JP2003212464A - 傾斜部高速エスカレーター - Google Patents

傾斜部高速エスカレーター

Info

Publication number
JP2003212464A
JP2003212464A JP2002013338A JP2002013338A JP2003212464A JP 2003212464 A JP2003212464 A JP 2003212464A JP 2002013338 A JP2002013338 A JP 2002013338A JP 2002013338 A JP2002013338 A JP 2002013338A JP 2003212464 A JP2003212464 A JP 2003212464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
riser
drive roller
follower
inclined portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002013338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4031248B2 (ja
Inventor
Manabu Ogura
学 小倉
Takashi Yumura
敬 湯村
Yasumasa Haruta
康雅 治田
Tatsuya Yoshikawa
達也 吉川
Shinji Nagaya
長屋  真司
Joichi Nakamura
丈一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002013338A priority Critical patent/JP4031248B2/ja
Priority to PCT/JP2002/013130 priority patent/WO2003062122A1/ja
Priority to EP02790780A priority patent/EP1468953B1/en
Priority to AT02790780T priority patent/ATE478825T1/de
Priority to DE60237472T priority patent/DE60237472D1/de
Priority to CN02815809.1A priority patent/CN1221458C/zh
Publication of JP2003212464A publication Critical patent/JP2003212464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4031248B2 publication Critical patent/JP4031248B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B21/00Kinds or types of escalators or moving walkways
    • B66B21/02Escalators
    • B66B21/025Escalators of variable speed type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B21/00Kinds or types of escalators or moving walkways
    • B66B21/02Escalators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/14Guiding means for carrying surfaces

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で、追従レールとライ
ザとの干渉を防止することを目的とするものである。 【解決手段】 踏段21は、踏段本体25、駆動ローラ
軸26、駆動ローラ27、追従ローラ軸28及び追従ロ
ーラ29を有している。踏板30が水平な状態で上側に
なるようにして踏段21を側面から見たとき、ライザ3
1の下端部に接し循環路の中間傾斜部22aに平行な直
線の下側の領域と、ライザ31の下端部に接する水平な
直線の下側の領域とが重なる領域に、追従ローラ29を
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中間傾斜部にお
ける踏段の移動速度が上側乗降口部及び下側乗降口部に
おける踏段の移動速度よりも速い傾斜部高速エスカレー
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭51−116586
号公報に示された従来の傾斜部高速エスカレーターの断
面図、図8は図7の傾斜部高速エスカレーターの上側反
転部付近を示す側面図である。図において、主枠1に
は、無端状に連結された複数の踏段2が設けられてい
る。踏段2は、踏段本体3と、踏段本体3の幅方向に延
びる駆動ローラ軸4と、駆動ローラ軸4を中心として回
転可能な一対の駆動ローラ5と、踏段本体3の幅方向に
延びる追従ローラ軸6と、追従ローラ軸6を中心として
回転可能な一対の追従ローラ7とを有している。踏段本
体3は、踏板8と、この踏板8の一端部に設けられてい
るライザ9とを含んでいる。
【0003】踏段2は、駆動ユニット10により駆動さ
れ、循環移動される。主枠1には、踏段2の循環路を形
成し駆動ローラ5を案内する一対の駆動レール11、踏
段2の姿勢を制御するための一対の追従レール12、及
び隣接する踏段2の間隔を変化させるための一対の補助
レール13が設けられている。互いに隣接する踏段2の
駆動ローラ軸10は、一対のリンク機構14により互い
に連結されている。各リンク機構14には、補助レール
13により案内されて転動する補助ローラ15が設けら
れている。
【0004】このような従来の傾斜部高速エスカレータ
ーでは、補助ローラ15が補助レール13で案内される
ことにより、リンク機構14が屈伸するように変態し、
隣接する踏段2の駆動ローラ軸4の間隔、即ち隣接する
踏段2相互の間隔が変化される。これにより、踏段2の
移動速度が循環路の位置によって変化される。即ち、上
側乗降口部及び下側乗降口部では、隣接する踏段2の駆
動ローラ軸4の間隔が最小となり、踏段2は低速で移動
する。また、中間傾斜部では、駆動ローラ軸4の間隔が
最大となり、踏段2は高速で移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
構成された従来の傾斜部高速エスカレーターにおいて
は、追従ローラ7が、踏段本体3の幅の内側で、ライザ
9の下端部よりも上側の領域に配置されている。このた
め、踏段2の循環路の反転部と帰路側傾斜部とにおい
て、ライザ9が追従レール12に干渉してしまう。この
ような干渉を避けるためには、ライザ9に追従レール1
2を逃がす切欠部を設ける方法があるが、この場合、往
路側の中間傾斜部で切欠部が露出しないようにするため
の手段などが必要となり、構成が複雑になってしまう。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、簡単な構成
で、追従レールとライザとの干渉を防止することができ
る傾斜部高速エスカレーターを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る傾斜部高
速エスカレーターは、主枠、踏板とこの踏板の一端部に
設けられているライザとを含む踏段本体と、踏段本体の
幅方向に延びる駆動ローラ軸と、駆動ローラ軸を中心と
して回転可能な駆動ローラと、踏段本体の幅方向に延び
る追従ローラ軸と、追従ローラ軸を中心として回転可能
な追従ローラとを有し、無端状に連結され、循環移動さ
れる複数の踏段、主枠に設けられ、中間傾斜部を含む循
環路を形成し駆動ローラを案内する駆動レール、主枠に
設けられ、追従ローラを案内し踏段の姿勢を制御する追
従レール、互いに隣接する踏段の駆動ローラ軸相互を連
結するとともに、変態することにより駆動ローラ軸の間
隔を変化させる複数のリンク機構、リンク機構にそれぞ
れ設けられている補助ローラ、及び主枠に設けられ、補
助ローラを案内してリンク機構を変態させ、踏段の移動
速度を位置に応じて変化させる補助レールを備え、踏板
が水平な状態で上側になるようにして踏段を側面から見
たとき、追従ローラは、ライザの下端部に接し中間傾斜
部に平行な直線の下側の領域と、ライザの下端部に接す
る水平な直線の下側の領域とが重なる領域に配置されて
いるものである。
【0008】また、踏段を正面から見たとき、追従ロー
ラは、踏段本体の幅の範囲内に配置されている。さら
に、踏板が水平な状態で上側になるようにして踏段を側
面から見たとき、追従ローラは、ライザの上端部と下端
部とを結ぶ直線よりも駆動ローラ軸側の領域に配置され
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による傾
斜部高速エスカレーターの上側反転部付近を示す側面図
である。図において、主枠1には、無端状に連結された
複数の踏段21が設けられている。主枠1には、踏段2
1の循環路を形成する一対の駆動レール(駆動ローラ用
レール)22、踏段21の姿勢を制御するための一対の
追従レール(追従ローラ用レール)23、及び隣接する
踏段21の間隔を変化させるための一対の補助レール
(補助ローラ用レール)24が設けられている。
【0010】踏段21の循環路は、往路側区間、帰路側
区間、上側反転部及び下側反転部を有している。循環路
の往路側区間は、上側乗降口部(上側水平部)22a、
上曲部22b、中間傾斜部(一定傾斜部)22c、下曲
部、及び下側乗降口部(下側水平部)を有している。
【0011】踏段21は、踏段本体25、踏段本体25
の幅方向に延びる駆動ローラ軸26、駆動ローラ軸26
を中心として回転自在な一対の駆動ローラ27、踏段本
体25の幅方向に延びる追従ローラ軸28、及び追従ロ
ーラ軸28を中心として回転自在な一対の追従ローラ2
9を有している。踏段本体25は、乗客を乗せる踏板3
0、及び踏板30の下段側の一端部に立設されたライザ
31を有している。ライザ31は、中間傾斜部において
下段側へせり出した形状を有している。駆動ローラ27
は、駆動レール22に沿って転動する。追従ローラ29
は、追従レール23に沿って転動する。
【0012】互いに隣接する踏段21の駆動ローラ軸2
6は、踏段本体25の両側で一対のリンク機構(屈折リ
ンク)32により互いに連結されている。各リンク機構
32は、第1ないし第5のリンク33〜37を有してい
る。
【0013】第1のリンク33の一端部は、駆動ローラ
軸26に回動自在に連結されている。第1のリンク33
の他端部は、第3のリンク35の中間部に軸38を介し
て回動自在に連結されている。第2のリンク34の一端
部は、隣接する踏段21の駆動ローラ軸26に回動自在
に連結されている。第2のリンク34の他端部は、第3
のリンク35の中間部に軸38を介して回動自在に連結
されている。
【0014】第1のリンク33の中間部には、第4のリ
ンク36の一端部が回動自在に連結されている。第2の
リンク34の中間部には、第5のリンク37の一端部が
回動自在に連結されている。第4及び第5のリンク3
6,37の他端部は、摺動軸39を介して第3のリンク
35の一端部に連結されている。
【0015】第3のリンク35の一端部には、第3のリ
ンク35の長手方向への摺動軸39の摺動を案内する案
内溝35aが設けられている。第3のリンク35の他端
部には、回転自在の補助ローラ40が設けられている。
補助ローラ40は、補助レール24によって案内され
る。
【0016】補助ローラ40が補助レール24で案内さ
れることにより、リンク機構32が屈伸するように変態
し、隣接する踏段21の駆動ローラ軸26の間隔、即ち
隣接する踏段21相互の間隔が変化される。逆に言え
ば、隣接する踏段21相互の間隔が変化するように、補
助レール24の軌道が設計されている。
【0017】次に、図2は図1の踏段21を示す正面図
である。駆動ローラ軸26の両端部は、踏段本体25の
幅方向の両端部から突出している。駆動ローラ27は、
駆動ローラ軸26の両端部付近に取り付けられている。
リンク機構32は、踏段本体25と駆動ローラ27との
間で駆動ローラ軸26に連結されている。追従ローラ2
9は、踏段21を正面から見たとき、踏段本体25の幅
の範囲内に配置されている。
【0018】図3は図1の踏段本体25に対する追従ロ
ーラ29の位置を示す説明図である。踏板30が水平な
状態で上側になるようにして踏段21を側面から見たと
き、追従ローラ29は、ライザ31の下端部に接し中間
傾斜部22cに平行な直線L1の下側(踏段本体25と
は反対側)の領域と、ライザ31の下端部に接する水平
な直線L2の下側(踏段本体25とは反対側)の領域と
が重なる領域(図3の斜線で示す領域)に配置されてい
る。さらに、追従ローラ29は、ライザ31の上端部と
下端部とを結ぶ直線L3よりも駆動ローラ軸26側の領
域に配置されている。
【0019】次に、動作について説明する。踏段21の
速度は、隣接する踏段21の駆動ローラ軸26の間隔を
変化させることにより変化される。即ち、乗客が乗り降
りする上側乗降口部22a及び下側乗降口部では、隣接
する踏段21の駆動ローラ軸26の間隔が最小となり、
踏段21は低速で移動する。また、中間傾斜部22cで
は、隣接する踏段21の駆動ローラ軸26の間隔が最大
となり、踏段21は高速で移動する。さらに、上曲部2
2b及び下曲部では、駆動ローラ軸26の間隔が変化さ
れ、踏段21は加減速走行する。
【0020】第1、第2、第4及び第5のリンク33,
34,36,37は、いわゆるパンタグラフ式4連リン
ク機構を構成しており、第3のリンク35を対称軸とし
て第1及び第2のリンク33,34のなす角度を大きく
したり小さくしたりすることができる。これにより、第
1及び第2のリンク33,34に連結された隣接する踏
段21の駆動ローラ軸26の間隔を変化させることがで
きる。
【0021】図1の乗降口部では、隣接する踏段21の
駆動ローラ軸26の間隔が最小になっている。この状態
から、駆動レール22と補助レール24との間の間隔を
小さくすると、雨傘を広げるときの傘の骨組の動作と同
様にリンク機構32が動作し、隣接する踏段21の駆動
ローラ軸26の間隔が大きくなる。
【0022】図1の中間傾斜部22cでは、駆動レール
22と補助レール24との間の間隔が最小であり、隣接
する踏段21の駆動ローラ軸26の間隔が最大となって
いる。従って、この領域で踏段21の速度は最大とな
る。また、この状態では、第1及び第2のリンク33,
34がほぼ一直線上に配置される。
【0023】上記のような傾斜部高速エスカレーターで
は、図3における直線L1の下側の領域と直線L2の下
側の領域とが重なる領域に追従ローラ29が配置されて
いるので、ライザ31に切欠部等を設けない簡単な構成
で、追従レール23とライザ31との干渉を防止するこ
とができる。
【0024】図4は図3の踏段21が帰路側区間の中間
傾斜部に移動したときの追従レール23とライザ31と
の位置関係を示す説明図である。即ち、図4は図3の踏
段21を反転させた状態を示している。従って、図4で
は、追従ローラ29が直線L1の上側の領域に配置され
ている。これに伴って、追従ローラ29を案内する追従
レール23は、踏段21の上方で、中間傾斜部の勾配と
同じ勾配で配置されている。このため、帰路側区間の中
間傾斜部でも、追従レール23とライザ31との干渉が
防止されている。
【0025】図5は図3の踏段21が帰路側区間の水平
部に移動したときの追従レール23とライザ31との位
置関係を示す説明図である。この状態では、追従ローラ
29が直線L2の上側の領域に配置されている。これに
伴って、追従ローラ29を案内する追従レール23は、
踏段21の上方で、水平に配置されている。このため、
帰路側区間の水平部でも、追従レール23とライザ31
との干渉が防止されている。
【0026】また、循環路内の他の部分でも、追従レー
ル23とライザ31との干渉が防止されている。即ち、
循環路の全体で、追従レール23とライザ31との干渉
を防止することができる。
【0027】さらに、踏段21を正面から見たとき、追
従ローラ29は、踏段本体25の幅の範囲内に配置され
ているので、エスカレーター全体の幅寸法が大きくなる
のを防止することができる。
【0028】さらにまた、踏板30が水平な状態で上側
になるようにして踏段21を側面から見たとき、ライザ
31の上端部と下端部とを結ぶ直線L3よりも駆動ロー
ラ軸26側の領域に、追従ローラ29が配置されている
ので、駆動ローラ軸26と追従ローラ軸28との間の距
離が小さくなり、踏段21の反転時の回転半径を小さく
することができ、全体を小形化することができる。
【0029】実施の形態2.次に、図6はこの発明の実
施の形態2による傾斜部高速エスカレーターの上側反転
部付近を示す側面図である。図において、隣接する踏段
2の駆動ローラ軸26は、踏段本体25の両側で一対の
リンク機構(屈折リンク機構)41により互いに連結さ
れている。実施の形態2におけるリンク機構41は、実
施の形態1のリンク機構32よりも単純な構造を有して
いる。
【0030】各リンク機構41は、中間部に折れ曲がり
を有する第1のリンク42と、直線的な形状の第2のリ
ンク43とを有している。第1のリンク42の一端部
は、駆動ローラ軸26に連結されている。第1のリンク
42の他端部には、補助ローラ40が取り付けられてい
る。第2のリンク43の一端部は、隣接する踏段21の
駆動ローラ軸26に連結されている。第2のリンク43
の他端部は、第1のリンク42の中間部に軸44を介し
て連結されている。他の構成は、実施の形態1と同様で
ある。
【0031】このようなリンク機構41を用いた場合で
あっても、実施の形態1と同様の領域に追従ローラ13
を配置すれば、簡単な構成で、追従レール23とライザ
31との干渉を防止することができる。
【0032】なお、実施の形態1、2では、平板状のラ
イザ31を示したが、曲面を含む形状のライザを用いて
もよい。また、リンク機構の構成は、実施の形態1、2
に限定されるものではない。
【0033】さらに、実施の形態1、2では、ライザ3
1の上端部と下端部とを結ぶ直線L3よりも駆動ローラ
軸26側の領域に追従ローラ29を配置したが、直線L
3に対して駆動ローラ軸26とは反対側に配置すること
もできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の傾斜部
高速エスカレーターは、踏板が水平な状態で上側になる
ようにして踏段を側面から見たとき、ライザの下端部に
接し中間傾斜部に平行な直線の下側の領域と、ライザの
下端部に接する水平な直線の下側の領域とが重なる領域
に、追従ローラが配置されているので、簡単な構成で、
追従レールとライザとの干渉を防止することができる。
【0035】また、踏段を正面から見たとき、追従ロー
ラは、踏段本体の幅の範囲内に配置されているので、エ
スカレーター全体の幅寸法が大きくなるのを防止するこ
とができる。さらに、踏板が水平な状態で上側になるよ
うにして踏段を側面から見たとき、ライザの上端部と下
端部とを結ぶ直線よりも駆動ローラ軸側の領域に、追従
ローラが配置されているので、駆動ローラ軸と追従ロー
ラ軸との間の距離が小さくなり、踏段の反転時の回転半
径を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による傾斜部高速エ
スカレーターの上側反転部付近を示す側面図である。
【図2】 図1の踏段を示す正面図である。
【図3】 図1の踏段本体に対する追従ローラの位置を
示す説明図である。
【図4】 図3の踏段が帰路側区間の中間傾斜部に移動
したときの追従レールとライザとの位置関係を示す説明
図である。
【図5】 図3の踏段が帰路側区間の水平部に移動した
ときの追従レールとライザとの位置関係を示す説明図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態2による傾斜部高速エ
スカレーターの上側反転部付近を示す側面図である。
【図7】 従来の傾斜部高速エスカレーターの断面図で
ある。
【図8】 図7の傾斜部高速エスカレーターの上側反転
部付近を示す側面図である。
【符号の説明】
1 主枠、21 踏段、22 駆動レール、23 追従
レール、24 補助レール、25 踏段本体、26 駆
動ローラ軸、27 駆動ローラ、28 追従ローラ軸、
29 追従ローラ、30 踏板、31 ライザ、32,
41 リンク機構、40 補助ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 治田 康雅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉川 達也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 長屋 真司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 丈一 福岡県福岡市博多区博多駅前3−2−1 日本生命博多駅前ビル7F 株式会社テク シア内 Fターム(参考) 3F321 BA01 CB01 CB15 CB21 CB33 CC14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主枠、 踏板とこの踏板の一端部に設けられているライザとを含
    む踏段本体と、上記踏段本体の幅方向に延びる駆動ロー
    ラ軸と、上記駆動ローラ軸を中心として回転可能な駆動
    ローラと、上記踏段本体の幅方向に延びる追従ローラ軸
    と、上記追従ローラ軸を中心として回転可能な追従ロー
    ラとを有し、無端状に連結され、循環移動される複数の
    踏段、 上記主枠に設けられ、中間傾斜部を含む循環路を形成し
    上記駆動ローラを案内する駆動レール、 上記主枠に設けられ、上記追従ローラを案内し上記踏段
    の姿勢を制御する追従レール、 互いに隣接する上記踏段の上記駆動ローラ軸相互を連結
    するとともに、変態することにより上記駆動ローラ軸の
    間隔を変化させる複数のリンク機構、 上記リンク機構にそれぞれ設けられている補助ローラ、
    及び上記主枠に設けられ、上記補助ローラを案内して上
    記リンク機構を変態させ、上記踏段の移動速度を位置に
    応じて変化させる補助レールを備え、 上記踏板が水平な状態で上側になるようにして上記踏段
    を側面から見たとき、上記追従ローラは、上記ライザの
    下端部に接し上記中間傾斜部に平行な直線の下側の領域
    と、上記ライザの下端部に接する水平な直線の下側の領
    域とが重なる領域に配置されていることを特徴とする傾
    斜部高速エスカレーター。
  2. 【請求項2】 上記踏段を正面から見たとき、上記追従
    ローラは、上記踏段本体の幅の範囲内に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の傾斜部高速エスカレー
    ター。
  3. 【請求項3】 上記踏板が水平な状態で上側になるよう
    にして上記踏段を側面から見たとき、上記追従ローラ
    は、上記ライザの上端部と下端部とを結ぶ直線よりも上
    記駆動ローラ軸側の領域に配置されていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の傾斜部高速エスカレ
    ーター。
JP2002013338A 2002-01-22 2002-01-22 傾斜部高速エスカレーター Expired - Fee Related JP4031248B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013338A JP4031248B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 傾斜部高速エスカレーター
PCT/JP2002/013130 WO2003062122A1 (fr) 2002-01-22 2002-12-16 Escalier mecanique a grande vitesse, a partie inclinee
EP02790780A EP1468953B1 (en) 2002-01-22 2002-12-16 Sloped part high-speed escalator
AT02790780T ATE478825T1 (de) 2002-01-22 2002-12-16 Hochgeschwindigkeitsfahrtreppe mit geneigtem teil
DE60237472T DE60237472D1 (de) 2002-01-22 2002-12-16 Hochgeschwindigkeitsfahrtreppe mit geneigtem teil
CN02815809.1A CN1221458C (zh) 2002-01-22 2002-12-16 倾斜部高速自动扶梯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013338A JP4031248B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 傾斜部高速エスカレーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003212464A true JP2003212464A (ja) 2003-07-30
JP4031248B2 JP4031248B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=27606067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002013338A Expired - Fee Related JP4031248B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 傾斜部高速エスカレーター

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1468953B1 (ja)
JP (1) JP4031248B2 (ja)
CN (1) CN1221458C (ja)
AT (1) ATE478825T1 (ja)
DE (1) DE60237472D1 (ja)
WO (1) WO2003062122A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004052768A1 (ja) * 2002-12-11 2004-06-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 傾斜部高速エスカレーター

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101253118B (zh) * 2006-06-30 2011-08-10 三菱电机株式会社 乘客输送机
CN101537964A (zh) * 2009-04-09 2009-09-23 苏州市申龙电梯有限公司 控制可折叠式梯级折叠与打开的梯路结构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51116586A (en) * 1975-04-07 1976-10-14 Hitachi Ltd Escalator
JP4080753B2 (ja) * 2001-04-19 2008-04-23 三菱電機株式会社 傾斜部高速エスカレーター
JP2002326780A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Mitsubishi Electric Corp 可変速エスカレーター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004052768A1 (ja) * 2002-12-11 2004-06-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 傾斜部高速エスカレーター

Also Published As

Publication number Publication date
CN1221458C (zh) 2005-10-05
JP4031248B2 (ja) 2008-01-09
CN1545481A (zh) 2004-11-10
EP1468953B1 (en) 2010-08-25
EP1468953A4 (en) 2007-07-11
WO2003062122A1 (fr) 2003-07-31
ATE478825T1 (de) 2010-09-15
EP1468953A1 (en) 2004-10-20
DE60237472D1 (de) 2010-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1431234B1 (en) Escalator with high speed inclined section
WO2002000542A1 (fr) Dispositif de transport pour personnes
US6591959B1 (en) Escalator with high speed inclinded section
JP2003212464A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2004224567A (ja) コンベア装置
JP2003212465A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2003146569A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
EP1331194B1 (en) Escalator with high speed inclined section
JP4080753B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2003212463A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2009190897A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP4257996B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2003212462A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2005067878A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP4214536B1 (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP2003212459A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2006008308A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP2006256825A (ja) マンコンベア
JP2002068649A (ja) 中間高速エスカレーター
JPH0340855Y2 (ja)
JP2004210439A (ja) 傾斜部高速エスカレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4031248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees