JP2003210494A - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ

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JP2003210494A JP2002010824A JP2002010824A JP2003210494A JP 2003210494 A JP2003210494 A JP 2003210494A JP 2002010824 A JP2002010824 A JP 2002010824A JP 2002010824 A JP2002010824 A JP 2002010824A JP 2003210494 A JP2003210494 A JP 2003210494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアオシレータを駆動部とし、動吸振器の
配設スペースを広くとることができる電動歯ブラシを提
供する。 【解決手段】 出力軸11にプランジャー12を設けて
なる可動部1と、該可動部1を軸方向に往復動自在に支
持して且つ往復駆動させてなる固定部2とで大略構成さ
れ、本体ケーシング3内に一方の軸受ユニット4a,コ
イル5,ヨークユニット6,他方の軸受ユニット4bを
この並びで配設し、一方の軸受ユニット4とヨークユニ
ット6とに永久磁石8及びヨーク9を設け、本体ケーシ
ング3内に動吸振器71及びばね72を配設して上記固
定部2を構成し、ヨークユニット6と一方の軸受ユニッ
ト4aとでコイル5を挟持する電動歯ブラシにおいて、
ヨークユニット6の側端部を掛止して該ヨークユニット
6と一方の軸受ユニット4aとでコイル5を挟持するた
めの掛止片73を本体ケーシング3内面に突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアオシレータ
を駆動部とする電動歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、リニアオシレータを駆動部と
する電動歯ブラシが用いられており、これについて以下
に説明する。
【0003】電動歯ブラシは、図6に示すように、ブラ
シ部13が設けられる可動部1と、可動部1を往復動自
在に支持して且つ往復駆動させる固定部2とで構成され
る。可動部1は、出力軸11にプランジャー12を設け
て構成されるものである。
【0004】固定部2は、外殻となる略筒状をした本体
ケーシング3と、この本体ケーシング内に配設されて上
記可動部1を往復動自在に受ける一対の軸受ユニット4
(4a,4b)と、本体ケーシング3内に配設されて可
動部1を往復駆動するコイル5及びヨークユニット6’
と、本体ケーシング3内に配設されて可動部1と共に運
動する動吸振器71及びばね72とで構成される。
【0005】軸受ユニット4は、本体ケーシング3内の
長手方向の両端部にそれぞれ配設されるもので、内部に
設けてあるベアリング42によって可動部1の出力軸1
1を軸方向に往復動自在に受けるものである。この両方
の軸受ユニット4のうちの一方の軸受ユニット4aに
は、永久磁石8(8a)及びヨーク9(9a)が配設さ
れるものである。
【0006】本体ケーシング3内の両側の軸受ユニット
4間には、コイル5とヨークユニット6’とが配設され
る。ヨークユニット6’は、略筒状をした本体筒部6
1’の内側に内部に可動部1が挿通される環状をした円
環部63’を設け、この本体筒部61’の内部で円環部
63’に仕切られたコイル5側のスペースに、上記一方
の軸受ユニット4aに配設された永久磁石8a及びヨー
ク9aと同様の永久磁石8b及びヨーク9bが配設され
る。また、本体筒部61’の円環部63’の永久磁石8
b及びヨーク9bを設けていない側のスペースSには、
動吸振器71が配設される。
【0007】本体ケーシング3内には、上述した一方の
軸受ユニット4a,コイル5,ヨークユニット6’,他
方の軸受ユニット4bとがこの並びで配設され、一方の
軸受ユニット4aと可動部1のプランジャー12との間
と、このプランジャー12と動吸振器71との間と、動
吸振器71と他方の軸受ユニット4bとの間にばね72
が配設される。このようにすることで、コイル5の両側
に同様の永久磁石8及びヨーク9が配設されることにな
ると共に、可動部1のプランジャー12が固定部2(動
吸振器71を含む)よりばね付勢されることになり、こ
れによって可動部1が振動を行うことができるものであ
る。
【0008】動吸振器71は、可動部1が振動すること
によって固定部2(動吸振器71を除く)側に伝わる
力,振動を抑えるためのものであり、可動部1の質量に
応じた質量を必要とするものである。
【0009】ところで、このような電動歯ブラシにおい
ては、上述したように本体ケーシング3内に一方の軸受
ユニット4a,コイル5,ヨークユニット6’,他方の
軸受ユニット4bとをこの並びで配設するのに、一方の
軸受ユニット4aと他方の軸受ユニット4bとでコイル
5とヨークユニット6’とを挟持するものである。この
ため、この従来例のようにヨークユニット6’を本体筒
部61’を円環部63’で仕切って形成するようにして
あると、動吸振器71は本体ケーシング3の内側のヨー
クユニット6’の本体筒部61’の内側に配設されるこ
とになり、電動歯ブラシを小型化する場合、動吸振器7
1の配設スペースSが非常に狭くなってしまうものであ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、リ
ニアオシレータを駆動部とし、動吸振器の配設スペース
を広くとることができる電動歯ブラシを提供することを
課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電動歯ブラシは、出力軸11にプランジ
ャー12を設けてなる可動部1と、該可動部1を軸方向
に往復動自在に支持して且つ往復駆動させてなる固定部
2とで大略構成され、前記固定部2の外殻となる略筒状
をした本体ケーシング3内に内部に可動部1が挿通され
る一方の軸受ユニット4a,コイル5,ヨークユニット
6,他方の軸受ユニット4bをこの並びで配設し、一方
の軸受ユニット4aに一側の永久磁石8a及びヨーク9
aを設けて且つヨークユニット6に他側の永久磁石8b
及びヨーク9bを設け、前記本体ケーシング3内に動吸
振器71及びばね72を配設して上記固定部2を構成
し、ヨークユニット6と一方の軸受ユニット4aとでコ
イル5を挟持する電動歯ブラシにおいて、ヨークユニッ
ト6の側端部を掛止して該ヨークユニット6と一方の軸
受ユニット4aとでコイル5を挟持するための掛止片7
3を本体ケーシング3内面に突設して成ることを特徴と
するものである。このような構成とすることで、本体ケ
ーシング3の両側の軸受ユニット4a,4bでヨークユ
ニット6とコイル5を挟持したりすることなく、ヨーク
ユニット6と一方の軸受ユニット4aとでコイル5を挟
持することができてヨークユニット6と他方の軸受ユニ
ット4bとの間の動吸振器71の配置スペースSを大き
くとることが可能となるものである。
【0012】また、掛止片73を半円形状に形成するこ
とが好ましい。このような構成とすることで、単純な構
成の掛止片73を設けることが可能となる。
【0013】また、本体ケーシング3を切り起こして形
成した掛止片73を設けることが好ましい。このような
構成とすることで、部品点数を増やすことなく掛止片7
3を設けることが可能となる。
【0014】また、本体ケーシング3と別体の掛止片7
3を本体ケーシング3外面側より本体ケーシング3を貫
通して本体ケーシング3内に突設することが好ましい。
このような構成とすることで、本体ケーシング3を切り
起こしたりすることなく掛止片73を設けることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。本発明の電動歯ブラシは、
図1に示すように、出力軸11にプランジャー12を設
けて構成される可動部1と、可動部1を軸方向に往復動
自在に支持すると共に往復駆動させる固定部2とで大略
構成される。
【0016】可動部1は、出力軸11にプランジャー1
2を設けて構成される。出力軸11は、円柱状をしたも
ので、後述する本体ケーシング3の長手方向の長さより
も長く形成してあり、先端部にはアタッチメントのブラ
シ部13が着脱自在に取り付けられる。プランジャー1
2は、出力軸11の軸方向の一部の外周面に取り付けら
れる鉄等の磁性体からなるもので、軸方向の両端部付近
が大径に、中央部が小径に形成される。このような可動
部1は、固定部2に対して軸方向に往復動自在に固定部
2に支持される。
【0017】固定部2は、外殻となる略筒状をした本体
ケーシング3と、本体ケーシング3内に配設されて上記
可動部1を往復動自在に受ける一対の軸受ユニット4
(4a,4b)と、本体ケーシング3内に配設されて可
動部1を往復駆動するコイル5及びヨークユニット6
と、本体ケーシング3内に配設されて可動部1と共に運
動する動吸振器71及びばね72とで構成される。
【0018】軸受ユニット4は、本体ケーシング3内の
長手方向の両端部にそれぞれ配設される一方の軸受ユニ
ット4aと他方の軸受ユニット4bとからなる。これら
の軸受ユニット4は、軸受ケーシング41とベアリング
42とばね受け材43とで基本的な部分が構成される。
軸受ケーシング41は、本体ケーシング3内面に沿った
外形状をすると共に内部に可動部1の出力軸11が挿通
される挿通孔45が穿孔された略円柱形状をしたもの
で、本体ケーシング3内側に開口する有底溝46が前記
挿通孔45に沿って穿設される。この有底溝46の底面
46aに当接するようにベアリング42を嵌入して設
け、さらにベアリング42の側面に当接するようにばね
受け材43を有底溝46に嵌入して設けるものである。
このようにベアリング42を設けることによって、可動
部1の出力軸11を軸方向に往復動自在に受けるもので
ある。また、ばね受け材43は、軸受ケーシング41の
挿通孔45と同様の孔47aが穿孔された円板47の外
周縁より円筒側面部48を連設したもので、後述するば
ね72にて有底溝46の底面46a側にばね付勢されて
有底溝46の底面46aとでベアリング42を挟持する
ものである。
【0019】以上が軸受ユニット4の基本的な構成であ
り、一対の軸受ユニット4a,4bのうち他方の軸受ユ
ニット4bは以上に述べた構成で全てであるが、一方の
軸受ユニット4aにあっては、さらに後述する永久磁石
8とヨーク9とが設けられるものである。これは、一方
の軸受ユニット4aの軸受ケーシング41の本体ケーシ
ング3側の端面の外周縁より筒状部44を連設し、この
筒状部44の内側に一側の永久磁石8a及びヨーク9a
を配設するものである。この一側の永久磁石8aとヨー
ク9aは、外形が軸受ケーシング41の筒状部44の内
壁面に沿った形状をすると共に内部に可動部1が挿通さ
れる環状をしたもので、ヨーク9a、永久磁石8a、ヨ
ーク9aの並びで軸受ケーシング41の筒状部44の内
側に配置され、軸受ケーシング41とコイル5とでこの
一側の永久磁石8a及びヨーク9aとを挟持するもので
ある。
【0020】コイル5は、外形が本体ケーシング3内面
に沿う形状をした環状のもので、内部に可動部1が挿通
されるものである。特に、固定部2に支持されている可
動部1が静止している時には、このコイル5のすぐ外周
部分に可動部1のプランジャー12が位置するように形
成される。このようなコイル5は、一方の軸受ユニット
4aに隣接して配設され、さらにこのコイル5の一方の
軸受ユニット4aと反対側に隣接してヨークユニット6
が配設される。
【0021】ヨークユニット6は、ヨークケーシング6
1と他側の永久磁石8b及びヨーク9bとで構成され
る。ヨークケーシング61は、本体ケーシング3内面に
沿う外形状をした筒側面部62と、筒側面部62の端縁
に設けられて内部に可動部1が挿通される環状板部63
とで構成される。そして、この筒側面部62の内側に、
他側の永久磁石8bとヨーク9bとが配置される。他側
の永久磁石8bとヨーク9bは、上述した一側の永久磁
石8aとヨーク9aと同様のもので、外形がヨークケー
シング61の筒側面部62の内壁面に沿う形状をすると
共に内部に可動部1が挿通される環状をしており、ヨー
ク9b、永久磁石8b、ヨーク9bの並びでヨークケー
シング61の筒側面部62の内側に配置され、ヨークケ
ーシング61の環状板部63とコイル5とでこの他側の
永久磁石8b及びヨーク9bとを挟持するものである。
【0022】このように、本体ケーシング3に一方の軸
受ユニット4a、コイル5、ヨークユニット6、他方の
軸受ユニット4bをこの並びで配設し、コイル5の両側
に永久磁石8及びヨーク9を配置して可動部1を往復駆
動させるものであるが、この時ヨークユニット6と一方
の軸受ユニット4aとでコイル5を挟持するには、本体
ケーシング3内面に突設した掛止片73にヨークユニッ
ト6を掛止し、更にコイル5をヨークユニット6に当接
させると共にコイル5に一方の軸受ユニット4aを当接
させてこの一方の軸受ユニット4aを固定することによ
るものである。
【0023】掛止片73は、ヨークユニット6を掛止め
できるように本体ケーシング3内面に突起を形成して設
けてある。図2乃至図5に掛止片73の例を示す。図2
に示すものは、本体ケーシング3に二本の平行な切り込
みを形成し、この切り込み間の部分を変形させることで
半円筒状に形成してある。また、図3に示すものは、本
体ケーシング3に一本の切り込みを形成し、この切り込
みの一側を変形させて半円形状(半月状)をした掛止片
73が形成してある。また、図4に示すものは、本体ケ
ーシング3にコ字状をした切り込みを形成し、このコ字
状に囲まれる矩形状の部分を切り込みを形成していない
辺を曲げることで切り起こして掛止片73が形成してあ
る。また、図5に示すものは、本体ケーシング3に略矩
形状をした掛止片挿通孔31を穿孔し、本体ケーシング
3外面側から背部に掛止片挿通孔31より大きいフラン
ジ状部を形成した掛止片73を挿通させて、掛止片73
を本体ケーシング3内に突出するように設けるものであ
る。
【0024】また、本体ケーシング3内には、可動部1
を固定部2に対して往復運動させるためのばね72と、
可動部1の振動が固定部2に伝わるのを防止する動吸振
器71とが配設される。
【0025】動吸振器71は、内部に可動部1の出力軸
11が挿通される環状をしたもので、ヨークユニット6
と他方の軸受ユニット4bとの間に配設される。そし
て、動吸振器71とその両側の他方の軸受ユニット4b
とプランジャー12との間にはそれぞればね72b,7
2cを付勢して配置するものであり、さらに、プランジ
ャー12と一方の軸受ユニット4aとの間にもばね72
aを付勢して配置するものである。ばね72は、軸受ユ
ニット4に付勢される側の端部は、上述した軸受ユニッ
ト4のばね受け材43に配置されるものである。
【0026】以上が本発明の電動歯ブラシの構成である
が、駆動部は所謂リニアオシレータと称されるものであ
り、この電動歯ブラシの動作について説明する。
【0027】まず、コイル5に電流を流さない場合に
は、永久磁石8がヨーク9を介してプランジャー12に
及ぼす磁力とばね72のばね力とが釣り合って、プラン
ジャー12は静止している。
【0028】次に、コイル5に電流を流す場合、コイル
5に一方向電流を流すと、コイル5の両側の永久磁石8
のうちの一方の磁束が弱められてばね力に抗して他方の
永久磁石側8に移動し、コイル5に逆方向電流を流す
と、他方の永久磁石8の磁束が弱められてばね力に抗し
て反対の永久磁石8側に移動することから、コイル5に
交番電流を流すことによってプランジャー12は軸方向
の往復運動を行うものである。
【0029】この時、可動部1の質量で決定される共振
周波数付近の交番電流を印加することにより、可動部1
の往復運動は共振状態での振動となる。ここで、プラン
ジャー12と出力軸11とからなる可動部1と動吸振器
71と、動吸振器71を除く固定部2との軸方向運動に
着目すると、固定部2の一方の軸受ユニット4aと動吸
振器71との間と、動吸振器71と可動部1のプランジ
ャー12との間と、このプランジャー12と固定部2の
他方の軸受ユニット4bとの間とにそれぞれコイル5ば
ね72で構成したばね72により付勢されるため、可動
部1と動吸振器71と、動吸振器71を除く固定部2と
からなる3質点系の振動モデルと考えることができる。
そしてこれらを動作させる際に、可動部1と動吸振器7
1とが逆位相で振動する振動モードで運動を行うこと
で、可動部1と動吸振器71とのそれぞれの慣性力が打
ち消しあうことになり、可動部1及び動吸振器71から
本体ケーシング3に伝わる力を小さく抑えることができ
るものである。
【0030】以上のような構成によれば、ヨークユニッ
ト6の側端部を掛止してこのヨークユニット6と一方の
軸受ユニット4aとでコイル5を挟持するための掛止片
73を本体ケーシング3内面に突設したことで、本体ケ
ーシング3の両側の軸受ユニット4でヨークユニット6
とコイル5を挟持することなく、ヨークユニット6と一
方の軸受ユニット4aとでコイル5を挟持することがで
きてヨークユニット6と他方の軸受ユニット4bとの間
の動吸振器71の配置スペースSを大きくとることがで
きるものであり、これによって動吸振器71をそのまま
にして本体ケーシング3の小型化を図ることができるも
のである。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、出力軸にプランジャーを設けてなる可動
部と、該可動部を軸方向に往復動自在に支持して且つ往
復駆動させてなる固定部とで大略構成され、前記固定部
の外殻となる略筒状をした本体ケーシング内に内部に可
動部が挿通される一方の軸受ユニット,コイル,ヨーク
ユニット,他方の軸受ユニットをこの並びで配設し、一
方の軸受ユニットに一側の永久磁石及びヨークを設けて
且つヨークユニットに他側の永久磁石及びヨークを設
け、前記本体ケーシング内に動吸振器及びばねを配設し
て上記固定部を構成し、ヨークユニットと一方の軸受ユ
ニットとでコイルを挟持する電動歯ブラシにおいて、ヨ
ークユニットの側端部を掛止して該ヨークユニットと一
方の軸受ユニットとでコイルを挟持するための掛止片を
本体ケーシング内面に突設したので、本体ケーシングの
両側の軸受ユニットでヨークユニットとコイルを挟持し
たりすることなく、ヨークユニットと一方の軸受ユニッ
トとでコイルを挟持することができてヨークユニットと
他方の軸受ユニットとの間の動吸振器の配置スペースを
大きくとることが可能となるものであり、これによって
動吸振器をそのままにして本体ケーシングの小型化を図
ることができるものである。
【0032】また請求項2記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて、掛止片を半円形状
に形成したので、単純な構成の掛止片を設けることが可
能となるものである。
【0033】また請求項3記載の発明にあっては、上記
請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、本体
ケーシングを切り起こして形成した掛止片を設けたの
で、部品点数を増やすことなく掛止片を設けることが可
能となる。
【0034】また請求項4記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて、本体ケーシングと
別体の掛止片を本体ケーシング外面側より本体ケーシン
グを貫通して本体ケーシング内に突設したので、本体ケ
ーシングを切り起こしたりすることなく掛止片を設ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】同上の実施形態において掛止片を設ける本体ケ
ーシングの一例を示し、(a)は掛止片を設ける前の状
態の斜視図であり、(b)は掛止片を設けた状態の斜視
図であり、(c)は(b)の要部の斜視図である。
【図3】同上の実施形態において掛止片を設ける本体ケ
ーシングの他例を示し、(a)は掛止片を設ける前の状
態の斜視図であり、(b)は掛止片を設けた状態の斜視
図であり、(c)は(b)の要部の斜視図である。
【図4】同上の実施形態において掛止片を設ける本体ケ
ーシングの更に他例を示し、(a)は掛止片を設ける前
の状態の斜視図であり、(b)は掛止片を設けた状態の
斜視図であり、(c)は(b)の要部の斜視図である。
【図5】同上の実施形態において掛止片を設ける本体ケ
ーシングの更に他例を示し、(a)は掛止片を設ける前
の状態の斜視図であり、(b)は掛止片を設けた状態の
斜視図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 可動部 11 出力軸 12 プランジャー 2 固定部 3 本体ケーシング 4a 一方の軸受ユニット 4b 他方の軸受ユニット 5 コイル5 6 ヨークユニット6 71 動吸振器71 72 ばね 73 掛止片 8a 一側の永久磁石 8b 他側の永久磁石 9a 一側のヨーク9a 9b 他側のヨーク9b
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 弘幹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山田 富男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B202 AA07 AB19 BC05 BD01 BE09 DB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸にプランジャーを設けてなる可動
    部と、該可動部を軸方向に往復動自在に支持して且つ往
    復駆動させてなる固定部とで大略構成され、前記固定部
    の外殻となる略筒状をした本体ケーシング内に内部に可
    動部が挿通される一方の軸受ユニット,コイル,ヨーク
    ユニット,他方の軸受ユニットをこの並びで配設し、一
    方の軸受ユニットに一側の永久磁石及びヨークを設けて
    且つヨークユニットに他側の永久磁石及びヨークを設
    け、前記本体ケーシング内に動吸振器及びばねを配設し
    て上記固定部を構成し、ヨークユニットと一方の軸受ユ
    ニットとでコイルを挟持する電動歯ブラシにおいて、ヨ
    ークユニットの側端部を掛止して該ヨークユニットと一
    方の軸受ユニットとでコイルを挟持するための掛止片を
    本体ケーシング内面に突設して成ることを特徴とする電
    動歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 掛止片を半円形状に形成して成ることを
    特徴とする請求項1記載の電動歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 本体ケーシングを切り起こして形成した
    掛止片を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の電動歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 本体ケーシングと別体の掛止片を本体ケ
    ーシング外面側より本体ケーシングを貫通して本体ケー
    シング内に突設して成ることを特徴とする請求項1記載
    の電動歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018000448A1 (zh) * 2016-06-30 2018-01-04 上海携福电器有限公司 用于电动清洁用具驱动装置的固定结构

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