JP2003215987A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003215987A
JP2003215987A JP2002015883A JP2002015883A JP2003215987A JP 2003215987 A JP2003215987 A JP 2003215987A JP 2002015883 A JP2002015883 A JP 2002015883A JP 2002015883 A JP2002015883 A JP 2002015883A JP 2003215987 A JP2003215987 A JP 2003215987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の節電モードを有する画像形成装置でコピ
ーをしようとすると、節電状態になっていて短い時間で
はあるが待たされることがあった。そこでネットワーク
を介してパソコンから節電状態などのステータスを確認
するという方法もあるが、この場合も画像形成装置を設
置している場所へ行く間にタイマーや、節電キーによ
り、節電状態になっていて結局待たされるということが
あった。 【解決手段】パソコンから節電解除コマンドを画像形成
装置に送信し、これを受信した画像形成装置は、第2の
所定時間経過するまで節電キーを操作されても、もとの
移行時間が経過しても節電状態へは移行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオート節電機能を有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式のプリンタ部を有す
る画像形成装置は、用紙に転写されたトナー像を定着装
置の内部にハロゲンランプなどの熱源を有する熱ローラ
と表面を弾性ゴムで覆われた圧ローラのニップに挟持、
加熱することにより定着している。この方法であると定
着装置の熱ローラに供給する電力が非常に多くなるの
で、所定の時間画像形成装置が使われないと自動的に節
電状態に移行する。この仕組みは、画像形成装置の動作
が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した
時間が所定の時間以上になると節電状態へ移行する。ま
たタイマーがスタートした後で節電状態に移行する前に
新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリア
されて、この動作が終了すると再びタイマーがスタート
する。この節電状態においてはコピー時の定着温度より
低い温度に設定されいるプレヒートモードや、節電状態
では定着装置への電力供給をカットするオートシャット
オフモードなどがあり、いずれもユーザーがコピーをす
るために操作をすると定着装置の温度を所定のコピー時
の温度に復帰するように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザーコピ
ーをするために画像形成装置の設置場所へ行き節電状態
を解除しても安定待機状態へ復帰するには時間がかか
る。数枚のコピーをするのにはたとえ短い時間であって
も待たされるのは嫌なものである。そこでネットワーク
に接続された画像形成装置の状態をパソコンのステータ
スモニタで確認し、安定待機状態ならそのままで、節電
状態であったならパソコンから節電解除の指示を行いコ
ピーをしに行く頃には安定待機状態に復帰しているとい
うものもあるが、この場合もステータスモニタで確認し
たときには安定待機状態であったものがコピーをしに行
った頃には節電移行時間が経過するか別のユーザーの節
電キーの操作により節電状態になっていたり、パソコン
から節電解除指示を行っていたときも同じく別のユーザ
ーの節電キーの操作で既に節電状態になっていることが
ある。このように場合はせっかくパソコンから確認して
コピーをしに行っても結局待たされてしまう。本願の発
明はこのような課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本願第1の発明は、ネットワークに接続さ
れ、安定待機状態と節電状態の切り替え可能な画像形成
装置において、この画像形成装置に対する動作、又は行
われた動作を第1の動作群と第2の動作群とに分類し、
この行われた動作を判別する動作群判別手段と、第1の
動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第1の
タイマーと、この第1のタイマーの計時時間が第1の所
定時間以上経過すると第1の信号を出力する第1の信号
検出手段と、第2の動作群に含まれる動作の終了から計
時を開始する第2のタイマーと、この第2のタイマーの
計時時間が第2の所定時間以上経過すると第2の信号を
出力する第2の信号検出手段と、安定待機状態で節電キ
ーが操作されると第3の信号を出力する第3の信号検出
手段と、第1の動作群に含まれる動作があれば第1のタ
イマーをリセットし、第2のタイマーの動作群に含まれ
る動作があれば第2のタイマーをリセットするタイマー
リセット手段と、前記第1の信号検出手段が第1の信号
を出力しているか前記第3の信号検出手段が第3の信号
を出力している状態で、第2の信号検出手段が第2の信
号を出力している場合に節電移行信号を出力する節電移
行信号出力手段と、前記節電移行信号を検出すると節電
状態へ移行する節電制御手段とを有することを特徴とす
る画像形成装置を用いる。
【0005】本願第2の発明は、前記第1の動作群に含
まれる動作とは、電源投入動作の他、コピー動作、プリ
ントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など
定着装置の使用を伴う動作で、前記第2の動作群に含ま
れる動作とは、ネットワークを介して送られてくる節電
解除コマンドであることを特徴とする第1の発明に記載
の画像形成装置を用いる。
【0006】本願第3の発明は、前記第2のタイマーが
第2の所定時間以下のときに前記節電キーが操作される
と、操作表示部に節電状態へは移行しない旨表示する節
電移行不可表示手段を有することを特徴とする第1、2
の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0007】本願第4の発明は、前記安定待機状態とは
定着装置の熱ローラを定着可能な温度に保ち、すぐに画
像形成できる状態であり、節電状態とは前記熱ローラを
定着可能な温度より低い温度にして消費電力を節約する
状態であることを特徴とする第1〜3の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
【0008】
【作用】本願第1の発明は、従来からあるコピーの終了
などから第1の所定時間経過すると節電状態へ移行し、
さらに安定待機状態で節電キーを操作しても節電状態に
なる画像形成装置に、第2の動作群に含まれる動作を行
うと節電状態が解除されるとともに、第2の所定時間の
間はたとえ節電キーを操作しても節電状態にならないよ
うにすることで、ユーザーがコピーをしたいときに予め
第2の動作群に含まれる動作をさせておけば無駄に待た
されることはない。
【0009】本願第2の発明は、前記第1の動作群に含
まれる動作とは、電源投入動作の他、コピーなどの定着
装置の使用を伴う動作で、第2の動作群に含まれる動作
とは、ネットワークを介して接続されたパソコンから送
られてくる節電解除コマンドなので、予めパソコンから
節電解除コマンドを送っておけば、いざコピーするとき
に節電状態になっていることはないので、待たされるこ
とはない。
【0010】本願第3の発明は、すでに節電解除コマン
ドが送られている状態の画像形成装置は、別のユーザー
が節電状態にしたくて節電キーを操作したときに、節電
状態に移行しないと故障と間違われるので、この間違い
を回避できる。
【0011】本願第4の発明は、前記節電状態の定着装
置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約し
ているので省エネルギーである。
【0012】
【実施例】本件発明を採用する画像形成装置を図1の概
略図に基づいて説明する。同図において画像形成装置1
はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有する複合
装置で、CPU2、ROM3、RAM4、プリンタコン
トローラ5、受信情報記憶バッファ6、中間言語情報記
憶バッファ7、プリンタ部8、定着装置9、電源装置1
0、メインSW11、操作表示部12、DF用I/F1
3、DF14、DF用ケーブル15、スキャナ装置1
6、画像処理部17、ビットマップメモリ18、COD
EC19、画像メモリ20、ネットワークI/F21、
モデム22、NCU23、バス24などから構成されて
いる。またこの画像形成装置1はネットワークケーブル
25を介してパソコン26と接続されている。
【0013】詳しくは、前記CPU2は当該画像形成装
置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶し
た前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定デー
タ、トータルカウントデータ、各種フォントデータなど
を記憶した前記RAM4に接続されている。本願発明の
請求項に記載されている第1のタイマー、第2のタイマ
ー、タイマーリセット手段、節電制御手段はこのROM
3に格納されているプログラムであり、第1の所定時
間、第2の所定時間はこのRAM4に記憶されている設
定データである。
【0014】前記プリンタコントローラ5は、接続され
たパソコンから送信され、前記受信バッファ6に格納さ
れているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間
言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中
間言語情報記憶バッファ7に格納される。
【0015】前記プリンタ部8は給紙搬送手段(図示し
ていない)、作像手段(図示していない)、定着装置9
などから構成されており、給紙カセットから給紙された
用紙は前記作像手段によりトナー像を転写され、これが
定着手段の熱ローラと圧ローラのニップにより挟持、加
熱されることによりトナー像を定着される。詳しくは当
該定着装置9は、内部にハロゲンランプなどのヒータを
内蔵する、アルミなどの熱伝導性に優れる基材からなる
熱ローラと、熱伝導性のよいアルミなどのローラの周囲
が耐熱性のウレタンゴムでできた弾性層で覆われ、さら
に外周はPTFEなどのフッ素系樹脂の離型層を持った
圧ローラと、前記熱ローラの表面温度を検知する温度検
知手段と、ヒータの電源と、前記ヒータのオン/オフを
するスイッチング手段、及びこれらを制御する定着温度
制御手段から構成されている。この定着装置9の温度制
御は、印刷時、及び通常の安定待機状態においては、1
80±5℃での設定温度で推移している。この場合は、
前記温度検知手段の検知した値から換算される前記熱ロ
ーラの表面温度が、制御したい温度から決定される第1
の定着閾値(この場合は175℃)を下回ったときは前
記スイッチング手段をONして前記熱ローラの温度を上
げ、制御したい温度から決定される第2の定着閾値(こ
の場合は185℃)を上回ったときには前記スイッチン
グ手段をOFFして前記熱ローラの温度が用紙や空気に
熱を奪われて下がるという、スレッシュホールド制御を
行っている。また節電状態に移行したときは、第4の発
明に記載したように、上記設定温度より低く、あまり電
力を消費しない温度で、かつ設定温度の185℃にすぐ
立ち上がることのできる節電待機温度に維持される。定
着手段9の熱容量が小さい場合や、節電状態での消費電
力の節約を優先する場合は、電力を供給しない節電状態
もあり得る。
【0016】前記電源装置10は、外部のAC電源とコ
ンセントで接続されており、上記各更生のAC、DCの
電力を供給している。この電源装置10のオン/オフ
は、前記メインSW11で行えるほか、CPU2の制御
によるソフトSWでのオン/オフもできる。
【0017】前記操作表示部12は、操作キー、LDC
表示部などから構成されている。この画像形成装置1は
複合装置なので操作表示部12はコピー機能画面、プリ
ンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画
面を切り替え可能である。節電状態へ移行させる節電キ
ーもここに設けられている。
【0018】DF用I/F13は、この画像形成装置1
の上に置かれたDF14とケーブル15を介して接続
し、このDF14を制御するためのインターフェースで
ある
【0019】前記スキャナ装置16は、DF14で1枚
づつフィードされる原稿にハロゲンランプで光を当てそ
の反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号
をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部17で
画像処理をして後段のビットマップメモリ18に展開し
ていく。このビットマップメモリ18は、前記スキャナ
装置16からの画像データの他ネットワークなどを介し
て接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマ
ンドを前記プリンタコントローラ5で解析し生成される
中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、NC
U23、モデム22を介して送られてくる画像データを
必要に応じてCODEC19で伸張しフルビットマップ
の画像データとして展開、保持する手段である。前記C
ODEC19は、プリントデータに含まれる画像データ
の符号化されたものを復号化するためのものである。
【0020】前記画像メモリ20は、メモリコピーやフ
ァクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキ
ャナ装置16で読み取った画像データをCODEC19
で符号化して記憶する。また複合装置のスキャナ機能を
用いる場合は、スキャナ装置16で読み取った画像デー
タをCODEC19で符号化して記憶したものを外部の
パソコンから読み取ることもできるし、同じようにファ
クシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリか
ら読み出すことも可能である。近年は複合装置にそこそ
この容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて
画像メモリとしているものも多い。
【0021】ネットワークI/F21は、当該画像形成
装置1をネットワークに接続するインターフェースであ
る。ここではパソコン26や図示していないその他の接
続機器とネットワークケーブル25を介して接続されて
いる。
【0022】前記モデム22は、公衆回線から送信され
てくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆に
デジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信
するためのものである。前記NCU23は、公衆回線へ
の接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオン
フック信号の送出、リング検出などを行う。
【0023】バス24は、上述した各構成のデータや信
号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用
のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1
つで表している。
【0024】パソコン26は、上記画像形成装置1にネ
ットワークを介して接続されており、この画像形成装置
1の状態をモニタで確認できるプログラムと、この画像
形成装置1に対して節電解除コマンドを送信する節電解
除コマンド送信手段を有する。
【0025】本件発明を採用する画像形成装置1の、節
電状態への移行、節電状態を解除するまでの処理を図2
〜5のフローチャートを用いて説明する。図2は本願の
第1のタイマーの処理を示すフローチャートである。ま
ず画像形成装置1の電源を投入すると(S101)、第
1のタイマーをリセット(t1=0にセット)するとと
もに、第1のタイマーをスタートする(S102)。次
に第1のタイマーの計時時間が第1の所定時間T1以上
かを判断し(S103)、まだ第1の所定時間を過ぎて
いなければ第1の動作群に含まれる動作があったかを動
作群判別手段により判断し(S104)、無ければS1
03に戻り、あればS102に戻り再びカウンターはク
リアされてから計時を開始する。S103で第1のタイ
マーが第1の所定時間以上経過すると、第1の信号検出
手段が第1の信号を出力する(S105)。続いて第1
の動作群に含まれる動作があったかを動作群判別手段に
より判断し(S106)、無ければそのままS106に
戻り第1の信号の出力を継続し、あれば第1の信号の出
力を停止し(S107)、S102に戻り再びカウンタ
ーはクリアされてから計時を開始する。ここで第1の動
作群に含まれる動作は、第2の発明では電源投入動作の
他、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受
信による印刷動作など、定着装置を使用する動作である
が、人体検知センサーを設けてこの検知を第1の動作に
含めても良いし、DFの用紙検知を含めても良く、適宜
選択して決めれば良い。一般的には節電状態を解除する
トリガーとなるものと同じものをトリガーとして第1の
タイマーをリセットするものである。
【0026】図3は本願の第2のタイマーの処理を示す
フローチャートである。まず画像形成装置1の電源を投
入すると(S201)、第2のタイマーをリセット(t
2=0にセット)するとともに、第2のタイマーをスタ
ートする(S202)。次に第2のタイマーの計時時間
が第2の所定時間T2以上かを判断し(S203)、ま
だ第2の所定時間を過ぎていなければ第2の動作群に含
まれる動作があったかを動作群判別手段により判断し
(S204)、無ければS203に戻り、あればS20
2に戻り再びカウンターはクリアされてから計時を開始
する。S203で第2のタイマーが第2の所定時間以上
経過すると、第2の信号検出手段が第2の信号を出力す
る(S205)。続いて第2の動作群に含まれる動作が
あったかを動作群判別手段により判断し(S206)、
無ければそのままS206に戻り第2の信号の出力を継
続し、あれば第2の信号の出力を停止し(S207)、
S202に戻り再びカウンターはクリアされてから計時
を開始する。S202では電源投入後に第2のタイマー
をリセットしているが、最初はリセットしなくても良
い。ここで第2の動作群に含まれる動作は、第2の発明
ではパソコンから送信されてくる節電解除コマンドを受
信する動作としている。
【0027】図4は本願の節電キーを操作したときの第
3の信号検出手段の処理フローを示している。まず画像
形成装置が安定待機状態かを判断し(S301)、安定
待機状態であれば節電キーは操作されたかを判断し(S
302)、第3の信号検出手段が第3の信号を出力する
(S303)。続いて、その他の条件などで節電が解除
されると(S304)、第3の信号の出力を停止し(S
305)、処理は終了する。本実施例では節電状態でこ
の節電キーが操作されると、この節電キーの操作が第1
の動作群に含まれるので第1のタイマーがリセットさ
れ、節電は解除されるようにしている。
【0028】図5は本願節電制御手段の処理を示すフロ
ーチャートであり、節電移行信号出力手段そのものの処
理である。節電移行信号出力手段は、第1〜3の信号検
出手段に接続され、常時その信号を読み取っている。ま
ず第1の信号を検出したかを判断し(S401)、検出
しないと第3の信号を検出したかを判断し(S40
2)、検出しないと再びS401に戻る。これらはS4
01、402で第1の信号又は第2の信号を検出したと
きに、第2の信号を検出したかを判断し(S403)、
第2の信号を検出すると節電移行信号検出手段は節電移
行信号を出力し(S404)、処理は終了する。画像形
成装置1はこの節電移行信号を出力したときのみ節電状
態へ移行する。同様に先に第2の信号を検出してから、
第1の信号又は第2の信号を検出する処理にしても結果
は同じである。
【0029】このように、常時図2〜図5に示すプログ
ラムは並行して実行されている。この結果、第2の信号
は第2の動作群に含まれる動作があって(例えば節電解
除コマンドを受けて)所定時間経過するまで以外は常に
出力されているので、第2の動作群の動作以外は従来の
節電の処理と同じものを使用できる。
【0030】本願第3の発明の節電移行手段の処理のフ
ローチャートを図6に示す。まず第2の信号を検出した
かを判断し(S501)、第2の信号を検出していない
場合、つまり第2の動作群に含まれる動作があって第2
の所定時間以内のときは、次に第3の信号を検出したか
を判断(S502)、つまり節電キーが操作されたかを
判断し、第3の信号を検出した場合は、操作表示部に節
電状態へ移行しない旨表示しS501に戻る。S501
で第2の信号を検出している場合は第1の信号を検出し
たかを判断し(S504)、検出しないと第3の信号を
検出したかを判断し(S505)、検出しないと再びS
501に戻り、S504、S505のいずれかで信号を
検出すると節電移行信号検出手段は節電移行信号を出力
し(S506)、処理は終了する。画像形成装置1はこ
の節電移行信号を出力したときのみ節電状態へ移行す
る。
【0031】
【発明の効果】本願第1の発明を用いれば、従来からあ
るコピーの終了などから第1の所定時間経過すると節電
状態へ移行し、さらに安定待機状態で節電キーを操作し
ても節電状態になる画像形成装置に、第2の動作群に含
まれる動作を行うと節電状態が解除されるとともに、第
2の所定時間の間はたとえ節電キーを操作しても節電状
態にならないようにすることで、ユーザーがコピーをし
たいときに予め第2の動作群に含まれる動作をさせてお
けば無駄に待たされることはない。
【0032】本願第2の発明を用いれば、前記第1の動
作群に含まれる動作とは、電源投入動作の他、コピーな
どの定着装置の使用を伴う動作で、第2の動作群に含ま
れる動作とは、ネットワークを介して接続されたパソコ
ンから送られてくる節電解除コマンドなので、予めパソ
コンから節電解除コマンドを送っておけば、いざコピー
するときに節電状態になっていることはないので、待た
されることはない。
【0033】本願第3の発明を用いれば、すでに節電解
除コマンドが送られている状態の画像形成装置は、別の
ユーザーが節電状態にしたくて節電キーを操作したとき
に、節電状態に移行しないと故障と間違われるので、こ
の間違いを回避できる。
【0034】本願第4の発明を用いれば、前記節電状態
の定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力
を節約しているので省エネルギーである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用する画像形成装置及び周辺機器
の概略図である。
【図2】図2は本願の第1のタイマーの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本願の第2のタイマーの処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】本願の節電キーを操作したときの第3の信号検
出手段の処理フローを示している。
【図5】本願の節電制御手段の処理を示すフローチャー
【図6】本願第3の発明の節電移行手段の処理のフロー
チャート
【符号の説明】
1;画像形成装置 2;CPU 3;ROM 4;RAM 5;プリンタコントローラ 6;受信情報記憶バッファ 7;中間言語情報記憶バッファ 8;プリンタ部 9;定着装置 10;電源装置 11;メインSW 12;操作表示部 13;DF用I/F 14;DF 15;DF用ケーブル 16;スキャナ装置 17;画像処理部 18;ビットマップメモリ 19;CODEC 20;画像メモリ 21;ネットワークI/F 22;モデム 23;NCU 24;バス 25;ネットワークケーブル 26;パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 C 107 107Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 CQ34 HH11 HT03 HT06 HT07 HT08 2H027 DA32 DA40 DE04 DE07 DE09 EA12 EA15 EC06 EC07 ED25 EE01 EE02 EE07 EE10 EF16 EJ15 EJ17 GA30 GA34 GA54 GB05 ZA07 5C062 AA05 AA14 AA35 AB20 AB38 AB49 AB51 AC21 AE16 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続され、安定待機状態と
    節電状態の切り替え可能な画像形成装置において、 この画像形成装置に対する動作、又は行われた動作を第
    1の動作群と第2の動作群とに分類し、この行われた動
    作を判別する動作群判別手段と、第1の動作群に含まれ
    る動作の終了から計時を開始する第1のタイマーと、こ
    の第1のタイマーの計時時間が第1の所定時間以上経過
    すると第1の信号を出力する第1の信号検出手段と、第
    2の動作群に含まれる動作の終了から計時を開始する第
    2のタイマーと、この第2のタイマーの計時時間が第2
    の所定時間以上経過すると第2の信号を出力する第2の
    信号検出手段と、安定待機状態で節電キーが操作される
    と第3の信号を出力する第3の信号検出手段と、第1の
    動作群に含まれる動作があれば第1のタイマーをリセッ
    トし、第2のタイマーの動作群に含まれる動作があれば
    第2のタイマーをリセットするタイマーリセット手段
    と、前記第1の信号検出手段が第1の信号を出力してい
    るか前記第3の信号検出手段が第3の信号を出力してい
    る状態で、第2の信号検出手段が第2の信号を出力して
    いる場合に節電移行信号を出力する節電移行信号出力手
    段と、前記節電移行信号を検出すると節電状態へ移行す
    る節電制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1の動作群に含まれる動作とは、電
    源投入動作の他、コピー動作、プリントアウト動作、フ
    ァクシミリ受信による印刷動作など定着装置の使用を伴
    う動作で、前記第2の動作群に含まれる動作とは、ネッ
    トワークを介して送られてくる節電解除コマンドである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第2のタイマーが第2の所定時間以下
    のときに前記節電キーが操作されると、操作表示部に節
    電状態へは移行しない旨表示する節電移行不可表示手段
    を有することを特徴とする請求項1、2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】前記安定待機状態とは定着装置の熱ローラ
    を定着可能な温度に保ち、すぐに画像形成できる状態で
    あり、節電状態とは前記熱ローラを定着可能な温度より
    低い温度にして消費電力を節約する状態であることを特
    徴とする請求項1〜3に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101496537B1 (ko) * 2012-02-06 2015-02-26 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 화상 형성 장치의 제어 방법 및 저장 매체

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