JP2003209850A - 撮像装置用信号処理回路およびその信号処理方法 - Google Patents

撮像装置用信号処理回路およびその信号処理方法

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JP2003209850A
JP2003209850A JP2002007754A JP2002007754A JP2003209850A JP 2003209850 A JP2003209850 A JP 2003209850A JP 2002007754 A JP2002007754 A JP 2002007754A JP 2002007754 A JP2002007754 A JP 2002007754A JP 2003209850 A JP2003209850 A JP 2003209850A
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brightness
signal
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circuit
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JP2002007754A
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English (en)
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Keiichiro Yanagida
恵一郎 柳田
Akira Nishimaki
章 西牧
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輝度飽和を起こしているエリアの着色を軽減す
ることが出来る撮像装置用信号処理回路およびその信号
処理方法を提供する。 【解決手段】撮像装置用信号処理回路20は、飽和部着
色補正回路23で輝度飽和部(カラーバランスが崩れて
いるエリア)を検出し、適正なカラーバランスを保つよ
うに映像信号を補正することで、輝度飽和部の着色現象
による違和感を軽減出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンカメ
ラ等のダイナミックレンジ拡大に係り、特に広範囲な輝
度を持つ被写体撮像を可能にするよう図った撮像装置用
信号処理回路およびその信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来CCD等の撮像素子を用いたカメラ
では、電荷の蓄積容量の限界と、その特性の関係からカ
メラの入射光量をある範囲内に抑えるようにして撮影し
ていた。従って、屋外等での撮影時には被写体の輝度範
囲を撮像可能とするダイナミックレンジが得られず、撮
像画像に問題があった。このため、撮像素子などの電子
シャッタ機能を用いて、高速シャッタと低速シャッタの
ように異なったシャッタ時間、すなわち2つの異なる露
光時間で撮像し、この映像信号を信号処理することで、
広ダイナミックレンジ拡大幅を図る等していた。
【0003】従来の広ダイナミックレンジカメラの動作
原理を図8を用いて説明する。図8は、従来の広ダイナ
ミックレンジカメラにおける映像信号処理の説明図であ
り、図8(A)は、CCD(撮像素子)の信号出力、図
8(B)は、高ダイナミックレンジカメラ映像の信号出
力である。
【0004】図8において、Aフィールドを低速シャッ
タ画像、Bフィールドを高速シャッタ画像とする。ここ
で、低速シャッタ画像とは、例えばシャッタ速度が1/
60秒で撮像した画像、高速シャッタ画像とは、例えば
シャッタ速度が1/2000秒で撮像した画像である。
これらの画像信号は、例えば、CCD等の撮像素子にシ
ャッタパルスを直接与える電子シャッタを制御し、シャ
ッタ速度、すなわち、露光時間を制御した映像信号のこ
とである。
【0005】広ダイナミックレンジカメラは、低速シャ
ッタで被写体の輝度の低い部分(輝度の高い部分は飽和
してしまう)を撮像し、高速シャッタで被写体の輝度の
高い部分(輝度の低い部分は撮像不可能)を撮像する。
そして、両方の画像を合成することによって、1画面で
被写体の輝度の低い部分から輝度の高い部分の撮像を可
能にするものである。
【0006】例えば、A1フィールド画像(低速シャッ
タ画像)とB0フィールド画像(高速シャッタ画像)を
合成し、次に、A1フィールド画像(低速シャッタ画
像)とB1フィールド画像(高速シャッタ画像)を合成
する。以降、同じ動作を繰り返し行う。この場合、低速
シャッタと高速シャッタの速度と合成比率は固定であ
る。また、このシャッタ速度の比はダイナミックレンジ
の拡大比である。ここでは、低速シャッタ速度1/60
秒、高速シャッタ速度1/2000秒で固定されている
ので、この広ダイナミックレンジカメラは、約32倍の
拡大率を持っているということになる。尚、広ダイナミ
ックレンジカメラに入射光量を自動調節するオートアイ
リスレンズ等を搭載してもダイナミックレンジは拡大し
ない。
【0007】図9に従来の広ダイナミックレンジカメラ
のブロック図を示す。このダイナミックレンジカメラ1
は、被写体像から固体撮像素子2で映像信号を得る。得
られた映像信号はA/D変換回路3で、アナログ信号か
らデジタル信号に変換(以下、A/D変換とする)さ
れ、デジタル信号処理部4に送られる。
【0008】デジタル信号処理部4は、フレームメモリ
6,7と、合成処理回路8と、プロセス回路9とを備え
る。デジタル信号処理部4に送られた映像信号はまず、
フレームメモリ6,7に入力され、書き込まれる。この
フレームメモリ6,7から読み出された映像信号は、合
成処理回路8に送られ、プロセス回路9で処理された
後、映像信号出力端子10から出力される。
【0009】一方、広ダイナミックレンジカメラ1は広
ダイナミックレンジカメラ1に具備される制御部11で
デジタル信号処理部4と固体撮像素子2の制御を行って
いる。この制御部11は、CPU(中央演算処理装置)
13と露光制御部14とを備え、CPU13でデジタル
信号処理部4からの測光データの演算処理を行う。演算
処理された結果は、CPU13からデジタル信号処理部
4と露光制御部14へ送られ、それぞれ制御信号が生成
され、デジタル信号処理部4と固体撮像素子2の制御が
なされる。
【0010】このような広ダイナミックレンジカメラ1
は、特開2000−32303号公報で提案されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
広ダイナミックレンジカメラ1では、低速シャッタで撮
像した低速シャッタ画像の高輝度部分が輝度飽和状態に
なる。これがカラーカメラの場合、撮像素子の各色フィ
ルタ毎の映像信号レベルが異なるために映像信号が飽和
に達する光の入力レベルが異なる。従って、どれか1種
類の色フィルタの映像信号が飽和すると、カラーバラン
スが崩れてしまう。このため、輝度飽和しているエリア
では、カラーバランスが崩れ、着色してしまう問題を有
していた。
【0012】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、輝度飽和を起こしているエリアを検出して、
カラーバランスが崩れないように映像信号を補正するこ
とによって、輝度飽和を起こしているエリアの着色を軽
減する撮像装置用回路およびその信号処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像用信号
処理装置回路は、上述した課題を解決するため、請求項
1に記載したように、第1の露光時間で撮像した1画面
分の第1の映像信号と、前記第1の露光時間とは異なる
露光時間で撮像した1画面分の第2の映像信号とを得
て、信号処理を行う撮像装置用信号処理回路において、
前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度飽和部
分を検出する輝度飽和部分検出手段と、前記第1の映像
信号および第2の映像信号の輝度飽和部分の着色現象を
補正、緩和する着色補正手段と、前記第1の映像信号お
よび第2の映像信号の加算によって合成画像信号を構築
する映像信号合成手段と、前記第1の映像信号および第
2の映像信号を複数のエリアに分割し、分割したエリア
の各々に対して輝度平均値を算出する輝度平均値算出手
段と、前記第1の画像信号の分割された輝度平均値を輝
度レベルの低い順にn個の低輝度エリアを抽出し、この
低輝度エリアの輝度平均値を算出する低輝度平均値算出
手段と、前記第2の画像信号の分割された輝度平均値を
輝度レベルの高い順にm個の高輝度エリアを抽出し、こ
の高輝度エリアの輝度平均値を算出する高輝度平均値算
出手段と、前記低輝度平均値算出手段および高輝度平均
値算出手段で算出された輝度平均値に基づき、前記第1
の露光時間および第2の露光時間を個別に制御する露光
時間制御信号を生成する露光時間制御信号生成手段と、
前記映像信号合成手段に供給される前の前記第1の映像
信号および第2の映像信号の増幅度を個別に制御する利
得制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】本発明に係る撮像用信号処理方法装置回路
の信号処理方法は、上述した課題を解決するため、請求
項2に記載したように、第1の露光時間で撮像した1画
面分の第1の映像信号と、前記第1の露光時間とは異な
る露光時間で撮像した1画面分の第2の映像信号とを得
て、映像信号の処理を行う撮像装置用信号処理回路の信
号処理方法において、前記第1の映像信号および第2の
映像信号の輝度飽和部分を検出する輝度飽和部分検出工
程と、前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度
飽和部分の着色現象を補正、緩和する着色補正工程と、
前記第1の映像信号および第2の映像信号の加算によっ
て合成画像信号を構築する映像信号合成工程と、適切な
映像信号を得る上記撮像装置用信号処理回路の制御工程
とを経て、映像信号の処理を実行することを特徴とす
る。
【0015】また、本発明に係る撮像用信号処理方法装
置回路の信号処理方法は、上述した課題を解決するた
め、請求項3に記載したように、前記制御工程は、前記
第1の映像信号および第2の映像信号を複数のエリアに
分割し、分割したエリアの各々に対して輝度平均値を算
出する輝度平均値算出工程と、前記第1の画像信号の分
割された輝度平均値を輝度レベルの低い順にn個の低輝
度エリアを抽出し、この低輝度エリアの輝度平均値を算
出する低輝度平均値算出工程と、前記第2の画像信号の
分割された輝度平均値を輝度レベルの高い順にm個の高
輝度エリアを抽出し、この高輝度エリアの輝度平均値を
算出する高輝度平均値算出工程と、前記低輝度平均値算
出手段および高輝度平均値算出手段で算出された輝度平
均値に基づき、前記第1の露光時間および第2の露光時
間を個別に制御する露光時間制御信号を生成する露光時
間制御信号生成工程と、前記映像信号合成手段に供給さ
れる前の前記第1の映像信号および第2の映像信号の増
幅度を個別に制御する利得制御工程と、前記第1の映像
信号および第2の映像信号の加算比率を制御する加算比
率制御工程とを実行することを特徴とを特徴とする。
【0016】このように構成された撮像用信号処理装置
回路およびその信号処理方法では、輝度飽和を起こして
いるエリアを検出し、カラーバランスが崩れないように
補正することが出来る。すなわち、カラーバランスの整
った映像信号に補正し、着色による違和感を軽減出来
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮像装置用信
号処理回路およびその信号処理方法の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0018】図1に本発明に係る撮像装置用信号処理回
路20の一実施形態を示すブロック図を示す。図1によ
れば、この撮像装置用信号処理回路20は撮像部21
と、アナログ信号処理部22と、飽和部着色補正回路2
3と、デジタル信号処理部24と、制御部25とを具備
する。
【0019】撮像装置用信号処理回路20は被写体像を
撮像部21で撮像し、映像信号(アナログ信号)を生成
する。生成されたアナログ映像信号はアナログ信号処理
部22でアナログ信号からデジタル信号に変換(以下、
A/D変換とする)後、デジタル映像信号として出力さ
れる。このデジタル映像信号は、飽和部着色補正回路2
3でカラーバランスが崩れているエリアを検出し、適正
なカラーバランスを保つように補正が加えられる。補正
されたデジタル映像信号は、デジタル信号処理部24に
入力され、信号処理される。信号処理後のデジタル映像
信号はデジタル信号からアナログ信号に変換(以下、D
/A変換とする)後、撮像装置用信号処理回路20の映
像信号出力端子26から出力される。また、制御部25
は制御信号を生成し、撮像部21およびアナログ信号処
理部22の制御を行う。このようにして、出力されるア
ナログ映像信号はカラーバランスの整った映像信号とな
る。
【0020】撮像装置用信号処理回路20の各部につい
て説明する。
【0021】撮像部21は被写体像を示す画像光を撮像
する撮像レンズ28と、例えば、CCDカメラ等の撮像
素子29とを備える。撮像部21は被写体像を示す画像
光を撮像レンズ28で撮像し、撮像素子29の受光面に
結像する。結像された画像光は、撮像素子29の露光時
間、つまり電子シャッタ速度を調節することで、撮像素
子29に露光される光量の調節がなされる。また、撮像
素子29の上には3原色(R:赤,G:緑,B:青)の
色フィルタ30が貼り付けられている。この色フィルタ
30によって、Rの画素は赤色(以下、Rとする)の光
のみ、Gの画素は緑色(以下、Gとする)の光のみ、B
の画素は青色(以下、Bとする)の光のみが通過する。
撮像素子29は光電変換を行い、画像光量に応じた量の
電荷を撮像素子29に蓄積する。この蓄積された電荷量
に応じた映像信号が撮像素子29から得られ、各画素単
位に出力される。
【0022】また、撮像部21は2つの露光時間で撮像
を行う。露光時間は撮像素子29としてのCCDカメラ
の電子シャッタ速度を制御部25からの制御信号で制御
することにより行われる。この制御信号により、撮像部
21は2つの露光時間、つまりシャッタ速度を例えば低
速シャッタ速度1/60秒、高速シャッタ速度1/20
00秒で交互に撮像を行う。従って、撮像素子29は低
速シャッタ映像信号と高速シャッタ映像信号との2つの
映像信号が交互に生成される。生成された2つの映像信
号は撮像部21から交互に出力され、アナログ信号処理
部22に入力される。
【0023】アナログ信号処理部22は利得調整を行う
自動利得制御回路(以下、AGC回路)32と、A/D
変換を行うA/D変換回路33とを備える。アナログ信
号処理部22に入力された映像信号(アナログ信号)
は、AGC回路32で利得調整が行われる。この利得調
整は制御部25からの制御信号により、映像信号毎に利
得を可変させて調整することが出来る。利得調整された
映像信号(アナログ信号)は、A/D変換回路33でデ
ジタル信号に変換される。ここで、アナログ映像信号の
出力レベルは階調、例えば、10ビット、すなわち、2
10=1024段階(0〜1023)で表現される。階
調を持ったデジタル映像信号は、アナログ信号処理部2
2から出力される。
【0024】また、アナログ信号処理部22には低速シ
ャッタ映像信号および高速シャッタ映像信号が交互に入
力される。このため、アナログ信号処理部22における
信号処理、すなわち、AGC回路32での利得調整およ
びA/D変換回路33でのA/D変換も交互に処理され
る。デジタル信号に変換された低速シャッタ映像信号お
よび高速シャッタ映像信号はアナログ信号処理部22か
ら交互に出力され、飽和部着色補正回路23に入力され
る。
【0025】飽和部着色補正回路23の回路構成を図2
に示す。図2によれば、飽和部着色補正回路23は、輝
度飽和部分検出手段としての輝度飽和検出部35と、着
色補正手段としての着色補正部36とを備える。飽和部
着色補正回路23に入力された映像信号は、輝度飽和検
出部35に入力され、映像信号の輝度飽和部分を検出す
る。着色補正部36では、輝度飽和を検出した映像信号
に補正を加え、カラーバランスの整った映像信号を出力
する。
【0026】飽和部着色補正回路23における輝度飽和
検出部35および着色補正部36について説明する。
【0027】輝度飽和検出部35は、まず、入力された
映像信号を3原色(R,G,B)から色分離を行う。具
体的には、R,G,Bの映像信号のうち、色フィルタ3
0の出力が最も早く飽和するGの映像信号を抜き出す。
輝度飽和判定にGの映像信号を用いるのは、Gの色フィ
ルタ30の出力が飽和を起こしても、R,Bの色フィル
タ30の出力はまだ飽和に至っていないために、上昇を
続け、R,G,Bのカラーバランスが崩れるからであ
る。つまり、Gの色フィルタ30の出力が飽和を起こし
ているエリアは、R,G,Bのカラーバランスが崩れ、
着色現象が生じていると判定する。
【0028】輝度飽和部分を検出する際、輝度飽和検出
部35はGの映像信号の階調が基準レベル、より上か下
かで輝度飽和部分を検出する。例えば、基準レベルが1
010の時は、Gの映像信号の階調が0〜1010は輝
度飽和していない、1011〜1023なら輝度飽和し
ていると判定する。尚、輝度飽和を判定する基準レベル
は0〜1023、すなわち階調の範囲内で任意に設定す
ることが出来る。
【0029】輝度飽和検出部35は抜き出したGの映像
信号が輝度飽和しているか否かを判定する輝度飽和判定
信号を生成する。Gの映像信号が輝度飽和している場合
には1を、輝度飽和していない場合は0を出力する。こ
の輝度飽和判定信号は着色補正部36に入力される。
【0030】着色補正部36は、画素クロック(以下、
PCKとする)38と、画素識別回路39と、着色補正
実行セレクター(以下、セレクターとする)40とを備
える。着色補正部36は、入力された映像信号(G画素
から出力された映像信号)に対して、R画素およびB画
素から出力された映像信号に補正を加える必要がある。
着色補正部36は、PCK38で補正を加える映像信号
が呼び出され、画素識別回路39で補正を加える映像信
号がR,Bのどちらの画素から出力されたものかを識別
し、セレクター40で適切なカラーバランスとなるよう
にR,B画素から出力された映像信号を選択し、出力す
る。
【0031】着色補正部36の着色補正動作をより具体
的に説明する。
【0032】PCK38は入力された映像信号、すなわ
ち、輝度飽和判定に使用されたGの映像信号を、例え
ば、1つ手前の画素等、幾つか手前の画素から得られた
映像信号を呼び出して、補正対象候補の映像信号を出力
する。撮像素子29としてのCCDカメラで撮像された
画像光が映像信号として処理される順番は決まっている
ため、CCDカメラ上に貼ってある原色の色フィルタ3
0の配列で1つ手前の画素が何色の画素かを知ることが
出来る。
【0033】図3に撮像装置用信号処理回路20に備え
られる色フィルタ30およびこの画素配列を示す。本実
施形態では色フィルタ30に原色フィルタで最も多く使
用されるベイヤー配列の色フィルタ30を使用する。
尚、図中の1マスは色フィルタ30の1画素に対応す
る。
【0034】映像信号の処理順番は図3に示される右側
から左側へ画素単位に順次処理される。図3によれば、
G画素の1つ右は、R画素またはB画素のどちらか一方
である。従って、PCK38に入力されるGの映像信号
に対して、PCK38が出力するのはR,Bのどちらか
の画素から出力された映像信号である。出力された映像
信号は図2に示される画素識別回路39に入力される。
【0035】画素識別回路39は、輝度飽和検出部35
の輝度飽和判定信号(0または1)と、入力された映像
信号が何色の画素から出力された映像信号かを識別(以
下、画素識別とする)する画素識別信号とを出力する。
【0036】図4は、画素識別信号と画素識別について
説明した説明図である。図4によれば、色フィルタ30
の画素配列から抜き出した4画素のうち、右上および左
下にGが2画素、右下にRが1画素、左上にBが1画素
ある。この4画素のうち、どの画素から出力された映像
信号かを識別出来るようにColar Separat
or(以下、CSとする)およびLine Index
(以下、LIとする)の画素識別パルス(0または1)
を各画素からの映像信号に画素識別信号として持たせ
る。
【0037】画素識別は、CSの画素識別信号パルスで
左または右を、LIの画素識別信号パルスで上または下
を識別することで行う。図4に示されるようにCSの画
素識別パルスの0を右、1を左、また、LIの画素識別
パルスの0を下、1を上とすれば、CS=0,LI=0
の画素識別信号を持つ映像信号は、R画素から出力され
た映像信号となる。
【0038】図2に示される画素識別回路39は、AN
D回路42と、EXNOR回路43およびNOR回路4
4とを備える。AND回路42の入力側は一方がPCK
38を介して輝度飽和検出部35と接続される。また、
AND回路42の入力側の他方は、EXNOR回路43
の出力側と接続される。一方、EXNOR回路43およ
びNOR回路44の入力側は、CSおよびLIの2つの
画素識別パルスが画素識別信号として入力される。そし
て、AND回路42およびNOR回路44の出力側は、
セレクター40の入力端子に接続される。
【0039】AND回路42は、輝度飽和判定および画
素識別の結果から補正の必要性を判断する。また、EX
NOR回路43およびNOR回路44は、画素識別信号
に基づき、補正する画素識別を行う。従って、AND回
路42は映像信号補正が必要か否かを示す信号を出力、
NOR回路44は補正する画素の色が何色かを示す信号
を出力する。画素識別回路39からの出力はセレクター
40に入力される。
【0040】セレクター40は、複数の入力端子および
出力端子、例えば、2個の入力端子S0,S1および4
個の出力端子0〜3を有する。このセレクター40の入
力端子S0はNOR回路44の出力側と接続され、セレ
クター40の入力端子S1はAND回路42の出力側と
接続される。
【0041】セレクター40は0〜3の出力端子のいず
れかを入力端子S0およびS1に入力される信号、すな
わち、輝度飽和の有無および画素識別の結果に応じて選
択することで、常に適正なカラーバランスを保つように
出力を選択する。
【0042】セレクター40の出力端子選択動作表を図
5に示す。図5を引用し、セレクター40の選択動作を
入力端子S0およびS1に入力される信号で場合分けし
て説明する。
【0043】図5によれば、セレクター40の入力端子
S1に0が入力される場合、セレクター40の出力端子
0または1の一方が選択される。この時、AND回路4
2の出力は0であり、輝度飽和判定信号およびEXNO
R回路43の出力の少なくともどちらか一方が0、すな
わち輝度飽和していないと判定されている、および画素
識別した画素の色がG、の少なくてもどちらか一方を満
足している。この場合には、入力された映像信号に補正
を加える必要がないので、飽和部着色補正回路23に入
力された映像信号は補正が加えられずにそのまま出力さ
れる。
【0044】セレクター40の入力端子S1に1が入力
される場合、セレクター40は2または3を選択する。
この場合、AND回路42の出力が1となるため、輝度
飽和していると判定され、かつ、画素識別した画素の色
がRまたはBである。従って、セレクター40は、Rま
たはBの映像信号に補正を加えるため、カラーバランス
を適正にするR画素用データまたはB画素用データとの
置換を実施する。
【0045】信号補正を加えるR,Bの画素識別は、N
OR回路44で行われる。図4によれば、画素識別した
画素の色がBの場合、CS=1,LI=1なので、NO
R回路44の出力が0となり、S1=0となる。従っ
て、セレクター40は飽和していると判定されたG画素
の1つ前の画素がB画素の場合は2が選択される。一
方、画素識別した画素の色がRの場合、CS=0,LI
=0なので、NOR回路44の出力が1となり、S1=
1となる。従って、セレクター40は飽和していると判
定されたG画素の1つ前の画素がR画素の場合は3が選
択される。
【0046】セレクター40から出力される映像信号
は、図1に示される飽和部着色補正回路23から出力さ
れ、デジタル信号処理部24へ入力される。
【0047】デジタル信号処理部24は、撮像された信
号を処理するメモリ回路46と、切換回路47と、2つ
の映像信号を合成する映像信号合成手段としての加算回
路48と、デジタル信号をアナログ信号に変換(以下、
D/A変換とする)するD/A変換回路49とを備え
る。
【0048】デジタル信号処理部24には、2つのシャ
ッタ速度で撮像された映像信号である低速シャッタ映像
信号および高速シャッタ映像信号が入力される。従っ
て、デジタル信号処理部24は2つのシャッタ速度で撮
像された映像信号を処理する必要がある。そこで、メモ
リ回路46および切換回路47は、それぞれ低速シャッ
タ用および高速シャッタ用の回路を備える。すなわち、
メモリ回路46は、低速シャッタ用メモリ回路51およ
び高速シャッタ用メモリ回路52を備え、切換回路47
は、低速シャッタ用切換回路53および高速シャッタ用
切換回路54を備える。
【0049】デジタル信号処理部24に入力された映像
信号は、メモリ回路46で記憶され、切換回路47でメ
モリ回路46のメモリ55に記憶された映像信号と、入
力された映像信号とを合成することで間欠信号であった
映像信号は連続信号となる。連続信号となった映像信号
は、加算回路48で低速シャッタ用切換回路53から出
力された低速シャッタ映像信号と、高速シャッタ用切換
回路54から出力された高速シャッタ映像信号とを加算
して、ダイナミックレンジを拡大した映像信号を得る。
加算回路48から出力された映像信号は、D/A変換回
路49でアナログ映像信号に変換されて、撮像装置用信
号処理回路20の映像信号出力端子26から出力され
る。
【0050】制御部25は、輝度積算手段としての積算
値回路57と、マイコン回路58と、電子シャッタ回路
59とを備える。図1によれば、飽和部着色補正回路2
3から出力された低速シャッタ映像信号および高速シャ
ッタ映像信号が交互に制御部25に入力される。制御部
25に入力された映像信号は、積算値回路57で、この
映像信号の輝度を積算した輝度積算値が算出される。算
出された輝度積算値に基づき、マイコン回路58は電子
シャッタ回路59と、アナログ信号処理部22が備える
AGC回路32と、デジタル信号処理部24の加算回路
48とに制御信号を出力し、これらを制御する。
【0051】図6は、輝度積算値算出における画面分割
を示す説明図である。図6によれば、積算値回路57に
入力された1画面分の映像信号は、例えば、縦5分割×
横5分割=25分割等の何画面かの映像信号に分割され
る。つまり、全体画面61を25個の分割画面62に分
割し、個々の分割画面62を形成する1画面分の映像信
号に対して、映像信号の輝度を積算する。分割画面62
毎に積算された輝度積算値は、積算値回路57から出力
され、図1に示されるマイコン回路58へ入力される。
【0052】マイコン回路58のブロック図を図7に示
す。図7によれば、マイコン回路58は、低輝度平均値
算出手段64と、高輝度平均値算出手段65と、計算処
理部66と、制御信号生成部67とを備える。
【0053】マイコン回路58に入力された分割画面毎
の輝度積算値は、輝度を積算した映像信号が低速シャッ
タ映像信号の場合、低輝度平均値算出手段64に入力さ
れる。入力された輝度積算値から低速シャッタ映像信号
の低輝度エリアの輝度平均値(以下、低輝度平均値とす
る)が算出される。低輝度平均値の算出は分割画面個々
に積算した輝度積算値を低い順にn個の低輝度エリアを
抽出し、低輝度平均値の算出を行う。算出された低輝度
平均値は低輝度平均値算出手段64から出力され、計算
処理部66へ入力される。
【0054】一方、輝度を積算した映像信号が高速シャ
ッタ映像信号の場合、高輝度平均値算出手段65に入力
される。入力された輝度積算値から高速シャッタ映像信
号の高輝度エリアの輝度平均値(以下、高輝度平均値と
する)が算出される。高輝度平均値の算出は低輝度平均
値の算出と同様にして行われる。すなわち、分割画面個
々に積算した輝度積算値を高い順にm個の高輝度エリア
を抽出し、高輝度平均値の算出を行う。算出された高輝
度平均値は高輝度平均値算出手段65から出力され、計
算処理部66へ入力される。
【0055】尚、抽出される低輝度エリアの個数nおよ
び高輝度エリアの個数mは、画面分割数を超えない範囲
内で任意に設定出来る。本実施形態の例で言えば、1〜
25個以下の任意の数で設定が可能とする。
【0056】計算処理部66は、入力された低輝度平均
値および高輝度平均値から低速シャッタ速度および高速
シャッタ速度と、AGC値と、低速シャッタ映像信号お
よび高速シャッタ映像信号との加算比率を計算する。こ
れらの計算結果は、計算処理部66から出力され、制御
信号生成部67へ入力される。
【0057】制御信号生成部67は、露光時間(シャッ
タ速度)を制御する露光時間制御信号生成手段69と、
低速シャッタ映像信号および高速シャッタ映像信号の増
幅度を個別に制御する利得制御手段70と、低速シャッ
タ映像信号および高速シャッタ映像信号の加算比率を制
御する加算比率制御手段71とを有する。
【0058】露光時間制御信号生成手段69で生成され
た露光時間制御信号は、電子シャッタ回路59に入力さ
れる。電子シャッタ回路59は、入力された露光時間制
御信号に基づき、低速シャッタ制御パルスおよび高速シ
ャッタ制御パルスを生成する。生成されたシャッタ制御
パルスは、撮像部21が備える撮像素子29の電子シャ
ッタに送られ、シャッタ速度、すなわち露光時間を制御
する。
【0059】また、利得制御手段70で生成された利得
制御信号はAGC回路32に入力され、低速シャッタ映
像信号および高速シャッタ映像信号の利得を制御する。
さらに、加算比率制御手段71で生成された加算比率制
御信号は、適切な画像を得られる比率で、低速シャッタ
映像信号および高速シャッタ映像信号を加算するように
映像信号合成手段としての加算回路48を制御する。
【0060】以上述べたように、本実施形態によれば、
輝度飽和を起こし、カラーバランスが崩れたエリアを検
出して、カラーバランスが崩れないように映像信号を補
正することで、輝度飽和を起こしているエリアの着色を
軽減することが出来る。
【0061】尚、本実施形態において、図1に示される
CCDカメラ(撮像素子)29はCCDカメラに限定さ
れない。例えば、CMOSセンサ等の撮像素子を用いて
も良い。一方、撮像素子29の上に貼り付けられる色フ
ィルタ30もベイヤー配列に限定されない。他の色フィ
ルタを適用しても良い。また、図4に示されるLIおよ
びCSの画素識別パルスは、0,1が逆でも、画素識別
を行う上では差し支えない。さらに、画素識別回路39
は、AND回路42と、EXNOR回路43およびNO
R回路44とを備えた例を示したが、他の論理回路を用
いて画素識別を行っても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る撮像装置用信号処理回路お
よびその信号処理方法では、暗部に露出を調整して撮像
した画像の信号飽和部分を検出して、カラーバランスの
整った信号に補正することで飽和部分の着色現象による
違和感を軽減出来る。従って、本発明を適用した撮像装
置では広ダイナミックレンジに加え、カラーバランスの
整った良好な画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置用信号処理回路の一実施
形態を示すブロック図。
【図2】本発明に係る撮像装置用信号処理回路が備える
飽和部着色補正回路のブロック図。
【図3】色フィルタ(ベイヤー配列)の画素配列の説明
図。
【図4】色フィルタ(ベイヤー配列)の画素識別の説明
図。
【図5】セレクターが出力端子を選択する出力端子選択
動作の説明図。
【図6】積算回路で行われる画面分割の説明図。
【図7】本発明に係る撮像装置用信号処理回路が備える
マイコン回路のブロック図。
【図8】従来の撮像装置用信号処理回路が信号処理する
映像信号の説明図。
【図9】従来の撮像装置用信号処理回路のブロック図。
【符号の説明】
20 撮像装置用信号処理回路 21 撮像部 22 アナログ信号処理部 23 飽和部着色補正回路 24 デジタル信号処理部 25 制御部 26 映像信号出力端子 28 撮像レンズ 29 CCDカメラ(撮像素子) 30 色フィルタ(原色フィルタ) 32 AGC回路 33 A/D変換回路 35 輝度飽和検出部(輝度飽和部分検出手段) 36 着色補正部(着色補正手段) 38 PCK(画素クロック) 39 画素識別回路 40 セレクター(着色補正実行セレクター) 42 AND回路 43 EXNOR回路 44 NOR回路 46 メモリ回路 47 シャッタ切換回路 48 加算回路(映像信号合成手段) 49 D/A変換回路 51 低速シャッタ用メモリ回路 52 高速シャッタ用メモリ回路 53 低速シャッタ用切換回路 54 高速シャッタ用切換回路 55 メモリ 57 積算値回路(輝度積算手段) 58 マイコン回路 59 電子シャッタ回路 61 全体画面 62 分割画面 64 低輝度平均値算出手段 65 高輝度平均値算出手段 66 計算処理部 67 制御信号生成部 69 露光時間制御信号生成手段 70 利得制御手段 71 加算比率制御手段
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Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の露光時間で撮像した1画面分の第
    1の映像信号と、前記第1の露光時間とは異なる露光時
    間で撮像した1画面分の第2の映像信号とを得て、映像
    信号の処理を行う撮像装置用信号処理回路において、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度飽和部
    分を検出する輝度飽和部分検出手段と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度飽和部
    分の着色現象を補正、緩和する着色補正手段と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の加算によっ
    て合成画像信号を構築する映像信号合成手段と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号を複数のエリ
    アに分割し、分割したエリアの各々に対して輝度を積算
    する輝度積算手段と、 前記第1の画像信号の分割された輝度平均値を輝度レベ
    ルの低い順にn個の低輝度エリアを抽出し、この低輝度
    エリアの輝度平均値を算出する低輝度平均値算出手段
    と、 前記第2の画像信号の分割された輝度平均値を輝度レベ
    ルの高い順にm個の高輝度エリアを抽出し、この高輝度
    エリアの輝度平均値を算出する高輝度平均値算出手段
    と、 前記低輝度平均値算出手段および高輝度平均値算出手段
    で算出された輝度平均値に基づき、前記第1の露光時間
    および第2の露光時間を個別に制御する露光時間制御信
    号を生成する露光時間制御信号生成手段と、 前記映像信号合成手段に供給される前の前記第1の映像
    信号および第2の映像信号の増幅度を個別に制御する利
    得制御手段と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の加算比率を
    制御する加算比率制御手段とを具備したことを特徴とす
    る撮像装置用信号処理回路。
  2. 【請求項2】 第1の露光時間で撮像した1画面分の第
    1の映像信号と、前記第1の露光時間とは異なる露光時
    間で撮像した1画面分の第2の映像信号とを得て、映像
    信号の処理を行う撮像装置用信号処理回路の信号処理方
    法において、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度飽和部
    分を検出する輝度飽和部分検出工程と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の輝度飽和部
    分の着色現象を補正、緩和する着色補正工程と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の加算によっ
    て合成画像信号を構築する映像信号合成工程と、 適切な映像信号を得る上記撮像装置用信号処理回路の制
    御工程とを経て、映像信号の処理を実行することを特徴
    とする信号処理方法。
  3. 【請求項3】 前記制御工程は、 前記第1の映像信号および第2の映像信号を複数のエリ
    アに分割し、分割したエリアの各々に対して輝度平均値
    を算出する輝度平均値算出工程と、 前記第1の画像信号の分割された輝度平均値を輝度レベ
    ルの低い順にn個の低輝度エリアを抽出し、この低輝度
    エリアの輝度平均値を算出する低輝度平均値算出工程
    と、 前記第2の画像信号の分割された輝度平均値を輝度レベ
    ルの高い順にm個の高輝度エリアを抽出し、この高輝度
    エリアの輝度平均値を算出する高輝度平均値算出工程
    と、 前記低輝度平均値算出手段および高輝度平均値算出手段
    で算出された輝度平均値に基づき、前記第1の露光時間
    および第2の露光時間を個別に制御する露光時間制御信
    号を生成する露光時間制御信号生成工程と、 前記映像信号合成手段に供給される前の前記第1の映像
    信号および第2の映像信号の増幅度を個別に制御する利
    得制御工程と、 前記第1の映像信号および第2の映像信号の加算比率を
    制御する加算比率制御工程とを実行することを特徴とす
    る請求項2記載の信号処理方法。
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