JP2003214310A - インライン型ポンプ逆転水車 - Google Patents

インライン型ポンプ逆転水車

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JP2003214310A
JP2003214310A JP2002018887A JP2002018887A JP2003214310A JP 2003214310 A JP2003214310 A JP 2003214310A JP 2002018887 A JP2002018887 A JP 2002018887A JP 2002018887 A JP2002018887 A JP 2002018887A JP 2003214310 A JP2003214310 A JP 2003214310A
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shaft
generator
casing
axis
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Tatsuya Okawa
達也 大川
Takeshi Mase
毅 間瀬
Hirohiko Furukawa
博彦 古川
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面間寸法を小さく(短く)することで、スペ
ース上の制約を緩和して、既設の送水配管系を備えた既
存の設置設備でも十分に設置することができるインライ
ン型ポンプ逆転水車を提供する。 【解決手段】 アウターケーシング2の開口2Bを送水
配管系Pの上流管の出口に接続し、開口2Aを送水配管
系Pの下流管に入口接続して、送水配管系Pにインライ
ン型ポンプ逆転水車1を介装する。開口2Bから導入さ
れ開口2Aから導出される発電用水Fによって、水車ラ
ンナ6および水車軸5を回転させ、直交変換動力伝達機
構12を介して第2発電機軸15を回転させるととも
に、カップリング14を介して第1発電機軸13を回転
させて、発電機8の回転子を回転させることにより発電
して電力を外部に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送水配管系に介設
して使用されるインライン型ポンプ逆転水車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポンプの吐出口から水を流入
させ、ランナおよびポンプ主軸を逆回転させることで、
ポンプの外部に設置した発電機の回転子を回転させて発
電するポンプ逆転水車発電装置が知られている。ところ
が、この種のポンプ逆転水車発電装置では、ポンプの外
部にポンプ主軸を導出し、この導出されたポンプ主軸に
発電機の入力回転軸を連結するカップリングなどの動力
伝達手段が必要であるばかりか、軸受手段が必要になる
ので、構造が複雑になるとともに、ポンプ外部に大きい
設置スペースが必要であるために、既設の送水配管系を
備えた既存の設置設備ではスペース上の制約により設置
不能になるおそれを有している。
【0003】このため、図4に示す水中ポンプの吐出口
から水を流入させ、ランナおよびポンプ主軸を逆回転さ
せて、電動機のロータを逆回転させることにより、電動
機に発電機能を与えて、水中ポンプをポンプ逆転水車と
して発電に使用することが考えられる。この水中ポンプ
は、筒状の第1ケーシング50と、断面環状の第1水路
51を介して第1ケーシング50の内部に同心に配置さ
れた筒状の電動機フレーム52と、この電動機フレーム
52に収容された電動機53と、電動機フレーム52の
軸方向両端部で軸受54A,54Bにより回転自在に支
持されて電動機フレーム52から導出され、かつ電動機
軸としての機能を兼ねてロータ53Aと同時に回転する
ようになされたポンプ主軸55と、第1ケーシング50
と電動機フレーム52の軸方向一端に取付けられて外周
部に断面環状の第1水路51に連通する断面環状の第2
水路56が設けられているとともに、中心部には主軸5
5との間に介装されて電動機フレーム52内への浸水を
防止するメカニカルシール7を備えた第2ケーシング5
8と、出口を断面環状の第2水路56に臨ませて第2ケ
ーシング58の先端に取付けられるとともに、内部に主
軸55に取付けられて該主軸55と同時に回転する羽根
車(ランナ)59を第2ケーシング58と共同して回転
自在に収容したランナケーシング60と、第1ケーシン
グ50と電動機フレーム52の軸方向他端に取付けられ
て外周部の入口を断面環状の第1水路51に連通させ、
出口を一か所に合流させた吐出通路61が設けられてい
る第3ケーシング62とを備えた構造になっている。
【0004】前記構成の水中ポンプによれば、電動機5
3への電力供給によってロータ53A、ポンプ主軸55
および羽根車59を回転させることにより、ランナケー
シング(吸込みベル)60の入口、つまり水中ポンプの
入口から水を吸込む。吸込まれた水は、第2ケーシング
58の断面環状の第2水路56に吐出され、この第2水
路56から断面環状の第1水路51を経て第3ケーシン
グ62の吐出通路61に送られ、この吐出通路12の出
口、つまり水中ポンプの吐出口から吐出される。
【0005】したがって、前記の水中ポンプを送水配管
系Pに介設して、矢印Fで示すように、発電用水を第3
ケーシング62における吐出通路61の出口から導入
し、ランナケーシング(吸込みベル)60の入口から導
出して羽根車59およびポンプ主軸55を逆回転させ、
電動機53のロータ53Aを逆回転させることにより、
電動機53を発電機として機能させ、水中ポンプをイン
ライン型ポンプ逆転水車として発電に使用することがで
きる。このため、冒頭で説明したポンプ逆転水車発電装
置のように、ポンプの外部に発電機を設置したり、ポン
プの外部に導出したポンプ主軸に発電機の入力回転軸を
連結する必要がなくなるので、カップリングなどの動力
伝達手段や軸受手段などが不要になって、発電設備の構
造を簡略化することができるとともに、ポンプ外部の設
置スペースを不要にすることができる。しかも、断面環
状の第1水路51を通過する発電用水により、電動機フ
レーム52を介して発電機53を冷却する水冷作用を得
ることができるので、発電機53の発熱を抑えて、その
耐連続運転性能を高めることもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の水中
ポンプでは、第1ケーシング50の内部に断面環状の第
1水路51を介して電動機フレーム52を同心に配置
し、この電動機フレーム52に収容した電動機53の電
動機軸の機能をポンプ主軸55にもたせた構造、すなわ
ち、羽根車59と電動機53を同一軸線上に配置した構
造になっているので、第1ケーシング50、第2ケーシ
ング58およびランナケーシング60の軸方向のトータ
ル寸法Lが長くなるばかりか、第1ケーシング50の他
端に第3ケーシング62を取付けているので、水中ポン
プの吸込端から吐出端までの面間寸法L1が相当に大き
くなる。したがって、この種の水中ポンプをインライン
型ポンプ逆転水車として発電に使用しようとしても、既
設の送水配管系を備えた既存の設置設備によっては、ス
ペース上の制約により設置不能になる場合がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、面間寸法を小さく(短く)することで、スペ
ース上の制約を緩和して、既設の送水配管系を備えた既
存の設置設備でも十分に設置することができるインライ
ン型ポンプ逆転水車を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るインライン型ポンプ逆
転水車は、第1軸線方向の両端部を開口した筒状のアウ
ターケーシングと、第1軸線方向にのびる環状の水路を
形成して前記アウターケーシングの内部に配置されたイ
ンナーケーシングと、第1軸線上で前記インナーケーシ
ングに回転自在に支持されているとともに、両端部を該
インナーケーシングから水密に導出した水車軸と、この
水車軸の一端部に同時回転可能に取付けられて前記アウ
ターケーシングの内部に回転自在に配置された水車ラン
ナと、第1軸線に直交する第2軸線を有して前記水車軸
の他端部に対応して前記アウターケーシングに水密に取
付けられた発電機とを備え、この発電機の回転子と同時
に回転する第2軸線上の発電機軸と前記水車軸の他端部
が直交変換動力伝達機構を介して同時回転可能に連結さ
れていることを特徴としている。
【0009】また、前記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明に係るインライン型ポンプ逆転水車は、
発電機の回転子と同時に回転する水車軸に水車ランナが
同時回転可能に取付けられ、この水車ランナが前記水車
軸の軸線に直交する方向の一端側に発電用水の入口を設
け、かつ他端側に発電用水の出口を設けたランナケーシ
ングの内部に回転自在に配置されていることを特徴とし
ている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、第1軸線
方向の両端部を開口した筒状のアウターケーシングに対
して、第1軸線に直交する第2軸線を有して発電機を取
付けて、水車軸と発電機軸とを分断して直交させた構造
になっているので、アウターケーシングの第1軸線方向
の寸法、つまりインライン型ポンプ逆転水車の面間寸法
を小さく(短く)することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、内
部に水車ランナを回転自在に配置しているランナケーシ
ングの発電用水の入口と出口は、水車ランナを同時回転
可能に取付けた水車軸の軸線に直交する方向に設けた構
造になっているので、ランナケーシングの水車軸の軸線
に直交する方向の寸法、つまりインライン型ポンプ逆転
水車の面間寸法を小さく(短く)することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインライン型
ポンプ逆転水車の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図1は請求項1に記載の発明に係るインライン型ポ
ンプ逆転水車の一実施の形態を示す縦断面図である。こ
の図において、インライン型ポンプ逆転水車1は、第1
軸線C1方向の両端部を開口2A,2Bした筒状のアウ
ターケーシング2と、第1軸線C1方向にのびる断面環
状の水路3を介してアウターケーシング2の内部に同心
に配置されたインナーケーシング4と、第1軸線C1を
軸心としてインナーケーシング4の内で回転自在に支持
されている水車軸5と、この水車軸5の一端部に同時回
転可能に取付けられて、アウターケーシング2の内部に
回転自在に配置された水車ランナ6と、第1軸線C1に
直交する第2軸線C2を有して水車軸6の他端部に対応
し、かつ歯車ケース7と架台7Aを介してアウターケー
シング2およびインナーケーシング4の両者に水密に取
付けられた発電機8とを備えている。
【0013】筒状のアウターケーシング2は、断面環状
の水路3を介して内部にインナーケーシング4を同心に
配置している第1ケーシング20と、この第1ケーシン
グ20の第1軸線C1方向の一端部に着脱可能に取付け
られているとともに、発電用水導出口として機能する開
口2Aを断面環状の水路3に連通して設けた第2ケーシ
ング21と、周壁の一部に開口部23を設けて第1ケー
シング20の第1軸線C1方向の他端部に着脱可能に取
付けられ、かつ発電用水導入口として機能する開口2B
を断面環状の水路3に連通して設けた第3ケーシング2
2とからなり、歯車ケース7は、開口部23から水密を
保持して第3ケーシング22の内部に着脱可能に組み込
まれており、このように第3ケーシング22に組み込ん
だ状態で、第1ケーシング20およびインナーケーシン
グ4の第1軸線C1方向の他端部にも水密を保持して着
脱可能に取付けてある。
【0014】水車軸5は、メカニカルシール9によって
水密を保持した状態で第1軸線C1方向の一端部をイン
ナーケーシング4の外部に導出させ、ここに水車ランナ
6を同時回転可能に取付けて第1ケーシング20と第2
ケーシング21の内部に配置してある。また、第1軸線
C1方向の他端部側は軸受10A,10Bによって回転
自在に支持され、かつ軸受カバー11により封止した状
態で歯車ケース7の内部に導入され、この導入部位に傘
歯車12Aを同時回転可能に取付けてある。
【0015】発電機8の回転子(図示省略)と同時に回
転する第1発電機軸13は、下向きに指向させて発電機
8の外部に導出し、かつその軸心を第2軸線C2と同軸
に設定した状態で発電機8を架台7Aに搭載してあり、
第1発電機軸13の下端部はカップリング14を介して
第2発電機軸15の上端部に同時回転可能に連結してあ
る。そして、第2発電機軸15は、歯車ケース7側の軸
受16Aと反対側のグランドパッキン16Bによって回
転自在かつ水密に支持されており、歯車ケース7内に導
入されている下端部に傘歯車12Aと噛み合う傘歯車1
2Bを同時回転可能に取付け、傘歯車12Aと傘歯車1
2Bとで直交変換動力伝達機構12を構成している。な
お、図中16は歯車ケース7内の潤滑油、17は潤滑油
供給通路である。
【0016】前記構成において、アウターケーシング2
の開口2Bを送水配管系Pの上流管の出口に接続し、開
口2Aを送水配管系Pの下流管に入口接続して、送水配
管系Pにインライン型ポンプ逆転水車1を介装すると、
開口2Bから導入され開口2Aから導出される発電用水
Fによって、水車ランナ6および水車軸5を回転させ、
直交変換動力伝達機構12を介して第2発電機軸15を
回転させるとともに、カップリング14を介して第1発
電機軸13を回転させて、発電機8の回転子(図示省
略)を回転させることにより発電して電力を外部に供給
することができる。
【0017】一方、インライン型ポンプ逆転水車1は、
第1軸線C1方向の両端部を開口2A,2Bした筒状の
アウターケーシング2に対して、第1軸線C1に直交す
る第2軸線C2を有して発電機8を取付けて、水車軸5
と第1発電機軸13および第2発電機軸15とを分断し
て直交させた構造になっているので、アウターケーシン
グ2の第1軸線C1方向の寸法L3、つまりインライン
型ポンプ逆転水車1の面間寸法L3を従来例の面間寸法
L1よりも極端に小さく(短く)することができる。し
たがって、スペース上の制約が緩和されるので、既設の
送水配管系Pを備えた既存の設置設備でも十分に設置す
ることができる。
【0018】つぎに、請求項2に記載のインライン型ポ
ンプ逆転水車の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は請求項2に記載の発明に係るインライン型ポンプ
逆転水車の一実施の形態を示す縦断面図である。なお、
請求項1に記載の発明と同一もしくは相当部分には、同
一符号を付して説明する。図2において、インライン型
ポンプ逆転水車1のランナケーシング18は、第1軸線
C1方向の一端側に発電用水導出口として機能する開口
2Aを設け、かつ他端側に発電用水導入口として機能す
る開口2Bを設けた渦巻きケーシング(渦巻きポンプの
渦巻きケーシングに相当する構造)によってなり、この
ランナケーシング18の中心部上側はケーシングカバー
19によって着脱可能かつ水密に塞がれている。ケーシ
ングカバー19の上側に発電機台20が着脱可能に取付
けられ、発電機8の回転子(図示省略)と同時に回転
し、かつ発電機軸としての機能を兼ねている水車軸5
は、下向きに指向させて発電機8の外部に導出し、かつ
その軸心を第1軸線C1に直交する第2軸線C2と同軸
に設定した状態で発電機8を発電機台20に搭載してあ
り、水車軸5はケーシングカバー19を水密かつ回転自
在に貫通してランナケーシング18内に導入され、ここ
にクローズドタイプの水車ランナ6が同時回転可能に取
付けられている。なお、ケーシングカバー19に対する
水車軸5の水密かつ回転自在な貫通は、グランドパッキ
ン21とパッキン押さえ21Aからなる封止機構によっ
て保持されている。
【0019】前記構成において、ランナケーシング18
の開口2Bを送水配管系Pの上流管の出口に接続し、開
口2Aを送水配管系Pの下流管に入口接続して、送水配
管系Pにインライン型ポンプ逆転水車1を介装すると、
開口2Bから導入され開口2Aから導出される発電用水
Fによって、水車ランナ6および水車軸5を回転させ
て、発電機8の回転子8Aを回転させることにより発電
して電力を外部に供給することができる。
【0020】一方、インライン型ポンプ逆転水車1は、
内部に水車ランナ6を回転自在に配置しているランナケ
ーシング18の発電用水の入口である開口2Bと出口で
ある開口2Aは、水車ランナ6を同時回転可能に取付け
た水車軸5の軸線に直交する方向、つまり第2軸線C2
に直交する第1軸線C1の方向に設けた構造になってい
るので、ランナケーシング18の第1軸線C1方向の寸
法L4、すなわちインライン型ポンプ逆転水車1の面間
寸法L4を従来例の面間寸法L1よりも極端に小さく
(短く)することができる。したがって、スペース上の
制約が緩和されるので、既設の送水配管系Pを備えた既
存の設置設備でも十分に設置することができる。
【0021】前記図2のインライン型ポンプ逆転水車1
では、クローズドタイプの水車ランナ6を備えた構成で
説明しているが、図3に示すように、セミオープンタイ
プの水車ランナ6を備えた構成のインライン型ポンプ逆
転水車1であってもよい。なお、図3において、図2の
インライン型ポンプ逆転水車1と同一部分には同一符号
を付して、重複した構造と作用の説明は省略する。
【0022】また、前記図1、図2の各実施の形態にお
ける発電機8としては、ポンプの場合の水中電動機に相
当するビルトイン型水中発電機8に代えて、市販性の高
い誘導発電機8または同期発電機8(ポンプの場合の誘
導電動機または同期電動機に相当する)を使用すること
が好ましく、さらに、汎用性のある極数の発電機8を用
いてコストの削減をはかるようにすればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
ライン型ポンプ逆転水車は構成されているので、以下の
ような格別の効果を奏する。
【0024】すなわち、第1軸線方向の寸法、つまりイ
ンライン型ポンプ逆転水車の面間寸法を従来例の面間寸
法よりも極端に小さく(短く)することができるので、
スペース上の制約が緩和されて既設の送水配管系を備え
た既存の設置設備でも十分に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態を示す縦
断面図である。
【図2】請求項2に記載の発明の一実施の形態を示す縦
断面図である。
【図3】請求項2に記載の発明の他の実施の形態を示す
縦断面図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 インライン型ポンプ逆転水車 2 筒状のアウターケーシング 2A 一端部開口(発電用水の出口) 2B 他端部開口(発電用水の入口) 3 環状の水路 4 インナーケーシング 5 水車軸 6 水車ランナ 8 発電機(ポンプの電動機に相当する) 8A 回転子 12 直交変換動力伝達機構 13 第1発電機軸(発電機軸) 14 第2発電機軸(発電機軸) 18 ランナケーシング C1 第1軸線 C2 第2軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 博彦 東京都中央区日本橋室町3丁目1番3号 株式会社クボタ東京本社内 Fターム(参考) 3H072 AA17 AA25 BB07 CC01 CC08 CC42 CC68 CC71 5H590 AA03 CA11 CB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1軸線方向の両端部を開口した筒状の
    アウターケーシングと、第1軸線方向にのびる環状の水
    路を形成して前記アウターケーシングの内部に配置され
    たインナーケーシングと、第1軸線上で前記インナーケ
    ーシングに回転自在に支持されているとともに、両端部
    を該インナーケーシングから水密に導出した水車軸と、
    この水車軸の一端部に同時回転可能に取付けられて前記
    アウターケーシングの内部に回転自在に配置された水車
    ランナと、第1軸線に直交する第2軸線を有して前記水
    車軸の他端部に対応して前記アウターケーシングに水密
    に取付けられた発電機とを備え、この発電機の回転子と
    同時に回転する第2軸線上の発電機軸と前記水車軸の他
    端部が直交変換動力伝達機構を介して同時回転可能に連
    結されていることを特徴とするインライン型ポンプ逆転
    水車。
  2. 【請求項2】 発電機の回転子と同時に回転する水車軸
    に水車ランナが同時回転可能に取付けられ、この水車ラ
    ンナが前記水車軸の軸線に直交する方向の一端側に発電
    用水の入口を設け、かつ他端側に発電用水の出口を設け
    たランナケーシングの内部に回転自在に配置されている
    ことを特徴とするインライン型ポンプ逆転水車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108915924A (zh) * 2018-08-31 2018-11-30 天津电气科学研究院有限公司 一种整装灯泡贯流式水轮发电机组
JP2019507292A (ja) * 2016-03-03 2019-03-14 ペルガ・インヘニエロス・エセ・エレ 電気エネルギーを生成するためのターボ発電装置、関連する運転方法および設置方法

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