理方法。 (付記12) 付記10又は付記11に記載の医療情報
処理方法において前記医療情報処理実行ステップは、前
記状況取得ステップによる取得結果が、前記電気通信回
線に障害が発生した場合、或いは、前記医療情報処理用
サーバがダウンしている場合、或いは前記医療情報処理
用サーバの応答時間又は処理時間が所定の時間以上かか
る場合のいずれかの場合に、前記スタンドアロン処理を
行い、そうではない場合に前記ネットワーク処理を行う
ことを特徴とする医療情報処理方法。 (付記13) 医療情報処理を行うためのプログラム或
いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医療
情報処理用サーバと電気通信回線を介して接続されるこ
とができる医療情報処理用クライアント端末に前記プロ
グラム中の所定のプログラム或いは前記データ中の所定
のデータを用いて医療情報処理を実行させるクライアン
ト端末用医療情報処理プログラムであって、前記電気通
信回線の通信状況及び前記医療情報処理用サーバの稼働
状況を取得する状況取得ステップと、前記状況取得ステ
ップによる取得結果に基づいて、前記医療情報処理を前
記マスタデータベースに記憶され前記医療情報処理用サ
ーバから配信された前記所定のプログラム或いは前記所
定のデータを用いて行うネットワーク処理と、前記レプ
リカデータベースから前記所定のプログラム或いは前記
所定のデータを取得して行うスタンドアロン処理のいず
れかにより行う医療情報処理実行ステップとを前記医療
情報処理用クライアント端末に実行させることを特徴と
するクライアント端末用医療情報処理プログラム。 (付記14) 付記13に記載のクライアント端末用医
療情報処理プログラムにおいて、前記ネットワーク処理
は、前記医療情報処理用クライアント端末から前記医療
情報処理用サーバに対し、前記所定のプログラム或いは
前記所定のデータの配信を要求を送信する配信要求送信
ステップと、前記配信要求送信ステップにより送信され
た要求に基づき、前記マスタデータベースに記憶された
前記前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを前
記電気通信回線を介して前記医療情報処理用サーバから
前記医療情報処理用クライアント端末に配信する配信ス
テップと、前記配信ステップにより配信されたプログラ
ム或いはデータを前記医療情報処理用クライアント端末
が取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップ
によりプログラム或いはデータが取得された場合に、取
得したプログラム或いはデータを前記レプリカデータベ
ースに記憶する記憶ステップと、前記第1取得ステップ
により取得されたプログラム或いはデータを用いて前記
医療情報処理を行う第1処理ステップとを備え、前記ス
タンドアロン処理は、前記レプリカデータベースから前
記所定のプログラム或いは前記所定のデータを取得する
第2取得ステップと、前記第2取得ステップにより取得
されたプログラム或いはデータを用いて前記医療情報処
理を行う第2処理ステップとを備えたことを特徴とする
クライアント端末用医療情報処理プログラム。 (付記15) 医療情報処理を行うためのプログラム或
いはデータを記憶したマスタデータベースを有し、前記
医療情報処理を行う医療情報処理用クライアント端末と
電気通信回線を介して接続されることができる医療情報
処理用サーバに所定の動作を実行させるサーバ用医療情
報処理プログラムであって、前記医療情報処理用クライ
アント端末からの要求に応じて、前記マスタデータベー
スに記憶された所定のプログラム或いは所定のデータを
前記電気通信回線を介して前記医療情報処理用クライア
ント端末に配信する配信ステップと、自己の負荷状態を
測定するための測定ステップと、前記要求を送信するか
否かを前記医療情報処理用クライアント端末に判断させ
るために前記測定手段の測定結果を前記医療情報処理用
クライアントに提供する測定結果提供ステップとを前記
医療情報処理用サーバに実行させることを特徴とするサ
ーバ用医療情報処理プログラム。
【0060】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明は、クラ
イアント端末にレプリカデータベースを備え、サーバマ
シン或いはクライアント端末のレプリカデータベースの
いずれかに動的にダウンロード元を切り換えて医療情報
処理に必要なデータやプログラムを取得できるため、作
業途中でサーバマシンに接続できなくなった場合でも作
業を中断せずに入力情報のチェックや入力支援等の各種
医療業務を行うことができる。つまり、インターネット
システムにおいてサーバマシンに接続できない場合であ
っても、病院・診療所で行われる患者受付業務から会計
業務までの一連の業務をインターネットに接続できる場
合と同様に行うことができる。
【0061】特に、病院・診療所で行われる受付業務か
ら診察、会計業務までの一連の業務は医療事務員、医
師、薬剤師等の複数要員の連携で成り立っており、それ
らは前の業務から順番に行われるため、これら一連の業
務がサーバマシンに接続できないことによって中断或い
は停止すると、後に続く業務を行うことができなくなる
ため、業務全体の遅延につながり、患者に対するサービ
スも低下することになる。従って、本発明によれば、こ
うした業務の遅滞を防ぐ事ができ、患者に対して一定の
品質のサービスを提供する事が可能となる。
【0062】また、本発明によれば、サーバマシン上で
患者情報を共有する事ができるため、医療機関間の連携
が飛躍的に進むこととなる。例えば、ある患者がA病院
で薬剤Xを処方してもらい、その後B病院で薬剤Yを処方
しようとしたとする。ところが薬剤Xと薬剤Yを同時に服
用してはいけない場合がある。この時、患者情報が共有
されていない場合には、B病院で薬剤Xが処方されたこと
が分からず薬剤Yが処方される可能性がある。しかし、
本発明によれば、サーバマシンのマスタデータベースで
患者情報を一元管理することにより、患者情報を複数の
医療機関で共有することができるため、そうした事故を
防ぐ事ができる。
【0063】更に又、本発明では、サーバマシンに接続
はできても、ある程度サーバマシンに負荷がかかってい
る場合には、クライアント端末のレプリカデータベース
からプログラムやデータを取得するようにしたため、シ
ステムの処理時間を抑えることができる。これにより患
者受付や会計、診察等の患者を待たせる業務でも作業時
間を一定に保つことができ、患者の待ち時間の増加を抑
え、患者に対して一定の品質のサービスを提供すること
を可能とするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における医療情報処理シス
テムの基本構成図である。
【図2】サーバマシンの基本構成を示したブロック図で
ある。
【図3】患者DBの構成例である。
【図4】マスタDBの構成例である。
【図5】クライアント端末の基本構成を示したブロック
図である。
【図6】診療行為入力作業の流れを詳細に示したフロー
チャート(1)である。
【図7】診療行為入力作業の流れを詳細に示したフロー
チャート(2)である。
【図8】サーバマシンの状態診断の流れを示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 厚生労働省の端末、2 支払い基金及び国保連合会
の端末、3 サーバマシン(親)、4a〜4n サーバ
マシン、6a〜6n クライアント端末、7インターネ
ット、10 Web制御部、11 サーバ状態管理部、
12 DB管理部、13 プログラム管理部、14 患
者DB、15 マスタDB、16 診療支援プログラム
群(プログラムライブラリ)、17 自動配信管理部、
20Webブラウザ、23 ロード管理部、24 キャ
ッシュプログラム管理部、25 プログラム記憶部、2
6 レプリカデータベース管理部、27 レプリカマス
タDB、28 レプリカ患者DB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 DE04 GB06 HA03 5B089 KA12 ME02 ME09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療情報処理を行うためのプログラム或
    いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医療
    情報処理用サーバと、前記医療情報処理を行う医療情報
    処理用クライアント端末とが電気通信回線を介して接続
    された医療情報処理システムであって、 前記医療情報処理用サーバは、前記医療情報処理用クラ
    イアント端末からの要求に応じて、前記マスタデータベ
    ースに記憶された所定のプログラム或いは所定のデータ
    を前記電気通信回線を介して前記医療情報処理用クライ
    アント端末に配信し、 前記医療情報処理用クライアント端末は、前記配信され
    たプログラム或いはデータを記憶しておくためのレプリ
    カデータベースを備え、前記医療情報処理を行う場合、
    前記電気通信回線の通信状況或いは前記医療情報処理用
    サーバの稼働状況が第1の状態であると判断した場合に
    は、前記医療情報処理用サーバに所定のプログラム或い
    は所定のデータの配信を要求し、前記医療情報処理用サ
    ーバより配信されたプログラム或いはデータを用いて医
    療情報処理を行い、且つ、前記配信されたプログラム或
    いはデータを前記レプリカデータベースに格納し、一
    方、前記電気通信回線の通信状況或いは前記医療情報処
    理用サーバの稼働状況が第2の状態であると判断した場
    合には、前記レプリカデータベースに記憶されたプログ
    ラム或いはデータを用いて医療情報処理を行うことを特
    徴とする医療情報処理システム。
  2. 【請求項2】 医療情報処理を行うためのプログラム或
    いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医療
    情報処理用サーバと電気通信回線を介して接続されるこ
    とができ、前記プログラム中の所定のプログラム或いは
    前記データ中の所定のデータを用いて医療情報処理を行
    う医療情報処理用クライアント端末であって、 前記電気通信回線を介して前記医療情報処理用サーバか
    ら前記医療情報処理を行うために必要な前記所定のプロ
    グラム或いは前記所定のデータを取得する第1取得手段
    と、 前記第1取得手段によりプログラム或いはデータが取得
    された場合に、取得したプログラム或いはデータを記憶
    するレプリカデータベースと、 前記レプリカデータベースから前記所定のプログラム或
    いは前記所定のデータを取得する第2取得手段と、 前記電気通信回線の通信状況及び前記医療情報処理用サ
    ーバの稼働状況を取得する第3取得手段と、 前記医療情報処理を行う場合、前記第3取得手段による
    取得結果に基づいて、前記第1取得手段と前記第2取得
    手段のいずれにより前記所定のプログラム或いは前記所
    定のデータを取得するかを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に基づいて前記医療情報処理を
    行う処理手段とを備えたことを特徴とする医療情報処理
    用クライアント端末。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の医療情報
    処理用クライアント端末と接続されることができ、前記
    医療情報処理用クライアント端末からの要求に応じて、
    前記所定のプログラム或いは前記所定のデータを前記医
    療情報処理用クライアント端末に提供する医療情報処理
    用サーバ。
  4. 【請求項4】 医療情報処理を行うためのプログラム或
    いはデータを記憶したマスタデータベースを有する医療
    情報処理用サーバと電気通信回線を介して接続されるこ
    とができる医療情報処理用クライアント端末に前記プロ
    グラム中の所定のプログラム或いは前記データ中の所定
    のデータを用いて医療情報処理を実行させるクライアン
    ト端末用医療情報処理プログラムであって、 前記電気通信回線の通信状況及び前記医療情報処理用サ
    ーバの稼働状況を取得する状況取得ステップと、 前記状況取得ステップによる取得結果に基づいて、前記
    医療情報処理を前記マスタデータベースに記憶され前記
    医療情報処理用サーバから配信された前記所定のプログ
    ラム或いは前記所定のデータを用いて行うネットワーク
    処理と、前記レプリカデータベースから前記所定のプロ
    グラム或いは前記所定のデータを取得して行うスタンド
    アロン処理のいずれかにより行う医療情報処理実行ステ
    ップとを前記医療情報処理用クライアント端末に実行さ
    せることを特徴とするクライアント端末用医療情報処理
    プログラム。
  5. 【請求項5】 医療情報処理を行うためのプログラム或
    いはデータを記憶したマスタデータベースを有し、前記
    医療情報処理を行う医療情報処理用クライアント端末と
    電気通信回線を介して接続されることができる医療情報
    処理用サーバに所定の動作を実行させるサーバ用医療情
    報処理プログラムであって、 前記医療情報処理用クライアント端末からの要求に応じ
    て、前記マスタデータベースに記憶された所定のプログ
    ラム或いは所定のデータを前記電気通信回線を介して前
    記医療情報処理用クライアント端末に配信する配信ステ
    ップと、 自己の負荷状態を測定するための測定ステップと、 前記要求を送信するか否かを前記医療情報処理用クライ
    アント端末に判断させるために前記測定手段の測定結果
    を前記医療情報処理用クライアントに提供する測定結果
    提供ステップとを前記医療情報処理用サーバに実行させ
    ることを特徴とするサーバ用医療情報処理プログラム。
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